9G ペキニーズ 2010 年4月1日施行 改 正 現 行 一般外貌 小型で

9G
ペキニーズ
2010 年4月1日施行
改 正
現 行
■一般外貌
■一般外貌
小型で、バランスがとれ、威厳があり、洗練された、適
小型で、バランスがとれ、たいへん威厳があり、洗練
度にがっしりした犬である。いかなる理由でも呼吸困
された、がっしりした犬である。通常の状態で、呼吸困
難の症状や健全な動きができないものは許容され
難の症状が少しでも見られることは許容されず、重大
ず、重大な減点となる。また、被毛は多すぎない。
な減点となる。
■頭部
■頭部
かなり大きく、どちらかというと深いというよりは幅広
大きく、どちらかというと深いというよりは幅広い。
い。
◇スカル
◇スカル
適度に幅広く、両耳の間は間隔があり、平らで、ドー
幅広く、両耳の間は間隔があり、平らで、ドーム状で
ム状ではない。
はない。
◇顔部
◇顔部
(現行削除)
側望すると、鼻は両目の間に埋まるようについてお
り、平らである。
◇鼻(ノーズ)
◇鼻(ノーズ)
短かすぎず、幅広で、鼻孔は大きく、開いている。わ
短く、幅広で、鼻孔は大きく、開いている。皺は、途切
ずかな皺が入っており、分布しているのが望ましく、頬
れているものもあれば、つながっているものもあり、頬
から鼻梁にかけて、大きく開いた逆 V 字型になる場合
から鼻梁にかけて、大きく開いた逆 V 字型になる。
もある。
◇マズル
◇マズル
明瞭でなければならないが、比較的短く幅広い。下顎
幅広く、下顎は頑丈で、皺がくっきり入っている。
は頑丈である。
◇口(マウス)
◇口(マウス)
唇は平らで、歯や舌が見えたり、明瞭な下顎を覆い隠
唇は平らで、歯や舌が見えてはならない。下顎は頑
すような唇であったりしてはならない。
丈でなければならない。
◇目(アイズ)
◇目(アイズ)
くっきりしており、丸く、ダークで、輝いているが、大き
大きく、くっきりしており、丸く、ダークで、輝いている。
すぎない。
■頸(ネック)
■頸(ネック)
比較的短く、太い。
たいへん短く、太い。
■ボディ
■ボディ
比較的短く、ウエストはよく締まっている。
短く、ボディの後部より前部のほうが重量感があり、
ウエストはよく締まっている。
◇前 肢(フォアクォーターズ)
◇前 肢(フォアクォーターズ)
比較的短く、太く、前脚は骨量がある。健全であること
短く、太く、前脚は骨量がある。前脚の骨はパスター
が不可欠である。
ンと肘の間で僅かに弓状になっており、肩はレイバッ
◇肩
クし、ボディに滑らかに接合している。
レイバックし、ボディに滑らかに接合している。
◇前腕
前腕のパスターンと肘の間は、肋と適合するように僅
かに弓状になっている場合もある。
◇中手(パスターン)
わずかに傾斜しており、丈夫で、密接しすぎない。
◇前足
◇足(フィート)
大きく、平らで、丸くはない。僅かに外向している場合
大きく、平らで、丸くはない。足の上にしっかりと立って
もある。前足が過度に外向しているものは重大な減
おり、パスターンの上に立っているわけではない。前
点となる。
足は僅かに外向している。
◇後 肢(ハインドクォーターズ)
◇後 肢(ハインドクォーターズ)
後脚は前脚よりも適度に軽いが、頑丈で、よい形をし
後脚は前脚よりも軽いが、アンギュレーションは適度
ている。過度に狭い後肢は重大な減点となる。アンギ
で膝は明瞭である。飛節は頑丈である。後望すると、
ュレーションは適度で健全であることが不可欠であ
後脚は互いに接近し、平行である。絶対的に健全で
る。
あることが不可欠である。
◇大腿
明瞭である。
◇飛節
しっかりしており、低い。
◇中足
後望すると、頑丈で、平行である。
■歩様
■歩様
典型的にゆったりしており、前脚の動きは威厳のある
ゆったりしており、前脚の動きは威厳のあるローリン
ローリング歩様である。ただし、この典型的な歩様を
グ歩様である。ただし、この典型的な歩様は肩のゆる
肩のゆるさや不健全さを示す他の理由から生じるロ
さから生じるローリングの動きと混同してはならない。
ーリングの動きと混同してはならない。肩や肘のゆる
後肢は歩様の際、接近している。前肢、後肢、および
さ及び足やパスターンへのいかなる不健全さも示して
歩様の健全性は最も重要である。
いるものは重大な減点となる。過量の被毛で歩様が
見えにくくなってはならない。
◇毛
◇毛
適度に長く、真っ直ぐで、豊富なメーンが肩を超える
長く、真っ直ぐで、豊富なメーンが肩より後ろまで達
程広がらず、頸の周りにケープを作っている。トップ・
し、頸の周りにケープを作っている。アンダーコートは
コートは粗毛で、アンダーコートはそれよりも柔らか
柔らかい。
い。
被毛の長さおよび量によって、ボディの構成の良さが
被毛の長さおよび量によって、犬の動きを損なった
隠されてはならない。
り、ボディの構成の良さが隠されてはならない。過度
のコートは重大な減点となる。
■サイズ
■サイズ
理想体重は、牡は 5 ㎏を超えてはならず、牝は 5.4
理想体重は 5 ㎏を越えてはならず、牝は 5.5 ㎏を越
㎏を超えてはならない。
えてはならない。
■失格
・攻撃的であったり、過度にシャイのもの。