保 育 所 の こ ど も た ち 『よく食べ、よく眠り、よく遊ぶ0歳児』 グルグル、トントン、描いてみよっ 笑ったり、泣いたり、ぐずるのは、赤ちゃん にとって大切な心の言葉なので、大人がその 思いをくみ取り、しっかり話しかけることで 気持ちよく過ごせるようになります。 “大人と一緒にいることがとっても安心”と いう思いが人とのつながりの基礎になり、 ひっぱってもらって、気持ちいいな~♪ よく食べ、よく眠り、しっかり遊ぶ力や物に 向かう力を育てていきます。安心できる大人 が見守る中で、いろんな物を見たり、触れた り、感じたりして笑顔がいっぱい出るような 関わりを大切にしています。 『「イヤイヤ!」「ジブンデ!ジブンデ!」の1歳児』 「○○したい」という思いがいっぱい出てきて、 お散歩でいいものみぃつけたっ!! まわりの大人の思い通りにいかないのが 1 歳児で す。 「イヤ~!」の言葉の中には“自分で○○したか った~!”という“ジブンデ”の気持ちがこもっ ています。その時に「~したかったんやね」とそ の気持ちを受け止めてあげると納得できるように なっていきます。 またしっかり歩いたり、走れるようになり興味の 幅も広がります。自分の足で探索し、興味のある 物を見つけ、大人に共感してもらうことで楽しい という思いにつながっていきます。 友達とオモチャの取り合いもするけど、 “一緒に~ したい”という思いも出てくる頃なので、大人が 仲立ちとなり、友達と関わることが楽しい!とい う思いを大切にしています。 トイレットペーパーでぐるぐるまき~、ばぁ! 『「自分はこうしたい…」ケンカもするけど友達が大好き!な2歳児』 「いや!」 「もっと」「~したい」と自己主張 絵の具でペタペタって気持ちいい~ する2歳児。子ども同士の関わりも増え、 友達と一緒にいることが楽しくなってくる時 期でもあるので、ぶつかり合いが多くなって きます。 「これ私の!」 「ほしかった~」 「イヤ イヤ!」と自分の思いをぶつけ合います。 そんな中で、「どうしたの?」「○○ちゃんは これが欲しかったんだね」と大人が一人一人 ごっこ遊びが楽しい~~♪ の思いを聞いて、そのことを友達にも伝える ことで、友達の思いを少しずつ意識するよう になっていきます。 自分の思いをしっかり出して、友達とぶつか り合う経験を重ねながら、楽しくみんなで笑 い合える関係を大切にしています。 『自分のつもり、自分が 1 番!!の3歳児』 「あのな、あのな」と自分の思いや主張が お友達とするつながり遊びが楽しいねぇ~♪ はっきりしてきて、相手に思いを出したり、 「なんで、なんで」といろいろなことに興味 がいっぱいでてきます。伝えたい思いがふく らむので言葉も増え、理解する力も育ってく る頃です。 みんなと遊ぶことも大好きで簡単なルール のある遊びが楽しくなってきます。でも、い ざ遊び始めるとルールはわかっていてもま ごっこ遊びは、お友達とする中でいろんな表現が 出てきて、どんどん楽しくなっていくね。 だまだ自分の思いが強いために気持ちがつ いていかず、納得いかないこともあります。 そんな時も“友達と一緒が楽しい”という思 いがもてるように一人一人の思いを大人が 受け止め、友達との間をつなぐことで揺れる 思いを立て直し、遊びに向かえるようになっ ていきます。友達との関わりの中で楽しい 経験がいっぱいできる保育を大切にして います。 赤ずきんちゃんの劇ごっこ 『「カッコイイ自分でありたい」でも「できるかな~」と気持ちが揺れる4歳児』 おしゃべりで、やりたがりやで知りたがり お散歩で落ち葉をいっぱい見つけたよ~! やの4歳児。 よく動き、よく喋り、よく遊びながら「5 歳児みたいに○○したい!」、 「みんなに認 めてもらいたい!」とより良き自分であり たいと願いをもつ頃です。 でも、その願いとは裏腹に、 「出来るかなー」 「失敗したらどうしようかなー」と不安も でてきます。 そうじもみんなですればピッカピカ☆ 初めての事、苦手な事に一歩を踏み出せな い時もあるけど、得意な事を友達みんなに 「スゴイなー」と認めてもらう中で自信が 持てるようになっていく時期です。 安心できる友達や大人の中で、一人一人の 願いや不安を受け止めてもらったり、励ま し合える関係を大切にしています。 『みんなで考え、みんなで決めて、みんなで頑張る5歳児』 カレー作り、包丁も使えるよ~!! 小さいクラスのみんなから憧れられる5歳児。 大人に言われて…ではなく、自分達でどうした いかを考え、決めて、行動できるようになって いきます。 「○○して遊ぼう」と誰かが呼びかけると5~ 6人が集まって遊びが始まり、何をして遊ぶ か?ルールはどうするか?なども自分達で話 し合って決めています。 いろいろな活動の中で自分ひとりの喜びだけ ではなく、友達と一緒にやり遂げた喜びを感じ られるように、仲間と一緒に、ひとつの目標に 向かって協力したり、教え合ったり、励まし合 うことが出来る関係を大切にしています。 みんなで気持ちを合わせての和太鼓は さすが年長児の迫力!!
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