保育所での子どもたちの様子(年齢別)(PDF:603.1KB)

保 育 所 の こ ど も た ち
『よく食べ、よく眠り、よく遊ぶ0歳児』
グルグル、トントン、描いてみよっ
笑ったり、泣いたり、ぐずるのは、赤ちゃん
にとって大切な心の言葉なので、大人がその
思いをくみ取り、しっかり話しかけることで
気持ちよく過ごせるようになります。
“大人と一緒にいることがとっても安心”と
いう思いが人とのつながりの基礎になり、
ひっぱってもらって、気持ちいいな~♪
よく食べ、よく眠り、しっかり遊ぶ力や物に
向かう力を育てていきます。安心できる大人
が見守る中で、いろんな物を見たり、触れた
り、感じたりして笑顔がいっぱい出るような
関わりを大切にしています。
『「イヤイヤ!」「ジブンデ!ジブンデ!」の1歳児』
「○○したい」という思いがいっぱい出てきて、
お散歩でいいものみぃつけたっ!!
まわりの大人の思い通りにいかないのが 1 歳児で
す。
「イヤ~!」の言葉の中には“自分で○○したか
った~!”という“ジブンデ”の気持ちがこもっ
ています。その時に「~したかったんやね」とそ
の気持ちを受け止めてあげると納得できるように
なっていきます。
またしっかり歩いたり、走れるようになり興味の
幅も広がります。自分の足で探索し、興味のある
物を見つけ、大人に共感してもらうことで楽しい
という思いにつながっていきます。
友達とオモチャの取り合いもするけど、
“一緒に~
したい”という思いも出てくる頃なので、大人が
仲立ちとなり、友達と関わることが楽しい!とい
う思いを大切にしています。
トイレットペーパーでぐるぐるまき~、ばぁ!
『「自分はこうしたい…」ケンカもするけど友達が大好き!な2歳児』
「いや!」
「もっと」「~したい」と自己主張
絵の具でペタペタって気持ちいい~
する2歳児。子ども同士の関わりも増え、
友達と一緒にいることが楽しくなってくる時
期でもあるので、ぶつかり合いが多くなって
きます。
「これ私の!」
「ほしかった~」
「イヤ
イヤ!」と自分の思いをぶつけ合います。
そんな中で、「どうしたの?」「○○ちゃんは
これが欲しかったんだね」と大人が一人一人
ごっこ遊びが楽しい~~♪
の思いを聞いて、そのことを友達にも伝える
ことで、友達の思いを少しずつ意識するよう
になっていきます。
自分の思いをしっかり出して、友達とぶつか
り合う経験を重ねながら、楽しくみんなで笑
い合える関係を大切にしています。
『自分のつもり、自分が 1 番!!の3歳児』
「あのな、あのな」と自分の思いや主張が
お友達とするつながり遊びが楽しいねぇ~♪
はっきりしてきて、相手に思いを出したり、
「なんで、なんで」といろいろなことに興味
がいっぱいでてきます。伝えたい思いがふく
らむので言葉も増え、理解する力も育ってく
る頃です。
みんなと遊ぶことも大好きで簡単なルール
のある遊びが楽しくなってきます。でも、い
ざ遊び始めるとルールはわかっていてもま
ごっこ遊びは、お友達とする中でいろんな表現が
出てきて、どんどん楽しくなっていくね。
だまだ自分の思いが強いために気持ちがつ
いていかず、納得いかないこともあります。
そんな時も“友達と一緒が楽しい”という思
いがもてるように一人一人の思いを大人が
受け止め、友達との間をつなぐことで揺れる
思いを立て直し、遊びに向かえるようになっ
ていきます。友達との関わりの中で楽しい
経験がいっぱいできる保育を大切にして
います。
赤ずきんちゃんの劇ごっこ
『「カッコイイ自分でありたい」でも「できるかな~」と気持ちが揺れる4歳児』
おしゃべりで、やりたがりやで知りたがり
お散歩で落ち葉をいっぱい見つけたよ~!
やの4歳児。
よく動き、よく喋り、よく遊びながら「5
歳児みたいに○○したい!」、
「みんなに認
めてもらいたい!」とより良き自分であり
たいと願いをもつ頃です。
でも、その願いとは裏腹に、
「出来るかなー」
「失敗したらどうしようかなー」と不安も
でてきます。
そうじもみんなですればピッカピカ☆
初めての事、苦手な事に一歩を踏み出せな
い時もあるけど、得意な事を友達みんなに
「スゴイなー」と認めてもらう中で自信が
持てるようになっていく時期です。
安心できる友達や大人の中で、一人一人の
願いや不安を受け止めてもらったり、励ま
し合える関係を大切にしています。
『みんなで考え、みんなで決めて、みんなで頑張る5歳児』
カレー作り、包丁も使えるよ~!!
小さいクラスのみんなから憧れられる5歳児。
大人に言われて…ではなく、自分達でどうした
いかを考え、決めて、行動できるようになって
いきます。
「○○して遊ぼう」と誰かが呼びかけると5~
6人が集まって遊びが始まり、何をして遊ぶ
か?ルールはどうするか?なども自分達で話
し合って決めています。
いろいろな活動の中で自分ひとりの喜びだけ
ではなく、友達と一緒にやり遂げた喜びを感じ
られるように、仲間と一緒に、ひとつの目標に
向かって協力したり、教え合ったり、励まし合
うことが出来る関係を大切にしています。
みんなで気持ちを合わせての和太鼓は
さすが年長児の迫力!!