弦楽器製作科 バイオリン修理&製作コース

(別紙様式4)
平成28年 2月20日現在
職業実践専門課程の基本情報について
学
校
名
設置認可年月日
中部楽器技術専門学 平成元年4月1日
校
設 置 者 名
所
角堀 雅信
設立認可年月日
学校法人中部学園 平成25年4月1日
目
校 長 名
在
地
〒466-0027
名古屋市昭和区阿由知通3-13-6
(電話)052-741-6788
代 表 者 名
所
理事長 角堀 雅信
在
地
〒466-0027
名古屋市昭和区阿由知通3-13-6
(電話)052-741-6788
楽器の修理・製作のスペシャリストの養成
的
分野
課程名
学科名
修業年限
全課程の修了に
(昼、夜別) 必要な総授業時
数又は総単位数
弦楽器製作科
文化・教文化教養専 バイオリン修理&
養
門課程
製作コース
講義
教育課程
526単位時間
(又は26単位)
生徒総定員
60人の内数
学期制度
2年(昼)
専門士の付与
2202単位時間 平成六年度文部大
(又は78単位) 臣告示第84号
演習
実験
実習
単位時間
(又は単位)
単位時間
(又は単位)
単位時間
(又は単位)
生徒実員
高度専門士の付与
専任教員数
12人
兼任教員数
1人
■前期: 4月1日~9月30日
■後期:10月1日~3月31日
成績評価
-
実技
1640単位時間
(又は51単位)
総教員数
1人
2人
■成績表(有・無)
■成績評価の基準・方法について
期末の学科試験と実技試験の成績に、出席
率を加味して評価する。
長期休み
■学年始め:3月14日~4月7日
■夏
季:7月25日~8月31日
■冬
季:12月19日~1月5日
卒業・進級条件 所定の課程を修了すること。講
義・実習科目は全て必修とする。
筆記試験・実技試験の合格を原則
とする。
■学 年 末:3月12日~4月5日
生徒指導
■クラス担任制(有・無)
課外活動
■課外活動の種類
■長期欠席者への指導等の対応
■サークル活動(有・無)
定期的に連絡をとり、必要に応じて本人や保護者
同伴で面接を実施する。
就職等の状況
■主な就職先、業界等
楽器店
■就職率※1
100%
■卒業者に占める就職者の割合※2
60%
■その他(任意)
主な資格・検定 ビジネス能力検定3級
(平成26年度卒業者に関する平成27年4月時点の
情報)
- 1 -
中途退学の現状
■中途退学者
2名
■中退率 16 %
平成26年4月1日在学者
12名(平成26年4月入学者を含む)
平成27年3月31日在学者
10名(平成27年3月卒業生を含む)
■中途退学の主な理由
進路変更など
■中退防止のための取組
必要に応じて本人に面談を実施する。
ホームページ
URL: http://www.chubugakki.ac.jp
※1「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職(内定)状況調査」の定義による。
①「就職率」については、就職希望者に占める就職者の割合をいい、調査時点における就職者数を就職希望者で除したものとする。
②「就職率」における「就職者」とは、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)として最終的に就職した者(企業等か
ら採用通知などが出された者)をいう。
③「就職率」における「就職希望者」とは、卒業年度中に就職活動を行い、大学等卒業後速やかに就職することを希望する者をいい、卒業後の
進路として「進学」
「自営業」
「家事手伝い」
「留年」
「資格取得」などを希望する者は含まない。
※「就職(内定)状況調査」における調査対象の抽出のための母集団となる学生等は、卒業年次に在籍している学生等としている。ただし、卒業
の見込みのない者、休学中の者、留学生、聴講生、科目等履修生、研究生及び夜間部、医学科、歯学科、獣医学科、大学院、専攻科、別科の学
生は除いている。
※2「学校基本調査」の定義による。
全卒業者数のうち就職者総数の占める割合をいう。
「就職」とは給料,賃金,報酬その他経常的な収入を得る仕事に就くことをいう。自家・自営業に就いた者は含めるが,家事手伝い,臨時的な
仕事に就いた者は就職者とはしない(就職したが就職先が不明の者は就職者として扱う。
)
- 2 -
1.教育課程の編成
(教育課程の編成における企業等との連携に関する基本方針)
楽器業界の役員や、楽器商組合長等の専門家と協同し教育課程を編成する。楽器業界における産業振興の方向性や、
新しく身につけるべき知識やスキルを実務に携わる専門家の意見を随時取り入れることによって、教育課程に反映
し改善していく。
(教育課程編成委員会等の全委員の名簿)
平成 27 年 4 月 1 日現在
名 前
服部 英紹
石田 圭
服部ピアノ調律センター 代表
所
寺田 章吾
㈱寺田楽器 代表取締役社長
鈴木 隆
㈱鈴木バイオリン製造 代表取締役社長
高橋 英二郎
(資)中善楽器 代表取締役社長
松石 奉之
愛知県楽器商組合 組合長
角堀 雅信
中部楽器技術専門学校 学校長
早川 昌幸
中部楽器技術専門学校 渉外広報部長
花野 雅彦
青井 誠
中部楽器技術専門学校 運営企画部長
属
アトリエKei 代表者
中部楽器技術専門学校 教務課長
(開催日時)
第1回 平成27年 9月15日 14:00~15:15
第2回 平成28年 2月 9日 14:00~15:00
2.主な実習・演習等
(実習・演習等における企業等との連携に関する基本方針)
楽器業界が求める人材を実習・演習等を通して身につけることによって、実践的専門的なレベルの高い人材を育成
することを目指す。
科 目 名
科 目 概 要
連 携 企 業 等
木工Ⅰ・Ⅱ
バイオリンの製作において基本となる工具の仕立
菅沼弦楽器工房
て、使用方法を基礎から学ぶ。
製作Ⅰ~Ⅷ
バイオリン製作において基本となる製作理論・作
菅沼弦楽器工房
業方法を基礎から学ぶ。
塗装
バイオリンに行う塗装の理論、ニスの作成方法、
菅沼弦楽器工房
作業方法を基礎から学ぶ。
3.教員の研修等
(教員の研修等の基本方針)
教員の資質向上を図る目的として、専攻分野から専門の講師を招き、教員に対し実技に関する知識・技術等を校内
で実施している。また、教員を企業等へ派遣し知識・技術等の研修も行う。さらに、外部団体が主催する研修等に
も参加し実践的かつ専門的な知識・技術・技能の向上に努めている。授業及び生徒に対する指導力の向上の研修は、
外部講師を招き校内で実施している。
4.学校関係者評価
- 3 -
(学校関係者評価委員会の全委員の名簿)
平成 27 年 4 月 1 日現在
名 前
桒原 照和
所
楽器の青ラボ 代表者
松石 奉之
杉木 勝彦
愛知県楽器商組合 組合長
石田 圭
アトリエKei 代表者
㈱昭和楽器 代表取締役
(学校関係者評価結果の公表方法)
URL: http://www.chubugakki.ac.jp
5.情報提供
(情報提供の方法)
URL: http://www.chubugakki.ac.jp
- 4 -
属
授業科目等の概要
(文化教養専門課程弦楽器製作科バイオリン修理&製作コース)平成27年度
分類
必
修
選
択
必
修
自
由
選
択
授業科目名
授業科目概要
授業方法
配
当
年
次
・
学
期
授
業
時
単
位
数
数
講
演
義
習
実
験
・
実
習
・
実
技
○
木工理論
刃物の使い方、やすりの使い方、
1前
木材の知識を学ぶ
16
1
○
木工Ⅰ(刃物研ぎ)
刃物(のみ、鉋)の研ぎ方や研ぎ
1前
の大切さを学ぶ
82
2
○
○
木工Ⅱ(治具工具製
作)
製作・修理で必要な工具(作業台、
指板加工台)を製作する技術を学 1 前
ぶ。
82
2
○
○
製作理論
バイオリン製作工程、道具の使い 1・
方、木材の木取りの理論を学ぶ。 2通
38
2
○
製作Ⅰ(製作準備)
バイオリン製作に必要となる製
図・テンプレート・内型を製作す 1 前 100
る技術を学ぶ。
3
○
○
製作Ⅱ
(ブロック・横板加工)
バイオリン製作のブロック、平面
1前
出し、直角出し、横板曲げ、アイ
2前
ロンの使い方について学ぶ。
196
6
○
製作Ⅲ(ネック加工)
バイオリンネック(スクロール、
1後
グリップ)、指板製作の技術につ
182
2前
いて学ぶ。
6
○
○
製作Ⅳ(表板加工)
バイオリン表板製作の技術(の
1後
み、鉋、f字孔、バスパー製作)
230
2後
について学ぶ。
7
○
○
製作Ⅴ(裏板加工)
のみ、鉋によるバイオリン裏板製
2通 154
作の技術について学ぶ。
5
○
○
- 5 -
○
○
○
製作Ⅵ
(ライニング・箱閉)
バイオリン製作のライニング(ブ
ロック、ペグ加工と曲げ方)、箱
2通
閉技術と箱閉じで必要な工具・方
法について学ぶ。
38
1
○
○
製作Ⅶ(仕込み)
バイオリン製作ネック仕込みの
2通
方法、使用工具について学ぶ。
60
2
○
○
製作Ⅷ(セットアップ)
ペグ、指板、駒、魂柱の加工技術
2後
を学び演奏できるようにする。
60
2
○
○
塗装
バイオリンで使うニスの作り方、
2後
目的、塗り方について学ぶ。
90
3
○
○
修理理論
弓、本体における修理について何 1・
が必要かを学ぶ。
2通
30
2
○
修理Ⅰ(弓)
弓の反り、ラッピング、チップ交
2後
換など修理技術を学ぶ。
38
1
○
○
修理Ⅱ(毛替)
毛たばの作り方クサビの削り方
など毛替の修理技術を学ぶ。
146
4
○
○
1
・
2通
○
修理Ⅲ(セットアップ)
セットアップ(ペグ、指板、駒、 1・
162
魂柱の交換)の技術を学ぶ。
2通
5
○
○
演奏
課題曲、調弦、音階といった基礎 1・
的な演奏技術を学ぶ。
2通
20
2
○
○
構成論
製作家、バイオリン構造、弓の構 1・
造について学ぶ。
2通
40
2
○
業界ビジネス
製造、商社、小売など楽器を扱う
形態を学ぶ。販売、需要促進、音 1・
楽普及活動など、楽器店の仕事内 2通
容を学ぶ。
80
5
○
一般ビジネス
会社の成り立ちや種類、社内文書
やビジネスマナーなど、社会人と 1 通
しての教養を学ぶ。
40
2
○
楽器知識
管楽器、鍵盤器、打楽器、有鍵楽
器など楽器店で取り扱う楽器全 1 通
般の歴史や構造を学ぶ。
42
2
○
○
○
○
- 6 -
○
音楽教養
楽典(楽譜の読み方、記し方)を
1・
学ぶ。バロック、古典~近代まで
2通
の音楽家とその代表曲を学ぶ。
○
音楽美学(特別講義)
歌劇(オペラ)の解釈と楽しみ方、 1・
有名曲について学ぶ
2前
16
2
○
音響学(特別講義)
音速についてや、干渉、反射、透
過など音波の性質や部瑠璃を学
1後
ぶ
24
1
○
ホームルーム
あいさつ、グループワーク、QCD
1・
について学ぶ。合宿、工場見学な
120
2通
どの事前準備を行う。
2
○
卒業前研修
個人の技術向上や、内定企業で実
際の職務を体験し、卒業後に即戦
2 後 160
力として活躍できる下地をつく
る。
5
○
○
○
合計
27 科目
- 7 -
80
5
○
2166 単位時間(
○
77 単位)