市民公開・国際シンポジウム 映画『それでもボクはやってない』 海を渡る 東アジアの法教育と大学生の法意識 2016 年 1 10 月 日(日) 於 東京大学駒場キャンパス 18 号館ホール 入場無料 あたりまえの日常がある日突然奪われたら・・・ 映画『それでもボクはやってない』公開から 9 年。 痴漢冤罪事件を題材に、刑事司法のあり方に疑問 を投げかけた周防正行監督の作品を、中国、台湾、香 港、日本の若い世代はどう観たのでしょうか。 日本では 2009 年から裁判員制度が始まり、2016 年 より選挙権年齢が 18 歳に引き下げられます。若者の法 意識を育てる法教育とは?東アジアの今を市民のみな さんとともに考えます。 12:30 13:00~13:10 開場 開会のあいさつ・趣旨説明 映画『それでもボクはやってない』予告編放映 13:10~13:55 14:00~15:15 15:15~15:30 15:30~15:50 15:55~17:35 17:35~17:45 18:00~20:00 対談 「日本の刑事司法、中国の刑事司法」 報告 「東アジアの大学教員は『それでもボクはやってない』をどう観せたか?」 休憩 アンケート分析 「東アジア大学生の法意識を探る」 座談会 「東アジアの大学生は『それでもボクやってない』をどう観たか?」 閉会のあいさつ 懇親会(希望者) 一般 4,000 円 学生 2,000 円 当日受付もいたしますが、会場の都合でできるだけ事前のお申し込みをお願いいたします。 次のアドレスに①~④をお送りください。 [email protected] ①氏名(フリガナ)②ご所属 ③メールアドレス、電話番号 ④懇親会の参加・不参加 対談 「日本の刑事司法、中国の刑事司法」 ●周防 正行(SUO Masayuki) 映画監督。代表作品に『Shall we ダンス?』 (1996 年)、 『終の信託』 (2012 年) 、『舞妓はレディ』(2014 年)など。 2011 年 6 月から約 3 年にわたり、法制審議会「新時代の刑事司法制度」 特別部会の委員を務めた。 ●胡 貴雲(HU Guiyun) 中国・弁護士(北京市瑞凱律師事務所所属)。刑事訴訟、 行政訴訟を数多く手がけ、刑事被告人の人権保障や市民の権利擁護に 強い関心をもつ。 報告 「東アジアの大学教員は『それでもボクはやってない』をどう観せたか?」 ●徐 筱菁(HSU Chiao-ching) 台湾・台北教育大学文教法律研究所副教授。専門は憲法、教育法、人権教育。代表論文に「大学自治與學校自 主―民主対教育法的影響―」『当代教育研究季刊』第 13 巻第 3 期(2005 年)など。 ●張 万洪(ZHANG Wanhong) 中国・武漢大学法学院副教授、武漢大学公益・法律発展研究センター主任。専門は、法理学、憲法。 代表著書に『繽紛法影―美国電影中的法律―』 (共著) (法律出版社、2012 年)など。 ●ラウ・トレーシー(LAU C S Tracy,劉翠珊) 香港バプティスト大学教育学系助理教授。専門は、教育史、香港教育研究、権力と教育。 代表論文に Lau, T. (2013) “State Formation and Education in Hong Kong: Pro-Beijing Schools and National Education,” Asian Survey, University of California Press 53:4, July/August など。 ●石塚 迅(ISHIZUKA Jin) 山梨大学生命環境学部准教授。専門は、比較憲法、現代中国法。代表著書に『中国における言論の自由― その法思想、法理論および法制度―』(明石書店、2004 年)など。 アンケート分析 「東アジア大学生の法意識を探る」 ●阿古 智子(AKO Tomoko) 東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は、現代中国研究。代表著書に『貧者を喰らう国―中国格差社会 からの警告―(増補新版) 』(新潮選書、2014 年)など。 座談会 「東アジアの大学生は『それでもボクやってない』をどう観たか?」 ●山﨑 直也(YAMAZAKI Naoya) 帝京大学外国語学部准教授。専門は、比較教育学、戦後台湾教育。 代表著書に『戦後台湾教育とナショナル・アイデンティティ』(東信堂、2009 年)など。 ●李 丹(LI Dan) NGO 交差点藝文空間主宰。 ●蒋 蕾(JIANG Lei)香港大学大学院生。 ●黄 崇銘(HUANG Chung-ming) 台湾・台北教育大学大学院生、台北教育大学秘書室秘書。 ●沙 佩琦(SHA Pei-chi) 台湾・台北教育大学学生。 ●張 庭瑋(Chang, Ting-wei) 台湾・台北教育大学学生。 ●齋藤 麻穂(SAITO Maho) 山梨大学学生。 ●西山 咲紀(NISHIYAMA Saki) 山梨大学学生。 主催: 日本学術振興会科学研究費補助金 「「中国」をめぐるアイデンティティとナショナリズムに関する研究」 研究代表者 阿古智子 共催: 同 「権威主義体制下の憲法観―中国憲法と近代立憲主義との「距離」―」 研究代表者 石塚迅
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