大学院学位論文審査細則

文 星芸術大 学大学 院学位論 文審査 細則
(趣旨)
第1条
こ の 細 則 は 、文 星 芸 術 大 学 学 位 規 程( 以 下「 学 位 規 程 」と い う 。)第 23 条
の規定に基づき、修士又は博士の学位論文の審査等に関し必要な事項を定める。
(学位論文等を提出できる者)
第2条
修 士 の 学 位 論 文 を 提 出 で き る 者 は ,前 期 課 程 に 1 年 以 上 在 学 す る 者 で 文 星
芸 術 大 学 大 学 院 研 究 科 履 修 規 程 ( 以 下 「 履 修 規 程 」 と い う 。) 第 6 条 に 定 め る 単
位 ( 以 下 「 所 定 の 単 位 」 と い う 。) を 修 得 し た 者 , 又 は 論 文 提 出 日 の 属 す る 学 年
末 ま で に 所 定 の 単 位 を 修 得 す る 見 込 み が 確 実 な 者 で 、か つ 、必 要 な 研 究 指 導 を 受
けた者とする。
2
博士の学位論文を提出できる者は,次の各号の一に該当する者とする。
⑴
後 期 課 程 に 2 年 以 上 在 学 す る 者 で 履 修 規 程 第 6 条 に 定 め る 単 位( 以 下「 所 定
の 単 位 」 と い う 。) を 修 得 し た 者 、 又 は 論 文 提 出 日 の 属 す る 学 年 末 ま で に 所 定
の単位を修得する見込みが確実な者で、かつ、必要な研究指導を受けた者
⑵
後 期 課 程 に 1 年 以 上 在 学 す る 者 で 、研 究 科 委 員 会 が 文 星 芸 術 大 学 大 学 院 学 則
第 19 条 の 2 第 1 項 た だ し 書 き に 該 当 す る と 認 め た 者
⑶
後 期 課 程 に 3 年 以 上 在 学 し た 者 で 所 定 の 単 位 を 修 得 し 、か つ 、必 要 な 研 究 指
導を受けて退学した者で,退学したときから3年を超えない者
⑷
前 各 号 に 掲 げ る 者 以 外 の 者 で 相 応 の 実 績 が あ る( 業 績 が 顕 著 で あ る )と 認 め
られる者
(論文等作成の申出)
第3条
修 士 の 学 位 論 文 等 を 提 出 し よ う と す る 者 は 、論 文 等 の 主 旨 を 記 載 し た 文 書
( 様 式 1 そ の 1 )に よ り 、博 士 前 期 課 程 1 年 次 の 終 了 時 ま で に 指 導 教 員 に 申 出 て 、
その指導を受けなければならない。
2
博 士 の 学 位 論 文 を 提 出 し よ う と す る 者 は 、論 文 の 主 旨 を 記 載 し た 文 書( 様 式 1
そ の 2) に よ り 、 博 士 後 期 課 程 2 年 次 の 前 期 終 了 時 ま で に 主 指 導 教 員 に 申 出 て 、
指導教員による指導と予備審査を受けなければならない。
(学位申請に係る論文)
第4条
学 位 規 程 第 3 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づ く 博 士 論 文( 以 下「 学 外 者 の 博 士 論 文 」
と い う 。) が 学 長 か ら 付 託 さ れ た と き は 、 研 究 科 長 は 、 直 ち に 研 究 科 委 員 会 に 諮
り 、履 修 規 程 第 3 条 第 1 項 第 2 号 の 例 に な ら い 、指 導 教 員 を 指 名 す る も の と す る 。
2
指名された指導教員は、当該論文に係る指導と予備審査を行うものとする。
(指導及び予備審査の方法)
第5条
第 3 条 に 規 定 す る 指 導 は 、学 位 論 文 の 作 成 方 法 等 並 び に 修 士 作 品 の 制 作 に
関して行う。
2
第 3 条 第 2 項 及 び 前 条 第 2 項 の 予 備 審 査 は 、博 士 論 文 の 草 稿 、論 文 要 旨 、論 文
目 録 及 び 発 表 し た 学 術 論 文 等 の 提 出 を 求 め 、学 位 論 文 提 出 要 件 充 足 の 有 無 及 び 内
容、学位論文の完成度などに留意して行うものとする。
3
第 3 条 第 2 項 の 予 備 審 査 は 、次 条 の 博 士 論 文 の 提 出 期 限 以 前 に 終 了 さ せ な け れ
ば な ら な い 。ま た 、前 条 第 2 項 の 予 備 審 査 は 、1 か 月 以 内 に 終 了 さ せ る こ と を 原
則とする。
4
予備審査の判定は、指導教員の合議による。
(学位論文等の提出)
第6条
修 士 の 学 位 論 文 等 は 、指 導 教 員 の 承 認 を 得 た 後 、修 士 論 文 等 提 出 届( 様 式
2 ) に よ り 修 了 年 度 の 10 月 末 日 ま で に 研 究 科 長 に 提 出 す る も の と す る 。
2
博 士 の 学 位 論 文 等 は 、第 3 条 第 2 項 の 予 備 審 査 を 受 け 、そ の 承 認 を 得 た 後 、博
士 論 文 等 提 出 届( 様 式 3 )に よ り 修 了 年 度 の 9 月 末 日 ま で に 研 究 科 長 に 提 出 す る
ものとする。
(提出部数等)
第7条
2
修士の学位授与に係る作品を除く学位論文等の提出部数は、3部とする。
博 士 の 学 位 授 与 に 係 る 学 位 論 文 等 の 提 出 部 数 は 、5 部 と し 、次 に 掲 げ る 書 類 等
を提出するものとする。
2
⑴
学位論文
⑵
学位論文の要旨
⑶
論文等目録
⑷
必要がある場合は、学術論文等
博 士 論 文 の 要 旨 は 、 400 字 詰 原 稿 用 紙 5 枚 以 内 に 、 内 容 骨 子 を 明 確 に 説 明 し た
ものでなければならない。
3
論 文 等 目 録 に は 、提 出 す る 学 位 論 文 及 び 研 究 作 品 の ほ か 、既 に 発 表 し て あ る 論
文等についてその題目、発表年月、掲載誌等を記載するものとする。
4
学 位 規 程 第 3 条 第 4 項 の 規 定 に よ り 博 士 論 文 を 提 出 し よ う と す る 者 は 、第 2 項
各号の書類のほかに学位授与申請書並びに履歴書及び戸籍抄本各1部を学長に
提出するものとする。
(審査委員の構成)
第8条
審 査 委 員 は 、審 査 す る 学 位 論 文 等 ご と に 置 く も の と し 、修 士 論 文 等 を 審 査
す る 委 員 は 、教 授 を 含 む 2 名 以 上 で 、博 士 論 文 を 審 査 す る 委 員 は 、教 授 を 含 む 3
名以上で審査することを原則とする。
2
研 究 科 委 員 会 は 、博 士 論 文 の 審 査 の た め に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、前 項 に
規 定 す る 審 査 委 員 に 、当 該 研 究 分 野 担 当 又 は 関 連 分 野 担 当 の 講 師 又 は 客 員 教 授 を
加えることができる。
3
審 査 委 員 は 、研 究 科 委 員 会 の 承 認 を 得 て 、他 の 大 学 院 又 は 研 究 所 等 の 教 員 、研
究者の協力を得ることができる。
(博士論文の公聴会)
第9条
2
審査委員は、博士論文の公聴会を開催するものとする。
審 査 委 員 は 、公 聴 会 の 開 催 日 程 等 を 原 則 と し て 公 聴 会 開 催 日 の 1 週 間 前 ま で に
提出者に通知するとともに、学内に告示するものとする。
(学位論文等の公開)
第 10 条
審査委員は、審査開始後公聴会終了までの期間,学位論文を博士後期課
程担当教員が閲覧できるよう措置する。
2
学 位 論 文 の 内 容 等 に 関 し て 意 見 が あ る 場 合 は ,公 聴 会 終 了 ま で の 間 に 審 査 委 員
に意見を申し出ることができる。
(学力の確認)
第 11 条
学外者の博士論文に係る学力の確認は、当該博士論文の審査を行う審査
委員が行う。
2
審 査 委 員 は 、当 該 研 究 分 野 に 関 し 、学 力 等 を 有 す る こ と を 確 認 す る た め 、博 士
論 文 に 関 連 す る 分 野 の 科 目( 外 国 語 を 含 む )に つ い て 、口 述 又 は 筆 記 に よ り 行 う
も の と す る 。た だ し 、本 学 大 学 院 博 士 後 期 課 程 に 3 年 以 上 在 学 し 、所 定 の 単 位 を
修 得 し 、か つ 、必 要 な 研 究 指 導 を 受 け た 上 退 学 し た 者 が 退 学 後 3 年 以 内 に 学 位 を
申請したときは、学力等の審査は行わないものとする。
3
審 査 委 員 は 、学 力 の 確 認 に あ た っ て 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、当 該 論 文 に 関
連する分野の教員を加えることができる。
(審査結果の判定)
第 12 条
論文等審査及び最終試験等の結果、合格又は不合格の評価判定は審査委
員の合議による。
(単位未取得者)
第 13 条
単位不足により修了の要件を満たさなかった者は、学位審査の申出がな
かったものとみなす。
(委任)
第 14 条
この細則に定めるもののほか、学位論文等の審査に関し必要な事項は、
研究科委員会において別に定める。
附
則
この内規は,平成17年4月1日から施行する。
附
則
1
こ の 規 則 は 、 平 成 21 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
2
文星芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程学位論文の審査等に関する取扱
内 規 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 施 行 ) は 、 廃 止 す る 。
様式1(第 3 条関係)その1
平成
指導教員
年
月
日
様
所属領域
氏
博士前期課程
名
次により修士論文等を提出したいので、ご指導くださるようお願いいたします。
修士論文の要旨
論
文
題
目
作
品
題
目
論 文 等 の 主 題
要旨
(注)和文2,000字又は英文800語以内
続紙
有☐
無☐
様式1(第 3 条関係)その2
平成
主指導教員
年
月
日
様
所属領域
氏
博士後期課程
名
次により博士論文を提出したいので、ご指導くださるようお願いいたします。
博士論文の要旨
論
文
題
目
論 文 の 主 題
要旨
(注)和文2,000字又は英文800語以内
続紙
有☐
無☐
様式2
修士論文提出届
平成
文星芸術大学学長
年
月
日
殿
文星芸術大学大学院芸術研究科
氏名
印
こ の た び 、修 士( 芸 術 )の 学 位 を 受 け た く 、文 星 芸 術 大 学 学 位 規 程 第 4 条 の 規 定
に基づき、下記のとおり提出いたしますので、御審査くださるようお願いします。
記
学位論文
通
修士作品
点
様式2
博士論文提出届
平成
文星芸術大学学長
年
月
日
殿
文星芸術大学大学院芸術研究科
氏名
印
こ の た び 、博 士( 芸 術 )の 学 位 を 受 け た く 、文 星 芸 術 大 学 学 位 規 程 第 4 条 の 規 定
に 基 づ き 、下 記 の と お り 関 係 書 類 を 添 え て 提 出 い た し ま す の で 、御 審 査 く だ さ る よ
うお願いします。
記
1
学位申請論文
通
2
参考論文
編(通)
3
論文目録
4
学位論文の内容の要旨