Space Dance in the Tube 2008

Space Dance in the Tube 2008
Space Dance
in
the
Tube
2008
からだを使って
呼び覚ます
未来への
チャレンジ
◎『教育・芸術・ビジネスも』 朝日新聞夕刊 2004 年 10 月 8 日
「のぞきこむと、まるで白いトンネル。中に足を踏み入れる。霧中を進むように方向感覚は定かではなくなってくる。体を動か
すと、チューブの弾力でバランスを失い、包まれるようにも感じる。大人たちは、思い思いの姿勢を楽しみ、子供たちは、寝
ころんだり歓声を上げたり。」
Tokyo Space Dance
http://www.ne.jp/asahi/tokyo/sd/
イベント資料
エクスプローラーズ・ジャパン㈱ 2007/11
『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』~体を使って表現する未来への冒険~
『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』はチューブを使用した身体コミュニケーションです。子供か
ら大人の方々まで自由に体を使って体験していただくイベントとしてさまざまな企画ができます。
身体と空間に対するこれまでにない斬新な発想に基づく体験型展示として、教育(科学技術リテラ
シーの育成)、健康(新しいリハビリテーション体験の導入)、表現(コミュニケーション、アート&デザ
インの体験)、宇宙(想像力の育成)、の各テーマにとって最適です。2001 年のニューヨーク国連本
部での上演をはじめとして海外での評価が高まり、昨年 12 月モナコにおいて、ユネスコより「ユネ
スコ・デジタルアート賞~世界の 20 プロジェクト」に選出されました。私たちは、『スペースダンス・
イン・ザ・チューブ』を内外のミュージアム・小中高校・大学・福祉施設等において実施し、科学と文
化の新しいソフトとして普及させていくことを推進しています。
■企画協力 『スペースダンス・イン・ザ・チューブ』推進委員会、未来工学研究所
■制作 エクスプローラーズ・ジャパン+東京スペースダンス
■コーディネーター(予定)
■制作協力 東レ
渡辺政隆(サイエンスライター/文部科学省科学技術政策研究所・上席研究官)、
石井加代子(理学博士/文部科学省科学技術政策研究所・主任研究官)、光盛史郎(福祉と宇宙を考える会)
<コンセプト>
参加者~子どもたちから大人・高齢者・何らかの障害をもつ人たちまで~が自らの身体を使って体験し、
全身を刺激し、自分がいかにリアルな身体的存在であるかを楽しみながら感じ取ることで、本来の豊か
な身体感覚を覚醒させることが狙いです。また、地上と変らない重力のチューブ空間ですが、下からや
横からの反力が作用するために、これまでに身に付けてきたバランス感覚は全く役にたたない、まさに、
擬似宇宙体験だと考えられています。その意外さや面白さという点でも、宇宙空間における行動体験
に近い経験を味わっていただけます。
<プログラム参考例>
【1】チューブ自由体験
参加者のための体験型展示。誰でも自由にチューブを体験できます。
【2】参加者によるワークショップ&宇宙ダンス
会期中、参加者を募集し、ワークショップ形式で講師とともにチューブ体験の面白さについて、科学と芸
術の両面から学習し、最後に表現としての宇宙ダンスに挑戦していただきます。
●未就学児から児童・父兄による遊戯及び宇宙ダンス
●中学生以上の宇宙ダンス及びエクササイズ
●高齢者・要リハビリ患者・何らかの障害をもつ人によるリハビリテーション及び宇宙ダンス
【3】スペースダンス公演
ゲストメンバーにより、スペースダンス公演として、チューブ使用の一例を芸術的に提示します。
【4】トークショー
専門家によるトークショーを開催し、参加者とともに対話し、チューブ体験の意義について理解
を深めていただきます。
魚、宇宙遊泳、胎児、未知の生物のように、いろんな姿勢をとって遊んでみよう!
<イベント・体験展示の特徴>
【1】広範な年齢層に対応
子ども、青少年層、大人はもちろん、高齢者の人、何らかの障害のある人、誰もが楽しく体験すること
ができます。
【2】差別のない感覚統合体験
チューブに身体を投げ出すことにより身体に柔軟な対応を示すこの装置は、要リハビリテーション患者
の人の歩行支援や、障害のある人との有効なコミュニケーションを生みます。
【3】専門家による指導で安全な体験と運営
東京スペースダンス・スタッフによる指導で安全な体験、運営を行うことができます。
【4】多彩なイベント構成が可能
講演会、音楽、映像、朗読会などとのジョイントも可能で、多彩なイベント構成ができます。
【5】多様な施設、任意の場所に対応
科学館、博物館、美術館、劇場、アートセンター、情報センター、図書館、記念館、学校、各種公共施
設・交流施設など、チューブ設置の場所は基本的に任意の場所に対応できます。
【6】施設、場所に対応した装置
チューブは、設置場所、イベント目的に対応したサイズと形態を提供することができます。
※チューブは、2004 年~2006 年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同研究を実施し、
「宇宙環
境における人間の姿勢支援の方法に新しいヒントを与える空間」という評価とともに、一般の
人びとの身体のための「次世代ケアテクノロジー」としても役立つと評価されました。チュー
ブは東レの協力を得て開発されています。