財務会計システム 仕様書

財務会計システム
(Accounting System)
仕様書
平成24年6月
国立大学法人帯広畜産大学
目
次
Ⅰ 仕様書概要説明
1
調達の背景及び目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2
調達物品名及び構成内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
3
技術的要件の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
4
その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
Ⅱ 調達物品に備えるべき技術的要件
(性能・機能に関する要件)
1
システム全体に関する基本的要求要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2
ハードウェアに関する要求要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3
財務会計システムに関する要求要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4
物品請求システムに関する要求要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
5
科学研究費システムに関する要求要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
(性能、機能以外に関する要件)
1
受注に関する要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
2
実施体制及び要員に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
3
搬入・据付・配線・調整・導入作業等に関する要件・・・・・・・・・・・・51
4
保守及び運用に関する要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
5
教育・支援体制に関する要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
6
その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
-1-
Ⅰ 仕様書概要説明
1.調達の背景及び目的
平成16年度からの国立大学法人化に伴い運用を開始した財務会計システムも導入後9年
目を迎えている。国立大学法人帯広畜産大学(以下「本学」という。)の財務会計業務は、物
品、図書、旅費及び謝金等の発生源入力から始まり、予算の執行から決算まで財務会計シス
テムを中心として業務が構築されており、同システムが業務遂行上の中枢的役割を担ってい
るが、現行の「財務会計システム」は、クライアント端末にインストールされる新たなOS
(Windows7)に対応していなく、平成25年6月をもってサポートが終了することとなって
いる。
また、財務会計業務に対する職員の知識や手法も、法人化当時と比較すると格段に高いも
のとなっており、それに伴い、財務会計システムに対する要望が多くなってきており、さら
に、経費抑制の観点から業務の効率化や合理化に対する要請も強く、これらの要請に応える
ための有効な情報基盤として新たな「財務会計システム」の導入が求められている。
以上のことから、本学財務会計業務の安定化・効率化並びに多岐にわたるユーザからの要
望に応えることを目的として「財務会計システム」を調達するものである。
2.調達物品名
財務会計システム 一式
(構成内訳)
(1) ハードウェア
データベースサーバ 一式
高機能無停電電源装置 一式
(2) ソフトウェア
財務会計機能 一式
物品請求等機能(科研費発生源機能,旅費機能を含む) 一式
科学研究費機能 一式
搬入、据付、配管、配線、調整、ネットワークへの接続・調整、ソフトウェアのイン
ストール、設定、動作確認、教育を含む。(詳細については、
「性能・機能以外に関する
要件」に示す。
)なお、物品請求サーバ並びに物品請求サーバに関連する電源管理装置(高
機能無停電電源装置)
、サーバ操作用モニタ(ケーブル含む)
、切替機(ケーブル含む)
については、本学保有のものを利用し、対象ソフトウェアをインストール、設定、動作
確認を行うこと。また、本学が用意するサーバには電源管理ソフトがインストールされ
ていないので、受注者側が当該ソフトを用意し、インストール、設定、動作確認を行う
こと。なお、本学が用意するサーバのスペックは別紙資料1に示すとおりである。
3.技術的要件の概要
(1) 本件調達物品に係る性能、機能及び技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以下
「技術的要件」という。
)は別添に示す通りである。
-2-
(2) 技術的要件は必須の要件である。
(3) 必須の要求要件は必要とする最低限の要求要件を示しており、入札機器の性能等がこれ
を満たしていないとの判定がなされた場合には不合格となり、落札決定の対象から除外す
る。
(4) 入札物品の性能が技術的要件を満たしているか否かの判定は、本学財務会計システム技
術審査職員が、入札物品に係る技術仕様書その他の入札説明書で求める提出書類の内容を
審査して行う。
4.その他
(1) 技術的要件等に関する留意事項
① 入札対象となるソフトウェアは、入札時点で製品化されていることを原則とする。た
だし、入札時点に製品化されていない物品で応札する場合は、本仕様書の技術的要件を
満たすことができる旨の説明書、開発計画書、納期に間に合うことの根拠を十分に説明
できる資料及び確約書等を提出すること。なお、これらの正否は技術審査による。
② システムの端末用ソフトウェアは、本学に設置されている既存のパーソナルコンピュ
ータ(以下「PC」という。
)で稼働させること。
なお、利用ユーザの概数は、財務会計システム30名・物品請求システム200名で
ある。
③ サーバの劣化等により、本学がサーバの更新を行う際は、更新後のサーバへの本シス
テムの移行に対応すること。
④ 本システムは、既設の本学情報ネットワークを利用して通信を行うこと。
⑤ バックアップは、
大学が指定するファイルサーバ(\filesvres.obihiro.ac.jp\office)
内の指定の場所に、毎日、差分データのバックアップを行うこと。また、週 1 回は、全
件データのバックアップを行うこと。
(2) 提案に関する留意事項
① 応札に際しては、本仕様書に示した「Ⅱ調達物品に備えるべき技術的要件」の項目ご
とに提案する内容を明示するとともに、提案が本仕様書の要求要件をどのように満たす
のか、あるいはどのように実現するのかを記載した資料を添付し、参照すべき箇所を明
示すること。
また、参照すべき箇所が仕様書、説明書及びカタログ等である場合は、該当部分を分
かり易く示すこと。したがって、本仕様書の技術要件に対して、単に「できます。」「有
します。
」といった回答の提案書である場合、また、提案が本仕様書の要求要件をどのよ
うに満たすのか、あるいはどのように実現するのかを記載した資料の添付がされていな
い場合等、提案の根拠が不明確、説明が不十分で技術審査が困難であると技術審査職員
が判断した場合は、技術的要件を満たしていないとみなし不合格とする場合があるので
十分注意して作成すること。
② 提出資料等に関する照会先を明記すること。
③ 提案書提出時に既に存在するハードウェア及びソフトウェアについて国公立大学法人
-3-
に対する納入稼働実績を提出すること。
(3) 導入に関する留意事項
① 導入等スケジュールは、本学担当者と十分協議のうえ決定すること。
② 提案者の提案体制にあるプロジェクトリーダーは、基本設計局面から開発、導入設置
の完了まで実質的なリーダーとして継続して担当できること。
③ 導入スケジュールについては、本学担当者と協議し、その指示に従うこと。
④ 財務会計システム導入、稼働業務が終了するまでの間、その進捗状況の報告仕様及び
作業の確認、問題点の協議・解決が円滑に遂行できるよう必要な事項を協議するため打
合せを実施すること。
⑤ 納入後に本システムの動作確認を兼ねたテスト及びマスタ登録の運用準備を予定して
いるため、導入テスト期間を設け、テスト等の支援を行うこと。
⑥ 既存データの移行は、受注者の負担でテスト運用開始前及び本稼働日前に行うものと
し、本学担当者の確認を受けること。
(4) その他留意事項
① 搬入、組み込み、設定、調整、データの移行、初期の教育、情報の提供、マニュアルの
提供に要する全ての費用は本調達に含むこと。
② 本仕様書に明示が無い事項については、本学担当者と協議して対応すること。
③ 提案資料等は,日本語で5部提出すること。
Ⅱ 調達物品に備えるべき技術的要件
(性能・機能に関する要件)
1 システム全体に関する基本的要求要件
1.1 本学における各種会計業務を合理化し、国立大学法人会計基準に対応した業務を処理す
るシステムであること。
1.2 企業会計処理に対応するとともに、予算統制管理等の公会計処理との両機能を併せ持ち、
かつ連携が取れたシステムであること。
1.3 財務会計システム内情報の機密保持・安全確保のためにパスワード管理等のセキュリテ
ィ機能を有すること。
1.4 表計算形式ファイル(Microsoft Excel)
(以下「EXCEL 形式」という。)又は CSV 形式フ
ァイルへのデータ出力機能を有すること。
1.5 事務系クライアントについては、本学既設の PC(本学で使用している OS は Microsoft
社製 Windows XP・VISTA・7 である。)で動作すること。
1.6 既設のプリンタから帳票出力を行う機能を有すること。
1.7 システム導入後に、本学固有のカスタマイズ要望に対応できるシステムであること。
1.8 会計基準の改定等によって発生したシステム修正及び業務量の増加、業務形態の変更に
対応できる拡張性のあるシステム構成であり、変更には柔軟・迅速に対応できること。
1.9 機器の仕様、製品の選定及び設定に必要な技術検証環境を自社内で用意し、検証比較及
-4-
び試験を実施すること。
2 ハードウェアに関する機能要件
2-1 共通機能
2-1-1 基本事項
2-1-1-1 運用するにあたり、必要なケーブル、ラック搭載するためのオプション、ドラ
イバソフトウェア、関連ソフトウェアを含めること。また本仕様書に記載されていな
いものであっても稼動のため必要と判断される製品は調達に含めること。ただし消耗
品に関しては別途調達とする。
2-1-1-2 今回導入するサーバ及びネットワーク機器、周辺機器等は,本学で用意する
EIA19 インチラックに収容できること。
2-1-1-3 導入するサーバ等は本学既存の切替機(富士通コンポーネント社製 FS-1016AT)
に接続し,制御することができること。なお、接続に必要な KVM ケーブルも本調達に
含めること。
2-1-1-4
19 インチラックに搭載する全ての機器は無停電電源装置に接続すること。
2-1-1-5 停電時に 5 分以内にサーバを安全に停止させる無停電電源装置を有すること。
また、安全に停止させるに必要な設定を行うこと。また、停電復旧時は各サーバが自
動起動する機能を有すること。
2-1-1-6 コンピュータウィルス対策として、本学が所有するウィルス対策ソフトをセッ
トアップすること。また、常にウィルス定義ファイルを最新に維持する機能を有する
こと。
2-2 ハードウェア
2-2-1 財務会計システムサーバ 一式
2-2-1-1 ラック搭載型サーバとし、1U以内とすること
2-2-1-2
CPU はクアッドコアインテル Xeon プロセッサ Xeon プロセッサ E5-2609
(2.40GHz/4 コア/10MB)相当以上を 2 個以上搭載すること。
2-2-1-3 合計 8GB 以上のメモリを搭載すること
2-2-1-4 ハードディスク装置は SAS ディスクの RAID1 構成で、実効容量 146GB 以上、
回転速度 15,000rpm 以上とし、障害発生時の対応としてホットプラグに対応したもの
であること。
2-2-1-5
IEEE802.3ab 1000BaseT 規格に準拠したネットワークポートを 2 ポート以上
有すること。
2-2-1-6
OS は、日本語対応 OS であること。OS は Windows Server 2008R2 と同等以上
の機能を有すること。
2-2-1-7 データベースは RDB 方式であり、SQL Server 2012 Standard 相当以上の機能
を有すること
2-2-1-8
DB サーバに接続するための CAL を必要数有すること。
2-2-1-9 本学が提供するバックアップサーバに日々のバックアップが可能であること。
2-2-1-10 日々のバックアップは差分バックアップとするが、週一回はデータのフルバ
-5-
ックアップを実施可能であること。
2-2-1-11 バックアップデータの取得は業務に支障のない時間帯で行うスケジューリン
グ機能を有すること。
2-2-1-12 業務を止めることなくバックアップデータの取得を行う機能を有すること。
2-2-1-13 OS を含むディスクイメージを取得し、万が一の障害時にはイメージごとサー
バに戻せる機能を有すること。
2-2-2 高機能無停電電源装置 一式
2-2-1-1 筐体は 2U でラックマウントタイプとすること。
2-2-1-2 電源管理ソフトと組合わせ、自動電源制御機能を有し、停電時サーバを自動停
止できる機能を有していること。(APC 製 Smart-UPS 1500RMJ 相当品以上)
3 財務会計システムに関する機能要件
3-1 共通機能
3-1-1 基本事項
3-1-1-1 本財務会計システムは、「国立大学法人会計基準」、「国立大学法人会計基準注
解」及び「国立大学法人会計基準及び国立大学法人会計基準注解に関する実務指針」
及び「固定資産の減損に係る会計基準」に準拠するシステムであること。
3-1-1-2 予算管理(単式簿記)と会計(複式簿記)の独立した科目構成・管理を原則と
し、相互円滑な連携性を有した会計システムであること。
3-1-1-3 中期計画期間(6年)及び次期中期計画切替年度(1年)を加えた期間の稼動
が可能なこと。
3-1-1-4 本財務会計システム内で扱う全データは、バッチ処理を介すことなく、タイム
リーな更新・集計による掌握・管理が可能であること。
3-1-1-5 導入後に本学のカスタマイズ要望に対応できるシステムであること。
3-1-1-6 大量の事務処理を効率的に消化するために、経理職員が主に使用する機能はク
ライアントサーバ方式、または業務に支障のない他方式を採用していること。また、
動作可能なクライアントOSは Windows XP・Windows Vista・Windows 7 で複数保持し
ていること。
3-1-2 セキュリティ・権限設定
3-1-2-1 ユーザごとにID、パスワードを設定し、個人の認証を行うとともに、下記の
処理制限をかけられること。
3-1-2-1-1 確定の権限をユーザごとに設定できること。
3-1-2-1-2 特定の業務(契約、検収、振替伝票起票等)に関する入力権限の付与がで
きること。
3-1-2-2 ユーザごとに使用できる画面を制限できること。
3-1-2-3 パスワードの必須文字数及び設定文字の英数字記号を設定できること。ユーザ
自身でパスワード変更が行えること。
3-1-3 マスタ管理
3-1-3-1 勘定科目、予算科目等、財務会計システムの各種マスタ情報は一元管理し、統
-6-
一したコード体系を維持できること。
3-1-3-2 各種マスタは、特定の権限者のみが設定できること。
また、消費税率、物品管理対象金額等の変動や変更が予想される値についても設定、
変更等ができること。
3-1-3-3 マスタの変更履歴及び変更者名を管理できること。
3-1-3-4 予算科目、
勘定科目、
部門の階層はそれぞれ6階層以上設定できること。
また、
コードを変更することなく、階層の位置を変更することができること。
3-1-3-5 予算科目マスタには、以下の機能を有すること。
3-1-3-5-1 予算科目単位に財源を設定できること。
3-1-3-5-2 予算科目単位にプロジェクト管理必須か否かを設定できること。
3-1-3-5-3 予算科目単位に用途区分を設定できること。
3-1-3-6 勘定科目マスタには、以下の機能を有すること。
3-1-3-6-1 消費税区分(課税・非課税・不課税等)の初期値を設定できること。
3-1-3-6-2 費目区分(謝金・人件費・旅費・備品・消耗品費・雑役務費・消費税・そ
の他)の初期値を設定できること。また、費目区分はマスタ管理され、名称の変更
が可能であること。
3-1-3-7 品名マスタには、以下の機能を有すること。
3-1-3-7-1 品名、単価、単位等の登録が可能であること。また、単位は単位マスタか
ら選択可能であること。
3-1-3-10 相手先マスタには、以下の機能を有すること。
3-1-3-10-1 請求先、支払先に関係なく、相手先情報を一元管理できること。
3-1-3-10-2 相手先区分(業者、教職員、学生、その他等)
、郵便番号、住所、電話番
号、メールアドレス、FAX 番号、代表者名、支払条件(支払締日等)等の登録が可能
なこと。
3-1-3-10-3 口座情報として、口座名義、銀行名称、銀行名称フリガナ、支店名称、
支店名称フリガナ、口座種別、銀行コード、支店コード、口座番号の登録が可能で
あること。また、1相手先について複数の口座情報を登録する機能を有すること。
3-1-3-11 法人入出金口座はマスタ管理し、選択入力が可能であること。
3-1-3-12 年間カレンダーをマスタ管理でき、支出予定日、入金予定日が祝日、土日に
あたる場合には、支出予定日・入金予定日それぞれ自動で日付の繰上げ、繰下げ設定
が可能であること。
3-1-3-13 主要マスタの設定に際し、標準マスタを初期インストールして簡易に設定が
できるよう支援すること。
3-1-4 検索
3-1-4-1 複数の検索項目を組み合わせた検索が可能なこと。
3-1-4-2 検索条件に合致した情報を一覧形式で表示する機能を有すること。
3-1-4-3 年月日、コード、文字による全部(部分)一致の検索を可能とすること。
3-1-5 入力補助
3-1-5-1 伝票等の過去データを利用して、簡易に入力できること。その際、過年度のデ
-7-
ータも参照起票可能であること。
3-1-5-2 カット・アンド・ペースト機能や行複写機能を有し、
効率的に入力できること。
行複写機能は挿入位置を任意に設定可能であること。また、ファンクションキーの利
用により、容易に連続複写ができるなどの機能を有すること。
3-1-5-3 画面の項目は、必須入力、条件により必須、任意等の適切なチェックがなされ
ること。
3-1-5-4 必須入力または条件により必須となる項目は、ユーザが視覚的に認識できるか
たちで表示されること。
3-1-5-5 勘定科目等の選択にあたり、予算科目が決定すると勘定科目の選択が限定され
る等の入力補助機能を有すること。
3-1-5-6 コード入力、選択入力が可能なこと。
3-1-6 他システムとのデータ連携機能
3-1-6-1 物品請求システムから購入依頼データ、旅行依頼データを連携することができ
ること。また、執行額・執行内容・残額等を物品請求システムに連携できること。
3-1-6-2 他システムとのデータ連携を行うためのデータ入出力インタフェースを有す
ること。入出力データは、可変長 CSV 形式ファイルとすること。
3-1-6-3
CSV データ取込時エラーが発生した場合、そのエラーの把握が可能であること。
3-1-6-4 データ連携は、
外部媒体もしくはネットワーク接続されたコンピュータ上から
のファイル選択を用い、オフラインで随時行うこととする。
3-1-6-5 他システムで作成されたデータの取り込みを行った後に、財務会計システムの
画面から項目の追加・修正を行う機能を有すること。
3-1-7 その他
3-1-7-1 登録されたデータには、入力情報(ユーザID、入力日付、入力時間)
、更新
情報(ユーザID、更新日付、更新時間)
、確定情報(ユーザID、確定日付、確定時
間)と修正、削除履歴が保持できること。
3-1-7-2 端末からの情報の登録・修正・削除の履歴がすべてサーバ側で閲覧可能である
こと。その履歴はユーザ ID、操作日時(サーバ時間:JST)が特定可能であること。
3-1-7-3 データの削除は論理削除とすること。
3-1-7-4 伝票番号等の管理番号は自動採番されること。
3-1-7-5 帳票出力時には、プレビュー画面が表示できること。また全帳票CSV出力・
PDF出力ができること。
3-1-7-6 各帳票(購入依頼書・支出契約決議書・経費決議書・収入契約決議書・債権計
上伝票・債権消込伝票・債務計上伝票・債務消込伝票・振替伝票・決算整理伝票)の
決裁欄の役職名等を、ユーザ側で入力できること。また、決裁欄は10以上設定でき
ること。
3-1-7-7 各入力機能において月次決算確定前に限り、過去日付に対する遡り登録ができ
ること。
3-1-7-8 日次・月次等の一括単位ではなく伝票単位の遡及が可能なこと。又、収入支出
契約・決議、財務処理等の各段階を跨ぐ遡及が可能なこと。
-8-
3-1-7-9 金額及び単価等に関連する項目は、本学の財務会計に十分対応できる桁数
(例:整数12 桁、少数以下 4 桁程度)を有すること。
3-1-7-10 バッチ処理等を実行することなく損益額が自動計算され、合計残高試算表上
に随時更新して表示・出力されること。
3-2 予算管理機能
3-2-1 機能概要
3-2-1-1 予算管理機能は、運営費交付金など、法人全体としての収入予算を登録し、登
録された収入予算を元に支出予算を配分する機能を有すること。その際、収入予算科
目単位ではなく紐づく財源単位の金額を上限に同じ財源をもつ支出予算へ配分できる
こと。また配分後の予算振替、翌年度への予算繰越、予算の差引、予算執行の状況照
会ができる機能を有すること。
3-2-1-2 予算管理機能は、財源別に上記予算管理を実施できることを前提とするが、外
部資金(受託研究、受託事業、寄付金等)においては、研究・使途目的(以下「プロ
ジェクト」という。
)ごとに管理することができるものとする。なお、外部資金のうち
科学研究費補助金については、別途科学研究費システムで管理することを想定してい
る。
3-2-1-3 収入予算・支出予算はそれぞれ当初年度予算額、追加・減額年度予算額、振替
年度予算額、予算現額、繰越予算額を分けて管理できる機能を有すること。
3-2-1-4 年度末には年度ごとの実績との差異を計算できること。
3-2-2 年度予算登録
3-2-2-1 財源を特定し、財源別に予算科目の年度予算額を設定できること。
3-2-2-2 一財源に対し、複数の予算科目の年度予算額を設定できること。
3-2-2-3 予算科目毎の年度予算は積み上げ方式により上位予算科目階層毎の予算金額
を管理できること。
3-2-2-4 予算科目毎の年度予算を部門毎に配賦できること。
3-2-2-5 予算科目毎部門毎の年度予算は積み上げ方式により上位部門階層毎の予算金
額を管理できること。
3-2-2-6 翌年度の予算登録作業は、当年度の執行期間において並行して実行する機能を
有すること。
3-2-2-7 予算科目毎の年度予算、部門毎の配賦額を一括で登録できる機能を有すること。
3-2-2-8 予算科目毎の年度予算、部門毎の配賦額を一括で抽出できる機能を有すること。
また、抽出したデータを修正登録できること。
3-2-3 年度予算修正・削除
3-2-3-1 年度予算データが確定入力されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
/削除が各々可能であること。
3-2-4 年度予算確定
3-2-4-1 条件検索により未確定年度予算データを一覧表示し、確定入力を行えること。
3-2-4-2 年度予算の確定処理を行うことで修正を不可能とし、それ以降は予算振替・予
算変更・予算執行の登録が行え、現在の予算額に反映できること。
-9-
3-2-4-3 確定した年度予算を修正できる機能を有すること。
3-2-5 年度予算追加・減額登録
3-2-5-1 確定済みの年度予算に対し、同一財源の収入予算科目・支出予算科目それぞれ
に年度予算金額を追加登録する機能を有すること。
3-2-5-2 一つの収入予算科目から複数の支出予算科目・部門へ年度予算金額を追加配賦
する機能を有すること。
3-2-5-3 年度予算追加登録時、追加配賦前後の金額を照会できること。
3-2-5-4 年度予算追加登録の決議書を発行できること。
3-2-6 年度予算追加登録修正・削除
3-2-6-1 年度予算追加データが確定入力されるまでは、入力済みの全ての情報に対する
修正/削除が各々可能であること。
3-2-6-2 条件検索により未確定年度予算追加データを一覧表示し、選択した年度予算追
加データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-2-7 年度予算追加登録確定
3-2-7-1 条件検索により未確定年度予算追加データを一覧表示し、一括又は個別に確定
入力を行えること。
3-2-7-2 年度予算追加の確定処理を行うことで修正を不可能とすること。
3-2-7-3 年度予算追加の確定取消を行えること。
3-2-8 年度予算振替
3-2-8-1 予算科目毎部門毎の年度予算金額を他の予算科目・部門に振り替える機能を有
すること。
3-2-8-2 一度の処理で複数の支出予算科目・部門の年度予算金額を振り替える機能を有
すること。
3-2-8-3 予算振替額を振替元は減額、振替先は増額として認識できること。
3-2-8-4 予算振替は、変更 1 件ごとに金額及び摘要が入力できること。
3-2-8-5 年度予算振替登録の決議書を発行できること。
3-2-9 年度予算振替修正・削除
3-2-9-1 年度予算振替データが確定入力されるまでは、入力済みの全ての情報に対する
修正/削除が各々可能であること。
3-2-9-2 条件検索により未確定年度予算振替データを一覧表示し、選択した年度予算振
替データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-2-10 年度予算振替確定
3-2-10-1 条件検索により未確定年度予算振替データを一覧表示し、一括又は個別に確
定入力を行えること。
3-2-10-2 年度予算振替の確定処理を行うことで修正を不可能とすること。
3-2-10-3 年度予算振替の確定取消を行えること。
3-2-11 年度予算繰越
3-2-11-1 指定した予算科目・部門の年度予算金額ついては予算残額を次年度に繰り越
せること。
- 10 -
3-2-11-2 契約決議確定前の購入依頼データを、翌期の予算枠及び依頼ベースでの予算
執行額として繰越する機能を有すること。
3-2-11-3 繰越前の次年度分年度予算登録を可能とすること。
3-2-11-4 年度繰越後の過年度データに対する入力、修正、削除については不可能とす
ること。
3-2-12 年度予算執行機能
3-2-12-1 年度・予算科目・配賦部門の単位で予算差引を行う機能を有すること。
3-2-12-2 予算差引は、依頼ベース(購入依頼確定時)、契約ベース(契約決議確定時)、
及び決定ベース(未払・未収計上確定時、予算科目コードの入力を伴う仕訳入力確定
時)で行うこと。決議を引き継がない仕訳でも予算差引が行えること。
3-2-12-3 部門別・財源別・予算科目別等の一定条件のもとに、各段階の予算額(登録・
追加・振替)
、執行額(依頼ベース、契約ベース、決定ベース)、執行残額(依頼ベー
ス、契約ベース、決定ベース)
・執行率を把握できること。
3-2-12-4 予算科目毎・部門毎に年度予算金額を超過する執行に関して、警告を出し執
行不可とする・警告を出し執行可能とする・警告を出さないといった警告レベルを設
定する機能を有すること。
3-2-12-5 複数の予算科目・配賦部門をグループ化し、そのグループ内で合計した予算
を超過しない範囲であれば、個々の予算科目・配賦部門が予算超過することを許可す
る機能を有すること。その際、プロジェクト予算も同じグループに属することができ
ること。
3-2-12-6 年度別・予算科目別に支出予算の執行明細を確認するための帳票として、支
出予算差引一覧表を出力できること。タイトル情報として、予算科目、年度予算額、
追加・減額予算額、振替額、予算現額、明細情報として、伝票日付、伝票番号、決議
番号、摘要、勘定科目、相手先、品名、用務、部門、プロジェクト、決議額、決議執
行累計額、決議残額、決定額、決定執行累計額、決定残額、支払日を表示すること。
3-2-12-7 年度別・予算科目別に支出予算の執行明細を費目単位で確認するための帳票
として、費目別支出予算差引一覧表を出力できること。タイトル情報として、予算科
目、予算現額、明細情報として、発注日、納品日、支払日、相手先、摘要、依頼番号、
決議番号、伝票番号、支出金額(費目別に出力。勘定科目ごとに謝金・人件費・旅費・
備品・消耗品費・雑役務費・消費税・その他の費目に分類。)
、残額を表示すること。
3-3 プロジェクト管理
3-3-1 機能概要
3-3-1-1 受託研究、受託事業、寄付金等の外部資金について、研究・使途ごとにプロジ
ェクト情報、金額、使用部門を登録する機能を有すること。予算執行時には、予算科
目コードとは別にプロジェクトを選択し、年度予算と同じタイミングの差引管理(依
頼ベース(購入依頼確定時)
、契約ベース(契約決議確定時)、及び決定ベース(未払・
未収計上確定時、プロジェクトコードの入力を伴う仕訳入力確定時))を行う機能を有
すること。
3-3-1-2 プロジェクトの間接経費について、直接経費とは別のプロジェクトコードを設
- 11 -
定し、予算差引を行う機能を有すること。
3-3-2 プロジェクト情報登録
3-3-2-1 プロジェクトCD、プロジェクト名、プロジェクト種別、申請日、受入日、目
的、代表者、役職、プロジェクト開始日・終了日、プロジェクト使用部門の入力がで
きること。
3-3-2-2 プロジェクト種別としては、受託研究、受託事業、科学研究費補助金、寄付金、
間接経費等を設定できること。
3-3-2-3 プロジェクト情報データの各項目を CSV 形式ファイルで出力できること。
3-3-3 プロジェクト予算登録
3-3-3-1 プロジェクト予算は、その収入契約が確定されたことを根拠に登録できること。
3-3-3-2 一つのプロジェクトに複数収入があることを想定し、すでにプロジェクト予算
が登録済みで執行中であるプロジェクトに対してもプロジェクト予算を追加登録でき
ること。
3-3-4 プロジェクト予算振替
3-3-4-1 プロジェクト毎の予算金額を他のプロジェクトに振り替える機能を有するこ
と。
3-3-4-2 一度の処理で複数のプロジェクトへ予算金額を振り替える機能を有すること。
3-3-4-3 プロジェクト予算振替額を振替元は減額、振替先は増額として認識できること。
3-3-4-4 プロジェクト予算振替は、変更 1 件ごとに金額及び摘要が入力できること。
3-3-4-5 プロジェクト予算振替登録の決議書を発行できること。
3-3-5 プロジェクト予算振替修正・削除
3-3-5-1 プロジェクト予算振替データが確定入力されるまでは、入力済みの全ての情報
に対する修正/削除が各々可能であること。
3-3-5-2 条件検索により未確定プロジェクト予算振替データを一覧表示し、選択したプ
ロジェクト予算振替データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-3-6 プロジェクト予算振替確定
3-3-6-1 条件検索により未確定プロジェクト予算振替データを一覧表示し、一括又は個
別に確定入力を行えること。
3-3-6-2 プロジェクト予算振替の確定処理を行うことで修正を不可能とすること。
3-3-6-3 プロジェクト予算振替の確定取消を行えること。
3-3-7 プロジェクト予算繰越
3-3-7-1 プロジェクト予算は、プロジェクト開始日からプロジェクト終了日まで執行可
能であること。また、プロジェクト終了日が設定されていない場合は、予算残額が 0
円になるまで執行可能であること。
3-3-8 プロジェクト予算執行管理
3-3-8-1 プロジェクト予算差引は、依頼ベース、契約ベース、決定ベースの 3 段階で行
えること。
3-3-8-2 プロジェクト予算を超過する執行は不可とすること。
3-3-8-3 プロジェクト単位で、プロジェクトごとの予算執行状況を収支簿形式で把握で
- 12 -
きること。執行状況としては、受入決定総額(収入決議額/未収金計上額)
、入金額、
入金日、プロジェクト予算額、費目別執行済額、執行内容、差引残高、支払済額、支
払日を把握できること。把握方法としては帳票及び CSV 形式ファイルで出力できるこ
と。
3-3-8-4 プロジェクト実績に関する明細データは、プロジェクト終了年度まで保持でき
ること。
3-4 収入管理機能
3-4-1 収入契約決議入力
3-4-1-1 受託研究事業費・寄付金・施設等貸付・その他雑収入等の各収入に係る収入契
約決議登録が可能であること。
3-4-1-2 外部データを CSV 形式ファイルで取り込む機能を有すること。
3-4-1-3 収入契約決議入力の画面では、収入契約決議番号、契約担当者、起案日、契約
期間(開始日・終了日)、相手先、契約件名、契約種別、特記事項、入金方法、入金形
態、入金予定日、入金口座情報、金額、消費税区分、部門、予算科目、プロジェクト、
摘要が入力可能であること。
3-4-1-4 契約担当者は、ユーザIDを元に自動セットすること。
3-4-1-5 一契約決議で複数の相手先を取り扱えること。
3-4-1-6 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コード、
名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
3-4-1-7 契約種別として、産学連携、寄附金、貸付料収入等の区分が設定可能であるこ
と。種別は任意に追加が可能であること。
3-4-1-8 プロジェクト必須の予算科目を設定した場合、プロジェクトを入力必須とでき
ること。
3-4-1-9 消費税については内税方式とすること。なお、消費税区分について、各収入決
議案件ごとに課税・非課税・不課税・免税の各区分が設定可能であること。
3-4-1-10 入金方法として、現金・口座振替・振込等設定可能であること。入金方法は
任意に追加が可能であること。
3-4-1-11 入金形態として、一括入金・分割入金が設定可能であること。分割入金の場
合には、分割入金ごとの金額・入金予定日を入力できること。
3-4-1-12 カレンダーを参照し、入金予定日が銀行休業日の場合には、入金予定日を簡
易に変更(前倒)できる機能を有すること。
3-4-1-13 一契約決議で複数の予算科目を取り扱うことができること。
3-4-1-14 一契約決議で複数のプロジェクトを取り扱うことができること。
3-4-1-15 一契約決議で直接経費、間接経費を登録できること。
3-4-1-16 定型的な契約の入力の簡素化をはかること。定型的な契約内容(貸付料のよ
うな定期的な収入契約)については、マスタ登録を行うことや、定型データ又は過去
データを利用して入力できる機能を有すること。過去データについては過年度のデー
タも参照起票可能であること。
3-4-1-17 選択により収入契約決議書を帳票出力できること。収入契約決議書にはバー
- 13 -
コードを付し、収入契約決議確定時にデータ呼び出しができること。
3-4-1-18 選択により請求書及び入金依頼書を帳票出力できること。また、設定により
振込依頼書を出力できること。
3-4-1-19 一契約決議で複数の相手先が存在する場合、請求書及び入金依頼書は相手先
ごとに出力できること。
3-4-1-20 請求書の再発行が可能であること。その際は再発行の旨が記載されるととも
に履歴が残ること。
3-4-1-21 請求書には収入契約決議番号を自動セットすること。
3-4-1-22 施設貸付料等の取引で、相手先マスタに登録しない相手に請求書を発行する
場合に備え、請求書出力時に宛名を入力できること。また、請求日も指定可能である
こと。
3-4-1-23 当該予算科目における年度予算をオーバーしてもそのまま入力できること。
3-4-1-24 以降の工程で未収計上するかしないかを設定できること。
3-4-2 収入契約決議修正/削除
3-4-2-1 収入契約決議データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
/削除が可能であること。
3-4-2-2 検索条件により未確定収入決議データを一覧表示し、選択した収入契約決議デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
3-4-3 収入契約決議確定
3-4-3-1 収入契約決議の確定入力は決議単位で行うものとする。
3-4-3-2 条件検索により、未確定収入契約決議データを一覧表示することができること。
3-4-3-3 収入契約決議書に付したバーコードを読み込むことにより未確定収入契約決
議データを抽出することができること。
3-4-3-4 契約決議の確定処理を行うことによって、契約ベースの予算差引を行うこと。
3-4-3-5 分割入金については、契約時に当該年度分の総額で契約ベースでの予算差引を
行うこと。
3-4-3-6 確定された収入契約決議データは、債権計上入力機能へ引き継がれること。未
収計上しないと設定された収入契約決議データは債権計上入力機能ではなく直接債権
消込機能へ引き継がれること。
3-4-4 収入契約決議確定解除
3-4-4-1 条件検索により確定済み収入契約決議データを一覧表示し、選択した収入契約
決議データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-4-4-2 債権計上確定済み、または債権消込確定済み、あるいはプロジェクト予算登録
済みの収入契約決議データに関しては、収入契約決議確定解除が不可であること。
3-4-5 収入契約変更入力
3-4-5-1 確定後の収入契約決議を変更する機能を有すること。その際、当該決議を直接
修正するのではなく、契約内容変更前の収入契約決議の内容を引き継いで、収入契約
決議の新規作成ができること。
3-4-5-2 新規作成収入契約決議は、原契約との関連付けができる機能を有すること。
- 14 -
3-4-5-3 債権計上確定済み、または債権消込確定済み、あるいはプロジェクト予算登録
済みの収入契約決議データに関しては、収入契約決議変更入力が不可であること。
3-5 債権管理機能
3-5-1 債権計上入力
3-5-1-1 直接入力または確定済み収入契約決議を引き継ぐことにより債権計上仕訳を
作成できること。引き継ぐ際、未引継ぎの一覧を決議番号・件名・起案日・契約担当
者の各項目順に並べ替えを可能とし、その並び替えられた順番で引き継ぐことができ
ること。
3-5-1-2 決議や伝票の引き継ぎをしない、単独での伝票入力が可能であること。また、
CSV 形式ファイルによる外部からのデータ取込が可能であること。
3-5-1-3 債権計上入力では、伝票番号、起案日、摘要、相手先、元決議番号、入金方法、
入金予定日、部門、予算科目、プロジェクト、勘定科目、金額、消費税区分の入力ま
たは決議からの引継が可能であること。
3-5-1-4 伝票番号は自動採番等が可能なこと。
3-5-1-5 収入契約決議からの引き継ぎデータについては、契約件名を引継ぎ可能なこと。
3-5-1-6 入金予定日には、収入契約決議時の入金予定日を自動セットすること。また、
上書き修正が可能であること。
3-5-1-7 入金方法として、現金・口座振替・振込等設定可能であること。
3-5-1-8 引き継いだ収入契約決議の入金形態が分割入金の場合には、分割入金ごとの明
細が自動展開され、それぞれ入金予定日が初期表示されること。
3-5-1-9 外部資金(受託研究、寄附金等)債権については、予算科目の他にプロジェク
トを入力できること。
3-5-1-10 消費税については内税方式とすること。なお、消費税区分については、課税・
非課税・不課税・免税の各区分が設定可能であること。
3-5-1-11 債権計上業務の作業負荷を軽減させるために、過去に入力された債権計上仕
訳を呼出して債権計上が可能であること。過去データについては過年度のデータも参
照起票可能であること。
3-5-1-12 選択により債権計上仕訳伝票を帳票出力できること。債権計上仕訳伝票には
バーコードを付し、債権計上確定時にデータ呼び出しができること。
3-5-1-13 当該予算科目における年度予算をオーバーしてもそのまま入力できること。
3-5-2 債権計上修正/削除
3-5-2-1 債権計上仕訳データが確定されるまでは、全ての情報に対する修正/削除が可
能であること。
3-5-2-2 条件検索により未確定債権計上仕訳データを一覧表示し、選択した債権計上仕
訳データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-5-3 債権計上確定
3-5-3-1 条件検索により未確定債権計上仕訳データを一覧表示し、一括又は個別に確定
入力を行う機能を有すること。
3-5-3-2 債権計上仕訳伝票に付したバーコードを読み込むことにより未確定債権計上
- 15 -
仕訳データを抽出することができること。
3-5-3-3 債権計上確定時に、決定ベースの予算差引を行うこと。
3-5-4 債権確定解除
3-5-4-1 条件検索により確定済み債権計上仕訳データを一覧表示し、選択した債権計上
仕訳データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-5-4-2 債権消込仕訳が作成された債権計上仕訳データに関しては、債権確定解除は不
可であること。
3-5-5 債権消込入力
3-5-5-1 直接入力または未消し込みの債権計上仕訳データあるいは収入契約決議デー
タを一覧より選択し引き継ぐことにより債権消込仕訳入力が可能であること。引き継
ぐ際、未引継ぎの一覧を決議番号・伝票番号・件名・起案日・契約担当者・入金方法・
相手先・口座名称・予定日・明細摘要名・金額の各項目順に並べ替えを可能とし、そ
の並び替えられた順番で引き継ぐことができること。
3-5-5-2 複数の未消し込み債権計上仕訳データあるいは収入契約決議データを集約し
て債権消込仕訳を作成することが可能であること。
3-5-5-3 決議や伝票の引き継ぎをしない、単独での伝票入力が可能であること。また、
CSV 形式ファイルによる外部からのデータ取込が可能であること。
3-5-5-4 債権消込入力では、伝票番号、起案日、摘要、相手先、元伝票番号、元決議番
号、入金方法、入金予定日、部門、予算科目、プロジェクト、勘定科目、金額、消費
税区分の入力または債権計上仕訳データからの引継が可能であること。
3-5-5-5 伝票番号は自動採番等が可能なこと。
3-5-5-6 債権計上データを手数料等の債権管理対象外科目へ振替ることが可能である
こと。
3-5-5-7 債権計上データを不良債権等、他債権勘定に振替ることが可能であること。
3-5-5-8 入金予定の内訳となる債権明細ベースでの債権消込が可能であること。
3-5-5-9 債権計上仕訳あるいは収入契約決議からの引き継ぎデータについては、契約件
名あるいは伝票摘要を摘要に初期表示可能なこと。
3-5-5-10 分割入金が予定されていない債権計上データでも、消込時に分割入金可能と
すること。
3-5-5-11 債権消込業務の作業負荷を軽減させるために、過去に入力された債権消込仕
訳を呼出して債権消込が可能であること。過去データについては過年度のデータも参
照起票可能であること。
3-5-5-12 選択により債権消込仕訳伝票(入金伝票)を帳票出力できること。
3-5-5-13 全銀協フォーマットに準拠した入出金明細通知データを取りこみ、請求書に
記載された決議番号を元に債権消込仕訳伝票を自動作成できること。
3-5-6 債権消込確定
3-5-6-1 条件検索により未確定債権消込仕訳データを一覧表示し、一括又は個別に確定
入力を行う機能を有すること。
3-6 購買管理・経費管理機能
- 16 -
3-6-2 支出管理機能
3-6-2-1 経理購入依頼入力
3-6-2-1-1 経理購入管理機能については、教員・職員等からの請求に応じ、経理職員
又はそれに順ずる職員が支出契約を行う前に購入依頼を入力し、案件や予算差引を
管理することを想定している。
3-6-2-1-2 経理購入依頼入力画面では、購入依頼番号(年度単位で自動採番)、依頼
日、依頼者、依頼者部署、発注日、発注区分、品名、規格、単価、数量、単位、納
入場所、件名、相手先、予算部門、予算科目、プロジェクト等の登録機能を有する
こと。
3-6-2-1-3 経理購入依頼画面は、1 依頼伝票につき複数の品名明細を依頼できる構成
とすること。
3-6-2-1-4 経理購入依頼画面は、1 品名明細につき複数予算科目・プロジェクト予算
を執行できる構成とすること。
3-6-2-1-5 入力を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
3-6-2-1-6 経理購入依頼入力時は、単価・相手先情報の入力は任意項目であること。
3-6-2-1-7 品名はマスタからの選択入力も可能とし、その際は品名・単価・単位をマ
スタから設定できること。
3-6-2-1-8 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コー
ド、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
3-6-2-1-9 入力した単価、数量を基に購入依頼データごとの総額を算出し表示する機
能を有すること。
3-6-2-1-10 購入依頼データの入力時に依頼ベースの予算残高に対して予算残高チェ
ックを行い予算超過する場合は警告をだす機能を有すること。その際、予算科目毎・
部門毎に年度予算金額を超過する執行に関して、警告を出し執行不可とする・警告
を出し執行可能とする・警告を出さないといった警告レベルに対応した動作を行う
こと。またプロジェクト予算については警告を出し執行不可とすること。
3-6-2-1-11 購入依頼データは直接入力するだけでなく、定型データや過去データを
利用して入力できること。
3-6-2-1-12 選択により購入依頼書を帳票出力できること。
3-6-2-2 経理購入依頼修正/削除
3-6-2-2-1 購入依頼データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
/削除が可能であること。
3-6-2-2-2 検索条件により未確定購入依頼データを一覧表示し、選択した購入依頼デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
3-6-2-3 経理購入依頼確定
3-6-2-3-1 購入依頼の確定入力は依頼単位で行うものとする。
3-6-2-3-2 条件検索により、未確定購入依頼データを一覧表示することができること。
3-6-2-3-3 購入依頼の確定処理を行うことによって、依頼ベースの予算差引を行うこ
と。
- 17 -
3-6-2-3-4 確定された購入依頼データは、支出契約決議入力機能へ引き継がれること。
3-6-2-3-5 登録した購入依頼を一覧で確認するための帳票として、購入依頼一覧表を
出力できること。依頼日、購入依頼番号、件名、依頼者、依頼者連絡先、品名、単
価、数量、単位、相手先、納入希望日、予算部門、予算科目、プロジェクトを表示
すること。また出力条件として、依頼日、購入依頼番号、発生源購入依頼番号、部
門、予算科目、プロジェクトが指定可能であること。
3-6-2-3-6 登録した購入依頼を確認するための帳票として、購入依頼台帳を出力でき
ること。タイトル情報として、年度、依頼日、購入依頼番号、依頼日、依頼者、依
頼者部署、納入場所、納入希望日、明細情報として、品名、規格、単価、数量、単
位、件名、相手先、用途区分、予算部門、予算科目、プロジェクトを表示すること。
また出力条件として、依頼日、購入依頼番号、部門が指定可能であること。
3-6-2-4 経理購入依頼確定解除
3-6-2-4-1 条件検索により確定済み購入依頼データを一覧表示し、選択した購入依頼
データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-6-2-4-2 支出契約決議入力済みの購入依頼データに関しては、購入依頼確定解除が
不可であること。
3-6-2-5 支出契約決議入力
3-6-2-5-1 確定済かつ契約決議未作成購入依頼データを画面上で選択(複数選択可)
することで、契約決議データを自動もしくは手動で作成できること。この際、相手
先、件名などの条件を指定することにより、引継データを自動抽出できること。
3-6-2-5-2 購入依頼データを品名明細単位で引き継ぎ複数の支出契約決議を登録す
ることが可能であること。
3-6-2-5-3 複数の購入依頼データを集約して支出契約決議を登録することが可能で
あること。
3-6-2-5-4 購入依頼入力または経理購入依頼入力を経ることなく、直接、支出契約決
議データの入力が可能であること。その際、CSV 形式ファイル等の外部ファイルの
取り込みも可能であること。
3-6-2-5-5 定型的な契約は、過去データを利用して入力できることなどを可能とする
こと。過去データについては過年度のデータも参照起票可能であること。
3-6-2-5-6 支出契約決議入力の画面では、支出契約決議番号、契約担当者、起案日、
発注日、発注区分、契約期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、契約件
名、契約種別、契約内容、契約方法、精算区分、支払方法、支払形態、支払予定日、
品名、規格、数量、単価、消費税区分、部門、予算科目、プロジェクト、資産管理
区分、請求書番号が入力可能であること。
3-6-2-5-7 登録を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
3-6-2-5-8 支出契約決議は一意の支出契約決議番号で管理され、情報登録時に自動採
番する機能を有すること。
3-6-2-5-9 契約担当者は、ユーザIDを元に自動セットすること。
3-6-2-5-10 品名はマスタからの選択入力も可能とし、その際は品名・単価・単位を
- 18 -
マスタから設定できること。
3-6-2-5-11 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コ
ード、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
3-6-2-5-12 「政府調達」
・
「一般競争」・
「指名競争」・「随意契約」の契約種別ごと、
「工事」
・
「業務委託」
・
「役務」
・「物品調達」等の契約内容ごとに区分を表示設定で
きること。なお、それぞれの区分は、任意に設定が可能であること。
3-6-2-5-13 契約方法には、
「単価契約」
・「総価契約」等の区分を選択できること。
3-6-2-5-14 支払方法については、相手先マスタより初期セットが可能であること。
また現金、振込、小切手、自動引落等の各区分からの選択により修正できること。
3-6-2-5-15 支払形態には、一括払、分割払等の各区分が表示設定できること。なお、
初期表示は「一括払」とすること。
3-6-2-5-16 分割払としたものについては、支払予定日を複数指定可能とし、それぞ
れに支払い金額の登録が行えること。
3-6-2-5-17 カレンダーを参照し、支払予定日が銀行休業日の場合には、支払予定日
を簡易に変更(前倒)できる機能を有すること。
3-6-2-5-18 振込としたものについては、振込先口座情報を相手先マスタより自動セ
ット可能であること。
3-6-2-5-19 プロジェクト必須の予算科目を設定した場合、プロジェクトを入力必須
とできること。
3-6-2-5-20 一契約決議で、複数の予算科目を取り扱うことができること。
3-6-2-5-21 一契約決議で複数のプロジェクトを取り扱うことができること。
3-6-2-5-22 各明細ごとの税込総額を基に支出契約決議総額を表示する機能を有する
こと。
3-6-2-5-23 予算残高を超過した場合は、警告をだす機能を有すること。その際、予
算科目毎・部門毎に年度予算金額を超過する執行に関して、警告を出し執行不可と
する・警告を出し執行可能とする・警告を出さないといった警告レベルに対応した
動作を行うこと。
またプロジェクト予算については警告を出し執行不可とすること。
3-6-2-5-24 消費税については内税方式とすること。なお、消費税区分について、各
支出決議案件ごとに課税・非課税・不課税・免税の各区分が設定可能であること。
3-6-2-5-25 選択により支出契約決議書を帳票出力できること。支出契約決議書には
バーコードを付し、支出契約決議確定時にデータ呼び出しができること。また、合
計金額が 100 万円未満の場合は決裁欄に斜線を引くこと。
3-6-2-5-26 支出契約決議書とは支出契約決議画面で入力した内容を確認・決裁する
ための帳票であり、タイトル情報として、決裁欄、年度、決議番号、契約担当者、
起案日、発注日、発注区分、契約期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、
契約件名、契約種別、契約内容、契約方法、精算区分、支払方法、支払形態、支払
予定日、明細情報として、品名、規格、数量、単価、消費税区分、部門、予算科目、
プロジェクト資産管理区分、請求書番号を表示すること。
3-6-2-5-27 支出契約決議入力の前に、見積依頼入力を行い複数相手先宛の見積依頼
- 19 -
書を出力する機能を有すること。見積依頼書にはバーコードを付し、支出契約決議
作成時に見積依頼済み購入依頼データをバーコードで呼び出し、支出契約決議の品
名明細単位で引き継ぎ登録することが可能であること。
3-6-2-5-28 選択により発注書を帳票出力できること。発注書にはバーコードを付し、
支出契約決議確定時にデータ呼び出しができること。
3-6-2-5-29 選択により支出契約決議の登録と同時に検収入力及び債務計上入力を自
動で行うことができること。その際、支出契約決議書の出力と同時に債務計上伝票
の出力を行うことができること。
3-6-2-6 支出契約決議修正/削除
3-6-2-6-1 支出契約決議データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する
修正/削除が可能であること。
3-6-2-6-2 検索条件により未確定支出決議データを一覧表示し、選択した支出契約決
議データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-6-2-7 支出契約決議確定
3-6-2-7-1 支出契約決議の確定入力は決議単位で行うものとする。
3-6-2-7-2 条件検索により、未確定支出契約決議データを一覧表示することができる
こと。
3-6-2-7-3 支出契約決議書や発注書に付したバーコードを読み込むことにより未確
定支出契約決議データを抽出することができること。
3-6-2-7-4 支出契約決議の確定処理を行うことによって、契約ベースの予算差引を行
うこと。
3-6-2-7-5 分割支払については、契約時に当該年度分の総額で契約ベースでの予算差
引を行うこと。
3-6-2-7-6 確定された支出契約決議データは、債務計上入力機能へ引き継がれること。
すでに検収済み契約の支出契約決議に対する確定の場合は確定と同時に後述の検収
入力処理を行うことができること。この場合、検収入力機能ではなく直接債務計上
入力機能へ引き継がれること。
3-6-2-7-7 登録した決議を一覧で確認するための帳票として、支出契約決議一覧表を
出力できること。起案日、決議番号、購入依頼番号、件名、発注日、発注区分、契
約担当者、納入場所、検収日、資産引き継ぎ区分、相手先、品名、数量、単位、単
価、納入希望日、部門、予算科目、プロジェクト、金額を表示すること。また出力
条件として、起案日、納入予定日、支払予定日、金額、件名、部門、予算科目、プ
ロジェクト、決議番号、相手先、契約担当者が指定可能であること。表示する際は、
決議番号順か起案日順か並び替え順を設定可能であること。
3-6-2-7-8 支出契約決議をまとめて管理するための帳票として、支出契約決議台帳を
出力できること。タイトル情報として、年度、決議番号、契約担当者、起案日、発
注日、発注区分、契約期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、契約件名、
契約種別、契約内容、契約方法、精算区分、支払方法、支払形態、支払予定日、明
細情報として、品名、規格、数量、単価、消費税区分、部門、予算科目、プロジェ
- 20 -
クト、資産管理区分、請求書番号を表示すること。
3-6-2-8 支出契約決議確定解除
3-6-2-8-1 条件検索により確定済み支出契約決議データを一覧表示し、選択した支出
契約決議データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-6-2-8-2 検収入力済みの支出契約決議データに関しては、支出契約決議確定解除が
不可であること。
3-6-2-9 支出契約変更入力
3-6-2-9-1 確定後の支出契約決議を変更する機能を有すること。その際、当該決議を
直接修正するのではなく、契約内容変更前の支出契約決議の内容を引き継いで、支
出契約決議の新規作成ができること。
3-6-2-9-2 新規作成支出契約決議は、原契約との関連付けができる機能を有すること。
3-6-2-9-3 検収入力済みの支出契約決議データに関しては、支出契約決議変更入力が
不可であること。
3-6-2-10 検収入力機能
3-6-2-10-1 検収入力は支出契約決議番号単位あるいは支出契約決議明細単位を指定
して行えること。
3-6-2-10-2 検収入力画面では、検収担当者、検収日、検収金額の登録機能を有する
こと。
3-6-2-10-3 検収担当者は、
ログイン ID からあらかじめ設定された値を初期セットし
て表示する機能を有すること。セットされた値の上書き修正を可能とすること。
3-6-2-10-4 検収の入力は確定済の支出契約決議データを引用して行うこと。条件検
索により、未検収支出契約決議データを一覧表示することができること。
3-6-2-10-5 検収入力の業務を軽減させるために、契約決議番号、件名、相手先等を
キー項目とした未検収データの検索機能を有すること。
3-6-2-10-6 支出契約決議書や発注書に付したバーコードを読み込むことにより未検
収支出契約決議データを抽出することができること。
3-6-2-10-7 検収を行った日付を検収日として記録する機能を有すること。
3-6-2-10-8 契約決議明細ごとに資産管理に引き継ぐかを指定する機能を有すること。
3-6-2-10-9 検収済み支出契約決議データは、債務計上入力機能へ引き継がれること。
3-6-2-10-10 検収情報をまとめて管理するための帳票として、検収台帳を出力できる
こと。タイトル情報として、年度、決議番号、契約担当者、起案日、契約期間(開始
日・終了日)、相手先、相手先口座情報、契約件名、契約種別、契約内容、契約方法、
精算区分、支払方法、支払形態、支払予定日、明細情報として、品名、規格、数量、
単価、消費税区分、部門、予算科目、プロジェクト、資産管理区分、請求書番号、
検収日、研修担当者、検収状態を表示すること。
3-6-3 経費管理機能
3-6-3-1 経費決議入力
3-6-3-1-1 物品請求システムから連携した確定済かつ経費決議未作成の旅行依頼デ
ータを画面上で選択することで、経費決議データを自動もしくは手動で作成できる
- 21 -
こと。この際、用務、旅行期間などの条件を指定することにより、引継データを自
動抽出できること。
3-6-3-1-2 旅行依頼情報登録を経ることなく、直接、経費決議データの入力が可能で
あること。
(謝金等)その際、CSV 形式ファイル等の外部ファイルの取り込みも可能
であること。
3-6-3-1-3 定型的な決議は、過去データを利用して入力できることなどを可能とする
こと。過去データについては過年度のデータも参照起票可能であること。
3-6-3-1-4 経費決議入力の画面では、支出契約決議番号、契約担当者、起案日、旅行
期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、用務、用務先、精算区分、支払
方法、支払予定日、金額、源泉徴収額、消費税区分、部門、予算科目、プロジェク
ト等が入力可能であること。また、用務は必須入力であること。
3-6-3-1-5 精算区分は、精算あり、精算なしが選択可能であること。
3-6-3-1-6 一契約決議で複数の相手先を取り扱えること。
3-6-3-1-7 登録を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
3-6-3-1-8 経費決議は一意の支出契約決議番号で管理され、情報登録時に自動採番す
る機能を有すること。
3-6-3-1-9 契約担当者は、ユーザIDを元に自動セットすること。
3-6-3-1-10 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コ
ード、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
3-6-3-1-11 支払方法については、相手先マスタより初期セットが可能であること。
また現金、振込、小切手、自動引落等の各区分からの選択により修正できること。
3-6-3-1-12 カレンダーを参照し、支払予定日が銀行休業日の場合には、支払予定日
を簡易に変更(前倒)できる機能を有すること。
3-6-3-1-13 振込としたものについては、振込先口座情報を相手先マスタより自動セ
ット可能であること。
3-6-3-1-14 プロジェクト必須の予算科目を設定した場合、プロジェクトを入力必須
とできること。
3-6-3-1-15 一契約決議で、複数の予算科目を取り扱うことができること。
3-6-3-1-16 一契約決議で複数のプロジェクトを取り扱うことができること。
3-6-3-1-17 各明細ごとの税込総額を基に経費決議総額を表示する機能を有すること。
3-6-3-1-18 予算残高を超過した場合は、警告をだす機能を有すること。その際、予
算科目毎・部門毎に年度予算金額を超過する執行に関して、警告を出し執行不可と
する・警告を出し執行可能とする・警告を出さないといった警告レベルに対応した
動作を行うこと。
またプロジェクト予算については警告を出し執行不可とすること。
3-6-3-1-19 消費税については内税方式とすること。なお、消費税区分について、各
支出決議案件ごとに課税・非課税・不課税・免税の各区分が設定可能であること。
3-6-3-1-20 選択により経費決議書を帳票出力できること。経費決議書にはバーコー
ドを付し、経費決議確定時にデータ呼び出しができること。
3-6-3-2 経費決議修正/削除
- 22 -
3-6-3-2-1 経費決議データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
/削除が可能であること。
3-6-3-2-2 検索条件により未確定経費決議データを一覧表示し、選択した経費決議デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
3-6-3-3 経費決議確定
3-6-3-3-1 経費決議の確定入力は決議単位で行うものとする。
3-6-3-3-2 条件検索により、未確定経費決議データを一覧表示することができること。
3-6-3-3-3 経費決議書に付したバーコードを読み込むことにより未確定経費決議デ
ータを抽出することができること。
3-6-3-3-4 経費決議の確定処理を行うことによって、契約ベースの予算差引を行うこ
と。
3-6-3-3-5 登録した経費決議を一覧で確認するための帳票として経費決議一覧表を
出力できること。起案日、決議番号、支払予定日、用務、行き先、支払方法、用途
区分、金額、源泉徴収額、部門、予算科目、プロジェクトを表示すること。また出
力条件として、起案日、支払予定日、部門、予算科目、プロジェクト、決議番号、
相手先、精算区分が指定可能であること。表示する際は、決議番号順か起案日順か
並び替え順を設定可能であること。
3-6-3-4 経費決議確定解除
3-6-3-4-1 条件検索により確定済み経費決議データを一覧表示し、選択した経費決議
データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-6-3-4-2 債務計上済みの経費決議データに関しては、経費決議確定解除が不可であ
ること。
3-6-3-5 経費精算報告
3-6-3-5-1 精算ありにした経費決議データに対し、精算入力を行なえること。
3-6-3-5-2 旅行精算報告データを引き継いで経費精算入力を行えること。
3-6-3-5-3 経費決議入力時の入力内容を初期表示し、それを修正する方式で入力でき
ること。
3-6-3-5-4 修正入力した後も申請時の入力内容を確認できること。
3-6-3-5-5 経費決議入力時より金額が増額する場合は、差額分の経費決議を新規で自
動に作成する又は、差額分の支出準備入力に引き継げること。
3-6-3-5-6 経費決議入力時より金額が減額する場合は、差額分の収入契約決議を新規
で自動に作成する又は差額分を収入管理に引き継げること。
3-6-3-5-7 経費決議入力時と金額が変わらない場合は、振替伝票入力に引き継がれる
こと。
3-6-3-5-8 仮払金を本勘定に振り替える仕訳を自動生成できること。
3-7 債務管理機能
3-7-1 債務計上入力
3-7-1-1 検収済み支出契約決議または経費決議より債務計上データを引き継ぎ債務計
上仕訳を作成できること。引き継ぐ際、未引継ぎの一覧を決議番号・検収日・検収番
- 23 -
号・品名・予定日・契約担当者の各項目順に並べ替えを可能とし、その並び替えられ
た順番で引き継ぐことができること。
3-7-1-2 複数の検収済み支出契約決議または経費決議より債務計上データを集約して
債務計上仕訳を作成することが可能であること。
3-7-1-3 精算ありの経費決議を引き継ぐ場合、仮払金計上仕訳を作成できること。
3-7-1-4 源泉徴収額ありの経費決議を引き継ぐ場合、預り金計上仕訳を作成できること。
3-7-1-5 決議や伝票の引き継ぎをしない、単独での伝票入力が可能であること。また、
CSV 形式ファイルによる外部からのデータ取込が可能であること。
3-7-1-6 債務計上入力では、伝票番号、起案日、摘要、相手先、元決議番号、支払方法、
支払予定日、部門、予算科目、プロジェクト、勘定科目、金額、消費税区分の入力ま
たは決議からの引継が可能であること。
3-7-1-7 伝票番号は自動採番等が可能なこと。
3-7-1-8 検収済み支出契約決議または経費決議からの引き継ぎデータについては、契約
件名を摘要に初期表示可能なこと。
3-7-1-9 検収済み支出契約決議または経費決議からの引き継ぎデータについては、元決
議番号を自動セットすること。
3-7-1-10 支払予定日には、検収済み支出契約決議または経費決議の支払予定日を自動
セットすること。また、上書き修正が可能であること。
3-7-1-11 支払方法として、現金・口座振替・振込等設定可能であること。
3-7-1-12 引き継いだ検収済み支出契約決議または経費決議の支払形態が分割支払の場
合には、分割支払ごとの明細が自動展開され、それぞれ支払予定日が初期表示される
こと。
3-7-1-13 消費税については内税方式とすること。なお、消費税区分については、課税・
非課税・不課税・免税の各区分が設定可能であること。
3-7-1-14 債務計上業務の作業負荷を軽減させるために、過去に入力された債務計上仕
訳を呼出して債務計上が可能であること。
3-7-1-15 選択により債務計上仕訳伝票を帳票出力できること。債務計上仕訳伝票には
バーコードを付し、債務計上確定時にデータ呼び出しができること。
3-7-1-16 予算残高を超過した場合は、警告をだす機能を有すること。その際、予算科
目毎・部門毎に年度予算金額を超過する執行に関して、警告を出し執行不可とする・
警告を出し執行可能とする・警告を出さないといった警告レベルに対応した動作を行
うこと。またプロジェクト予算については警告を出し執行不可とすること。
3-7-2 債務計上修正/削除
3-7-2-1 債務計上仕訳データが確定されるまでは、全ての情報に対する修正/削除が可
能であること。
3-7-2-2 条件検索により未確定債務計上仕訳データを一覧表示し、選択した債務計上仕
訳データに関して修正/削除する機能を有すること。
3-7-3 債務計上確定
3-7-3-1 条件検索により未確定債務計上仕訳データを一覧表示し、一括又は個別に確定
- 24 -
入力を行う機能を有すること。
3-7-3-2 債務計上仕訳伝票に付したバーコードを読み込むことにより未確定債務計上
仕訳データを抽出することができること。
3-7-3-3 債務計上確定時に、決定ベースの予算差引を行うこと。
3-7-4 債務確定解除
3-7-4-1 条件検索により確定済み債務計上仕訳データを一覧表示し、選択した債務計上
仕訳データに関して確定を解除する機能を有すること。
3-7-4-2 債務消込仕訳が作成された債務計上仕訳データに関しては、債務確定解除は不
可であること。
3-7-5 支払準備
3-7-5-1 債務計上済みで支払準備をしていない支払予定データを一覧表示し、一括又は
個別に支払準備を行う機能を有すること。
3-7-5-2 支払日を入力できること。
その際、支払予定日と異なる日付を設定可能なこと。
3-7-5-3 カレンダーを参照し、支払日が銀行休業日の場合には前倒を簡易に行えること。
3-7-6 支払実行
3-7-6-1 支払準備済みデータのうち、支払区分が「振込」については、指定された支払
日、支払元銀行口座単位で、全銀協手順に則った総合振込ファームバンキングデータ
が自動作成されること。その際、手数料相手負担の場合は手数料金額分振込金額から
控除できること。
3-7-6-2 支払区分が「振込」については、振込依頼書が出力できること。
3-7-6-3 支払内容を支払相手先に通知するための帳票として、支払通知書を出力できる
こと。タイトル情報として、相手先住所、相手先名、相手先電話番号、相手先 FAX 番
号、法人住所、法人名、法人担当部署名、法人電話番号、法人 FAX 番号、支払総額、
振込先口座情報、明細情報として、決議番号、債務計上番号、品名、用務、旅行期間、
契約期間、行き先、源泉徴収額、支払額、支払日、請求書番号を表示すること。
3-7-7 債務消込入力
3-7-7-1 未消し込みの債務計上仕訳データを一覧より選択し、債務消込仕訳入力が可能
であること。引き継ぐ際、未引継ぎの一覧を決議番号・伝票番号・相手先・口座名称・
支払方法・明細摘要・予定日・金額の各項目順に並べ替えを可能とし、その並び替え
られた順番で引き継ぐことができること。
3-7-7-2 複数の未消し込みの債務計上仕訳データを集約して債務消込仕訳を作成する
ことが可能であること。
3-7-7-3 源泉徴収額ありの経費決議から作成した預り金計上仕訳を消し込む機能を有
すること。
3-7-7-4 決議や伝票の引き継ぎをしない、単独での伝票入力が可能であること。また、
CSV 形式ファイルによる外部からのデータ取込が可能であること。
3-7-7-5 債務消込入力では、伝票番号、起案日、摘要、相手先、元伝票番号、元決議番
号、支払方法、支払予定日、部門、予算科目、プロジェクト、勘定科目、金額、消費
税区分の入力または債務計上仕訳データからの引継が可能であること。
- 25 -
3-7-7-6 伝票番号は自動採番等が可能なこと。
3-7-7-7 支払予定の内訳となる債務明細ベースでの債務消込が可能であること。
3-7-7-8 債務計上仕訳からの引き継ぎデータについては、伝票摘要を摘要に初期表示可
能なこと。
3-7-7-9 債務計上仕訳からの引き継ぎデータについては、元決議番号、元伝票番号を自
動セットすること。
3-7-7-10 選択により債務消込仕訳伝票を帳票出力できること。債務消込仕訳伝票には
バーコードを付し、債務消込確定時にデータ呼び出しができること。
3-7-8 債務消込確定
3-7-8-1 条件検索により未確定債務消込仕訳データを一覧表示し、一括又は個別に確定
入力を行う機能を有すること。
3-7-8-2 債務消込仕訳伝票に付したバーコードを読み込むことにより未確定債務消込
仕訳データを抽出することができること。
3-8 会計機能
3-8-1 振替伝票入力
3-8-1-1 振替伝票入力画面は、伝票番号、伝票日付、伝票摘要、部門、予算科目、プロ
ジェクト、勘定科目、相手先、行摘要、消費税区分、金額、消費税額等の入力が行え
ること。また、金額合計及び消費税額合計が表示されること。
3-8-1-2 振替伝票は一意の振替伝票番号で管理され、伝票登録時に自動採番ができるこ
と。
3-8-1-3 消費税については内税方式とし、入力時に個々の仕訳ごとに、課税・非課税・
不課税・免税の区分について区別ができること。
3-8-1-4 入力業務の簡素化のために、定型データや過去データを利用できること。
3-8-1-5 選択により、
振替伝票を帳票出力できること。
振替伝票にはバーコードを付し、
振替伝票確定時にデータ呼び出しができること。また、帳票には金額合計及び消費税
額合計が出力できること。
3-8-1-6 振替伝票入力時において、当該予算科目における予算を超過した場合には、入
力を確定できないか、超過額を表示するだけで入力可能とするかのレベル設定の可能
な警告機能を有すること。なお、収入契約にかかる振替の場合には、予算を超過して
もそのまま入力できること。
3-8-1-7 振替伝票情報をもとに、決定ベースでの予算差引を行なうこと。
3-8-1-8 振替伝票の起票は、直接入力を行うほか、債務管理・債権管理・資産管理で作
成される仕訳計上データを引き継いで振替伝票を起票できる機能を有すること。
3-8-1-9 債務管理・債権管理で作成される仕訳計上データを引き継ぐ振替伝票には、契
約決議番号等元データが特定できる情報を保持すること。
3-8-1-10 精算ありの経費決議から作成した仮払金計上仕訳を消し込む機能を有するこ
と。引き継ぐ際、未引継ぎの一覧を決議番号・伝票番号・相手先・起案日・用務・精
算日・金額・精算金額の各項目順に並べ替えを可能とし、その並び替えられた順番で
引き継ぐことができること。
- 26 -
3-8-1-11 CSV 形式ファイルにより仕訳に関するデータを外部から取り込み、振替伝票
を起票できる機能を有すること。
3-8-1-12 貸借複合仕訳の入力が可能であること。
3-8-1-13 1伝票で複数の予算科目の入力が出来ること。
3-8-1-14 1伝票で複数の相手先が指定できること。
3-8-1-15 決算整理仕訳は振替伝票と同等の機能を有し、かつ、振替伝票とは区別し管
理されること。
3-8-1-16 決算整理仕訳は翌月初または翌期首への自動振り戻し機能を有すること。
3-8-2 振替伝票変更/削除処理
3-8-2-1 振替伝票が未確定の場合のみ振替情報の変更/削除を行なうことが可能であ
ること。
3-8-2-2 一度確定処理された振替伝票の修正は、訂正の振替伝票により行うものとする
こと。
3-8-3 振替伝票確定処理
3-8-3-1 条件検索により未確定振替伝票を一覧表示し、一括又は個別に確定入力を行う
機能を有すること。
3-8-3-2 振替伝票に付したバーコードを読み込むことにより未確定振替伝票データを
抽出することができること。
3-8-3-3 確定入力された振替伝票を総勘定元帳、補助元帳へ随時転記すること。
3-8-4 締め処理
3-8-4-1 実績値を確定するために月締、年締処理を行う機能を有すること。
3-8-4-2 締処理は一定の権限者が解除することで追加起票を可能とすること。
3-8-4-3 前年度の決算処理と当年度の期中処理を並行して行う機能を有すること。
3-8-4-4 決算確定後に期末残高繰越処理を行う機能を有すること。
3-8-5 決算機能
3-8-5-1 予算執行と費用又は固定資産計上の整合性を一覧で検証するため、総勘定元帳、
振替伝票一覧表(仕訳日記帳)に執行した予算科目名を出力する機能を有すること。
また、予算執行と費用又は固定資産計上(流動資産計上を含む)の整合性を総括的
に検証するために、予算執行額と費用及び固定資産計上(流動資産計上を含む)額と
の関連表(マトリックス表)を月単位で出力する機能を有すること。
3-8-5-2 未収入金、未払金について、債権者・債務者、入金予定日・支払予定日、部門
別の条件の組合せによりデータを抽出し、貸借対照表残高の明細を帳票として出力す
る機能を有すること。また、CSV形式又はExcel形式でデータ出力する機能を
有すること。
3-8-5-3 複数の条件に基づいて任意に抽出された項目(勘定科目・財源・セグメント・
部門・資産分類・資産登録番号等)に、資産明細表及び減価償却明細・総括表を出力
する機能を有すること。
3-8-5-4 決算整理仕訳は振替伝票と同等の機能を有し、かつ、振替伝票とは区別し管理
されること。
- 27 -
3-8-5-5 決算整理仕訳のうち、経過勘定科目等の翌期振戻しが必要なものは、翌期首に
振戻しを行う機能又は一括の仕訳登録を行う機能を有すること。
3-8-5-6 決算整理仕訳一覧表、決算整理前合計残高試算表、決算整理後合計残高試算表
を印刷する機能を有すること。
3-8-5-7 合計残高試算表は指定期間の期首残・期中発生・期末累計・期末残高を確認す
るための帳票であり、勘定科目別に、借方期首残・借方期中発生・借方期末累計・借
方期末残高・貸方期首残・貸方期中発生・貸方期末累計・貸方期末残を表示すること。
表示する際は上位の合計科目も表示すること。また、指定期間に発生金額がある勘定
科目のみを出力する場合と全科目を出力する場合と選択可能であること。
3-8-5-8 前年度の未収・未払計上データをもとに当年度の日付で入金・支払処理を行う
機能を有すること。また、この入金データ・支払データをもとに作成する振替伝票デ
ータは自動的に当年度の会計データになるものとすること。
3-8-5-9 課税、非課税、不課税の区分別集計など、消費税申告書作成に関する帳票を出
力する機能を有すること。また、税込単価、消費税区分を元に消費税額を計算する機
能を有すること。
3-8-5-10 未収収益、未払費用、前払費用、前受収益について、勘定科目レベルでの内
容別、部局別等の条件の組合せによりデータを抽出し、貸借対照表残高の明細を帳票
として出力する機能を有すること。また、CSV形式でデータ出力する機能を有する
こと。
3-8-5-11 決算確定後に期末残高繰越処理を行う機能を有すること。
3-8-5-12 全仕訳データを対象に、仕訳データの各項目・引き継いだ決議情報等あらゆ
る条件で抽出し、伝票一覧や伝票画面を表示できること。一覧結果はCSVに出力可
能であること。
3-8-5-13 詳細な仕訳明細を勘定科目別に確認するための帳票として、補助元帳を出力
できること。タイトル情報として、勘定科目、明細情報として、伝票日付、伝票番号、
伝票枝番、伝票種別、摘要、相手先、入金支払予定日、相手勘定科目、部門、予算科
目、プロジェクト、税区分、借方金額、借方消費税額、貸方金額、貸方消費税額、残
高を表示すること。
3-9 資産管理機能
3-9-1 取得入力
3-9-1-1 有形固定資産、無形固定資産、少額備品、リース資産、借受対象物品が管理可
能であること。
3-9-1-2 取得入力では、資産番号、資産名称、予算科目、借受区分、特定区分、中期計
画区分、用途区分、取得財源、利用部門、資産種類区分、設置場所、管理部署、管理
担当者、支出契約決議番号、取得年月日、償却方法、耐用年数、取得数量、取得価額、
残存価格、規格、備考等を入力、修正、削除、照会できること。
3-9-1-3 入力画面から直接入力を行うほか、支出管理の検収データから、資産登録に必
要なデータ(予算科目、勘定科目、品名、規格、取得年月日、金額等)を取り込むこ
とができること。なお、この他、CSV 形式ファイルにより外部からデータを取り込む
- 28 -
機能も有すること。
3-9-1-4 取得財源として、運営費交付金、授業料、奨学寄付金、現物寄付、補助金、目
的積立金、無償譲与、現物出資、受託研究、共同研究、受託事業、科研費等を設定し、
取得財源の追加、変更機能を有すること。
3-9-1-5 一資産につき取得財源を複数登録でき、比率の登録及び金額直接入力による按
分機能を有すること。
3-9-1-6 一資産につき共有する利用部門を複数登録でき、比率の登録による按分機能を
有すること。
3-9-1-7 一資産につき用途区分を複数登録でき、比率の登録による按分機能を有するこ
と。
3-9-1-8 建設仮勘定を勘定科目として設定し資産登録する機能を有すること。
3-9-1-9 残存価格は、
非償却資産をのぞき、
有形固定資産は1円、
無形固定資産は0円、
リース資産は0円を初期値とし、必要に応じて修正できること。
3-9-1-10 科学研究費補助金(直接経費)等で購入した資産の寄附受けについても、資産
登録に必要なデータを購買管理の検収データより取り込むことができること。
3-9-1-11 リース契約資産のうち地方独立行政法人会計基準により資産計上の必要なも
のについては、資産登録に必要なデータを入力可能な機能を有すること。
3-9-1-12 資産登録の際に、資産番号が付されること。資産番号は自動採番、手採番の
いずれかを選択できること。採番可能な資産番号の桁数は 15 桁以上であること。
3-9-1-13 承継資産については、旧管理番号を 15 桁以上のフィールドにて引継ぎ、旧管
理番号による照会を可能とすること。
3-9-1-14 資本的支出が実施されたものについては、本体資産の管理番号との関連付け
ができること。
3-9-1-15 財源等の各区分を参照し、地方独立行政法人会計基準に準拠した資産取得に
おける財源仕訳データを自動作成すること。
3-9-1-16 登録済みの資産データを対象に、検索が可能であること。検索条件として、
資産番号・物品管理番号(文字列あいまい検索可能)
・台帳番号・資産名称・取得日・
除売却日・取得価格・管理者・勘定科目・取得方法・資産種類・現状区分・設置場所・
取得財源を指定可能であること。
3-9-1-17 登録した資産・物品の情報を確認するための帳票として、固定資産台帳を出
力できること。資産番号、決議番号、資産種類、勘定科目、管理部門、管理者、資産
名称、規格、取得日、利用開始日、償却方法、耐用年数(月数)、償却率、年(月)償
却額、残存価額、取得方法、数量、設置場所、特定割合、取得財源、利用部門、用途
区分、予算科目、プロジェクト、リース期間、借受期間、備考、償却・除売却・減損
明細を表示すること。また、出力条件として、年度、管理部門、資産番号、資産種類、
資産名称部分一致、勘定科目、設置場所、現状区分、取得価額、除売却日、取得日を
指定可能であること。
3-9-1-18 登録した資産・物品の情報を一覧で確認するための帳票として、固定資産一
覧表を出力できること。タイトル情報として、資産種類、勘定科目、明細情報として、
- 29 -
管理部門、資産番号、資産名称、規格、取得日、取得方法、耐用年数(月数)
、特定割
合、現状区分、償却率、設置場所、数量、取得価額、期首簿価、期末簿価を表示する
こと。また、出力条件として、年度、管理部門、資産番号、資産種類、資産名称部分
一致、勘定科目、設置場所、取得価額、除売却日、取得日を指定可能であること。
3-9-1-19 登録した資産・物品の詳細情報を一覧で確認するための帳票として、固定資
産一覧表(詳細)を出力できること。タイトル情報として、管理部門、資産種類、明
細情報として、資産番号、資産名称、規格、取得日、取得方法、耐用年数(月数)
、特
定割合、現状区分、償却率、廃棄日、数量、取得価額、年(月)償却額、残存価額、
勘定科目、予算科目、用途区分、取得財源、物品管理番号、設置場所、相手先、備考
を表示すること。また、出力条件として、管理部門、資産番号、資産種類、資産名称
部分一致、取得価額、予算科目、勘定科目、取得財源、設置場所、現状区分、相手先、
廃棄日、取得日、除売却日、取得方法、用途区分を指定可能であること。
3-9-2 現物管理
3-9-2-1 現物管理用のラベルをシール台紙に出力できること。
3-9-2-2 資産備品の棚卸用に、設置場所及び管理者ごとに使用中の資産備品の一覧を出
力可能であること。出力条件として、法人全体、部門、部署、研究室等毎を設定可能
であること。また、CSV形式ファイル及びPDF形式ファイルにて出力可能である
こと。
3-9-3 異動入力
3-9-3-1 異動入力では、異動年月日、資産番号、異動元部署、異動先部署、設置場所、
管理部署、管理担当者を入力、修正、照会できること。
3-9-3-2 資産の分割を行えること。また、分割の履歴を保持できること。
3-9-3-3 該当資産の除売却処理を行うまでは、異動の過去履歴を保持できること。
3-9-4 除売却入力
3-9-4-1 除売却年月日、資産番号、除売却区分、除売却事由、売却価格、不用決定日等
が入力できること。
3-9-4-2 除売却区分には、除却又は売却の区分を入力できること。
3-9-4-3 部分除却、部分売却に対応できること。
3-9-4-4 除売却の仕訳データを自動作成すること。
3-9-4-5 財源等の各区分を参照し、地方独立行政法人会計基準に準拠した除売却におけ
る財源仕訳データを自動作成すること。
3-9-5 減価償却計算
3-9-5-1 取得財源、部門(セグメント)、プロジェクト、用途区分、償却方法、中期計画
区分及び、耐用年数等を参照し、地方独立行政法人会計基準に準拠した減価償却仕訳
を自動起票できること。
3-9-5-2 複数財源、複数用途、複数部門共有により取得された資産は、内訳別に減価償
却計算をする機能を有すること。
3-9-5-3 資産の登録・修正後、年次単位及び月次単位で償却計算が行えること。
3-9-5-4 財源別、組織別、用途区分別等で償却結果を CSV 形式ファイルで出力できるこ
- 30 -
と。
3-9-5-5 登録済の資産情報から、年度計画内や中期計画内での予定償却額のシミュレー
ション機能を有すること。
3-9-5-6 資産別に当該年度の減価償却費及び減価償却累計額を CSV 形式ファイルで出
力できること。なお、減価償却累計額については過年度分も現年度分とは区別し、合
わせて出力できること。
3-9-5-7 臨時償却に対応できること。臨時償却に際しては耐用年数の変更入力ができ、
変更内容に伴い減価償却計算がなされ、画面表示されること。
3-9-5-8 特定指定された資産に関しては、資産ごとに指定した割合に従い、減価償却費
を損益外減価償却費と分割して計上をする機能を有すること。
3-9-6 減損入力
3-9-6-1 減損年月日、資産番号、減損損失額が入力できること。また、減損年月を元に
残存耐用年数(月数)及び減損限度額の照会が可能であること。
3-9-6-2 減損入力後は減損後の簿価と減損後耐用年数(月数)により減価償却計算が行
えること。またその結果が資産登録画面で確認できること。
3-9-6-3 減損損失累計額と減価償却累計額とは別に集計し表示する機能を有すること。
3-9-6-4 財源等の各区分を参照し、国立大学法人会計基準に準拠した減損仕訳データを
自動作成する機能又は基礎資料を出力する機能を有すること。
3-9-6-5 減損の対象となる複数の資産をまとめてグループとして管理する機能を有す
ること。また、減損額に関しては資産単位で設定する機能を有すること。
3-9-6-6 減損額を資産台帳に反映させる機能を有すること。資産台帳へ反映後は減価償
却計算も減損後の金額で行なわれること。
3-10 出力帳票
3-10-1 以下に記載する帳票等を印刷できること。
(財務会計処理に支障がない場合に限り、
一覧中の複数の帳票の内容を1帳票で満たす場合や1帳票の内容を複数の帳票で表示可
能な場合も可とする。)
なお、以下に記載する帳票等にかかわらず財務会計システムパッケージが備える全標
準帳票等を印刷・CSV形式ファイル・PDF形式ファイルにて出力できること。"
3-10-2 伝票
3-10-2-1 購入依頼書
3-10-2-2 見積依頼書
3-10-2-3 支出契約決議書
3-10-2-4 発注書
3-10-2-5 経費決議書
3-10-2-6 収入契約決議書
3-10-2-7 請求書(兼振込依頼書)
3-10-2-8 入金依頼書(兼振込依頼書)
3-10-2-9 振替伝票
3-10-3 マスタ管理帳票
- 31 -
3-10-3-1 部門一覧表
3-10-3-2 勘定科目一覧表
3-10-3-3 予算科目一覧表
3-10-3-4 相手先一覧表
3-10-4 予算管理・プロジェクト管理
3-10-4-1 予算科目別部門別配賦額一覧表
3-10-4-2 部門別予算科目別配賦額一覧表
3-10-4-3 財源別予算科目配賦額一覧表
3-10-4-4 プロジェクト一覧表
3-10-4-5 予算追加振替チェックリスト
3-10-4-6 年度予算別執行状況表
3-10-4-7 年度予算別部門別執行状況表
3-10-4-8 支出予算差引一覧表
3-10-4-9 費目別支出予算差引一覧表
3-10-4-10 プロジェクト別執行状況表
3-10-4-11 プロジェクト別収支明細表
3-10-4-12 予算科目勘定科目マトリクス表
3-10-5 収入支出管理帳票
3-10-5-1 収入契約決議台帳
3-10-5-2 購入依頼台帳
3-10-5-3 支出契約決議台帳
3-10-5-4 経費決議台帳
3-10-5-5 収入契約決議一覧表
3-10-5-6 購入依頼一覧表
3-10-5-7 支出契約決議一覧表
3-10-5-8 経費決議一覧表
3-10-5-9 支出契約決議精算チェックリスト
3-10-5-10 経費決議精算チェックリスト
3-10-5-11 検収台帳
3-10-5-12 契約経過表
3-10-5-13 相手先別検収一覧表
3-10-5-14 分割入金リスト
3-10-5-15 分割支払リスト
3-10-5-16 入金予定一覧表
3-10-5-17 支払予定一覧表
3-10-5-18 入金実績一覧表
3-10-5-19 支払実績一覧表
3-10-5-20 相手先別支払一覧表
3-10-5-21 支払通知書
- 32 -
3-10-5-22 支払調書及び明細表
3-10-6 会計管理帳票
3-10-6-1 振替伝票一覧表
3-10-6-2 振替伝票欠番チェックリスト
3-10-6-3 総勘定元帳
3-10-6-4 補助元帳
3-10-6-5 合計残高試算表
3-10-6-6 貸借対照表
3-10-6-7 損益計算書
3-10-6-8 現預金出納簿
3-10-6-9 未収金残高一覧表
3-10-6-10 未払金残高一覧表
3-10-6-11 未収金残高明細表
3-10-6-12 未払金残高明細表
3-10-6-13 仮払金残高明細表
3-10-6-14 仮受金残高明細表
3-10-6-15 前払金残高明細表
3-10-6-16 前受金残高明細表
3-10-6-17 キャッシュフロー計算書の基礎資料を CSV 形式ファイルでデータ出力でき
ること。
3-10-6-18 行政サービス実施コスト計算書の基礎資料を CSV 形式ファイルでデータ出
力できること。
3-10-6-19 附属明細書の基礎資料を CSV 形式ファイル等でデータ出力できること。
3-10-6-20 決算整理仕訳を含む含めないの設定が可能であること。
3-10-6-21 消費税申告のための基礎資料(消費税区分別・勘定科目別取引金額等)が
CSV 形式ファイルで出力できること。
3-10-7 資産管理帳票
3-10-7-1 固定資産台帳
3-10-7-2 固定資産一覧表
3-10-7-3 固定資産一覧表(詳細)
3-10-7-4 固定資産総括表
3-10-7-5 資産増減明細表
3-10-7-6 資産配置換え履歴書
3-10-7-7 減価償却明細表
3-10-7-8 借受等一覧表
3-10-7-9 リース物件一覧表
3-10-7-10 管理者・所在別一覧表
3-10-7-11 減価償却費予定額一覧表
3-10-7-12 資産管理ラベル
- 33 -
3-10-7-13 減損損失明細表
4 物品請求システムに関する機能要件
4-1 共通機能
4-1-1 基本事項
4-1-1-1 本物品請求システムは、教員・職員等発生源が主に使用する財務会計システム
及び科学研究費システムの発生源管理機能としての役割を担い、物品購入依頼や旅行
依頼の起票・承認、予算執行状況の確認等を行うシステムである。
4-1-1-2 本物品請求システム内で扱う全データは、バッチ処理を介すことなく、タイム
リーな更新・集計による掌握・管理が可能であること。
4-1-1-3 導入後に本学のカスタマイズ要望に対応できるシステムであること。
4-1-1-4 クライアントインストールを不要とするためにWEB方式を採用しているこ
と。また、利用可能なブラウザは IE8 以上・FireFox4 以上・Safari4 以上の全てをサ
ポートすること。なお,認証には情報処理センターに設置された学内 LDAP サーバを用
い、許可された権限のアカウントのみを利用許可とすること。
4-1-2 セキュリティ・権限設定
4-1-2-1 ユーザごとにID、パスワードを設定し、個人の認証を行うとともに、下記の
処理制限をかけられること。
4-1-2-1-1 ・確定の権限をユーザごとに設定できること。
4-1-2-1-2 ・特定の業務(依頼入力、確定、マスタ管理等)に関する入力権限の付与
ができること。
4-1-2-2 パスワードの必須文字数及び設定文字の英数字記号を設定できること。ユーザ
自身でパスワード変更が行えること。
4-1-2-3 管理者権限のあるユーザは他のユーザとして代行処理する権限を設定可能な
こと。
4-1-2-4 財務会計システムの予算管理機能で配賦した予算科目毎部門毎の年度予算ま
たはプロジェクト予算について、ユーザ単位にどの部門の予算が使用可能か別途設定
できること。例えば、予算管理機能では共通部門に配賦した予算金額を、共通部門に
所属する職員のうちA氏・B氏・C氏が共同で執行できるといったような設定ができ
ること。その際、共通部門用のユーザIDを3人で使いまわすというのではなく、そ
れぞれのユーザIDでログインしながらにして共通予算が使用できること。また、ユ
ーザには部門毎に管理者権限を付与することができ、管理者権限を持つユーザはその
部門の予算を使用した他のユーザの執行内容を確認することができること。
4-1-3 マスタ管理
4-1-3-1 旅費支給金額、発注区分、発注理由等、物品請求システムの各種マスタ情報は
一元管理し、統一したコード体系を維持できること。
4-1-3-2 各種マスタは、特定の権限者のみが設定できること。
4-1-3-3 マスタの変更履歴及び変更者名を管理できること。
4-1-3-4 予算科目マスタ、部門マスタ、品名マスタ、相手先マスタ、費目マスタ、金融
- 34 -
機関マスタ等、財務会計システム及び科学研究費システムで管理しているマスタにつ
いては、
物品請求システムで2重に管理することなく、各システムのマスタを参照し、
伝票入力等が行えること。
4-1-3-5 発注区分マスタには、以下の機能を有すること。
4-1-3-5-1 ・発注区分、発注区分名、発注日入力必須区分の登録が可能であること。
4-1-3-6 発注理由マスタには、以下の機能を有すること。
4-1-3-6-1 ・発注理由区分、発注理由名、発注区分、警告メッセージの登録が可能で
あること。
4-1-3-7 旅費支給金額マスタには、以下の機能を有すること。
4-1-3-7-1 職級、地域、宿泊有無等の条件により、日当、宿泊費、その他経費を設定
できること。
4-1-3-8 主要マスタの設定に際し、標準マスタを初期インストールして簡易に設定がで
きるよう支援すること。
4-1-4 検索
4-1-4-1 複数の検索項目を組み合わせた検索が可能なこと。
4-1-4-2 検索条件に合致した情報を一覧形式で表示する機能を有すること。
4-1-4-3 年月日、コード、文字による全部(部分)一致の検索を可能とすること。
4-1-5 入力補助
4-1-5-1 伝票等の過去データを利用して、簡易に入力できること。その際、過年度のデ
ータも参照起票可能であること。
4-1-5-2 カット・アンド・ペースト機能や行複写機能を有し、
効率的に入力できること。
行複写機能は挿入位置を任意に設定可能であること。また、ファンクションキーの利
用により、容易に連続複写ができるなどの機能を有すること。
4-1-5-3 画面の項目は、必須入力、条件により必須、任意等の適切なチェックがなされ
ること。
4-1-5-4 必須入力または条件により必須となる項目は、ユーザが視覚的に認識できるか
たちで表示されること。
4-1-5-5 コード入力、選択入力が可能なこと。
4-1-6 他システムとのデータ連携機能
4-1-6-1 財務会計システムとの間で、購入依頼データ、旅行依頼データ、執行額、執行
内容、残額等をリアルタイムに連携できること。
4-1-6-2 科学研究費システムとの間で、購入依頼データ、旅行依頼データ、執行額、執
行内容、残額等をリアルタイムに連携できること。
4-1-7 その他
4-1-7-1 登録されたデータには、入力情報(ユーザID、入力日付、入力時間)
、更新
情報(ユーザID、更新日付、更新時間)
、確定情報(ユーザID、確定日付、確定時
間)と修正、削除履歴が保持できること。
4-1-7-2 端末からの情報の登録・修正・削除の履歴がすべてサーバ側で閲覧可能である
こと。その履歴はユーザ ID、操作日時(サーバ時間:JST)が特定可能であること。
- 35 -
4-1-7-3 データの削除は論理削除とすること。
4-1-7-4 伝票番号等の管理番号は自動採番されること。
4-1-7-5 各帳票(購入依頼書・旅行依頼書・旅行命令書・旅費請求書・旅行報告書)の
決裁欄の役職名等を、ユーザ側で入力できること。また、決裁欄は10以上設定でき
ること。
4-1-7-6 各入力機能において月次決算確定前に限り、過去日付に対する遡り登録ができ
ること。
4-1-7-7 金額及び単価等に関連する項目は、本学に十分対応できる桁数(例:整数12
桁、少数以下 4 桁程度)を有すること。
4-1-7-8 通常予算および外部資金については予算・プロジェクトを選択、また科学研究
費補助金を使用する場合はあらかじめ設定した研究課題・費目を選択しての執行処理
が可能なこと。また、通常予算や外部資金の執行処理中なのか科学研究費補助金の執
行処理中なのか、画面の背景色を色分けし、一目でわかるようにすること。
4-1-7-9 当年度・来年度の業務を平行して実施可能なこと。また、過去年度を何年前ま
で参照可能とするか設定可能なこと。
4-1-7-10 発生源管理機能については、依頼ベース・契約ベース・決定ベースの他に、
手持ち伝票及び未確定の依頼を含めた予算残高照会を可能とすること。
4-1-7-11 ログイン画面に掲示板機能を有すること。掲示板に掲示する内容は、メンテ
ナンス画面から登録・修正・削除が可能であること。メンテナンスは特定のユーザに
のみ使用可能であること。
4-2 発生源管理機能
4-2-1 物品・図書購入依頼入力
4-2-1-1 物品・図書購入依頼入力画面では、購入依頼番号(年度単位で自動採番)、依
頼日、依頼者、依頼者部署、発注区分、発注日、発注理由、品名、規格、書名、出版
社、出版年、ISBN コード、使用場所(図書の場合は図書館か研究室か選択)単価、数
量、単位、納入場所、使用目的、特記事項、添付資料の有無、添付資料ありの場合の
種類(紙・媒体)
、予算部門、予算科目、プロジェクト、研究課題・費目等の登録機能
を有すること。
4-2-1-2 ユーザIDをキーとして、あらかじめ設定された値(依頼者・依頼者部署・納
入場所)を初期セットする機能を有すること。また、セットされた値等の上書き修正
を可能とすること。
4-2-1-3 購入依頼画面は、1 依頼伝票につき複数の品名明細を依頼できる構成とするこ
と。
4-2-1-4 品名明細を複写して新規品名明細を入力する機能を有すること。
4-2-1-5 購入依頼画面は、1 品名明細につき複数予算科目・プロジェクト予算を執行で
きる構成とすること。
4-2-1-6 ユーザIDをキーとして、使用可能な予算科目毎部門毎の年度予算またはプロ
ジェクト予算、研究課題・費目予算を検索可能であること。その際、予算額、執行額
(依頼ベース・契約ベース・決定ベース)
、執行残額(依頼ベース・契約ベース・決定
- 36 -
ベース)を表示すること。
4-2-1-7 入力を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
4-2-1-8 すでに発注済みかどうかを記録するために、発注区分を選択入力可能であるこ
と。発注区分が未発注ではない場合、発注理由を選択入力可能であること。また、発
注理由に応じて注意事項等を表示可能であること。発注区分により発注日の入力が必
要な場合はその入力が可能であること。
4-2-1-9 購入依頼入力時は、単価の入力は任意項目であること。
4-2-1-10 品名はマスタからの選択入力も可能とし、その際は品名・単価・単位をマス
タから設定できること。
4-2-1-11 入力した単価、数量を基に購入依頼データごとの総額を算出し表示する機能
を有すること。
4-2-1-12 購入依頼データの入力時に依頼ベースの予算残高に対して予算残高チェック
を行い予算超過する場合は警告をだす機能を有すること。
(チェックする予算ベースに
ついては選択可能であること。
)その際、予算科目毎・部門毎に年度予算金額を超過す
る執行に関して、警告を出し執行不可とする・警告を出し執行可能とする・警告を出
さないといった警告レベルに対応した動作を行うこと。またプロジェクト予算、科学
研究費補助金については警告を出し執行不可とすること。
4-2-1-13 購入依頼データは直接入力するだけでなく、定型データや過去データを利用
して入力できること。
4-2-1-14 購入依頼データから、購入依頼書(決裁用)
、物品請求及び命令書、図書請求
及び命令書、発注書をPDFで出力できること。なお科学研究費補助金の場合は、そ
れを明示的に分かるようにすること。また、出力した際には出力の記録を残すこと。
4-2-1-15 物品請求及び命令書、図書請求及び命令書とは、購入依頼を承認したのち管
理するための帳票であり、購入依頼番号、依頼者、依頼者部署、発注区分、発注理由、
品名、規格、書名、出版社、出版年、ISBN コード、単価、数量、単位、納入場所、特
記事項、添付資料の有無、添付資料ありの場合の種類(紙・媒体)
、希望業者、予算科
目、プロジェクト、研究課題・費目、資料区分、依頼者職員コード、依頼者連絡先等
を表示すること。取得措置請求及び命令に関する担当者等役名を記載した押印欄を表
示すること。取得措置の選択肢(買取支給・買入在庫・在庫支給)を表示すること。
物品受領日、物品出納役、物品供用役、状態(受入・払出・受領・返納)の記載欄が
あること。物品管理簿としての整理欄(分類、細分類、種類、記号、番号、単価、合
計金額、物品管理簿記帳日、物品出納簿記帳日、納入者、整理年月日、物品管理役、
物品出納役、異動数量、現在高、備考)を用意すること。1依頼につき複数明細存在
する場合は別途内訳書を出力すること。内訳書には、明細番号、品名、規格、数量、
単価、金額、種類、記号、番号、備考、予算科目、プロジェクト、用途、使用場所を
出力すること。
4-2-1-16 発注書とは、購入依頼を承認したものを発注するための帳票であり、購入依
頼番号、依頼者、依頼者部署、発注区分、品名、規格、数量、単位、納入場所、予算
科目、プロジェクト、研究課題・費目等を表示すること。
- 37 -
4-2-1-17 購入依頼データを確定依頼できること。
4-2-2 購入依頼変更/削除
4-2-2-1 確定依頼をしていない場合、購入依頼データの変更/削除を行なうことが可能
なこと。
4-2-2-2 確定依頼をしている場合でも、後述の購入依頼確定で未確定の場合のみ、購入
依頼データの変更/削除を行なうことが可能なこと。
4-2-2-3 条件検索により未確定購入依頼データを一覧表示し、選択したデータに関して
変更/削除を行うことが可能なこと。
4-2-3 購入依頼確定
4-2-3-1 未確定一覧から選択し、一括または個別に確定入力ができること。また、否決
できること。否決の際には理由を入力できること。
4-2-3-2 未確定一覧では発注区分を検索条件として絞り込むことができること。
4-2-3-3 確定入力した場合、
財務会計システム及び科学研究費システムの支出契約決議
に引き継げること。また、確定した依頼が未発注の場合、承認日を発注日として更新
すること。
4-2-3-4 否決した場合、依頼者側が把握できること。
4-2-3-5 依頼ベースでの予算差引を行うこと。
4-2-3-6 購入依頼書を一括または個別に印刷できること。なお科学研究費補助金の場合
は、それを明示的に分かるようにすること。
4-2-4 購入依頼確定解除
4-2-4-1 確定済購入依頼データについて、その確定解除を行う機能を有すること。
4-2-4-2 財務会計システム及び科学研究費システムの契約決議登録後の購入依頼確定
解除は不可とすること。
4-2-5 購入依頼状況照会
4-2-5-1 条件検索により未確定、確定済の購入依頼データを一覧表示し、確定済の購入
依頼データに関しては、財務会計システム及び科学研究費システムの支出契約決議起
票済か、財務会計システムの債務計上済みか判別できる機能を有すること。
4-2-5-2 発注区分を検索条件として絞り込むことができること。
4-2-5-3 照会結果等はCSV形式ファイルに出力可能なこと。
4-2-6 旅行依頼入力
4-2-6-1 旅行依頼入力画面では、旅行依頼番号(年度単位で自動採番)、依頼日、依頼
者、依頼者部署、国内外区分、精算区分、用務先、用務、旅行期間、備考、旅行者、
予算部門、予算科目、プロジェクト、研究課題・費目、交通経路、交通手段、交通費、
日当、宿泊費等の登録機能を有すること。
4-2-6-2 ユーザIDをキーとして、あらかじめ設定された値(依頼者・依頼者部署・旅
行者)を初期セットする機能を有すること。また、セットされた値等の上書き修正を
可能とすること。
4-2-6-3 精算区分は、概算旅費申請、精算旅費申請が選択可能であること。
4-2-6-4 旅行依頼画面は、1 依頼伝票につき複数の明細を依頼できる構成とすること。
- 38 -
4-2-6-5 明細を複写して新規明細を入力する機能を有すること。
4-2-6-6 旅行依頼画面は、1 明細につき複数予算科目・プロジェクト予算・研究課題・
費目を執行できる構成とすること。
4-2-6-7 ユーザIDをキーとして、使用可能な予算科目毎部門毎の年度予算またはプロ
ジェクト予算、研究課題・費目を検索可能であること。その際、予算額、執行額(依
頼ベース(手持ち含む)
・依頼ベース(未確定含む)
・依頼ベース(確定済)
・契約ベー
ス・決定ベース)
、執行残額(依頼ベース(手持ち含む)
・依頼ベース(未確定含む)・
依頼ベース(確定済)
・契約ベース・決定ベース)を表示すること。科学研究費補助金
については、このうち決定ベースをのぞく予算額、執行額を表示すること。
4-2-6-8 入力を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
4-2-6-9 旅行依頼入力時は、交通費、日当、宿泊費等旅費欄は任意とすること。
4-2-6-10 旅行期間初日及び最終日の出発地・到着地・交通手段は必須とすること。
4-2-6-11 備考は全角 500 文字以上入力可能であること。
4-2-6-12 交通経路は手入力のほか、出発地・到着地・旅行日等条件指定した上で経路
候補を一覧表示し、それを選択することでも設定可能なこと。またその際、交通費は
選択した経路の金額で計算され初期表示されること。経路情報は乗換案内等と連携し、
全国公共交通機関等の情報を引き継ぐことができること。また、保守契約等により、
新しい経路情報を取得可能であること。日当・宿泊費は旅行者の等級号俸・旅行地域
区分・宿泊有無により自動計算可能であること。
4-2-6-13 旅行者情報は選択入力とし、相手先マスタから相手先名称による曖昧検索を
行う機能を有すること。
4-2-6-14 入力した旅費を基に旅行依頼データごとの総額を算出し表示する機能を有す
ること。
4-2-6-15 旅行依頼データの入力時に依頼ベース(手持ち含む)または依頼ベース(未
確定含む)あるいは依頼ベース(確定済)の予算残高に対して予算残高チェックを行
い予算超過する場合は警告をだす機能を有すること。
(チェックする予算ベースについ
ては選択可能であること。
)その際、予算科目毎・部門毎に年度予算金額を超過する執
行に関して、警告を出し執行不可とする・警告を出し執行可能とする・警告を出さな
いといった警告レベルに対応した動作を行うこと。またプロジェクト予算・科学研究
費補助金予算については警告を出し執行不可とすること。
4-2-6-16 旅行依頼データは直接入力するだけでなく、定型データや過去データを利用
して入力できること。
4-2-6-17 旅行依頼データは最初に入力した用務先、用務、予算部門、予算科目、プロ
ジェクト、研究課題・費目等を明細追加時に初期表示すること。
4-2-6-18 旅行依頼データから、旅行申請書(決裁用)をPDFで出力できること。な
お科学研究費補助金の場合は、それを明示的に分かるようにすること。また、出力し
た際には出力の記録を残すこと。
4-2-6-19 旅行依頼データを確定依頼できること。その際、1次確定者を設定できるこ
と。
- 39 -
4-2-7 旅行依頼情報変更/削除
4-2-7-1 確定依頼をしていない場合、旅行依頼情報の変更/削除を行なうことが可能な
こと。
4-2-7-2 確定依頼をしている場合でも、後述の旅行依頼確定で未確定の場合のみ、取戻
処理を行った上で旅行依頼情報の変更/削除を行なうことが可能なこと。
4-2-7-3 条件検索により未依頼旅行依頼データまたは依頼済未確定旅行依頼データを
一覧表示し、選択したデータに関して変更/削除を行うことが可能なこと。
4-2-8 旅行依頼確定
4-2-8-1 未確定一覧から選択し、一括または個別に確定入力ができること。また、否決
できること。否決の際には理由を入力できること。
4-2-8-2 確定入力した場合、
財務会計システム及び科学研究費システムの経費決議デー
タとして引き継げること。
4-2-8-3 否決した場合、依頼者側が把握できること。
4-2-8-4 旅行依頼情報確定時に、依頼ベースでの予算差引を行うこと。
4-2-8-5 最終承認者の場合は申請内容を変更できること。
4-2-8-6 旅行命令書兼旅費請求書を一括または個別に印刷できること。なお科学研究費
補助金の場合は、それを明示的に分かるようにすること。
4-2-9 旅行依頼確定解除
4-2-9-1 確定済旅行依頼データについて、その確定解除を行う機能を有すること。
4-2-9-2 財務会計システム及び科学研究費システムの経費決議登録後の旅行依頼確定
解除は不可とすること。
4-2-10 旅行精算報告
4-2-10-1 概算旅費申請にした旅行依頼データに対し、旅行後に精算入力を行なえるこ
と。
4-2-10-2 申請時の入力内容を初期表示し、それを修正する方式で入力できること。
4-2-10-3 修正入力した後も申請時の入力内容を確認できること。
4-2-10-4 旅行報告書を印刷できること。
4-2-10-5 旅行精算報告データを確定依頼できること。その際、1次確定者を設定でき
ること。
4-2-11 旅行精算報告確定機能
4-2-11-1 未確定一覧から選択し、一括または個別に確定入力ができること。また、否
決できること。否決の際には理由を入力できること。
4-2-11-2 確定入力した場合、財務会計システム及び科学研究費システムの経費精算決
議データとして引き継げること。
4-2-11-3 否決した場合、依頼者側が把握できること。
4-2-11-4 旅行精算報告確定時に、依頼ベースでの予算差引を行うこと。
4-2-11-5 最終承認者の場合は申請内容を変更できること。
4-2-11-6 旅行報告書を一括または個別に印刷できること。なお科学研究費補助金の場
合は、それを明示的に分かるようにすること。
- 40 -
4-2-12 旅行依頼状況照会
4-2-12-1 条件検索により未確定、確定済の旅行依頼データを一覧表示し、確定済の旅
行依頼データに関しては、財務会計システム及び科学研究費システムの経費決議起票
済か、財務会計システムの債務計上済みか判別できる機能を有すること。
4-2-12-2 照会結果等はCSV形式ファイルに出力可能なこと。
4-2-12-3 旅行依頼で登録された旅行期間を元に、教職員の出張スケジュールを表示す
る機能を有すること。その際、週次や月次での照会が可能であること。また、氏名、
カナ、所属等で対象者を検索可能であること。
4-2-13 予算照会機能
4-2-13-1 ユーザIDをキーとして、使用可能な予算科目毎部門毎の年度予算またはプ
ロジェクト予算をリアルタイムで照会可能であること。その際、予算額、執行額(依
頼ベース・契約ベース・決定ベース)、執行残額(依頼ベース・契約ベース・決定ベー
ス)を表示すること。
4-2-13-2 ユーザIDをキーとして、使用可能な研究課題毎費目毎の科学研究費予算を
リアルタイムで照会可能であること。その際、予算額、執行額(依頼ベース・契約ベ
ース)
、執行残額(依頼ベース・契約ベース)を表示すること。
4-2-13-3 ユーザIDをキーとして、使用可能な予算科目毎部門毎の年度予算またはプ
ロジェクト予算の執行明細(依頼番号、依頼日、決議番号、振替伝票番号、摘要、金
額、支払日等)をリアルタイムで照会可能であること。
4-2-13-4 ユーザIDをキーとして、使用可能な研究課題毎費目毎の科学研究費予算の
執行明細(依頼番号、依頼日、決議番号、振替伝票番号、摘要、金額、支払日等)を
リアルタイムで照会可能であること。
4-2-13-5 照会結果等はCSV形式ファイルに出力可能なこと。
4-2-13-6 承認権限を持つユーザは予算科目毎部門毎の全年度予算または全プロジェク
ト予算をリアルタイムで照会可能であること。その際、予算額、執行額(依頼ベース・
契約ベース・決定ベース)
、執行残額(依頼ベース・契約ベース・決定ベース)を表示
すること。
4-2-14 資産備品照会機能
4-2-14-1 ユーザが管理者となっている資産及び備品の一覧を照会可能であること。
4-3 出力帳票
4-3-1 以下に記載する帳票を印刷できること。
4-3-2 伝票
4-3-2-1 購入依頼書
4-3-2-2 物品請求及び命令書
4-3-2-3 発注書
4-3-2-4 旅行依頼書
4-3-2-5 旅行命令書
4-3-2-6 旅費請求書
4-3-2-7 旅行報告書
- 41 -
5 科学研究費システムに関する機能要件
5-1 共通機能
5-1-1 基本事項
5-1-1-1 本科学研究費システムは、科学研究費補助金の受け入れ及び執行の管理を行う
ためのシステムである。
5-1-1-2 本科学研究費システム内で扱う全データは、バッチ処理を介すことなく、タイ
ムリーな更新・集計による掌握・管理が可能であること。
5-1-1-3 導入後に本学のカスタマイズ要望に対応できるシステムであること。
5-1-1-4 大量の事務処理を効率的に消化するために、経理職員が主に使用する機能はク
ライアントサーバ方式、または業務に支障のない他方式を採用していること。また、
動作可能なクライアントOSは Windows XP・Windows Vista・Windows 7 で複数保持し
ていること。
5-1-2 セキュリティ・権限設定
5-1-2-1 ユーザごとにID、パスワードを設定し、個人の認証を行うとともに、下記の
処理制限をかけられること。
5-1-2-1-1 確定の権限をユーザごとに設定できること。
5-1-2-1-2 特定の業務(契約、検収、支払等)に関する入力権限の付与ができること。
5-1-2-2 ユーザごとに使用できる画面を制限できること。
5-1-2-3 パスワードの必須文字数及び設定文字の英数字記号を設定できること。
5-1-3 マスタ管理
5-1-3-1 科研費種別、費目、研究種目、研究機関、研究者等、科学研究費システムの各
種マスタ情報は一元管理し、統一したコード体系を維持できること。
5-1-3-2 各種マスタは、特定の権限者のみが設定できること。
5-1-3-3 マスタの変更履歴及び変更者名を管理できること。
5-1-3-4 費目マスタには、以下の機能を有すること。
5-1-3-4-1 研究費種別ごとに費目を登録することができること。
5-1-3-4-2 費目は1つの研究費種別に対し複数設定できること。
5-1-3-5 品名マスタ、相手先マスタ、金融機関マスタ等、財務会計システムで管理して
いるマスタについては、科学研究費システムで2重に管理することなく、財務会計シ
ステムのマスタを参照し、伝票入力等が行えること。
5-1-3-6 年間カレンダーをマスタ管理でき、支出予定日、入金予定日が祝日、土日にあ
たる場合には、支出予定日・入金予定日それぞれ自動で日付の繰上げ、繰下げ設定が
可能であること。
5-1-3-7 主要マスタの設定に際し、標準マスタを初期インストールして簡易に設定がで
きるよう支援すること。
5-1-4 検索
5-1-4-1 複数の検索項目を組み合わせた検索が可能なこと。
5-1-4-2 検索条件に合致した情報を一覧形式で表示する機能を有すること。
- 42 -
5-1-4-3 年月日、コード、文字による全部(部分)一致の検索を可能とすること。
5-1-5 入力補助
5-1-5-1 伝票等の過去データを利用して、簡易に入力できること。その際、過年度のデ
ータも参照起票可能であること。
5-1-5-2 カット・アンド・ペースト機能や行複写機能を有し、
効率的に入力できること。
行複写機能は挿入位置を任意に設定可能であること。また、ファンクションキーの利
用により、容易に連続複写ができるなどの機能を有すること。
5-1-5-3 画面の項目は、必須入力、条件により必須、任意等の適切なチェックがなされ
ること。
5-1-5-4 必須入力または条件により必須となる項目は、ユーザが視覚的に認識できるか
たちで表示されること。
5-1-5-5 コード入力、選択入力が可能なこと。
5-1-6 他システムとのデータ連携機能
5-1-6-1 財務会計システムで取り込むことのできる CSV 形式の仕訳データを出力する
ことができること。
5-1-6-2 物品請求システムから購入依頼データ、旅行依頼データを連携することができ
ること。また、執行額・執行内容・残額等を物品請求システムに連携できること。
5-1-7 その他
5-1-7-1 登録されたデータには、入力情報(ユーザID、入力日付、入力時間)
、更新
情報(ユーザID、更新日付、更新時間)
、確定情報(ユーザID、確定日付、確定時
間)と修正、削除履歴が保持できること。
5-1-7-2 端末からの情報の登録・修正・削除の履歴がすべてサーバ側で閲覧可能である
こと。その履歴はユーザ ID、操作日時(サーバ時間:JST)が特定可能であること。
5-1-7-3 データの削除は論理削除とすること。
5-1-7-4 伝票番号等の管理番号は自動採番されること。
5-1-7-5 帳票出力時には、プレビュー画面が表示できること。また全帳票CSV出力・
PDF出力ができること。
5-1-7-6 金額及び単価等に関連する項目は、本学に十分対応できる桁数(例:整数12
桁、少数以下 4 桁程度)を有すること。
5-2 科学研究費管理機能
5-2-1 機能概要
5-2-1-1 科学研究費補助金について、研究課題ごとに費目、金額、研究者を登録する機
能を有すること。予算執行時には、費目を選択し、予算差引管理(依頼ベース(購入
依頼確定時)
、契約ベース(契約決議確定時)
)を行う機能を有すること。
5-2-1-2 科学研究費補助金については、研究課題ごとに間接経費も登録管理が可能であ
ること。
5-2-2 科学研究費情報登録
5-2-2-1 科学研究費を課題単位で登録できること。
5-2-2-2 課題情報には、課題番号、研究課題名、申請年度、期間、研究代表者、職名、
- 43 -
学部、学科、研究方式、研究種目、領域・分細、口座情報を登録できること。
5-2-2-3 課題情報に対して、内訳情報として予算年度、内定日、決定日、内定決定額、
交付日、交付額、直接経費、間接経費が複数登録できること。
5-2-2-4 同一年度中の分割交付決定が可能であること。その際、交付決定日ごとに交付
決定額、交付日、交付額、直接経費、間接経費が登録可能であること。
5-2-3 科学研究費補助金予算執行管理
5-2-3-1 科学研究費補助金予算差引は、依頼ベース、契約ベースの 2 段階で行えること。
5-2-3-2 研究課題の費目ごとに設定した金額を超過する執行は不可とすること。
5-2-3-3 研究課題単位で、予算執行状況を収支簿形式で把握できること。執行状況とし
ては、受入決定総額、入金額、入金日、費目別執行済額、執行内容、差引残高、支払
済額、支払日を把握できること。把握方法としては帳票及び CSV 形式ファイルで出力
できること。
5-2-3-4 科学研究費補助金に関しては、支払後に財務会計システムとの連携機能を用い
て預り金を増減させる処理を可能とすること。
5-2-3-5 研究代表者または研究者別課題別に直接経費の費目別執行額を一覧で確認す
るための帳票として、支出状況一覧表を出力できること。タイトル情報として、年度、
研究代表者、役職、研究者、明細情報として、研究種目、研究題目、課題番号、直接
経費合計、物品費支出額、旅費支出額、謝金等支出額、その他支出額、支出額合計、
残額、執行率を表示すること。また出力条件として、科研費種類、起案日、研究課題、
研究代表者、研究者が指定可能であること。出力する際には研究代表者単位にするか
研究者単位にするか選択可能であること。
5-2-3-6 研究代表者または研究者別課題別に直接経費の収入及び支出並びに費目別残
額を明細で確認するための帳票として、予算差引簿を出力できること。タイトル情報
として、年度、研究代表者、役職、研究者、研究種目、研究題目、課題番号、明細情
報として、起案日、決議番号、件名、用務、収入額、支出額、残額、支出費目別残額、
相手先、請求書番号を表示すること。また出力条件として、科研費種類、起案日、研
究課題、研究代表者、研究者が指定可能であること。出力する際には研究代表者単位
にするか研究者単位にするか選択可能であること。
5-2-3-7 研究代表者または研究者別課題別に交付決定額、直接経費の収入及び費目別執
行額並びに残額を明細で確認するための帳票として、収支簿を出力できること。タイ
トル情報として、年度、研究代表者、研究者、研究種目、研究題目、課題番号、経理
担当者の所属・氏名、交付決定額、直接経費、間接経費、明細情報として、起案日、
決議番号、件名、用務、収入額、支出額、残額、支出費目別執行額、相手先を表示す
ること。また出力条件として、科研費種類、起案日、研究課題、研究代表者、研究者
が指定可能であること。出力する際には研究代表者単位にするか研究者単位にするか
選択可能であること。
5-2-4 科学研究費予算登録
5-2-4-1 内訳情報に対して、費目別に内訳金額を登録できること。その際費目および費
目の集計項目は任意にマスタ設定可能であること。
- 44 -
5-2-4-2 費目別の内訳金額に対して、研究者別に金額配分が可能であること。
5-2-4-3 交付金の入金処理・入金取消処理ができること。また、入金及び入金取消処理
後に財務会計システムとの連携機能を用いて預り金を増減させる処理を可能とするこ
と。
5-2-5 科学研究費費目内訳変更
5-2-5-1 研究課題の費目毎の内訳金額を登録後に、
金額配分変更が可能なこと。その際、
変更前の金額も確認できること。
5-3 購買管理・経費管理機能
5-3-1 支出管理機能
5-3-1-1 経理購入依頼入力
5-3-1-1-1 経理購入管理機能については、教員・職員等からの請求に応じ、経理職員
又はそれに順ずる職員が支出契約を行う前に購入依頼を入力し、案件や予算差引を
管理することを想定している。
5-3-1-1-2 経理購入依頼入力画面では、購入依頼番号(年度単位で自動採番)、依頼
日、依頼者、依頼者部署、発注日、発注区分、品名、規格、単価、数量、単位、納
入場所、件名、相手先、研究者、研究課題・費目等の登録機能を有すること。
5-3-1-1-3 経理購入依頼画面は、1 依頼伝票につき複数の品名明細を依頼できる構成
とすること。
5-3-1-1-4 経理購入依頼画面は、1 品名明細につき複数研究課題・費目を執行できる
構成とすること。
5-3-1-1-5 入力を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
5-3-1-1-6 経理購入依頼入力時は、単価・相手先情報の入力は任意項目であること。
5-3-1-1-7 品名はマスタからの選択入力も可能とし、その際は品名・単価・単位をマ
スタから設定できること。
5-3-1-1-8 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コー
ド、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
5-3-1-1-9 入力した単価、数量を基に購入依頼データごとの総額を算出し表示する機
能を有すること。
5-3-1-1-10 購入依頼データの入力時に依頼ベースの予算残高に対して予算残高チェ
ックを行い予算超過する場合は警告をだし執行不可とすること。
5-3-1-1-11 購入依頼データは直接入力するだけでなく、定型データや過去データを
利用して入力できること。
5-3-1-1-12 選択により購入依頼書を帳票出力できること。
5-3-1-1-13 登録した購入依頼を一覧で確認するための帳票として、購入依頼一覧表
を出力できること。依頼日、購入依頼番号、件名、依頼者、依頼者連絡先、品名、
単価、数量、単位、相手先、納入希望日、研究者、費目、研究課題を表示すること。
また出力条件として、依頼日、購入依頼番号、発生源購入依頼番号、科研費種類、
研究課題、研究者が指定可能であること。)
5-3-1-2 経理購入依頼修正/削除
- 45 -
5-3-1-2-1 決議に引き継がれるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正/削除が
可能であること。
5-3-1-2-2 検索条件により未引継購入依頼データを一覧表示し、選択した購入依頼デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
5-3-1-3 支出契約決議入力
5-3-1-3-1 物品請求システムから連携した決議未作成購入依頼データを画面上で選
択(複数選択可)することで、契約決議データを自動もしくは手動で作成できるこ
と。この際、相手先、件名などの条件を指定することにより、引継データを自動抽
出できること。
5-3-1-3-2 購入依頼データを品名明細単位で引き継ぎ複数の支出契約決議を登録す
ることが可能であること。
5-3-1-3-3 複数の購入依頼データを集約して支出契約決議を登録することが可能で
あること。
5-3-1-3-4 購入依頼入力または経理購入依頼入力を経ることなく、直接、支出契約決
議データの入力が可能であること。その際、CSV 形式ファイル等の外部ファイルの
取り込みも可能であること。
5-3-1-3-5 定型的な契約は、過去データを利用して入力できることなどを可能とする
こと。
5-3-1-3-6 支出契約決議入力の画面では、支出契約決議番号、契約担当者、起案日、
契約期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、契約件名、精算区分、支払
方法、支払予定日、品名、規格、数量、単価、研究者、研究課題・費目、資産管理
区分、請求書番号が入力可能であること。
5-3-1-3-7 登録を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
5-3-1-3-8 支出契約決議は一意の支出契約決議番号で管理され、情報登録時に自動採
番する機能を有すること。
5-3-1-3-9 契約担当者は、ユーザIDを元に自動セットすること。
5-3-1-3-10 品名はマスタからの選択入力も可能とし、その際は品名・単価・単位を
マスタから設定できること。
5-3-1-3-11 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コ
ード、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
5-3-1-3-12 支払方法については、相手先マスタより初期セットが可能であること。
また現金、振込、小切手、自動引落等の各区分からの選択により修正できること。
5-3-1-3-13 カレンダーを参照し、支払予定日が銀行休業日の場合には、支払予定日
を簡易に変更(前倒)できる機能を有すること。
5-3-1-3-14 振込としたものについては、振込先口座情報を相手先マスタより自動セ
ット可能であること。
5-3-1-3-15 一契約決議で複数の研究課題・費目を取り扱うことができること。
5-3-1-3-16 各明細ごとの金額を基に支出契約決議総額を表示する機能を有すること。
5-3-1-3-17 予算残高を超過した場合は、警告を出し執行不可とすること。
- 46 -
5-3-1-3-18 選択により支出契約決議書を帳票出力できること。
5-3-1-3-19 支出契約決議書とは支出契約決議画面で入力した内容を確認・決裁する
ための帳票であり、タイトル情報として、決裁欄、年度、決議番号、契約担当者、
起案日、契約期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、契約件名、精算区
分、支払方法、支払予定日、明細情報として、品名、規格、数量、単価、研究者、
研究課題・費目、資産管理区分、請求書番号を表示すること。
5-3-1-3-20 支出契約決議入力の前に、見積依頼入力を行い複数相手先宛の見積依頼
書を出力する機能を有すること。
5-3-1-3-21 選択により発注書を帳票出力できること。
5-3-1-4 支出契約決議修正/削除
5-3-1-4-1 支出契約決議データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する
修正/削除が可能であること。
5-3-1-4-2 検索条件により未確定支出決議データを一覧表示し、選択した支出契約決
議データに関して修正/削除する機能を有すること。
5-3-1-5 支出契約決議確定
5-3-1-5-1 支出契約決議の確定入力は決議単位で行うものとする。
5-3-1-5-2 条件検索により、
未確定支出契約決議データを一覧表示することができる
こと。
5-3-1-5-3 支出契約決議の確定処理を行うことによって、契約ベースの予算差引を行
うこと。
5-3-1-5-4 登録した決議を一覧で確認するための帳票として、支出契約決議一覧表を
出力できること。起案日、決議番号、購入依頼番号、件名、契約担当者、納入場所、
検収日、資産引き継ぎ区分、相手先、品名、数量、単位、単価、納入希望日、研究
者、研究課題、費目、金額を表示すること。また出力条件として、科研費種類、起
案日、研究課題、研究者、決議番号、費目が指定可能であること。表示する際は、
決議番号順か課題番号順か並び替え順を設定可能であること。
5-3-1-6 支出契約決議確定解除
5-3-1-6-1 条件検索により確定済み支出契約決議データを一覧表示し、選択した支出
契約決議データに関して確定を解除する機能を有すること。
5-3-1-6-2 検収入力済みの支出契約決議データに関しては、支出契約決議確定解除が
不可であること。
5-3-1-7 検収入力機能
5-3-1-7-1 検収入力は支出契約決議番号単位あるいは支出契約決議明細単位を指定
して行えること。
5-3-1-7-2 検収入力画面では、検収担当者、検収日、検収金額の登録機能を有するこ
と。
5-3-1-7-3 検収担当者は、ログイン ID からあらかじめ設定された値を初期セットし
て表示する機能を有すること。セットされた値の上書き修正を可能とすること。
5-3-1-7-4 検収の入力は確定済の支出契約決議データを引用して行うこと。条件検索
- 47 -
により、未検収支出契約決議データを一覧表示することができること。
5-3-1-7-5 検収入力の業務を軽減させるために、契約決議番号、件名、相手先等をキ
ー項目とした未検収データの検索機能を有すること。
5-3-1-7-6 検収を行った日付を検収日として記録する機能を有すること。
5-3-1-7-7 契約決議明細ごとに資産管理に引き継ぐかを指定する機能を有すること。
5-3-2 経費管理機能
5-3-2-1 経費決議入力
5-3-2-1-1 確定済かつ経費決議未作成旅行依頼データを画面上で選択することで、経
費決議データを自動もしくは手動で作成できること。この際、用務、旅行期間など
の条件を指定することにより、引継データを自動抽出できること。
5-3-2-1-2 旅行依頼情報登録を経ることなく、直接、経費決議データの入力が可能で
あること。
(謝金等)その際、CSV 形式ファイル等の外部ファイルの取り込みも可能
であること。
5-3-2-1-3 定型的な決議は、過去データを利用して入力できることなどを可能とする
こと。過去データについては過年度のデータも参照起票可能であること。
5-3-2-1-4 経費決議入力の画面では、支出契約決議番号、契約担当者、起案日、旅行
期間(開始日・終了日)、相手先、相手先口座情報、用務、用務先、精算区分、支払
方法、支払予定日、金額、源泉徴収額、研究者、研究課題・費目等が入力可能であ
ること。また、用務は必須入力であること。
5-3-2-1-5 精算区分は、精算あり、精算なしが選択可能であること。
5-3-2-1-6 一契約決議で複数の相手先を取り扱えること。
5-3-2-1-7 登録を行った日付を登録日として記録する機能を有すること。
5-3-2-1-8 経費決議は一意の支出契約決議番号で管理され、情報登録時に自動採番す
る機能を有すること。
5-3-2-1-9 契約担当者は、ユーザIDを元に自動セットすること。
5-3-2-1-10 相手先を相手先マスタから検索可能とすること。検索条件としては、コ
ード、名称(カナ、漢字)による検索も可能とすること。
5-3-2-1-11 支払方法については、相手先マスタより初期セットが可能であること。
また現金、振込、小切手、自動引落等の各区分からの選択により修正できること。
5-3-2-1-12 カレンダーを参照し、支払予定日が銀行休業日の場合には、支払予定日
を簡易に変更(前倒)できる機能を有すること。
5-3-2-1-13 振込としたものについては、振込先口座情報を相手先マスタより自動セ
ット可能であること。
5-3-2-1-14 一契約決議で複数の研究課題・費目を取り扱うことができること。
5-3-2-1-15 各明細ごとの金額を基に経費決議総額を表示する機能を有すること。
5-3-2-1-16 予算残高を超過した場合は、警告を出し執行不可とすること。
5-3-2-1-17 選択により経費決議書を帳票出力できること。
5-3-2-2 経費決議修正/削除
5-3-2-2-1 経費決議データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
- 48 -
/削除が可能であること。
5-3-2-2-2 検索条件により未確定経費決議データを一覧表示し、選択した経費決議デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
5-3-2-3 経費決議確定
5-3-2-3-1 経費決議の確定入力は決議単位で行うものとする。
5-3-2-3-2 条件検索により、未確定経費決議データを一覧表示することができること。
5-3-2-3-3 経費決議書に付したバーコードを読み込むことにより未確定経費決議デ
ータを抽出することができること。
5-3-2-3-4 経費決議の確定処理を行うことによって、契約ベースの予算差引を行うこ
と。
5-3-2-3-5 登録した経費決議を一覧で確認するための帳票として経費決議一覧表を
出力できること。起案日、決議番号、支払予定日、用務、行き先、支払方法、金額、
源泉徴収額、研究者、研究課題、費目を表示すること。また出力条件として、科研
費種類、起案日、研究課題、研究者、決議番号、精算区分が指定可能であること。
表示する際は、決議番号順か課題番号順か並び替え順を設定可能であること。)
5-3-3-4 経費決議確定解除
5-3-3-4-1 条件検索により確定済み経費決議データを一覧表示し、選択した経費決議
データに関して確定を解除する機能を有すること。
5-3-3-4-2 支払済みの経費決議データに関しては、経費決議確定解除が不可であるこ
と。
5-3-3-5 経費精算報告
5-3-3-5-1 精算ありにした経費決議データに対し、精算入力を行なえること。
5-3-3-5-2 物品請求システムから連携した旅行精算報告データを引き継いで経費精
算入力を行えること。
5-3-3-5-3 経費決議入力時の入力内容を初期表示し、金額及び旅行期間を修正する方
式で入力できること。
5-3-3-5-4 経費決議入力時より金額が増減する場合は、差額分の経費決議を新規で自
動に作成すること。
5-3-4 支払実行
5-3-4-1 納品検収済で支払を行っていないデータを一覧表示し、一括又は個別に支払登
録を行う機能を有すること。
5-3-4-2 支払日を入力できること。
その際、支払予定日と異なる日付を設定可能なこと。
5-3-4-3 カレンダーを参照し、支払日が銀行休業日の場合には前倒を簡易に行えること。
5-3-4-4 支払実行済みデータのうち、支払区分が「振込」については、指定された支払
日、支払元銀行口座単位で、全銀協手順に則った総合振込ファームバンキングデータ
が自動作成されること。その際、手数料相手負担の場合は手数料金額分振込金額から
控除できること。
5-3-4-5 支払区分が「振込」については、振込依頼書が出力できること。
5-3-4-6 支払内容を支払相手先に通知するための帳票として、支払通知書を出力できる
- 49 -
こと。タイトル情報として、相手先住所、相手先名、相手先電話番号、相手先 FAX 番
号、法人住所、法人名、法人担当部署名、法人電話番号、法人 FAX 番号、支払総額、
振込先口座情報、明細情報として、決議番号、件名、用務、旅行期間、契約期間、行
き先、源泉徴収額、支払額、支払日、請求書番号を表示すること。
5-4 寄附物品受納機能
5-4-1 寄附物品受納入力
5-4-1-1 納品検収済みの支出契約決議を引き継いで寄附物品受納入力を行う機能を有
すること。
5-4-1-2 寄附物品受納入力は、納品検収済みでまだ受納入力を行っていない支出契約決
議の一覧から選択して登録することができること。
5-4-1-3 寄附物品受納入力後、寄附物品受納書の印刷が可能であること。寄附物品受納
書には、決裁欄、起案日、決議番号、学長名、寄付者役職、寄付者氏名、決議明細番
号、品名、規格、数量、単価、金額合計、科研費種類、研究種目、研究代表者氏名を
表示すること。
5-4-2 寄附物品受納修正/削除
5-4-2-1 寄附物品受納データが確定されるまでは、入力済みの全ての情報に対する修正
/削除が可能であること。
5-4-2-2 検索条件により未確定寄附物品受納データを一覧表示し、選択した経費決議デ
ータに関して修正/削除する機能を有すること。
5-4-3 寄附物品受納確定
5-4-3-1 寄附物品受納の確定入力は決議単位で行うものとする。
5-4-3-2 条件検索により、寄附物品受納データを一覧表示することができること。
5-4-4 寄附物品受納確定解除
5-4-4-1 条件検索により確定済み寄附物品受納データを一覧表示し、選択した寄附物品
受納データに関して確定を解除する機能を有すること。
5-5 出力帳票
5-5-1 以下に記載する帳票等を印刷できること。(科学研究費処理に支障がない場合に限
り、一覧中の複数の帳票の内容を1帳票で満たす場合や1帳票の内容を複数の帳票で表
示可能な場合も可とする。)
なお、以下に記載する帳票等にかかわらず科学研究費システムパッケージが備える全
標準帳票等を印刷・CSV形式ファイル・PDF形式ファイルにて出力できること。
5-5-2 伝票
5-5-2-1 購入依頼書
5-5-2-2 見積依頼書
5-5-2-3 支出契約決議書
5-5-2-4 発注書
5-5-2-5 経費決議書
5-5-3 科学研究費管理帳票
5-5-3-1 交付決定一覧
- 50 -
5-5-3-2 支出状況一覧表
5-5-3-3 予算差引簿
5-5-3-4 収支簿
5-5-3-5 科研費基本情報 CSV
5-5-3-6 収支決算報告書
5-5-3-7 交付決定通知書
5-5-3-8 間接経費譲渡申出書
5-5-4 支出管理帳票
5-5-4-1 購入依頼一覧表
5-5-4-2 支出契約決議一覧表
5-5-4-3 経費決議一覧表
5-5-4-4 支払通知書
(性能、機能以外に関する要件)
1 受注に関する要件
1.1 本システムのアプリケーションソフトウェアである財務会計システムの修正プログラム、
レベルアッププログラム、バージョンアッププログラム等を、他社の著作権、工業所有権に
触れることなく、受注者自身(100%出資子会社を含む)で作成し、動作、機能の正常性の検
証を行い、発注者に提供、稼動させることができること。
1.2 国立大学法人の財務会計システムを自ら(100%出資子会社含)開発していること。
1.3 データベースサーバに異常が発生した場合を想定し、バックアップサーバのサポート体制
を整備すること。
1.4 サーバ環境設計を主体として行なう SE 体制は、工程管理、文書管理、テスト等、発注者
の要求事項を満足する製品・サービスを継続的に供給するために必要なマネジメントシステ
ムとして、ISO9001(品質)を取得していることを証明すること。
2.実施体制及び要員に関する事項
2.1 作業にあたっては、他の作業者の指揮・統括を行う主要な作業者(プロジェクトマネージ
ャ)を設置すること。
2.2 本業務を行うに当たっては本学担当者と協議の上、定期的又は必要時に打ち合わせを持つ
こととする。
3 搬入・据付・配線・調整・導入作業等に関する要件
3.1 機器設置条件
3.1.1 本システムの機器等を設置する場合の物理的な前提条件を下記に示す。
3.1.1.1 電源条件
3.1.1.1.1 本調達に関する機器等は総じて省電力設計であるとともに、電源は効率よく
取得できる構成とすること。
3.1.1.1.2 電源電圧が 100V(±10%)又は 200V(±10%)の範囲内で誤動作を起こさない特
- 51 -
性を装備すること。
3.1.1.2 設置条件
3.1.1.2.1 収容
3.1.1.2.1.1 提案する機器のラック収容計画を明記すること。なお,ラックの空き数
は,19インチラック(ヤマト通信工業 YER8-1020-P)で連続7Uである。
3.1.1.2.2 諸元
3.1.1.2.2.1 サーバシステム、ネットワーク機器等
①装置周辺温度 10~35℃の範囲で誤動作を起こさないこと。
②装置周辺湿度 20~80%の範囲で誤動作を起こさないこと。
3.1.1.2.3 サーバシステム設置場所:情報処理センター1F サーバ室
3.1.1.2.3.1 サーバ設置場所の電源は既存のコンセント等を使用するものとする。口
数が不足する箇所は受注業者で OA タップコンセントを用意するものとする。電源容
量が不足する箇所および電源種別が既存の電源と異なる箇所については大学側で対
応するため事前に協議すること。
3.2 作業体制及び導入スケジュールに関する要件
3.2.1 導入作業等にあたっては、本学担当者と十分協議の上、作業体制及び導入スケジュー
ルに関する資料を提出し本学担当者の了承を得ること。
3.2.2 作業の進捗状況については、適宜、本学担当者に報告し、問題が発生した場合は、本
学担当者と協議して、円滑に対処すること。
3.2.3 本稼働開始時には、システム上の不測の事態に備えシステムエンジニアが立ち会うこ
と。
3.3 導入作業
3.3.1 ハードウェア設置作業
3.3.1.1 本仕様で指定した設置場所に、機器等を設置し、仕様で要求された電源、信号線
の接続及び起動、動作確認を行うこと。
3.3.1.2 作業にあたっては、事前にその内容について、本学担当者と十分調整し、了承を
得た上で実施し、既設設備、既設機器に支障のないよう注意すること。
3.3.1.3 ネットワークに関する設定、動作確認にあたっては、本学担当者の指定する条件
で、ケーブルの接続、設定を行い、既設ネットワークに支障のないよう注意すること。
本調達機器を既設ネットワークと接続にすることにより障害が発生した場合は、受注者
側において原因の切り分けを行い、本調達に起因する障害については本学と協議のうえ
受注者側で対処すること。
3.3.1.4 サーバは本学で用意する EIA19 インチラックへ収容すること。収容時はラックマ
ウント用金具、または、棚置きの場合は、耐震用ベルトにより固定すること。
3.3.2 ソフトウェアインストール作業
3.3.2.1 本仕様で要求された基本ソフトウェア及びパッケージソフトウェアを、本仕様で
指定されたハードウェアにインストールし、起動確認を行うこと。また、必要な設定を
行ったあと、基本動作確認を行うこと。
- 52 -
3.3.2.2 導入作業時に設定した作業用のアカウント情報等は、保守作業上必須でない限り、
必ず削除し、セキュリティ上問題が発生しないように対処すること。また、ユーザアカ
ウント以外の管理上のアカウント情報等については、本学担当者にその必要性及び内容
を報告し、了承を得ること。
3.3.2.3 OS 及び他のソフトウェアは最新のセキュリティパッチが適応されていること。
3.3.3 データ移行作業
3.3.3.1 現行の財務会計システム(科学研究費システム及び物品請求システムを含む)か
ら新システムにマスタデータの移行を行うこと。なお、移行する対象は以下のマスタデ
ータとするが、その対象の抽出は受注者が現行の財務会計システム(科学研究費システ
ム及び物品請求等システムを含む)から行い、適切な方法で移行すること。
相手先(債主)データ、勘定科目データ、摘要データ、予算科目データ、口座情報デ
ータ、金融機関データ、単位データ、旅費用語データ、固定資産データ、少額備品デ
ータ、部門(組織)データ、システム利用者データ、費目データ、研究種目マスタデ
ータ、研究機関マスタデータ、研究者データ、科研費用語データ、物品請求データ
3.3.3.2 現行の財務会計システムのデータベース(H16~現在まで)を利用し、新システム
に平成 16 年度から現在までの全てのデータ移行を行うこと。物品請求データは、稼動前
年度及び当年度のデータ移行を行うこと。
3.3.3.3 現行の財務会計システム関連のデータ量は約 5GB を保有しており、新システム
として支障のないよう、必要な対処を行うこと。
3.3.3.4 移行データについて、
体系等変更が必要となる場合は、本学担当者と十分調整し、
了承を得た上で作業を実施すること。
3.3.3.5 各機能の利用方法、手順、機能間の関連性は、既存の財務会計システムと類似し
ており、業務の連続性、円滑な運用に支障のないものとする。
3.3.4 検収検査に関する要件
3.3.4.1 本学担当者の立会いのもと、納入場所で納品物の確認を受け、動作・機能検査(検
収検査)を実施すること。
3.3.4.2 検収検査受検に先立って、受注者自身による自主検査を行い、自ら本仕様の要件
を満たしていることを確認すること。
3.3.4.3 システム全体の動作確認をサンプルデータにて行い、全ての機能において本学担
当者と検証を行うこと。
3.3.4.4 検収検査の合格をもって、検収とする。
3.4 機密保持に関する要件
3.4.1 本システムの構築、導入作業を実施するにあたり、提供される一切の資料、ユーザア
カウント情報及び発注者の機密事項(以下「機密事項等」という)について、次のとおり取
扱うものとする。
3.4.1.1 業務の遂行により知り得た発注者の情報については、公知である情報を除き秘密
保持の義務を負うものとする。
3.4.1.2 機密事項等は、最善の注意をもって管理し、第三者に一切開示・漏洩してはなら
ない。
- 53 -
3.4.1.3 維持管理業務が終了後は、
機密事項等
(その複製がある場合は当該複製物を含む)
を速やかに発注者に返還しなければならない。
3.4.1.4 受注者の責に帰すべき事由により、万一機密事項等が漏洩した場合は、発注者に
速やかに報告すること。また、当該機密事項等の漏洩を最小限に止めるよう発注者・受
注者と協議の上、善後処置に最善をつくすこと。
3.4.1.5 本事項に定めなき事項又は解釈に疑義が生じた場合には、協議の上、これを決定
するものとする。
3.5 その他
3.5.1 本システムの搬入に必要な運送料、据付、接続、調整、導入作業に係る経費及びその
他の通常経費は本調達に含まれる。
4 保守及び運用に関する要件
保守については別途契約するハードウェア保守契約及びアプリケーションソフトウェア
(物品請求等処理機能、財務会計機能、科学研究費機能)の年間保守契約にて提供すること
とするが、その際以下に示す要件を満たすこと。
4.1 保守体制
4.1.1 障害時の迅速な原因究明・復旧等のため、総合的なメンテナンス体制をとること。
4.1.2 複数メーカの製品を問わず総合的な窓口支援体制を確立し、窓口一括での対応を行な
うこと。
4.1.3 導入システムに障害が発生した場合の支援体制を記載した資料を提出すること。
4.2 ハードウェア保守
4.2.1 障害発生時には別途契約するハードウェア保守によりオンサイト修理を行うが、ソフ
トウェアについては、遠隔支援等による一次障害切分け対応を実施可能な体制を構築する
こと。
4.2.2 サーバ装置でハード異常が発生した場合、サーバ自身が CPU・メモリ・I/O・ディス
ク・電源・ファン・温度異常を検知しサポート窓口に通報する仕組みを有すること。通報
の仕組みは 24 時間対応とすること。
4.3 ソフトウェア保守
4.3.1 導入ソフトウェア製品に関するレベルアップ情報を随時提供し、本学担当者と協議の
うえ、保守を行うこと。
4.3.2 導入ソフトウェア製品に関する不具合修正パッチ(含むセキュリティ)について、速
やかに発注者に情報提供を行い、対応を協議の上保守を行うこと。
4.4 その他
4.4.1 本学の運用上、事前に要請があった場合には、平日(8:30~17:00)以外でも業務支援
を行うこと。
4.4.2 本システムに係る保守については、4.1、4.2 及び 4.3 の内容について、本システム
の稼働後、最低 5 年間について継続できること。
5 教育・支援体制に関する要件
- 54 -
5.1 システムの運用及び業務の遂行を円滑に行うために、十分な支援体制を有し、指導・助言
等の技術的支援を実施すること。
5.2 本学が稼働開始前に必要と思われる職員向けのアプリケーションに関する基本操作につ
いての手順書の作成支援を行うこと。
5.3 稼働開始前に本学のシステム運用管理者、
システム業務管理者、
システム利用者に対して、
必要な教育を実施すること。なお、実施時期、実施日数、実施内容、実施時間については、
本学担当者と協議を行ない双方合意の下で実施すること。
5.4 導入時に本学が行うシステムの基本操作説明会に技術担当者が立会い支援すること。なお、
実施時期、実施日数、実施内容、実施時間については本学担当者と協議を行ない双方合意の
下で実施すること。
6 その他
6.1 提案書記載項目
6.1.1 受注者の名称、所在地、代表者氏名等
6.1.1.1 受注者の名称、所在地、代表者氏名等を記載すること。なお、提案書に対する照
会先(所属、連絡担当者、電話番号、FAX 番号、電子メールアドレス)を明記すること。
6.1.2 受注者の条件
6.1.2.1 仕様書に記載した実績、体制、担当者、資格要件等について全て記載し、証明書
の写し等を用い証明すること。
6.1.3 実現性について
6.1.3.1 仕様書で求める全ての要件について具体的に記載すると共に、仕様を満たすこと
を仕様書の項目ごとに証明すること。
6.1.3 ハードウェア・ソフトウェア構成
6.1.3.1 本仕様書の項目にあわせ、わかりやすく記載すること。
6.1.4 作業工程
6.1.4.1 想定する作業の全体工程を記載すること。
6.1.5 体制
6.1.5.1 下記に示す実行体制について記載すること。なお、主要な作業者(プロジェクト
マネージャ)については、実行体制上の役割を明記した名簿を作成すること。また、作
業中に変更が生じた時は、速やかに訂正版を提出すること。
①業務実施体制図(責任者や作業者の役割を明記したもの)
②作業要員一覧表(作業者の職名、氏名、連絡先等を記載したもの)
③作業スケジュール(作業項目を記載し、作業の進捗が確認できるもの)
6.2 マニュアル
6.2.1 システム運用マニュアル
6.2.1.1 システム運用マニュアルはシステムで使用する機器及びパッケージソフトウェ
ア、基本ソフトウェアについて、バックアップ・リカバリ、定時バッチジョブ監視、シ
ステム起動・停止等、本学がシステムを運用する上で必要な事項を説明したものである
こと。 この運用マニュアルの言語は日本語とし、紙及び CD-ROM 等の電子媒体で提供す
- 55 -
ること。また、本学内での配布に限定し、本学が任意に複製、改変及び印刷することを
承諾すること。
6.2.2 システム利用者マニュアル
6.2.2.1 システム利用者マニュアルは、利用者に対して本システムのデータ入出力、画面
上の機能、帳票出力の概要等について説明したものであること。単に項目の説明をする
のみではなく、業務の流れと関連付けて理解できるようにすること。 この利用者マニュ
アルの言語は日本語とし、紙及び CD-ROM 等の電子媒体で提供すること。また、本学内で
の配布に限定し、本学が任意に複製及び印刷することを承諾すること。
6.2.3 システム管理者マニュアル
6.2.3.1 システム管理者マニュアルは、セキュリティ管理、マスタ設定、期次処理等、本
学のシステム業務管理者がシステムを管理する上で必要な事項を説明したものであるこ
と。 この管理者マニュアルの言語は日本語とし、紙及び CD-ROM 等の電子媒体で提供す
ること。また、本学内での配布に限定し、本学が任意に複製及び印刷することを承諾す
ること。
6.3 納品物
・システム運用マニュアル
・システム利用者マニュアル
・システム管理者マニュアル
・業務フロー
・移行計画書
・移行結果報告書
・運用テスト計画書草案
・作業完了報告書
・パッケージインストール媒体一式
・システム一式
- 56 -
別紙資料1
物品請求システム用サーバ システム構成
CPU個数
周波数
キャッシュ容量
メインメモリ
1GB
DIMM2
DIMM3
DIMM4
DIMM5
DIMM6
RAIDコントローラ
増設バッテリ
ハードディスク
HDD0
1台目
HDD1
2台目
HDD2
3台目
HDD3
4台目
HDD4
5台目
HDD5
6台目
HDD6
7台目
HDD7
8台目
デバイスベイ
拡張スロット
キーボード
RMC
外付UPS
デバイス
冗長ファン
OS
DB1
OP_BAY1
PCI1
PCI2
システム 初期値
N8100N8100N81001638
1582
1583
Xeon
Xeon
Xeon
1
1
1
2.80GHz
2.40GHz
2.80GHz
8MB
8MB
8MB
1GB
1GB
1GB
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
N81001636
Pentium
1
2.80GHz
3MB
1GB
-
-
-
-
-
-
N81001637
Xeon
1
2.40GHz
8MB
1GB
4
-
-
-
-
-
N81001584
Pentium
1
2.80GHz
3MB
1GB
-
-
-
-
-
-
N81001585
Xeon
1
2.40GHz
8MB
1GB
1GB
2GB
-
-
-
●
●
-
-
-
-
-
-
80GB
-
-
-
-
-
-
385GB
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
●
●
備考
N8102-361 1GB増設メモリボード
N8102-362 2GB増設メモリボード
N8103-116A RAID コ ン ト ロ ー ラ (128 MB , RAID
0/1)
N8103-110
増設バッテリ
N8181-69 冗長ファン
Windows Server 2008R2 スタンダード
入
札
説
明
書
[財務会計システム一式]
国立大学法人帯広畜産大学
入
札 説 明 書
国立大学法人帯広畜産大学の入札公告(平成24年6月15日付け)に基づく入札等につ
いては,国立大学法人帯広畜産大学会計規則(以下「会計規則」という。),国立大学法
人帯広畜産大学契約事務取扱規程(以下「取扱規程」という。)及び入札公告に定めるも
ののほか,この入札説明書によるものとする。
1
契約担当役等
(1) 契約担当役
国立大学法人帯広畜産大学事務局長 三 竹 俊 之
(2) 所属部局名
国立大学法人帯広畜産大学
(3) 所在地
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西 2 線 11 番地
2
調達内容
(1) 購入等件名及び数量
財務会計システム一式
(2) 調達件名の特質等
調達物品の性能等に関し,契約担当役が入札説明書で指定する性能等を有すること。
(詳細は,別冊仕様書による。)
(3) 納入期限
平成25年3月29日
(4) 納入場所
帯広畜産大学情報処理センター
(5) 入札方法
落札者の決定は,最低価格落札方式をもって行うので,
① 競争加入者又はその代理人(以下「競争加入者等」という。)は,物品代金の前
金払の有無,前金払の割合又は金額,部分払の有無又はその支払回数等の契約条件
を別冊契約書(案)及び取扱規程第2条第2項に規定する物品供給契約基準(以下
「契約基準」という。)に基づき十分考慮して入札金額を見積もるものとする。
また,購入物品の本体価格のほか,搬入経費,据付調整費等納入に要する一切の
諸経費を含め入札金額を見積もるものとする。
② 落札決定に当たっては,入札書に記載された金額に当該金額の 5 パーセントに相
当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは,これを切り捨
てるものとする)をもって落札価格とするので,競争加入者等は,消費税及び地方
消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず,見積もった契約金
額の 105 分の 100 に相当する金額を記載した入札書を提出しなければならない。
(6) 入札保証金及び契約保証金
免除
3
競争参加資格
(1) 会計規則第 6 条第 1 項第 1 号に規定する契約担当役は,会計規則第 33 条に規定する
競争に付するときは,契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者
を参加させることができない。
入札説明書 1 / 13
(2) 契約担当役は,次の各号の一に該当する者を,その事実があった後2年間一般競争
に参加させないことができる。これを代理人,支配人その他の使用人として使用する
者についても同様とする。
(ア) 契約の履行に当たり故意に工事若しくは製造を粗雑にし,又は物件の品質若しく
は数量に関して不正の行為をした者
(イ) 公正な競争の執行を妨げた者又は公正な価格を害し若しくは不正の利益を得るた
めに連合した者
(ウ) 落札者が契約を結ぶこと又は契約者が契約を履行することを妨げた者
(エ) 監督又は検査の実施に当たり職員の職務の執行を妨げた者
(オ) 正当な理由がなくて契約を履行しなかった者
(カ) 前各号のいずれかに該当する事実があった後 2 年を経過しない者を,契約の履行
に当たり,代理人,支配人その他の使用人として使用した者
(3) 契約担当役は,前項の規定に該当する者を入札の代理人として使用する者を,競争
に参加させないことができる。
(4) 国の競争参加資格(全省庁統一資格)又は本学の競争参加資格のいずれかにおいて,
平成24年度に北海道地域の「物品の販売」の A,B, 又は C の等級に格付けされてい
る者であること。
なお,競争参加資格を有しない競争参加者は,速やかに資格審査申請を行う必要が
ある。競争参加資格に関する問い合わせは,平成24年1月6日付け号外政府調達第
3号の官報(政府調達公告版)の競争参加者の資格に関する公示の別表に掲げる機関
で受け付けている。本学における問い合わせ先は,次のとおり。
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西 2 線 11 番地
帯広畜産大学経営企画支援部財務課総務係
TEL0155-49-5233(直通)
(5) 入札公告において法令等の定めによる許認可等に基づいて営業を行う必要がある者
から調達する場合にあっては,その許認可等に基づく営業であることを証明した者で
あること。
(6) 入札公告において日本工業規格を指定した場合にあっては,当該規格の物品を納入
できることを証明した者であること。
(7) 入札公告において特定銘柄物品名又はこれと同等のものと特定した場合にあって
は,これらの物品を納入できることを証明した者であること。
(8) 入札公告において研究開発の体制が整備されていることとした場合にあっては,当
該体制が整備されていることを証明した者であること。
(9) 入札公告においてアフターサービス・メインテナンスの体制が整備されていること
とした場合にあっては,当該体制が整備されていることを証明した者であること。
(10) 公正性かつ無差別性が確保されている場合を除き,本件調達の仕様の策定に直接関
与していない者であること。
(11) 調達のための調査を請け負った者又はその関連会社でないこと。(当該者が当該関
与によって競争上の不公正な利点を享受しない場合を除く)
(12) 本件調達の入札において,「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(昭
入札説明書 2 / 13
和 22 年法律第 54 号。以下「独占禁止法」という。)に違反し,価格又はその他の点
に関し,公正な競争を不法に阻害するために入札を行った者でないこと。
(13) 契約担当役から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
4
入札書の提出場所等
(1) 入札書並びに入札公告及び入札説明書に示した物品を納入できることを証明する書
類(以下「納入できることを証明する書類」という。)の提出場所,契約条項を示す
場所並びに問い合わせ先
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西 2 線 11 番地
帯広畜産大学経営企画支援部財務課専門職員 穴 澤 清 幸
TEL0155-49-5249(直通)
(2) 入札書の受領期限
平成24年8月6日 17 時 00 分
(3) 入札書の提出方法
① 競争加入者等は,別冊の仕様書,契約書(案)及び契約基準を熟覧のうえ入札し
なければならない。この場合において,当該仕様書等に疑義がある場合は,前記 4
の(1)に掲げる者に説明を求めることができる。
② 競争加入者等は次に掲げる事項を記載した別紙様式2の入札書を作成し,直接に
提出する場合は封書に入れ封印し,かつ,その封皮に氏名(法人の場合はその名称
又は商号)及び「平成24年9月12日開札[財務会計システム一式]の入札書在
中」と朱書しなければならない。
(ア) 契約件名
(イ) 入札金額
(ウ) 競争加入者本人の住所,氏名(法人の場合は,その名称又は商号及び代表者の
氏名)及び押印(外国人の署名を含む。以下同じ)
(エ) 代理人が入札する場合は,競争加入者本人の住所及び氏名(法人の場合は,そ
の名称又は商号及び代表者の氏名),代理人であることの表示並びに当該代理人
の氏名及び押印
③ 郵便,テレックス,電報,ファクシミリ,電話その他の方法による入札は認めな
い。
④ 競争加入者等は,入札書の記載事項を訂正する場合は,当該訂正部分について押
印をしておかなければならない。
⑤ 競争加入者等は,その提出した入札書の引換え,変更又は取消しをすることがで
きない。
(4) 入札の無効
入札書で次の各号の一に該当するものは,これを無効とする。
① 入札公告及び入札説明書に示した競争参加資格のない者の提出したもの
② 供給物品名及び入札金額の記載のないもの
③ 競争加入者本人の氏名(法人の場合は,その名称又は商号及び代表者の氏名)及
び押印のない,又は判然としないもの
④ 代理人が入札する場合は,競争加入者本人の氏名(法人の場合は,その名称又は
入札説明書 3 / 13
商号及び代表者の氏名),代理人であることの表示並びに当該代理人の氏名及び押
印のない,又は判然としないもの(記載のない又は判然としない事項が,競争加入
者本人の氏名(法人の場合は,その名称又は商号及び代表者の氏名)又は代理人で
あることの表示である場合には,正当な代理であることが代理委任状その他で確認
されたものを除く。)
⑤ 供給物品名に重大な誤りのあるもの
⑥ 入札金額の記載が不明確なもの
⑦ 入札金額の記載を訂正したものでその訂正について印の押してないもの
⑧ 入札公告及び入札説明書において示した入札書の受領期限までに到達しなかっ
たもの
⑨
入札公告及び入札説明書に示した競争加入者等に要求される事項を履行しなか
った者の提出したもの
⑩ 国立大学法人帯広畜産大学政府調達に関する事務取扱規程第 8 条第 3 項の規定に
基づき入札書を受領した場合で,当該資格審査が開札日時までに終了しないとき又
は資格を有すると認められなかったときのもの
⑪ 独占禁止法に違反し,価格又はその他の点に関し,公正な競争を不法に阻害した
と認められる者の提出したもの
⑫ その他入札に関する条件に違反したもの
(5) 入札の延期等
競争加入者等が相連合し,又は不穏の挙動をする等の場合であって,競争入札を公
正に執行することができない状況にあると認められるときは,当該入札を延期し,又
はこれを廃止することがある。
(6) 代理人による入札
① 代理人が入札する場合は,入札時までに別紙様式1の代理委任状を提出しなけれ
ばならない。
② 競争加入者等は,本件調達に係る入札について他の競争加入者の代理人を兼ねる
ことができない。
(7) 開札の日時及び場所
平成24年9月12日
15時00分
帯広畜産大学本部棟中会議室
(8) 開札
① 開札は,競争加入者等を立ち会わせて行う。ただし,競争加入者等が立ち会わな
い場合は,入札事務に関係のない職員を立ち会わせて行う。
② 開札場には,競争加入者等並びに入札事務に関係のある職員(以下「入札関係職
員」という。)及び上記①の立会職員以外の者は入場することはできない。
③ 競争加入者等は,開札時刻後においては,開札場に入場することはできない。
④ 競争加入者等は,開札場に入場しようとするときは,入札関係職員の求めに応じ,
身分証明書を提示しなければならない。この場合,代理人が上記 4 の(6)の①に該
当する代理人以外の者である場合にあっては,代理委任状を提出しなければならな
い。
入札説明書 4 / 13
⑤ 競争加入者等は,契約担当役が特にやむを得ない事情があると認められる場合の
ほか,開札場を退場することはできない。
⑥ 開札場において,次の各号の一に該当する者は当該開札場から退去させる。
ア 公正な競争の執行を妨げ,又は妨げようとした者
イ 公正な価格を害し,又は不正の利益を得るために連合をした者
⑦ 開札をした場合において,競争加入者等の入札のうち,予定価格の制限に達した
価格の入札がないときは,再度の入札を行う。この場合において,競争加入者等の
すべてが立ち会っている場合にあっては直ちに,その他の場合にあっては別に定め
る日時において入札を行う。
5
その他
(1) 契約手続きに使用する言語及び通貨
日本語及び日本国通貨
(2) 競争加入者等に要求される事項
① この一般競争に参加を希望する者は,封印した入札書に別封の納入できることを
証明する書類を,前記 3 の競争参加資格を有することを証明する書類(以下「競争
参加資格の確認のための書類」という。)とともに,前記 4 の(2)の入札書の受領
期限までに提出しなければならない。
② 競争加入者等は,開札日の前日までの間において,契約担当役から納入できるこ
とを証明する書類及び競争参加資格の確認のための書類その他入札公告及び入札
説明書において求められた条件に関し,説明を求められた場合には,競争加入者等
の負担において完全な説明をしなければならない。
③ 競争加入者等又は契約の相手方が本件調達に関して要した費用については,すべ
て当該競争加入者等又は契約の相手方が負担するものとする。
(3) 競争参加資格の確認のための書類及び納入できることを証明する書類
① 競争参加資格の確認のための書類及び納入できることを証明する書類は別紙 1 に
より作成する。
② 資料等の作成に要する費用は,競争加入者等の負担とする。
③ 契約担当役は,提出された書類を競争参加資格の確認並びに入札公告及び入札説
明書に示した物品の技術審査以外に競争加入者等に無断で使用することはない。
④ 一旦受領した書類は返却しない。
⑤ 一旦受領した書類の差し替え及び再提出は認めない。
⑥ 競争加入者等が自己に有利な評価を受けることを目的として虚偽又は不正の記
載をしたと判断される場合には,入札公告及び入札説明書に示した物品の技術審査
の対象としない。
(4) 落札者の決定方法
最低価格落札方式とする。
① 上記 4 の(3)に従い書類・資料を添付して入札書を提出した競争加入者等であっ
て,前記 3 の競争参加資格及び入札説明書において明らかにした要求要件をすべて
満たし,国立大学法人帯広畜産大学契約事務取扱規程第 16 条の規定に基づいて作
成された予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって有効な入札を行った競争
加入者等を落札者とする。
入札説明書 5 / 13
② 落札者となるべき者が二人以上あるときは,直ちに当該競争加入者等にくじを引
かせ,落札者を決定するものとする。また,競争加入者等のうち出席しない者又は
くじを引かない者があるときは,入札執行事務に関係ない職員がこれに代わってく
じを引き落札者を決定するものとする。
③ 入札公告において特定銘柄物品名又はこれと同等のものと特定した場合におい
て,競争加入者等からの同等のものを供給するとの申し出により入札書を受領した
場合で,競争加入者等から提出された資料等に基づき開札日の前日までに同等の物
品であると判断した場合にのみ当該者の入札書を落札決定の対象とする。
④ 契約担当役は,落札者を決定したときは,その日の翌日から 7 日以内に,落札者
を決定したこと,落札者の氏名及び住所並びに落札金額を,落札者とされなかった
競争加入者等に書面により通知する。
⑤ 落札者が,指定の期日までに契約書の取り交わしをしないときは,落札の決定を
取り消すものとする。
(5) 手続における交渉の有無 無
(6)入札内訳書の提出
落札者は,落札の決定後,速やかに入札内訳書を提出しなくてはならない。
(7) 契約書の作成
① 競争入札を執行し,契約の相手方が決定したときは,契約の相手方として決定し
た日から 7 日以内(契約の相手方が遠隔地にある等特別の事情があるときは,指定
の期日まで)に契約書の取り交わしをするものとする。
② 契約書を作成する場合において,契約の相手方が遠隔地にあるときは,まず,そ
の者が契約書の案に記名押印し,更に契約担当役が当該契約書の案の送付を受けて
これに記名押印するものとする。
③ 上記②の場合において,契約担当役が記名押印したときは,当該契約書の 1 通を
契約の相手方に送付するものとする。
④ 契約担当役が契約の相手方とともに契約書に記名押印しなければ,本契約は確定
しないものとする。
⑤ 提出された入札機器の技術仕様等について,すべて契約書にその内容を記載する
ものとする。
(8) 支払条件
納入検査終了後,適正な請求書を受理してから 40 日以内に支払うものとする。
(9) 供給物品の検査等
① 落札者が入札書とともに提出した納入できることを証明する書類の内容は,仕様
書等と同様にすべて納入検査等の対象とする。
② 納入検査終了後,当該物品を使用している期間中において,落札者が提出した納
入できることを証明する書類について虚偽の記載があることが判明した場合には,
落札者に対して損害賠償等を求める場合がある。
入札説明書 6 / 13
別紙
1
競争参加資格の確認のための書類及び納入できることを証明する書類
1
競争参加資格の確認のための書類
(1) 平成24年度の参加資格結果通知書の写し(全省庁統一資格)
1部
(2) 法令等の定めによる許認可等に基づいて営業を行う必要がある場合にあっては,
その許可書の写し
1部
(3) 入札公告において日本工業規格を指定した場合にあっては,当該規格の物品を
納入できることを証明した書類
1部
(4) 入札物品を納入できることを証明する書類(代理店証明書等)
1部
(5) 物品に係る迅速なアフターサービス・メンテナンスの体制が整備されているこ
とを証明する書類
1部
2
納入できることを証明する書類
(1) 入札物品の技術仕様書
別紙仕様書に示す調達物品の仕様の項目に応じて,入札物品の性能等を数値
又は具体的な表現で記載すること。
(2) 入札物品一覧
(3) 入札物品のカタログ
(4) 入札物品の定価証明書
(5) 参考見積書
4部
4部
4部
1部
1部
<提案する入札物品が外国製品の場合は, (6)~(11)の書類も提出すること。
また,上記(4)の定価証明書に定価設定日を記載すること。>
(6)
(7)
(8)
(9)
外国の製造・販売会社が証明した日本国内の代理店証明書
インボイス又は不提出理由書
財務諸表(直近)
輸入関税率証明書
(10) 決済通貨証明書
(11) 国内在庫販売証明書
発注の都度輸入するのではなく,販売計画により輸入し,在庫をもって
国内販売価格を定め,販売活動を行っている場合は,その旨を記載した文
書(日本国内の輸入代理店が作成)を提出すること。
<参考>
応札業者が作成・証明する書類
(1),(2),(3),(5)
入札物品の日本国内の輸入代理店が作成・証明する書類
(4),(6),(7),(8),(9),(10),(11)
入札説明書 7 / 13
1部
1部
1部
1部
1部
1部
[別紙様式1] 【社員等が入札のつど競争加入者の代理人となる場合】
委
任
状
平 成
国立大学法人帯広畜産大学
年
月
日
殿
委任者(競争加入者) (住所)
(氏名)
私は,
㊞
を代理人と定め,下記の一切の権限を委任します。
記
平成24年9月12日帯広畜産大学において行われる財務会計システム一式の一般競争
入札に関する件
受任者(代理人)使用印鑑
入札説明書 8 / 13
[別紙様式1] 【支店長等が競争加入者の代理人となる場合】
委
任
状
平 成
国立大学法人帯広畜産大学
年
月
日
殿
委任者(競争加入者) (住所)
(氏名)
㊞
私は,下記の者を代理人と定め,平成24年9月12日帯広畜産大学において行われる
財務会計システム一式の一般競争入札に関して,下記の一切の権限を委任します。
記
受任者(代理人)
(住所)
(氏名)
委 任
事
項
1
2
3
4
5
6
入札及び見積りに関する件
契約締結に関する件
入札保証金及び契約保証金の納付及び還付に関する件
契約物品の納入及び取下げに関する件
契約代金の請求及び受領に関する件
復代理人の選任に関する件
7
・・・・・・・・・・・・・・
受任者(代理人)使用印鑑
入札説明書 9 / 13
[別紙様式1] 【支店等の社員等が入札のつど競争加入者の復代理人となる場合】
委
任
状
平 成
国立大学法人帯広畜産大学
年
月
日
殿
委任者(競争加入者の代理人)(住所)
(氏名)
私は,
を
代理人と定め,下記の一切の権限を委任します。
(競争加入者)の復
記
平成24年9月12日帯広畜産大学において行われる財務会計システム一式の一般競争
入札に関する件
受任者(競争加入者の復代理人)使用印鑑
入札説明書 10 / 13
[別紙様式2]【競争加入者本人が入札する場合】
入
供給物品名
入
札
金
札
書
財務会計システム一式
額
金
円也
国立大学法人帯広畜産大学物品供給契約基準を熟知し,仕様書に従って上記の物品を供給
するものとして,入札に関する条件を承諾の上,上記の金額によって入札します。
平 成
年
月
日
国立大学法人帯広畜産大学
競争加入者
殿
(住所)
(氏名)
入札説明書 11 / 13
㊞
[別紙様式2]【代理人が入札する場合】
入
供給物品名
入
札
金
札
書
財務会計システム一式
額
金
円也
国立大学法人帯広畜産大学物品供給契約基準を熟知し,仕様書に従って上記の物品を供給
するものとして,入札に関する条件を承諾の上,上記の金額によって入札します。
平 成
年
月
日
国立大学法人帯広畜産大学
競争加入者
殿
(住所)
(氏名)
代 理 人
(氏名)
入札説明書 12 / 13
㊞
[別紙様式2]【復代理人が入札する場合】
入
供給物品名
入
札
金
札
書
財務会計システム一式
額
金
円也
国立大学法人帯広畜産大学物品供給契約基準を熟知し,仕様書に従って上記の物品を供給
するものとして,入札に関する条件を承諾の上,上記の金額によって入札します。
平 成
年
月
日
国立大学法人帯広畜産大学
競争加入者
殿
(住所)
(氏名)
復代理人
(氏名)
入札説明書 13 / 13
㊞
物 品 供 給 契 約
書(案)
供給すべき物品の表示
財務会計システム一式 (別紙内訳書のとおり)
発注者 国立大学法人帯広畜産大学(以下「甲」という。)と供給者
(以下
「乙」という。)との間において,上記の物品(以下「物品」という。)について,下記の金額
で供給契約を結ぶものとする。
第1条 売買代金額は,金
円(うち消費税額及び地方消費税額
円)と
する。
2 前項の消費税額は,消費税法第28条第1項及び第29条並びに地方税法第72条の82及
び第72条の83の規定に基づき,売買代金に105分の5を乗じて得た額である。
第2条 この契約において,乙が履行すべき給付内容は,仕様書及び乙が入札に際し提出し
た入札機器の技術仕様書その他の書類で明記されたものとする。
第3条 物品は帯広畜産大学情報処理センターに納入するものとする。
第4条 物品の納入期限は,平成25年3月29日とする。
第5条 納品書は帯広畜産大学経営企画支援部財務課に送付すべきものとする。
第6条 代金は,物品の納入検査後1回に支払うものとする。
第7条 代金の請求書は,帯広畜産大学経営企画支援部財務課に送付すべきものとする。
第8条 契約保証金は免除する。
第9条 代金の支払時期は,適正な請求書を受理した日から40日以内とする。
第10条 乙は, この契約に関して,次の各号の一に該当するときは,契約金額の10分の1に相
当する額を違約金として甲が指定する期日までに支払わなければならない。
(1) 乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律( 昭和22年法律第54号。以下
「独占禁止法」という。)第3条又は第19条の規定に違反し,又は乙が構成員である事業
者団体が同法第8条第1号の規定に違反したことにより公正取引委員会が乙又は乙が構成員
である事業者団体に対して, 同法第49条第1項に規定する排除措置命令又は同法第50条
第1項に規定する納付命令を行い,当該命令又は同法第66条第4項の審決が確定したとき。
ただし, 乙が同法第19条の規定に違反した場合であって当該違反行為が同法第2条第9項
の規定に基づく不公正な取引方法(昭和57年公正取引委員会告示第15号)第6項に規定す
る不当廉売の場合など甲に金銭的損害が生じない行為として, 乙がこれを証明し, その証明
を甲が認めたときは, この限りでない。
(2) 公正取引委員会が,乙に対して独占禁止法第7条の2第18項又は第21項の規定による
課徴金の納付を命じない旨の通知を行ったとき。
(3) 乙(乙が法人の場合にあっては,その役員又は使用人)が刑法(明治40年法律第45号)
第96条の6又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号の規定による刑
が確定したとき。
2 前項の規定は, 甲に生じた実際の損害の額が違約金の額を超過する場合において, 甲がその
超過分の損害につき賠償を請求することを妨げない。
3 乙は,この契約に関して, 第1項の各号の一に該当することとなった場合には,速やかに,
当該処分等に係る関係書類を甲に提出しなければならない。
第11条 この契約についての必要な細目は,国立大学法人帯広畜産大学契約事務取扱規程第2条
に定める物品供給契約基準によるものとする。
第12条 この契約について甲・乙間に紛争が生じた場合,双方協議の上,これを解決するものと
する。
第13条 この契約に定めのない事項について,これを定める必要がある場合は,甲・乙間におい
て協議して定めるものとする。
第14条 本契約に関する紛争については,釧路地方裁判所帯広支部を第一審の専属的合意管轄裁
判所とする。
上記契約の成立を証するため,甲・乙は次に記名し,印を押すものとする。
この契約書は2通作成し,双方で各1通を所持するものとする。
平 成
年
月
日
甲
帯広市稲田町西2線11番地
国立大学法人帯広畜産大学
契約担当役 事務局長
乙
三 竹 俊 之