平成25年2月26日分(2271号週報

■会長:清水善光
■副会長:後藤信介
■幹事:土屋佳久
2012~2013 年度
撮影:クラブ会報委員長 池村真一郎
国際ロータリーテーマ
「奉仕を通じて平和を」
2012~2013 年度
「春風接人」
田中作次
関ロータリークラブテーマ
第 47 代会長
第2271号
前例会の記録・第 2270 回 2 月 19 日(火)18:30
「関信用金庫の沿革と地域内の景気動向」
関信用金庫 理事長 中島住雄様
◆開会点鐘
◆「それでこそロータリー」斉唱
◆会長挨拶
清水善光
皆さん、こんばんは。
本日のお客様をご紹介さ
せていただきます。関信
用金庫 理事長 中島住
雄様でございます。関信
用金庫さんにおかれまし
ては、地元の企業の資金
のサポートをしながら、パ
ートナーとして日々頑張
っておられるかと思いま
す。後程、卓話宜しくお願い致します。さて本日は
地域に密着した銀行の理事長様がお客様というこ
とで、少しこんなお話をさせていただきます。文具
メーカーとして有名な「コクヨ」という会社がありま
す。現在の社名はカタカナの「コクヨ」ですが、以
前は「国の誉れ」と書いて「国誉(こくよ)」でありま
した。コクヨの創業者は、富山出身の黒田善太郎
という人物でありまして、まず、大阪に出た黒田氏
清水善光
2013年2月26日(火)
は、帳簿の表紙などを作るところで働きます。その
後 1905 年(明治 38 年)に「黒田表紙店」を興し、
事業を発展させます。この時点での名称は黒田
国光堂でありました。さらに事業は成功し続けた
のですが、あるとき黒田さんは「わずかな成功を手
にして、初心を忘れてはいけない」と考えます。故
郷のことを思い、「国の光、国の誉れとなる商売を
しなければいけない」という気持ちになった黒田さ
んは、「国誉」という文字をあてて社名にします。つ
まり「国」とは日本の国家のことではなく、黒田さん
の故郷である富山のことだったのです。「故郷(こ
きょう)」と書いて「くに」と読ませる事がありますが、
それと同じ意味であります。そして 1960 年(昭和
35 年)に現在のカタカナ表記にされました。いつ
でも、初心を忘れず、地元を大切にし、誉れとなる
商売をしなければいけないという精神に、私自身、
感銘を受けました。地域密着、地域に愛される銀
行として関信用金庫様も貢献されております。
我々も、日頃の仕事や、ロータリーの活動も地域
を大切にして、誉れとなるように頑張って行かなく
ては、とコクヨの社名の由来を聞いて、身にしみて
感じる次第であります。地域に密着して、地元の
誉れとならなくては、いけないと思いながら、本日
の挨拶に代えさせていただきます。
◆委員会報告
◎出席委員会 委員 髙木道彦
会員 50 名中 出席者 25 名 出席率 52.84%
◎ニコボックス委員会 委員 古田貴巳
会長・副会長・幹事の皆さん・・・本日は関信用
金庫 理事長 中島住雄様 年度末、決算期1
ヶ月前という大変お忙しい中、関ロータリーク
ラブへお越しいただきありがとうございます。
短い時間ですがどうぞよろしくお願い致しま
す。
長村、清水(公)、北村、伊佐地、加藤(宏)、堀
部、酒井、池村の皆さん・・・関信用金庫 理事長
中島住雄様、本日はお忙しい中、関ロータリー
クラブへお越しいただきましてありがとうご
ざいます。卓話、大変楽しみにしています。
林隆一さん・・・関信用金庫 理事長 中島住
雄様 関ロータリークラブへのご来訪を歓迎
します。地域金融機関として増々のご活躍を期
待しております。
野口、亀井、清水(善)、伊佐地、酒井、藤井、
長尾、加藤(浩)、山谷、古田、後藤の皆さん・・・
昨晩行われました池村さんホストによる IGM
にお招きいただき誠にありがとうございます。
リーダー野口さん、R 情報亀井さんのもと、焼
肉章さんのおいしいお肉とお酒をいただきな
がら、楽しく会話をさせていただき、大変有意
義な時間でした。ありがとうございました。
◆「関信用金庫の沿革と地域内の景気動向」
関信用金庫 理事長 中島住雄様
明治 33 年「産
業組合法」が公
布・施行され、
当時の関町の助
川文平町長は自
ら発起人となっ
て挙町一致の産
業組合設立に着
手しました。し
かし、町長の情
熱の前に待って
いたのは町の
人々との産業組
合への理解と認識の低さでありました。刃物関
係業者や町会議員に求めた出資金は目標の半
ばに達せず、組合設立は立ち消えに終わってし
まいました。ところが、このとき思いかけない
芽が関町高見町(現在の本町 7 丁目)の刃物関
係業者のなかにありました。同地区の刃物業者
は、以前より相寄って一口 5 厘ずつの日掛の貯
金会を組織し、毎日会員が交代して集金し貯金
額が 3 円~5 円ほど纏まると分配して運転資金
等に使っていました。1 厘は現在のお金にする
と 100 円~120 円位だと思います。5 厘は 500
円~600 円位となります。1 円は 1 厘の 1000
倍ですから、5 円は現在のお金に換算しますと
50 万円~60 万円になります。組合創立者の一
人であった山田利三郎は日掛貯金の有効性、永
久性を説いて、5 厘の日掛金を出資金に充当し
たらどうかと、会員に提案されその後、産業組
合の設立を発義し、明治 41 年 9 月 18 日有限
責任関信用購買組合設立となりました。創立の
ための出資者として名を連ねたのは趣意賛同
の 26 名。初の総会において理事に纐纈元三郎、
国井留吉、山田利三郎、監事に河田菊松、纐纈
喜一郎が就任しました。初代組合長には纐纈元
三郎が選出されまして、発足当初の出資総額は
1,025 円でありました。「日々の零細な貯蓄を
心掛け子孫に残そうという麗しい情愛と、相互
扶助の精神に燃えた」設立趣意として設立され
ました。その後、数回の組織改組し昭和 26 年
6 月信用金庫法が公布施行され、昭和 27 年 3
月に関信用金庫と改組し現在に至っています。
創業以来、昭和初期の金融恐慌、太平洋戦争、
戦後の荒廃と復興、近年ではバブル崩壊による
金融システム不安等、幾多の苦難の道を辿って
まいりましたが、常に創業の理念であります
「共存共栄」「相互扶助」のもと「中小企業の
健全なる発展、豊かな国民生活の実現、地域社
会繁栄への奉仕」を旨として成長して参りまし
た。本年の 9 月 18 日で創業 105 年となります。
昨年の 3 月末で全国には 271 の信用金庫がご
ざいますが、その中で創業 100 年以上の信用
金庫は 21 金庫ございまして、当金庫は創業順
でいうと 13 番目になります。また、合併等行
っていない創業当時のままの信用金庫は 10 金
庫ございまして、当金庫は 6 番目に歴史ある信
用金庫でございます。初代組合長は纐纈元三郎
で 32 年、二代目は山本春次郎で 31 年(昭和
27 年からは理事長)、三代目は石河準一で 11
年、四代目は沼田正敏で 17 年、五代目は石木
三郎で 8 年、六代目は加藤韶房で 4 年、そして
私が七代目でございます。ここまで来られまし
たのも偏に地域の皆様方そして先輩諸氏のお
かげであり大変感謝致しております。
続きまして地域内の景気動向についてお話
を致します。当金庫の御取引先に対しまして四
半期毎にアンケート調査しているもので、今回
は昨年の 12 月上旬調査したものでございます。
配布企業数は 226 社、回答企業数は 206 社で
ございます。平成 24 年 10~12 月期の総合業
況判断 DI は△23.3 となり、前回調査時(△
20.0)より 3.3 ポイントマイナスとなりました。
当地域の景況感は、前回調査時に比べ弱気に振
れています。業種別では、建設業においてはマ
イナスが解消、卸売業においては前回調査時よ
りマイナス幅が縮小、製造業・小売業・サービ
ス業・不動産業においてはマイナス暗が拡大し
ました。平成 25 年 1~3 月期の業況予測判断
DI においては今期実績より 2.9 ポイントマイ
ナスの△26.2 を予測しており、先行きについ
ては海外経済を巡る不確実性が依然として高
く、企業の見方は慎重になっていることが感じ
られます。
◆IGM の報告
報告者 古田貴巳
日時:2 月 18 日(月)午後 6 時 30 分
場所:焼肉 章 -Akiホスト:池村真一郎
リ-ダ-:野口洋
ロ-タリ-情報:亀井高利
出席者:伊佐地、酒井、清水(善)、後藤、
長尾、藤井、加藤(浩)、山谷、古田
ホスト池村さん、リ-ダ-野口さんの挨拶で
始まりました。冒頭、ロ-タリ-情報員会の亀
井さんより、本日のテ-マが発表されました。
日揮のアルジェリアにおける人質事件、最近話
題の隕石落下について、さらには本日出席者に
は医師は士業(さむらい)の方が多く見えると
いうことで守秘義務について、と有意義なテ-
マが出されましたが、終始肉を焼くのに夢中に
なるあまり、そのテーマに関しての広がりも大
してないまま、時間だけが過ぎていきました。
発表者である私の気持ちは心ここに非ずとい
った感じで、明日の発表内容をいかにまとめる
かが一番のテ-マになり、肉もほとんど手をつ
けられない状態でした。IGMの意義とはなん
なのかと自問自答するに至るころ、皆さんお腹
も満たされたのか、ぽつぽつ会話に花が咲くよ
うになりました。しめたと思い皆さんの話に耳
を傾けましたが、非常に高度な話(ダジャレの
連発)のため、今一度IGMの意義を自問自答
していました。それでもだんだん話題が出てき
て、やはり隕石の話題になると皆さん盛り上が
っていましたので、隕石についてうんちくをお
話ししたいと思います。隕石とは、惑星間空間
に存在する固体物質が地球などの惑星の表面
に落下してきたもののこと(ウィキペディア)
先日のロシアに落下した隕石は直径 17 メ-ト
ルのもので、その衝撃波による被害がでました。
過去において巨大なものは、アメリカのアリゾ
ナ州にあるバリンジャー・クレーターが有名で、
今から約5万年前直径約 20~30 メ-トルの隕
石が衝突し、直径約 1.5 キロメ-トル深さ約
170 メ-トルのクレ-タ-ができたというこ
とです。こんなものが人口密集地に落下したこ
とを考えると大変恐ろしいことです。最近日本
でも隕石落下をとらえた動画がアップされて
いたりと話題になっていたようです。かくゆう
私も高校の時に中池から自転車で帰宅途中南
の空を火の玉が落下していく様子を友人と目
撃しており、友人となんだと話をした覚えがあ
ります。次の日、新聞等話題になっていると思
いきや、その話題は一切なく私と友人はうそつ
き呼ばわりされ、大変悔しい思いをしたもので
す。と、うまくまとめることができず、落ちも
ないまま終わりますが、隕石が落ちたというこ
とでご容赦ください。これを言えといったのは
伊佐地師匠でありますが、これで落ちなければ
自分が隕石(引責)辞任するとおっしゃってい
ました。最後になりましたが。おいしいお肉と
お酒をたくさんいただき、ホストの池村さんに
は大変お世話になりました。次々追加注文され
ていく肉の皿を見るたび青ざめていく池村さ
んの顔は今でも忘れません。本当にありがとう
ございました。
◆幹事報告
◎例会変更通知
・可児 RC
◎2013~14 年度委員会構成表配布
次例会の予定
2 月 26 日(火) 12:30
「平成 25 年度から変わる税制と今後の動向」
会員卓話 古田貴巳さん
担当:クラブ会報委員会
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例 会:毎週火曜日 12:30(第 3 火曜日は 18:30)
例会場:岐阜県関市本町 6-20 大垣共立銀行関支25F
事務局:岐阜県関市平和通 7-10-25 アメリア 2F