平成２６年８月 平成２７年度使用教科書の採択について 新潟大学教育学部附属長岡小学校 平成２７年度使用教科書の採択結果とその理由について，ご報告いたします。 教科 会社名 国語 光村図書 書写 東京書籍 社会 教育出版 地図 帝国書院 算数 学校図書 理科 学校図書 生活 学校図書 音楽 教育芸術社 図工 開隆堂 家庭 開隆堂 保健 東京書籍 採択の理由 ２学年のまとまりで同じ内容が繰り返し学習できるよう配慮されている。また，児童が主体 的に学習する中で，基礎的・基本的な内容が確実に定着するよう単元・教材のリード文や学 習の手引きに配慮が見られる。「話す・聞く」「書く」教材では，「活動の流れ」が明示されて おり，学習の見通しが持ちやすくなっている。 学び方のめあての設定及びそのめあてを達成させるために、様々な方法で書き方 や文字の知識を示すなど、児童が主体的に学習を進め、毛筆・硬筆で書く上での基 礎的・基本的な知識と技能を身に付けることができるよう配慮されている。 問題解決的な学習を大切にしている。また，児童が学習を振り返り，思考を深め，考えを まとめていけるような工夫がしてある。また，「魚沼産コシヒカリ」「雪国・十日町」「中越地震」 等，中越地域の事例が多く取り上げられている。 日本と世界を比較したり，他国同士を比較させたりしながら，いろいろな視点・角度から 地理を学ぶことができるよう配慮されている。地図と写真を扱っていて，地図をとらえやすく なるよう配慮されている。また，調べ学習の充実にむけ，現在の社会的状況について掲載 するともに，問題解決学習に向けた作業的な内容を取り上げている。 計算のアルゴリズミムやグラフの書き方等，基礎的・基本的なことが手順よく説明されてい る。また，身近な生活場面や社会問題等を取り上げ，学んだことが生活で活用できるように 配慮されている。児童がつまずきやすい問題，習熟を図る問題，発展的な問題が充実して いる。 中越地域の自然・気候に合った単元配列であり，県内の自然が教材として掲載されてい る。「問題→話し合い→観察・実験→結果→考察→まとめ」といった問題解決の一連の流 れを示している。発表の仕方，記録のまとめ方，実験器具の使い方等の記載がある。 問題解決的な活動展開を大切にしており，自校の特色に応じた指導計画を作成しやす い。問題解決的な活動展開を大切にしており，児童自ら課題を見つけ，解決していくことを 児童自身が身に付けることができるように工夫されている。また，国語との関連も重視され ており，観察カード等，例示も豊富で分かりやすい。 合唱や合奏では，みんなで練習することで素敵なハーモニーを作り出す良さや，作者 の思いを理解して活動する良さを感じ取れるよう工夫されている。古くから伝わる曲を各学 年適切に取り上げている。振り返りのページでは、音の長さや曲の長さなど学年に応じた 曲の要素をわかりやすく示している。リコーダーの指導に対して，児童が取り組みやすい ように提示が工夫されている。 発達段階に合わせて児童が興味をもって取り組めるような題材が多く取り上げられてい る。入学して間もない時期に合わせた活動に発展していけるような工夫や、中学校へのス ムーズな接続にも配慮している。活動の最後には、言語活動を重視した４観点の「ふりか えり」を設定し，各題材でどんな力がついたのか確認しながら学べる構成になっている。鑑 賞を深めるための呼びかけ，問いかけ，コメントを多く表示している。 学習指導要領の改訂を踏まえた内容で，ストーリー性を考慮した題材配列になってい る。また，課題解決学習を通して，無理なく学習を進めるための配慮がされている。題材ご とに学習の焦点化が図られたり，安全に学習を進めるために重要事項がまとめて記載して いたりするので分かりやすい。 問題解決的な学習を基本としている。自分の生活の振り返りから学習を始め，学習後に はより健康で安全な生活ができるように構成されている。書き込みをする欄の量が適切 で，授業がしやすい。
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