舗装用ブロックの施工方法 1. 路盤の確認 舗 装 材 / 舗 装 用 ブロックの施 工 方 法 舗 装 材 / 舗 装 用 ブロックの施 工 方 法 社団法人インターロッキングブロック 舗装技術協会 発行 「インターロッキングブロック舗装簡易マニュアル」 から参考、引用 3. レベル出し 悪い例 × デコボコで弱い路盤 悪い例 × 敷砂が路盤に侵入 ■ ■ インターロッキングブロック(以下ILブロックと称する) 不陸の原因(2) 敷設後に生ずる不陸の原因(1) ■縁石や境界ブロックの天端に合わせる場合 砂の沈み込み代を10㎜程見込んで、縁石より70㎜(50㎜)下がった位置が、敷砂の仕上り高さとなります。 ①路盤材のクラッシャランに、再生砕石等が使用され ①路盤の転圧が不十分。 70 (50) ている場合。 ②路盤の凹凸が大きい。 敷砂の仕上り高さ ②路盤に隙間ができ、目地から浸透した雨水等により ③敷砂の厚さが不均一。 敷砂が路盤に入り込む。 ブロックの仕上り高さ 縁石 I Lブロック 敷砂 敷砂 路盤 80 (60) 縁石 20 (30) 路盤 路盤 敷砂(10㎜程沈む) 路盤 ※80㎜厚製品の場合。 ( )内は60㎜厚製品の場合です。 4. 敷砂の敷き均し ■勾配を設ける場合の施工では ■各舗装箇所における勾配 良い例 縁石 種 別 勾 配 (1)園路、歩行者路 1.5∼2.0% 盤で勾配を取る (2) 自転車道、広場、駐車場、 産業ヤード、バス停 悪い例 敷砂で勾配を取る 縁石 0.5∼1.0% (3)車道、バスベイ 2.0% 使用開始後 敷砂層の厚さが異なり不陸の原因となります。 ●敷砂は数箇所に分散、バラ置きします。 ●一箇所に積み置きすると、仕上り後の砂の密度に差が 生じ、不陸の原因となります。 ●バラ置きした砂を、ひとまず適当な厚さに均します。 2. 敷砂、目地砂の品質確認 役割の違う敷砂(粗目砂)と目地砂(細目砂)の確認。 粗目砂 細目砂 ■目地砂の品質規格 項 目 規格値 最大粒径 2.36 ㎜以下 75μm ふるい通過量 10%以下 ●鉄パイプ類に均し板をあてがうと砂を均等に 均しやすくなります。 5. ブロックの敷設 敷設方法は、押し当てて垂直に下ろして、ブロックを置いていきます。 ①一旦、強く押し当てる。 ■敷砂の品質規格 ②垂直に下ろす。 項 目 規格値 最大粒径 4.75 ㎜以下 75μm ふるい通過量 5%以下 粗粒率(FM) 1.5∼5.5 粗粒化に対する抵抗性 ※歩道・駐車場の場合、 適用しなくてよい。 突固め試験(67 回突固め) で試験後の 75μm ふるい通過量増加が 1%以下 ■トラブルの原因となる目地砂 ●注意 最前列のブロックが沈下 しないように二列目以降 のブロックに乗るように しましょう。 ② 敷設方向 ① ①粘土質、泥分の入った砂。 小石または、砂の固まり ②濡れた砂。 ③固まりのある砂。 ④小石の入った砂。 このような砂を使用すると 砂の充填不足によりかみあわせ効果が 小さくなりトラブルの原因となります。 96 97 舗 装 材 / 舗 装 用 ブロックの施 工 方 法 舗 装 材 / 舗 装 用 ブロックの施 工 方 法 ■円形路面施設周りの納まり 6. 目地調整 構造物(ハンドホール、マンホール、水道栓、ガードレール)の納まりは、小正方形ブロックを使用するなどして小さなカット ブロックを使わないでください。 例 プラスチック製またはゴムハンマーでブロック目地 の通りを揃えます。 例 200×100タイプ 300 角平板タイプ 全ブロック敷設後、目地砂を充填する前に バールやマイナスドライバーなどで目地 の通りを再調整します。 7. 端部処理 ■端部処理の方法 小正方形のブロックをうまく工夫して使用することにより凸凹の発生を防止します。 例 例 200×100タイプ 悪い例 悪い例 良い例 1/2サイズ以下のブロック 300 角平板タイプ 正方形ブロックで修正 最小幅10㎝未満のカットブロック 良い例 最小幅10㎝以上のカットブロックで収める ■歩道切り下げ部の納まり 敷砂を緩やかな曲線になるように仕上げ、ブロックを勾配の変化点の手前から徐々に滑らかな曲線になるようにすり付け ます。 また、大版サイズのブロックを用いて、切り下げ部分を施工する場合、変化点の目地幅が大きくなるのを防ぐため、ブロッ クの側面を斜めにカットして納めます。また、目地幅が広くなる部分には、小型のILブロックで調整することも可能です。 良い例 端部拘束 プレキャストコンクリート製品 端部拘束 プレキャストコンクリート製品 端部拘束 プレキャストコンクリート製品 端部拘束 プレキャストコンクリート製品 すり付け長さ インターロッキングブロック 敷砂 ■カットブロックの最小寸法 1/2以上 悪い例 1/2以上 すり付け長さ 変化点(目地幅が過大になる) 1/2以上のブロックで納まるように割り付け、 小さなカットブロックは使用しないようにします。 インターロッキングブロック 敷砂 98 99 ■目地詰め 標準施工断面図 製 品 名 ブロックと縁石の間にも掃き込みます。 最大積載量 4トン以下の管理用 車両の通行する歩行者系道路 一 般 歩 道・ア プ ロ ー チ 普通インターロッキングブロック ブロック間の目地部に良く乾燥させた良質な細目砂を掃き込みます。 舗装材/各種舗装材施工断面図 8. 目地詰め・転圧 区分 舗 装 材 / 舗 装 用 ブロックの施 工 方 法 各種舗装材施工断面図 乗用車主体の駐車場 敷砂 60 30 100 マーブルロック 砕石 (C-30 または RC-30) 敷砂 敷砂 ベーシックフェイス ベーシックフェイスショット アートスルー 普通インターロッキングブロック 300 角平板タイプ 小型のコンパクターを歩くスピードで転圧します。 一方方向に 3 回程、繰り返します。 インターロッキングブロック ※コンパクターで転圧できない箇所は、 ゴム製ハンマーなどでたたいて転圧し てください。 ※転圧したのち、再度目地詰めをします。 ※再度コンパクターを使用することで目 地砂の充填効率をよくできます。 一箇所に立ち止まると平坦性が損 なわれます。 インターロッキングブロック 3㎜以内 透水性インターロッキングブロック 敷砂 敷砂 50 フィルター層または透水シート 砕石 (C-30 または RC-30) 砕石 (C-30 または RC-30) 透水シート 60 30 100 敷砂 80 20 80 20 160 50 フィルター層または透水シート 敷砂 50 フィルター層または透水シート フィルター層または透水シート 敷砂 透水性瀝青安定処理 透水シート 80 20 50 80 20 150 150 50 フィルター層または透水シート フィルター層または透水シート 砕石 (C-30 または RC-30) 100 砕石 (C-30 または RC-30) 透水シート 60 30 100 透水シート 150 砕石 (C-30 または RC-30) 透水シート 敷砂 80 20 100 150 150 砕石 (C-30 または RC-30) 透水シート 敷砂 粒度調整砕石 80 20 砕石 (C-30 または RC-30) 100 砕石 (C-30 または RC-30) 敷砂 50・65 30 100 Pブリックペイバー レトロナ 砕石 (C-30 または RC-30) コウガ・クォーツ乱形 / 方形 リオ・クォーツ乱形 ポルフィード乱形 ジャワ鉄平乱形 ジャイプール・サンドストーン乱形 / 方形 グラニットストーン板石 敷砂 目地モルタル (1:2) 敷モルタル (1:3) 10∼40 30 70 100 コンクリート 伸縮目地 砕石 (C-30 または RC-30) 目地モルタル (1:2) 敷モルタル (1:3) 目地モルタル (1:2) 敷モルタル (1:3) 45・90 30 70 45・90 30 150 砕石 (C-30 または RC-30) 目地モルタル (1:2) 敷モルタル (1:3) 45・90 30 70 100 コンクリート 伸縮目地 砕石 (C-30 または RC-30) 100 コンクリート 伸縮目地 砕石 (C-30 または RC-30) 敷モルタル (1:3) その他 施工完了後、チェックリストで 確認し、つまり具合がよくない 場合は、全体に目地砂を再度 補充します。 ベーシックフェイス (300 角) ベーシックフェイスショット(300 角 ) ジャイプール・サンドストーン ピンコロ グラニットストーン ピンコロ45 グラニットストーン ピンコロ90 メコンキューブ 90 ②路面の凸凹 ①目地砂の充填状況 敷砂 60 30 100 砕石 (C-30 または RC-30) 舗装用石材 ■路面の出来形検査項目の例 砕石 (C-30 または RC-30) 35・60 30 100 敷砂 ベーシックフェイス 透水 (300 角 ) ベーシックフェイス 透水ショット(300 角 ) 舗装用レンガ 終わりよければ全てよし! 折角のよい仕事も、最後の片付 けと清掃で評価は変わります。 苦労を無駄にさせないように、最 後の点検を十分に行ないます。 砕石 (C-30 または RC-30) 敷砂 砕石 (C-30 または RC-30) 透水性インターロッキングブロック 300 角平板タイプ 最後は、路面の清掃や出来形検査を行い交通開放します。 80 20 70 70 150 コンクリート平板 35・60 ベーシックフェイス 透水 ベーシックフェイス 透水ショット アートスルー 透水 9. 交通開放 粒度調整砕石 80 20 砕石 (C-30 または RC-30) ■転圧 敷砂 60・80 30 100 38・40 30 100 ネオストーン アートスリーパーⅡペイブ 砕石 (C-30 または RC-30) 100 101 テクニカルデー タ T E C H N I C A L D ATA 舗装用ブロックの留意点 舗装用ブロックの品質規格 介します。 車 道 種 類 [縁石のサイズ] 交通量ごとに寸法が定められています。 [ブロックの選定]適材適所が原則です。 ●インターロッキングブロックは、適用箇所の交通量区分に合わせ、形状寸法を選定す ●縁石などの端部拘束物は、隣り合うブロック に伝わる水平方向の力を最後に受け止める、 る必要があります。厚さだけで選択するのは間違いです。 普 通( 非 透 水 性 ) 駐 車 場( 乗 用 車 主 体 ) 歩 道の車 両 乗 入れ部(乗 用 車 主 体 ) 消 防 車 両 乗 入れ部 ー ±2 . 5 ㎜ 以内 厚さ ±2 . 5 ㎜ 以内 曲げ強 度 製品の方が、広い意味での耐久性に優れています。 5.0Mpa 以上 3.0Mpa 以上 ±2 . 5 ㎜ 以内 厚さ −1 . 0∼+4 . 0 ㎜ 以内 曲げ強 度 です。 5.0Mpa 以上 透水係数 3.0Mpa 以上 1 . 0×1 0 −2 ㎝ /s e c 以上 ●すべり抵抗値(BPN値)は、歩行者系道路は40以上、その他は60以上。 地先 A=乗入部× 白華現象について 大 耐 久 性 小 ➡ 地先 C=乗入部の最低条件 舗 装 用 ブロックの施 工 断 面 普 通 道 路の構 造 例︿ 非 透 水 性 ﹀ 寸 法( 幅 、長さ) 透水性 ●車両乗入部には、最低150×150㎜が必要 駐 車 場( 大 型 車 主 体 ) 歩 道の車 両 乗 入れ部( 大 型 車 主 体 ) 寸 法( 幅 、長さ) ●一般に大きい製品よりも小さい製品の方が、また側面が直線型の製品よりも波型の 重要な役割を担っています。 項 目 歩行者系道路 舗 装 用 ブロックの留 意 点 舗 装 用 ブロックの品 質 規 格 白 華 現 象について 舗装用ブロックの設計で注意すべきは、断面構造だけではありません。つい見逃されがちないくつかの点について、ご紹 一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊 「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」 (平成19年3月) より抜粋・引用 「エフロレッセンス」とも言われます。コンクリートの中で水に溶けたセメントのアルカリ成分が、大気中の二酸化炭素と [敷砂と目地砂] たかが砂とはあなどれません。 ● 敷 砂には、ブロックの安 定 性と平 坦 性 を確 保 するとともに、荷 重を均 一に分 散し 、路 盤 に 伝 達 す る 役 割 が ありま す。目地砂には、ブロックどうしの噛み 合 わ せ 効 果を発 揮させ る役 割 があり ます。 ●いずれも品 質 規 格が定められており、 排水性の良い、シルトや泥分の少ない [浸透水の処理] 良質なものが必要とされています。 表面排水が十分でない場合は、不織布巻の 導 水 管などを用い排 水を促し、敷 砂 層 への 滞水による支持力減少を予防します。 白華により、製品の強度が損なわれたり、環境への悪影響はありません。また、白華が出るということは、それだけ含まれ るセメント分が多いということであり、強度や耐久性に優れているということになります。 白華が発生しやすい条件とは? 1. 水分 雨や水溜りなどの影響で発生しやすくなる。 4. 風 風が当たると水分の蒸発が進むため。 2. 時期 製造直後の若材齢時はセメントの反応がまだ進む 5. 施工 モルタルなどからも多く発生する。 ので発生しやすい。 特に空 練りモルタルは発 生の可能性が高い。 視覚障害者誘導用 ブロック 技 術 資 料 結合して、ブロック表面に白く現れる現象です。特に、ブロック製造後初期に多く、低温、多湿により発生しやすくなります。 3. 温度 冬期(気温が低い時)や梅雨どき(湿度が高い時)に 発生しやすい。 白華発生のメカニズム 水酸化カルシウム〈Ca(OH)2〉 硫酸ナトリウム〈Na2SO4〉 硫酸カリウム〈K2SO4〉 [敷設パターン]デザインと性能の両立を。 コンクリート内部に含まれる成分 ●敷 設 パターンによって様々な路面デザインを演出できることは、舗 装 用ブロックの特 長のひとつです。 ●ただし敷 設 パターンにも、耐 荷 重 性 の 高 いものとそうでないものがあります 。車 両 乗り入 れ 部など、敷 設される状 況によっては、 注 意が必 要です。 雨等によってコンクリート表面に溶け出す。 空気中の二酸化炭素と反応し、 不溶性の炭酸カルシウムに変化する。 白華の予防と対策 [予防] 21世紀の今でも、白華を完全に防止できるコンク リート添加物はありません。そのため白華を抑制するため には、ブロックと水が必要以上接触しないよう配慮するこ とが重要です。 ストレッチャーボンド バスケット イモ貼り 高い 耐 荷 重 性 低 い ➡ ※詳しくは当社サイトから、 「 舗装用ブロックの要点」をダウンロードしてご参照ください。 (福島シービー(検索)➡コンテンツ「施工ガイド」➡「舗装用ブロックの要点」) 24 ①表面排水 舗装面に2%程度の横断勾配を設け、雨水の浸透を防ぐ。 ②敷砂(サンドクッション) シルト分の少ない、排水性の良い砂を使用する(参考:インターロ ッキングブロック舗装技術協会では、0.075㎜ふるい通過分5% 以下の砂を推奨) 空練モルタルは、白華を促進する成分を多く含んでいることと、 施工後に排水の阻害要因となることから、使用を避ける。 ③路盤材 砕石路盤とし、排水性を高めることが望ましい。 ※敷砂・砕石とも、再生材を使用すると残存しているアルカリ成分が溶出し、白華を促進する場合がある。 ④浸透水の処理 アスファルトやコンクリート路盤など、浸透水が滞留しやすい場 合は、水抜き穴などの排水処理を設ける。 [対策(除去)] 白華の除去について決定的なものはありま せんが、時間が経てば雨水で洗い流され、必ず消え去りま す(白華の主成分炭酸カルシウムは、ブロック表面で二酸 化炭素と水の影響で水溶性炭酸水素カルシウムに形成さ れて行くため)。軽度の白華は、散水しながらのブラッシン グで除去できる場合もあります。強固な白華を早めに除去 したい場合は、酸性の白華除去剤を用いて処理します。た だし動植物への影響がゼロとは言い切れず、またブロック 表面の退色の原因にもなりますので、使用に際しては細心 の注意が必要です。 舗装材関連商品 P 20 ※白華対策商品のご案内。 『スーパーエフロクリーン』詳しくは をご参照ください。 ▼ ヘリンボンボンド 溶け出した成分から水分のみが 蒸発し、結晶となる。 (=白華現象) 25 テクニカルデー タ T E C H N I C A L D ATA 舗装用ブロックの施工断面 普通道路の構造例〈非透水性〉 交通量区分 舗装計画交通量(単位:台/日・方向) N5 250以上 1,000未満 N4 100以上 N3 N2 100 30 60 50 (150) (20) (80) 100 30 60 (150) (20) (80) 歩行者系道路〈透水性〉 路 床 舗装用ブロック (透水性) 敷砂 クラッシャラン フィルター層(砂または不織布) 瀝青安定処理 ●( )内の寸法表示は、歩行者や自転車以外に最大積載量39kN(4t)以下の管理用車両の 通行する歩行者系道路に適用するときの厚さを示す。 50 20 80 70 70 20 80 70 7,000 14,000 15未満 1,500 3,000 注3 20 80 150 粒状路盤 N2 瀝青安定処理 N3 2 10 ー 15 19 8 2 10 ー 10 18 8 6 8 2 10 ー ー 8 8 8 2 8 ー 8 12 8 2 7 8 20 8 2 8 3 8 8 4 8 10 10 20 10 10 20 10 20 10 100 路 床 N1 粒状路盤 舗装用ブロック (透水性) 敷砂 クラッシャラン フィルター層(砂または不織布) 下層路盤(㎝) 合計厚さ (㎝) 上層路盤(㎝) 8 20 透水シート ブロック層(㎝) 4 20 注2 セメント 安定処理 70 20 80 40未満 3 100 N4 瀝青安定処理 舗装用ブロック (透水性) 敷砂 透水性瀝青安定処理 (安定度2.45kN 以上) クラッシャラン フィルター層(砂または不織布) ブラウン 70 60,000 15以上 10 20 TA(㎝) ’ 必要 TA(㎝) 54 26.0 26 48 24.0 24 20 40 21.0 21 ー 19 37 19.2 19 ー ー 14 31 17.1 17 6 ー ー 10 26 15.3 15 2 12 ー 15 25 62 29.1 29 8 2 10 ー 15 19 54 26.0 26 6 8 2 10 ー 10 14 44 23.0 23 8 8 8 2 10 ー ー 20 40 21.0 21 8 12 8 2 8 ー ー 19 37 19.2 19 8 20 8 2 7 ー ー 10 27 16.1 16 8 3 8 2 ー 15 10 25 60 26.0 26 8 4 8 2 ー 15 10 17 52 24.0 24 8 6 8 2 ー 15 ー 19 44 21.0 21 8 8 8 2 ー 15 ー 15 40 20.0 19 8 3 8 2 ー 20 15 19 64 29.0 29 8 4 8 2 ー 15 10 25 60 26.0 26 8 6 8 2 ー 15 10 13 48 23.0 23 8 8 8 2 ー 15 ー 19 44 21.0 21 8 12 8 2 ー 15 ー 15 40 20.0 19 8 3 8 2 8 ー ー 19 37 19.2 19 8 4 8 2 7 ー ー 18 35 18.1 18 8 6 8 2 5 ー ー 16 31 16.0 16 8 8以上 8 2 5 ー ー 10 25 14.5 14 8 3 8 2 10 ー ー 20 40 21.0 21 8 4 8 2 8 ー ー 23 41 20.2 20 8 6 8 2 5 ー ー 20 35 17.0 17 8 8 8 2 5 ー ー 16 31 16.0 16 8 12以上 8 2 5 ー ー 10 25 14.5 14 8 3 8 2 ー 15 ー 15 40 20.0 19 8 3 8 2 ー 15 ー 19 44 21.0 21 8 4 8 2 ー 15 ー 15 40 20.0 20 8 3 8 2 5 ー ー 12 27 15.0 15 8 4以上 8 2 5 ー ー 10 25 14.5 14 8 3 8 2 5 ー ー 20 35 17.0 17 8 4 8 2 5 ー ー 12 27 15.0 15 8 6以上 8 2 5 ー ー 10 25 14.5 13 8 3 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 12 8 4 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 11 8 6以上 8 2 ー ー 8 ー 18 10.8 10 8 3 8 2 ー ー 8 10 28 13.3 13 8 4 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 12 8 6 8 2 ー ー 9 ー 19 11.2 11 8 8以上 8 2 ー ー 8 ー 18 10.8 10 8 3 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 9 8 4 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 9 8 6以上 8 2 ー ー 8 ー 18 10.8 8 8 3 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 10 8 4 8 2 ー ー 7 7 24 12.2 10 8 6以上 8 2 ー ー 8 ー 18 10.8 9 瀝青安定処理 セメント安定処理 粒度調整砕石 クラッシャラン 注1:交通量区分N 5 で設計期間10年、設計CBR12以上の場合と設計期間20年、設計CBR20以上の場合では瀝青安定処理の使用を原則とする。 注2:交通量区分N 4 で設計期間10年、設計CBR4以上の場合と設計期間20年、設計CBR6以上の場合では瀝青安定処理の使用を原則とする。 注3:交通量区分N 3は、セメント安定処理を使用すると経済性に欠けるため瀝青安定処理の使用を原則とする。 ●普通道路のN6以上、小型道路、排水性、透水性の構造につきましてはご相談ください。 26 ○○○○○○○ 視覚障害者誘導用 ブロック 技 術 資 料 セメント 安 定 処 理 透水シート 消防自動車乗入れ部〈透水性〉 舗装用ブロック (非透水性) 敷砂 粒度調整砕石 クラッシャラン 30,000 8 路 床 ●乗用車、小型貨物自動車1日当たり300台未満の乗入れ。 路 床 100未満 8 歩道車両乗入れ部〈透水性〉 消防自動車乗入れ部〈非透水性〉 300,000 40以上 敷砂 注1 舗装用ブロック (非透水性) 敷砂 粒度調整砕石 クラッシャラン 150,000 ブロック N5 路 床 2,000,000 250未満 設計期間 ブロック層の 設計CBR (年) (%) TA(㎝) 20 歩道車両乗入れ部〈非透水性〉 設計期間20年 1,000,000 舗 装 用 ブロックの施 工 断 面 普 通 道 路の構 造 例︿ 非 透 水 性 ﹀ 透水シート 交通量 区分 49kN標準荷重疲労破壊輪数(単位:回) 設計期間10年 N1 路 床 舗装用ブロック (非透水性) 敷砂 クラッシャラン 一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊 「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」 (平成19年3月) より抜粋・引用 舗 装 用 ブロックの留 意 点 舗 装 用 ブロックの品 質 規 格 白 華 現 象について 歩行者系道路〈非透水性〉 一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊 「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」 (平成19年3月) より抜粋・引用 27 テクニカルデー タ T E C H N I C A L D ATA 視覚障害者誘導用ブロック技術資料 一般財団法人 国土技術研究センター発刊 「改訂版道路の移動等円滑化ガイドライン」 (平成20年8月) より抜粋・引用 視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者の利便性の向上を図るために、視覚障害者の歩行上必要な位置に、現地での 舗 装 用 ブロックの留 意 点 舗 装 用 ブロックの品 質 規 格 白 華 現 象について [歩道巻込部の設置例] 基本的考え方 W1 確認が容易で、しかも覚えやすい方法で設置するものとする。 a W1:30cm程度 設置の原則 1. 線状ブロックは、視覚障害者に、主に誘導対象施設等の移動方向を案内する場合に用いるものとする。視覚障害者の歩 行方向は、誘導対象施設等の方向と線状突起の方向とを平行にすることによって示すものとする。 2. 点状ブロックは、視覚障害者に、主に注意すべき位置や誘導対象施設等の位置を案内する場合に用いるものとする。 [横断歩道が近接している場合] [2方向に横断が生じる場合] 3. 視覚障害者の歩行動線を考慮して、最短距離で目的地に辿り着けるよう誘導するために連続的かつ極力直線的に敷設 するものとする。 4. 視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者が視覚障害者誘導用ブロックの設置箇所にはじめて踏み込む時の歩行方向 W1 行方向の直角方向に原則として約30cmの幅で設置するものとする。なお、電柱などの道路占用物等の施設を避ける 視覚障害者誘導用 ブロック 技 術 資 料 に、原則として約60cmの幅で設置するものとする。また、連続的に案内を行う場合の視覚障害者誘導用ブロックは、歩 線状ブロックで、横断歩道上 の歩行方向及び横断歩道の 中心部を案内する W1 ために急激に屈曲させることのないよう、官民境界にある塀や建物との離隔60cm程度にとらわれず、占用物件を避け W1 た位置に直線的に敷設することとする。 W1 5. 一連で設置する線状ブロックと点状ブロックとはできるだけ接近させるものとする。 舗 装 用 ブロックの施 工 断 面 普 通 道 路の構 造 例︿ 非 透 水 性 ﹀ ●横断歩道の有無に関わらず歩道巻込部には視覚障害者誘導用ブロックを設置する。 W1 W1 W1 6. 視覚障害者誘導用ブロックは、原則として現場加工しないで正方形状のまま設置するものとする。 W1 7. 視覚障害者誘導用ブロックを一連で設置する場合は、原則として同寸法、同材質の視覚障害者誘導用ブロックを使用 するものとする。 視覚障害者誘導用ブロックの設置例 [横断歩道口の設置例] W1 W1:30cm程度 W1 [継続的直線歩行を案内している場合] W1 この部分を点状ブロックとし、 ここが分岐点であることを 案内することとする。 B A C ℓ W1:30cm程度 W1 [やむを得ず横断歩道が斜めの場合の設置例] W1 ブラウン W1 W1 [屈折部の設置例] a W1:30cm程度 ●Aの部分の線状ブロックは、視覚障害者を横断 歩道に導く、横断歩道上の歩行方向を示す、横 断歩道の中心部を示す、という役割を果たして おり、設置する範囲は、歩道の幅員に応じて定 めるものとする。 ●Bの部分の点状ブロックは、対面方向から横断 歩道を渡って来た視覚障害者が、Aの部分の線 状ブロックに導かれて、官民境界にある塀や建 物などに衝突することを防ぐために設置する点 状ブロックである。 W1 a a W1:30cm程度 ℓ:60cm程度(ただし、路上施設や占用物 件の設置状況などによって、この値とす ることが適切ではない場合は、この限り ではない。) W1:30cm程度 ● 横 断 歩 道の方 向と線 状ブロックの線 状 突 起の 方向とを同一方向にすることが望ましい。 28 a:10cm以下とすることが 望ましい。 29 ○○○○○○○
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