功績紹介 ~茶道裏千家淡交会シカゴ協会~ (Chado Urasenke Tankokai Chicago Association) 1.茶道文化の振興 茶道裏千家淡交会シカゴ協会は、本年設立50周年の佳節を迎えました。現在、5 名の茶道裏千家講師資格保持者がおり、毎週の稽古のほか年に2~3回の研究会の開 催を通じて、茶道文化の振興、継承・発展のための日米両国の人材育成に取り組んで います。 2.我が国と米国中西部との文化・親善交流促進 シカゴ市文化局と連携したシカゴ川での「浮かぶ茶室」事業(1992年)、シカ ゴ万国博覧会100周年記念行事におけるイブニング・イベントとして茶道のプレゼ ンテーション及び茶会の開催(於:パーマー・ハウス、1993年)、日米150年 祭記念事業におけるキックオフ・イベントとしてのシカゴ政財界の VIP を招いた茶会 の開催(於:シカゴ植物園、2003年)のほか、毎春のシカゴ植物園における日本 祭への参加(35年以上) 、アーリントンハイツ市フォレスト教育センターをはじめ、 学校、図書館等様々な教育イベントや日本祭における茶道プレゼンテーションを通じ て、日本と米国中西部との文化・親善交流促進に重要な役割を果たしてきました。 また、毎年の点初式、利休忌茶会や、昨年から「茶道ワークショップ」を当館との 共催の下、広報文化センターにて開催し、広く一般市民の日本に対する興味を惹起し、 日本文化理解増進に努めてきました。 このワークショップは、すぐに入場制限数を 超えてしまうほどの人気のイベントとなっています。
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