57号 - 青山学院大学山岳部

冬山合宿 は、中崎尾根から槍 ヶ岳
監 督 一
秋原 浩 司
1999一
■度の出缶部は、上級生部員の卒業とともに
指導者層 の弱体化がみられたため、監督会がそれを肩
代わりせざるを得ない状況でした。そこで、特に訓練
的要素 の強 い山行に ついては積極的に監督 ・コーチが
参加し、指導してまいりました。その成果を踏まえ、
冬山合宿は次 のような計画で実行しています。
日標 中崎尾根からの槍ガ岳
¨
、尾本江里奈 ︵
、
3年︶
3年︶
メンバー ¨CL伊東晃男 ︵
、SL中尾 変 局 2年︶
、本村秀樹 T
古城海太 0年︶
、以上 5名
年︶
行動概要
十二月二六日 新穂高温泉∼中崎尾根1816 m付近
二七日 ∼2350 mプラトー
ニ人口 ∼2500 mプラトーにAC設営後、
ラ ッセル&ルートエ作
二九日 AC∼槍ガ岳往復
三〇日 AC∼槍半∼新穂高湿泉
三 一∼ 一月三日 予備日
*最終下山日は二〇〇〇年 一月三日の予定。
:
:
:● 南国酒家 原宿店
:● 会費 :6,000円 :
:
:解 ぺ=ジに霜内オ
今 回 の冬 山合宿 に至 る学 生 の活動内 容 は次 のと おり。
・
:
2000年 1月 27日
:●
:
19:00か ら
一月 新 り︱ダー会 による年度計画打ち合わ せ
二月 八ガ岳トレー ニング山行 傘秋原、羽田+小山︶
〇八ガ岳縦走 ・赤 岳∼蓼科山
乗鞍岳 スキー講習 ︵
OB会︶
三 ○奥秩父縦走 口
甲
武
信岳∼金峰山
月
春 山合宿検討会 a工
督会︶
○春山合宿 <鳳凰 三山∼甲斐駒ガ岳、仙丈岳
四月 焼岳 ・乗鞍岳 スキー ツアー 傘秋原︶
春山合宿報告会 ・新人合宿検討会 ︵
監督会︶
五月 ○新人合宿 ・白馬岳 ︵
萩 原、羽田、 +小山︶
六月 〇 三ツ峠 出石登リトレー ニング ︵
羽田︶
七月 O北岳バ ットレス ・第 4尾根主稜
夏山合宿検討会 0工
督会︶
八月 ○夏山合宿
剣定着 ∼薬師 ∼北鎌尾根 ∼槍ガ岳
丹沢 ・勘七 ノ沢 ︵
萩原 ・羽田︶
九 夏山合宿報告会 Fユ
督︿5
月
0春山準備山行 日荒 川三山∼赤 石岳
十月 谷川岳西ゼ ン 全秋原、 +小山︶
谷川岳 一ノ倉 沢南稜 全秋原︶
○冬山偵察山行 ・中崎尾根から槍ガ 岳
十 一月 大学山岳部監督会議
日本山岳会学生部 マラソン大会
団体戦 5位入賞 ・個人戦 5位 ︵
萩原︶入賞
〇 三ツ峠 アイゼ ントレー ニング ︵
萩原︶
十 二月 〇富士山 ・雪上訓練 →秋原、羽田、村上︶
〇八ガ岳トレー ニング ・赤岳∼硫黄岳
冬山合宿検討会 ︵
監督会︶
*○印は合宿または、それに準ずる山行。 このほかに個
人山行で多くの縦走、岩登リトレー ニングがありました。
また、カ ッコ内の記名は参加した監督会および OB会 の
メンバー です。
掲役甜員は9名ら合宿に行けなか つた4名は4年生
現在、一
以上 で 一
軽坤算型S釜雰諭X等でクラブ活動からはリタイ
こ 鰭 ド ぶ ら ていま す。献職 戦線が年 仁テゝ 贅維 バス 3
ヽ
年生 の3月には部活動を離れなければならな い つまり3
月の春合宿以降は4年生不在︶という状況は、今後 の年間
討 国に大きな支障をきたすも のと憂慮しておりま瓦
Щ △生き︵山置部は2件 のJ霧蘇即夏型て
︶
行 いました
01件日は2月の人ガ缶大同心ルンゼにく
千詞朋で埋ま った千葉工業矢学山早熱習
貝の授索活動に参加
し遺体の捜索および搬出に協力しました。
02件日は夏山合宿中、湯俣岳の下りで動けなくな つた登
山者を撃蠅 胆嶼か
に登 剛田OB 含一
人生じ が現場に■省
わせ、ともに連絡を取りあいながら の救助活動となりまし
た﹁これらの活動に対し、一
体本
尿至5形の対象になるのでは
ないかとの指 不を受け、現在、学校側に書類を提出中です
◆付 記◆
一月十 四日発売の コ と渓谷 二 日 に、■■響員の尾本さ
こ
月
んが登場しますЮキャンプサイトとい一
里 聖纂→よンの巻頭を
飾 っています。ご注目くださL
・二月十九日発売の フ8末”98 一
言 直 では、今年4月に
行 pた爆
キ ツアーの記事が掲載されます。
缶
ス
ー
これはわれ らが コ
螢■こヒ ュツ ご 存べ︱スにでかけたもの。
一
則出の尾本さんに原稿輝皇日
いてもらいましたので、 こちらも
ご注目のほどを﹁
′″ ′月発″
"李
″
J7
緑ケ丘通 信 肱
:
稚
:准
t・レイ ニア スキー 登 山
M 小山 恭 吾
期 間 平成 十 一年 六 月 一日 ∼十 一日
隊 長 一
昌岡 一郎
隊 員 名 越 昭 男 、浜 名 純 、高 橋 孝 三、松 平 興 二、
高 野剛、 小山恭 吾
文 明 国 ア メ リ カ の山 を 登 る、し か も 頂 上 ま で ス
キ ー で 登 って頂 上 か ら スキ ー ダ ウ ン と 言 う 計 画
に後 先 を考 え ず にす ぐ に乗 った。シ ア ト ルか ら南
東 に車 で 3∼ 4時 間 のと ころ に ﹁
F ・レ イ ニア国
立 公 園 ﹂が あ る、 そ の中 心 の山 が レイ ニア 山 ︵
4
3 9 2 m︶ だ 。
独 立 峰 で、富 士 山 に似 て いる こと か ら 地 元 の人 か
ら ﹁
タ コ マ富 士 ﹂ ︵シ ア ト ル の隣 に タ コ マ市 と い
う のが あ る︶ と 呼 ば れ て いる そ う であ る。
情 報 の国 ア メ リ カ だ け あ つて レ イ エア 山 の情
報 は東 京 に いな が ら イ ンタ ー ネ ット で手 に 入 り、
そ の 日 の降 雪 状 況 か ら気 温、そ れ に 周 辺 の道 路 状
況 ま で手 に は いる の であ る。
今 回 我 々が 選 ん だ ルー ト は 北 面 か ら 大 き な 氷
河 沿 いを 登 る も のだ が 、な ん と 1 9 5 0年 以 来 の
寒 さ と 例 年 の数 倍 以 上 あ る 積 雪 量 と いう のが ホ
ー ム ペ ージ で判 った。国 立 公 園 に 入 る のに は 入場
料 を ゲ ー ト で払 って 入 る のだ が 、こ の積 雪 の多 さ
のた め 北 面 のゲ ー ト が ク ロー ズ のま ま で、我 々の
行 く 六 月 初 旬 に は オ ー プ ン の 見 込 み が な いだ ろ
う と の こと 。そ こ で南 面 から の入 山 と な る のだ が 、
こち ら の ルー ト は 途 中 岩 稜 が 出 て く る た め 頂 上
ヘスキ ー で登 る こと は でき そ う もな い。我 々は ス
キ ー で頂 上 を 極 め る こと を 目 標 に 置 い て いた の
6/ 1、 シ ア ト ル︲タ コ マ空 港 に降 り 立 った 時 、
かす ん では いた が 大 き な 山 が 遠 望 でき た 。あ れ が
だ が 断 念 せざ る おえ な い。
翌 6/ 2、 レ ンタ カ ー を 借 リ モー テ ルを 出 発 、
。
レイ ニア山 の裾 野、 登 山 基 地 ﹁
ハラダ イ ス﹂ へ向
スキ ー は こ こま で。
翌朝 ︵
6/ 4︶、と い っても 夜 中 午 前 1時 出 発 の
予定 で 1 2時 に起 き 出 す が 、強 風 と 降 雪 のた め こ
︶
次 の日 ︵
6/ 5︶も 強 風。浜 名 ク ラ イ ミ ング リ ー
ダ ー の判 断 で中 止 し た が 、正解 であ った。出 発 し
て い った グ ルー プ も 多 いが 、上 部 で の強 風 で敗 退
た 食 料 ゆえ 停 滞 日 は 日が 寂 し い。
の 日 の アタ ツク は中 止。明 る く な った 頃 半 分 以上
埋 ま った テ ント を 掘 り 出 す 。風 は強 いが晴 れ てき
た た め 暑 い こと こ のう え な い。軽 量 化 を 図 ってき
ンジ ヤー の小 屋 や 避 難 小 屋 も あ る。風 の通 り道 で
も あ る ので し っか り防 風 壁 を 作 り 設営 、こ こを ベ
ー スキ ヤ ンプ とす る。こ こか ら 頂 上 アタ ックを 狙
う のだ が 、こ の先 ク レバ ス帯 や 急 斜 面 が あ るた め
ろ か ら 暑 く な り、ザ ツク の重 さ が 肩 に食 い込 み休
み休 み の登 り と な る。 キ ャ ンプ ・ミ ユアー に は レ
6月 3 日、 3 1 0 0 mにあ る キ ャ ンプ 地 でミ ュ
アー ﹂に向 か う 。早 朝 の出 発 で前 の 日 のデ ポ 地 約
2 0 0 0 m︶ま で は快 適 に進 む。と ころ が そ の こ
展 望 ポ イ ント ﹂が
テ ント を 張 る。 足慣 ら し にと ﹁
あ るあ た り ま でデ ポ を し に行 く。下 り で思 った よ
り 快 適 な 滑 り が でき た の で、気 分 良 く ワイ ン に酔
い眠 る こと が でき た 。
わ う のだ そ う だ 。我 々が 行 った と き は駐 車 場 だ け
雪 が な く 、あ た り は雪 、雪。 スキ ー に来 た のだ か
ら これ だ け の雪 の多 さ に喜 ん で い い のだ が 、ち ょ
っと 寂 し か った のは 私 だ け だ った ろ う か。
そ の 日 は レ ンジ ヤー ハツト で情 報 を 得 、す ぐ裏 に
か う。こ のパ ラダ イ スは七 月 にな る と 周 辺 は お花
畑 で素 晴 ら し いと こ ろだ そ う だ 。山 に 登 る 人 ば か
り でな く す そ 野 を ト レ ツキ ング す る 人 た ち で 賑
我 々が 登 る レイ エア山 と 思 う と 胸 が 高 鳴 った。シ
ア ト ル市 内 で買 い物 や シ ー フー ド を た ら ふ く 食
べ、翌 日か ら の登 山 の成 功 を 祈 る。ネ パ ー ルな ど
の山 と 違 って 入 山 直 前 ま で美 味 し い も のを 食 ベ
ら れ 、下 山 後 も 温 か い シ ャ ワー や ワイ ンを 堪 能 で
き る のは ア メ リ カ、 ョー ロ ッパ な ど の山 々 の特 権
だ ろ う 。我 々は そ の特 権 を 大 いに 活 用 した のは い
う ま でも な い。
︶
崩 ν 枷 町 mars“ 月θル 旬 sam/aac.力 rmに 掲載 ιま九
事 ノ″ ′β発 行
2
J7 2鋼
緑ケ丘通 信 屹
を 余 儀 な くさ れ た そ う だ 。明 る く な ってか ら ルー
ト偵 察 のた め皆 で向 か う。心 配 し て いた岩 稜 登 は
ん︵
コ 88 2 R 認 3 8 8 お じ は ク レバ ス帯 を 右 に
左 に と 迂 回 しな が ら 登 れ ば 回避 でき そ う だ 。し か
し レ ンジ ヤー の話 に よ る と 明 日 も 天 気 は 不 安 定
と の こと。残 り の 日数 も 少 な く な ってき た ことな
の で、皆 で協 議 を す る。出 し た答 え は 明 日 登 れ な
か った 場 合 は 登頂 は諦 め 下 山 、と いう こと にな る。
明 日 の天気 が 気 にな る。
6/ 6 午 前 1 2時 、 起 き 出 し て み る と 星 が 見
え る。 ﹁
よ し ! いく ぞ ﹂ と ば か り、 皆 に気 合 いが
入 る。 ヘッド ラ ンプ を点 け 、し っか り と ア イゼ ン
で ステ ップ を き つて いく。指 が痛 く な る ほど 風 が
冷 た い。尾 根 を 一つ回 り 込 ん で昨 日 の偵 察 地 点 の
プ ラト ー ︵
イ ング ラ ハム ・フラ ット ︶で 一息 、 ア
ンザ イ レ ンを し、こ こか ら ク レバ ス帯 突 入 と な る。
偵 察 の時 頭 に な ぞ った ルー ト を 思 い描 き な が ら
暗 闇 の急 斜 面 に進 む。頭 上 に暗 闇 の中 青 白 く 光 る
セ ラ ック が のし か か る よ う に 見え 、お ま け に急 斜
面 で緊 張 が 続 く。セ ラ ック の横 を 登 り つめ る と よ
う や く斜 面 が ゆ る く な ってく るが 、パ ック リ と 口
を 開 け た ク レバ スが 次 々と 出 てく る。ジ ャ ンプ し
た り 迂 回 し た り あ る いは 細 い ス ノー ブ リ ッジ を
ソ ロソ ロと 渡 った り と 右 に左 に 登 って いく。右 手
にジ ブ ラ ルタ ル ロ ツク の頭 が 見 え てく ると 、それ
に 向 か ってト ラ バ ー スが 始 ま る。 一カ 所 両 側 が ス
ッパ リ と 切 れ 落 ち た 細 い ス ノー ブ リ ッジ を フ イ
ック ス ロー プ に つか ま りな が ら 渡 る。ク レバ スの
底 を ヘ ツド ラ ンプ で照 ら し て み る が 真 っ暗 で 引
き 込 ま れ そう に感 じ てし ま う 。
∪芥8 B す雪 8 一 8 8 お ヽ の頭 に着 く 頃 よ う や
く 明 る く な ってく る。こ こ でブ ルー バ ック スタ イ
ム。ブ ルー バ ツク スと は ⋮、 要 は”自 分 の用 を た
し た も の を 入 れ て持 って帰 る袋 の こと。標 高 が
”
高 いので ﹁
分 解 ﹂ が 遅 い ので、持 って帰 る のが 原
則 と か。出 し た 分 ザ ック が 重 く な った わ け だ 。し
かし ﹁
冒 3 8 o〓雪 8 ご と いう 岩 稜 の名前 が い い。
こ こか ら上 は ま った く の吹 き っさ ら し で、昨 日 一
昨 日 に ア タ ツク し た パ ー テ イー は強 風 のた め こ
こら あ た り で ﹁
あ き ら め た ﹂と いう 。 そ う こう し
て いる う ち に仲 間 が 登 ってき た 。 ﹁
あ の上 に 見 え
る のが 頂 上 か ﹂な ど と 登 り は じ め る が 、登 れ ど 登
れど ﹁
本 物 ﹂ の頂 上 は 見 え て こな い。前 に 手 が つ
く 位 の急 斜 面 や ら ク レ バ スを 乗 っ越 す と こ ろ が
あ リ スリ ル満 点 。幸 い天気 は安 定 し無 風快 晴 。 こ
一
れ が 強 い風 でも 吹 い て いた ら バ ラ ン スを 崩 し 易
い の で スタ カ ツト で 登 る こと に な り 時 間 を 食 っ
た こと だ ろ う。眼 下 は雲 海 に覆 わ れ てき て先 を 急
ぐ が 、標高 4 0 0 0 mを 越 え た た め か 一歩 一歩 が
辛 い。よ う や く お 釜 のふ ち に着 く。も う こ こま で
来 た ら 頂 上 はあ と わ ず かだ。後 か ら 来 る仲 間 と 合
流 し、お釜 の縁 に沿 って頂 上 ﹁コ ロンビ アク レ ス
ト ﹂を 目指 す 。噴 火 口後 が真 っ平 ら で、 こ こを 突
っ切 る ルー ト も あ る。午 前 8時 コ ロンビ ア ク レ ス
ト 4 3 9 2 m着 。 日 出 帽 の周 り は真 っ白 。気 温を
み る と マイ ナ ス十 七度 、寒 いはず だ 。 こ の 2月 人
mars d〃 neJpん OSam/aac.わ rmに ガ葬 ιま九
"M″
力4p:″
′θ 亨 ノ″ ノ月発 行
“
緑ケ丘通 信 屹 ″
ケ岳 の雪 壁 ト レー ニング に行 った と き 、赤 岳 鉱泉
マイ ナ ス十 七度 で、赤 岳 の山 頂 はも っと寒 か った
はず で、そ のと き に 比 べれば 暖 か い、と 心 に思 い
こむ。 でも 下 山 後 判 った こと だ が 、指 先 の感 覚 が
少 しな い の であ る。や は り 4 0 0 0 mを 越 え て い
た から だ ろ う 。
頂 上 で皆 と 抱 き合 って登 頂 を 喜 び合 った 後 、下 り
始 め る。 途 中 いく つか のパ ー テ イー に
す れ違 う。 登 り は ま だ よ か った が 、 下
り の急 斜 面 は思 い っき り怖 い。 よ う や
く コ 88 oヨ彗 8 一9 8 お ﹃の頭 に戻 っ
てき た と き は ホ ツと す る。 これ から 下
は ク レバ ス帯 、 暗 闇 の中 を 登 ってき た
こと を考 え れ ば と ても気 が楽 だ 。 テ ン
ポ よ く イ ング ラ ハム ・フラ ット にた ど
り着 き 、 ザ イ ルを はず す 。 こ こは も う
ガ ス の中 、 ち ら ほ ら 雪 が 舞 って いる。
お 昼 少 し前 、 キ ャ ンプ ・ミ ュアー に着
く。 途 中 から 引 き 返 した 冨岡 隊 長 に 入
れ て いた だ いた 暖 か い紅 茶 を 飲 みな が
ら、 ﹁
登 つて来 た ん だ ︱ ﹂とジ ンと く る。
でも そ う ゆ つく り余 韻 に浸 って は いら
れ な い、 これ から 登 山基 地 のパ ラダ イ
スま で下 山 す る のだ 。 こ こか ら 下 はす
べ て スキー で滑 って いけ る の で、 ベ テ
ラ ン揃 いは各 自 ザ ック に詰 め るだ け詰
め 込 ん で出 発 す る。 残 念 な こと に景 色
は 見 え な いど ころ か ま つた く のホ ワイ
ト アウ ト。 ホ イ ッ ス ルを 吹 き 皆 の位 置
を 確 認 しあ いな が ら 滑 つて行 く。 唯 一
雪 の状 態 が と ても よ く、 足 元 が 見え な
く ても 快 適 に 滑 る こと が でき た 。 お か
げ で 3 1 0 0 mのミ ュア ー か ら 1 4 0
O mのパラダ イ スま で大 滑降 が できた。ここでテ
ントを張 り、ふもと の街 ま でワイ ンや ら食糧 を買
い出 しに行き、祝宴。
6/ 7 車 で モー テ ルま で移動、5日ぶり に シヤ
ワーをあび、さ つぱ りした後 シアト ル市内 へ出か
け る。思 い思 いに過ご したあと海が 見え る レスト
ラ ンでまたもや乾杯。
6/ 8 シ アト ル の有 名 企業 ボ ー イ ング 社 の工
場を 見学。夕方今 回お世話 にな った地 元アメリカ
人 マー テ イー宅 でガ ーデ ンパー テ イー。分 厚 いス
テーキをご 馳走 にな る。
6/ 9 ワ シ ント ン州 のもう 一つの景 勝 地 オ リ
ンピ ツク公園を 目指 し てドライブ。深 い森 の中を
抜 け る真 っ直 ぐな道 が し みじ み アメリ カ に来 た
ことを感 じさ せてくれ る。
6/ 10 帰 国 の日、 シアト ル︲タ コ マ空港 から
見え る レイ エア山 に別れを告げ る。今度 は スキー
のダ ウ ンヒルを しにくるぞ、 と。
2 0 0 0年 山 岳 部 O B会
新 年 会 のお 知 ら せ
恒例 の新年会 を左 記 のよう に開催 します。ご夫婦
お子さ ま の参加 も歓 迎 いたします。
ミ レ ニアムと いう こと で、高級広東料 理 の店 ﹁
南
国酒家 ﹂で特別リーズ ナブ ルな会費 で行 います。
は っきり言 って ﹁
お いし い!﹂店 です。ぜ ひ、多
数 の参加 を お待ち し ています。
嘲疏 酬
。
訓 徒 歩 2 分
一
。 “
¨ 4
3
・
日時 平成 十 二年 一月 二十七 日 木曜 日
午後 七時 00分より
場所 南 国酒家 原宿店 ︲
3
JR
会費 6O
同封 のはがき にて、 一月十 五日必着 で出欠 のお返
事 をお願 いいた します。
Sam/aac.力 rm″ ガ或 ιま九
neJρ たο
mars.dri
力ゆ jん慟硼′
亨 ノ″ ′E男 ″
2圃
緑ヶ丘通 肩 屹 ″
︶
◆同時募集◆
もあわせて
売ります。譲ります。などOBに よるOBの ための「おいしい情報」
新 企画
ら つしやいました。結婚式までにカ ツパみたいな頭はなん
とかなるのでしょうか? お二人のお幸せをお祈りいたし
ます。
寄せください。
幹 事 川 上あ き こシ リーズ
︶
指 導 な ど を し て、 O B、部 員 の交 流 が お お いに でき
た O B会 スキ ー の催 しだ った と 思 いま す 。今 年 も ま
た そ ん な 交 流 が でき れば と考 え 、あ ず さ ヒ ュッテ を
使 用 し て O B会 スキ ー合 宿 を 行 いた いと 思 いま す 。
日程 平成 十 二年 二月 十 九 日 ︵土 ︶ ∼ 二〇 日 ︵日︶
¨
あ ず さ ヒ ュッテ
宿泊 ¨
スキ ー 場 ¨野 麦 峠 スキ ー 場 ま た は 乗 鞍 高 原 スキ ー 場
と も にあ ず さ ヒ ュッテか ら車 で 3 0分
費用 ¨
宿 泊 ・食 料 費 と し て 4 0 0 0 円程 度
◆ お 問 合 わ せ ・申 込 み
勤︶ 8 占 田 T ミ”
岡 野 幹事 長 ︵
︵
自 ︶ oふ IΦ烏 ζ ミ o/ ﹁>x兼
勤︶ R 燿 ← ? ざ ミ
小 山 幹事 ︵
︵
〇卜N︲∞∞O︲﹃ΦH一
由口︶
∞い∞
﹁>X O卜NI∞∞NIド
*同 封 のは が き で申 込 み いた だ い ても 結 構 です 。
〓
費納入のお願いと
1999壬厚一
1998年・
検討中︶のお知らせ
特典付会費納入新制度 ︵
1998年 度 。1999年度会費未納の方は、同封 の用紙を
ご利用 の上至合い﹂
入金くださ い。特に、二〇代から四〇代 の
OBの滞納率が非常L 局くな っています。会費は 現役 の活
動をサポートする監督会活動費用の補助に多く支出されてい
ますが、今は支愁 つことができていませた 若 いOB諸氏も、
要性
現役時代に回筈雰⊂
受けているはずであり、OB会費 の必一
ゝ鮨cい。
を認識して協カブ
検討中︶
●特典付き OB会費新制薩乗 ︵
OB会費は、年度の支払期限が不明確で、年度予算もきちん
と組めておりません。そのため、
① 任 基 I 覇 限 p喜走 毎年 6星 木日 必着
② 自動振り替 えの推進振り替 え希望日 7月1日
③ ②を行 ってくださるOB︿苔貝の特典
会費 一一,000円 常磐手数料は各 目負じ
′月 ノロ発 行
"年
″
緑ケ丘通 膚 肱 ″
O B会 スキ ー 合 宿 のご 案 内
ご協力、よろしくお願い致します。
次号は3月 発行予定ですので、2月 中旬までに、幹事会・菊地まで原稿をお
﹁
川上 あ き こ の逆 襲 ・O B探 検 記 ﹂
い号で、当時の同期だつた諸先輩に、それぞれ故人にまつわる山の思い出
を中心とした原稿・写真をお寄せ頂き、紙面に反映していきたいと思います。
昨 年 大 勢 の方 々に参 加 し て いた だ いた 、あ ず さ ヒ ュ
しを 今 年 も
ツ
し
キ
の
合
宿
催
を
た
O
B
会
ー
テ
ス
利
用
準 指導 員
開 き た いと 思 いま す 。 昨 年 は秋 山先 輩 ︵
の資 格 を お 持 ち ︶、 天竺 桂 先 輩 が 現 役 部 員 の スキ ー
昭和20年 代、山岳部で活躍された下山さん、中丸さん、清治さん、岡本さん
などの方 々が亡くなつておられます。しかし故人を偲ぶ、追悼文を緑ケ丘通
信で未だ掲載しておりません。そこで、遅くなりましたが次号以降、命 日に近
さ て今回から新 シリーズ幹事 川上あき こシリーズ第 一
弾 用 上あき この逆襲 。OB探検記﹂をお送りします。内
容は若手OBが今ど こで何をしているかを探 るため、 二?
歳 。川上あき こ幹事 の感性と本性にまかせて、若手OBを
襲撃する企画です。若手と思 っているOB諸氏は、心して
迎撃体制を取 ってくださ い。
募集します。
菊地 理
<送 付先 >〒 2020022東 京都保谷市柳沢 34-2-401
<問 合せ >携 帯電話 090-3905-1778
第 一回日は1997■ 螢 主将も 2年間務められた村上 正
幸さん →肥黙馴型りの です。
川上 村上さん、お久しぶりです。最近転職されたと いうウ
ワサを聞きましたが、どう いうお仕事をされ ているのです
か?
村上 は い、イ ンターネ ットでアダ ルト画像を売 っています。
⋮⋮︰。村上さんを信じますよ。
川上 ・
間早に言うとイ ンターネ ットを使 った新 し
村上 ウソです。竹
いビジヽ
不スを立ち上げ て、 日々いそしんでいます。 この間
ヒ ロスエ= 広末涼子︶
仕事で ﹁
ヒ ロスエ﹂に会 いました。︵
川上 結婚 のご予と走もあるそうですが。
日校の時 から つき合 って
村上 は い、2000年 の2月に、一
いる彼女と十年 目にして結婚 します。
ス︶
ざ います。休 日は何をしている のです
川上 おめ でと,
か?
村上 バイク便 のバイトをして、結婚資金を貯めています。
川上 大変 ですね。では最後に社会人にな って3年見 何か
変わ った ことはありますか?
村上 最近カ ッパみた いな頭を しています。
はじめてだと いう のに時間がなく、今回は電話でのイ ンタ
ビ ューにな つてしま いました。電話越しの村上さんは相変
わらず冗談ば かりですが、着 々とご自分 の人生を歩 んでい
「追 悼 」 山 の 思 い 出 原 稿 募 集
ス キ ー a論 に 1
墨 曇
あず さ ヒ ュツテ冬 季 利用受 付中
︱
往復 ハガキまたはファックスに
。
希望利用日
・ 代表 右のこ 臥 住吹 壺
曇馨 号
・ 利用人数⋮OB会員とその家族や非会員 の区分と利用
人数の明記して、ヒ ュどZ薦宮否員会利用受付係りまで
申込んでくださ い。
家族
本人
1300
1800
800
′
l性 以下
2300
同伴者
(単 位 :円 )
●利用円金振込先
蝸
口理望拝}∞ 130-0-59603
口酪 称 旱
薯議ガさ ヒュl斤
利用が丞認されると ﹁
利用証﹂を返信 ハガキまたはフアツク
フアツクスで申込まれた方︶ で係より発行します。この
ス ︵
ため最終一
受付日は、利用日の2週間前ま でです。現地受付は
いたしません。
●利用料金のお支払は、利用日の1週間前ま でに指定の口座
。
に振り込んで下さ い 字数料は利用者負担でお願 いします︶
●山小屋の利用は原則として、1申込み期間 。1パーテイー
とします。
時以降 退室時刻は 午後 ∞
●入室時刻は 原則として午後 二
時までとします一早ぐ到着予定など時間が重なる場合は 当
事者間で打ち合わせをしてくださ い。
あずさヒ ュツテの入覇螢垂盗法
鐘需“嬰り堀蔭︶
1.
ガ スメーター
ヒ ュツテ玄関 の鍵は、小屋入口脇 のボ ツクス ︵
右横ヽ懐中電灯有 ︶の中にあります。ボ ックスには鍵がか
,認められると発行される ﹁
か っており、利用が
利用き に記
載ざれている4桁 の数字で開けることができます。帰る時に
は、同じようにボ ツクスに納め、ダイアル式鍵を掛けて下さ
い。
け奄
入室
2.
玄関の鍵をあけて荷物をおろしたら、寒くても少し我慢して
いただき
①入 口右脇 Tcにあるプ ロパンガ スボ ンベニ本 のコツクを開
②その右側にある湯沸かし器左下のコツクを開ける
③電気関係は冷蔵庫用を除き、ブ レーカを落としていますの
で、冷蔵庫上部のブ レーカをすべてONにし照明を点灯して
ください。 傘雲蔵科ヽメインと漏電ブレーカーはONのまま
﹁
コンセント﹂と書いてあるブレーカー以外はは落とす。
︶
ッチを入れる。
④キ ツチンの大型石 ファンヒ
の
油
ー
タ
ス
イ
全
訓後に人が入っていない時は作動まで 一〇分ツ
ヽらいかかり
暴側にある二
ます。
︶ 一心地 ついたら、一暖かい格好でヒ ュッテ一
つの不凍栓 ︵
小屋の外︶の開閉作業を行 ってください。栓の
︶
開閉用の棒がぶら下が っていますので、それを利用します。
④四 つのバルブ ︵
室内 。キ ッチン流し脇の壁面にある︶ の開
閉作業を行 ってくださ い。 これで終わりです。
3 . 退 室
①キ ツチンの水抜き栓を閉め、水道管から水をおとす。
ス
② ヒ ュッニ暑側の企 絞 性Ω園咆隻 秀 各 リ
④ 塗 皇 以 風員 流し台p 懸 曇分 にこ 携 を 墳 bす。
⑤ トイ レの水を流し、タンクの水抜きを行 い、残る水の凍結
防止として不区婆τ滴 2 。
,おいてある利用 マニュアルに記
*詳しい手順は ヒ ュンアに
載してあります。
あず さ ヒ ュツテ基金から のお願 い
あずさヒ ュツテ基金では、ヒ ュンアの維持管理のための資金
をデールしています。[
響漁は1999年度はチ ェーンソー︵
約
7万3 を購入。またヒ ュツテ進入路の土地代の支出を予定し
ています。収入は建設基金からの繰入れを﹂ベースに渾晋△罫円
の剰余金の 一部を繰り入れています︵
1999年4月に3万
円、12月20日現在 約34万巴 が、大学に依頼できない
将来の資金霊要に十分対応できるとは右えられません。その
ため、基金 への寄付をお願いしております。ご協力よろしく
お願いいたします。
●あずさヒ ュツテ基金振り込み口座
二相銀行麻布支店 並昆胆5032180
口座審二勺 一
日座名 あずさヒ ュンア基金
代表 斎
弼処理 ︵
きくちおさむ︶
お詫 びと訂 正
緑 ケ丘通信 N o.五六 〇B会役員 の紹介において、
会計監事 猪俣 浩OBの記載が漏れておりました。
ここでお詫びし、訂正をさせていただきます。
ヵ中 ■
m_mars dineipr― Osamぬ acわ 1物 ″″ゴ ιま九
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ヒ ュッテ利 用 受 付
◆ 往 復 はが き 宛 先
東 京 都 小 金 井 市 緑 町1121341315
◆ F A X ¨0 4 2 13 8 2 11 8 5 8
800
山岳部 OB会 員
1800
山岳部員
ノ″ ノ日発行
"亨
′θ
緑ヶ丘 通信 肱 」/
小 山 恭 吾 気 付 あ ず さ ヒュツ 丁利 用 受 付 係
(1,じ /1名 )
ケ星則の 一日より党付を開始し 例 ¨
3月
●予約は利用日の 一
一
、先着順です。
。
15日に利用するときは 一月 一日よ夕︶
冬季 (11/15∼ 5/16)利 用料金