風と土の交藝 in 琵琶湖高島2012 企画書(案) 1. 趣旨 背景【課題】 ・滋賀県高島市は、少子化、高齢化、若者の流出により、地域の担い手が減少しつつある。 ・人口減少により、空き家の増加、集落の空洞化、耕作放棄地の拡大、森林や竹林の荒廃、それに伴う 景観の悪化が、市内各地で進行しつつある。 ・人口減少による担い手や消費者の減少により、商工業や経済の流通が縮小しつつある。 ・担い手の減少により、これまで手しごとを大切にして行われてきた、地域の文化である 行事や風習の簡素化を招き、コミュニティの維持が困難な地域が発生している。 背景【希望】 ・一方、この地域の良さに惹かれ、移住する人口が少しずつ増えてきている。 ・特に造形作家や農家などのクリエイティブな人材が、高島市を制作の拠点に選んでいる。 ・広大な森林と湖に抱かれた高島市は、自然の恵みを享受する暮らしや、日本の原風景を 思わせる美しい景観が残り、これらを活かして豊かに暮らせる、可能性ある地域である。 この催しが目指すもの ・この地域を選んで移り住み「高島だからできるステキな暮らし」を実践している、造形作家や農家な どを多くの方に紹介し、交流してもらいたい。 ・「高島だからできるステキな暮らし」を発信することで、この地域を一緒につくり支えてくれる、た くさんの良い人材をこの地に呼び込みたい。 ・これらの人材が、空き家を活用して暮らし、地域の担い手になり、景観やコミュニティの維持に貢献 し、さらに交流人口を増やすような未来に繋がる催しにしたい。 ・造形作家や農家などを紹介することで、彼らの活動を多くの方に知ってもらい、交流や広報面で彼ら の活動を支え、クリエイティブな人材が暮らし続けられる地域にしたい。 2. イベントの概要 名 称: 「風と土の交藝in琵琶湖高島2012」 特設ホームページ:http://www.kazetotsuchi.musubime.tv/ Facebookページ:http://www.facebook.com/kazetotsuchi 主 催: 特定非営利活動法人 結びめ 1 協 力: 風と土の交藝プロジェクトチーム(出展者、協力者、びわ湖高島観光協会など) 高島アーティストクロス協議会(結びめ、高島市など) 協 賛: 高島経済会、㈱澤村、㈱坂田工務店など市内外の企業や個人、団体 数十社(予定) 後 援: 総務省、観光庁、近畿農政局、JOIN(移住・交流推進機構)、滋賀県、滋賀県教育委員会、 高島市、高島市教育委員会、滋賀県立大学、成安造形大学、京都市立芸術大学、 公益財団法人淡海文化振興財団、公益財団法人滋賀県文化振興事業団、 社団法人びわこビジターズビューロー、滋賀県中小企業家同友会、 湖北古民家再生ネットワーク、朝日新聞大津総局、毎日新聞大津支局、産経新聞社、 読売新聞大津支局、京都新聞滋賀本社、中日新聞社、日本経済新聞社大津支局、 NHK大津放送局(ロゴ使用)、BBCびわ湖放送、KBS京都、エフエム滋賀 登場者: 手しごと作家=こだわりを持ってものづくりに取組む人 1.高島市在住の手しごと(工芸・農業・古民家再生)に取組む人(=土の人) →工房もしくは自宅に作品を展示、公開 2.高島市に興味がある外部の造形作家や大学生のグループなど(=風の人) →空き民家や施設を利用し、作品を展示、公開 3.アール・ブリュットの展示(市内県内の福祉施設に交渉) 期 間: 2012年12月7日(金)8日(土)9日(日)10時~17時 地 域: 高島市全域:マキノ・今津・朽木・安曇川・高島・新旭 場 所: 出展会場 手しごと作家の工房及び自宅、市内の施設・空き家等に作品を展示 案内 総合案内 … 山里暮らし交房「風結い」(高島市安曇川町中野) その他の案内 … 近江高島駅、安曇川駅、今津駅構内の観光案内所、 道の駅 藤樹の里あどがわ、地場産しんあさひ、 観光協会マキノ案内所・観光協会朽木案内所(道の駅朽木) 会場数: 約40ヶ所 + 空き家 数カ所 協力金: 来訪者より イベント協力金として1,000円(地図を掲載したパスポート代) 出展作家より 作家協力金として5,000円を回収し、運営費に充てる。 目標来訪者数:延べ7,000人 2 3. ミニセミナーの開催 名 称(案): TAKASHIMA 六郷交座 登場者: 企画中 日 時: 2012年12月7日(金)8日(土)9日(日) 各日11時~・18時~ 地 域: 高島市全域:マキノ・今津・朽木・安曇川・高島・新旭 六つの旧町村の水源地域 (1日2ヶ所、計6ヶ所) 場 所: 作家自宅、交流施設など 参加費:各企画ごとに設定 テーマ(案): ■地域での生き方を考える。古民家再生と自給的暮らしへの想いを聞く。 ■農と食を未来へつなぐ。高島市こだわり農家のトークセッション。 ■琵琶湖源流で水を想う。琵琶湖の水源を守る方法を考える。 ■高島をものづくりの場所に選んだ人達。工芸作家のトークセッション。 ■火のある暮らし。地域の森からはじめるエネルギー自給。 ■「風と土の交藝」クロージングパーティー 4. 広告宣伝 広報ツール【予定】: ・PRチラシ(A3・両面・フルカラー・30,000部) ・PRポスター(フルカラー・A1/600部・A2/500部) ・風のパスポート(A5・32P・フルカラー・2,000部) ・看板・のぼり 都市部への発信: 各種団体への後援依頼、PRチラシの発送、プレスリリース、 都市部での記者発表、雑誌社へのPR、WEB発信など 地元住民の巻き込み: 市内施設・飲食店へチラシ配布、広報等地元メディアへ掲載依頼、 出展者に近所への声かけを依頼、出展のある集落チラシ全戸配布 3
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