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平成 23 年度行政課題研究セミナー(すてっぷあっぷ講座)
自治体コミュニティ政策について考える
安全安心で快適なまちづくりを進めるためには、コミュニティ活動を基礎としたまちづくりが重
要です。しかし最近、その基礎となるコミュニティ活動もリーダーの高齢化や後継者不足、地縁的
つながりの希薄化など様々な問題が指摘されています。
そこで、当講座では、
「自治体のコミュニティ政策」を取り巻く現状や課題を踏まえ、コミュニテ
ィ活動の活性化やコミュニティと自治体との協働によるまちづくりの新たな可能性について考えま
す。
開
日
会
対
催
日
程
時 : 平成24年2月1日(水)13:00∼16:30
場 : さいたま商工会議所会館 2階「第1・第2ホール」
象 : 埼玉県、県内市町村及び一部事務組合職員
プ ロ グ ラ ム
13:00∼13:05
13:05∼14:35
開会・オリエンテーション
第1部
基
調
講
演
「自治体コミュニティ政策とまちづくり」
講
師 : 法政大学法学部政治学科
14:35∼14:50
休
14:50∼16:30
第2部
名和田
是彦
教授
憩
パネルディスカッション
「コミュニティの輪の広がりと住民参加のまちづくり」
パネリスト :立 正 大 学 文 学 部 社 会 学 科
小宮 信夫
教授
入間市文化創造アトリエ・アミーゴ
水村 雅啓
館長
武蔵大学社会学部メディア社会学科
粉川 一郎
教授
コーディネーター
16:30
閉
: 名和田
会
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是彦
教授
基調講演講師及びコーディネーター
【名和田
是彦(なわた
よしひこ)
プロフィール
教授】
専門は、法社会学、コミュニティ論。
東京大学法学部卒業後、横浜市立大学、東京都立大学を経て、現職。
横浜市を中心にコミュニティと住民参加の実態を研究するとともに、
自らも市民活動団体「まちづくりフォーラム港南」の代表として、まち
づくり活動を実践している。総務省「新しいコミュニティのあり方に関
する研究会」座長、横浜市地域福祉保健計画策定推進委員会副委員長、
横浜市地域まちづくり推進委員会副委員長、横浜市市民活動運営支援事
業審査委員会委員長などを務める。
主要著書に『コミュニティの法理論』(1998年 創文社)
、
『コミュ
ニティの自治−自治体内分権と協働の国際比較』
(編著 2009年 日本評論社)など多数。
パネリスト プロフィール
【小宮 信夫(こみや のぶお) 立正大学文学部社会学科教授】
専門は、犯罪社会学。
安全・安心のまち
づくりを通じたコ
ミュニティの再生
中央大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科終了。法務
省、国連アジア極東犯罪防止研修所などを経て現職。
地域安全マップの考案者として、東京都の防犯アドバイザーを務めるな
ど全国各地で技術指導に従事し、犯罪に強いまちづくりを支援している。
主要著書に『犯罪は「この場所」で起こる』
(2005年
『犯人目線に立て!−危険予測のノウハウ』
(2007年
光文社新書)、
PHP研究所)
など多数。
【水村
雅啓(みずむら まさひろ)入間市文化創造アトリエ・アミーゴ館長】
「入間市文化創造アトリエ・アミーゴ」の立ち上げか
住民主体によ
る文化芸術の
ら市民ボランティアとして関わり、平成16年から現職。
まちづくり
市民ボランティアらと共に設立したNPO法人入間市文
化創造ネットワークが、平成20年4月から指定管理者
として運営を受託。
アミーゴでの事業展開を中心に、文化芸術によるまちづくりやコミュニ
ティの形成などに取り組む。いるま「太鼓」セッション、入間万燈まつり
等の運営にも中心となって活動している。
(財)入間市振興公社理事、入間市観光協会理事。
オンライン
コミュニテ
ィの可能性
【粉川
一郎(こがわ いちろう) 武蔵大学社会学部メディア社会学科教授】
専門は、ソーシャルメディア、NPO評価及び行政評価、
行政と市民とのパートナーシップ。
筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。三重県
生活部NPO室市民プロデューサー等を経て現職。
藤沢市市民電子会議室に立ち上げより世話人として参加。現在、
公益的活動の評価を行うNPO法人コミュニティシンクタンク「評
価みえ」の理事も務める。
主要著書に『協働と市民活動の実務』
(共著 2005年 ぎょう
せい)
、『社会を変えるNPO評価−NPOの次のステップづくり』
(2011年 北樹出版)、『パブリックコミュニケーションの世界』
(共編著 2011年 北樹出版)など多数。
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