Vol.28 弘前大学地域共同研究センター

Vol.
弘前大学地域共同研究センター
Center for Joint Research, Hirosaki University
28
Vol.
28
C O N T E N T S
●巻頭言 新たな「研究・イノベーション推進機構」
に期待する
弘前大学理事(研究担当)
・副学長 加藤 陽治————1
●コーディネーター活動報告—————————————2
●センター活動報告————————————————4
●ひろさき産学官連携フォーラム活動報告———————8
●文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム
(あおもりグリーン&ライフ・シナジーイノベーション
創出エリア
(青森県全域))活動報告—————————12
●スタッフの紹介————————————————— 14
●弘前大学マッチング研究支援事業
-弘大GOGOファンド- —————————————15
●TOPICS————————————————————17
●平成25年度地域共同研究センター
共同研究等受入状況———————————————18
●編集後記————————————————————18
●弘前大学位置図—————————————————19
❶
❷
❸
❹
表紙の写真
1. 知財塾(掲載ページP5)
2. 地域共同研究センター事業説明会(P6)
3. ものづくり産業パートナーフォーラムin はちのへ(P4)
4. 企業見学会 in 八戸(P10)
(詳細は各ページをご覧ください)
か とう よう じ
弘前大学理事(研究担当)・副学長 加 藤 陽 治
巻 頭 言
新たな「研究・イノベーション推進機構」に期待する
弘前大学では昨年11月に、文 部 科 学 省・独 立行政 法 人科 学 技 術振 興
機構が募集した「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」
に、全国190件の応募の中から12拠点の一つとして採択されました。COI
STREAMの目的は「現在潜在している将来社会のニーズから導き出されるあるべき社会の姿、暮らしの在
り方(ビジョン)を設定し、このビジョンを基に10年後を見通した革新的な研究開発課題を特定した上で、
既存分野・組織の壁を取り払い、企業だけでは実現できない革新的なイノベーションを産学連携で実現す
る」ことです。採択された拠点名は「脳科学研究とビッグデータ解析の融合による画期的な疾患予兆発見
の仕組み構築と予防法の開発」で、その研究概要は「日本が超高齢化社会を迎え、医療費増大が社会的
問題となる中、
「疾患後のニーズに応じた高度医療」から「リスクコンサーン型医療」へ転換して健康寿命
延伸を実現するため、強固な産官学連携体制の下、青森県住民のコホート研究による膨大な健康情報を新
たに開発するソフトウェアで解析し、画期的な脳疾患予兆法を開発する。また、得られた予兆を基に住民
の健康指導や新たに開発するアンチエイジング法等により疾患予防を実践・検証する」です。これまで地
道に研究活動を進めてこられた研究者の皆さん、そしてそれを支えてくれた関係者のご努力に敬意を表す
るとともに、皆さんと一緒に今回の採択を喜びたいと思います。
上記拠点を形成するために弘前大学では「COI研究推進機構」を、さらに、全学的な戦略的研究開発
を推進するとともに、分野・組織を超えた連携によりイノベーションを創出するため、
「研究・イノベーショ
ン推進機構」を設置することが決まりました。
COI 研究推進機構には5名の教員が配置されます。その一人は、青森県庁職員からの採用です。本学
にとって県庁の行政職員を教員として採用するのは初めてで非常に画期的なことです。今後、本学と青森
県庁との間の連携が更に強化されることを期待するものです。
研究・産学連携推進機構の設置は本学の第2期の中期目標・中期計画で取り組む事項の一つでしたが、
今回ようやく「研究・イノベーション推進機構」という形で実現に至ったものです。現在本学に設置されて
いる地域共同研究センター、知的財産本部、研究高度化支援センターを中心としております。本機構に置
かれる「研究戦略企画会議」では本学の研究活動及びイノベーションの創出のための方針・戦略等を企画・
立案を行うことになります。研究・イノベーション推進機構は、当然、COI研究推進機構をも支援しなけ
ればなりません。地域共同研究センターが担う役割はこれまで以上に重要になってまいります。
真の産学官連携を推進するためには異分野融合・連携・ネットワークの構築はいうまでもありませんが、
大学として、産学官連携に取り組むための体制強化と知財本部体制の強化が不可欠です。そのためには、
人材の高度化、専門化、地位の確立、そして大学内に異なる発想とスキルを持つ人材の採用が必要になっ
てきます。一日も早い実現を期待しております。
最後になりましたが、私は今年の1月末をもちまして本学の研究担当理事を退任いたします。地域共同
研究センター長として5年間、理事兼副学長として8年間、計13年の長きにわたり産学官連携に携わって
参りました。この間多くの方々から頂きましたご支援に厚く御礼申し上げます。弘前大学の研究成果が、
今後益々産学官連携、地域イノベーションに貢献することを祈念いたしております。
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コーディネーター活動報告
白神山地の資源を活用した地域活性化 ~「白神酵母研究会」の発足~
く
どう しげ
みつ
地域共同研究センター 産学官連携コーディネーター 工 藤 重 光
青森県と秋田県にまたがる白神山地は、ブナ天然林を中心とした生態系の価値が認められ、1993
年12月11日に鹿児島県屋久島とともに我が国で初めてユネスコの世界自然遺産として登録されまし
た。2013年は、世界遺産登録20周年にあたり、さまざまな記念行事が行われているところです。
白神山地では、多くの植物が多様な植物群落を形成し、豊富な種類の動物が生息することが知られ
ています。弘前大学では、豊かな自然環境が残る白神山地を調査研究し、環境教育を推進するために
白神自然環境研究所を2010年に設立しました。また、研究所の附属施設として、世界遺産地域から3
㎞程の距離にある青森県中津軽郡西目屋村に約18haの白神自然観察園を整備しています。
白神山地では、直接的な人為的影響をほとんど受けていない森林生態系が存在します。弘前大学
農学生命科学部の殿内暁夫准教授は、白神山地は微生物に関する研究がほとんどされてこなかったこ
とから、今まで全く知られていない新たな微生物の発見に繋がる可能性が高いと考え、白神山地の微
生物研究を行っています。その研究過程で、白神山地の樹木皮や腐葉土から200株以上の酵母を分
離し、その中から醸造用として実用性のある数株のアルコール発酵性酵母の選抜に成功しました。選
抜した酵母は、青森県産業技術センター弘前地域研究所との共同研究によりシードルやパンへの利用
可能性を検討し、特長ある食味の優れた製品づくりに役立つことが分かってきました。
このような研究成果をきっかけとし、2012年にカネショウ株式会社と株式会社ラグノオささきは、
弘大白神酵母を使った製品開発を進めることになりました。カネショウは、独自の醸造方法「すりおろ
し醸造」と低温長期熟成「こだわり樽熟成」によりコクとまろやかなおいしさのあるリンゴ酢を製造・
販売しています。数株の弘大白神酵母を使ってリンゴ酢の試醸を繰り返し行うことで、リンゴ酢製造に
最適な白神酵母の選抜と発酵条件を決定することができました。これまでのリンゴ酢に使用していた
酵母を白神酵母に替えることで、よりフルーティーなリンゴ酢になったことから、2013年6月から白神
酵母を使ったリンゴ酢にすべて切り替えてリニューアル販売しています。ラグノオささきでは、市販の
乾燥酵母と白神酵母を比較したパン製造試験を行い、パン製造に優れた白神酵母を選抜しました。こ
の酵母で作ったパンは、官能検査により食味、香、食感において高い評価を得ることがきで、製品事
業化に向けた応用開発を進めています。
「弘大白神酵母を使った商品を、さらに開発していこう」とのカネショウ 櫛引利貞社長の呼びかけ
で、弘前市の民間企業4社(カネショウ、ニッカウヰスキー弘前工場、ラグノオささき、六花酒造)と
弘前大学、青森県産業技術研究センターが9月30日にひろさき産学官連携フォーラムの新研究会とし
て「白神酵母研究会」を設立しました。さらに、
「白神酵母研究会キックオフセミナー」を10月25日に
開催し、広く会員を募集したところ、現在の参加企業数は13社となりました。同セミナーでは、白神酵
母の活用では先行機関である秋田県総合食品研究センターの髙橋慶太郎主席研究員に『「白神こだま
酵母」の開発と普及』と題して講演していただきました。白神山地の資源を活用した地域活性化にお
いて、これからも同研究所との連携を図っていきます。白神酵母研究会は、地域全体で酵母の活用促
進とブランド化を目指し、商品開発支援や酵母供給態勢の構築を行います。白神酵母にご興味のある
方のお問合わせをお待ちしております。
リニューアルしたリンゴ酢
2
三村知事に白神酵母を使ったりんご酢の商品化を報告
左から、殿内准教授、三村知事、
櫛引社長、
佐藤主任研究員
白神酵母を使ったパンの試作品
かみ
たい よし
ひろ
地域共同研究センター 産学官連携コーディネーター 上 平 好 弘
青森県内の産学官金連携組織「イノベーション・
ネットワークあおもり」が組織され3年が経ちまし
た。発足当時より、私は実行組織である「タスク
フォース」メンバーとして、ほぼ毎月開かれる会議
出席のため、青森県庁へ通っております。
この3年の間、全国的な中小企業支援施策が大
きく動きました。平成24年8月「中小企業経営力
強化法」が施行されました。法律には、中小企業
支援事業の担い手の多様化・活性化を推進するた
め、新たな支援事業を行う担い手に地域金融機関
や税理士等を加えました。この事から、新たな制
度として、21あおもり産業総合支援センター・商
工会議所等の今までの産業支援機関に金融機関
等を加えた「認定支援機関」が発足しました。今
までの国関係補助金申請書は、技術的側面からの
コーディネーター活動報告
産学官金連携構築に向け~県内金融機関での講演~
記載事項が多かったのですが、中小企業庁が所管
した新たな補助事業(ものづくり補助金や創業補
助金)は認定支援機関の認定が必須となりました。
これまで、中小企業は金融機関に対して、資金
的な面での相談は綿密に行ってまいりました。し
かし、各社の技術的な側面まではなかなか理解せ
ず、資金提供等を行っていたのかも知れません。
今般の補助金スキームからは、認定支援機関の認
定が必須となっておりますので、既存の産業支援
機関か、もしくは金融機関等から事業のお墨付き
を頂戴する必要が有ります。金融機関の融資担当
者は、中小企業者と事業計画段階からより緊密な
連携を図り、これまでの決算書からの融資判断だ
けでは無く、技術的側面から事業を判断する事が
求められます。
このような変革の時期に当たり、
「イノベージョ
ン・ネットワークあおもり」事業の中で、青森県庁
商工労働部商工政策課・商工金融グループとのタ
イアップで、私たちタスクフォースのコーディネーターが地元金融機関への講演を行う事が決まりまし
た(実は、私が金融機関担当者へ持ちかけました)
。
これまでの本学と金融機関との連携事例を話しながら、今後の産学官金連携事業を新たなステージ
へ挑戦する意義を話しました。また、この講演会では、県庁商工労働部で知財を扱っている部門、補
助金を扱っている部門でも話をする機会を得ました。今後は、金融機関職員が産学官金連携コーディ
ネーターとして活躍している他県の事例も十分参考にしながら、青森県らしい産学官金連携を構築し
て参りたいと存じます。
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センター活動報告
朝日ビジネスマッチング2013
地域社会の発展に貢献するため、地元のお客さま同士やバイヤー
が情報や意見、知見や技術を共有/交換することでビジネスチャン
スを広げ、深まることを目的とした地元中小企業さまのための展示商
談・相談会として「朝日ビジネスマッチング 2013」が開催されました。
本学からは、アカデミアゾーンにおいて、産学官連携コーディネー
ターの工藤と中山が担当し、以下の研究成果のパネルセッションを行
いました。
「前立腺癌の過剰診断を克服する診断マーカーの開発」
大学院医学研究科 教授 大山 力
■日時/平成25年11月14日
(木)10:00~17:00
■場所/東京ドームホテル
(東京都)
■来場者/約3,000名
■主催/朝日信用金庫
第3回産学官金ラウンドテーブル/ものづくり産業パートナーフォーラムinはちのへ
あおもり特許技術ビジネスマッチングフェア2013/あおもり産学官金連携推進フォーラム2013
JST復興促進産学マッチングイベントin 八戸
県内の地域資源の潜在力を結集した新産業・新事業の創出促進を目
的として、県内横断的な産学官金連携のネットワークである「イノベー
ション・ネットワークあおもり」の主要10機関のトップによる円卓会議
「第3回産学官金ラウンドテーブル」が開催されました。
また、県内横断的な産学官金の連携組織である「イノベーション・
ネットワークあおもり」は、今回一般社団法人首都圏産業活性化協会
(TAMA協会) と連携して、本県のものづくり企業と首都圏先端技
術企業が交流することにより、
「企業間連携・地域連携」を実践し、県
内中小企業のものづくり産業の高度化・活性化を推進していくため、
「ものづくり産業パートナーフォーラム in はちのへ」を開催しまし
た。
「あおもり産学官金連携推進フォーラム 2013」ほか2件のイベントが同時開催されました。
■日時/平成25年11月19日
(火)13:00~18:30 ■場所/八戸プラザホテル
(八戸市)
■参加者/326名
平成
年
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月〜
11
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<第3回産学官金ラウンドテーブル>
■議題/1.昨年度の宣言を踏まえた各機関での取組について
2.各機関における今後の取組方針について
■主催/イノベーション・ネットワークあおもり
<ものづくり産業パートナーフォーラム in はちのへ>
本学からは、学術支援機関として、以下の研究成果のポスター展示やプレゼンテーションを行いました。
「氷スラリー生成装置の開発」
大学院理工学研究科 准教授 麓 耕二
<あおもり産学官金連携推進フォーラム 2013>
■演題/ネットワークが中小企業を強くする
~技術開発・海外展開・人材育成確保を一体で~
株式会社メトロール 代表取締役社長 松橋 卓司 氏
■主催/イノベーション・ネットワークあおもり
<JST復興促進産学マッチングイベントin 八戸>
■主催/独立行政法人科学技術振興機構JST復興促進センター
コラボ産学官参加大学による第9回研究成果発表会
「今日発表のこのシーズ! ぜひ製品化してみませんか」をテーマに、
各研究者から皆様に製品化・商品化してほしい「大学、高専のイチオ
シシーズ!」が発表されました。本学からは、第1部全体プレゼンテー
ションにおいて、農学生命科学部の濱田茂樹准教授が「米粉パンの
高付加価値化を目指した加工技術」と題し、研究成果について発表
を行いました。
センター活動報告
<あおもり特許技術ビジネスマッチングフェア 2013>
■主催/青森県、一般社団法人青森県発明協会
■日時/平成25年12月6日
(金)13:00~18:30
■場所/タワーホール船堀
(東京都)
■参加者/62名
■主催/コラボ産学官、北見工業大学、信州大学、弘前大学
知 財 塾
弘前大学客員教授3名を講師として迎え、
「医学編」
「初級編」
「中級
編」のテーマ別に知財塾を開催しました。
大学における知的財産のポイント、特許出願に関する基礎知識や最
新の特許情報について、二日間にわたり講演を行いました。
[本町地区]
◇医学編◇
■日時/平成25年12月16日
(月)16:00~17:20
■場所/弘前大学大学院医学研究科
■内容/
「ライフサイエンス・化学分野の発明の捉え方・出願の仕方
~何が発明なのか、何が特許になるのか~」
■講師/弘前大学客員教授 辻田 幸史
(辻田特許事務所 弁理士)
■参加者/28名
[文京地区]
◇初級編◇
■日時/平成25年12月17日(火)9:00~10:20
■場所/弘前大学地域共同研究センター
「知的財産の世界~発明、意匠、商標…身近な例も眺めつつ~」
■内容/
■講師/弘前大学客員教授 富沢 知成
(富沢特許事務所 弁理士)
平成
25
年
11
月〜
◇中級編◇
■日時/平成25年12月17日
(火)10:25~11:40
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■内容/
「ディジタル・コンテンツと著作権~リスクとその回避~」
■講師/弘前大学客員教授 谷田 拓男
(タニダ国際特許事務所 弁理士)
■参加者/50名
■主催/弘前大学知的財産本部、弘前大学地域共同研究センター
■共催/学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム、
ひろさき産学官連携フォーラム
5
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センター活動報告
地域共同研究センター事業説明会
本学の技術相談の窓口として、地域の皆様とともに地域の発展
に貢献することを目的として、地元産業界のニーズの把握、共同研
究のためのシーズ(種子)の育成に努めるなど積極的に民間企業と
の研究協力を推進している当センターの活動内容を広く周知するた
め、事業説明会を開催しました。
「弘前大学における技術移転の取組について
~研究成果を社会に還元するために~」
地域共同研究センター 産学官連携コーディネーター 工藤 重光
◇本町地区◇
■日時/平成25年12月16日
(月)17:20~17:40
■場所/弘前大学大学院医学研究科
■参加者/28名
◇文京地区◇
■日時/平成25年12月17日
(火)11:40~12:00
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■参加者/50名
■主催/弘前大学地域共同研究センター
Nano tech 2014 第13回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
nano tech 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議は、最先端のモノづくりに欠かすことのできない基盤
技術「ナノテクノロジー」に関する世界最大の展示会です。
本学からは、JSTブースにおいて、以下の研究成果のポスター展示を行いました。
「固体高分子形燃料電池カソードにおける金属酸窒化物触媒」
大学院理工学研究科 助教 千坂 光陽 ■日時/平成26年1月29日
(水)10:00~17:00
~ 31日
(金)10:00~17:00
■場所/東京ビッグサイト
(東京都)
■主催/nano tech実行委員会
平成
年
25
月〜
11
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●平成25年度東北地区共同研究センター連絡協議会
■開催日/平成25年12月13日(金)
■場所/ホテルメトロポリタン盛岡(岩手県)
●東北経済産業局 2013年度東北地区リエゾンネットワーク会議
■開催日/平成26年1月21日(火)
■場所/T K P カンファレンスセンター(宮城県)
◇イノベーション・ネットワークあおもり タスクフォース会議
●平成25年度第8回タスクフォース
■開催日/平成25年11月19日(火)
■場所/八戸プラザホテル(八戸市)
●平成25年度第9回タスクフォース
■開催日/平成25年12月10日(火)
■場所/青森県庁(青森市)
●平成25年度第10回タスクフォース
センター活動報告
◇会議等
■開催日/平成26年1月16日(木)
◇その他の協力事業
● J S T 復興促進 産学マッチングイベント in 仙台
■開催日/平成25年11月7日(木)
■場所/夢メッセみやぎ(宮城県)
●リンゴ機能性フォーラム
■開催日/平成25年11月25日(月)
■場所/ホテルニューキャッスル(弘前市)
●弘前大学学長重点研究 津軽地域の未開発遺伝子資源の有効活用 キックオフシンポジウム
■開催日/平成25年12月20日(金)
■場所/弘前大学
◇今後の活動予定 ●平成25年度第11回タスクフォース
■開催日/平成26年2月18日(火)
■場所/青森県庁(青森市)
●平成25年度第12回タスクフォース
■開催日/平成26年3月13日(木)
■場所/青森県庁(青森市)
●コラボ産学官参加大学による第10回研究成果発表会
■開催日/平成26年3月7日(金)
■場所/タワーホール船堀(東京都)
●青森発 新技術説明会
■開催日/平成26年3月13日(木)
■場所/J S T 東京別館(東京都)
●日中大学フェア&フォーラム in CHINA 2014
■開催日/平成26年3月15日(土)~24日(月)
■場所/北京大学ほか(中国)
*最新の情報についてはウェブサイトをご覧下さい。
http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/
平成
年
25
月〜
11
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ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
「ひろさき産学官連携フォーラム」は企業、大学、公的研究機関、行政、金融機関等によるネットワーク・
交流組織です。産学官金連携による新商品開発・新事業展開等を支援することにより新産業を創出し、地域
経済の活性化への寄与を目指します。
研 究 会
微細加工・計測研究会
マイクロ/ナノテクノロジーに関連するものづくり技術について、微細加工・計測の立場から講演会・セミナー
等を開催することによって会員の技術理解と修得に資するとともに、会員相互の情報交換によって、全体とし
て地域に精密微細ものづくり技術が根付き、関連する産業が振興することを目的としております。
新医療福祉システム研究会
「青森ライフイノベーション戦略」における戦略プロジェクトの一つである健康サービス産業の振興の一翼を
担い、付加価値の高い健康・医療サービスビジネスモデルを構築し、地域住民のQOL向上や健康増進へ寄
与することを目的としております。
プロテオグリカン応用開発研究会
文部科学省「プロテオグリカン関連バイオマテリアルをコアとした津軽圏ヘルス&ビューティ産業クラスター」
プロジェクトの中核を担う地元企業を中心とした研究グループです。地元の農林水産物を使った地コスメや高
機能性食品など、津軽美人を支える新商品開発に産学官が一体となって取り組んでおります。
食品生理機能研究会
地域の農林水産物の生理機能を解明し、機能性食品として付加価値を高めるとともに、食をとおして地域
の人々の健康増進に寄与することを目的としております。
台湾ビジネス戦略研究会
ものづくり分野(工業製品)における台湾企業とのアライアンス・マッチング等をとおして台湾、ひいては
ASEAN市場への参入に向けたビジネスモデルの構築に取り組みます。
白神酵母研究会
弘前大学が分離した白神酵母を活用した多種類の商品づくりを行い、地域全体で販売することでブランド化
を図りながら商品力の向上を目指します。
■会員数 法人会員77社、個人会員82名(平成26年11月現在)
*ひろさき産学官連携フォーラムの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
平成
年
25
月〜
11
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http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/hirosaki/
≪講演会・セミナーの開催:主催≫
○BRAND FORUM IN AOMORI
■日時/平成25年11月1日(金)14:00~16:40
■場所/ホテルニューキャッスル(弘前市)
<特別講演>
■講演/
「シャネルのブランド戦略」
シャネル株式会社 代表取締役社長 リシャール・コラス 氏
<トークセッション>
■テーマ/
「
『青森(弘前・津軽)ブランド』の創造に向けて」
PR:シャネル社長 シャール・コラス 氏
東京大学名誉教授 松島 克守 氏
青森県知事 三村 申吾 氏
弘前市長 葛西 憲之 氏
弘前大学大学院医学研究科 教授 大山 力
MD:日経BP社 特命編集委員 宮田 満 氏
■主催/公益財団法人21あおもり産業総合支援センター、国立大学法人弘前大学、地方独立行政法人青森
県産業技術センター、弘前市、青森県、青森県プロテオグリカンブランド推進協議会、ライフイノ
ベーションネットワーク青森(LINA)、ひろさき産学官連携フォーラム、弘前商工会議所
■参加者/約600名
≪講演会・セミナーの開催:共催≫
○知財塾
(再掲)
[本町地区]
◇医学編◇
■日時/平成25年12月16日(月)16:00~17:20
■場所/弘前大学大学院医学研究科
■内容/
「ライフサイエンス・化学分野の発明の捉え方・出願の仕方
~何が発明なのか、何が特許になるのか~」
■講師/弘前大学客員教授 辻田 幸史(辻田特許事務所 弁理士)
■参加者/28名
ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
平成25年度活動実績
[文京地区]
◇初級編◇
■日時/平成25年12月17日(火)9:00~10:20
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■内容/「知的財産の世界~発明、意匠、商標…身近な例も眺めつつ~」
■講師/弘前大学客員教授 富沢 知成(富沢特許事務所 弁理士)
平成
25
年
11
月〜
◇中級編◇
■日時/平成25年12月17日(火)10:25~11:40
■場所/弘前大学地域共同研究センター
■内容/
「ディジタル・コンテンツと著作権~リスクとその回避~」
■講師/弘前大学客員教授 谷田 拓男
(タニダ国際特許事務所 弁理士)
■参加者/50名
■主催/弘前大学知的財産本部、弘前大学地域共同研究センター
■共催/学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム、
ひろさき産学官連携フォーラム
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ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
≪イブニングフォーラムの開催≫
○第17回イブニングフォーラム
■日時/平成25年12月4日(水)18:00~20:00
■場所/弘前大学
■演題/
「刃物・鍛造技術の新事業展開について」
■講師/有限会社二唐刃物鍛造所 代表取締役社長 吉澤 俊寿 氏
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/60名
≪企業見学会の開催≫
○企業見学会 in 八戸
■日時/平成25年11月19日(火)8:00~21:00
■見学/・青森県産業技術センター 八戸地域研究所(八戸市)
・青森県産業技術センター 食品総合研究所(八戸市)
・ものづくりパートナーフォーラム(八戸市)
特別講演「ネットワークが中小企業を強くする
~技術開発・海外展開・人材育成確保を一体で~」
株式会社メトロール 代表取締役社長 松橋 卓司 氏
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/13名
≪各研究会≫
<微細加工・計測研究会>
○微細加工・計測研究会セミナー
■日時/平成26年1月14日(火)16:00~17:30
■場所/弘前大学
■演題/
「精密切削による、モノの3次元内部構造観察」
■講師/独立行政法人理化学研究所 和光研究所
光量子工学研究領域
エクストリームフォトニクス研究グループ
画像情報処理研究チーム チームヘッド 横田 秀夫 氏
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム 微細加工・計測研究会
■共催/公益社団法人精密工学会東北支部、弘前大学「医工連携に
よる健康科学教育プログラムの開発」
■参加者/80名
<新医療福祉システム研究会>
○Healthcare Service BIZ Forum(2014)in HIROSAKI
■日時/平成26年1月17日(金)13:30~17:30
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
平成
年
25
月〜
11
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■演題/
「健康寿命延伸産業の創造に向けて」 ほか
■講師/経済産業省ヘルスケア産業課長 森田 弘一 氏 ほか
■主催/弘前地区地域健康・医療推進協議会、公益財団法人21あおもり産業総合支援センター、ライフイ
ノベネットワーク青森(LINA)、イノベーションネットワークあおもり、弘前大学、弘前市、地方
独立行政法人青森県産業技術センター、ひろさき産学官連携フォーラム、青森県
≪ものづくり経営革新塾≫
■場所/土手町コミュニケーションプラザ(弘前市)
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/15名
開 催 日
内 容
・経営革新、カイゼンとは
・成長戦略について
講 師
弘前市ものづくり
コーディネーター 箭内 武 氏
第1回
平成25年11月21日
(木)
第2回
平成25年11月27日
(水) ・グローバル時代の企業経営について
第3回
公益財団法人21あおもり産業
・医療・福祉機器関連産業の現状と参入に 総合支援センター
平成25年12月6日
(金)
ついて
地域連携マネージャー
生野 吉晃 氏
最終回
平成25年12月12日
(木)
弘前大学人文学部 教授 森 樹男
・資源・エネルギー政策と関連産業について 弘前市商工振興部
・まとめ
理事 鵜野 昌男 氏
ひろさき産学官連携フォーラム活動報告
<台湾ビジネス戦略研究会>
○第3回台湾ビジネス戦略研究会
■日時/平成26年1月24日(金)14:00~16:00
■場所/ベストウェスタンホテルニューシティ弘前(弘前市)
■講演/
「台湾ミッションツアー」
・有限会社クドウ電子 工藤 大晃 氏
・弘前市ものづくりコーディネーター 箭内 武 氏
ディスカッション「今後の展開・戦略について」
・一般社団法人首都圏産業活性化協会 専務理事 岡崎 英人 氏
「 S W O T 分析について」
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム 台湾ビジネス戦略研究会
≪農産加工品ビジネス講座≫
■場所/土手町コミュニケーションプラザ(弘前市)
■主催/ひろさき産学官連携フォーラム
■参加者/5名
開 催 日
内 容
講 師
平成26年1月18日
(土)
・オリエンテーション
・食産業を取り巻く環境、トレンド
弘前市食産業
マネージャー 加藤 哲也 氏
第2回
平成26年1月23日
(木)
・事業計画、収支計画の考え方
・原価計算
公益財団法人21あおもり
コーディネーター 山田 貴弘 氏
第3回
平成26年1月28日
(火)
・商品開発のポイント
・ワークショップ
弘前市食産業
マネージャー 加藤 哲也 氏
11
月〜
弘前市食産業
マネージャー 加藤 哲也 氏
25
年
最終回
・デザインからみる商品開発
平成26年2月4日
(火)
(予定)
・ワークショップ
川村デザイン
川村 将久 氏
平成
第1回
11
Vol.
文部科学省 地域イノベーション戦略支援プログラム
(あおもりグリーン&ライフ・シナジーイノベーション創出エリア
(青森県全域))
活動報告 平 成
年
25
月〜
11
12
28
プロテオグリカン関連バイオマテリアルをコアとした津軽圏ヘルス&ビューティー
産業クラスターの形成・拡大
弘前大学は、これまで蓄積された糖鎖工学の豊富な知的・人的財産と文部科学省産学官連携促進事業(都
市エリア)
・地域イノベーション戦略支援プログラム等で培われてきた研究成果、そしてプロテオグリカン
の大量精製技術を基に、
(公財)21あおもり産業総合支援センター、
(地独)青森県産業技術センターなどの
関係機関とともに、文部科学省の「平成25年度地域イノベーション戦略支援プログラム(研究機能・産業集
積高度化地域)」に実施地域として採択されました。
(公財)21あおもり産業総合支援センターを本プログラムの総合調整機関として、関係機関とともに、新
たなプログリカン関連物質(バイオマテリアル)を視野に入れた機能性食品や化粧品、医薬品等の開発研究
を加速させ「プロテオグリカン関連バイオマテリアルをコアとした津軽圏ヘルス&ビューティー産業クラ
スターの形成・拡大」に取り組んでいきます。
プロテオグリカン(PG)
とは
タンパク質と糖鎖(グリコサミノグリカン)が共有結合した複合糖質の一種です。コラーゲンやヒ
アルロン酸とならぶ動物の軟骨の主成分でもあり、保水性に優れ、経口摂取も可能な、人体に極
めて安全な素材です。
サケの鼻軟骨から大量かつ安価に精製する技術を開発いたしました(日米露特許取得)。
活 動 実 績
●BRAND FORUM IN AOMORI (再掲)
文部科学省の「地域イノベーション戦略支援プログラム」の採
択を記念して、弘前・津軽エリアにおける「ヘルス&ビューティー
産業クラスター」の創生に向けた地域力向上のために、世界の
トップブランドである「シャネル
(CHANEL)
」を率いる同社日本
法人社長のリシャール・コラス氏を招き、
「ブランド
(Brand)
」を
テーマとした一大フォーラムが開催されました。
<特別講演>
■講演/
「シャネルのブランド戦略」
シャネル株式会社 代表取締役社長 リシャール・コラス 氏
<トークセッション>
■テーマ/
「『青森
(弘前・津軽)
ブランド』の創造に向けて」
PR:シャネル社長 シャール・コラス 氏
東京大学名誉教授 松島 克守 氏
青森県知事 三村 申吾 氏
弘前市長 葛西 憲之 氏
弘前大学大学院医学研究科 教授 大山 力
MD:日経BP社 特命編集委員 宮田 満 氏
■日時/平成25年11月1日
(金)14:00~16:40
■場所/ホテルニューキャッスル
(弘前市)
■主催/公益財団法人21あおもり産業総合支援センター、国立大学法人弘前大学、地方独立行政法人
青森県産業技術センター、弘前市、青森県、青森県プロテオグリカンブランド推進協議会、ライ
フイノベーションネットワーク青森
(LINA)
、ひろさき産学官連携フォーラム、弘前商工会議所
■参加者/約600名
●平成25年度第1回青森県プロテオグリカン事業推進委員会
■日時/平成25年12月25日
(水)13:30~16:00
■場所/ベストウエスタンホテルニューシティ弘前
(弘前市)
(公財)
21あおもり産業総合支援センターと青森県プロテオグリカンブランド推進協議会は、プロテオ
グリカンを配合した美容・健康製品の生産・販売に関心をもつ県内企業・人材をサポートする目的で、プロ
テオグリカン研究を第一線で担ってきた片方陽太郎氏によるご講演と、実習を交えた商品開発研究会が
開催されました。また製品企画や通信販売ノウハウなどを含む「ビジネス入門的な講習会」が併せて実
施されました。
■内容
<第1部 プロテオグリカン商品開発研究会>
① プロテオグリカンの現状と今後の展望……阿部 馨 氏(プロジェクトディレクター)
② プロテオグリカン研究と商品化の歩み……片方 陽太郎 氏(元弘前大学農学生命科学部教授)
③ プロテオグリカン商品開発実習……弘前地域研究所
<第2部 プロテオグリカン MOT・ビジネス化講習会>
④ MOTの基本と活かし方…………………串原 憲和 氏(人材育成プログラマー)
⑤ 原価から考える、製品企画のポイント……内河 篤 氏(地域連携コーディネーター)
⑥ 健康美容系通販の成功ノウハウ…………四元 正弘 氏(地域連携コーディネーター)
■日時/平成26年1月22日(水)13:30~16:30
■場所/地方独立行政法人青森県産業技術センター 弘前地域研究所
(弘前市)
■主催/青森県プロテオグリカンブランド推進協議会・公益財団法人21あおもり産業総合支援センター
プロテオグリカン産業クラスター戦略チーム
◇今後の活動予定
●平成25年度第2回青森県プロテオグリカン事業推進委員会
■日時/平成26年2月25日
(火)
■場所/ベストウエスタンホテルニューシティ弘前
(弘前市)
●青森県プロテオグリカン事業 外部評価委員会
■日時/平成26年3月10日
(月)
■場所/未定
* 詳細についてはウェブサイトをご覧下さい。 http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/pg/
文部科学省 地域イノベーション戦略支援プログラム
(あおもりグリーン&ライフ・シナジーイノベーション創出エリア
(青森県全域))
活動報告 平 成
●プロテオグリカン商品開発研究会&MOT・ビジネス化講習会
年
25
月〜
11
13
Vol.
28
スタッフの紹介
◇地域共同研究センター◇
センター長・大学院理工学研究科教授
伊 東 俊 司
副センター長・専任教員・教授
内 山 大 史
兼任教員・教育学部教授
石 川 善 朗
兼任教員・人文学部准教授
髙 島 克 史
兼任教員・大学院理工学研究科准教授
片 岡 俊 一
兼任教員・大学院医学研究科講師
三 村 純 正
兼任教員・大学院保健学研究科講師
則 包 和 也
兼任教員・農学生命科学部助教
松 本 和 浩
兼任教員・大学院保健学研究科准教授
三 浦 富 智
兼任教員・大学院保健学研究科講師
野 坂 大 喜
兼任教員・農学生命科学部助教
前 多 隼 人
産学官連携コーディネーター
工 藤 重 光
産学官連携コーディネーター
上 平 好 弘
客員教授(伊藤技術士事務所)
伊 藤 汎
客員教授(タニダ国際特許事務所)
谷 田 拓 男
客員教授(辻田特許事務所)
辻 田 幸 史
客員教授(富沢特許事務所)
富 沢 知 成
産学官連携協力員(弘前市)
今 隆 洋
産学官連携協力員(平川市)
佐 藤 崇
産学官連携協力員(鰺ヶ沢町)
吉 田 孝太郎
産学官連携協力員(公益財団法人21あおもり産業総合支援センター) 花 松 憲 光
事務補佐員
土 田 葉 子
◇研究推進部◇
研究推進部長
山 﨑 淳一郎
◇研究推進部研究推進課◇
研究推進課長兼研究高度化支援センター長
大 塚 克 威
研究推進課長補佐
三 上 徹
産学連携推進グループ係長
櫻 庭 晋
産学連携推進グループ主任
舩 木 美 里
産学連携推進グループ事務職員
金 谷 静
産学連携推進グループ事務職員
吉 田 穂 南
産学連携推進グループ事務補佐員
神 山 香 織
◇研究推進部社会連携課◇
社会連携課長
山 田 修 平
◇知的財産本部◇
14
本部長
加 藤 陽 治
副本部長
内 山 大 史
本部員
山 﨑 淳一郎
本部員
大 塚 克 威
本部員
山 田 修 平
産学官連携コーディネーター
中 山 信 司
事務補佐員
松 丘 久美子
◆申請資格
以下の⑴~⑶の条件をすべて満たすこと、又は、⑵~⑷の条件をすべて満たすこと
⑴青森県内に事業所をもつ企業または県内への進出を希望している企業
⑵おおよそ1年で解決を目指す具体的な課題を有する企業
⑶その課題で共同研究契約を締結し、本学教員と共同研究を実施できる企業
⑷本学教員と本学が有する知的財産権を基にした共同研究契約を締結できること
◆研究分野
特に限定しない
◆研究経費
A:可能性試験 30万円以上50万円未満
B:一 般 型 50万円以上500万円以下
◆研究期間
採択日より1年間
◆申請書類
-弘大GOGOファンド-申請書
ウェブサイトより申請書をダウンロードできます。
http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/hirodai-gogo-fund/
G
O
G
O
ファンド
◆申請にあたっての留意事項
⑴申請期間 随時
⑵選考等
‧ 選考は本学地域共同研究センター長他で組織する選考委員会で行う。
‧ 採否の通知は、申請書類受理後おおよそ30日以内
⑶助成対象者(企業および弘大教員)の義務
‧ 研究成果報告書の提出:研究終了日から30日以内
‧ 論文・ 特許申請または製品化:研究終了日から1年以内
弘前大学マッチング研究支援事業─弘大
◆趣旨
弘前大学では、青森県の産業振興並びに地域振興を図るため、県内等企業が実用化研究に
取り組み、抱えている具体的な課題を、本学の教員と共同で解決を目指す研究に対して、研究
費等を支援する事業を実施しています。
15
Vol.
弘前大学マッチング研究支援事業─弘大
ファンド
G
O
G
O
28
○終了事業○
• 第1号
(H18.8~H19.8)
農学生命科学部 片方陽太郎教授、
ミリオン株式会社
「リンゴ鹿角霊芝由来抗アレルギー作用の生化学
的及び臨床医学的解析」
• 第2号
(H19.7~H20.6)
農学生命科学部 齊藤寛准教授、ケイ・エイム・ナ
チュラル株式会社
「香気成分の損失を抑制するフリーズドライ法の
開発及びその応用」
• 第3号
(H20.7~H21.6)
大学院医学研究科 澤村大輔教授、
ヒバ開発株式会社
「青森ヒバ抽出エキス配合化粧品の安全性および
有用性の検討」
• 第4号
(H21.3~H22.3)
学長特別補佐 南條宏肇名誉教授、芝管工株式会社
「普及型ヒートポンプレス式地熱融雪システム開発
研究」
• 第5号
(H22.2~H23.3)
教育学部 加藤陽治教授、
弘果総合研究開発株式会社
「りんご酢を手軽に摂取できる食品の開発」
• 第6号
(H22.2~H23.1)
農学生命科学部 園木和典准教授、合同会社ツリー
ワーク
「地域未利用資源を活用した炭入り堆肥の製造と
特性評価」
• 第7号
(H22.3~H23.2)
北日本新エネルギー研究所 阿布里提教授、有限
会社ビット・テック
「固体高分子形水素燃料電池12Vスタックの開発」
• 第8号
(H22.3~H23.3)
大学院保健学研究科 野坂大喜講師、 有限会社田
向商店
「青森県地域資源アブラツノザメの機能解析と健
康食品への応用化」
• 第9号
(H23.2~H24.7)
農学生命科学部 前田智雄准教授、企業組合エキシ
ヤマーケティング
「津軽地方での漢方植物「カンゾウ」の栽培研究」
• 第10号
(H23.7~H24.7)
北日本新エネルギー研究所 村岡洋文教授、 弘星
テクノ株式会社
「地中熱多機能・低価格ヒートポンプ開発研究」
• 第11号
(H23.7~H24.7)
農学生命科学部 前多隼人助教、有限会社まごころ
農場
「ミニトマトの色の機能を活かした魅力的な製品
開発」
16
• 第12号
(H23.10~H24.10)
大学院医学研究科 早狩誠教授、株式会社松尾
「生活習慣病予防効果が期待されるカボチャ入り
麩の制作」
• 第13号
(H24.3〜H25.12)
大学院医学研究科 山田勝也准教授、株式会社ペ
プチド研究所
「蛍光標識グルコース誘導体のがん医療への事業
化の橋渡し研究」
• 第14号
(H24.8〜H25.7)
農学生命科学部 殿内暁夫准教授、株式会 社ラグ
ノオささき
「白神山地から分離した酵母のパン製造適性に関
する研究」
• 第15号
(H24.8〜H25.7)
農学生命科学部 殿内暁夫准教授、カネショウ株
式会社
「白神山地から分離した酵母によるリンゴ酢製造
に関する研究」
○開始事業○
• 第16号
(平成25年8月共同研究開始)
大学院保健学研究科 大友良光准教授、あすな
ろ理研株式会社
「ソバモヤシに付着するパンテア菌を利用した健
康食品の研究開発」
• 第17号
(平成25年9月共同研究開始)
農学生命科学部 房家琛助教、株式会社木村牧場
「飼料米と地域食品残さを活用したリキッド飼料
による特産豚肉生産技術の開発」
• 第18号
(平成25年11月共同研究開始)
北日本新エネルギー研究所 阿布里提教授、株式
会社光城精工
「着雪防止型太陽光発電道路照明システム」
• 第19号
(平成25年11月共同研究開始)
農学生命科学部 殿内暁夫准教授、株式会社ラグ
ノオささき
「弘大白神酵母によるパン製造とブランド化に関
する研究」
文 部 科 学 省と独 立 行 政 法 人 科 学 技 術 振 興 機 構は、
「革新 的イノ
ベーション創出プログラム
(COI STREAM)
」について、12件のCOI
拠点等の採択を決定し、本学からは「脳科学研究とビッグデータ解析
の融合による画期的な疾患予兆発見の仕組み構築と予防法の開発」
が採択されました。
COI STREAMのコンセプトは、
『10年後、
どのように「人が変わ
る」
のか、
「社会が変わる」のか、その目指すべき社会像を見据えたビ
ジョン主導型の研究開発プログラム』であり、既存の概念を打破し、
これまでにない革新的なイノベーションを創出するイノベーションプ
ラットフォームを我が国に整備することを目的とするものです。
T O P I C S
革新的イノベーション創出プログラム
(COI STREAM)
に採択
本拠点では、日本が超高齢化社会を迎え、医療費増大が社会的問題となる中、
「疾患後のニーズに応じた高
度医療」から「リスクコンサーン型医療」へ転換して健康寿命延伸を実現するため、強固な産官学連携体制の
下、青森県住民のコホート研究による膨大な健康情報を新たに開発するソフトウェアで解析し、画期的な脳疾
患予兆法を開発します。また、得られた予兆を基に住民の健康指導や新たに開発するアンチエイジング法等に
より疾患予防を実践・検証します。
─弘大GOGOファンド─ 採択第18・19号共同研究開始
「弘大GOGOファンド」は、地域の企業が本学の教員と共同で解決を目指す研究課題に対して、大学が研究
費を支援する事業です。一般型枠で採択された第18号・19号は、平成25年11月に共同研究を開始しました。
第18号は株式会社光城精工
(平川市)
と北日本新エネルギー研究所・阿布里提教授との「着雪防止型太陽光
発電道路照明システムの開発」で、研究費221万円が補助されます。本研究では、太陽光パネルから雪の滑
落を促し着雪を防止する太陽光パネルを開発するとともに、気温による影響を最小限にする蓄電技術を開発
し、着雪防止自立小型太陽光発電道路照明システムの実用化を目指します。
第19号は株式会社ラグノオささき
(弘前市)
と農学生命科学部・殿内暁夫准教授との「弘大白神酵母による
パン製造とブランド化に関する研究」で、研究費192万円が補助されます。本研究では、白神山地から分離さ
れた弘大白神酵母を用いたパン製造とブランド化に関する実証的研究を行います。生タイプ、冷凍タイプの
酵母を使用し、製造パン毎の原料混合、発酵工程、焼成工程の最適化を行うとともに、クリーム、餡などとの
適合性を調査し、弘大白神酵母の更なる可能性を探ります。
17
Vol.
平成 年度地域共同研究センター共同研究等受入状況
25
28
〔共 同 研 究〕
研 究 課 題
研究代表者
企 業 等 名
地域振興のための海洋資源活用に関する研究
伊 東 俊 司
大間漁業協同組合
えどがわ産農産物のブランド化に関する研究
伊 東 俊 司
江戸川区
平川市地域振興のための官学連携モデル構築に関する研究
伊 東 俊 司
平川市
(平成26年1月 現在)
産学官連携コーディネーター無料出張相談実施中!
!
技術相談できる研究者を紹介して欲しい。グループ化して研究会活動をしてみたい。各種助成制
度など紹介して欲しい。 など
調査研究に関することなら、どんなことでも構いません。お気軽にご連絡下さい。日程調整の上、
産学官連携コーディネーターが直接訪問いたします。
◆連絡先:ひろさき産学官連携フォーラム事務局
弘前市商工振興部 仕事おこし雇用創出課 TEL:0172-32-8106 FAX:0172-35-1105
弘前大学地域共同研究センター TEL:0172-39-3176 FAX:0172-36-2105
地域共同研究センター
産学官連携
コーディネーター
工 藤 重 光
地域共同研究センター
産学官連携
コーディネーター
上 平 好 弘
知的財産本部
産学官連携
コーディネーター
中 山 信 司
編 集 後 記
研究推進部の職員として新卒採用され、地域共同研究センターと知的財産本部の事務業務を担当
させていただき早や10か月が経ちました。初めて聞く言葉や業務処理手順の複雑さに戸惑うことも
多々ありますが、上司や先輩方の丁寧な指導もあり、知識が少しずつ増えていく喜びを実感していま
す。まだまだ未熟ではありますが、これからも日々研鑽を積み努力してまいりたいと思います。
さて、地域共同研究センター設立当初から当センターの運営に携わっていただいた加藤陽治先生が
本年1月をもちまして研究担当理事をご退任されます。当センターの発展のために指導的な役割を果
たされ多くのご貢献を賜りました。長年にわたるご尽力に深く敬意と感謝を申し上げます。
(研究推進部研究推進課 吉田 穂南)
18
弘前大学位置図
大間共同研究室●
大間町の地域振興策として津軽
海峡の豊富な海洋資源を活用し、
地域の新しい産業創造に寄与す
る
『地学連携』事業を行います。
大間
弘前
青森
八戸
●青森キャンパス
北日本新エネルギー研究所、地域共同研究センター分室、生涯学習教育研究センター分室、
地域社会研究科分室、青森サテライト教室が入居し、教育研究に関する事業を行います。
東京都
●八戸サテライト
八戸地域における活動拠点として産学官の研究協力、生涯学習、広報活動、その他教育研究に
関する事業を行います。
●東京事務所
(江戸川区船堀)
首都圏における活動拠点として産学官連携事業の実施、企業等のニーズと弘前大学のシーズの
マッチング、弘前大学のシーズ発表会、広報活動、その他教育研究に関する事業を行います。
19
当センターは、技術相談の窓口であり、
また地域の皆さまと共に地域の発展に貢献することを目的としております。
お気軽にご相談ください。
お問合わせ・連絡先
国立大学法人 弘前大学地域共同研究センター
〒036-8561 青森県弘前市文京町3
TEL 0172-39-3176 FAX 0172-36-2105
E-mail [email protected] URL http://www.cjr.hirosaki-u.ac.jp/
(2014. 1)