薪ボイラー - ファーストケミカル株式会社

製品紹介
薪ボイラー
NMG は、燃料である薪を、現代の最新技術を用いて、効率良く完全燃焼制御させ
る薪ボイラーの専門メーカーです。国際特許を取得した世界最新の技術に基づく、
NMG 薪ボイラー、石化燃料の世界的な価格高騰と二酸化炭素に関わる環境問題がク
ローズアップされる今日のニーズにぴったりの、環境に優しい薪ボイラーです。
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1) 製品の名称
NMG ボイラー マスターピース 251, 401, 651, 1001
(マスターピース・シリーズ-)
マスターピース 251 とは?
1-1)
マスターピース 251 はマスターピース・シリーズを代表する製品です。
1-2)
一日一回の薪をくべれば、一日中暖かさと給湯をえることができます。
1-3)
これまでの薪ボイラーとは全く違った先進の薪ボイラー。それがマスターピ
ース・シリーズです。
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2) 製品の基本構造
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3) 製品規格
モデル
暖房能力(m2)
No.251
49-99
No.401
83-165
No.651
No.1001
132-264
231-495
サイズ
外寸
610*940*1250
690*1150*1430
800*1320*1500
920*1500*1760
(W*D*H,
mm)
燃焼室
493*403*980
550*520*1160
650*520*1330
900*1500*1460
煙突の径(mm)
150
150
200
200
暖房系連結口径(㎜)
25
25
40
40
温水系連結口径(㎜)
15
15
15
15
定格発熱量(Kcal/h)
21,000
35,000
53,000
86,000
貯水容量(ℓ)
180
300
415
630
最大薪消費量(Kg/日)
48
81
130
202
換算灯油消費量(ℓ/日)
16
27
44
65
製品総重量(Kg)
232
310
415
630
安全機能その他
自動送風量制御による燃焼状態の制御・
爆発防止設計・自動給水装置内蔵
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NMG ボイラーの構造と燃焼状態図
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4) MNG ボイラーはどこが使い易いか
石油やガスを燃料にしたボイラーと比較すると薪ボイラーには多くの問題点があると
考えられます。
NMG ボイラーは、使用者の視点で高度な技術と品質管理によって、薪ボイラーの
従来の短所を改善した商品の開発に成功いたしました。
基本的な機能: 燃焼システム
薪ボイラーで最新の "完全自動燃焼制御システム"について、ご説明いたします。
1. 燃焼制御システム(特許技術)
NMG ボイラーは火力の調整を電動ファン
によって燃焼に必要な空気の送風量を制御
することによって行います。即ち、燃焼室へ
の通気を開放したり、密閉したりすることによ
って火力を制御する高度な技術です。
制御された完全燃焼は、温水の水温は一
定に保ちます。一般的な石油ボイラー等に
おいても、温水温度が例えば 65℃を下回る
とメインバーナーが着火し、70℃に温度が到
達すると自動的に消火します。NMG ボイラー
では、温水の温度が設定温度の上限に達し
た時点で、薪を熾火(おきび)状態に切り替
えて燃焼を抑制する原理を採用しています。この薪ボイラーとしては最新の技術を使
用することによって、常時燃焼させる方式の薪ボイラーに比較して、NMG ボイラーは燃
料である薪の使用量を節約することが可能になりました。この結果、一日に数回薪をく
べる必要性があるという、従来の薪ボイラーの不便さを解消しました。
NMG システムは、薪の燃焼を制御する機能を有し、この原理は石油ボイラーやガス
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ボイラーの燃焼方法と同様に通気の送風及び遮断方式と同じ高度な機能であります。
即ち、温水温度が設定温度以下であれば燃料である薪を送風によって燃やし、温水
の温度が設定温度まで上昇した状態になると燃焼を制御して待機状態にします。待
機状態では薪を熾火(おきび)状態で保持します。その結果、薪の投入は 1 日に 1 度
で済み、従来の薪ボイラーが日に 3 から 5 回、薪をくべる必要があったという余分な労
力から解放されます。寒冷地にあっても、冬に一日 1 度の薪の補給によって。一日中
暖房とお湯を使用することが出来ます。
2. 高熱効率の燃焼室と煙道構造(特許技術)
NMG ボイラーは、高温を保持し低温は排出する、電動の送風装置を完備したオン
ドルと同様のユニークな燃焼室構造を持ち、その結果、燃焼効率を高めると同時に燃
焼室の煤を清掃する必要性を低減しました。
燃焼室は従来の「2 パス-3 パス」方式ではなく、高効率・低タールの「2 パス-2 パス」
方式を採用。燃焼効率が向上しタールの形成が抑制されるので、正常な状態を維持
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でき、タールの清掃が不要となり、管理が一層楽になりました。
高効率・低タール 2-2 方式とは?(特許出願)
2-2 方式とは 2 回燃やして 2 回保持すること。言い換えれば、燃焼に伴って生成され
るタールをもう一度燃やして発生する高熱を保持し熱量の大部分を回収する NMG ボ
イラーのユニークな燃焼室構造と燃焼システムによって 4 パス方式以上の高効率と低
タールを実現。そのシンプルな構造は NMG ボイラーの特徴です。
 排気ガス温度は 150~250℃。それは既存の 3 パスシステムによる排気が 300~
500℃であることと比較しても、如何に無駄な熱を放出していないかという事実の
証です。
 燃焼室のつまりが起きにくい構造であるため 2~7 日を要する清掃の頻度が、従来
の薪ボイラーに比べて1/3 以下になります。
3. 安全な爆発防止ボイラー設計(特許技術)
一般的に、薪ボイラーはその特性上、もしボイラーの過熱によってお湯の温度上昇
しすぎた場合、及びユーザーの操作
ミス、設置方法あるいは構造上の問題
があった場合に爆発する可能性があ
ります。NMG ボイラーは、この様な使
用時の危険性を十分に認識し、それ
がどのような状況でも爆発しない様、
安全構造設計されています。
4. ボイラーの耐久性の向上
当社では、厳選され品質を保証された鉄板のみを使用し、必要な部分については
鉄板の厚みを補強し、また燃料である薪の使用量を抑える設計にすることなどにより、
ボイラーの耐久性の向上を図っています。
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5. 最上級品質の保守管理用薬剤
薪ボイラーに限らず、ボイラー管理上重要な事柄として、スケールの除去と金属の
腐食を防ぐという点が挙げられます。当社ではこの薪ボイラー専用のスケール除去剤
(洗浄剤)と腐食防止剤(添加剤)を別途ご用意致しております。
6. 設置と保守管理の容易さ
自動給水方式を採用しているため、別途給水タンクを設置する必要性がなく、設置
及び保守管理が容易です。
7. 清掃のし易さと簡単な初期点火
燃焼室内に燃焼板を設置することにより、た
とえ燃焼中であっても、完全燃焼の結果発生
した灰を、取り除くことが可能であり(通常は薪
の 2~3%量が発生します)、その結果、燃焼室
内に残留する灰の量を従来の薪ボイラーに比
べて劇的に減らすことができます。これによっ
てボイラーの清掃が容易になり、初期点火も簡単にできます。
製造元:
NAMUGGUN BOILER Inc.
輸入総代理店: タイセイマシナリー株式会社
千葉県千葉市若葉区中野町 916-1
販売代理店:
ファーストケミカル株式会社
神奈川県秦野市菩提 1-3
電話 0463-74-0333 ファックス 0463-74-0330
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