日本イーライリリー 2012年度業績は1757億円を達成 ~対前年比売上

Press Release
日本イーライリリー株式会社
神戸市中央区磯上通 7-1-5
〒651-0086
www.lilly.co.jp
2013 年 3 月 13 日
EL13-11
報道関係各位
日本イーライリリー 2012 年度業績は 1,757 億円を達成
~対前年比売上 10%増を達成~
日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長 アルフォンゾ G. ズルエッタ)の 2012 年
度売上高は、対前年比 10.2%増の 1,757 億 4,000 万円*の売上を達成、「革新的な医薬品開発のリーデ
ィングカンパニー」として、さらなる成長を遂げることができました。(*決算ベース、2012 年 1-12 月)
2012 年度は、主力製品の「ジプレキサ®」が 8%伸長、骨粗鬆症治療剤「フォルテオ®」が対前年比 129%伸
長**、抗うつ薬「サインバルタ®」も対前年比 32%の伸長**(リリーのみ売上)、「ストラテラ」が日本初の成人
期の AD/HD の追加適応症を取得したことで対前年比 47%の伸長と主力製品が業績を大きく牽引しまし
た。また抗がん剤「アリムタ」は販売数量では伸長したものの市場拡大再算定の影響で金額ベースでは
相殺されています。(**薬価ベース、IMS データ、2012 年 1-12 月)
<2012 年 承認・適応症追加承認>
•
抗精神病薬「ジプレキサ」の双極性障害におけるうつ症状の改善の適応症(2/22)
•
「サインバルタ」の糖尿病性神経障害に伴う疼痛に対する適応症(2/22)
•
AD/HD 治療薬「ストラテラ」成人期 AD/HD に対する適応症(8/24)
•
抗精神病薬「ジプレキサ」の筋注用製剤(9/28)
•
抗がん剤「ジェムザール」の悪性リンパ腫の適応症(2013/2/21)
2012 年度の業績について、代表執行役社長のズルエッタは次のように述べています。
「2012 年は、既存の大型製品の好調な伸び、さらに適応症追加を取得したことで、さらなる市場への浸透
を通じて、薬価改訂にも関わらず、前年比 10%増を達成することができました。また国内の製薬企業の
上位 20 社の中で最も高い成長率を達成しています***。これは、患者さんがより長く、健康で活動的な生
活を送ることに弊社の医薬品が貢献していることを、改めて立証しています。
イーライリリー・アンド・カンパニーでは、現在 60 を超えるパイプライン製品の開発を行っていますが、
その多くは日本も含めた国際共同治験やアジア試験により実施されています。患者さんが必要とするファ
ースト・イン・クラス、ベスト・イン・クラスの医薬品を速やかに開発することで、迅速に日本の患者さんにお
届けするよう尽力して参ります。
2013 年 1 月には、神戸市西区にある自社の製造施設の敷地内に社員の教育研修施設を開設し、新
入社員がより早く社風に馴染める研修環境を整備し、顧客により良いサービスが提供できる人材教育を
強化していきます」。 (***薬価ベース、IMS データ、2012 年 12 月)
いのちの尊さにこたえます。
<ご参考>
2012 年度 製品別売上高 (日本)(薬価ベース、IMS JPM (2012 年 12 月 MAT)をもとに作成)
製品名
ジプレキサ
アリムタ
フォルテオ
エビスタ*1
インスリン
サインバルタ*2
ジェムザール
ヒューマトロープ
ストラテラ
バイエッタ
売上高
対前年比
549 億円
+8%
358 億円
-3%
282 億円
+129%
193 億円
-11%
174 億円
0%
136 億円
+32%
132 億円
-34%
103 億円
-5%
62 億円
+47%
22 億円
+152%
※本表の合計は決算ベースの売上の数字と一致しません。
*1 中外製薬(決算ベース)とリリー(薬価ベース)の売上合算
*2 リリー単独での売上
他社にライセンスしているため、ペルマックス、シアリスの売上は含まず
Copyright 2013 IMS ジャパン(株)
後期開発品一覧 (日本) 2013 年 3 月 1 日現在
治験薬記号(一般名)および剤型
LY450190 (タダラフィル) 錠剤
LY317615 (エンザスタウリン塩酸塩) 錠剤
LY2062430 (solanezumab) 静注製剤
LY3009806 (ramucirumab) 静注製剤
LY3009806 (ramucirumab) 静注製剤
LY3009806 (ramucirumab) 静注製剤
LY2216684 (edivoxetine) 錠剤
LY2127399 (tabalumab) 皮下注製剤
LY2963016 (インスリングラルギン[遺伝子組換え])
皮下注製剤
LY2189265 (dulaglutide) 皮下注製剤
LY2439821 (ixekizumab) 皮下注製剤
LY2439821 (ixekizumab) 皮下注製剤
LY2605541(一般名:未定) 皮下注製剤
LY2484595 (エバセトラピブ) 経口製剤
LY3009104(baricitinib) 経口製剤
LY3009806 (ramucirumab) 静注製剤
LY2541546 (blosozumab) 皮下注製剤
LY3009104(baricitinib) 経口製剤
LY3009104(baricitinib) 経口製剤
LY2886721(一般名:未定) 経口製剤
LY2495655(一般名:未定)皮下注製剤
LY3012211(一般名:necitumumab)静注製剤
AV45
予定される効能又は効果
対象疾患名および症状名
開発ステージ
(国内)
【効能追加】前立腺肥大症に伴う排尿障害
非ホジキンリンパ腫
アルツハイマー型認知症における進行抑制
胃癌
【効能追加】肝細胞癌
【効能追加】大腸癌
うつ病
全身性エリテマトーデス
申請中
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
1 型・2 型糖尿病
第 III 相
2 型糖尿病
尋常性乾癬
【効能追加】 関節症性乾癬
1 型・2 型糖尿病
主要心血管イベントの発症抑制
関節リウマチ
【効能追加】 非小細胞肺癌
骨粗鬆症
【効能追加】尋常性乾癬
【効能追加】 糖尿病性腎症
アルツハイマー型認知症
廃用性筋委縮症
非小細胞肺癌
アミロイド PET イメージング
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 III 相
第 II 相
第 II 相
第 II 相
第 II 相
第 II 相
第 II 相
第 I/II 相
第 III 相