十二支を知ろう

 十二支を知ろう
校長 粒針雅之
皆さん、おはようございます。
新学期がスタートして一ヶ月が過ぎました。新しい仲間、新しい先生など、
環境の変化になれた頃でしょうか。
この間、お話びっくり箱の読み聞かせの会がありました。動物のお話だっ
たので、一年生に『今年は何年だか知っている。』『十二支って知っている。』
と質問していました。質問された一年生は、なかなか知っている人は少ない
ようでした。日本の古来から伝わる干支という考え方は、時間を表す単位に
使われたりと、方角を表したりと、日本人にはなじみの深い物でした。一年
生といえども、知っておいてほしい事柄です。
そこで、今日は十二支の話をしようと思います。
十二支の動物がどうして、この十二の動物になったのかという十二支のはじ
まりというお話があります。まずはそれをご覧ください。
さあ、いかがでしたか。もう一度振り返ってみましょう。
一番目にゴールしたのは 子(ね)と書いて ネズミでした。
二番目にゴールしたのは 丑(うし)と書いて うし。
三番目にゴールしたのは 寅(とら)と書いて とら。
四番目にゴールしたのは 卯(う)と書いて うさぎ。
五番目にゴールしたのは 辰(たつ)と書いて たつ。
六番目にゴールしたのは 巳(み)と書いて へび。
七番目にゴールしたのは 午(うま)と書いて うま。
八番目にゴールしたのは 羊(ひつじ)と書いて ひつじ。
九番目にゴールしたのは 申(さる)と書いて さる。
十番目にゴールしたのは 酉(とり)と書いて とり。
十一番目にゴールしたのは 戌(いぬ)と書いて いぬ。
十二番目にゴールしたのは 亥(い)と書いて いのしし。
ではみんなで言ってみましょうか。
さあ、覚えられたかな。ぜひ、覚えてください。さて、それをふまえた上で
『今年は何年ですか』 羊ですね。
『来年は何年ですか』 申ということになりますね。
この十二支の始まりには、もう一つのエピソードがあって、ネズミがねこを
だましたので、猫がネズミを追い回すようになったということになっていま
す。ネズミにしてはたいしたことじゃないと思ってのいたずらだったのでし
ょうが、猫にしてみれば、子孫にまで影響を与えるほどの恨めしい出来事に
なってしまったのですね。
皆さんの生活にもそんなことってないでしょうか。何気ない一言が、その人
を一生苦しめるようなことになるというようなことが。ねことネズミの関係
にならないように、人の気持ちを考えて、つきあえるような人になってほし
いと思っています。
二つ目の話に移ります。『皆さんは校花が何だか知っていますか。』
『学校には、学校の木、校木というのがあるのですが、知っていますか。』
さて、このたび、私はそんな質問に答える(みんなの郷土史『美しが丘』)と
いう本を作りました。6 年生の教室の隣のスペースに資料室を作りました。
そこには、美しが丘の歴史がわかる掲示がしてあります。パノラマの模型も
作りました。この本棚には、みんなの郷土史『美しが丘』をはじめ、地域の
ことについて調べられる本達を置く予定です。特別展示もいろいろ考えてや
っていこうと思っています。ぜひ、地域の学習の時に役立ててください。ま
た、休み時間などに眺めてくれたらうれしいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
二つお話ししました。これで校長先生の話を終わります。