tubeNO.2 TECHNICAL REPORT 遠 沈 管 SUMILON Centrifuge Tubes 基 本 性 能 評 価 遠沈管に求められる基本性能は気密性と遠心強度。 が得意とする精密成形技術が 生み出す高い気密性能と強度が、貴重なサンプルの損失を防ぎ高遠心を可能にしています。 1.気密性試験(重量変化): 1-1.容器:スミロンPP製半透明遠沈管(MS−56500)、一般他社品(A、B、C、D) 1-2.試験条件:遠沈管に40mLの溶媒(エタノール、フェノール:クロロホルム = 1 : 1、酢酸エチル)を充填し、 24時間後の重量変化を確認。 漏れ量(%) 0.6 漏れ量(%) C 0.8 D A B 0.4 0.2 1.0 1.0 0.8 0.8 0.6 0.4 C 0.2 0.0 0.0 24H後 Etoh 漏れ量(%) 1.0 D 0.6 A 0.4 B 0.2 A BD 24H後 C 0.0 フェノール:クロロホルム 24H後 酢酸エチル 2.遠心強度試験: 2-1.容器:スミロンPP製半透明遠沈管(MS−56500、MS−56150) 2-2.試験条件:遠心分離機 SIGMA 3−18K 設定遠心強度 12,000G 設定温度 20℃ 内容量 MS−56150(15mL遠沈管) ⇒ 7.5mL純水 MS−56500(50mL遠沈管) ⇒ 30mL純水 使用ローター アングル :No.19776 アダプター:No.13060(15mL遠沈管のみ使用) 時間 10分 2-3.結果: 遠心強度:12,000G、遠心時間:10分 の試験に おいて両遠沈管とも漏れはなく、遠沈管本体、蓋への 割れクラックは発生しませんでした。 表示部 卓上遠心分離機 遠心強度 試験回数 1回目 2回目 3回目 15mL遠沈管 50mL遠沈管 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○:割れ、クラックともになし △:割れもしくはクラックが発生 ×:割れ、クラックとも発生 ※遠心分離の際は、 ご使用になる機器で定められた適正なアダプターをご使用下さい。 50mL 15mL *ここで用いられておりますデータはすべて秋田住友ベーク㈱メディカル研究開発部で実施された社内データです。 医療機器事業部・理化学器具営業部 〒140-0002 東京都品川区東品川 2-5-8 天王洲パークサイドビル TEL.03-5462-4831 FAX.03-5462-4894 http://www.sumibe.co.jp/sumilon/
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