昭和6ID事業年度 海洋科学技術センター

海洋科学技術センター
五五芸員三海洋科学技術センタ
ーのあゆみ
7
7
同園
血
企「かいよう」特別・一般公闘を実施
0月
)
一青森県・青森( 1
60m実海滋有人潜水実験
を実施ー相模湾( 1
0月
)
血 海 中 作 業 実 験 船 「 か い よ う 」 完 成 (5月)
A 第 2期 「海明J海域実験を実施一山形県・由良 (9月∼ 3月)
んかい2
0
0
0
"支援母蜘っしぶ
歓迎式典
\
\
1
:
1
.
1
1
.
.
t
a
:
.
もパ盟
堅二
A 6500m潜 水 調 査 船 実 物 大 模 型 ( 2月)
企 「 し ん か い 2000」及び支援母船「なつしま j の
宮崎入港歓迎式典を実施一宮崎県 ・日 向 (7月)
....インドネシア海溝域の
海洋調査( 1月
)
+++++目
1i
k 説員算約物
め定決建
ととと
織算地
は総組予契土
L
説
っ
“
つ
JA 牲に dpb
1
. プ ロ ジ ェ ク ト研究−
2
. 特別研究
3
. 経常研究
守
口d q u A q i 7
1
22334
第 2章 研 究 開 発
14 ?i q u p O ワω つu
第 1章 総
次+++++
4
. 受託研究
・円
5
. 調査研究
U
6
. 共同研究ー
第 3章 研 修 事 業
1
. 混 合 力 ス 潜 水 技 術 コ ース−−− 一…….. 45
2
. 特別研修 一
・
・
・
・
・
・
・
ー ー一−−一 一…ー ・
ー
・・
…
− 45
第 4章 情 報 業 務
技術文献情報の収集
ヒス
2
. 試験研究報告の編集・刊行
3
. 情報機器の整備
第 5章
第 6章
施設・設備等の整備と利用
1
. 整備状況
53
2
. 利用状況
53
船舶の運航関係業務
業務の概要
第 7章
2
. 昭相t
i
O事 業 年 度 の 成 果
顧問会議と評議員会
1
. 顧問会議
資
口 む 口6 Q U Q d Q υ
(
1
)
(
2
1 情報サ
A q A 4 A H Y A斗A A斗
1
. 技術情報の収集と提供
5
9
6
0
2
. 評議員会
6
9
6
9
業務日誌
7
1
料
2
3
4
5
6
研究発表等
7
2
外国出張等
80
出版物
8
3
委員会等
9
1
見下者
9
8
7
. 賛助会会 員と寄付汚名簿
8
特許
9
9
1
02
クト研究として実施した。
第 1章 総 説
① 深海調査研究
2000m潜水調査船をはじめとする当センタ
1
. はじめに
ーで開発された深海調査手法を用いて,深海域
国土が狭く,資源に之しい我が固にとって,海
の調査及び調査手法の運用技術の研究開発を行
説,
洋が包蔵している有用資源やエネノレギ一等の B
った。潜水調査船による潜航調査は,駿河湾,
さらには,広大な海洋空間の利用は,経済社会の
相模湾,日向灘,四国沖及び大和堆で行った。
発展 l
乙必要不可欠な重要事項である。乙のため,
曳航体による調査は,相模湾,小笠原諸島海域
海洋科学技術センターは,昭和4
6年の設立以来,
及び隠岐諸島周辺海域で行った。
@ 深海潜水調査船システムの研究開発
l必要な海洋科学技術 l
と関する
我が国の海洋開発ζ
深海調査のために開発建造され,現在稼動中
中核的研究開発機関として活動してきた。
l関
の 2000m 潜水調査船システムの機能向上ζ
乙の聞に,当センターでは,海洋開発審議会の
する研究開発等を行った。
答申をはじめとする国の海洋開発の方針に沿い,
さらに,
かっ我が国の海洋開発の長期的展望を踏まえて,
6000m級潜水調査船を建造するた
経済社会のニーズζ
l応えるために,潜水,深海探
めに必要な設計研究及び実物大模型試験.耐圧
査,海洋計測,海洋エネノレギ一利用等の技術を研
究開発すると共 K,乙れらの研究開発成果の普及
殻模型疲労圧壊試験等を行い,建造の着手への
見通しを得た。
等のために,研修事業及び情報提供,研究施設の
また,潜水船から TV画像を音響信号 l
とより
伝送するシステムの開発のために,岸壁及び実
供用を実施してきたところである。
海域において伝送試験を行った。
一方, 200海里経済水域を中心とする新しい海
③
洋秩序の中で,海洋を巡る国際情勢も大きく変化
してきており,各国の海洋開発 l
と関する活動も活
無人探査機の研究開発
2000m 潜水調査船システムによる深海調査
発化してきている状況にある。
をより安全かっ効果的ζ
l実施するため, 3000
m級無人探査機の開発建造を進め,船上コント
2
.
総説
ロール装置の設計,総合操作盤等の製作,その
他諸試験を行った。
昭和60事業年度,当センターでは関係機関との緊
@ 海中作業実験船の建造
密な連携,協力のもとに 2000m潜水調査船を用
いた調査及びシステムの機能向上,潜水作業実験
潜水作業実験をはじめとする実海域実験の洋
を主目的として開発を進めて来た海中作業実験船
上基地として開発建造を進めていた半没水双胴
を完成するなど,研究開発を進める一方,研修事
船「かいよう Jを完成させ,
業,情報業務,施設設備の整備を行ってきた。
5月に引き渡しを
受けた。
⑤
また,組織の一部を改正し,本年度末の定員は
海洋エネルギ一利用技術の研究開発
最も経済的な海明型波力発電装置の設計手法
151人(役員 10人,職員 141人入収入支出予
の確立のために, これまでの研究成果に基づき,
算額は 7,681百万円で事業を実施した。
山形県鶴岡市由良沖で海上実験を実施した。ま
研究開発
(
1
)
た,同実験では,
プロジェクト研究
IE A(国際エネルギー機関)
の波力発電共同研究の一事業として』米国製無
当センターでは,経済社会の発展 l
と重要な役割
弁式タービン等について試験を行った。
@ 海域制御技術の研究開発
を果たす対象について,経常研究等の基礎的な研
究の成果に基づき,実用化を目途とする研究開発計
日本周辺海域の生物生産力の向上,海洋スペ
画の設定が可能な研究を,プロジェクト研究とし
ースの利用拡大,海洋環境の保全浄化等を目的
て推進する乙ととしている。
ζ
l,乙れまでの研究成果をもとに,海水流動制
lは,次の 9テーマをプロジェ
昭和 60事業年度ζ
御技術及び波浪制御技術に関する設計法の検討
’EA
l,具体的なケーススタディを行っ
を行うと共ζ
0事業年度には,
ために研修を行 っている。昭和6
。
こ
T
混合ガス潜水技術研修及び空気潜水技術研修等を
実施した。
新海洋観測システムの研究開発
⑦
2)情報業務
(
我が国の 200海里経済水域内における海洋現
象を,迅速かつ高精度に計測する技術を確立す
当センターは,海洋科学技術情報の専門センタ
るために,乙れまでに開発を進めてきた投下式
l関する
ーの役割を果たすため K,海洋科学技術ζ
センサファミリ及び高速曳航体を使い,実海域
文献情報の収集,加工,提供等を行っている。昭
における実証試験を行い,機器の性能確認をす
0事業年度 には,昨年に引き続き海洋科学技術
和6
ると共 K,黒潮フロント位置の把握に必要なデ
に関する文献情報等の収集を行うと共 K,海外の
ータを収集できた。
5等へ調査
8
, O TC’
e
海洋開発の動向調査のため l
@ 海洋遠隔探査技術の研究開発
団を派遣した。
3)船舶運用業務
(
マイクロ波を媒体とした海表面祖度の遠隔探
当センターは, 2000m潜水調査船及び支援母
査技術の確立の ため,乙れまでの研究成果に基
1年度に航空機レベルで・の実海域実験
づき昭和 6
船並びに海中作業実験船を運航している。
①
を行うために,マイクロ波放射計を航空機搭載
l改良すると共に.飛行試験を行った。
型ζ
潜航を,駿河湾,相模湾,四国沖,日向灘及び
潜水作業伎術の研究開発
⑪
2000m潜水調査船及び支援母船の運航
2000m潜水調査船による試験潜航及び調査
大陸棚の開発に必要な 300m で人 聞 が 直 接
大和堆で行うと共K,支援母船単独での曳航調
潜水し作業を行うための潜水作業システムの確
査等を八丈島周辺,隠岐堆及びインドネシア周
辺海域で−行った。また, 2000m 潜水調査船及
立のために, SDC ・DDCを搭載した海中作
。
た
, 60m実海域実験等を実施 し
業実験船を使 い
び支援母船は, 4年目の定期検査工事を行った。
海中作業実験船の運航
②
また,潜水シミュレータを使い, 31ATA潜水
l完成 ・引き渡し 後,直ちに就航訓
本年 5月ζ
,
L
シミュレ ーション実験を日米共同で行う と共I
,
練を実施した。その後,潜水関連実験を計 4回
jシステム関連実験を計 4回,シービ
l
l
新海洋観/J
動物シミュレ ータによる動物実験を行った。
2)特別研究
(
当センターでは,経常研究を基盤 とした応用段
ーム関連実験を計 3回それぞれ行 ったほか, 日
階あるいはプロジェクト研究への中間段階として
i関連し,落下物の捜索に協力
航機の墜落事故ζ
位置付けられる研究を特別研究と して推進する乙
した。
l基づき,暇庇担
また, 6ヶ月間の運航経験ζ
ととしている。
とは,次の 2テーマを特別研究
0事業年度 l
昭和6
保工事を行った。
4)施設設備の整備供用等
(
として実施した。
① 大深度海中ケーブル用光ファイパーの研究
φ
当センターは,上記研究開発及び研修事業等の
遂行のため K各種大型実験研究施設等の整備充実
陸上生産型深層水利用技術に関する研究
0事業年度には,既存施設の
を図っている。昭和6
3) 経常研究,受託研究及び共同研究
(
I応えて,
整備拡充を行う と共 K,外部からの要望ζ
プロジェク ト研究及び特別研究の基盤的あるい
と供した。
共用施設を外部使用 l
は補充的役割を果たす乙とを目的として経常研究
2テーマ
6テーマ,受託研究 9テーマ,共同研究 1
1
をそれぞれ行った。
その他の事業
1)研修事業
(
当センターは,研究開発成果を普及し,我が固
における海洋開発の推進
κ必要な人材を養成する
ヲ
,
a
わせる乙ととした。
3
, 組織と定員
(
5)海洋利用技術部と海洋保全技術部を合併し,
本年度の組織及び定員は,表− 11乙示すとおり
と
海洋開発研究部とするとともに,潜水技術部 i
であり,海中作業実験船の就航,潜水技術の実験,
研修部を併合し,潜水技術部に研修室として置
深海調査の本格化等センターの業務の進展i
乙対応
、
しf
こ
。
(6)企業等からの技術相談に応じるため,相談推
し,主 i
乙次のような点について組織の改正を行っ
進役を置いた。
T
こ
。
(
1
) 企画部を総務部とし,同部 l
乙企画室を新設し
定員については,運航部ζ
l技術課が新設された
乙とに伴い,同課長 1人,同課係長 1人,また潜
た
。
水技術部の充実強化のためオベレーター 2人,潜
(
2
) 深海研究運航室のうち研究部門(第 1.第 2
水衛生員 1人の増員を行った。
研究グループ)を独立させ,深海研究部とした。
本年度末の定員は,役員 10人(内非常勤 5人入
(
3)深海開発技術部及び海洋利用技術部第 1研究
グループ(主に無人探査機に関する試験研究を
職員 1
4
1人の合計 1
5
1人(前年度末 147人
, 5人
増員. 1人減)となった。
行う)を合併し,深海開発技術部とした。
(
4
)
ζ 昭和 5
5年度以降の組織の新設・
なお,表一 21
深海研究運航室(運航課及び司令,運航要員)
改廃の推移を示す。
を改組して運航部を新設し,「なつしま」,「し
んかい 2000」
,
「かいよう」の運航管理を行
93
(昭和 60事業年度)
表一 1
課課課課役課
部
務
務理約務査函
引︵
員員
役職
総・経契工調企
員
定
﹁止
組織及び定員
人事.給与,厚生,文書,庶務
広報,初島資料館
予算,決算,用度
契約
施設設備の保守,供用,安全管理
乙関する調査
業務運営 l
業務の基本的運営方針研究開発の企画立案,調
乙関する業務
査,事業計画作成,国保交流等 l
研究開発計画の管理,受託,共同研究,特許等の
業務
「一第 l研究グループ
←ー深海研究部一一一寸
」ー第 2研究グループ
「一第 l研究グツレープ
ト深海開発
一一→
卜 第 2研究クルーフ。
技術部
」ー第 3研究グループ
「一一一一「 l
会長
還準の物理・化学的及び生物・水産に関する調査
旬f
;
f
t
,
6000m級潜水調査船システムの開発
2000m潜水調査船システム及び、海中作業実験船の
評価改良
6000m級潜水調査船システムの開発 水中音響技
術及び音響調査観測機器に閲すと試験研究
無人探査機,海中作業機器,海中通信海洋調査
等海洋工学技術の研究
「一運
航
課
潜水調査船及び支援母船並びに海中作業実験船の
運航ζ
l関する業務
部一一一十一技
術
課
潜水調査船及び支援母船並びに海中作業実験船の
整備等 l
乙関する業務
巨三
ム
」)運航
チ
理事長ト
ト運航
理事
深海の微細地形,微細地質構造ζ
l関する調査研究
潜水調査船の操縦・整備に閲する業務
,
l研究グループ
波力エネルギ一等の総合利用技術 c
.関する研究
2研究グループ
海中構造物,海域制御技術並びに海中構造物に係
る係留技術 l
乙関する研究
海洋環境の物理的化学的な観測・保全技術ζ
i閲す
る研究
研究グループ
4研究グループ
l関す
海洋環境の生物的生態学の観測・保全技術ζ
る研究
5研究グループ
海洋環境の電子工学的な観測・保全技術.海洋観
測センサーに関する研究
’
海中における作業等海中技術ζ
l関する試験研究
第 2研究グループ
潜水機器に関する試験研究
第 3研究グループ
海中における人体生理・心理等海中医学ζ
l関する
試験研究
第 4研究グループ
実験動物による高圧生理学の研究とその応用分野
に関する試験研究
研 修 室
海洋工学,潜水技術,海洋計損I)技術等海洋科学技
術ζ
l 閲する研修
ト潜水技術部「→
L協力団体
民間協力団体との連絡,寄付金及び出資の募集並
びに賛助会の事業
連絡室
情 報 室
-4
海洋科学技術情報の収集・分類・整理・加工・提
供・保管
口調
Fhd
部
企
役課室課課課課課
調企総経契業工
hu
円
役課室課課課課課
司
、
u
部
企
円
調企総経契業工
役課室課課課課課
h
u
qJ
部
部
企
役課室課課課課課
調企総経契業工
r
E
門
つd
企
調企総経契業工
ププププ
部ルル航ルル
3
03
1A
inL
唱
ププププププププププ
一一一一一一一一一一
部ルルル部ルルル部ルルルル
術 グ グ グ 術 グ グ グ 5ググググ
技究究究技究究究相究究究究
用研研研全研研研技研研研研
利123 保1 2 3 t 1 2 3 4
7.第第第第
洋第第第洋第第第
海海潜
句
i14
qδnuqu
一一一一一一一一一一
つ
プ プ プ プ プ プ プ プ プ臼
プ
14n
nHU44A
/臼
部
汗りレレレ
πυ
レレレ骨やレレレレ
部
立ロ J J J
虫ロ J J J
立ロ J J J J
術 グ グ グ 術 グ グ グ 5 ググググ
技究究究技究究究制究究究究
用研研研全研研研技研研研研
利123 保1 2 3 t 1 2 3 4
洋第第第洋第第第マノ第第第第
海海潜
丹、
u
i
唱
ププププププププププ
一一一一一一一一一一
部ルルル部ルルル部ルルルル
唱EA
Ua
円/“
生
術グググ術グググ守ググググ
技究究究技究究究制究究究究
用研研研全研研研技研研研研
利 123 保1 2 3 K 1 2 3 4
7第 第 第 第
洋第第第洋第第第
海海潜
唱EA
A性 ハ
ププププププププププ
hu
ププ
一一一一一一一一一一
BA
円ノ臼
斗A
部ルルル部ルルル部ルルルル
nUA
’
ププププププププププ
術 グ グ グ 術 グ グ グ 5 クグググ
技究究究技究究究制究究究究
用研研研全研研研技研研研研
利123 保1 2 3 t 1 2 3 4
7第 第 第 第
洋第第第洋第第第
海海潜
部ルルル部ルルル部ルルルル
ププ
宮木
部レル
一一一一一一一一一↑
Aせ
術 グ グ グ 術 グ グ グ 5ググググ
技究究究技究究究引い究究究究
用研研研全研研研技研研研研
利1 2 3 保1 2 3 K 1 2 3 4
7
洋第第第洋第第第
ノ
第第第第
海海潜
一
一 室
部レル
円
海洋開発研究部
1
6
第 1研究グループ
第 2研究グループ
第 3研究グループ
第 4研究グループ
第 5研究グループ
一一︷至
匁木
術ググ
技究究航
発研研
開1 2
海第第運
つム
甥木
術ググ運ググ
技究究究究究航
発研研研研研
開 1 2海 1 2
海第第深第第運
一一室一二課
A斗ゐ
術ググ運ググ
技究究究究究航
発研研研研研
開 1 2海 1 2
海第第深第第運
深
部ルル航ルル
一一室一一課
ププププ
dせ
n
u
企 画 室
企 画 課
術ググ
技究究航
発研研
開1 2
海第第運
部
部
・
部
室
室
室
室
室
室
報
情
2
8
運 航 部
運 航 課
技 術 課
運航チーム
1
3
事
3I
参
14 1
137
133
128
12 1
113
修
務
1
1I
参 事
3I 情 報 管理室
1I
参 事
3I 情 報 管 理 室
1I
参 事
3I 情 報 管 理 室
情報管理室
1I
参 事
3I 情 報 管 理 室
参 事
約
7I
研
画
画
教
務
教
修
7I
研
修
務
教
査 役
理
7 I研
調
務
務
務
業
工
約
務
務
務 課
務 課
修
7I
研
修
務 課
理
約
務
理
理
約
総
経
契
約 課
務
教
務
教
約 課
経
契
広報
務
広報
務
広報
務
広報
務
潜水技術部
3
2
第 1研究グループ
7
第 2研究グループ
第 3研究グループ
第 4研究グループ
研 修
室
研
画
画
45
深海開発技術部
計画 管 理課
第 1研究グループ
第 2研究クツレープ
深海研究部
1
2
深海研究運航室
第 1研究グループ
第 1研究グループ
第 2研究グループ
第 2研究クツレープ
第 3研究ク’ループ
深海開発技術部
1
4
運 航 課
第 1研究グループ
第 2研究グループ
第 3研究クリレープ
VI
査
画 課
務
査
〈
J
.
t
:
.
画
査
画
調
務
工
3
5
3
5I
総
務 部
務 課
広報室
理 課
広報室
務 課
理 課
ワI
5
57
.1改正 15
6
.
3i~ i
3
6i
企
画
査
画
画 部
査 役
I6
1
.詰
詰 I?O.4.1改正
16
0
.
I
5
8
.詰
5
7
.6
.2改正
表− 2
(昭和 54年度以降の組織の新設・改廃の推移)
組織及び定員
表− 3 予 算 の 推 移
4
. 予算と決算
昭和 60事業年度は,海洋の開発に係る科学技術
億円
7
7
l
乙関する研究開発等総合的試験研究並びに研修及
7
4
び情報等の事業を本格的に推進するため,表− 1
,
2のとおり予算を執行した。
6
0
なお,昭和57事業年度以降の予算の推移を表一
5
8
5
8
3'
乙
示
す
。
(
1) 資 本 金
4
0
昭和 60事業年度においては,昭和59事業年度よ
り 5,461,000千円を増資し, 35,756,192 千円と
なった。乙の増資は,政府出資金によるものであ
I4
3I
2
0
4
0I
3
9I
J
J
5
1
5
5I I
J
る
。
なお,出資金の増加状況を表− 4P
:
:示す。
(
2)資本剰余金
5
7
5
8
5
9
仁 コ 政 府 出 資金
昭和 60事業年度末における資本剰余金の総額は
2,956,047千円であり,前事業年度に比して
匝 皿 国 庫繍助金
192,973千円増加した。
匡言その他
表− 4 出資金の増加状況
区
分
5
9事業年度
構
成
(
%
比
)率
60事業年度
構
成
(
%
比
)率
政府出資金
28,920,000
9
5
.
5
34,381,000
9
6
.
1
政府現物出資
1
,
3
4
5
,
1
9
2
4
.
4
1
,
3
4
5
,
1
9
2
3
.
8
民間出資金
30000
0
.
1
30000
0
.
1
言
十
30,295,192
100
6-
35,756,192
100
6
0
6
1 年度
表− 1 昭 和 60事 業 年 度 収 入 決 算 額
(単位:円)
区
分
資
入
収
決定済額
差
額
6,394,442,000
〔出資金部門〕
(款)出
収入予算額
金
6,021,433,000
5,653,973,000
5,461,000,000
5,461,000,000
ム 367,460,000
(項)政府出資金
(目)政府出資金
。
(項)民間出資金及び寄付金
560,433,000
192.973.ooo Iム 367460,000
342,424,000
282,882,305
50,000,000
29,364,100
入
31,520,000
23,918,648
(目)情報業務収入
500000
1,035,503
(目)受託業務収入
259,047,000
223,598,976
入
1,357,000
4,965,078
3,608,078
30,469,000
75,843,497
45,374,497
25,000,000
35,340,170
10,340,170
入
5,469,000
40,503,327
35,034,327
金
116,000
281,889,028
281,773,028
(目)民間出資金及び寄付金
(款)事
業
(項)事
収
業
入
収
入
(目)共用施設収入
f
彦
(目)研
(目)雑
収
収
(款)事業外収入
(項)預
(項)雑
金
手
j
J 子
収
入
収
(目)雑
越
(目)繰
〔補助金部門〕
助
(款)補
7,601,352
535503
ム
35,448,024
金
越
(項)繰
20,635,900
金
越
(款)繰
59,541,695
手
j
l 子
金
(目)預
ム
ム
ム
1,219,020,000
1,218,119,789
1,210,974
1,207,207,000
ム
ム
3,767000
1
,170,974,000
1,167,207,000
lム
3,767,000
40,000,000
40,000,000
,
。
金
900211
(項)国庫補助金
(目)国庫補助金
(項)民間寄付金
(目)民間寄付金
。
(款)事業外収入
入
8,046,000
10,912,789
2,866,789
(目)住宅貸付料
1,672,000
2,234,250
562,250
(目)保険料収入
4,053,000
3,350,854
(自)雑
2,321,000
5,327,685
(項)雑
i
仁k
コ
収
入
言
十
7,613,462,000
- 7
ム
702,146
3,006,685
7,512.707,619 Iム 100,754,381
表 − 2 昭 和 60 事 業
分
区
支出予算額
前年度より
弾力条項に
の繰越額
よる増額
0
0
0
,
2
4
4
.
4
9
3
,
6
5
3
7
8,
5
3
,
1
8
2
0
0
0
,
4
7
3
,
7
8
3
,
6
5
3
7
.
58
,3
81
2
O
C
0
.
印5
3,
9
4
.
3
0
0
0
,
00
8
6,
2
2
〔自)深海潜水調査船開発費
0
0
0
4,
3
8
,
7
45
0
0
0
,
0
0
0
,
5
9
1
i
'
l
(目)潜水作業技術開発'
0
0
,0
6
9
,1
9
8
2
〕〔
0
0
,
0
0
8
,
6
2
出資金部門]
[
(款)開発研究事業費
(項)研究開発費
(目〕海域制御技術開発費
0
0
0
2,
95
,
2
1
(目)新海洋観測 νステム開発費
0
0
0
,
5
7
8
,
4
2
(目〕海洋エネルギー開発費
00
0
,
9
4
0
,
1
5
1
(目〉海中作 業実験船閥発費
0
0
0
,
6
4
0
4,
4
5
,
2
(目〕海洋遠隔探査技術開発費
(項)共通研究費
(目)一般研究費
。
。
。
。
0
0
0
.
口0
0
5,
0日
0
.
3
5
6
.
3
1
0
0
0
.
7
2
3
8,
4
4
0
0
0
4,
3
16
3
00
0
.
7
16
.
15
1
00
,0
34
6
,
1
3
(目)調査研究費
0
0
0
,
0
6
1
.
6
1
(目 ) 共 同 研 究 費
0
0
0
0,
0
0
,
7
31
(項)業務運営費
。
。
5
73
,
54
7
,
7
1
O
C
0
,
3
51
,
9
8
3
,
2
〔目 ) 研 修 事 業 主
口D
0
.
0
1
9
,
6
2
(目)情 報 業 務 費
2∞
初
0
鈎99
2
(目)特定装置運営費
0
0
0
,
2
9
2
,
7
7
1
(目)工業所有権官理費
0
0
0
8,
口
2
.
I
(目)成果普及費
0
0
0
,
0
1
7
2,
(自)受託業務費
0
0
0
,
91
5
3,
4
2
(目)技術指導鐙
0
0
0
,
4
4
9
(目) 船 舶 運 用 業 務質
O
C
0
6.
95
,
6
1
9
,
I
) 共通施設等建設費
項
(
〈目)施設等建設費
00
0
,
2
6
6
,
5
2
。
。
。
。
。
。
。
5
3
7
4.
5
7
7,
1
。
項)用地整備費
(
(目)用地盤備費
款)胞
(
(項)施
設
設
0
0
0
7.
6
2
0,
3
O
C
0
.
70
1
5,
予備費使用額 流用増β 減額
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
0
0
0
,
3
8
4
,
ム2
。
。
年度支出決算額
予算現額
(単 位 円 )
出
翌年度へ
決定済額
の繰越 額
出 支
支
不用額
5
3
7
,
0
0
8
,
5
7
6
,
6
9
6
0
,
4
4
8
,
5
92
5,
O
C
0
,
0
5
2
,
0
3
3
6
6
6
,
06
7
,
9
41
5
3
7
,
2
73
8,
6
6
,
6
9
6
7
,
8
2
0
2,
2
9
,
5
0
口
0
,
0
5
2
0,
3
3
6
6
9
,
3
5
4
,
6
41
00
0
5,
0
4
,
0
2
7
,
3
9
5
8
,
沼2
,
5
9
3
3,
0
0
0
0,
0
9
4,
7
2
1
14
.
2
12
.
0
5
0
0
0
,
4
3
8
2,
5
6
2
21
7.
0
6
,
7
5
4
0
0
0
,
0
20
,
8
8
1
8
8
7
,
6
2
0
7,
0
0
0
,
6
9
9
.
5
31
7
7
4
.
8
3
3
2,
0
2
0
0
0
0,
70
,
86
3
2
5
.
7
5
9
,
6
2
0
0
,0
2
5
9
,
2
1
0
8
8
9,
9
5
.
I
I
00
0
,
5
7
8
.
4
2
8
8
0
,
5
3
3
2,
2
0
0
90
4
0
,
6
5
1
3
7
2
,
7
6
9
,
3
4
1
0
0
0
,
6
4
0
,
4
4
5
,
2
3
6
4
,
0
9
8
,
3
4
5
2,
0
0
0
,
3
5
β
3
1
6
6
4
.
4
4
6
,
3
1
0
0
0
,
8
7
4
,
7
7
4
71
1
,
3
2
,2
11
2
0
0
0
1,
0
8
6,
4
1
0
8
7
,
3
1
8
,
5
4
1
白
。
。
。
。
。
0
0
0
,
0
0
4
,
1
0
2
1
,
2
5
3
.
I
7
2
7
1,
8
0
2,
1
7
3
5
,
5
5
1
4
3
5
8,
4
8
,6
1
2
,1
6
1
7
0
7
,
7
8
2
,
9
4
0
0
0
0,
0
4
,
1
3
9
2
.
9
2
8
,
3
6
2
0
0
0
3.
8
4
.
2
35
7
,
0
5
7
,
409
2.
0
4
7
,
08
4
7,
5
2
,
2
0
0
0
,
0
5
9
3,
5
5
9
9
,
91
3
,
8
9
0
0
0
0,
91
6,
2
0
9
4
9,
0
9
.
工3
0
0
0
5.
8
3
2,
3
7
4
9
4,
8
3
,
2
3
00
0
,
92
2
7,
7
1
6
4
9
7,
2
0
5,
8
0
0
3,
48
2,
0
0
0
,
1
1
0
0
0
,
00
3
9,
2
0
1
5
,
0
0
0
3,
3
5
6
7
5
O
C
0
9,
21
,
1
4
2
4
.
8
,21
1
8
1
2
.
9
0
7
2.
O
C
0
.
91
5
3.
4
2
51
7
.
0
3
,0
2
21
O
C
0
4,
4
9
0
02
,
9
8
35
7
9,
9
6
4,
2
9
,
1
4
4
9
8,
3
0
,
C0
9
,
I
。
O
C
0
.
2
6
6
5.
2
4
2
0
,
7
7
5
,
2
2
。
6
7
9
4,
8
0
,
3
。
。
O
C
0
.
7
3
4
.
5
3
5
7
9
,
6
43
5,
3
。
5
2
。
。
0
0
0
,
8
6
0
7,
0
0
3
.
5
1
β
3
。
0
0
7
,
52
2
.
3
0
0
,0
11
0
0
0
,
0
5
6
4,
2
1
'
l
'
0
0
0
,
8
06
,
7
-8
。
0円
0
0
3,
8
4
2,
目)船舶運用業務質より流用
(
0円
0
0
1,
1
目)工業所有権管理質へ流用
(
0円
0
,0
ム 11
2
8
7
9
4
2
,
0
6
,5
31
80
9
,
4
5
8
91
7
,
0
1
主
) 管理施設 費
目
(
(自)共同研究費より流用
4
5
0
4.
6
9
2,
6
00
0
,
0
71
2,
ム
0円
0
0
3,
8
4
,
ム2
6
31
,
8
3
0
0
I印 0
.
6
1
0
0
0
,
17
5
,
4
1
3
。
。
。
。
。
。
目)情報業務質へ流用
(
初
2
,
7
8
9
0
0
0
,
3
8
4
,
ム2
。
。
。
。
。
。
考
2
1
9
,
9
3
5
2,
9
2
8
,
4
5
8
,
4
6
2
。
。
備
9
単 位:円)
(
分
区
支出予算額
(目)役員給与
0
0
0
,
5
6
7
76,
(自〉職員給与
0
0
0
,
6
7
5
,
9
4
8
0
0
0
,
9
4
5
,
6
3
1
(項)共通経費
(自〉退
職
金
0
0
0
,
6
4
8
,
6
5
(目〕福
]
手I
費
0
,0
口
3
0
7
,
9
7
(目)厚
生
費
(O
〕
0
0,
1
,2
1
) 管
自
(
理
費
0
0
0
,
8
8
3
4,
5
1
費
0
0
0
,
2
3
5
費
際
〈目)交
際
流用 地A減額
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
0
。
。
。
。
支 出
支 出
翌年度へ
予算現額
決定 済額
) 繰 越 額
0
000
,
0
2
0
,
9
1
2
,
1
5
5
6
,
1
3
4
,
15
2
,
1
0
0
0
加。
:
0
,
9
.21
1
5
5
6
,
1
3
4
,
5
1
2
,
1
0
0
0
,
41
3
.
6
92
0
8
6
,
0
1
3
.
5
2
9
0
0
0
,
65
7
6,
7
9
9
4
,
6
7
6
,
6
7
0
0
0
,
6
7
5
9,
4
8
181
4.
3
6
,
848
0
0
0
,
9
4
5
6,
3
1
1お
,
1
9
9
3,
3
1
0
0
0
6.
84
,
6
5
初日
.
2
09
.
5
5
0
0
0
3,
0
7
,
9
7
3
3
8
,
898
,
8
7
0
0
0
,
8
9
5
,
5
5
1
2
4
8
,
7
9
5
5,
5
1
即日
0
.21
1
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
0
0
0
,
0
1
2
.
1
0
0
0
,
8
8
,3
4
5
1
2
4
8
,
7
8
3
,
4
5
1
0
0
0
2,
3
5
0
0
0
,
2
3
5
不 用額
5
4
3
,
8
8
5
,
3
5
4
3
,
8
8
5
,
3
0
2
3
,
30
0
,
1
1
0
5
,
8
8
1日
8
,
41
9
7
6
8
,
7
5
5
,
2
0
0
7
,
3
5
7
.
1
7
6
,1
4
0
8
8
5
1
。
8
5
1
。
費
備
λ
口
i
予備費使用額
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
日
000
.
8
9
.5
5
5
1
(項)一般管理費
(目)予
よる 増 額
0
0
0
.
1
4
3
,
6
2
9
(項)役 職 員 給 与
(項)予
の繰越額
0
0
0
,
0
2
0
.
9
1
2
.
1
(款)一般管理運営費
) 予
款
(
弾 力 条項 に
0
0
0
,
0
2
0
9,
1
2
.
1
補 助金部門]
[
(項)交
前年度より
備
備
費
。
賀
十
3
CO
0
62,
4
,
3
1
6
7,
5
3
7
,
8
5
3
,
1
8
2
- 10-
。
5
3
.7
0
2
8
,
4
9
8
7,
。
4
2
7
,
75
2
,
41
1
7,
。
O
,J
町
0
5
2
0,
3
3
。
1
01
,
5
9
2
,
3
2
4
II
備
考
「6000m 級潜水調査船システムの設計研究」の
5
. 契 約
契約を締結した。
業務運営費関係では,本年度は,
昭和 6
0事業年度における契約実績のうち主なも
「しんかい
2000」の定期検査の時期となっていて,その検
のは次のとおりである。
研究開発費関係では,海底調査等のため昭和 5
6
査工事の契約を締結した。
事業年度に 2000m 級深海潜水調査船「しんかい
用地整備費関係では,構内整備工事の一環とし
2000」を完成したが, 2
,
0
0
0mの深度で・は,わ
て,機材置場の新設,舗装復旧工事,花壇の新設
が国の 200海里海域の約 3
0%しか調査できないた
等の契約を締結した。
なお, 5
6事業年度から 6
0事業年度までの契約実
め,約 96%の海域を調査できる 6000m 級潜水調
査船の建造が要望され, 6
1事業年度を初年度とし
績(支出原因)は表のとおりである。
4年間で建造する計画となっている。本年度は,
契約(支出原因)状況年度別推移
(単位:千円)
i
コ
計
』
設計・監理及び工事契約
物件その他の契約
年度
備
契約金額
件
数
契約金額
{
牛
数
契約金額
件
(4
,
1
1
1)
78
1件 200万円以上
の契約金額および契
約件数
94
2 ()内は,全契約件
数
5
6
1
,
8
7
3
,
3
5
5
⑮
5
7
72
2
1410
2
,
2
0
0
,
8
9
7
96
C4
,
4
0
6)
1
113
6
9
1
,
6
0
7
1
8
1
,
1
8
1
,
7
4
8
⑮
8
2
5
,
0
8
0
1
9
7
,
2
2
1
,
4
1
0
1
,
3
7
5
,
8
1
7
3
. 変更契約件数は除
C4
,
7
7
0
)
5
8
考
数
く
2
,
5
2
6
,
7
1
6
127
7
4
6
,
1
9
6
1
9
1780520
108
4 骨 は債務負担行為
(4
,
5
5
5)
5
9
2
,
0
0
2
,
4
0
1
1
3
1
2
9
6
,
9
5
5
1
5
1
,
7
0
5
,
4
4
6
116
2
8
6
,
2
2
0
8
2
,
3
5
1
,
9
4
8
106
(4
,
4
8
2
)
6
0
2
,
6
3
8
,
1
6
8
1
1
4
- 12-
先の埋立工事は,第 1期埋立工事分として昭和 57
6
. 土地と建物
(
1
)
事業年度に 18,391.84n
fを竣工させ,昭和田事業
本部
年度には国から 855.99n
fを購入,更に昭和 60年 5
昭和47年 4月に神奈川県横須賀市の固有地
月比は第 2期埋立工事分として 4.518.93nfを竣工
40,169.57n
fを国から現物出資を受け,下記のと
させ土地の合計面積は, 63,926n
fとなったが,一
おり昭和 60事業年度までに各種研究施設等 18棟の
部土地を有効利用するため住友重機械工業株式会
建物を建設整備してきた。
社の所有地 281.84n
fを等価等積により交換した。
また昭和 55年以来工事を進めていたセンタ一地
f
)
(単位: n
建物区分
海中環境訓練実験棟
海洋工学棟
建物延面積
整備年度
建物区分
47年度度および
1,586.64n
f 50年
47年度度および
1,535.54
52年
建物延面積
共同研究・研修棟
整備年度
2,249.93n
f 49年度
高圧実験水槽棟
622.33
50年度
報
796.50
51年度
198.69
,
,
潜水技術棟
430.29
47年度
情
受電所・ユーティリ
ティフ。ラント
330.
00
,
,
特
海洋工学実習棟
584.88
,
,
動物シミュレータ棟
202.05
52年度
海洋工学実験場
3,000.
00
47∼48年度
動物実験棟
754.84
54年度
潜水訓練プール棟
1,569.57
48年度
潜水呼吸器試験室
54.08
55年度
ガスパンク棟
309.33
48年度度および
53年
潜水調査船整備場
1,254.72
58年度
廃棄物処理棟
153.90
48年度
海洋実験機材保管庫
112.18
59年度
f
コ
』
計
- 13一
I
日J
棟
食
主
AU
邑,
15,691.39
.交
地
換
- 14-
<
2
8
1
.
8
4r
r
il
第 2章 研 究 開 発
海洋開発の範囲は極めて広く,多くの分野を含
んでおり,それに関連する研究開発は広範多岐に
わたっている。
そ乙で当センターでは,前年度に引き続き,民
間企業にあまり期待できないもの,国家的見地か
ら早急ζ
i開発を要請されている先行的な技術につ
いて研究開発を実施した。
1
. プロジェクト研究
(
1
)
深海調査研究
期 間 : 昭和 5
7∼年度
曳航調査におけるカメラシステムの吊降し作業
担当部:深海研究部
乙の研究は 2000m 潜水調査船シス テムを使用
(
2
)
深海潜水調査船システムの研究開発
して深海域の海洋環境に関する調査と,それに先
だって曳航体による予備調査を行うことを中心ζ
l
期 間 : 昭 和52∼65年度
実施するものである。
担当部:深海開発技術部
潜航調査は 4月の駿河湾
, 5月∼ 6月の相模湾,
6月∼ 7月の日 向灘,四国沖並びに大和堆そし て
9月∼ 1
0月の駿河湾等で実施した。
曳航調査は 5月の相模湾, 6月末∼ 7月の小笠
この研究は,現在稼動中の「しんかい 2000」
及び「なつしま Jの機能向上等を図ると共R
.
, 6000
m級潜水調査船の設計研究,深海潜水調査船シス
原諸島海域そして 8月∼ 9月の日本海南部海域(隠
テムの運用・安全等を目的として実施するもので
岐諸島周辺)等を実施した。
ある。本年度は次の事項について実施した。
潜航調査で は他の方法では得難い海中や海底の
1)有人潜水調査船システムの研究開発
直接の観察を行う事が出来る。しかし潜水調査船
2000m 潜水調査船システムの機能向上及
①
による調査は ,曳航体によるソーナ ーやカメラで
び安全に関する研究
は得られない微細な地形や生物の観察が可能であ
生命維持時間延長のため K02を用いた生命維
るが,行動範囲が制限されるため, 事前調査が必
持装置の研究を昭和 5
7年度から 5ヶ年計−
画で実
要である。
施中である。本年度は前年度までの成果を踏ま
相模湾西岸海域ζ
lおける曳航調査では枕状溶岩
えて昭和6
1年度 K行う
ζ
ととしている総合性能
と思われる岩石の露頭が発見され,潜航調査によ
試験を実施するための装置を製作した。
って確認 されている。また,海底地殻変動と関係
②
があるものと考えられている シロウリガイの群生
2000m 潜水調査船システムζ
l関する研究
管埋及び評価
学的現象や海洋学的現象においても,興味深い知
「しんかい 2000J
及び「なつしま」の運用状
態の工学的評価として, 2者聞の水中通話機の
見が得られつつあ る。
S/ Nと了解度ζ
l関する謝査及び 2者の建造後
も,同湾において発見された。その他にも ,生物
/飴航調査の結果については , 1
2月 l
とシンポジウ
の雑音増加に|掬する評価を実施し 有益な資料を
ムが俄され, .また前年度ζ
l続いて試験研究報告書
得た。
の特集号としてま とめるととを予定 している 。
③
6000m 級潜水調査船シ ステムの設計研究
回
、
ノ
且
・
・
装備する装置・機器も含めて実物大木型模型 l
と
て製作した。
本模型により配置上,操作上等の検討を行い,
全体にわたって装置・機器配置を決定した。
ハ
耐圧殻模型疲労圧壊試験
本試験についてもイの設計ー研究と並行して行
i-6AI-4V
った。模型としてチタン合金( T
E LI)の材質による内径 700凹(実寸法 2,000
凹,縮尺率 1/ 2.86)であり,同一縮尺のコニ
カノレシートハッチ及びメタクリル樹脂製のぞき
窓を共に l個設けたものを使用した。乙の試験
,500回の繰返し加圧により模型 l
乙何
の結果, 1
ら異常のない乙とを確認し,圧壊試験による圧
,397kgf/c
n
lであった。これにより設
壊圧力は 1
6000m級潜水調査船実物大模型
計ー等の妥当性を確認した。
2)深海潜水調査船システムの運用に関する調査
研究
①
潜水調査船操縦シミュレ
タの運転及び保
守整備
シミュレータの保守整備を行い,潜航訓練等
ζ
l対応した。
②
調査観測機器開発整備
イ 水中画像伝送システムの開発
乙の研究は潜水調査船の調査効率向上のため
とよ
に,潜水調査船で得た TV画像を音響信号 l
り母船上に伝送するシステムを開発する乙とを
耐圧殻模型疲労庄寝試験
目的としている。
本年度は,次の事項について実施した。
当センターでは 6000m 級潜水調査船を昭和
(
前
6
1∼ 64年度に基本設計・開発建造する乙ととし
乙次のよう
年度までの経常研究の成果を基に主 l
な研究を行し、結果を得た。)
ているが,乙の計画を進めるため以下の 3件に
(
a)岸壁における伝送試験
センターの岸壁ζ
lおいて伝送距離最大 100m
ついて試験研究を実施した。
イ 設計研究
までの伝送試験を行い,反射や残響などの影響
前年度までの成果(下降・上昇速度向上のた
を調査し知見を得た。
(
b)実海域における伝送試験
1年度
めの風洞試験等)を踏まえて,また昭和6
実海域において潜水調査船を使わないでも音
響信号の鉛直方向の伝搬試験を行えるように,
の基本設計の前段階として設計研究を実施した。
本研究においては,船体構造計画書,電源シス
システム計画書,復原性
テム計画書,調査観測l
二重鎧装ケーブルを使った伝送試験装置を製作
した。
能・トリム計算書等潜水調査船の全体像を把握
乙の装置を使って実海域(駿河湾口,
する等十分な資料を得た。
口
2,300
m)で最大 l
,800m までのパルス波による音響
実物大模型試験
信号の伝搬特性の計測を行いデ
イの設計研究と並行して,耐圧殻内部配置検
タを得た。ま
た,併せて画像信号の基礎的な伝送試験を行い,
l
討用模型及び全体配置検討用模型を,内外部ζ
16
写真のような画像を得た。
フレームに取り付けたマニピュレータ等の作動の確認
~
,
,
作業
,-~
.....,
_
,,品、c
i
t
.
.
:I$..
(イ)線画
究をより安全かっ効果的に実施するために,潜航
海域の事前調査等が可能な無人探査機を開発する
ことを目的として実施するものである。本年度は
次の事項について実施した c
l)無人探査機の設計
船上コントロール装置の建造設計を行ったが,
これに先立ち総合操作盤のパネル等の配置につい
てはモックアップにより検討を行い設計に反映さ
せた。
2)無人探査機の建造
総合操作盤,データ処理制御装置の建造を行っ
ている。納期は 6
1年 6月3
0日の予定である。
3)油圧パワ ーユニット遮音計 i
J
l
.
l
J試験
遮音材(ドルフィン− 3Kの浮力材と同等で,
(口)人物の顔
¢ 10cmのセラミックの球使用)による油圧パワー
実海域伝送試験により得られた画像の例
(伝送距離 1
,
8
0
0 m)
ユニットの遮音計測l
試験を行し、かなりの遮音効果
があるととを確認した。
4)その{也
3)安全に関する調査研究
6
1年度建造予定の耐圧容器試作品の圧壊試験を
行い設計の妥当性を確認したほか, 6
1年度建造品
潜水調査船の安全性をより向上させるために,
内外の文献を調査すると共に, OTC, OCEA
の図面の承認等を行った。
また前年度に製作したフレームζ
lマニピュレ ー
N S等を通じて諸外国との情報交換を実施した。
タ,グラノペノ fン&チノレト,ステレオ白黒テレヒ
カメラ,カラー TVカメラ 等を取付け,作動範囲
(
3
)
の確認,マニピュレータ,グラパの自動収納,引
無人探査機の研究開発
出機能等の確認を行った 。
期 間 : 昭 和5
7∼ 6
1年度
担当部:深海開発技術部
とよる調査研
乙の研究は . 2000m 潜水調査船 l
官且
同
/
(
4
)
海中作業実験船の建造
(
5
)
海洋エネルギ一利用技術の研究開発
期 間 : 昭 和 57∼60年度
期 間 : 昭 和5
1∼6
1年度
担当部:深海開発技術部
担当部海洋開発研究部
乙の研究は,潜水作業技術,深海探索システム,
乙の研究は,最も経済的な「海明」型波力発電
水中エ
海底精査技術等各種を行うため, SDC C
装置の設計手法を確立する乙とを目的として実施
レベータ)・ DDCC
船上減圧室)システムが使用
するものである。乙れまで,波力発電を大規模化
でき,洋上での実験基地として最適な半没水双胴
し,離島用電源等として利用し得る可能性を実証
船型の海中作業実験船を建造する乙とを目的とす
した。さらに効率及び.経済性向上の研究に凪姐み,
るものである。
本年度は本船建造の最終年度であり,次の事項
を実施した。
1)前年度 l
乙引き続いて,自動船位保持装置, S
DC揚降装置(水深 300m及び 500m)及び 4点
係留装置の海上試験を実施し,性能を確認した。
2)昭和 60年 1月 8 日∼ 5月27日にかけて完成検
1日に本船の引渡しを受け
査を実施し,同年 5月3
第二期「海明」の全景
7
こ
。
3)本船の今後の運用ζ
l備えて,建造図書及び完
成図書の整理を行った。
本年度はタンデム無弁式発電装置及び位相制御装
4)引渡し後,補償工事の発生 l
乙伴う調整・工事
置等,船上装置の完成を目的とし,波力発電装置
「海明」上に搭載し,山形県鶴岡市由良沖 3kmの
監督等を行った。
l先立ち全システム
海域で実験を実施した。実験ζ
の調整の後,昭和6
0年 9月より昭和6
1年 3月末ま
で発電実験を実施し,多くのデータを取得する乙
とができた。また本海域実験は IEA(国際エネノレ
ギ一機関)の波力共同研究の一事業であり,米国
製無弁式ターヒンについても試験した。
海中作業実験船「かいよう」
- 18
(
6
) 海域制御技術の研究開発
②
湧昇流制御構造物の設計法の研究
③
構造物による海浜流制御の設計法の研究
2)波浪制御技術の設計法の検討
期 間 : 昭 和5
2∼ 60年度
①
担当部 :海洋開発研究部
浮遊構造物による海域制御技術の設計法の
研究
乙の研究は,日本周辺海域の生物生産力の向上,
海洋スペースの利用の拡大,海洋環境の保全浄化
凸\ N
X/D
;
主
。\
N
設置しない場合
の舷散
士
一
一
一
宇
設置しない場合
の流況
帯主主~~言語詩書~-許
量
設置した場合
の流況
三三三三
司
間
一
ョ
30
設置した 場合
の拡散
ぞ
;
樫J埼
・
,
:
;
− ・「
0
一 「 60-........
1
q
x:水平方向の長さ
D :シー卜の高さ
シート型湧昇流構造物による効果予測の例
等を一層促進するため,海水流動制御技術,波浪
(
7
) 新海洋観測システムの研究開発
制御技術等海域制御技術の開発を行い,適切な海
l必要な資料を得る乙とを目的
域利用計画の作成ζ
期 間 : 昭 和 52∼60
年度
として実施するものである。本年度は第 I期計画
担当部:海洋開発研究部
の最終年度と して乙れまでの成果をとりまとめた。
また,海水流動制御技術及び波浪制御技術の王な
乙の研究は,わが国の専管海域内の各種資源、量
課題について, 今ま での研究成果をもとに想定さ
の把握,海洋空間利用,汚染防止等の観点、から,
れる制御構造物としての構造設計法の検討を行い,
多種類の項目にわたる調査観測が能率よく実施で
ζ れを設計指針としてとりまとめるとともに 具体
き,広域同時観測,高密度精査が可能になる新し
的なケーススタディを行った。
い海洋観測jシステムの開発を目的として実施する
ものである。
検討した課題はつぎのとおりである。
1)海水流動制御技術の設計法の検討
①
シ
1)投下式センサファミリの研究開発
卜型湧昇構造物の設計法の研究
乙の研究は,航空機を利用して,海面から,探
- 19
度2
.000mまでミの水温と電気伝導度の分布を,広
ータの蓄積と運用技術の開発が必要となることが
い海域にわたって迅速に知るための計測システム
こ
。
日月らかになっ f
の開発を目的として実施するものである。
・
本年度は,常磐∼三陸沖で 9月に総合海域実験
を行った。その結果,
12:45 1
3
:
0
0 1
3
:
1
5 1
3
:
3
0 1
3
:
4
5 1
4
:
0
0 1
41
5
2波の無線周波数を使用し
深さ
Om
投下間隔:約2
0回)の運用法を
た連続投下計測J C
確立するとともに,黒潮フロン卜の位置の把握等
50m
を航空機の利用のみで行うための基本データの収
集を行う乙とができた。
今後は,小型センサーの精度改善,装置の低価
格化を図る必要がある c
i
深さ
37・
150m
3
6・
z
o
o
m
3
5・
N
緯 度 ( N) 3
4’
52
. 0’
経 度 ( E) 1
39’1
8
.8
6
:
34’51
.7
0’
139’1
6
.42’
3
4’5
1
.30’
139’1
4
.6
1’
曳航体の軌跡の一例(高い水平方向の空間分解能が認
められる)
(
8
) 海洋遠隔探査技術の開発研究一第 3期一
500m
期 間 : 昭 和6
0∼6
2年度(第 3期
)
担当部.海洋開発研究部
乙の研究は,以下の 2つの目的のために実施し
ている。 lつは,海洋観測衛星一 l号( MOSI
.000m
1)に続く海洋観測衛星ζ
l搭載が検討されている
と対する
マイクロ波放射計ーの観測周波数,その他 l
助言を行う乙と,もう lつは, MO S- Iのセン
サーの検証,有効利用法およびデータ解析技術の
総合海域実験で投下式センサファミりにより
得られた 143°30'Eラインの鉛直水温断面
向上である。
本研究は,本年度から第 3期を迎えており,第
2)高速曳航体の研究開発
2期(昭和 5
7∼5
9年度)において実施した海面レ
2ノットで海洋観点j
l
船に曳航
乙の研究は,最大 1
ベルでの研究を航空機レベールで実施する。第
2期
され,深度 200mまでの多項目の海洋データ(電
と関する研究を
では,海面のマイクロ波放射特性 l
気伝導度,水温,深度,クロロフィル濃度,光散
中心ζ
l研究を進めてきた。将来,衛星により海洋
乱強度)を迅速に収集できる曳航体を開発する乙
l よる影
マイクロ波観測を行う場合,やはり大気ζ
響があり,また,高度の増大に伴うデータ解析,
とを目的として実施するものである。
「かいよう」を使用して三陸沖およ
処理上の問題等も発生するため,乙れらを総合的
とおいてそれぞれ 9月と 1
2月に総合海域
び相模湾 l
l
乙検討する乙とが第 3期研究における課題である。
本年度は,
l 開発し,海面レベルにおけ
本年度は,第 2期ζ
実験を行っ た
。
機器と比較して高い空間
乙の結果,従来の観測l
J
l
l
j/と使用してきた 6
.
7GHzと 1
8
.6GHzのマ
る観 /
分解能を示す乙とが認められた。今後の課題は本
イクロ波放射計を,航空機搭載型とするための改
ゾステムの有効性の評価であり,乙のためにはデ
良を施した。そして,航空機に搭載し,紀伊水道
-20-
上空において飛行試験を実施し,マイクロ波放射
1) 300m潜水作業システムの研究開発
計が正常に作動する乙とを確認した。現在,実験
潜水作業システムの安全性等に関する研究
①
潜水作業運用基準(案)の原案を作成した。
の実施計画策定中であり,併せて実験海域を選定
②
中である。
イ
MOS-1のセンサーの検証,他については,
SDC保守管理及び整備
「かいよう J搭載の SDC ・DDC システ
データ解析法などの検討を行った。将来,検証の
ム及び関連諸装置について,保守管理を実施す
ための海上照合実験を行う予定であり,そのため
るとともに装置の性能向上を目的とした環境ガ
の計画を立案中である。
ス分析装置の増設等の整備を実施した。
ロ 大循環式潜水呼吸装置の研究開発
SDC球型用 l式について最終仕様書を作成
q~J金?
等
、
不可
・
咽
明 高“
紀伊水道上空において航空機による海洋観測試験中の
マイクロ波放射計(前方は操縦士)
フル装備のダイパーと SD C
(
9
) 潜水作業技術の研究開発
期 間 : 昭 和5
1∼年度
担当部 :潜水技術部
乙の研究は大陸棚の開発 K必要な共通技術であ
る,人聞が潜水装置により潜水して海中作業を行
う潜水作業システムについて,シー卜ピア計画に
よる 100m迄の研究成果を踏まえ,水深 300m ま
で、の潜水作業システムの開発及び実用化を目的と
して実施する ものである。
60m実海主主実験(初島沖海底での作業風景)
本年度は次の事項について実施した。
21-
し7
こ
。
③
①
S DC ・DDC実海域実験,ダイパー要員
動物シミュレーション実験
高圧環境(最高圧 51ATA,He-N2-02,H巴
-02)下でネコ,サル,ラットによる動物実験
訓練
「かいよう j 就航後,搭載蟻装された SDC•
を実施し,睡眠,覚醒リズム,呼吸循環機能,
D DC システムの性能確認,及び実験参加者の
等について知見を得た。
練度向上を目的として,総合運用試験を実施,
②
有人潜水シミュレーション実験
実海域実験でダイパーとして参加する要員ζ
l
引続き 60m /100m 総合無人試験を実施し,
水深 100m迄の実験に必要な諸事項につき確認
対し 31ATA環境での体験,教育を実施するこ
した。実海域実験としては, 60m予備実海域実
とを主目的として,さらに高圧利尿,呼吸機能
験
, 60m実海域実験を実施し,水深60m迄の飽
等の生理的データ,及び水中作業能力 l
乙関する
和潜水技術についての資料収集,分析,評価を
実施した。
なお,予定していた 100m予備実海域実験は,
データの取得を目的として実施した。
3)研究開発用施設整備
l行う乙ととした。
翌年度ζ
①
潜水シミュレーター整備
医学,生理計測系統の改造の実施,内部循環式
2)高圧環境下における生理,心理に関する研究
-22-
環境コントロール装置の仕様検討を行った。
(
2
) 陸上生産型深層水利用技術に関する研究
2
. 特別研究
期 間 : 昭 和 59∼6
1年度
(
1
)
大深度海中ケーブル用光ファイパの研究
担当部:海洋開発研究部
期 間 : 昭 和5
7∼60年度
この研究は,人工湧昇深層水を陸上の水槽へ連
担当部:深海開発技術部
続流水し,その富栄養,清浄,低水温等の特性を
利用して植物プランクトンをはじめとした魚介類
乙の研究は,海中で使用する高強度の光・電気
複合ケ
の効率的生産を可能とする「陸上生産型深層水利
ブルや使い捨ての光ファイパを開発する
用技術」の開発を目的として実施するものである
ζ
l あたり,先ず必要な光ファイパ芯線,光コネク
0 -
本年度は前年度 l
と製作した屋内型深層水連続流
タ,ロー タ リコネクタ等の基礎的な研究を行い,
水シミュレーション・プラン卜(前年度年報参照
)
かっ 高圧下での伝送方式を確立する乙とを目的と
の一部を改良し,本プラントを用いて三宅島沖深
して実施するものである。
度 400mの深層水による珪藻植物プランクトン連
と
l
nまでの耐圧試験を
本年度は, 最大 1.500kgV
続生産技術の見通しを得るために深層水流水速度,
光フ ァイパ芯線およびコネクタについて行った。
処理深層水,培養環境条件等に対する各種連続生
光ファイバ芯線(コネクタ付長さ 3,000m)を 2
産試験を実施した。
組用 意 し.当センターの高圧実験水槽で, 1
,500
その結果,連続生産時の深層水流水速度は植物
k
g
ιと
/dまで 2回加圧し,光伝送損失を測定した。
プランクトン増殖速度以下に設定する必要があり
,500k
g
f
/
c
n
lにおいて ldB/kmであった。
光損失は 1
また,キレ ー ト剤及び微量金属類の両添加により
58∼GO年度の 3年間の研究の結果,光ロータリ
高効率の連続生産が可能となり,さらに , この様
コネク タの開発, 実用試験を行ったほか,市販の
な連続生産条件下において探層水中の栄養物は 100
,500kgf/
c
a
lまでτの耐圧特性を測定
光フ ァイパの 1
9
づ近く植物プランクトン体に転換される乙とが明
し
, 高水圧下での実用性を確認できた。
こ
。
らかになっ f
ミ
ョC
V
,
w
ぜ
106
キレーター・ 金属類添加i
深層水
.
−
,
・
ー
ー
ー
ー
・
ー
一
一
ー
・
・
μ
,= 1
.
1
2
1ノ
同
/ −−一一。∼一
/
〆
/
\\ロ\無 添加深層水
’
μ
,
:
.0802
E105
添
市叶
"=
Z
草
"−ロ\\
\
ジ ド 増殖速度
,
:
[
/
)
0
4
1
:
- ト 静置法主宰 →+←一一一一 連 続 地 養
光ファイパ芯線とコネクタ
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1
0
日 数
深層水利用による植物プランクトンの連続生産実験結
果(流水速度= 0
.5日
ーI )
守
’
釘
93
第 2回「しんかい 2000」研究シンポジウムで発
3
. 経常研究
表を行った。
(
1
)
深海生物とその棲息環境調査手法に関する研
.
,
.
,
.
:
n
,
(
2
)
海水と底質との相互作用の計測手法の研究
期 間 : 昭 和59∼ 6
1年 度
期 間 : 昭 和60∼ 62年 度
担当部:深海研究部
担当部:深海研究部
深海曳航調査及び「しんかい 2000Jの潜航調
査の結果得られる深海生物とその棲息環境 l
乙関す
る光学的映像デ
タを整理・解析するとともに,
l計測機器を設置して,流
乙の研究は,深海底ζ
れやその他の現象を計測し,海水と底質との相互
より効率的で精度の高い深海生物調査手法を確立
の働きの関係を調べる乙とを目的として実施する
することを目的として実施するものである。
ものである。
本年度は, TV画像やスチ ーノレ写真等光学的映
深海における海水は,表層水や大気との接触が
像データを基に,相模湾,日向灘における小型の
遮断されている。深海生物とも関係深い深海底の
深海エビ類や青森県八戸沖における深海魚類の定
水を調査する乙とは水産学的にも意義のある乙と
量化を試みた。
である。また,深海における水の流れを調べると
「しんかい 2000j のカラー T Vに
とは,底質の移動経路を知る手掛りともなり得る。
よる小型エビ類の定量は有効である乙とが確認さ
今年度は潜水船による底届流の測定や底質の砂
れた c また,青森県八戸沖調査結果から同海域で
J
I
I
J定
紋の調査,採泥等を実施した。また底層流の i
行われたオッタ
装置の製作を計画し,乙れらの実施を来年度に期
その結果,
トロール調査のサンプリング効
率を推定したと乙ろ,その値は魚種 l
とより異なる
待している。
が一般的に低く,ホラアナコ類の場合は約 0
.1%
と極めて低い値を示した。乙のように,光学的映
像テ
タを基とする深海生物調査により,他の調
査手法では得る ζ とのできない効果が上 っている 。
2月に
乙れらの成果の 1部については,昭和60年 1
潜水船のマニピュレーターで砂紋のスケールを測って
いるところ
(
3
) フィリピン海北端部の深海微細地形・地質構
造の研究
期 間 : 昭 和60∼ 62年度
担当部:深海研究部
青森県八戸沖水深 1
,
0
0
0mで観察されたムネダラ(全
長約 1m)
-24-
乙の研究は,フィリピン海北端である相模湾,
(
5
) 自航式ピークルの開発に関する研究
駿河湾,遠州灘及び伊豆諸島周辺海域において,
潜水調査船「じんかい 2000」による深海調査や,
その潜航のための予備調査等を行い,それから得
期 間 : 昭 和 58∼ 60年度
と関するデ
られる深海底の微細地形及び微細構造 l
担当部:深海開発技術部
ータを集積し海底精密図としてまとめるものであ
る。さらに,乙れらデータを基にして,乙の周辺
この研究は,水深 500mで、使用できる光ファイ
とついて考察することを目的と
の最近の地殻変動 l
パ通信使用の自航式ビークノレを開発し,実用試験
を行い,簡易型ビークルの開発,運用技術を確立
して実施するものである。
するとともに,乙の種のビーク lレの普及に資する
本年度は,ソーナー記録や,ビデオ・写真記録
乙とを目的として実施するものである。
等の補正及び解析,分類を行い,さらに採取した
試料の分析及び同定,整理を行った。また,これ
本年度はホーネット− 500, 2号機の製作,組
ら多量の情報を速やかに検索で‘きるデータベース
システムの検討を行った。
立,調整,プールおよびドックでの作動試験等を
本年度の特筆すべき成果は,相模湾西部のシロ
行った。
調査問機器の開発として,マニピュレータ(電
ウリガイ群集の発見とその分布,及び枕状溶岩の
動 3自由度)の設計,製作,組立,調整を行いマ
発見とその分布の確認である。
イクロコンビュータ制御,手動制御 l
とより良好 l
乙
作動することを確認した。
要素技術の研究として,レーザによる測距の基
l
距する
礎的研究を行い,三角測量の原理により損j
(
4
) キャピテーションの発生機構とその制御に関
する研究
手法が実用可能な乙とを確認した。
期 間 : 昭 和58∼ 60年度
担当部・深海開発技術部
乙の研究は液体中の気泡出現機構を解明し,そ
の制御方法を確立して,水中放射雑音の低減化,
l 役立てるこ
流体機器の効率向上,減圧症防止等ζ
とを目的として実施するものである。
本研究では基礎的な仮説と して,渦等の流れの
十
[Iの乱れによ って溶存気体が自然発生的に気泡に
2号 機
なる という仮説を掲げ,乙の仮説を証明する実験
や計算を行った。そ して,東京大学の小型キャビ
テーゾヨン水槽による実験の結果,水中翼の 翼端
渦は 高圧 下においても微細な気泡を生成している
(
6
)
アテニュータ型波力発電装置の並列効果の研
,
吐
ョ
乙とが, 青響信号減衰量の計視I)から認められた。
ブL
また,液体分子の運動を追跡する分子動力学法
によるシミュレーゾョン計算の結果,加速度場に
期 間 : 昭 和5
9∼ 6
1年度
おいて液体分子は規則的配置を とる傾向が生じ,
担当部:海洋開発研究部
そのた めに溶存気体分子同士が集まってくる傾向
乙の研究は,大規模な波力発電を行うため,多
のある乙とが認められた。
I
H
ζ設
数のアテニュエーター型装置を海洋上に並 J
以上 l
とより, 当初掲げた仮説の正しい乙とが確
置した際の装置間相互の干渉効果を解明し,これ
認された。
による出力向上を果たすことを目的として実施す
今
、
園4
J
のであるならば,波進行方向に対して直角に設置
されるターミネ
タ型装置が適している。
本年度は,この係留問題を含めてターミネータ
ー型波浪エネノレギ一利用装置の基本特性を明らか
にするために,底板なし,底板付き,及びノ、ーパー付
きの 3種の空気室形状の固定式装置について,模
型実験および理論計算を行った。
その結果,
3種の形状の空気室のうちでハーパ
ー付き空気室による波エネルギー吸収効率が全周
ー
パ
一
、
波
並列効果原理模型の概略図
波数領域に Eって他の 2種の空気室を上回ってい
る乙とが確認され,また,二次元空気室について
の理論計算法の有効性が明らかになった。
るものである。
複数の振動水柱型波力発電装置を波峰方向に間
今後,乙の結果を用いて,係留力の把握と低減
化ζ
l関する研究を進める予定である。
J
R
.連結して複数の装置を一
隔をあけて装置聞を岡I
体の装置として波浪中に設置した。
本年度はとの並列効果の基本現象の解明を行っ
てそれによる効果を調べた。
その結果,各空気室にハーパーを取りつけた状
態では,空気室幅と同程度に波エネノレギーを吸収
する空気室の間隔をあける乙とにより,長周期の
波浪中において波エネルギー吸収効率は 2倍程度
向上され,また短周期側にも効率のピーク値が出
現し,全周波数領域に亘って空気出力が向上する
ターミネーター型装置模型による実験
こ
。
乙とが明らかになっ f
しかし,乙れは底板の無い「海明 Jのような形
状の空気室では現われず,ターミネーター型装置
(
8
)
没水平板型波向変換装置の研究開発
の基本特性を利用する乙とによって現われること
期 間 : 昭 和5
9∼6
1年度
も明らかになっ 7
こ
。
担当部:海洋開発研究部
(
7
)
乙の研究は,光学における凸レンズと同じ原理
ターミネーター型波浪エネルギー利用装置の研
,
升
ヨ
7L
を応用した没水平板による波浪の集中消波技術を
研究開発する乙とを目的として実施するものであ
期 間 ・ 昭 和59∼ 6
1年度
る
。
本年度は凸レンスー型没水平板の小型模型を製作
担当部:海洋開発研究部
し,水槽試験により模型後方の波高分布を計損J
Iし
この研究は,波エネルギ一利用率の高いターミ
た。乙の結果,波レンズ単体で広域の入射波を集
ネーター型の波浪エネルギー装置の基礎研究を水
めようとすると,大型で幅の広い構造物となるの
lて進める乙とを目的として
槽実験及び理論計算ζ
で,光学のフレネルレンズを応用した波レンズに
実施するものである。
エネルギー密度が低い波浪エネルギーをより効
かになった。乙の研究ではフレネルレンズ型没水平
率よく吸収するためには,係留問題が解決できる
板の最適な形状を設計するため K,任意平面形状
より装置の幅を小さくする必要がある乙とが明ら
26-
の没水平板の散舌し波特性解析法を開発した。本解
て固定された場合と太陽を追尾する場合の 2通り
析法は,フレネルレンズを構成する要素没水平板
について発電特性を比較した。また発電について
を,二重湧き出し特異点ζ
l置き換え,散乱波高の
は理論計算による発電シミュレーションを実施し,
方向分布を組み合わせて全体装置後方の波集中特
システムの能力に関する検討を行った。乙の結果,
性を解析するものである。乙の手法によりフレネ
太陽高度が低い場合には太陽光追尾が有効である
ルレンズの最適な形状及び配置を決定する乙とが
乙とが明らかとなった。
可能となる。
口=サイド
iHj
吋長
約
制
波一両地幅率
65432
0 =センタ一
験
試
Ehv
洞
風
イ
セ
式
デ
ム
bJ
1
.
0
ン
写
0
.
8
﹄真
0
.
2
0
.
4
0
.
6
没水平板からの距離
{
血
)
没水平板形状:幅 59c
皿,長さ 1
0
0c
m
没 水 深 度 : 7C田
入 射 波 : Hw=2c
,
皿 Tw=O.9s
e
c
.
没水平板からの距離と波高増領率
(
9
) 自動制御式ドリフティングブイに関する基礎
研究
期 間 : 昭 和5
9∼ 6
2年度
担当部:海洋開発研究部
乙の研究は太陽光と風のエネルギーを利用し,
長期間にわたり外洋を自動航行し,海洋観測を行
うことのできる自動制御式ドリフティングフイを
;
ー
開発するにあたり,中核 となる技術の基礎を確立
Lムム;~訟法幽
する乙とを目的として実施したものである。
写真 2:太陽光発電特性試験装置
研究はブイの自動航行能力に関するものと,太
陽光エネノレギーの利用技術に関するものからなり,
(
1
0
) 自然放射マイクロ波による海氷域観測技術の
乙れまでに,フイの形状と帆走能力ζ
l関する解析
研究
と,太陽光発電による電力供給システムの試験を
行うための試験装置試作を進めて来た。
本年度 はタンデム式セイルの縮尺模型による風
洞試験(写真 1)を実施し,良好な推進能力を確
期 間 : 昭 和59∼ 6
1年度
担当部:海洋開発研究部
認した。また,太陽光発電については,昨年度試
作した試験装置に太陽電池セルの太陽自動追尾機
乙の研究は,海氷が自然に放射するマイ クロ波
能を付加(写真 2)
, 太陽電池セノレが天頂 K向け
を観 i
.
l
l
.
l
Jする乙とにより海氷域を観測する技術の開
﹃J
ヲ
ゐ
発を目的として実施するものである。本年度は,
n
i
, 海底情報収集技術に関する研究
前年度ζ
l 引続き,北海道紋別海岸において,昭和
6
1年 2月 1
4日∼ 20日の 7日聞にわたり観測を実施
期 間 : 昭 和 59∼6
1年度
した。本年度は,観測精度を高めるため,港内の
担当部:海洋開発研究部
定着氷上の冠雪を大規模に除雪し,種々の観測条
件のもとで‘の観測を実施した。観測と用いた周波
数は,
6.7GHzと 18.6GHzで,水平,垂直両偏
波により実施した。そして,大規模除雪により観
測角ごとのマイクロ波放射特性の観測が実施でき
た。海氷のマイクロ波のほか,冠雪のマイクロ波,
水面温度,塩分,気温,大気放射マイクロ波など
も同時に観測されており ,観測デ ータは現在解析
中である。解析にあたっては,海氷の分布だけで
なく,氷温,氷厚,冠雪の有無,塩分,表面状態
海底に設置 した海底重力計
などについても,マイクロ波による観測がどの程
海底部
度まで可能であるか検討を行っている。
この研究は,乙れまで研究開発を進めて来たケ
ーフル式及び自己浮上式の海底情報収集技術の信
頼性試験を実施するとともに,乙れら技術の評価
を行い,より機動性 l
と富む新しい海底情報収集技
術開発のための基礎的研究を行う乙とを目的とし
て実施するものである。
本年度は,海底重力計の一部改良後の動作確認
を行った上,昨年同様の浅海域l
ζ 再設置 した。乙
の後,海底磁力計,海底重力計及びオプテイカルフ
ァイパ利用海底地震計の長期信頼性試験を実施し
た。乙の結果.それぞれのシステムの構成.設計
皮を観測l
中のマイクロ波放射
海氷の自然放射マイクロ i
1年 2月
)
計(於:北海道紋別昭和6
l
乙関する耐久性と信頼性について評価をすること
ができた。また,試験 l
乙よって得られたデータ は
,
国立防災科学技術センターと共同で,解析し検討
した。
また,自己浮上式海底重力計による水深 60m海
域での長期設置回収試験を行い,信頼性i
ζ 関する
評価を行った。
(
1
2 レーザによる海洋観測技術に関する調査研究
期 間 : 昭 和60∼6
1年度
担当部:海洋開発研究部
除雪( 60m長× 30m幅)後の紋別港内定着氷(氷厚4
0
cm)の自然放射マイクロ波観測j
実験
p
p
e
rl
a
y
e
r)
の調査 ・観
この研究は海洋上層( u
測の手段としてレ ーサ、技術の適応性を調査する。
28-
今まで開発されているカナダ CC RS,及び合衆
オベレーションについて詳しく調査した。また,
国 NA SAのレーザシステムの性能検討,観測対
O M A DSの重要な構成部品である関節腕の構造
についても特許資料等により調査し,理解を深めた。
象による波長特性検討,パルスデータの情報処理
技術,その他海洋へ適用する上での問題点につき
JIMのオベレーションについては,オベレータ,
国外の情報をあつめるとともに,圏内技術の現状
エンジニア 5∼ 6名で構成され,原則的に海底歩
を調査し,海洋レーザ委員会ζ
lて当研究の方向に
l条件の良い硬い底質又は作業台の上での作業
行ζ
ついて助言をえることを目的として実施するもの
が行われるが, 36kgの物を持ち上げて軟泥の上を
5
c
mの高さの障害
移動する乙とができる。また, 2
である。
物をまたぐ,低い所をかいくぐるなど,訓練を重
レーザ技術自体の発展は現在グラスファイバー
ねることにより,様々な運動ができるなどが判明ー
を媒体とする大規模な伝送,原子力におけるアイ
ソトープの分離等注目を集めているが,乙の先端
した。さらに新たな OM A DSとして NEWT-
技術の海洋における応用の実態を把握すべく調査
研究を行いあわせて海洋レーザ技術の当センター
SUIT(JIMタイプ〕も開発され,シンプノレな構
造の JIMタイプが注目を集めている。
に於ける実施のための指針をまとめた。海洋にお
今後は引き続き動向を調査するとともに,我が
ける観測技術へ光を応用していくには,海水が光
国法規との問題点,我が固における OM A DSの
の散乱消散特性をもつために,できるだけ大きな
ニーズなどについても調査を進めたい。
光源,自然環境下における白色光ノイズをさける
工夫,目標と光源の中聞に存在する媒質の後方散
乱を除外するゲート技術などが主な要素となる。
海水中での光の透過特性の故に懸濁物や黄色物
質の 比較的多い沿岸水域では 5
20∼ 600nmの波
40∼
長の光源,それらの少い外洋性の水域では 4
560nm の波長の光源を用いる乙とが望ましく,乙
れらの特性をもっ光源の現状についても調査し,
まとめた。
(
1
3 大気圧潜水システムの基礎研究
歩行型 OMADS, NEWTSUIT
期 間 : 昭 和5
9∼ 6
1年度
担当部:潜水技術部
(
1
4
) 潜水作業サブシステムの基礎研究
乙の研究は,潜水技術部が従来実施してきた環
境圧潜*'と近い位 置にあって,類似のオペレーシ
期 間 : 昭 和5
9∼ 6
1年度
ョン,水中活動,作業能力を有する l人乗り,有
担当部:潜水技術部
索,大気圧潜水システム COMADS)について,
具体的な技術像,作業能力及び問題点を明瞭にし,
乙の研究は,潜水作業の安全性・効率向上のた
環境圧潜水との比較,海中活動システムの中での
めに,作業用サフシステムを最適化するのを目的
両者の位置づけ等を行う乙とを目的として実施す
として実施するものである。本年度は次の事項を
実施した。
るものである。
1)ダイバー支援装置の研究
昨年に引き続き,文献調査を主体としたが,本
年は個々の OM AD S (JIM, SPIDER, M A
夕、イパーが水中作業をする際の体の保持をどの
N TIS)について仕機,性能, ライフサポート能力,
よう l
とするかの研究であり,前年度ζ
l 引き続き遊
ー
29
F
なことが今迄の研究結果から指摘されている。
潜水の生体への影響を知るため,潜水前後の血
声
液成分の調査を行っているが,乙れまでは王 l
ζ
2
0
∼3
0
代の被験者を対象 K,日内変化や短期間の経
日変化について調査を行ってきた。
今後は長期間潜水を行った場合の影響について調
査してゆく。なお,本調査では,潜水経験が豊富
で,しかも,年長者が数多くし、る漁協関係の潜水従
事者を対象とする予定であり,初年度は潜水業務
の実態を把握するためのアンケート調査を実施した。
(
1
6 生体における減圧気泡の検知手法に関する研
。
h
:
t
L
期 間 : 昭 和6
0∼ 6
2年度
担当部:潜水技術部
北海の海底油田( Statfjord)での D pS装備潜水支援
船からの R0 V運 用
乙の研究は,減圧症の早期発見と予知の一方法
として,
ドップラ一法による気泡検知を行い,気
泡音を分離解析するとともに視覚による検知手法
泳推進力の常用限界を調査したが,潜水装備や水
深を変化させて行った。
の開発を目的として実施するものである。
本年度は,
2)深海潜水用個人装備品の研究
1)ドップラ一法による気泡音の解
析,周波数帯域分析を実施し,第 5段階の気泡音
深海潜水でtは温水式加温服を使用するが,服内
温度を直接モニターするには,装着,緊急時ζ
l問
は,雑音と明瞭に区別する乙とができた。
題が残る。したがって加温服温水入口部の温度を
2)流体中の微少気泡を検討するための装置を試
作した。
S DC内でモニタ ーできる温度計を試作した。
3) R 0 Vのダイパーアシストの研究
の実験では,肉眼的観察とドップラ一法による 気
3)ラ
北海海底油田の生産現場で R0Vと夕、
イパーの
共同作業を調査した他,夕、イパーアシス卜専門ビ
ークル「 DAVIDJ についても知見を得た。
y
卜,ネコを用いた気泡発生部位j
ζ ついて
泡検知でも生体内での気泡発生部位ζ
l差が認めら
れなかった。
4)小型チェンパ
を利用して,ラッ卜の血圧,
心電図,体温およびドップラ一気泡発生時におけ
る循環系の動態を把握できるように装置を改造し
1
(日 潜水員の適正基準に関する研究
た。乙の装置を利用して,気泡発生時の循環動態
について検討している。
期 間 ・ 昭 和60∼ 62年度
担当部:潜水技術部
乙の研究は,特に血液検査の内容について調査
検討を行うことを目的として実施するものである。
潜水作業を安全に実施するため, ダイパーの選
抜において, 一般的条件のほかに特殊条件が必要
- 30
(
2
) 海底地形等の調査
4
. 受託研究
期 間 : 昭 和5
6∼6
0年度
(
1)追跡調査のための深海底探索システムに関す
担当部:深海研究部
る対策研究
委託者:科学技術庁
期 間 . 昭 和5
2∼6
0
年度
担当部:深海研究部
委託者:科学技術庁
乙の研究は,水深 6,000m の深海底ζ
l予め準備
され.処分された廃棄物の容器等をソーナー装置
l探索し,写真撮影等必要な資料を収集
で広範囲ζ
するための深海底探索システムを開発することを
目的として実施するものである。本年度は次の事
項について実施した。
1)深海底探索システムの調査及び検討
米国の音響機器メーカを訪問した後, OCEANS
船上作業風景(ピストンコア回収)
'
8
5
/
C参加し,今後開発すべきシステムの調査を行
っf
こ
。
2)システム構成装置に関する試験研究
ソーナー装置の水中部の更新を行った。本装置
乙の研究は,インド洋,太平洋プレート境界海
は周波数 100kHzのサイドスキャンソーナー及び
域の代表的な海溝周辺において,関係諸国と協同
3kHzのサブ ;
f
;
'トムプロファイラと,それらのデ
l関する調査研究を総合的に実施す
で,地質構造ζ
ータ処理部により構成される。テータ伝送は乙れ
るものである。
までのアナログ方式からデジタル方式に改め,ソ
本年度は,インドネシア,スンダ海溝域の海洋
ーナーデータの劣化を防止するとともに,信頼性
調査を行い,昭和6
0年 1
2月2
1日から昭和 6
1年 2月
の向上をはかった。
2
0日まで,潜水調査船支援母船「なつしま」を派
遣し海洋調査を行った。当センターからは 4名が
参加し,ジャワ島南方のスンダ島弧前縁隆起帯及
び海溝斜面ζ
lおける変動微細地形を深海曳航式探
査システムによって調査した。
ζ の調査には,地質調査所及び国立防災科学技
術センターも参加し,音波探査,採泥,ドレッデ,
海底地震計等による総合的な調査となった。また
地元,インドネシアからも 9名の研究者が参加し,
共同研究を行なうとともに,海洋調査法の実質的
な実習となった。
本年度は 5年間 l
とわたった本研究の最終年度で
ある。
サイドスキャンソーナー及びサブボトムプロファイラを
装備した曳航体
−EA
コ
ヲ
この研究は,海中における超音波のドップラー
(
3)超音波利用海洋調査機器及び小型定置ブイ等
効果を利用して,航走中の船舶より,深度約 400
の開発
m までの流向,流速及び音響散乱強度を連続的 l
と
測定,算出し,乙れらを実時間で可視化できる装
1)超音波ドップラープロファイラーの開発
期 間 : 昭 和58∼ 62年度
置の開発を目的として実施するものである。
本年度は,①データ解析,表示部,②船位測定
担当部:海洋開発研究部
部,③データ解析,表示プログラムの試作を行っ
委託者:科学技術庁
た。また,前年度までに試作を終えた装置を加え
全体装置としての性能試験を実海域で行なった。
乙の試験結果により,流向,流速,音響散乱強
度を深度 400m まで測定し,実時間でディスプレ
乙表示できる乙とを確認した。
イ上 l
2)定置ブイの小型高性能化長期無保守化等の
技術の開発
期 間 : 昭 和58∼62年度
担当部:海洋開発研究部
委託者:科学技術庁
乙の研究は,我が国周辺 200海里経済水域にお
ける気象,海象をはじめ,そこに包蔵されている
生物,鉱物, エネノレギ一等,各種資源の有効利用
を図るために必要な海洋調査システムの拡大,強
化を目標として,安価で長寿命で,
しかも,耐環
乙優れた定置ブイシステムの開発を目的とし
境性 l
多
S
r
超音波ドップラープロファイラー
搭載機器銭装後の小型定置ブイ
今JU
2J
⑤
て実施するものである。
船位及び船首方位の補正をする。
等深線図を作成する。
なお,本研究のために海底調査ワーキン夕、、クソレ
⑥
l予定している海域係留試験
本年度は,次年度ζ
に備えて,①係留装置のチェーにアンカ一部の
ープの会合を 2回開催した。
試作,②浮体運動性能評価のため係留張力計と波
高計を整備し③テレメータによるデータ伝送の
ためのデータ収集装置を設計,試作し,④保安設
!
4
} 富山湾,能登半島海域における海底微細変動
備として浮体内の各区画 l
とハッチ開センサーと漏
状況調査
l レーダリフレク
水センサーを,また,マスト上ζ
l,前年度と今
ターと航海灯を取り付け,⑤最後ζ
年度 l
と整備した搭載物品を浮体 l
と髄装した。次 i
と
期 間 : 昭 和6
0∼ 6
2年度
データ収集装置を用いたデータ伝送試験を行い,
担当部:深海研究部
所定の伝送速度でデータの送受が行える乙とを確
委託者:科学技術庁
Z
忍
し7
こ
。
乙の研究は,フォッサ・マグナの北部延長域に当
たる富山湾,能登半島海域ζ
l於て海底微細変動状
3)シービームの音線屈折補正に関する研究
期 間 : 昭 和5
8∼ 62年度
況の調査を行ない,以て地震予知研究に資する乙
担当部:深海開発技術部
とを目的とする。
中部日本及びその周辺海域はプレート境界ζ
l当
委託者:科学技術庁
たるため地震活動が活発であり,また今後も被害
(
1
) 研究の目的
地震の発生が予想される。そ乙で地震予知研究の
この研究は,深海域における広範囲の海底地形
一層の推進が強く望まれている重点地域である。
本年度は乙の中でも特 l
乙富山湾の黒部川沖の海
概査の効率を向上させる目的で実施するものであ
る。海溝域等の地形の複雑な海域での調査作業の
底扇状地から富山深海長谷に到る海域について,
ためには海底地形情報の精度を現在のものよりさ
海中作業実験船「かいよう Jを用い,シービーム
らに向上させる必要がある。乙のために,音線の
による地形の把握,サイドスキャンソーナーによ
屈折による誤差を補正しなければならないが,本
る海底微細地形調査,サブボトムプロファイラー
研究では,海洋調査等の海上作業時に現場で即座
によそ海底表層堆積構造調査,深海カメラ ζ
lよる
ζ
l精密な海底地形情報を得るために.実時間で音
海底の目視観察を行った。
本年度の成果は次の通りである。
線屈折補正を行う装置及びソフトウエアを開発する。
(
2
) 本年度の研究成果
1)シービームの調査によって,海底扇状地内の
昨年度までの研究成果を基ζ
l,今年度はシービ
と堆積性重力流により形成された小
微細地形,特 l
ームとデータロガーの閣のインタフェイスを詳細
丘の構造や海底谷 l
と流入する小河川の分布状況が
に調査して,音線屈折補正装置へテータを取り込
明らかとなった。
むためのインタフェイス,音線屈折補正装置本体
2)シービームで得られた地形から,変動地形の
及びソフトウエアを製作した。本装置の基本的な
見られる可能性のある海面を選び,ソーナーによ
機能は次のとおりである。
① シービームからデータロガーへ出力される ’
る曳航調査を行った。その結果,海域全体は反射
の強い堆積物 l
と覆われているものの, 露岩の存在
を示す様な反射形態は認められなかった。
測深 データ,及び i
J
l
.
l
J位データを分岐して取り込
む
。 (現状のシービームの機能は損なわない。)
②
3)ソーナーの記録をもとに興味ある地点を選び,
カメラの曳航を行った。その結果,海域全体が堆
積物ζ
l覆われていることを確認した。また一部の
音線情報測定装置で算出した音線屈折補正
係数を取り込む。
③ シービームデータのは、らつきの処理をする。
急崖部で露岩の存在が認められた。
④
4)以上の結果から,乙の海域 l
と於ては大規模な
音線屈折補正をする 。
ヲ
3
93
侵蝕作用,急速な堆積作用が卓越し構造運動を
示す変動地形があったとしてもそれが堆積物によ
って隠されている可能性がある。
チェ−'./ガイトす吋
−)
レ
圧縮担ロードセル
(
5
) 浮遊式波浪制御構造物の技術的可能性及び生
0
スタンド付チェンゆ 5
物付着の防止,除去技術等の開発
ヱンドリンク
予,,ーチェン
1)浮遊式新型波浪制御構造物 l
乙関する研究
期 間 ・ 昭 和5
7∼ 6
1年度
¢300X { 1
0000
コラム
担当部:海洋開発研究部
ゆ 2000
委託者:科学技術庁
フーテインク
φ4000
乙の研究は,海洋空間等の利用の拡大に備え,
と共通して必要
海洋構造物の沖合大深化,大型化 l
ジョインク’ンャyクJレ
な先進的基盤技術の一環として,浮遊式波浪制御
構造物の研究開発を行う乙とを目的として実施す
ヱンドリンヂ
るものである。
本年度は,昭和 5
7∼5
9年度の二次元規則波実験
緊張係留システム
で得た成果を基にその力学的および形状の相似に
と近い条件での平面水槽
留意しつつ,より実海域 l
実験を行った。構造物の型式としては水平安定板
委託者:科学技術庁
付ポンツーン型で,乙れを 3体係留し,浮体後方
の波浪状況および浮体の運動,係留力を計測した。
0∼1
2
s
e
c
その結果,消波性能としては実機周期 1
前後で波高伝達率 0.56をほほご満足する乙とが確
認、できた。
この研究は,浮体式海洋構造物の緊張係留シス
テムを設計,試作し,緊張係留方式の有効性を実
海域において実証する乙とを目的としている。
実験予定海域は山形県鶴岡市由良漁港 NNW3.5
km沖合,水深 40m の地点である。浮体構造物
は 12基の支持浮体を有し,全長 34m,全幅 24
m,全高 1
3
.
5m,喫水 5
.
5mである。乙の浮体を
4本の複合係留索ラパーチェーン l
とより,初期張
力総計ー 130tで緊張係留する。
と必要な緊張係留シス Tム
本年度は実海域実験 l
のうち,緊張係留索及び検力装置を詳細設計し試
作した。緊張係留索は φ50m m,第 4種チェーン
全長 67mのうち,
10m部分を余裕量 26mm,
硬度 50のゴムで充損・被覆した構造である。検
l
力装置はチェーンガイド用シーブ及びその基部ζ
平面水槽の状況(不規則波,斜め波)
配置する圧縮型ロードセル(定格 45t)から成り,
4台製作した。本装置により,緊張係留索ζ
l作用
2)緊張係留方式の実海域実証研究
期 間 . 昭 和6
0∼6
1年度
担当部.海洋開発研究部
する荷重を 150tまで測定する乙とができる。本
年度はまた緊張係留時の浮体構造強度を解析し
各部材の応力は全て許容応力以下となる乙とを確
- 34-
{
6)高把駐力錨の海底における実験
主召した。
期 間 : 昭 和6
0年度
3)生物付着の防止及び除去技術の開発
期 間 : 昭 和 57∼6
1年度
担当部:海洋開発研究部
担当部:潜水技術部
委託機関:清本鉄工株式会社
委託者:科学技術庁
乙の実験は,大型海洋構造物等を係留するため
乙の研究は,海洋構造物の耐久性向上技術の一
の大型高把駐力錨を安価に製造すると云うニーズ
環として,有効で合理的な生物汚損対策を確立す
ζ
l対して清本鉄工株式会社が開発した高把駐力鋼
ることを目的として実施するものである。
本年度は,事例調査,定量評価マニュアノレの原
案作成,除去作業資料集の原案作成を実施した。
大井川町沖海中暴露試験施設,平塚沖波浪等観
世
j
l
塔,留萌沖大波浪海域実験構造物の 3例につき,
付着総量,層厚,垂直分布,帯域区分,出現種,
優 占種などの汚損実態を明らかにした。
また,岸壁海中で付着層厚測定用装置を用いた
付着量評価試験を実施し実用化を検討するとと
もに,既往の定量評価手法を整理して,調査フロ
ー及び調査原 表 様 式 な ど を 作 成 し 付 着量定量評
価マニュアノレの原案とした。
海底に置かれた試験用錨(鋼板製錨)
さらに,流体除去工具の噴射圧力測定を実施し
l対する衝撃圧力の資料を得るととも
て,基盤面ζ
板製錨について「高把駐力性能を有する錨の開発
に,既往の文献,報告,カタログ類など, 14件を
および各国船級協会の形式承認取得Jを目的とし
収録した除去作業資料集の原案を作成して,除去
て,山形県鶴岡市由良沖水深約 20m の海域で実
作業の担当者への参考とした。
施したものである。
試験用錨は重量 2,360kg, 295kgの鋼板製錨
ヤー! 41j!
を各 l丁のほかに比較対象用として JIS STOC・
KLESS ANCHOR (2,500kg, 300kg), L-
EADER TYPE ANCHOR(2,290kg),ALPHA TYPEC2,
100kg),ULTRA-1TYPE
C2
,540kg) 4種類の錨も準備し,把駐力特性お
よび走錨特性について試験を行い,高把駐力錨ζ
l
関する 貴重なデータを取得した。
{7)海底探査システムの調査
期 間 . 昭 和6
0年度
担当部:深海研究部
委託者:日本原子力研究所
大井川町;中の海中暴露試験施設
乙の研究は,海洋で放射能による汚染が発生す
,、ノ
、
ヲ
d
る危険が生じた場合,その発生源を迅速に探査し,
今年度は,初年度として,本種の棲息実態を把
海中及び海底表層部の放射能の測定が可能なシス
握するため,周年棲息している平塚沖観測塔にお
テムの開発にあたり,国内外の海底探査システム
いて,付着板による新着床個体群の調査,構造物
の現状を調査するものである。
への付着状況調査,年令査定手法の検討,及び棲
本年度は,①海外の国際会議( Ocean
正8
5
)I
乙参
息環境の海象調査などを
1
2月 以 降 4回調査した。
加し,海洋調査に関する最新情報を得る,②圏内
lは出現せず,付着期を
本種の幼個体は付着板ζ
の識者による研究会を開催し,目的とする探査シ
既に終了していたものと考えられた。また,潮間
ステムの要求能力,機能,センサ一等及びそれら
帯∼水深 12m の範囲で,本種が優占し,樹木状ζ
l
の開発可能性を議論し,③放射能測定用としての
相互付着した立体構造が認められた。さらζ
l,本
海底探査システムの概念及び構成を提案する乙と
種の楯板外表面ζ
l成長線を確認したが,染色によ
等を実施した。
乙の調査により, 200m用自航式無人機と 2000
るマーキンク‘手法については,再検討を要するこ
m級の曳航,自航式無人機の概念、が放射能汚染源
の速かな探査と測定に適当である乙とが提案され
量評 価 装 置ζ
lよる層犀測定や,感圧フィノレムによ
T
こ
。
ツボの棲息実態について基礎的資料を得た。
とが判明した。そして現地調査時 K,付着層厚定
る基盤面の衝撃圧測定などを実施して,アカフジ
’
2
も
ち /之之注
(8)冷却水路付着生物生態の調査研究
ネェ号、
ヲカ フジソj
点
期 間 : 昭 和6
0∼62年度
3m
ご
担当者−潜水技術部
委託者:東京電力
発電所冷却水路の汚損生物のうち,比較的出現
頻度が高く,除去,清掃が困難であるアカフジツ
、
〈
,
ボにつき,基礎的な生態情報を得て,防汚対策ζ
l
アカフジツボ群集の立体構造
寄与することを目的として実施するものである 。
36-
(
2)海中計測技術の動向調査
5
. 調査研究
期 間 : 昭 和6
0∼6
3年度
(
1) 黒潮の開発利用の調査研究
担当室:情報室
期 間 − 昭 和5
4∼6
1年度
乙の調査は,海洋の研究,調査,保全,海洋か
担当部・海洋開発研究部
らの生産,海洋の活用など海洋 l
乙関連する計測技
乙の研究は,わが国の社会経済,生活と密接な
術のうち,海面下の計測のため海中又は海上で使
関連を有する黒潮流域及びその周辺海域について
と整理し,そ
用される計測技術を総合的,体系的 l
の海域特性を調査するとともに,その開発利用の
の動向を明らかにする乙とによって,海洋開発関
ポテンシャルを評価検討する乙とを目的として,
連技術の向上 K必要な研究開発ζ
l資することを目
科学技術庁,気象庁,海上保安庁,水産庁及び海
洋科学技術センターが協力して実施するものであ
的として実施するものである。
本年度は海中計測の方法および測器に関する現
る。当センターは「黒潮エネルギーの把握 Jを担
l,岡村健二氏を総括者と
状調査と分類をテーマ ζ
当し,海域調査,数値モデルによる解析等を実施
して,乙の分野の専門家よりなるアドバイザー 7
乙沿って
している。海域調査では,東経 139。線 l
名及び当センターの研究員 1
9名よりなるワーキン
黒潮の横断観測を行った。同時に八丈島南西海域
グ・クソレーフ。の参加を得て調査を実施した。
海中計測技術は計測技術と採取技術の 2項に大
に係留式流速計を一週間設置し黒潮エネルギー
の短期変動ζ
l関する有用なテータを得る乙とがで
分類され,細部は 90項目の計測技術と 10項目の
きた。また,数値モデルによる解析では, Open
採取技術,合計 100項目となった。乙の中には旧
Boundaryの処理方法について検討した。
来の転倒温度計から,最新技術が使われているマ
ルチナロービーム型測深機にわたって含まれてい
る
。
調査結果は,各項目の計測技術について説明し
た海中計測要素技術,分類,年表を含む海洋計測
の歴史についてまとめ報告書とした。
6
0年度の調査をもとに, 6
1年度は海中計測技術
l
と関し,現状分析と問題点をテーマζ
i調査する予
定である。
137°E
A :観測点
138°E
139°E
1
4
0
。
E
@:係留糸設置点
黒潮観測海域
司J
コ
ヲ
表
対象
現
海 中 計 測 技 術 分 類 表
計測技術
計測要素
象
注.欄中※は前出のものを示す。
エクマン流速計,サボニアスロータ一流速計,振子型
流向・流速
流速計,超音波流速計,電磁流速計,熱線流速計,ソ
ーファーフロート,海流ビン法,パラシュートドッグ
法,中立ブイ法, HFレーダ一法
波向・波高
水圧型波浪計,水位型波浪計,超音波式波高計,加速
度式波高計, J
皮圧計,立体写真法,
レーザ一利用
波浪,うねり
海象
(水面)
(水中)
潮汐,高潮
海面高度
津波,海流
潮流,底層流
内部波
海水
海用検潮器,長波計
SCC)
塩
分
電気伝導度
電磁誘導型塩分計,電極型塩分計,銀滴定法,
i
栗
l
深機 CIES),索泊j
l
水圧測深計,音響測深機,ザ※
倒
ー 立損j
度
静水圧
計
検潮井戸,検潮柱,超音波水位計,水圧式検潮器 a 深
TDシステム, XSTDシステム
深法,空中写真法,レ一
利用
棒状温度計,転倒温度計,放射温度計,サーミスタチ
*
温
コ
日
包
二
速
※
J
D
.
_−ン,パ チサーモグ
D
※シ
ラフ CBT), XBT, S(C)T
I
システム, XST
ステム
シングアラウンド音速計,音響 トモグラフィ,干渉計
法
測
海水
生物
地形
*
質
肯E
生
海底火
山
活断
等
層
水色・週月度
フォーレル水色計,ウーレ水色計,透明度板法
照度・輝度
水中照度計,水中輝度計,光量子数計
度
濁 度 ・ 髄l
光束透過率計,散乱光度計
溶存物質
浮遊物
水中微量成分サンプラー,
魚群 量
サイズ分布等
魚群探知機,漁業用ソーナー, CT FM ソーナー,計
量用魚群探知機,水中 TV,音響撮像装置
行動・移動量
バイオテレメトリー,水中写真法,水晶
曲実験室用分析機器は記述を省略した。
v
l
深機,深海測深機,サイドスキャンソーナー,
浅海損j
売
5
j
伏
マル警
チ ナロービーム型測深機.ダイパーによる測量法
,
水中
真法
- 38-
対象
現
地質,重力
言
十
地殻
計測技術
計i
J
l
i
J要 素
象
多周波音響探査機,サブボトムプロファイラ−.スパ
構
l
旦
r
.
重
力
海上重力計,海底重力計
磁
力
海上磁力計,海底磁力計
振
動
熱流
量
強
度
地磁気,地震
地熱,土質
ーカー・ブーマー,多重受信音波探査装置
ケーブノレ伝送式地震計,アンカードブイ式地震計,超
音波伝送式地震計,自動浮上式地震計
海底熱流量計
ベーン試験機,コーン貫入試験機,スクリューポイン
ト貫入試験機
視
|
!
採
注:欄中※は前出のものを示す。
J
-
重力探警査法,磁気探
を査法,音波探査法,地震探査法,
鉱物
石油,海底鉱物
分布・形状
海溝
防食,生物付着
f
員
{
基
損耗・劣化
非破壊検査法l 視 法 , 水 中 毒 真 法 , 水 晶
音源、
海中音
方向・音質
、 レ
ノ
レ Jく
水中音圧計,パッシフソノブイ.海底固定式ソーナー
化学分析
採水器
化学分析
フィノレター
生物調査
プランクトンネット,プランクトン採集器,漏水計
生物調査
漁具
海水
試
量
採取
懸濁
鉱物,有機物
浮遊物
公害物質軍司采取
水中
真法
, 7
)
(
V
v
バクテ 1
) )
浮遊
生物
取
フ。ランクトン
魚卵等採取
遊泳
生物
底
質
魚類採取
堆積物,鉱物
王
山宝
石
鉱物調査
柱状採泥器,グラブ式採泥器,
リリング式採鉱器
- 39-
ドレッジ式採泥器,
ド
(
2)三浦半島周辺海域の生物,底質調査
6
. 共同研究
期 間 : 昭 和60年度
(
1)無人探査機用光ファイパ複合ケーブルの開発
担当部:深海開発技術部
に関する研究
共同研究機関:横須賀市自然、博物館
期 間 : 昭 和 58∼ 60年度
乙の研究は,相模湾,東京湾等の三浦半島周辺
担当部深海開発技術部
共同研究機関:三井造船(株),藤倉電線(株)
海域の沿岸から水深 500m 程度までの生物相,底
質および、海水の基礎的性質を明らかにし,あわせ
乙の研究は,当センターで開発している無人探
て当センターの開発した小型カメラ,自航式ビー
査機(ドルフィンー 3K)のために必要な光ファ
クル等の,調査における有用性を実証する乙とを
イパ複合ケーブノレ,ケーブノレストップ,光コネク
目的として実施するものである。
タ等を開発し,併せて最適な光伝送方式を確立す
ることを目的として実施するものである。
本年度は,以下の項目について実施した。
1)資料調査,従来のデータ整理
本年度は,以下の項目について実施した。
海象l
ζ 関するデータを収集整理した。
2)海域調査
1)ケーブノレに関する研究
ケーフソレを試作し,強度試験,耐圧試験を実施
6
1年 1月と 3月l
ζ 海域調査を行った。 1月には
した後,長尺ケーブノレ( 5,000m)を藤倉電線(株)
ドレッジ,小型カメラ,自航式ビークル“てんとう
が製作した。
虫− 2”による調査を,
2)ケープルストップに関する研究
レッジによる調査を三崎沖∼逗子沖の海域(水深
60∼ 1OOm)で行った。
3)結果の解析
ケーブノレストップを試作,ケーブルl
ζ 取り付け
破断試験を行い強度を確認、した後長尺ケーフザルに
取り付けを行った。
3月l
ζ は小型カメラ,
ド
調査結果の解析,まとめを行った。
3)水中コネクタに関する研究
水中コネクタ(電気 6芯,光 4芯)を試作し,
耐圧試験を行い,性能を確認した。
4)伝送ζ
l関する研究
光伝送装置( 400MBPS)を試作したほか,
6
1年度に予定している海域実験の準備を行った。
自航式ピークル u てんとう虫ー 2”による調査
(
3
)
海水中の溶存希少資源採取技術の研究
期 間 .昭和 58∼6
1年度
担当部.海洋開発研究部
製作した長尺ケープル( 5,000m )
共同研究機関
工業技術院四国工業技術試験所
東京大学生産技術研究所
- 40
三菱化成工業株式会社
乙の研究は,海水中ζ
l溶存するウランを波のエ
ネノレギーを利用して採取する技術について,その
方式とそれによる吸着性能を実海域実験により調
べる乙とを目的として実施するものである。
本年度は,従来使用した装置に比べて大型の吸
着装置(長さ 1
.3m ,幅 0
.5m ,高さ 0.
5m) 6
台にウラン吸着剤としてアミドキシム基キレート
樹脂を総量 450E充填して「海明」中央部付近の
空気室の船底部に取り付け,夏から秋へかけての
109日聞にわたって海水ウランの採取を行った。
その結果,装置下面ζ
l張られたサラン網のき裂か
ら吸着剤が漏出するものもあったが,鉄分が多く
吸着されているにも拘わらず,従来と同程度もし
くはそれ以上の吸着性能を呈する乙とが確認さ
れ,装置の大型化による吸着性能の低下は無い乙
とが確認された。
緊張係留浮体の実海域実験概念図
託研究「緊張係留方式の実海域実証研究Jを実行
するために,緊張係留システムの設計を中心ζ
l理
論解析および;*槽実験を実施してきた。
本年度は緊張係留の実海域実験に使用する緊張
係留システムの詳細設計を行った。また実海域実
験の安全運転条件を明らかにするために,実機の
海明に取り付けられた大型ウラン吸着装置
1/40模型を製作し大波浪を想定した水槽試験
を行い安全性を検討した。緊張係留索として,チ
ェーンの高張力とコムの耐衝撃,耐腐食,耐摩耗
の機能を有する複合係留索ラパーチェーンを使用
するので,ゴムの硬度および索の引張軸剛性を検
討した。ラパーチェーン実機設計の 1/ 3モデル
(
4
) 浮体式海洋構造物の係留設計技術に関する研
を製作し,引張試験および衝撃試験を行い,デー
フ
L
'
*
'
タを取得した。
期 間 :昭和 59∼60年度
担当部:海洋開発研究部
共同研究機関 目立造船情報システム(株)
(
5
) 深層水供給システムに関する研究
期 間 :昭和 60年度
シパタ工業(株)
担当部:海洋開発研究部
共同研究機関:清水建設(株)
とより海洋空間
本共同研究は浮体式海洋構造物 l
の利用拡大を図るために係留設計技術の研究開発
乙の研究は,特別研究「陸上生産型深層水利用
を行っている。本研究では科学技術振興調整費受
41-
深層水取水管
汀線
取水先端
,
o
o
︵
E
︶山品川ゾ一ヘ
400
モデル海域立地条件に対応した深層水取水管敷設工法の一例
技術ζ
l関する研究」の一環として,陸上での深層
水利用を可能とする深層水供給システムの概念確
立を目的として実施するものである。
乙の研究では当センターの過去の研究成果の解
析,深層水人工湧昇立地条件の検討,モデル海域
の調査,設計,施工法等の検討を踏まえて,深層
水供給システムの概念設計を行うと共 K,今後の
技術開発課題の抽出を行った。
海岸線から 5km以内に 200m 深度線を有する
県は臨海県 39県の内 15県が該当しており,我が
国沿岸の陸上生産型深層水利用の立地条件は恵ま
赤ウニ浮遊幼生飼育実験プラント
れている乙とがわかった。また,これら該当県の
内
,
3県(沖縄,高知及び富山県)をモテソレ海域
として実施するものである。
として選定し,立地域の自然環境及び社会環境条
乙のために,試験生物種として赤ウニ種苗(浮
件を検討し,さらに,地理的ζ
l 中聞に位置する高
遊幼生)を取り上げ,赤ウニ浮遊幼生飼育環境の
知県の立地条件を背景l
ζ 概念設計を行った。その
制御技術を検討して,連続流水型の赤ウニ浮遊幼
海中部における深層水供給システムの一部を図に
生飼育プラント(図に示す)を製作したのち,乙
示す。
れにより赤ウニ浮遊幼生の飼育実験を行った。昨
深層水供給システムは現状の技術の組み合わせ
年度,深層水連続流水系実験により,赤ウニ浮遊
で建造可能であるが,生物生産用施設としては今
幼生の餌料となる植物プランクトンの連続生産技
後建造コストの低減を可能にする技術開発,特ζ
l
術の見通しを得ている。乙の成果を踏まえ,本研
パイプ材質,施工法の開発等が重要である乙とが
究では,清浄な特性を有する深層水の魚介類飼育
示された。
水としての効果を検討するため,赤ウニ浮遊幼生
の飼育水として,深層水(未櫨過)と表層水( 3
m m措過)の比較実験を行った。
結果として,赤ウニ浮遊幼生の生残率は,深層
(
6)陸上設置型深層水利用による赤ウニ種苗生産
水の方が高くなり,乙の乙とより,深層水には表
に関する研究
層水ζ
l比べて疾病の原因となる微生物が少ない乙
期 間 昭 和6
0年度
とが示唆される。従って,深層水は,良好な水質
担当部.海洋開発研究部
を必要とする幼稚仔を初めとする魚介類等の飼育
共同研究機関
水として,高い利用価値を有する乙とが期待され
神奈川県水産試験場
る。
乙の研究は,
「陸上設置型深層水利用技術ζ
l関
する研究 Jの一環として行ったもので,本技術の
水産種苗生産分野への応用を検討する乙とを目的
42-
l
7)超伝導磁力計に関する海中用液体 He再生装
置の研究
置型超伝導磁力計一再凝縮冷凍機システムの概念
設計を行った。
期 間 : 昭 和 58∼ 60年度
担当部・海洋開発研究部
l
8)音響による広域遠隔海洋観測システムの研究
共同研究機関:鮒島津製作所・側ほくさん
期 間 : 昭 和5
9∼6
1年度
ζ
担当部:海洋開発研究部
の研究は,当センターが開発した海底超伝導
共同研究機関:沖電気(株)
磁力計・の性能向上,特 K,使用可能期間の大幅な
延長を図るため,海中で使用可能な小型軽量,低
乙の研究は,音波の海中における長距離伝搬特
消費電力型の液体 He再生装置の開発を目的とし
て実施するものである。
性を利用して,広域海洋空間の実時間観測を可能
乙開発した再凝縮冷凍機のプ
本年度は,前年度 l
とする広域,遠隔音響海洋観測システムの早期実
ロトタイプの性能試験の結果ζ
l基づいて,小型軽
用化を図るために,海中音波伝搬特性の把握,観
量かっ低消費電力型の再凝縮冷凍機実用機の設計
測システムの基本構成の検討及び基礎実験を行う
試作を行い,
H
eガスを再凝縮させることに成功し
乙とを目的として実施するものである。
ζ の再凝縮冷凍機と前年度ζ
l開発した
本年度は,音波の長距離伝搬特性を利用し,長
小型 SQUID磁力計と組み合わせて,室内及び野
期聞にわたって実時間連続観測のできる,音響に
外において,温度安定性,振動特性,磁気特性等
よる広域遠隔海洋観測システムに関する基礎技術
の性能試験を実施した。
及び応用例について調査検討した。
た。また,
また,今年度までに得られた成果をもとに,ク
また,音波伝搬特性把握のため,長距離の音波
ローズドシステムとしての長期連続測定用海底設
伝搬のシミュレーションを前年度 l
乙引き続いて実
l,音波伝搬特性測定上の精
施し,今年度は,特ζ
度の検討及び,海洋,潮流の推定方法の検討を行
っf
こ
。
さらに,音響海洋観測システムの重要な要素技
術である音源の検討のために,低周波音源の部分
試作を行い,実海域で性能試験を行った 。
海域実験中の受波装置の構成
試作した再凝縮冷凍機の実用機
43-
担当部:深海開発技術部
(
9
) 浅海用土木工事管理システムの研究
共同研究機関:日本飛行機鮒
期 間 : 昭 和 58∼62年度
担当部:海洋開発研究部,深海開発技術部
この研究は,将来自律型の無索式無人潜水機を
共同研究機関:大成建設胸,吉野電気胸
開発するために必要な要素技術のうち,潜水機の
と関する基礎技術の確立を目的として実
運動制御 l
施するものである。本研究では海中の目標物体 l
と
この研究は,過去 2年聞かけて開発した浅海用
超音波ドップラープロファイラーを中心とする浅
付けられた発光体 l
乙対する潜水機の相対位置を光
海域調査システムの機能拡充を目的として,新た
学センサーによって測定しこれをもとに潜水機
に,浅海土木工事管理用ソナーの開発を行うもの
の運動制御を行なう。本年度は,無人無索潜水機
である。
本年度は,システムの構成法を検討するととも
水機の流力特性の推定計算を行った。また,無人
に,浅海用ソナーの設計及び,海域調査時の船位
無索潜水機の世界における研究開発状況と,開発
データ収集装置(時亥I
],正確な位置,船の進行方
l
乙関する現状技術について文献調査を行った。
の運動方程式を導出し,運動制御計算に必要な潜
向と速度,動揺)の設計を行い,一部の試作を始
めた。
(
1
2 浮遊構造物聞の相互干渉に関する研究
(
1
0 簡易多点海中データ収集システムの開発研究
期 間 : 昭 和 60∼61年度
担当部:海洋開発研究部
共同研究機関:船舶技術研究所
期 間 : 昭 和 58∼60年度
担当部:海洋開発研究部
乙の研究は,海洋空間等の利用の拡大に備え,
共同研究機関鮒鶴見精機
海洋構造物の沖合大深化,大型化ζ
l伴い各種の浮
乙の研究は,高密度海洋観測l
の能率を向上させ
遊式海洋構造物が使用されることになるが,乙の
るために必要な,簡易多点海中データ収集システ
ような状況では相互の構造物の影響 l
とより波浪状
ムを開発する乙とを目的として実施するものであ
況や運動が複雑化する乙とが予想されるので,乙
る。なお,本システムは
れを明らかにするため行うものである 。
種々の特長を有する電
磁誘導伝送法を適用する乙とを前提としている 。
本年度はまず一種類の浮遊式海洋構造物を係留
し浮体後方の波浪状況,浮体の運動および係留
本年度は,昨年度までに試作したセンサユニッ
トを使用した曳航式センサチェーンのデータを,
力を調べるための平面水槽実験を実施した。その
現場で,効率良くリアノレタイムで鉛直分布図をデ
結果,浮体端部や開口部からの回折波の状況や斜
ィスプレイすると共に,必要に応じ再生ティスプ
め波中における浮体の運動などが明らかになった。
レイも f
rえる M リアノレタイムデータディスプレイ
システム H の試作を実施した。乙れにより,現場
の水温等の高密度鉛直分布が迅速ζ
l杷握できる よ
うになった。したがって 乙の計 i
.
!
l
.
l
Jシステムの研
究開発は終了した。
(
1
1
) 光による無人無索潜水機の制御に関する研究
期 間 ・昭和 60∼ 63年度
- 44
依頼先:建設省建設大学校中央訓練所
第 3章 研 修 事 業
4名
研修人員: 1
海洋開発を円滑に推進していくためには,研究
(
5)救急再圧員研修
間:昭和 6
0
年 8月1
4日劇∼ 1
5日嗣
開発及び,作業 i
乙従事する有能な人材を養成し,
期
確保する必要がある。
依頼先:海洋技術工業会
研修人員: 5
0名
当センターでは,昭和4
8
年度から研修事業を開
始し,時代の要請に適応した研修事業を実施して
(
6)安全管理者研修
期
いる。
依頼先:東京電力糊
,
本年度は,混合ガス潜水技術研修コース 1回
2名
研修人員: 1
6回を実施した。
特別研修コース 1
(
7
)
1
. 混合ガス潜水技術コース
期
間:昭和6
0年 8月2
0日肉∼ 2
2日耐
期
潜水技術基礎研修
間:昭和6
0年 8月2
6日伺)∼ 3
0日自
依頼先:運輸省港湾技術研究所
間:昭和 6
0
年 4月 5日働∼ 5月3
1目白
研修人員: 4名
(
8
) 小型ヒ〉クノレ取扱操作技術研修
9名
研修人員: 1
研修時数:講義
95時間
実習
その他
2
6
1時間
48時間
依頼先:樹海洋技術コンサノレタント
総時数
404時間
研修人員: 4名
研修科目:潜水学
3時間
7時間
4時間
潜水物理学
潜水工学
潜水医学
潜水管理論
(
9
)
期
38時間
潜水機器学
2
3時間
2
6
1時間
間:昭和6
0年 9月 1
0日肉∼ 1
3目白
潜水作業安全管理研修
間:昭和6
0年 9月2
5日射∼ 2
6日嗣
依頼先:伺小林工務店
研修人員: 6名
1
7時間
3時間
潜水技術論
潜水法実習
期
目
。
)
期
潜水作業技術研修
間:昭和6
0
年1
0月1
5日伏)∼昭和6
1年
1月3
0日附
依頼先:開小林工務店
研修人員: 6名
(
1
1
) 潜水作業技術研修
2
. 特別研修コース
期
(
1)潜水技術訓練
期
間:昭和 6
0
年 6月 4日肉∼ 1
5日出
研修人員: 6名
0年 6月1
8日伏)∼ 2
9日出
昭和6
(
1
2
) 潜水技術基礎研修
期
間:昭和 6
0年 1
2月 1
2日閑∼ 2
1日出
依 頼 先 : 警察庁
研修人員: 6
0名( 3
0名× 2)
依頼先:日立造船鮒
潜水技術基礎研修
期
間:昭和 6
0年 7月2
2日
(
月
)
.2
3日肉
(
2
)
研修人員: 1
4名
潜水安全管理者研修
期
間:昭和 6
1年 1月1
6日併す∼ 1
8日
吐
)
(
1
3
)
依頼先:東京都教職員文化会
4名
研修人員 :5
依 頼 先 : NTT尾道海底線工事
海洋構造物調査研修
期
間:昭和 6
0
年 7月2
2日
(
月
)
∼2
6日幽
(
3
)
0名
研修人員: 2
依頼先:新日本製鉄附相模原技術センター
(
1
4
) 潜水安全管理者研修
期
研修人員: 4名
間:昭和 6
1年 1月2
0日
(
月
)
∼2
2日(
7
]
<
)
依 頼 先 : NTT長崎海底線工事
(
4
) 潜水技術基礎研修
期
間:昭和 6
0
年1
1月1
1日目)∼ 1
9日
比
)
依頼先:日本鋼管糊
8名
研修人員: 3
間:昭和 6
0
年 8月 1日嗣∼ 1
4日制
- 4ヲ ー
(
1
5
) 潜水安全管理者研修
期
(
1
6
) ドライダイビング研修
間:昭和6
1年 2月1
7日
(
月
)
∼1
9日(
7
)
<
)
依頼先:第三管区海上保安本部
研修人員: 1
0名
研修人員 :2
0名
昭和4
8年度からの研修受講者の推移
43
恥H
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一
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7
4
5
7
97
54
90
1
0
4
406
日
- 46-
。
間:昭和 6
1年 2月2
5日伏). 2
6日(
7
J
期
依 頼 先 : NTT横浜海底線工事
277
ース構築によるオンライン科学技術情報の流通を
第 4章 情 報 業 務
促進した。
当センターの情報業務は海洋科学技術全般にわ
たる技術情報資料を広く収集し,適切な管理の基
に各界の’情報ニーズに応じるという専門情報活動
を使命としている。
技術情報の流通は一般的には図書,雑誌,技術
レポートあるいは各種報告書等の一次情報の流通
が基本となっている。そして最近では,コンビュ
ータや通信回線の発達によりデータベース構築に
となった。
よる技術情報の流通が盛ん l
乙のようなことから,海洋開発をテーマとした
専門情報活動をより効果的に行うために必要な乙
乙内外の海洋開発動向を注視しながら,
とは,常 l
海洋開発技術の研究開発に役立つ最新の技術情報
を収集し,関係各界へ周知を図る一方で,コンピ
ュータ処理による情報の蓄積・加工・検索・提供
といった機能を強化する乙とである。
情報室は情報流通を取巻く新しい’情勢への対応
を着々と準備しつつ,海上保安庁水路部の日本海
洋データセンターを始めとする海洋関連の専門情
報機関と密接な連携のもと,互いに補い合って各
界の’情報ニーズに対する各種の情報提供を一層効
果的なものとするよう努力している。海洋科学技
術情報の効果的な提供方法についての調査などは
その一環である。
科学技術情報の発生量と流通の現状(海洋科学技
術情報の効果的な提供方法についての調査から)
世界の科学技術情報の発生量はある総合研究所
が行った科学技術情報の国際的あり方に関する調
1982年の 1年間だけで
0万
0
0年聞に 1
320万件であり, 1972年以降の 1
データベースによる科学技術情報の流通は情報
の蓄積,流通の速度,便利さ,費用の点で,従来
の冊子やカードの方式と格段の相違を示す。 1982
6種あり.
2
年の時点で世界の文献データベースは 4
i達する。
000万件ζ
収録件数は l億 5
海洋科学技術情報流通の現状
文献情報
海洋科学技術は研究開発の舞台が海洋というフ
ィーノレドに設定された科学技術であり,そこに関
係する科学技術は基礎的な学術分野から造船,水
産といった産業技術までを含む。こうした背景の
ため,圏内はもとより,国外においても,海洋科
学技術情報を主題とした情報流通はスケールが小
さい。
s 情報源リストを参考にす
t
c
a
r
t
s
b
OceanicA
ると,海外の海洋科学技術文献の一次情報発生量
3種から約
0種,会議資料6
8
は 1980年において 3
n
o
i
t
a
N
0件の文献の収録している。 NTIS(
0
0
,
9
s :米国)で
e
c
i
v
r
e
nS
o
i
t
a
m
r
o
f
n
lI
a
c
i
n
h
c
e
lT
a
9件の技術レポートをマ
9
3
,
は 1983年の実績で 1
イクロフィノレムに収めると共にその二次情報を磁
気テープに収めた。いずれも機械可読のデータベ
ースとして広く流通している。
日本の場合は JICSTのデータベースに関係
文献が含まれる他は,冊子体による流通が主体と
なっている。従って,我が固においては当センタ
i対する各界 の期待は大きいもの
ー専門情報活動ζ
がある。
査研究報告書によれば,
海洋開発の動向と情報活動
件近く増加した。資料の種別でみると雑誌の増加
l見ると,米国が圧倒的
がきわだっている。国別ζ
情報ニーズの背景となる世界の海洋開発の動向
はセンターニュース「なつしま」誌上で逐次に紹
乙次いで
0万件であり,我が国は米国 l
l多く,約6
ζ
万件である。
0
多く約 2
介してきた。その一例を記す。
①海中調査および海中作業の分野で R0Vの重要
ζ のように科学技術情報の発生量が飛躍的に増
えたのも,最近の科学技術の進歩と密接に関係し
ている。そして.米国やヨーロッパ各国において,
大量に生産される科学技術情報は従来の冊子形式
化よる二次情報(抄録や索引)の情報流通に代っ
て,磁気テープやディスクを媒体としたデータベ
乙アイルラン
3日i
性が増してきた。 1985年 6月2
ド沖で墜落して海中に沈んだインド航空機の捜索
b”という R0Vであった。
a
r
a
c
K従事したのは“ S
0mの海底からフライトレコーダの回収
0
0
,
水深 2
乙成功したのは R0Vの需要と技術力を示す端的
i
な例といえる。他にも,ウッヅホール海洋研究所
- 47-
に応じようというものである。
の“ A R GO ”が大西洋ζ
i沈んだ豪華客船タイタ
ニック号の写真とビデオの撮影に成功している。
本年度の情報活動
(「なつしま JN
o
.
7
8
, 81)
②北海における海中作業技術の現状について,当
本年度の情報活動は組織の再編成が行われた中
センターの研究員がノルウェーの NU T ECへ留
で進められた。まず,情報管理室が情報室と名称
学した際,その動向を詳しく伝えてきた。それに
を改め,情報提供を積極的に推進する乙とになり,
よると北海における石油・ガス生産プラットフォ
コンビュータ処理による情報提供について,方策
ームの数は英国が約 100基,ノルウェーが約 3
0
基
,
を検討した。それは 6
2年度以降の施策に反映させ
その他オランダとデンマークが約5
0基を有してい
ていくことになる。情報活動の基本のひとつであ
る。そして,パイプラインの長さは約 6
,000kml乙
る情報の分類で当センターは国際十進分類法( U
及び,水深は 100m前後のものがもっとも多く,
D C)を採用している。本年度は所蔵資料の分類
英国のマグナスプラットフォームが約 186IDと最
実績を基 i
乙UDC海洋開発版ともいうべき分類目
も深い。 (「なつしま JNo.79)
また,国際的な動きが高まる中で,日米仏の 6000
録を作成した。
m級潜水船に関する科学技術協力もたいへん興味
査に欠かせないものになった。情報室では D IA
オンライン情報検索は研究開発における文献調
深い。日本の 6000m級深海調査船の建造はまだ
LOG, JOISといったオンラインサービスを
先のことであるが, 6
0
年夏には仏国 IFREME
パソコンによって行っている。パソコンはオンラ
Rの 6000ID級深海調査船が KA I KO計画に従
って,日本近海の深海底調査を実施した。そして,
9月には日仏の科学技術シンポジウムが科学技術
庁主催によって聞かれ,ノチールの全容や KA I
KO計画の成果が紹介されるとともに,その他の
海洋開発テーマについて日仏の技術者および研究
者がそれぞれ有意義な情報交換を行った。
熱水鉱床探査の動きは急で,日本周辺にもその
存在が予想され,「しんかい 2000Jや曳航式探査シ
ステムによる成果が期待されている。
この他,大分県の海洋牧場がシステム技術を確
立し,栽培漁業 i
乙新しい方向を示唆した。また,
多くの省庁と地方公共団体が打出した沿岸域開発
イン検索に使用されるだけでなく,日本語ワープ
構想は具体的な進展を見せ始め,中でも特筆され
ロや簡易データベースの作成にも活用している。
雑誌,特殊資料の返却督促業務はパソコンで行え
るようになった。さらに,雑誌受入管理のパソコ
ン処理のため,マスタファイ Jレ作成の概念設計を
行った。
潜水技術用語集は 1
2月に全国官報販売協同組合
から定価 1
,
6
0
0円,濃紺のビニー jレカバー付, B
6版の本として出版された。海中作業の多様化に
伴って新しい技術用語がつぎつぎと生まれ,訳語
も成熟するので.それらをとり入れた改訂を適宜
重ねることとしている。
1
. 技術情報の収集と提供
(
1)技術文献情報の収集
るのが東京湾横断道路構想、の現実化である。
このような内外の動向を反映して,当センター
本年度末における所蔵図書資料の構成は次のと
おりである。
の先進的な研究開発が注目を浴びるようになり.
海洋開発をテーマとする当センター情報室の情報
活動も各界に知られるようになった。その結果,
情報室が収集,所蔵する技術情報や当センターの
研 究 成 果 資 料l
乙対する一般からの関心が高まり,
・図
書
和書
洋書
(昭和 6
0
年度購入分)
2
,
2
0
2冊(新規増 169冊
)
2
1冊
〉
1
,
5
3
4間( II
・逐次刊行物
閲覧や文書・電話による相談が年々増えてきた。
和雑誌
53誌(新規増
2誌
)
相談推進役は乙のような状況に対応して 60
年度か
洋雑誌
96誌(購読中止
2誌
)
ら新たに設置されたもので,情報室を中心として,
圏内学協会誌
1
5誌
協力団体連絡室や研究各部から任命された者が互
いに協力しながら,各界から寄せられる技術相談
- 48
・技術レポート
1
,
2
0
9種(新規増
29種
)
(寄贈受入れ分)
センター内利 用実績
・単行書及び調査研究報告書(和・洋)
)
3冊(新規増 217冊
7
7
,
2
)
0誌
1
250誌(新規増
・逐次刊行物
・図書貸出
.米国海中医学協会海洋工学文献抄録カード
4枚(新規増 655枚〉
8
9
,
3
1
外部からの利 用状況
・雑誌貸出
年度の数字
9
( )内は 5
)
22冊
(4
冊
1
7
3
56誌)
(6
765誌
)
8枚
3
9
,
5
2枚( 2
3
3
,
2
1
・文献コピー
)
1人
C8
3人
0
1
)
冊
5
目
冊
6
6
・図書資料貸出
4件〉
(5
8件
・成果刊行物の有料頒布 7
9件)
7
(
件
9
6
・コピー受託
7件)
2
150件 ( 1
・レファレンス
・閲覧者
と関する技術会
乙の他,海外 の主要な海洋 開発 l
議は研究者の 交流の場であ ると同時に, 最新技術
動向を知るう えで注目され る。当センタ ーは日本
深海技術協会との共催で.今年も OTC. ROV.
lOceanologyの会議
a
n
o
i
t
a
n
r
e
t
n
0C EANS, I
. 試験研究報告 の編集・刊行
2
乙研究者を派遣し,それぞれ会議資
へ調査団並びi
料及び多数のカタログ資料を持ち帰った。
海外調査で収 集蓄積された 資料は情報室 におい
情報室は当センターの研究成果刊行物のうち,
総合的な技報 にあたる「海 洋科学技術セ ンター試
て適切な分類 と評価を行っ たのち,図書 として配
架,機関別ファイノレあるいは機器別ファイ Jレに収
験研究報告」 を原則的に年 2回,編集刊行 してい
2報文, B5判 144頁)及
1
号(
5
る。本年度は第 1
められ,情報提供の素材として活用されている。
5頁)を刊行した。
4
報文, B5判 1
0
1
号 (
6
び1
2月に聞かれた 第 l回「しん
年1
9
さらに,昭和5
かい 2000」研究シンポ ジウムで発表 された内容
2)情報サービ ス
(
情報室は所蔵 図書資料を広 く一般に公開 し,公
共図書館で行うような閲覧,貸出サービスのほか,
蔵書目録の発行,センターニュース誌「なつしま J
による新着図書資料の紹介 など,所蔵図書 資料の
乙努めている。また,資料調査,技
積極的な利用 i
l関する一般か らの情報相談
術動向,所在 調査等ζ
と応じるなどの情報サービスも行って
にも積極的 i
いる。
i は次のような加工情報を昨年度に引き
定常的ζ
続き行った。
・海洋開発の新聞情報(週刊)
主要新聞 9紙の海洋開発記事索引。
(記事は
l蓄積し,索引 は主題別の
切り抜きファイ Jレζ
年間索引に編集)
を論文集にま とめ,試験研 究報告の特集 号として
「しんかい 2000」研究シンポ ジウム特集を 8月
6で,研究分野 は水産
に刊行した。研究報告数は 1
関係が 6,海底地形・ 海洋地質が 7,その他 3と
なっている。 「しんかい 2000」が駿河湾や 三陸
沖等の各深海 域を潜航した 際に持ち帰っ た貴重な
記録と研究成 果が多数のカ ラー写真や図 表で報告
されている。 「しんかい 2000」の写真入り 表紙
0
7
8
,
2頁のこの特集号は 1冊 1
4
,1
j
, B5半l
き
カパ→I
。
く頒布された
円の頒布価格で関係者へ広
. 情報機器の整備
3
本年度は電動 密集書架の増 設を行った。 乙の増
年度現
0
4列となった。 6
設により収容 能力は 5連 1
在の情報機器の整備状況を配置図により示す。
・海外ニュース情報(不定期)
欧文のニュー ス記事を素材 とする記事索 引
海洋科学技術 センター試験 研究報告目次
.海外の海洋開発動向紹介
・会議・展示会情報(不定期,新規)
会議開催予定 やプログラム を紹介
年 8月刊行)
5号 昭 和60
第1
(
. 深海曳航デー タ表示装置… ……
1
門馬大和・堀田
宏
当センターのニュース誌「なつしま j 海外情
乙掲載
報欄 i
'トムプロファ
,
f
. 「しんかい 2000J 用サブ ;
2
海洋開発一般 及び技術全般 にわたる情報 相談や
閲覧 ・貸出および、コピーサービス等の乙の 1年間
の実績は次のとおりである。
- 49-
イラーの開発・・・
土匡利雄・中西俊之
網谷泰孝
(
第1
6
号 昭 和6
1年 3月刊行)
3
. 超酸化カリウム( K02)を用いた潜水調査
船用生命維持装置の基礎研究(その 1)一
1
. トランスポンダの深海係留および底曳回収
門馬大和・堀田
宏
2
. SEA BEAM
の水深データ補間処理につい
松本文彬・竹内正敏
安藤久司・藤森紘明
木村
朗・笠原幹夫
4
. 6000m級潜水調査船のサブシステムに関
−
−
て
−
−
−
−
−−
大塚
する研究概要および調査需要に関する調査
結果・..
「しんかい 2000Jおよび深海曳航調査によ
って得られた深海底堆積物の化学組成につ
貫
いて(序報)・
竹内正敏・中西俊之
田中武男・浅利
森鼻英征・安藤久司
浅利
5
. 海洋作業実験船の構造設計……・・
宏宏
松本文彬・磯谷
3
清
忠・堀田
4
. 海中作業実験船「かいよう」の水中放射雑
音の低減(第 2報〉・
竹内正敏・高川真
宮鍋僚ー・渡辺孝和
網谷泰孝・土屋利雄
6
. スライド式曳航体の研究開発(第 2報
)
ースライド式曳航体の運動 l
乙関する研究ー
三橋邦宏・野尻武生
野本昌夫・辻
中西俊之・安藤久司
5
. 第二期「海明 J模型による水槽試験報告…
義人
美澄篤信
宮崎武晃・堀田
7. 高速(スライド式)曳航体のデータ処理法
および海域実験結果の解析…
美澄篤信・辻
6
. 消波並びに流動促進機能を有する浮遊構造
..
物の開発について・. ..
義人
野本昌夫・石井進
辰之助・浮田基信
続
7
. 自己浮上式海底重力計の試作(第 1報〕・・
田崎禎明・鶴旨篤司
8
. 波運動を利用した海水ウラン採取法 l
乙関す
る研究(その 1)
堀田
中埜岩男・堀田隆俊
8
. 海洋深層水の生物環境学的特性一生物生産
平・鷲尾幸久
のための新資源一
益田善雄・宮崎武晃
豊田孝義・中島敏光
工藤君明
9
. 海面のマイクロ波放射特性に関する研究
9
. 弛緩係留法による係留力特性一中間シンカ
(
第 4報
)
一・中間ウエイト付きの場合一………
浮田基信・績
よび偏波に対する依存性)…・
佐々木保徳・浅沼市男
宗山
敬・内藤玄
鈴木
務
1
0
. 300m相当深度までの高圧ヘリウム環境に
おける呼吸放熱による深部体温の低下・ ・
・
.
発一
松漂誠二・甲斐源太郎
正
1
1
. 自己浮上式海底磁力計の試作一・
中埜岩男
1
2
. 海面のマイクロ波放射特性ζ
i関する研究
)
(第 3報
楢木暢雄・富安和徳
(「しんかい 2000」研究シンポジウム特集
一海面でのマイクロ波の散乱モ
昭和 60
年 8月刊行)
デルの比較
佐々木保徳・浅沼市男
宗山
(海面マイクロ波放射特性の粗
度応答感度の風速,観測周波数,観測角お
辰之介
10.小型超音波ドップラ一式流況精査装置の開
神崎
平
鷲尾幸久
1
. 潜水調査船「しんかい 2000」によるベニ
ズワイガニの生態観察結果−
敬・内藤玄
伊藤勝千代
ラ0
2
. 海中の懸濁物鉛直分布の目視および写真に
1
0
. 伊豆半島東方沖,相模湾西部の海底微細地
形
−
よる観測−−
榎原資嗣・朝岡
堀田
治
清
橋本
惇・緑川弘毅
1
1
. 「しんかい 2000J による相模湾西部の調査
形
−
−
−
−
−
小田巻
宏・門馬大和
田中武男・大塚
3
. 富山湾深海底における海水流動と海底徴地
実・菊池真
4
. 曳航式深海 TV システムおよび、潜水調査船
「しんかい 2000Jによる表在性メガロベン
中村一明・茂木清夫
1
2
. 「しんかい 2000JKよる三陸沖山田海底谷
卜ス分布密度推定の試み…一
橋本
惇・堀田
宏
5
. 「しんかい 2000」による駿河トラフの海
地形・地質調査−−
菊池真
1
3
. 海底重力測定……
底地形・地質調査……−
加藤
1
4
. 三陸沖深海域におけるキチジの分布特性…
北川大二・橋本
惇
6
. 駿河トラフの構造運動と堆積地質ー松崎沖
の駿河卜ラフ底および伊豆側斜面の潜航調
査
武・平岩恒贋
柳
茂・山崎晴雄
…
・
・
上野康弘・石田享
岩切
大塚謙一・新妻信明
潤
1
5
. 「しんかい 2000Jを用いて得られた,深海
7
. 駿河湾の深海生物ー特 l
乙,サクラエビを中
底生物の生態に関するいくつかの知見…
心として
津久井文夫
白
8
. 「しんかい 2000」 用調査観測機器・・・・・
山義久・太田
秀
堀越増興
網谷泰孝・土匡利雄
1
6
. 沖縄トラフ拡大軸の研究…
志村明敏
上田誠也・木村政昭
9
. 相模湾の底魚漁場調査…
田
杉浦暁裕・江川公明
中武男・兼岡
良E
加藤祐三・久域育夫
』~~ij~~i~』i.~,
;
回
"I
.~1
耐至至三子=ー[?日
情報棟
1階 平 面 図
一
官且
gJ
研究開発を行う上で,共通に用いられる各種の大
第 5章 施 設 ・ 設 備 の 整 備 と 利 用
型実験研究施設・設備を有し,これを内部研究部
で使用するほか,国,民間,学界等海洋科学技術
1
. 整備状況
l
乙関する研究開発を行う外部機関の共通に供して
いる。各施設・設備についての構成装置,仕様は
本年度における施設の整備は,第 2期埋立工事
2,料金等は表− 3のとおりである。なお,
分として 4
,
5
1
8
.
9
3r
r
fの土地を整備した。また,そ
表
の他整備した主な機器は表− 1のとおりである。
本年度の施設・設備の利用実績は,表− 4のとお
りである。
2
. 利用状況
当センターでは,海洋科学技術に関する各種の
事業年度に整備した主要機器類
表 − 1 昭和 60
※
機器の名称
取得年月
超音波水槽自動
I60.
較正装置
|
4
日本自転車振興会補助事業取得物件
会じ
性
使 用 目 的
円じ
I水中音響機器の特性試験及び較正 l計測要目
① 計 /J
l
i
Jモード
|を行うために使用し,パルス波や|
連続波の電圧値を読み取り,デー|
乙送出する。
タを計算機等 l
連続波,パルス波
|
②
計測周波数
DC∼ 500kHz
@ 計測ノマ Jレス幅
250μ sec以上
④
計測電圧
最大 7
00V DC
⑤
その他
GPIBにより外部から
の制御及びデータの送出
が可能
小型無人ビークル
I
追跡装置
|
6
0
.
s |小型無人ビークノレ等の相対位置を|水深 500mまで=の水中 i乙於け
|正確に把握,監視する。
iる相対位置を把握,監視でき
る可搬型の追跡装置
最大水平表示: 2000m
位置精度:スラントレンジ
の1%
トランスポンダ
I
6
0
. 9
「しんかい 2000」 搭 載 ト ラ ン ス | 応 答 周 波 数 f
1= 15±0.05kHz
ポンダと同等品であり,同トラン
l
f
2=6.5土0
.
0
5kHz
スポンダが故障した場合に使用す !受信周波数 fR1=7土 0
.
0
5kHz
I
る
。
fR2=7.5±0.05kHz
回、ノ
コ
ヲ
機器の名称
恒
竺
使 用 目 的
能
’
性
使 用 深 度 最 大 2000m
※
高能率海洋環境自動
I
計測装置
|
6
0
. 10 |研究実験船に搭載し,航走しなが|測定項目
iら連続的 i
乙汲み上げた表層海水を|
硝酸塩+亜硝酸塩,亜硝酸
そのまま連続的に分析するもので
塩
,
あり,広範囲の海洋環境を迅速か
ム塩の 4項目のうち,同時
っ自動的に計測するための装置で
に 2項目
リン酸塩,アンモニウ
50or60Hz
電源: 100VAC・
ある。
また,本装置は,実験室内での
使用も可能である。
音響信号海中伝搬
6
1
.
1
試験用送信装置
海中から送信された様々な音響信
(1
)
伝送周波数
5kHz∼ 50kHz(2ch)
号が,海水中を伝搬する際にどの
ような影響を受けるか調査するた
(2) 伝 送 波 形
めに使用する。
任意波形
(3) 送 信 電 力
(−
<
:
; レス波)
最大 1kWノ
" 500W (連続波)
(
4
)
出力インピー夕、ンス
(
5
)
その他
250∼ 1kO(8段階)
テレメトリ信号により船上
より送信電力,出力イン
ピーダンスの変更が可能
※
広帯域水中音響
6
1
. 3
超音波水槽において水中音響機器
言
十
損j
lモード
(
1
)
送波器特性測定用
ζ
i使用する送受波器の諸特性の計
送信制御装置
測l
及び較正を自動的に行うために
(
イ
)
指向特性
用いる。
(
ロ
)
周波数特性
① 標 準 計 損j
l
モード
@ 補正計測モード
(イ)送受波器感度計測
(
ロ
)
指向特性
い
)
周波数特性
③
計測データ記録再生モ
ード
①,②の計測データをフ
ロッピィディスク ζ
l記 録
再生する。
(
2) 性 能
①
ラ4
計測周波数
機器の名称
取得年月
使 用 目 的
ム包
性
円じ
DC∼400kHz
② 計測ノマ Jレス幅
250μsec∼連続波
③
パルスくり返し周期
1
0μsec∼ 1
0sec
60. 1
1 |音響信号データを正確に記録し,
ウェーブフォーム
I
レコーダジェネレータ
i
DLT-300C C2台)
I
i分析するために使用する。また,
|性能
I サンプルレート
記録したデータを再生出力するた|
分解能
めにも使用する。
メモリ容量
20MHz
10ビット
1
6キロワード
6
1
. 3 |海中の情報を得ること及び潜水員 | 水深 200mまでの海洋調査に
の監視業務
|使用する装置である。
海底の魚礁,海洋構造物,
海底地質及び生物等の調査並
びに情報の集収等に使用可能。
カ ラ ー TV内蔵の自航式有
索型小型ピ
ク lレで−ある 。
EJ
EJ
表− 2 供 用 施 設 ・ 設 備 一 覧 表
一
施
名
且又
号
円4
構
一
成
装
レ
使用目的
潜水訓練用オープンタンク
潜水技術者の養成
訓練, −
潜水機器の
開発,性能試験
水槽本体・造波装置・計調]
I
長さ 40m 幅 4m 深さ 2
.3m 最大波高 0.
2m 波長 0
.
5m∼ 1
0.
0m
台車・消波装置
計損|!台車 0
.
2∼ 2
.0m/s 速 度 変 動 率 土 3%F
.S以内
海詳構造物,船舶
消波装置,オイル
フェンス等の試験
水槽本体・送受波器位置検出
制御装置・超音波送受波器自
動較正装置・無響脱気装置
長さ 15m 幅 9m 深さ 9m. 1.5m 測定モード:パルス及び述続波
周波数範囲: 1
0kHz∼500kHz 周波数レスポンス:± ldB
パルス波 :1
0μs
e
c以上
水中での送受波器
の感度と指向性の
測定
水槽本体・送流系駆動装置・
船舶流体力学,
海洋工学研究用
流速測定装置・ホイス卜
長さ 9
.5m 幅 3
.9m 高さ 1
.7m
流速: 0
.5∼ 5
.0m/s
e
c (自由表面無し)
0.
5∼ 2
.5m/sec (自由表面有り)
耐圧チェンバ・ガス系統・環
境コントロール系統・中央制
御盤
ウェットチェンパ:内径 3
.6m 高さ 6
.
2m
ドライチェンバ :内径 2
.
3m 長さ 7
.5m
:内径 2
.
5m
サフチェンパ
混合ガス短時間潜
水訓練,高圧環境
下の医学的研究等
水槽本体・加圧装置 ・モニ タ
有効寸法:内径 1
.4m 長さ 3m
最大加圧;静圧加圧 1
,560kg/c
n
i 繰返し加圧 6
5
0k
g/
c
n
i
加圧媒体: 真水,海水(人工海水),油
深海用機器.材料
等の開発研究実験
有効寸法:内径4
5
c
m 長さ 7
0
c
m
最大加圧: 7
00k
g/c
n
i
加圧媒体: 真水
深海用機器.材料
等の開発研究実験
50トン
支援ブイ総排水量: 6
D
.D
.C 長さ 7m 幅 2
.5m 高さ 2
.3m 最大定員 :4名
P.T.C 内径 1
.8m 高さ 2
.9m 最大定員: 4名
潜水員による海中
作業
有効寸法:内径7
0
c
m 長さ 1
6
9c
m
最大加圧: 5
0
k
g
/
c出
ー
i
r
.He.He-02.N2)
加圧媒体:水,気体 CA
各種潜水機器の作
動.性能確認及び
耐圧試験
1
0) オ ー プ ン ベ ノ レ
直径 1
.6m 高さ 1
.
8m 最大定員 :3名
潜水作業員基地
安全の確保
1
1
)救 急 再 圧 訓 練 装 置
長さ 4
.
3m 幅 1
.
8m 高さ 1
.9m 最大定員: 2名
潜水技術者の養成
訓練.高気圧障害
発生時救急再圧等
2)波
3)超
4)回
動
三
日
主
二
水
波
水
7
く
}
流
槽
槽
糟
5) 潜 水 シ ミ ュ レ ー タ
A
フ。 −
様
1m 深さ 3m
: ほ ぼ 正 方 形 一 辺 の長さ 2
(一部 1
.
5m)
オ←プンタンク:直径 3r
n 深さ 3m
潜水訓練プール
l) 潜 水 訓 練 プ ー ル
、
、
。
仕
置
6) 高 圧 実 験 水 槽
装置 ・計測装置 ・作業装置
水槽本体・加圧装置・モニタ
7) 小 型 高 圧 実 験 水 槽
装置・計損I
]装置・作業装置
支援ブイ ・減圧タ ンク
8) 海 上 支 援 設 備
9)潜水呼吸器高圧試験装置
CD
.D
. C)
.T
. C)
水中エレベータ( P
水槽本体・操作盤・人工呼吸
器装置
1
2) 水 中 乾 式 溶 接 装 置
1
3)講
凶
義
チェンパ本体・圧力計測装置
環境ガスコントロール装置・
給電照明装置 ・通信監視装置
室
8) は 6
0年 6月まで供用施設
)
幅1
.
8m 奥行 2
.
7m 高さ 2
.
7m 最大適用管径2
4i
n
c
h
00凹)
(
約6
最大定員 :2名
収容人員: 1
5名∼ 3
0名程度
水中乾式溶接 l
と関
する試験
海洋科学技術に関
する講義等を行う
表 − 3 施 設 ・ 設 備 使 用 1日 当 り の 基 準
施設・設備名
使
潜水訓練プール施設
夏
C6月∼ 9月
)
)
加 温 (30℃
Jレ
フ
オーフ。ンタンク
教
波
動
長ζ
然温
自
加温(30℃
)
自然温
円
円
円
92,000
41
,000
108
,000
41
,000
50,000
8 000
66,000
8,000
1
,00O円
1 室
3
,000円
*
(10月∼ 5月
)
円
室
室
講義室
料
用
槽
124
,00O円
7
j
く
槽
本
体
水槽装置一式
超音波水槽
64
,000円
回
流
水
槽
202
,000円
38
,000円
高圧実験水槽
積算基準により別途算出
潜水シミュレータ
積算基準により別途算出
海
※上支援設備
144
,000円(必要に応じ, J
.
l
!
J途管理要員の人件費及びオベレーショ
ンl
乙必要な費用を加算する。)
水中乾式用
溶接チェ ンパ
60
,000円(必要に応じ,別途オベレーションに必要な費用を加算
する。)
小型高圧実験水槽
24
,000円
潜水呼吸器
高圧試験装置
32
,000円(必要に応じ,別途加圧媒体に必要な費用を加算する 。
)
オープンベ
12,000円
jレ
14,000円
救急再圧訓練装置
曲
※は 60年 6月まで供用施設(以降処分)
ー ラ7-
表− 4 昭和 6
0
年度施設の使用状況
~と
外
件数
部
日数
使
内部使用
用
金
客
員
(
円
延日数
潜水訓練プール
8
10
502 000
67
オーフ。ンタンク
2
2
16
,300
29
義
3
6
18
,000
115
4
405,000
75
19
4,009,800
171
6
189
,000
44
52
22 549 900
45
講
動
波
超
二目
ピ乙
回
流
室
*
i
*
*
槽
槽
皮
15
槽
高 圧 実 験 水 槽
15
69
潜水シミュレータ
小型 高圧実験 水槽
17
18
440,300
23
潜水呼吸器高圧試験装置
4
4
120
,800
22
12
168
,000
40
救急再圧訓練装置
ワソマソニテャソパー
4
60
106
,800
15
T V
2
100
361
,100
10
他
6
87
268 600
79
380
29
,155
,600
水中カラー
の
そ
よ
c
"
ヨ
計
ラ8一
725
第
ている。
6章 船 舶 の 運 用
当センターが保有する船舶は,潜水調査船「し
「しんかい 2000」の潜航には,検査工事後の
試験潜航は別として調査潜航と訓練−潜航とがある。
んかい 2000J,支援母船「なつしま」および海
中作業実験船「かいよう」の 3隻である。
調査潜航は,昭和5
8
年 7月に富山湾で、開始し f
。
こ
乙の調査潜航は,科学技術振興調整費による研究
6
0年度は「しんかい 2000」および「なつしま J
による深海調査研究が第 3年度ζ
l入り,加えて,
の一部であったが,以後は深海調査研究推進検討
会(科学技術庁)による長期および年度計画K従
「かいよう Jが就航した。乙れに伴い,船舶を一
って行われ,計画と成果概要は公表される。乙の
元的ζ
l管理運用するために,深海開発技術部から
計画は海洋工学,学術,地質,地形・海象,生物
船舶運航部門を分離して運航部が新設された。運
の 5グループについて,当センター,国公立試験ー
航部の構成は,従来の運航課および司令(運航チ
ーム)のほかに 6
0年度に技術課が新設された。
当センターの船舶運航業務体制の整備は昭和5
3
船希望が検討され,運航条件と調整して決定され
る。従来の利用機関を表一 2/C示す。乗船者と所属
年度ζ
l始まった(表− 1)が,年報における業務報
機関ζ
lは“潜水調査船「しんかい 2000J 利用者
告は船の就航後も簡略な表現で行われていた。そ
の手引”を配布して,機能を解説するとともに守
の事情として, 5
7年度までは試験および訓練潜航
るべき注意事項を明示している 。
研究機関ならびに国立大学の深海研究者からの乗
の時期であった ζ と,ならびに 5
8
年度および5
9年
訓練潜航は,運航要員の訓練と技量向上を目的
度は深海研究の成果K含まれていた乙とが挙げら
とするもので, 5
7年 1月から前記の調査潜航開始
れる 。船舶の運航業務が新たに年報の目次ζ
l加わ
まで訓練を重ねた。
支援母船「なつしま Jの単独行動の多くは,「し
った機会 K,先づ業務の概要を述べ,次 l
ζ
6
0年度
の成果を述べる。
んかい 2000」の電池整備および検査工事の時期
K,深海カメラ,サイドスキャンソーナーなどを
1
. 業務の概要
曳航して行われる深海調査で,目的は主として潜
船舶運航業務の内容は,潜水調査船,支援母船
航調査に先行する事前調査である 。
ならびに海中作業実験船の運航と整備である 。潜
水調査船の操縦と整備は運航部の運航チームが行
「しんかい 2000J と「なつしま」の行動した
海域を表− 3/C示す。外航は科学技術振興調整費に
い.支援母船および海中作業実験船の運航と一般
よる国際協力研究のための運航で,当センターお
的な整備は船舶運航会社ζ
l委託している。運航管
よび内外諸機関の研究者が乗船した。
理面では,海事法令 l
と定められた諸手続のほかに,
潜水調査船整備場では,
「しんかい 2000Jを
行動海域を確保するため,漁業関係者などとの折
陸揚げして,電池整備,機材の小修理・補給,年
衝,調整業務も重要である 。また,整備面では毎
次検査工事関連の作業などを行う。
年 3∼ 4カ月を費して行われる船舶検査工事があ
「かいよう Jの運航
る。各船の運航および整備の概要は次のとおりで
海中作業実験船「かいよう」は,三井造船(株)
ある 。
千葉事業所で 5
9年 5月に進水し,餓装および各種
「しんかい 2000/なつしま Jの運航
「しんかい 2000」は 5
6年 1月
, 「なつしま J
は一足早 く5
5年 8月に進水し, 5
6年 1
0月ζ
l潜水調
査船と支援母船の組み合わせが完成した。乙の両
の’性能試験を経て 6
0年 5月末ζ
l当センターへ引き
渡された。前述の「しんかい 2000」の場合とは
「かいよう Jの運航計画は,潜水技術部
をはじめ各研究部の利用希望と運航管理事情とを
異 なり,
船と 5
8年度ζ
l竣工した陸上の整備基地(潜水調査
総合的に考慮して当センター内部で・年度どとに作
船整備場)とによって深海潜水調査船システムが
成する 。
構成されている 。 「なつしま」は「しんかい 2000J
船舶の整備
の専用母船であるが,
船舶と装備機器の整備は,センターと船舶運航
「しんかい 2000j の陸揚
げ整備時期 Kは,単独で深海調査研究に使用され
会社が次のように分担して行う 。
ー ラ9-
「しんかい 2000」全体および「なつしま」の特
殊装置の一部(音響機器, XBT,主蓄電池充
放電管理装置など)……運航部
「かいよう」の飽和潜水システム( SDC/DD
C)……潜水技術部
「なつしま J,「かいよう」の一般部分および「な
つしま」の上記以外の特殊装置……船舶運航会
社へ委託
船舶安全法および日本海事協会鋼船規則l
による
毎年の船舶検査工事は,
「しんかい 2000」はそ
の特殊性から三菱重工業(株)神戸造船所によって
行われ, 57年および58年度は神戸で, 59年度は潜
水調査船整備場で実施した。一方,
「なつしま」
は
, 57年および58年度は神戸で, 59年度は地元の
浦賀で実施した。
1年度以降である。
「かいよう Jの検査工事は 6
2
. 昭和 6
0事業年度の成果
注: 1
.インドネシア外航調査海域を除く
2.0内の数字は行動番号(表 4参照)
「しんかい 2000/なつしま」の運航
6
0年度ζ
lは線表(表−4)および海域図(図一 1)
に示すように 1
2航海(内航 1
1回,外航 1回)を
図− 1 昭和 6
0年度「しんかい 2000」「なつしま J
の
行動海域
実施した。内航の内訳は潜航調査 7行動,検査工
事後の試験潜航 1行動および「なつしま J単独の
深海曳航調査 3行動である。外航はインドネシア
のジャワ島南方海域への「なつしま j 単独行動で,
58および59年度と同じく科学技術振興調整費によ
る「インド洋,太平洋プレート境界海域の地質構
造調査研究」にかかわるものである。当センター,
工業技術院地質調査所,国立防災科学技術センタ
ーおよびインドネシア研究機関の研究者が乗船し
た。安全運航を期するため,海上保安庁水路部を
通じて国際水路警報システムによる通報が行われ
T
こo
潜航調査の利用機関は,前出の表− 2,と併記した
とおり当センターのほか 1
1機関である。 6
0年度の
潜航の研究題目を海域別に表 − 5 示す 。
なお,日向灘調査の機会に宮崎港で地元各界ζ
l
c
,
「しんかい 2000/なつしま Jを公開した。
「かいよう」の運航
6
0年度の行動実績を線表(表
'ζ 示す。
(図− 2)
して,
6)および海域図
「かいよう」の特徴的な機能と
4点係留または自動船位保持システム CD
- 60-
0内の数字は行動番号(表 −6参照j
図− 2 昭和6
0年度「かいよう」の行動海域
ps)により,船の位置を定点 l
と保つ乙とができ
る。また,装備機器として,飽和潜水システム
船舶の整備
c
s
「しんかい 2000Jおよび「なつしま Jは,引
D C / D D C)のほかに航走しながら海底地形図
き渡しを受けてから 4年目を迎え,それぞれ初め
を画き出す“シービーム”を搭載している。乙れ
ての定期検査工事を実施した。実施場所と工期は,
らの特徴を半没水双胴の特異な船体ζ
l盛り乙んで
「しんかい 2000」は整備場で6
0年 1
0月2
1日から
いるため,就航訓練および慣熟訓練を6
0年 6月
,
6
1年 3月2
7日(施工後の試験潜航を含む),
7月
, 6
1年 1月および 3月に熱海市初島沖で繰り
つしま」は神戸で60年 1
0月24日から同 1
2月1
2日で
返して行った。一方,就役を待望していた各研究
あった。初めて開放点検を行った機器も多く,徹
部によって,就役早々から活発に利用された。
底的な検査,修理を行った。
日航機落下物調査は,
「
な
8月 l
乙発主した墜落事故
「かいよう」は引き渡しを受けて 6カ月間の運ー
に関し運輸省航空事故調査委員会に協力したもの
航経験に基づき, 6
0年1
2月2
1日から 6
1年 l月1
7日
である。海上保安庁水路部の i
J
l
.
i
J量船によるサイド
まで三井造船(株)千葉事業所へ回航して暇庇担保
スキャンソーナー調査の後をうけて,深海曳航カ
工事を行った。
メラとソーナーによる捜索が行われた。
なお,就航 i
と先立って 6月 8日i
乙当センター岸
壁で各界の関係者 l
乙対する特別公闘を行い,また
調査回航中には青森港で公開した。
- 61-
表ー 1 船 舶 運 航 体 制 の 推 移
船
年度
月
白
.施
,
整
備
船舶の活動
究グループ( 2研 ) 設置
深海開発技術部に潜水調
5
4
5
6
制
深海開発技術部 l
乙運航研
5
3
5
5
体
王
民丹
又
査船運用準備室設置
5
5
.8
「なつしま」進水
深海開発技術部に運航室
5
6
.1
「しんかい 2000」進水
設置,司令設置
5
6
.1
0 潜水調査船と支援母船とのシス
テム完成
深海開発技術部運航室 に
運航課設置
5
7
. 1 訓練潜航開
始
深海開発技術部運航室を
深海研究運航室に拡充改
組
。 訓練潜航
5
7
深海開発技術部に海中作
業実 験船開発プロジェク
トチーム発足
5
8
. 7 調査潜航開
始
5
8
5
9
. 3 潜水調査船整備場完成
5
8.5 「なつしま」
による深海
曳航調査開
始
5
9
5
9
.5
「かいよう」進水
6
0
.5
「かいよう」 完成
。 調査潜航
。 深海曳航調査
運航 部設置
6
0
技術課設置
。 調査 潜航
。 深海曳航調査
6
0
. 6 「かし、ょう」
就航
62-
「しんかい 2000J 調査潜航利用機関
表ー 2
関
機
名
1
. 地質グループ
工技院地質調査所
2
. 地形・海象グループ
(
1
) 舞鶴気象台
(
2) 海 上 保 安 庁 水 路 部
3
. 海洋工学グループ
海洋科学技術センター
4
. 学術グループ
(
1
) 静岡大学
(
2
) 東京大学海洋研究所
58年 度
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
(
4
) 琉球大学
(
5
) 東京水産大学
(
1
) 石川県水試
(
2
) 水産庁日本海区水研
(
3
) 水産庁研究部
(4) 富 山県水試
(
5
) 静岡県水試
(
6
)
,,
水産課
(
7
) 水産庁遠洋水研
。
。
。
。
。
。
。
(
8) 神 奈 川 県 水 試
(
9
)
II
水産課
(
1
0 岩手 県水試
日沖縄県水試
(
1
2 水産庁 東 海区水 研
日 鹿 児 島県水試
。
。
。
。
。
。
。
。
。
凶宮崎県水試
計
t
i
O年 度
。
(
3
) 東京大学地震研 究 所
5 生物グループ
59年 度
1
3
63-
1
7
。
。
。
。
。
。
。
1
2
表 − 3 「しんかい 2000」,「なつしま」の行動海域
O調査潜航
口訓練潜航
ム「なつしま」による深海曳航調査
~主\と
相
模
湾
駿
河
湾
5
6
口
ロム
灘一湾一沖
5
9
6
0
ロム
0 ム
0 ム
ロ0
O ム
0 口
ム O
⋮O 一O
ム
鬼界カノレデラ
国
ム
沖
ー−・ ・ . .. ---
日
ム
・
・
・
・
・,
・
−
− −−‘
.
『.
.
b
堆
平
日
大
.
.
,ー
ー
・
晶
晶
,・
‘
. − −
−
ー
ー
. ,
灘
向
考
口
沖縄トラフ
四
備
o
野一山一陸
富
5
8
口
紀 伊 水 道
費
負
5
7
ム
。
。
。
−−−ー.
ム
沖
田
秋
日本海中部
地震震源域
ー− ー.
.
.
‘
,
, ・
・ ・
E
南
諸
酉
島
-・
− ,ー
ム
‘ −ー
ム
灘
州
、
|
遠
a
’・− −
− .
.
..・
伊
;
¥
諸
豆
丈
ム
島
島
ム
- -
隠
岐
-
‘・
・.
..
•• a
堆
ビスマルク海域
ソロモン海域
ム
ム
ム
トンガ海溝域
インドネシア海域
ム
- 64
「しんかい .
2000」,「なつしま」の運航実績
表− 4
0 1
1 1
2 1
3 1
7 1
8 1
9 2
0 2
1 2
2 2
3 2
4 2
6 2
7 2
8 2
93
0
4 1
5 1
6 1
5 2
6
0年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
月 火 水 木 金 土 日月 火 水 木 金 土 日月 火 水 木 金土 日月火 水 木 金土 日月
河
4
① 駿
1湾
*
く
月
、
,>
回
。
由
\
5
5
02
4
5I
水 木
日 月 火 水 木 金 土
金 土
5
②
相
日月
模
火 水木 金 土
湾
9
印 1
0
5
0
日月
水木
火
9
2
5
日月
金 土
③ 相
水 木
火
金
湾
模
|
く
月
m
1
0
01
1
0
1
81
3
9
5
土
日 月 火 水 木 金 土
臼月
火 水木 金 土
6
④
月 〉
日月
4
真
相
く
索
換
吊
プ
ノ
、
て
日月
火 水 木 金 土
湾
4
7
01
3
9
0
1
1
7
7。
”
金 土 日
⑤ 八
火 水 木
〉
回
1
2
5
01
2
4
3
1
4
0
0
1
3
0
0
1
2
5
01
7
0
1
2
56
9 2
0 2
1 2
2 2
3 2
4 2
6
0年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
0 I
I 1
2 1
3 1
4 1
5 1
6 1
7 1
8 1
52
6 2
7 2
8 2
9 3
0 3
1
月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日月 火 水 木 金 土 日月 火水木金 土 日 月 火 水
⑥四国沖・日向議
島
周
辺
7
丈
t
く
月
皿
7
1
0
木
日 月 火 水 木
⑦ 大
和
金 土
8
金 土
堆
日月
火 水木
金 土
日月
公特
3
6
02
4
6関別
6
6
0
型犯
火 水 木 金土
公ー
関般
3
6
0
i
日
月主日本ム海主南 木 金 土
(
8
)
部・隠厳堆
〉
月
m
1
7
8
0
6
9
0
日 月 火 水 木
金 土
日 月 火
5
1
57
9
03
3
0
水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土
日月
⑨
9
火 水 木 金 土 日 月
湾
駿
河
K
月
血
7
4
01
9
4
5
1
9
4
01
9
5
0
4
9
0
・
1 2
2 2
1 1
2 1
3 1
4 1
5 1
61
7 1
8 1
9 2
0 2
3 2
4 2
52
6 2
7 2
8 2
9 3
0 3
1
0 1
6
0年 l 2 3 4 5 6 7 8 9 1
火 水 木 金 士
一 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日月 火 水 木 金土日月火水 木
湾
⑩ 駿
河
1
0
4圃
く
>
日
「
し
之
ん
か
土I
〉
い
主
」
聖
定
書
期
.
.
検査
−
・
砂
月
m
.
.
.
.
.
.
ー
・
・
.
−
−
. ・
同
−
2
2
52
2
0
1
3
4
01
3
2
5
1
9
7
0
」
z
b
l
6
金
土
日 月 火 水 木 金 土
1
1
月
.
.
.
.・
・
日 月 火
1
2
日 月 火
.
.
.
..
.
.
.
f
;iJ1
水 木 金 土
:!~2-~-,ま: j
ー ・
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月
−
.
.
日 月 火
現
0
1
検定聖期
一
−
検査
−
水 木 金 土
.
.
.
.司
.
.
..
.
.
.
火水 木 金 土
.:!F三九主2九目主q型J竺-~'章·~-一京I
.
.
火 水 木 金 土
日月
圃
・
|・
回 −..
.
・
・
・
. ・
日月
.
.
.
.
・査
「しんかし、
ー
,.............
水 木 金 土
ー
日月
日月
火
・
.
ー
火
水 木
金 土
.
.
. ,ー
.
. ・
.
.
水 木 金 土 日 月 火
インドネ νア外航
.
・. ・
−.
.
ー
. −
・
・
・
. −
.
−
・
・
・ ・
・
ー ー
・
・ ・
・
・
.
ー
・
・−
ー
−
.
6
1年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
0 1
1 1
2 1
3 1
4 1
7 1
8 1
9 2
02
1 2
6 2
5 1
6 1
2 2
3 2
4 2
5 2
7 2
82
9 3
0 3
1
水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日月火水 木金土日 月火 水木 金 土 日 月 火 水 木 金
インドネシ ア外航調査
月
・
司
.
. −
.
.ー
ー
. −
・
・
−ー
−
−
−
土
日 月
火 水 木 金 土
2 インドネ νア外航調査
「しんかい 2000」定期検査
月 ー−
−
−
−
− −−−ー−−−−−−−−−−−−.
土
3
・
・
−
ぐ二〉精航
・
圃
・e 回
4
航
日月
ー ん
−
−
かい
火 水 木金土日月
インドネシア外航
.
.
.
ー
ー
・
ー.
・
.
.
.ー
,
.
.
町
火水 木 金 土
日月
火
水 木
金
・
ー
・
.
.
.
.
.
. −
ー
・
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・
ー
. −
・
・・
・
・ ー
・
・ ・
ー
ー ー
ー
ー −
−
ー
・・
ー
・
ーー
日 月 火 水 木 金 土
4
月
・
f
・
i rg
l
"
」
.
.
定
.
.
期
.
ー
一
検査
一
・
−
.
.
日月
火
験
試
沈
降
水 木 金 土日 月 火 水木 金土
D
)駿 河 湾 ( 試 験 潜 航 )
に
m
5
6
05
9
0
<二二二>深侮曳航調査
1
0
0
09
9
8
9
旬
0 内 の 数 字 は 行 動 番号
−工 事
- 6ラー
9
7
0
J
日月
火 水
木 金 土
日 月
9
8
5
(
図
I参照)
表− 5 6
0年 度 調 査 潜 航 の 研 究 題 目 ( 海 域 別 )
研
プU
目
題
利 用 機 関
相模湾
海底谷における堆積物の堆積地質
静岡大学
沖の山堆列における断層崖
東大海洋研究所
伊豆大島北西部の火山岩
海洋科学技術センター
初島沖の海底火山岩
東京大学
海底重力基準点の設置
海上保安庁水路部
精密音響測深機,深海曳航体ソーナー,サブボトムプロファイラーの比較
海洋科学技術センター
水中画像伝送基礎実験
海洋科学技術センター
相模海丘および相模トラフ中軸部の生物相
海洋科学技術センター
漁場におけるアブラボウズの環境条件
神奈川県水産試験場
アコウ,メヌケ,カニ類の分布
神奈川県水産試験場
動物プランクトン,マイクロネクトンの集群行動と垂直分布
東京水産大学
駿河湾
潜水船用サブボトムプロファイラーによる変動地形地質調査
海洋科学技術センター
重力堆積物によるトラフの埋積およびプレート運動の影響
静岡大学
駿河湾伊豆側斜面の岩石・岩石磁気
東大海洋研究所
駿河トラフ中軸部の底層流
海洋科学技術センター
観測機器性能試験
サクラエビの生息分布
海洋科学技術センター
静岡県水産試験場
深海底棲生物の生態
東大海洋研究所
海底における,捕食による死魚の減耗速度
水産庁東海区水産研究所
四国沖
足摺海丘の断層地 形
海洋科学技術センター
室戸海丘の地質構造
工技院地質調査所
足摺海丘の地質構造
工技院地質調査所
日向灘
甲殻類の分布・生態
宮崎県水産試験場
底魚類の分布・生態
宮崎県水産試験場
海洋科学技術センター
生物相の観察および生物捕獲装置試験
大 和 堆
大和堆の地質構造
工技院地質調査所
大和堆頂部の岩石露頭
海洋科学技術センター
エビ類の分布密度
富 山県水産試験場
-66
表− 6 「かいよう」の運航実績
4 2
5 26 2
0 1
1 1
2 1
3 1
4 1
5 1
6 1
7 1
8 1
9 2
0 2
1 2
2 23 2
7.
2
8 2
9 30
6
0年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
日
)|月 火
) 月 火 水 木 金 土 l(
日
)I
月 火 水 木 金 土|
(日)|月 火 水 木 金 ±)(
月 火 水 木 金 土 日
4
月
同ー
水
木
一 ー
一ー
金 土
日月
5
月
火
水 木金 土日月
日月
火
水 木 金
ー
M
金土日月火水
〈
;
ム
/
別
特
開
公
横|須賀|港内
|
ーー
木
日月火水
金土
火
火
水 木
金
土
,
=
木
金
ー四』
炉−
−
ー ーー ーー ー ・
水 木 金 土 日月
①就航訓練
〈 亡〉〈
初島沖
||
日月
土
6
月
H
.
.
司 ー 『ー
ー ー ーー 一 ド
ーーー
土
建造(三~--~-氷井水造船木 側 千 軍 事 業 所−)
ー ーー
日
日月 火 水 木 金 土
② 新 海 洋 観 掴1
)シス テム
〈 〉
〈
三|宅島
|沖
7 1
8 1
1 2
2 2
3 2
4 2
5 2
6 27 28 29 30 3
6
0年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
0 1
1 1
2 1
3 1
4 1
5 1
6 1
9 20 2
1
月火水木金 土 日 月 火 水 木金土日月 火 水 木 金 土 臼月火水木金 土 日 月 火 水
③就航訓練
7
得手ーム実験
〉
総合
く〉
ヒ
>
〈
月
初島沖
駿河湾
績須賀港内
(
<
⑤
土
f
思日
木
8
金土
日 月 火
水
無人試験
I
〈
月
I
金
日月
土
火
水 木
日 月
金土
第載~r事試験
〉
水 木
金 土
日 月 火
水
金
土 日月
⑬海底変動
木金 土
⑦ 60m予備
初島沖
金 土 日 月 火 水 木
③ 新 海 洋 観i
l
.
I
)システム
水 木
金 土 日月 火 水
⑨深海生物調査
<
I
>
月
火
く
房総沖
中
初島i
日 月 火
9 実海域実験
水 木
木 金 土 日月 火
⑥新海洋観測システム
3 ミ
八|戸沖
|
三|陵 |沖
木
一
一
富 山湾
1 1
9 2
0 2
1 2
2 23 2
7 28 29 30 3
0 1
2 1
3 1
4 1
5 1
6 1
7 1
8 1
4 25 26 2
1
60年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1
火水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日月 火水木金土 日 月 火 水 木
⑪
⑫ 60m実 海 域 実 験
1
0地 形調査
〉
ー
r
く
こ〉
〉
く
別
特
公
開 公
月
開
般
青 森沖
初島沖
I
金
土
日 月 火
水 木
金
士 日 月 火 水 木 金 土 日月
火水 木
l
⑬日航機落下物調査
1
1
l
ぐ
月
I
I
I
金
土
I
日月 火 水 木 金 土
⑬ DPSを用いた海底調査実験
|
ど
〉
相模湾
相 模1
湾稲|取沖|
日 月 火
水 木
1
2ト
ー
ー
ー
ー
t
>
金
土
日 月 火
l
く
一
一
ー
ー
ー
月ト
水 木
l
金
土
日 月 火 水 木 金 土
⑬新海洋観祖j
lシステム
l 羽
日月
火
ー− 一 一
ど
水 木
金
土
日月
・
・
・ ー
ーー 一 ー ャ
火
ーー
相
l模
l 湾
I
房 総|半|島| 沖
0 1
1 1
2 1
3 1
7 1
8 1
9 2
02
1 2
2 2
7 28 29 3
4 1
5 1
6 1
3 2
4 2
5 26 2
6
1年 I 2 3 4 5 6 7 8 9 1
0 31
水 木 金 土日月火水木金土日月火 水木 金土日月火水木金土日 月 火 水 木 金
⑫ 4点 係 留 試 験 ・ D p s
機器訓練
⑦ 最 低 担 保 工 事 ( 三 井 造 船脚 千 葉 造 船 所
.
旬r
〉
同
・
・
ー
ー
圃
・ ー ーー ー ~ - ー. ・
ー
・・
ーー
一ー
一ーー 一 ャ
月
初
土
日 月
火
水 木
金
土
日 月
2
火
7
/
< 木 金 土 日月
島沖
火水 木金土 日月
3回
)
〉
火
7
/
<木 金
1
8 シーヒームの性能及び用法 I
C係る調査(第
1
ど
月
2
・
L
駿|河 i
湾
土
日 月 火
7
/
< 木 金 土 日月
3
月
く 二 三 〉 潜 水実 験
←・ー・ーー・ 9 E事
. その他
火 水 木 金 土日 月火
⑬ 4点 係 留 試 験 ・ D p S機 器 訓 練
水木
金
土日
月
火水
木 金 土
日 月
l
ど
|初島沖
||
く二二二> 潜 水 実 験 以 外 の 調 査 ・ 実 験
山 内の数’ i
ーは f
i
!
P
J
Jf
許弓
-67-
(図
2参照)
顧問会議
海洋科学技術センターは,その運営に関する重
要事項に ついて会長に意見を具申するため に,定
昭和 6
0年度の顧問は,以下のとおりである。
石倉秀次拙日本植物防疫協会理事長
久良知章悟新技術開発事業団理 事長
拙日本鉄鋼連盟会長
日本経済新聞論説委員
開放送大学教授
東海大学大学院
海洋学研
究科委員長
{二八郎 体力経済団体連合会副会長・
田
和和安戦友
甘利貫一例運輸振興協会理事
紀
野田田高下
顧問(五十音順,敬称略
)
佳
昇夫雄夫介成茂
款の規定に より顧問を 置く乙とができる。
田
豊辰幸賓
顧問会議と評議員会
須村村
武堤奈西花漬漬前久日松渡
第 7章
事務総長
制1
日本舶用機器開発協会理
事長
三井造 船 側 顧 問
的日本造船工業会会長
新日本製織掬参与
石油鉱業連盟会長
杉本正雄附日立製作所嘱託
財海洋生物環境研究所理事
田口連三件±)日本機械工業連合会会長
長
李家勝二
ユニコイ ンターナショナル附相談
辺
東京都立工科短期大学長
役
(昭和6
1年 3月3
1日現在)
(昭和6
1年 3月3
1日現在)
︶
1
︵
また,昭和 6
0
年度には, 1
0月2
8日ζ
l顧問会議を
開催し,昭和6
1年度予算概算要求方針等について
評議員会
第 3回
昭和 6
0
年
日広
昭和6
0年 6月2
4日開)
説明を行い,各顧問か ら貴重なご意見及び ζ 指 摘
場所
月曜会倶楽部
を載いた。
議事
1
. 前回議事録の承認、
2
. 評議員会
2
. 近況報告
3
. 昭和 5
9
事業年度決算について
4
. 岡和6
1事業年度予算概算要求方針につい
当センターは,その運営 l
と関する重要事項を審
議するために,評議員会を置いている。評議員会
は,海洋開発について専門的な知識を有する者の
て
5
. その他
うちから,科学技術庁長官の認可を受けて会長が
任命した評議員2
0名以内で組織されている。
昭和 6
0
年度の評議員及び評議員会での審議事項
(
2
) 昭和以降
評議員会
1
. 前回議事録の承認、
石川六郎他日本建設業団体連合会会
2
. 近況報告
剛光
藤島
3
. 昭和6
1事業年度予算概算要求について
4 昭和 6
0
事業年度における研究開発の実施
状況に ついて
長
(楠電力計算センター取締役
木須藤
黒那佐
正
制1
医療情報システム開発セ
ンタ一理事長
5 賛助会の現・況について
敏
6 土地交換について
7 その他
郎
日本大学理工学部教授
期
電気事業連合会会長
美津雄
尉1
日本海事協会会長
1
2時∼ 1
4時3
0分
議事
評議員(五十音順.敬称略)
阿部栄夫拙日本電機工業会会長
大
第 4回
0年 1
1月2
9日幽
日 時 昭和6
場 所 月曜会倶楽部
は以下のとおりである。
伊
1
2時∼ 1
4時
69-
(
3) 昭 和6
1年 第 1回 評 議 員 会
日 時 昭 和6
1年 3月 7日幽
場所月曜会倶楽部
1
2時∼ 1
4時
議事
場所東海大学校友会館
1
. 前回議事録の承認
議事
2
. 近況報告
3
. 昭和61事業年度予算,事業計画,資金計
1
. 前回議事録の承認
2
. 近況報告
固に ついて
3
. 役員人事について
4
. 昭和6
1事業年度研究開発計画の概要につ
4
. その他
いて
5
. 海洋科学技術センタ一 定款の一部変更に
(
4) 昭 和6
1年 第 2回 評 議 員 会
ついて
日 時 昭 和61
年 3月26日(
7
]
<
) 1
2時∼ 1
4時
6
. その{也
-70一
。曳航式サイドスキャンソーナ及び深海テ
資料一
レビカメラを用いて日本海隠岐堆を調査
)
9日∼ 9月 5日
(8月2
,.業務日誌
9月。「海明」の第 E期海域実験を開始( 9月
1日,山形県由良沖〉
3日∼ 3月3
年>
0
く昭和6
4月。科学技術週聞にセンター施設を一般に公
。「しんかい 2000」で駿河湾を調査( 9
開
)
0月 1日
0日∼ 1
月2
。センタ一組織を一部改正
。曳航式深海テレビカメラを用いて青森県
)
5日
1日∼ 9月2
八戸沖を調査( 9月2
85調査団を米国へ派遣(団長:石
o ROV’
井進一)
0月。「かいよう」を青森県青森市で一般公開
1
。「しんかい 2000」で駿河湾を調査( 4
)
。60m有人潜水実験を実施(相模湾
〉
6日
7日∼ 4月2
月1
1回研究発表会を開催(東京一全共連
1月。第 1
1
85調査団を米国へ派遣(団長:関
5月。 OTC’
レ
ビJ)
)
厚
。参議院科学技術特別委員会,センターを
。海中作業実験船「かいよう」竣工
ど視察
。「しんかい 2000」で相模湾を調査( 5
00m有人潜水シミュレーション実験を
。3
)
1日
2日∼ 6月2
月2
実施
6月。海中作業実験船「かいよう」及び専用岸
。賛助会懇談会を開催(東京ー全共連ビル)
壁竣工披露
。OCEAN’S85調査団を米国へ派遣(団長
:間山隆)
。英国上院議員,センターを訪問
。センター夏島会発足
2月。第 2回「しんかい 2000」シンポジウム
1
7月。「しんかい 2000Jを宮崎県日向市でー
を開催(東京一海上保安庁)
般公開
1年>
く昭和6
1月。「なつしま Jを用いてインドネシア周辺
海域の地質調査を実施
「しんかい 2000」で四国沖 ・日向灘を
)
9日
0日∼ 7月2
調査( 7月2
2月。海氷域で、マイクロ波の観測実験を実施
8月。新海洋観測システムの総合海域実験を実
(北海道一紋別市)
施(常磐,三陸沖)
。「しんかい 2000j で大和堆を調査( 8
)
4日
月 6日∼ 8月 1
・
71-
2
. 研究発表等
(
1) 研 究 発 表 会
日時
: 昭 和 60年 1
1月 1
3日(水) , 1
4日(木)
場
: 全共連ビノレ 4階 大 会 議 室 ( 千 代 田 区 平 河 町 2の 7
所
TEL03-265-3111)
目
題
発
表
者
海洋開発研究部における研究開発
(
1)波力発電装置「海明」第 2期海域実験
益
田
主
Eコ
主
雄
(
2
)
鷲
尾
幸
久
(
3)ハーパー付固定式波力発電装置の理論と実験
堀
田
(
4
) 緊張係留方式の実海域実証研究(緊張係留システムの基本設計)
工
藤
君
明
豆主正主主
己
田
孝
義
(
6
) 海洋観測システムの総合海域実験について
甲
斐
源太郎
(
7)超音波ドップラー・プロファイラーの開発
黒
田
芳
史
佐々木
保
徳
「海明」模型の水槽実験結果
(
5
) 深層水による餌料植物フ。ランクトン連続生産技術の開発
(
8
)
マイクロ波による波浪と流氷の観測
平
深海研究部における研究開発
(
9
) 潜水調査船によるトゲエビ分布密度推定の試み
橋
本
U
O
l 潜水船及び曳航体による深海精密調査の成果について
田
中
武
男
日海底の人工物体の捜索
門
,
馬
大
日
平
U3 海底情報の計算機処理
大
塚
日水中画像伝送装置に関する基礎実験について
土
屋
手
j
J
雄
乙関する実験結果について
日 水 中 通 話 機 の 明 瞭 度i
網
谷
泰
孝
日 無 人 探 査 機 ド ル フ ィ ン 3 Kの開発状況について
野
本
E
日ヨ
夫
伊
藤
夫
他
谷
康
惇
清
深海開発技術部における研究開発
潜水技術部における研究開発
。。大井川町沖の海洋暴露試験施設における生物汚損
日
百
ラットにおける減圧障害とその要因
ー加齢,性差.環境温度一
u
s 高圧高密度ガス環境下のアカゲザノレにおける生体恒常性の変化
関
U9 潜水訓練時の血液成分の変動及び渇感に対する飲水の効果
竹
内
久
美
QO 深海ダイパーにおける呼吸放熱 l
とよる深部体温の低下
楢
木
暢
雄
一72
手E 博
(
2)研究成果の外部発表
1) 学 会 発 表
題
目
発
表
発
者
表
先
橋本
惇
日本水産学会秋季大会
相模湾西部で発見された溶岩帯について
田中
武男
日本火山学会秋季大会
水中音速評価誤差に伴うシービームの異常記
松本
リ
岡
地震 学会春季大会
松本
岡]
I
日本測地学会第6
5回講演会
中西
俊之他
電気通信学会技術研究報告
宮崎
武晃
土木学会海洋工学講演会
浮体式海洋構造物の緊張係留に関する研到 1
)
工藤
君明
日本造船学会春季講演会
浮{本式海洋構造物の動揺軽減システムの研究
工藤
君明
日本造船学会春季講漬会
浮(本式海洋構造物の緊張係留に関する研究( 2
)
工藤
君明
日本造船学会秋季講演会
沿岸固定式波力発電装置の発電運転試験
堀田
平
土木学会第 3
2回海洋工学講演会
振動水柱型波力発電装置の並列配置効果に関
堀田
平
土木学会関東支部技術研究発表
潜水調査船によるトゲエビの分布密度推定の
試み
録とその補正の試み
シービーム記録に現われる“ Q効果”とその
補正の試み
乙
相模湾における海面海底聞の音波伝搬損失 i
ついて
マルチレゾナンス式振動水住型波力発電装置
の研究
する実験研究
夏季東シナ海ζ
i於けるクロロフィル蛍光の徴
よ
3三
』
辻
義人
海洋学会春季大会
美澄
篤信
海洋学会春季大会
佐々木保徳
海洋学会春季大会
細鉛直分布の観測例
実
スライド式曳航体にまる海洋鉛直断面計調1]
l CXBTとの比較〕
験I
Non-c
o
h
e
r
e
n
tModelによる海面でのマイク
ロ波の散乱の評価
-73-
題
目
発 表 者
発 表
先
海面放射マイクロ波の多周波複偏波観/J
l
i
J
Iとよ | 佐 々 木 保 徳
日本リモートセンシング学会第
る海洋観測
6回学術講演会
人工魚礁近傍の魚群生態 i
乙関する基礎的研究 | 岡 本
峰雄
日本水産学会秋季大会
信夫
日本水産学会秋季大会
邦博
第 39回日本人類学会
一 X 超小型無人機 ROVの観察能力
海洋構造物における付着生物の生態一四大
l伊 藤
井川沖の海洋暴露試験研究施設における生物
高圧高密度ガス環境下のアカゲザ、 Jレ の 適 応 と | 関
ポリソムノク’ラフィ
E
f
f
e
c
tofLow and High Environmental | 他 谷
I山 田
潜水作業に使用する時計装置
EuropeanUnderseaB
i
o
-Medic
a
lS
o
c
i
e
t
y(
EUBS)
康他
I
稔
|日本時計学会春季大会
Temperatureson Decompression S
i
c
k
n
e
s
s
i
nt
h
eAging R
a
t
.
2)シンポジウム等
題
目
発
表
者
発
表
先
Gravity Anomaly i
n and around Antarc- 松 本
t
i
c
a and i
t
sT
e
c
t
o
n
i
cI
m
p
l
i
c
a
t
i
o
n
s
同j
l
The23rd G
e
n
e
r
a
lAssembly
o
fIASPEI
曳航式深海カラー TV システムによる青森県
惇
第 5回水産工学研究推進全国会
橋本
八戸沖深海生物調査
重力異常からわかる海底の構造とテクトニク
議
松本
岡1
ス
東京大学海洋研究所シンポジウ
ム「プレート生成・消滅域にお
ける海底諸現象」
自航式無人機による調査
服部
陸男
潜水による生物調査研究に関す
るシンポジウム
P
r
e
s
e
n
tS
t
a
t
u
sofRovsi
n JAMSTEC
服部
陸男
青木
太郎
高橋
賢一
-74
ROV’8
5,サンジエコー
題
目
発 表 者
発
表
先
|服部
陸男
第 44回 水 産 土 木 研 究 集 会
An Advanced UnderwaterTowed V凶 凶 | 野 本
昌夫
Oceanology I
n
t
e
r
n
a
t
i
o
n
a
l’
8
6
新しい技術関係(ロボッ卜,潜水艇)
f
o
rOceanographicMeasurement
海洋調査の最新技術
安藤久司
日本舶用機関学会主催第 3
7回 学
術講演会シンポジウム
久司
UJNR海中技術ノマネル
高川
真一
高分子学会高分子可能性講座
深海調査技術について
|安藤
久司
深海開発技術の現況
|安藤
久司
UnderwaterA
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cNoiseAttenuation | 高 川
i
n Wakeand BubbleFormation i
n Such
F
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e
l
d
真一
海洋エネルギーの利用
|石井
進一
日本海洋学会沿岸部会
波浪エネルギーの利用と問題点
|石井
進一
ECOR海洋エネノレギーに関する
日本における 6000m級潜水調査船の開発
|安藤
将来の輸送機を支える高分子材料,海洋開発|
分野
座の
講生
学業
工卒
礎学
基大
群合
学総
3
崎
第長
学︵
大会︶
波崎体
筑長田
I
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lSymposium on
Cavitation
シンポジウム
沿岸固定式波力発電装置の開発
堀田
平
土 木 学 会 第1
0回海洋開発シンポ
ジウム
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泡−
、日
A
第1
0回海洋開発シンポジウム
(土木学会主催)
て
湧昇流制御構造物の開発 i
乙関する実験的研究 ! 繍
辰之介
0回海洋開発シンポジウム
第1
(土木学会主催)
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辰之介
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川崎
浮遊式波浪制御構造物の水槽実験結果 i
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叫叫 O U
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l堀 田
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rAirFlow on OWC
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題
目
発 表 者
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t| 辻
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g OceanicData:F
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l
d Experiments
義人
海洋関係のセンサー・計測システムおよびデ|辻
義人
表
先
日本海,東シナ海国際シンポジ
ウム
日本電子工業振興協会計測講演
メh
コ
=
=
ータ処理について
海底の SQUID磁力計について
発
|中埜
岩男
東京大学海洋研究所,海洋一島
弧系の電磁気的構造 l
乙関するシ
ンポジウム
伊豆小笠原海嶺海域の黒潮強流域における自|
美澄
篤信
l対 す | 宗 山
オホーツク海における海洋構造と漁業ζ
敬
黒潮調査研究成果発表会(水路部)
記測流結果
北方圏国際シンポジウム
る NOAA/AVHRRの応用
海面マイクロ波輝度温度の海面粗度および、周|
佐々木保徳
電波研究連絡委員会報告会
佐々木保徳
日本リモートセンシング学会第
波 数i
乙対する依存性
海面放射マイクロ波の多周波複偏波観測によ|
る海洋観測
6回学術講演会
粗海面における天空マイクロ波の散乱(リモ | 佐 々 木 保 徳
第 5回「不規則形状体による光
一トセンシングの一環)
散乱研究会」
O
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n by NOAA/AVHRR
浅沼
市男
on P
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a
n Gulf
第 4回沿岸海洋マネージメント
・シンポジウム(米国,パノレチ
モア)
画像情報圧縮電送および画表示技術の研究
浅沼市男
昭和60
年度関東学院大学工学部
研究発表講演会
超音波ドップラー・プロファイラー
甲斐源太郎
海洋科学技術センターにおける深層 水 利 用 技 | 豊 田
術の研究について
孝義
海洋音響研究会シンポジウム
マリンランチング計画「生産管
と関する研
理モデルの運用手法 i
究」委員会
- 76-
題
目
発
表
者
発
表
先
波浪制御構造物の研究開発の概要
浮田
基信
第4
7回海洋工学懇親会
TheNewestD
i
v
e
r
'
sToolSystem
山口
仁士他
UJNR潜水技術専門部会
TV underHyperbaric
山田
稔
、
UJNRi
潜水技術専門部会
TimeKeeping D
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si
n Diving
山田
稔
UJNRi
潜水技術専門部会
SomeA
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fJapan C
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.
伊藤
信夫
UJNR海洋構造物専門部会
Fu
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Reef(
A
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a
lSeaweed Farm Plant)
岡本
峰雄他
UJNR海洋構造物専門部会
-77-
3) 学 会 誌 等
題
目
発
表
発
者
表
先
潜水船「しんかい 2000」による深海調査
堀田
宏
ECOR日本委員会 出版物
相模をのぞく
堀田
宏
水産海洋研究会報( 4月号)
堀田
宏
海洋時報
深海生物調査手法の現状
橋本
惇
海洋生物資源、の探索と利用
日本海青森県沖海底で発見された黄褐色物質
堀田
宏
地質学雑誌第 9
2巻
海中作業実験船「かいよう」搭載のシービー | 網 谷
泰孝
| 日本造船学会誌 4月号
「しんかい 2000」による調査の現状と成果
-6000m級潜水調査船建造にむけてー
の鉱物学的検討
ムについて
水中音響トランスポン夕、航法装置について
中西
俊之
日本航海学会誌第8
6号
SmallRovsDeveloped i
n JA恥1STEC
服部
陸男
UJNR潜水技術専門部会夕、イビ
ングノ fネノレ
「かいよう」の竣工
安藤
久司
S
c
i
e
n
c
e & Technology in
Japan7月号
相 模湾 における海面海底聞の音波伝搬損失に
中西
俊之
電子通信学会超音波研究会
l安 藤
久司
日本舶用機 関学会誌昭和6
1年 2
ついて
海洋調査の最新技術
月号
水中音 響 トランスポンダ航法装 置 について
中西
俊之
乙れか らの海洋調査
安藤
久 司
「航海」
日本舶用機関学会誌昭和6
1年 2
月号
海洋 開発と材料研究開発
高川
真一
特殊鋼クラブ機関誌「特殊鋼 J
2000メートノレ潜水調査船システム用 音 響航
安 藤
久司
日本水路協会機関誌「水路 J第
5
7号
法装置
-78-
題
目
発 表 者
発
表
先
深海有人潜水調査船の電気設備
安藤
久司
|電気学会雑誌 6月号
海洋開発の現状と方向
石井
進一
|漁船協会 2月
青い珊瑚礁一海域制御技術の研究開発
工藤
君明
I
I
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fHyperbaricH
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関
邦博他
\TheAnnalso
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ECOR12月号
Anthropology
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lTremord
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邦博他
I
TheAnnalso
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IAnthropology
H
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x Divea
t31ATA
ウサギにおける反復緊縛負荷ζ
i対 す る ク エ ン | 毛 利
元彦他
|医学と生物学
酸の代謝適応の成立
300m (31ATA)への He-02で の 加 圧 下 に | 他 谷
おけるダイノイーの自覚症状
康
I
ITheAnnalsofPhysiological
IAnthropology
生理人類学雑誌
高圧 閉 鎖 環 境 下 居 住 時 の ダ イ パ ー の 疲 労 と 情 | 設 楽
緒的変化
文郎
TheAnnalso
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l
IAnthropology
仁士
lオ ー シ ャ ン ・ エ イ ジ
I
1985年 国 際 ダ イ ビ ン グ シ ン ポ ジ ウ ム 等 調 査 | 山 口
I
概要
水中生理学その皿
|他谷
康
ITheAnnalsofPhysiological
Anthropology
-79
3
. 外国出張等
(
1) 外 国 出 張
用務先・期
間
仏国,英国
務
用
氏
名
IEA波 力 執 行 委員会 出 席 及 び 調 査
海洋開発研究部益田 善 雄
UJNR潜水技術専門部会参加
潜水技術部
60. 5/7∼ 5/1
5
米国
60 6/5∼ 6/1
9
ボルトカー Jレ,英国
IUTAM主催の波力シンポジウム出席お
8
60. 7/6∼ 7/1
よび技術的打合せ
インドネシア
国際共同研究実施のための打合せ及び海洋
60 7Il∼ 7/8
科学技術に関する協力の可能性について調
青木
呈
総務部
長谷川康 明
潜水技術部
毛利元彦
潜水技術部
楢木暢雄
海洋開発研究部堀田
平
海洋開発研究部宮崎武晃
査
米国,カナダ
60
7/
2
2∼ 8/4
コスタルゾーン’ 8
5国 際 シ ン ポ ジ ウ ム 出 席
海洋開発研究部浅沼市男
及び海洋現象解析技術の動向調査
仏国,西独国
1回水中生物医学会 CEUBS)の参加
第1
スウェーテ、
ン,ノルウェー
及び欧州における潜水技術の動向調査
潜 水技術部
他谷
康
潜水シミュレーション実験参加のため
潜水技術部
山口仁士
国 際 作業部 会 出 席
深海研究部
堀田
IEA波 力 共 同 研 究 執 行 委員会出席及 び調
海洋開発研究部宮崎武晃
1
9∼ 9I2
60 8/
ノノレウェー
2
5
60 9/9∼ 9/
フィジー
宏
2
2∼ 9/
2
9
60 9/
ノ Jレウェー
1/9∼ 1
1/1
8
60 1
査
インドネシア
「インド 洋, 太平 洋地 質構造 に関する研究J 総 務 部
1/3∼ 1
1/1
1
60 1
i
と伴うインドネシア航海 事前 打合せ及び調
長谷川 康明
査
インドネシア,インド洋上
インドネシア,ジャワ島南方海域における
深海研究部
門馬大和
1
6
1
. 1/4∼ 21
「海底 地 形 等 の 調査」
深海研究部
田 中武男
-80-
用務先.、期
間
インドネシア,インド洋上
61
1I4∼ 2/1
0
務
用
インドネシア,ジャワ島南方海域における
「海底地形等の調査」
名
氏
運航 部
小原孝文
深海研究部
大塚
清
(
2) 調 査 団 派 遣
※ 財 日 本 船 舶 振 興 会 補 助事業
用務先・期
間
務
用
R OV’8
5会議出席及び調査
米国
0
60 4/1∼ 4/1
名
氏
参加団員は別表 1のとおり
,
米国,カナダ
1
4
60 4/1∼ 4/
米国
OTC'85参加及び海洋開発技術の動向調査
参加団員は別表 2のとおり
OCEANS’8
5出席及び調査
参 加 団員 は別表 3のとおり
5
60
. 5/4∼ 5/1
米国,メキシコ
60. 1
1
/3∼1
1
/
1
6
(
3) 長 期 海 外 研 修
用務先・期
米国
務
用
間
海洋レーザ観測技術の海洋観測への応用 l
乙
名
氏
海洋開発研究部
浅 沼市男
潜水技術部
岡本峰雄
60.1
0/
3
0∼ 61
. 7/
2
6 ついての調査
高圧チェンパ←の環境コントローノレに関す
ノ Jレウェー
60
2/1
3∼ 8/1
0
る研究
(
4
) 海外の研究者・技術者の招へい
※ 例 日 本 船舶振興会補 助事 業
用務先・期
用
間
務
フランス IFREMER
シービームのデータ処理技術,サイドスキ
(国立海洋開発センター)
ャンソ ーナ ーの画像データ処理技術,その
他について指導,助言 を受け, 意 見交換を
』行った 。
-81-
氏
Mr. Ge
r
a
r
d Rior
名
85調査団参加者名簿
別 表 1 ROV’
宗田敏行沖電気工業鞠
東 島 良 治 樹1
日本舶用機器開発協会
(順不同敬称略)
小嶋謙二
団長石井進一海洋科学技術センター
日産火災海上保険鞠
門元之郎三井造船側
今回一寿洞海タグボート附
金子喜一藤倉電線側
柴田正彰三菱重工業附
松田
覚
日本鋼管附
幹事磯谷
,
,
荒木義和住友重機械工業開
前田宏三
目立造船脚
馬場哲治
,,
,,
佐藤和久
泰
,,
(順不同敬称略〉
団長間山
陸海洋科学技術センター
大田黒征太郎川崎重工業附
三菱 重 工 業 附
山本茂夫国際電信電話鮒
稲垣夏郎海洋科学技術センター
幹事青木太郎
海洋科学技術センター
別表 3 OCEANS’
85調査団参加者名簿
有国尚弘樹キュー・アイ
野田博昭
山田
貫
,,
水谷
貫
日本電池鮒
脇田典英三菱重工業鞠神戸造船所
別表 2 OTC・85調査団参加者名簿
津村
ネ
谷
日本海洋事業鞠
小島
弘
日本電気附
岡元
均三菱電機納長崎製作所
田川俊明川崎重工業鞠
熊切
正附神戸製鋼所
藤 田 俊 助 制1
日本造船振興財団
高木禎三海洋科学技術センター
(順不同敬称略)
団長関
厚海洋科学技術センター
村井一則
日本海洋事業附
高橋慶吉
日本電気胸
大塚
伊藤常生
日本鋼管欄
田中武男
力
日本酸素附
幹事萩原蹟治
小野
(三井造船附〕
,,
中村貞明三井造船附
82
清海洋科学技術センター
松永富也
,,
,,
,,
4
. 出版物
(
1) 海洋科学技術センタ一年報 CB5版)
年
度
昭
平
日
46 年
版
昭
口
手
47 年
事
業
年
昭
日
平
48 年
事
業
昭
平
日
49 年
事
昭
平
日
5
0 年
昭
口
手
昭
刊行年月
ページ数
47年
90
度
48年
118
年
度
49年
76
業
年
度
5
0年
64
事
業
年
度
5
1年
65
5
1 年
事
業
年
度
5
2年
69
平
日
5
2 年
事
業
年
度
5
3年
62
昭
日
平
5
3 年
事
業
年
度
54年
45
昭
日
平
5
4 年
事
業
年
度
5
5年
67
昭
和
5
5 年
事
業
年
度
5
6年 9月
75
昭
平
日
5
6 年
事
業
年
度
5
7年 9月
90
5
7 年
事
業
年
度
58年 9月
97
昭
昭
平
日
5
8 年
事
業
年
度
5
9年 9月
101
昭
日
平
5
9 年
事
業
年
度
f
:
i
O年 9月
97
(
2
) 海洋科学技術センター試験研究報告 CB5版)
"
刊行年月 ページ数
τc
コ
i
報文数
第
号
52 3
144
18
第
2 号
5
3
.10
170
14
第
3
τ
E
コ
ヨ
5
4
. 8
172
22
第
4
τ
E
5
コ
'
55 2
265
22
第
5
τ
E
コ
ゴ
55 8
221
17
抄
録
56 2
49
集
(1号 − 5号〕
(93)
第
6
τ
E
ヨ
コ
56 2
193
10
第
7
τ
E
コ
ョ
5
6
. 7
168
9
第
8
ι
τヨ
コ
57. 3
123
9
第
9
τ
E
ヨ
コ
5
7
.10
153
12
83
ヨ
τ
仁
コ
第
C
l
1
0 τEヨ
抄
録
集
第
1
1
刊行年月 ページ数 報 文 数
12
5
8
. 2
233
58.1
1
19
τ
E
コ
5
8
.1
1
188
11
第
1
2 号
5
9 3
111
1
1
第
1
3
τ
E
コ
ヨ
5
9
. 8
170
14
第
1
4
τ
E
コ
ヨ
60 3
211
14
60 8
142
16
60 8
144
12
6
1
. 1
33
(62)
6
1 3
145
(6号 一 1
0号〉
ヨ
「しんかい 2000」研究シンポジウム特集
第
1
5
τ
E
コ
ゴ
抄
録
集
第
τ
仁
コ
1
6 ラ
(1
1号 一 1
5号)
C52)
10
(
3) 個 別 の 研 究 成 果 資 料
(3
.1) 海 洋 計 測 技 術
書
名
刊行年月
版
ページ数
広域海洋調査システムに関する調査研究報告書
5
3
. 3
B 5
74
新海洋観測システムの研究;トータノレシステムの概念設計報告書
5
4 3
B 5
173
新海洋観測システムの研究開発;海中ロボッ卜の概念設計報告書
5
4
. 3
B 5
90
新海洋観測システムの研究開発;海底ロボットの概念設計報告書
5
4 3
B 5
61
新海洋観測システムの研究開発;情報通信機器の概念設計報告書
5
4
. 3
B 5
80
スライド式曳航体における計測系概念設計書 −A
5
4.1
0
B 5
42
スライド式曳航体における計測系概念設計書 −B
54.1
0
B 5
56
スライド 式曳航体における運動系概念設計書
54.1
1
B 5
45
乙関する比較と評価報告書
高速曳航体等 l
54.1
2
B 5
32
曳航式センサチェーン概念設計書 −A
5
4
.1
0
B 5
52
曳航式センサチェーン概念設計書 − B
5
4
.1
0
B 5
41
新海洋観測システムの研究;トータノレシステムの概念設計報告書
一海象への応用一
55 3
B 5
250
新海洋観測システムの研究開発;係留式海ヒ観測基地の概念設計報告書
(その 1)総括編
55. 3
B 5
50
84
主
E
主
ヨ
名
刊行年月
版
ページ数
新海洋観測システムの研究開発;係留式海上観測基地の概念設計報告書
(その 2)資料編
55 3
B 5
199
新海洋観測システムの研究開発;情報通信ネットワークシステムの
基本設計報告書
55. 3
B 5
95
新海洋観測システムの研究開発;投下式センサファミリの概念設計
報告書総括編
5
5
. 3
B 5
31
新海洋観測システムの研究開発;投下式センサファミリの概念設計
報告書資料編
55 3
B 5
178
新海洋観測システムの研究;トータJレシステムの概念設計報告書ー地象編一
5
6
. 3
B 5
208
新海洋観測システムの研究;留置式海底観測基地の概念設計報告書
56 3
B 5
100
新海洋観測システム投下式センサファミリに関する研究開発中間報告
56 3
B5
65
新海洋観測システムの研究開発;多目的海底探査装置の概念設計報告書
(曳航式海底探査装置について)
5
6
. 3
B 5
97
新海洋観測システムの研究開発;多目的海底探査装置の概念設計報告書
(自航式探査装置について)
5
6
. 3
B5
79
新海洋観測システムの研究;トータノレシステムの概念設計報告書
(宇宙からの海洋観測)
5
7
. 3
B 5
144
最新の音響を応用した海洋観測l
技術
5
8
. 3
B 5
199
(3
.2) 潜 水 技 術
1) 潜 水 作 業
三
E位
ヨ
名
刊行年月
版
ページ数
3年度成果報告書
潜水作業技術の研究開発 ;昭和5
1/ 2
55.1
2
B 5
165
潜水作業技術の研究開発;昭和 5
3年度成果報告書
2/2
5
5
.1
2
B 5
285
4年度成果報告書
潜水作業技術の研究開発;昭和 5
5
6
.1
0
B 5
408
5年度成果報告書
潜水作業技術の研究開発;昭和5
5
7
. 9
B 5
284
潜水作業技術の研究開発 ;昭和5
6年度成果報告書
58 3
B 5
229
潜水作業技術の研究開発;昭和 5
7年度成果報告書
5
9 3
B 5
407
5
9 6
B 5
1冊
潜水技術用語集
5
9
. 8
B 5
172
各国の潜水作業安全基準要約集
60 3
B 5
39
潜水技術部成果概要
8年度
昭和5
- 8ラー
2) 研 修 教 材
名
三
Eヨ
主
潜水研修テキス卜
潜水器取扱参考書
潜水研修テキスト
(
2
)
〔その 1〕
(研修資料〉
ページ数
353
B5
290
C5
1)
B5
126
58
B5
393
60 3
B5
532
5
5
. 5
飽和潜水作業概論
版
B5
C5
3〕
潜水研修テキスト
潜水作業
刊行年月
3) 水 中 溶 接
書
名
水中ドライ溶接の研究;昭和5
4年度陸上予備実験及び全没深度実海域
実験報告書
刊行年月 | 版
5
5
. 9
A 4
|
ページ数
125
4) そ の 他
書
名
海洋構造物の水中における検査試験及び監視
海中作業実験船の建造について
会報告)
昭和5
4年度(海中作業実験船検討委員
海中作業実験船の建造について
会追加報告)
4年度(海中作業実験船検討委員
昭和5
刊行年月
版
ページ数
5
7
. 3
B5
151
5
5. 3
B5
131
55 3
B5
25
海中作業実験船の計画検討
5年度研究成果報告書
昭和5
5
6 5
B5
150
海中作業実験船の計画検討
昭和 5
6年度研究成果報告書
5
7 3
B5
21
1
(3
.3)海洋エネルギ一利用技術
1) 波 エ ネ ル ギ ー
書
名
刊行年月
版
ページ数
波力発電「海明 」・シート型湧昇流発生装置・タイヤ製浮魚礁効果 i
乙
関する調査研究
56. 2
B5
80
波力発電装置「ー海明 Jの研究成果報告集(その 1)
5
7
. 6
B5
157
波力発電装置「海明」の研究成果報告書(その 2)
5
7 6
B5
176
波力発電装置「海明」の研究成果報告書(その 3)
5
8 3
B5
131
- 86-
三
Eヨ
主
名
刊行年月
版
ページ数
波力発電装置「海明」の研究成果報告書(その 3)別冊
58. 3
B 5
39
英国における波力発電研究の現況等に関する調査報告集
5
7
. 6
B5
197
第 l回波浪エネ Jレギ一利用シンポジウム
5
9
.1
1
B5
494
刊行年月
版
乙関する調査研究;昭和5
2年度研究報告書
潮流水車 l
54.
B5
51
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 1)
54
B5
152
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 2)
5
4
.
B5
247
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 3)
55.1
0
B5
435
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 4)
5
6
.1
0
B5
479
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 5)
57.1
0
B5
568
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 6)
5
8
.1
0
B5
392
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 7)
5
9
.1
0
B5
447
黒潮の開発利用の調査研究成果報告書(その 8)
6
0
.1
1
B5
398
特別研究
5
8
. 3
B5
109
刊行年月
版
2)海流・潮流エネルギー
書
名
強い湖流域の海洋調査手法確立の研究(針尾瀬戸の調査実験)
ページ数
(3
.4) 海 域 制 御 技 術
三
E盆
ヨ
名
ページ数
海域利用計画調査;山形県沖海域調査報告
54
B5
47
浮消波堤l
乙関する調査研究報告書
56 3
B5
122
湧昇流造成技術 i
乙関する研究
56 3
B5
61
海域の利用と制御技術 i
乙関する実態調査報告書
5
7
. 5
B 5
91
海域制御技術の動向と研究成果(その 1〕
60 3
B5
304
沿岸域の海域利用 l
乙関する実体調査(昭和5
8年度アンケート調査〉
60. 3
B5
67
(3
.5) 深 海 調 査 技 術
書
名
2000m潜水調査船システム用調査観測機器に関する調査報告書
87
刊行年月
l
版
58. 5 I B 5
|
ページ数
78
名
三
Eヨ
主
刊行年月
版
ページ数
2000m潜水調査船システム開発建造の記録
5
9
.1
2
B5
4冊
第 1回「しんかい 2000」研究シンポジウム講演要旨集
5
9
.1
2
B5
32
第 2回「しんかい 2000」研究シンポジウム予稿集
6
0
.1
2
B5
33
刊行年月
版
(3
.6)技術動向の調査
名
言
E
註
ヨ
ページ数
アイステクノロジーに関する調査研究
53 3
B5
197
わが国の海洋開発ビジョンと海洋科学技術課題に関する調査報告書
53 3
B5
359
2年度)
海洋科学技術シーズ発掘調査報告書(昭和5
5
3
.3
B5
165
3年度)
海洋科学技術シーズ調査報告書(昭和5
5
4
. 9
B5
173
海洋科学技術シーズ調査報告書(昭和5
4
年度)
5
5
.9
B5
188
5年度)
海洋科学技術シーズ調査報告書(昭和 5
5
6
.6
B5
234
海中活動新技術の動向調査報告書(昭和 5
6年度)
5
7
.10
B5
174
7年度)
海中活動新技術の動向調査報告書(昭和 5
5
8
.8
B5
190
8年度)
海中活動新技術の動向調査報告書(昭和5
5
9
. 3
B5
292
60 7
B5
271
9年度)
海中活動新技術の動向調査報告書(昭和 5
一総集編一
(3
.7) 海 外 技 術 調 査
1) 一 般
書
名
刊行年月
版
ページ数
欧米海洋開発技術調査報告
48 3
B5
115
欧州海洋開発技術調査報告
49 6
B5
116
欧州海洋開発技術調査報告
55 5
B5
187
2) 特 定 技 術
書
名
刊行年月 | 版
|ページ数
欧州海中作業技術調査報告
85
米国海洋音響技術調査報告
99
- 88-
3) 海 洋 開 発 技 術 会 議 ・ 展 示 会
OffshoreTechnology C
o
n
f
e
r
e
n
c
e (OTC)
三
.
註
ヨ
幸 例 日 本 船 舶 振 興会補助事業
名
刊行年月
版
ページ数
OTC’
7
7 調査報告
5
2
. 8
B 5
85
OTC’
7
8 調査報告
5
3
. 7
B 5
156
OTC’
7
9 調査報告
5
4
. 7
B 5
249
OTC’
8
0 調査報告
5
5
. 7
B 5
235
OTC’
8
1 調査報告
5
6
. 7
B 5
174
*OTC’
8
2 調査報告
57. 7
B 5
169
来OTC’
8
3 調査報告
58. 8
B 5
239
来OTC’
8
4& ROV’
8
4 調査報告
5
9
. 9
B 5
257
来OTC’
8
5& ROV’
8
5 調査報告
60. 9
B 5
110
MarineT
e
c
h
n
o
l
o
g
yS
o
c
i
e
t
y(MTS)/
I
n
s
t
i
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u
t
eo
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l
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t
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c
a
land E
l
e
c
t
r
o
n
i
c
sE
n
g
i
n
e
e
r
s (IEEE)
重
E量
ヨ
名
刊行年月
版
ページ数
OCEANS’
8
1 調査報告
5
6
.1
2
B 5
134
来 OCEANS’
8
2 調査報告
5
7
.1
2
B 5
175
来 OCEANS’
8
3 調査報告
5
9
. 3
B 5
238
来 OCEANS’
8
4 調 査 報告
5
9
.1
2
B 5
195
*OCEANS’
8
5 調査報告
6
1
. 2
B 5
139
OCEAN EXPO
刊行年月|
|ページ数
B
B 一
坤
一
Qd
一EU
q
u
版
一 Fhu
8
3〕
来 欧 州 海 洋 開 発 技 術 調 査 報 告 ( OCEAN EXPO’
A
刊行年月
﹁
D
OCEAN EXPO’7
7 視 察 報 告書
版
pb
:一
名
。
円
書
81
152
l
n
t
e
r
n
at
i
o
n
a
lDiving Symposinm.
三
E註
ヨ
名
ページ数
国際ダイビングシンポジウム調査報告
1981
56 5
B 5
52
国 際 ダ イ ビ ン グ シ ン ポ ジ ウ ム 調査報 告
1982
57. 4
B 5
72
来 国 際 ダ イ ビ ン グ シ ン ポ ジ ウ ム 調査 報 告
1983
58 3
B 5
55
89-
書
名
刊行年月|
版
B 5
帯国際ダイビングシンポジウム調査報告
1984
5
9
. 3
*国際ダイビングシンポジウム調査報告
1985
6
0
. 3I B 5
I
l
ページ数
I
8O
71
(
4) 所 蔵 技 術 資 料 目 録
書
名
刊行年月
版
ページ数
所蔵技術情報資料一覧
47
B 5
26
所蔵技術情報資料一覧
4
8
. 9
B 5
30
所蔵技術情報資料一覧
49 8
B 5
59
所蔵技術情報資料一覧
5
1
. 2
B 5
1
13
所蔵技術情報資料一覧
5
3
. 3
B 5
131
所蔵技術情報資料一覧
5
4
. 3
B 5
1
19
海洋開発技術情報資料一覧
5
5 3
B 5
105
海洋開発技術情報資料一覧
5
6 3
B 5
101
5
9 3
B 5
236
図書
目 録
(
5) ニ ュ ー ス レ タ ー
名
三註
Eヨ
センターニュース「なつしま」
(
6)
C1号∼
8
1号〉
刊行年月 | 版
4
8∼6
0I B 5
|
ページ数
I 8∼1
4
その他
書
名
刊行年月
版
ページ数
5
1
B 5
30
5
4
A 4
156
)
潜水船の安全および運航の指針(第 1巻
54
B 5
198
潜水船の安全および運航の指針(第 3巻
)
5
5
B 5
211
海洋計刷機器の試験校正について
5
6
B 4
40
潜水作業安全基準
5
6
B 5
56
初島周辺海域および初島に関する調査報告書
56
B 5
65
初島周辺海底調査結果
56
B 5
52
海洋牧場用語集
新海洋時代への対応
−総合海洋科学技術開発プロジェクトー
-90-
5
.
委員会等
(
1) 漂 海 開 発 技 術 部 関 係
潜水調査船開発検討委員会
氏
名
漬
委
員
田長
昇
氏
名
職
日本舶用機器開発協会
理事長
名
名
職
嶋崎
吉彦
工業技術院地質調査所
海洋地質部長
元良
誠三
長崎総合科学大学学長
前田
至孝
日本小型船舶検査機構理事
山本
善之
東京電機大学理工学部教授
佐伯
玖
聖マリアンナ医科大学教授
河部
義邦
金属材料技術研究所
強力材料研究部長
坂田
正治
小林
和男
東京大学海洋研究所教授
田中
拓
国立防災科学技術センター
第二研究部総合地震研究室長
船舶技術研究所
推進性能部室長
黒木
敏郎
日本大学理工学部教授
楠井
清
東海大学海洋学部教授
オブ都ザ宮
ーパー
字 誠
オブザーパー
大村 靖夫
神尾
昭
船舶技術研究所溶接工作部長
池
関
係
田
者 玉治
川崎重工業附船舶事業本部主幹
新田
顛
日本海事協会
横
関
係
田
者 公男
三菱重工業附神戸造船所技師長
開発部長
科学技術庁研究調整局
海洋開発課長
運輸省海上技術安全局
次席船舶検査官
潜水調査船開発検討委員会オベレーション専門部会
氏
名
田
部
会
中長
拓
職
名
船舶技術研究所
推進性能部室長
氏
E
久 聖マリアンナ医科大学教授
佐伯
名
職
八十島歪三
名
元日本エンジニアリング糊
筒井
為雄
元海洋科学技術センター
藤野
正隆
東 京 大 学 工学部 教 授
隆杉
憲行
川崎重工業附潜水艦設計部
副 部長
足達
宏之
船舶技術研究所海洋開発工学部
室長
難波
直愛
三 菱重工 業 鮒 潜 水 艦 部 課 長
野間
聖明
元日本航空欄機長
小谷
良隆
海洋科学技術センター
運 航 部長
潜水調査船開発検討委員会音響専門部会
氏
楠
部
会
井長
名
職
清
氏
名
東 海 大学 海 洋 学 部 教授
奥島
基良
菊池
年晃
東京 工 業大 学 精 密工 学研 究 所
教授
防衛大学校応用物理学教室
助教授
竹内
倶佳
電 気通 信 大 学 助 教 授
高橋
弘治
小山
孝哉
日本電気欄無線事業グループ
技師長
沖 電 気工 業 附電 子応 用 事 業 部
技 師長
名
職
名
海上保安庁水路部海洋調査課
主任所海洋調査官
工 業 技 術 院 地質 調 査 海 洋 地 質 部
海洋物 理 探 査 課長
中西
昭
本座
栄一
山本
三夫
川 崎重工 業 糊 潜 水 艦 設 計 部 課長
黒川
武彦
三 菱重工業開 潜 水 艦 部 課 長
山根
幸男
日本無線欄課長
-91
潜水調査船開発検討委員会船殻専門部会
氏
名
職
氏
名
名
職
名
部会長
山 本 善之
東京電機大学理工学部教授
西村
孝
新田
頼
日本海事協会
森山
康
次究席研究板
員
新日本製鉄附第二技術研所厚
条鋼研究センタ一 部 長 研 究 員
河部
義邦
金属材料技術研究所
強力材料研究部長
三代
義雄
川崎重工業鞠潜水艦設計部課長
木村
啓造
工学院大学生産機械工学科教授
神尾
昭
野本
敏治
開発部長
船舶技術研究所溶接工作部長
東京大学海洋研究助教授
難波 直愛
オブザ‘ r<ー
宇都宮 誠
オブザーノてー
大村 靖夫
−
神戸製鋼所欄材料研究所
三菱重工業鞠潜水艦部課長
科学技術庁研究調整局
海洋開発課長
運輸省海上技術安全局
次席船舶検査官
潜水調査船開発検討委員会調査観測専門部会
名
氏
小部会林長 和 男
東京大学海洋研究所教授
佐藤
誠
大原
信義
住友重機械工業附技術本部
主任技師
堀田
宏
丹羽
和美
水産庁研究部参事官
筒井
為雄
岩佐
欽司
海上保安庁水路部海洋研究室長
谷
関
係
内
者 琢也
嶋崎
吉彦
工業技術院地質調査所
海洋地質部長
漬
関
係
田者
鈴木
重教
(棉鶴見精機技術部技術課長
氏
名
職
名
職
馨
名
横河北辰電機附マーケッティング部
開発ク♂ループ課長
海洋科学技術センター
深海研究部長
元海洋科学技術センター
嘱託
川崎重工業開潜水艦設計部班長
三菱重工業開潜水艦部主査
海 中 作 業 実 験 船 D p S専 門 部 会
氏
名
部会長
小山 健夫
安藤
定雄
飯高
弘
東京大学工学部
氏
名
職
竹内
教授
船舶技術研究所海洋開発工学ヮ
]
?
.部
運動性研室長
電子技術総合研究所海洋エネノ同:ー
研究室主任研究官
名
倶佳
村山雄二郎
職
名
電気通信大学助教授
船舶技術研究所機関性能部
制御研究室長
海中作業実験船音響専 門部会
氏
部会長
楠井
名
職
清
岡部
昭彦
奥島
基良
菊池
年晃
氏
名
東海 大 学 海 洋 学 部 教 授
沖 電気 工 業 附電子 応 用 事 業 部
測機技術第二課長
東京工業大学精密工学研究所
教授
名
職
名
高橋
弘治
日本電気(楠無線事 業 グループ
技 師長
ゲ「内
倶佳
電気通信大学助教授
山根
幸男
日本無線(楠横浜工場付課長
防 衛 大 学 校 応 用 物 理 学 教室
- 92
海中作業実験船検討委員会
氏
名
名
職
氏
名
職
名
元
委
員
良
長 誠三
長崎総合科学大学学長
楠井
清
荒木
特許庁調査員
星野
次郎
日本海事協会常務理事
浅吉
東海大学海洋学部教授
小山
健夫
東京大学工学部教授
本座
栄一
工業技術院地質調査所海洋地質部
海洋物理探査課長
黒木
敏郎
日本大学理工学部教授
桝田
吉郎
日本海事協会副会長
佐藤
孫七
東海大学海洋学部教授
和田
三郎
日本オイルエンジニアリング欄
取締役
竹鼻
三雄
千葉大学工学部教授
(
2) 海 洋 開 発 研 究 部 関 係
消波発電システム研究会
氏
名
名
職
委員長
本間 琢也
氏
杉森
筑波大学構造学教授
名
康宏
安藤
定雄
運輸省船舶技術研究所海洋開発
工学部運動性能研究室長
前田
久明
東京大学生産研究所教授
中尾
裕英
蔵並
真一
通産省工業技術院
サンシャイン計画推進本部
日笠
目
J
I月
日
佐藤
孫七
東海大学海洋学部教授
鈴木
晴之
長崎
作治
東海大学海洋学部教授
佐川
敏雄
職
名
東海大学海洋学部教授
財電力中央研究所
エ ネ ル ギ ー 研 究 所 調 査欄
役
東芝エレクトロニツクシステム
顧問
日本海事協会技術研究所
船体研究室
海洋産業研究会技術顧問
消波発電システム研究会出力向上専門部会
氏
名
職
井
部
会
上
長 義行
吉田
メ
寸
三
コ
、
一
一
ー
吉川
修平
平本
嵩
比良
允幸
名
氏
横浜国立大学工学部
船舶海業洋工(欄学海科洋 助 教 授
石 川 島 播 磨重工
作業船
機技鞠術電部力開プ発ラ グループ部長
富士 電
ント
事業本部火力開発部室 課 長
富士電機(欄電機事業本
輸送特機事業部主査
名
鈴木
正巳
加藤
俊司
萩原
良樹
村山
敬一
富士電機製造欄電源装置設計課
-93-
職
名
東京大学工学部船用機械工学科
助手
運輸省船舶技術研究所
石川島播磨重海工洋業開発開工船学舶部海洋技事官
業
本磨部船舶業設側計 室 管 理 部
石川島播重工
技術研究所運動性能部
波力発電装置“海明”係留研究会
氏
名
職
安藤
定雄
井上
義行
大島
光義
運輸省 船舶技術研究所
海洋開発工学部運動部性 能 研 究 室 長
横浜国立大学工学
目立造
氏
名
名
名
職
日笠
員j
l月
日
日本海事協会技術研究所
船体研究室
武藤
郁夫
三井海洋開発鞠技監
大野
壇
船船(楠舶技海術洋開工発学本科部 助 教 授
特器開発部
三菱重工業側海洋技術部主査
海域制御技術研究会
氏
名
名
職
氏
名
名
職
座長
中村
充
農林水産省水産工学研究所所長
田中
則男
上北
征男
農林水産省水産工学研究所水産
土木工学部漁場施設試験研究室長
宇多
高明
運輸省港湾技術研究所
海洋部水理部長
建設省土木研究所河川
海岸研究室長
新海洋観測システム研究会
氏
名
東
委員長
名
職
上野
義三
杉浦
健三
東京大学工学部境界領域研究施設
教授
海上保安庁水路部海洋調査課
海洋調査官
水産庁東海区水産研究所
海洋部長
杉森
康宏
東海大学海洋学部教授
昭
氏
名
名
職
気象庁海洋気象部
西山
勝暢
竹内
倶佳
永田
王
昼
東京大学理学部教授
愉井
清
東海大学教授
E
呈
a
.
主任技術専門官
電気通信大学助教授
黒潮調査研究評価検討研究会
氏
名
職
名
氏
名
職
重 管 敏行
東海大学海洋学部教授
森
巧
斉藤
気象 庁 海 洋 気 象 部 海 洋 課 長
菅野
尚
塩崎
杉浦
実
愈
健三
海 上 保安庁 水 路 部 海 洋 調 査 課 長
石井
水産庁東海区水産研究所
海 洋 部長
94-
進一
名
海 上 保 安 庁 水 路 部 海 洋 情 報 課長
水 産 庁 研 究 部 参事官
海洋科学技術センター
海洋開発研究部長
黒 潮 エ ネ Jレ ギ ー 把 握 専 門 部 会
氏
名
石井
春雄
梶川
武信
西山
名
職
座長
石井 進ー
勝暢
氏
海洋科学技術センター
部海洋洋開発調研究部長
海上保安庁水路海
査課
海洋調査官
電子技術総合研究所
海
洋洋エネルギー研究室長
気象庁海気象部
主任技術専門官
名
職
名
高野
健三
筑波大学生物科学系教授
辰野
忠夫
海上保安庁水路部
海洋情報課主任海洋情報官
稲葉
栄生
東海大学海洋学部教授
秀幸
科学技術庁資源調査所
第 2調査グルーフ。主任調査官
吉本
海洋遠隔探査技術研究会
氏
名
職
鈴木
務
増子
治信
名
氏
電気通信大学応用電子工学科
教授
郵政省電波研究所研究官
名
l
職
柴田
彰
竜宮寺
修
名
気象庁気象研究所海洋研究部
研究官
宇宙開発事業団システム技術
開発部主任開発部員
海洋レーザー研究会
氏
名
名
職
氏
名
職
名
座長
藤岡 知夫
財工業開発研究所主任研究員
竹内
延夫
環境庁国立公害研究所
大気物理研究室長
五十嵐
隆
郵政省電波研究所通信技術部長
江森
康文
千葉大学工学部教授
卓蔵
工技院電子技術総合研究所
レーザー研究室長
安田
嘉純
千葉大学工学部助教授
佐藤
深層水有効利用研究会
氏
名
職
座高橋長 正 征
井上
敏彦
梶川
武信
北野
裕
氏
名
東京大学理学部助教授
三 井 海洋 開 発 附 営 業 部 第 3部
水産プロジェク卜
電子技術総合研究所エネルギ一部
海洋エネルギー研究室室長
名
職
小林
浩
田中
移
渡辺
正孝
日 本 海 区 水 産 研 究 所 資 源 部 部長
9ラ
名
清水建設欄技術研究所
主席研究員
社団法人海洋産業研究会
事務局長
国立公害研究所海洋環境研究室
室長
無 人 探 査 機 研 究 会
氏
名
名
職
座長
渡辺
茂
東
昭
岩本
喜直
平
啓介
氏
東京都立工科短期大学学長
東京大学工学部
境界領域研究施設
K DD鞠 研 究 所
有線システム研究室室長
東京大学海洋研究所
海底物理部門
名
職
名
高石
敬史
運輸省船舶技術研究所
海洋開発工学部長
竹内
倶佳
電気通信大学電子工学科助教授
竹中
俊夫
友田
好文
東京工業大学工学部制御工学科
教授
東京大学海洋研究所教授
海底物理部門
小型定置ブイ設計委員会
氏
名
名
職
小
委
員
山
長 健夫
井上
義行
平山
次清
高山
知司
藤原伊佐美
氏
東京大学工学部教授
横浜国立大学船舶海洋工学科
助
科教授
横浜国立大学船舶海洋工学
助教授
運輸省港湾技術研究所
海
洋洋水理部波浪研究室長
気象庁海気象部海洋課
海洋気象ブイロボット班長
名
職
藤原
信夫
梶川
武信
中村
保昭
清水
信夫
名
海上保安庁水路部海洋調査課
工業技術院電子技術総合研究所
海海洋エネルギー研究洋室長
水産庁西区水産研究所海部
株
海 洋第 1研究室長
深田サルベージ式会社
海洋開発室課長
超音波ドップラー・プロファイラー設計委員会
氏
名
楠
委
員
井長
高野
名
職
清
健三
氏
名
職
東海大学海洋学部教授
三浦
甫
筑波大学生物科学系教授
上野
義三
名
電子技術総合研究所音響研究室長
海上保安庁水路部海洋調査官
(
3) 潜 水 技 術 部 関 係
潜水実験安全性検討委員会
氏
名
北
委員長 博 正
職
東京医科歯科大学
名
氏
名誉教 授
名
職
名
長谷川弘道
労働省産業医学総合研究所
実験中毒研究部長
実践女子短期大学教授
荒木
浅吉
特許庁調査員
前田
博
岡村
健二
三菱重工業欄技術本部顧問
山口
正義
小松
茂暢
前潜水技術部長
山林
山野
英記
労働省産業安全研究所清瀬実験場
電気研究部主任研究官
- 96-
労働福祉事業団医監
東海大学医学部教授
潜水実海域実験検討委員会
氏
名
名
職
氏
名
職
荒
委
員
木
長 浅吉
特許庁調査員
杉田
岡村
健二
三菱重工業鞠顧問
主
『
司
吉4
之
5
>
百
c
t
北
博正
東京医科歯科大学名誉教授
長崎
作治
日本海洋事業鮒顧問
矢島
信一
北川和比古
坂井
信介
日本サルベージ樹海洋事業部長
秀夫
本四公団設計部長
敬
川崎重工業糊顧問
脇地修一郎
名
東海大学海洋学部教授
日本大学農獣医学部講師
深田サルベージ欄取締役
横浜支店長
潜水作業運用基準検討会
名
氏
名
職
委員長
荒木 浅吉
氏
敏彦
運輸省港湾局建設課専門官
北岡
洋志
海上保安庁警備救難部救難課
専門官
米国
憲弘
海上自衛隊潜水医学実験隊
恒広
雅良
副司令
住友海洋開発脚作業部長
信夫
加藤
達郎
日本サノレベージ胸技術部
益夫
名
林田
清水
神田
職
特許庁調査員
深田サノレページ欄
海洋開発室課長
北川和比古
名
技師長
日本海洋事業側顧問
胸中村鉄工所開発室長
両 圧 生 理 学 研 究 会
氏
名
職
座長
佐 藤 方彦
青木
清
秋場
名
九州芸術工科大学教授
(人間工学)
上智大学理工学部教授
(神経生理学)
氏
名
鈴木
久喜
高橋
英世
東京医科歯科大学講師
堀野
定雄
川島
員人
川島整形外科病院長(潜水医学)
本田
良行
菊池
女
∼h
一
千葉大学工学部教授(人間工学)
松尾
悦郎
小松
茂暢
前潜水技術部長(潜水学)
員野
喜洋
佐々木
隆
熊本大学体質医学研究所教授
(環境生理学)
97-
職
名
静岡大学教授(電子工学)
名古匡大学医学部助教授
(高圧医学)
神奈川大学工学部助教授
(環境人間工学)
千葉大学医学部教授
(呼吸生理学)
神奈川歯科大学教授
(歯科方角綴学)
東京医科歯科大学助教授
(潜水医学〕
6
. 見学者
年
60
主
月
f
孟
.
9
寸uー
見
4
日本船主協会
,
,
大蔵省主計局
,
,
国立防災科学技術センター
5
横須賀市役所
,
,
日本自動制御協会
6
英 国 上 院議員
者
件
数
人
数
5
67
3
40
4
70
3
95
5
117
5
134
7
179
9
162
,
,
,
,
中国杭州水声研究所
,
,
日本深海技術協会
7
東亜石油(株)
//
東京大学
8
大蔵省税関研修所
//
極限作業ロボット技術研究組合
9
伊国議員
,
,
神奈川県製薬協会
,
,
横須賀市教育委員会
1
0
海上保安庁
,
,
神 奈 川 県 中 堅 工 業 協 議会
1
1
(財)日本水路協会
,
,
参議院科学技術特別委員会
,
,
札幌機械工業会
1
2
横須賀市立小学校長会
53
横須賀三浦地区行政センター
26
61
.
2
石油公団
,
,
神奈川県電気協会
,
,
(株)愛媛新聞社
3
室蘭工業大学
/I
日 本 太 陽 エ ネ ル ギ ー 学会
,
,
/
5
95
4
93
52
1
,131
東京大学
,
@
;
計
-98-
7
. 6
0年 度 賛 助 会 会 員 名 簿
※アジア海洋作業株式会社
株 式 会 社 埼 玉 銀 行
アラビア石油株式会社
佐 藤 工 業 株 式 会 社
ア ン リ ツ 株 式 会 社
※ 三 共 株 式 会 社
池上通信機株式会社
株 式 会 社 三 和 銀 行
石川島播磨重工業株式会社
シチズン時計株式会社
インドネシア石油株式会社
※ シ ャ ー プ 株 式 会 社
沖電気工業株式会社
※しんかいコンサルタント株式会社
かもめプロペラ株式会社
株式会社島津製作所
※ S
鹿 島 建 設 株 式 会 社
M
C
株 式 会 社
※カヤパ工業株式会社
昭和高分子株式会社
川崎重工業株式会社
※株式会社湘南高周波
株式会社キュー・アイ
社 団 法 人 信 託 協 会
財株式
コ
,A
z
ネ
土
新日本製錨株式会社
株 式 会 社 協 和
銀
f
丁
株式会社スギノマシン
社共和
電
業
住友海上火災保険株式会社
協和醸酵工業株式会社
※住友金属工業株式会社
※極限作業ロボット技術研究組合
※住友金属鉱山株式会社
共立管
※株式会
士
f
" ネ
組
株 式 会 社 住 友 銀 行
呉羽化学工業株式会社
住友重機械工業株式会社
株
式
三
費
民
谷
組
住友電気工業株式会社
株式会社神戸製鋼所
株 式 会 社 駿 河 銀 行
神戸ペイント株式会社
駿 河 精 機 株 式 会 社
国 際 航 業 株 式 会 社
セイコーエプソン株式会社
※株
式
i
ヱ
エ
,
.
社
が
島
池
※セナ
国際電信電話株式会社
株 式 会 社
株式会社小松製作所
社団法人生命保険協会
五 洋 建 設 株 式 会 社
大正海上火災保険株式会社
株式会社サイマレック
大 成 建 設 株 式 会 社
※サントリー株式会社
太陽火災海上保険株式会社
-99-
株式会社太陽神戸銀行
日本海洋事業株式会社
株式会社第一勧業銀行
日本海洋石油資源開発株式会社
大東京火災海上保険株式会社
日本火災海上保険株式会社
※大日本土木株式会社
日 本 鋼 管 株 式 会 社
大日本旅行株式会社
日 本 サ Jレ ヴ ェ ー ジ 株 式 会 社
株 式 会 社 大 和 銀 行
日 本 酸 素 株 式 会 社
千代田化工建設株式会社
※日本深海産業株式会社
千代田火災海上保険株式会社
日 本 水 産 株 式 会 社
常 石 造 船 株 式 会 社
株式会社日本製鋼所
株 式 会 社 鶴 見 精 機
※社団法人日本造船協力事業者団体
帝 国 石 油 株 式 会 社
連合会
E
建設工業株式会社
社団法人日本損害保険協会
東海サノレベージ株式会社
日本大洋海底電線株式会社
東京海上火災保険株式会社
日本テトラポッド株式会社
株 式 会 社 東 京 銀 行
日 本 電 気 株 式 会 社
東京製綱繊維ロープ株式会社
日 本 電 池 株 式 会 社
東 洋 建 設 株 式 会 社
※日本飛行機株式会社
※東洋通信機株式会社
日 本 無 線 株 式 会 社
株式会社東洋ビデオ
株 式 会 社 間 組
トヨタ自動車株式会社
漬中製鎖工業株式会社
東
E
高
※澗海タグボート株式会社
有
製
薬
株
式
4
:
.
: 社
』
同和火災海上保険株式会社
株式会社日立製作所
ナカシマプロペラ株式会社
日 立
l
1
旦
船株 式
株式会社中村鉄工所
日
立
電
線
株
式
4
:
.
、
:
当 社
※ 西 松 建 設 株 式 会 社
姫
路
気
象
株
式
ム
τE
玉
三
、
工
よ
三
エ
』
社
社
日 南 石 油 株 式 会 社
株式会社ブリヂス
日産火災海上保険株式会社
深田サノレベージ株式会社
日産自動車株式会社
株
式
§
>
エ
- 社
日新火災海上保険株式会社
藤
倉
電
日本アイ・ビ−・エム株式会社
富士ゼ、ロックス株式会社
-1
0
0一
線
トン
ー
昌
士
富
良
株
式
4
:
.
、
:
〉 社
fT
※ 不 動 建 設 株 式 会 社
株 式 会 社 三 井 銀 行
富 士 通 株 式 会 社
一 井 造 船 株 式 会 社
富 士 デ ィ ー ゼ Jレ 株 式 会 社
ー 菱 金 属 株 式 会 社
富 士 電 機 株 式 会 社
ー菱重工業株式会社
古河電気工業株式会社
一 菱 電 機 株 式 会 社
古 野 電 気 株 式 会 社
ヤンマーディーゼノレ株式会社
株式会社北海道拓殖銀行
矢 崎 総 業 株 式 会 社
株式会社細山太七商店
安田火災海上保険株式会社
本田技研工業株式会社
※ヤマハ発動機株式会社
株式会社マリン・オプティカ Jレ
・
※ユニオン・タンカー株式会社
システム
※ 湯 浅 電 池 株 式 会 社
松下通信工業株式会社
横河北辰電機株式会社
松下電器産業株式会社
株 式 会 社 横 浜 銀 行
松 本 興 産 株 式 会 社
横 浜 ゴ ム 株 式 会 社
馬 淵 建 設 株 式 会 社
株 式 会 社 緑 星 社
株式会社丸川建築設計事務所
※ 株 式 会 社 リ コ
三井海洋開発株式会社
株 式 会 社 若 築 建 設
※三井金属鉱業株式会社
ワーノレドウェイ株式会社
注)※は 60年度新規加入
60年 度 寄 付 会 員
電
気
事
業
連
i
:
』
:
:
J
株 式 会 社 東 海
~
銀
f
丁
社団法人日本瓦斯協会
社団法人日本証券業協会
株式会社新潟鉄工所
株
株式会社竹中工務店
石
i
.
c ネ
土
清 水 建 設 株 式
三』
株 式 会 社 三 菱
銀
式
i
土
£
三、
油
社
東
連
芝
盟
社団法人日本産業機械工業会
fT
-1
0
1-
を持った水中曳航体が船により曳航される時に,
8
. 特許
とより傷力を発生し,ケー
周囲と水との相対速度 l
1
) 浮消波装置
フソレの上方および下方ストッパー聞を自動的に昇
特許第 993515号 C5
5年 4月 2
2日付)
降する乙とを特徴とした水中曳航体の自動昇降装
消波しようとする波に対して,約 1波長以上の
置
。
長さを有する細長い浮体両側の吃水線下で,前端
から長さのちも∼%の個所に前後巾が浮体長さの約
5)分離噴出ノズル付プロペラ型等の空気ターピ
0
.
2∼ 0
.
3倍の水中抵抗板を水平に取付け,浮体
皮力発電機
ンを有する i
の前端を鎖等により海底にけい留して本浮体が波
特許第 1060243号 C5
6年 8月 2
5日付)
の方向を指向するようにした乙とを特徴とする浮
消波装置。
大型ブイ K,下方を海水に開放した多数の空気
ピストン室を設け,その各空気ピストン室上に空
(共同出願)東京製綱繊維ロープ附
気の吸排気弁を設け,各ピストン室毎に空気パイ
プをそれぞれ連通し,各空気パイプの先端にそれ
2)多線ロープ式連続ネット漁獲装置
5年 5月 3
0日付)
特許第 999241号 C5
エンドレスの 2本以上のロープを船上の駆動装
ぞれ相互に独立したタービンノズルを接続し,さ
らに,そのタービンノス.ルに対向して,発電機駆
動用のプロペラ型等の空気タービンのプロペラ動
置に連結して連続的に循環駆動させ,乙れらロー
翼を設けて,波により起こされた加圧空気を,各
プのうち少くとも 2本のローフ。に重りを付設して
個の空気ピストン室ζ
l設けられた空気パイプで分
重量差をつけ,それに適数のネットの開口の相対
離して,各別のタービンノズノレに送気し,タービ
する 2辺を各取付け,重い方のロープに適数の流
ンノズルにより各加圧空気をそれぞれ分離して噴
体抵抗板を設け,乙の流体抵抗板は所定の交角を
出させる乙とにより効率を向上させることを特徴
有する広狭 2板の板 l
とより 一体的に構成し,その
とした分離噴出ノズノレ付プロペラ型等の空気ター
頂端の前後 2点で,各 1本の短ロープにより前記
ビンを有する波力発電機。
の重い方のロープにゆるく取り付けたととを特徴
(共同出願)
附緑星社
とする多線ロープ式連続ネット漁獲装置。
6)湧昇流発生用可換性海底沈設構造体
6年 1
1月 3
0日付)
特許第 1071574号 C5
3)浮消波堤に好適な斜板付水中抵抗板
特許第 1022961号 C5
5年 1
1月 28日付)
特許第 993515号浮消波堤の改良型で, 波 長 方
下辺を海底に固定する海底固定部(または海底重
向にせまく,それと直角方向に長い形状の水中抵
量部)と,シート上辺を浮かせる浮子により構成
または前縁のみに斜め角度 3
0°
∼
され,浮子と海底固定部との長さをシートの長さ
4
5
° の斜板を取付け斜板と水中抵抗板との取付け
l設置する
とほぼ等しくした可擦性シートを海底ζ
抗板の前後縁,
ある高さを持った可撰性シー卜と,そのシート
部分に,適宜巾の間隙を設け水中 l
乙引き込まれる
ことにより,海の流れを利用して,より効果的に
乙とを防止するようにした乙とを特徴とする,浮
湧昇流を発生させるようにした乙とを特許とする
消波堤ζ
l好適な斜仮付水中抵抗板。
湧昇流発生用可捷性海底沈設構造体。
(共同出願)
(
共同出願)
東京製綱繊維ロープ附
石川島播磨重工業側
7)連続ネット漁獲装置用可換性抵抗板
4)水中曳航体の自動昇降装置
特許第 1109506号 C5
7年 8月 1
3日
)
特許第 1049149号 C5
6年 5月 2
8日付)
船から水中ζ
l垂下され,船 l
とより曳航されるケ
連続ネット漁獲装置文は通常のスターン式トロ
ー
フ
、 jレK,所定の距離を隔てて固定された上方お
ールネット漁獲装置において前進する船の船尾よ
よび下方ストッパーの聞を移動自由なケーブルカ
りのばされたループになった 2本のロープを極力
イド手段を介して取り付けられた水中翼と昇降舵
離すために取付けられる抵抗板として可撰性の大
-102-
きい布等で造られ,その下端ζ
l重りをつけて垂直
とする波力発電機の過速防止方法および装置。
下方に張り合わされた可撰性抵抗板を用い,かっ,
(共同出願)
石川島播磨重工業側,富士電機
その内側に接して抵抗用ロープを取付け,かくし
製造閥
て前進する船速により起乙された水流がロープに
作用して超す可捷性抵抗板の面 l
乙,直角方向の面
圧により可捷性抵抗板を垂直下方に対して,外側
(出願中)
1
) 音響測位装置
ζ
l傾斜させて 2本のロープを離すよう外側に作用
出願日
させる乙とを特徴とする連続ネット漁獲装置用可
5
3年 9月 2
5日
所定の位置に設けられた音源からの音響信号を
撰性抵抗板。
受信する受波器を一平面上に多数配列されて成る
8)
受波器アレイと,その受波器の出力信号を遅延補
電磁石式切り離し装置
償または位相補償して多数の受波ビームを同時に
485289 C5
8年 4月 2
8日付)
登録第 1
水上l
乙浮遊で、きる耐圧性の観測機本体とパラス
形成し,受波ビーム対応の出力信号強度を出力す
るビームフォーマと,そのビームフォーマから出
トを,タイマ回路を備えた電磁石により接続し,
l任意の時間をセットする乙とに
このタイマ回路ζ
力信号強度を処理して少なくとも音源の方向角を
より,任意の時聞に電磁石を切り観測機本体とパ
算出して,音源と受波器アレイとの相対位置を算
ラストを切り離すことができる乙とを特徴とする
出する手段を備えたことを特徴とする音響測位装
電磁石式切り離し装置。
置
。
9
) ヘルメッ卜による閉鎖循環式の深海潜水呼吸
装置
2)逐次比較センサ
5
5年 9月 2
5日
出願日
被計測対象を電気信号 l
乙変換する発振回路に,
489818 C5
8年 5月 2
6日付)
登録第 1
ダイパーの頭にフィッ卜するようなヘルメット
lつは変換素子
発振周波数を決定する 2つの素子 C
でそのヘルメットの内部に口一鼻マスク,マイク
であり,他の 1つは補償素子である)を設け,そ
およびスピーカーを設けた乙とにより自由に会話
の 2つの素子をそれぞれ切替えることによって 2
通信を行う乙とができ,改造をほどこしたパック
つの周波数を得る。乙の 2つの周波数の減算,除
パック(電池およびガス等を潜水基点に移し,ホ
算等の演算を行うことにより被計測対象の変化に
ース l
とよりパックパックと連結)とへJレメッ卜との
よる周波数偏差のみが得られることを特徴とする
連絡により潜水基点を失なわず,またパックパッ
逐次比較センサ。
クを改造した乙とにより長時間潜水することが可
能な乙とを特徴としたヘノレメットによる閉鎖循環
3
) ウェルズタービンを使用する波力発電装置
出願日
式の深海潜水呼吸装置。
5
5年 1
0月 1
8日
発電機 l
と連結された共通の回転軸上に偶数個の
ウェルズ、タービンを装置し,そのうち半分に吹き
1
0
) 波力発電機の過速防止方法および装置
174602 (58年 1
0月 2
8日付)
特許第 1
付ける軸方向の空気流と,残り半分に吹き付ける軸
空気タービン方式の波力発電機において,空気
方向の空気流とが互に逆向きとなるよう各ウェル
ピストン室より空気タービンに通ずる空気の通路
ズタービンのダクト形状を定め,回転軸に生ずる軸
内に非常用の絞り弁を設け,その絞り弁の弁軸 l
乙
方向力を互に打ち消す乙とを特徴とするウェルズ‘
空気タービンの回転速度を検出する速度検出装置
タービンを使用する波力発電装置。
を設け,空気タービンの速度文は波高が速度検出
l達した際に,絞り弁を動作し
装置の設定値以上ζ
て空気タービンに出入する空気の流量を制御し,
空気タービンの過速過負荷を防止することを特徴
4)海中位置計測表示装置
5
6年 4月 1
3日
出願日
i設けた超音波発信体からの超音波を船 i
乙
海中ζ
-103-
設けた受波器で受波し,演算して超音波発信体の
有することを特徴とする水中ケープール。
位置を計測表示する海中位置表示装置において,
複数個の超音波発信体を有し,その発信体の少な
8)波力発電機空気室の 3状態空気流制御装置
くとも 1個を船に設けた送波器からの超音波に応
出願日
5
7年 3月 2
6日
空気の出口文は他の適当な通路に蝶番式弁を設
答して超音波を発信する無線超音波発信体とし,
他を船ζ
l設けた船上機器 l
乙ケ ブ、ノレで=連結され,
けるとともに,その弁を開閉するサーボ機構と水
l応じて超音波を発振する有線超音波
電気的指令 ζ
圧計の指令 l
とよりサーボ機構を作動させる制御回
発振体とした乙とを特徴とする海中位置計測表示
路とを設け,波長の長い波に対しては,空気流の
装置。
位相と空気圧力の位相を合致させるように制御し,
波長の短レ波においては,常時弁を開位置に保持す
5) プロトン磁力計を用いた磁気計測システム
るように制御し空気流は通常に往復させ,短周期
における最適運転を確保する。また,大時化その
5
6年 4月 3
0日
出願日
本システムにおいて検出コイノレの出力信号を増
他特別な場合には,弁を常時聞になる様 l
乙制御し,
幅する増幅回路および蓄電池内蔵の電源装置を備
発電装置や負荷の安全をはかる乙とを特徴とする
l近接して海底 ζ
l設置され
えると共に,検出コイルζ
空気 タービン方式波力発電機の空気流制御装置。
る増幅器,プロセッサ装置および給電装置を備え,
ケープ、ルを介して増幅器と接続される地上又は海
9)水中水圧工具
上装置を備え,プロセッサ装置の制御のもとにケ
出願日
5
7年 4月 1
2日
ーフ♂ルを介して周期的にかっ時間的 l
乙重複すると
耐圧浮力体から構成され,外部より加圧された
となく,給電装置から電源装置への電力供給,プ
水により回転する水圧モーターを用い,その先端
ロセッサ装置から増幅回路への同調制御用信号の
部の前方に作業工具を取り付け,また,そのモー
伝送および増幅回路から地上又は,海上装置への計
タの排水を耐圧浮力体とモータの聞を通過させる
測信号の伝送を行う乙とを特徴とするプロトン磁
ようにしてモータの冷却効果を高めると同時にそ
]システム 。
力計を用いた磁気計調I
の水を作業部前方へ排出し,作業部の視界等を良
好にしたことを特徴とする水中水圧工具
。
6)液体電気伝導度測定装置
出願日
56年 5月 26日
液体中において乙の液体と相対的に移動される
1
0)パイプ構造長大浮消波堤
5
7年 5月 7日
出願日
内角がいずれも 45°
∼90。の正三 角 形 断 面 の 外
本体と,上記液体が流動可能に上記本体に形成さ
れた流路と,上記液体の電気伝導度を検出可能に
乙パイプを,また
形を有し,各頂点文はその近傍 l
乙設けられた検出部とを有するものにお
上記流路 i
各辺 l
乙パイプ又は板材による縦通材からなる格子
いて,上記流路は上記本体の移動方向前方に開口
状の平面を備え,禄勤時には 三角形の一辺を海面に
する流入口と側方に閉口する流出口を具備する乙
また,他の頂点を水面下に位置せしめ,曳航時等必
とを特徴とする液体電気伝導度測定装置。
要な場合に頂点を占めるパイフ。
を注排水司能とし
7) 水中ケーブル
げることができる乙とを特徴とするパイプ構造長
て水面に浮上させ, 三角形の 2辺を空中ζ
i持ち上
5
6年 8月 2
2日
有索無人ビーク Jレの電源および通信 i
乙使用する
出願 日
ケーブルで, 浮 力体として有機高分子発泡体を使用
大浮消波堤。
1
1
) 流れ造成式浮消波提
出願日
し,外側に非透水性の有機高分子保護被覆をほど
5
7年 9月 3
0日
乙し,発泡体のベースの曲り弾性率,発泡率,セ
断面形状が矩形又は台形をなし,構造体ないし
とする乙とにより.水深
ノ
レ
の平均直径を適当な値 l
i集中した一部注排水可能
消波体の大部分を四辺ζ
500m まで‘
中性浮力を保ち,かつ適 当な可権性を
な水密構造の中空状の浮消波堤で,海水の通過量
1
0
4-
を一方方向に大きく,逆方向に小さくするように
して波による海水の往復運動から一定方向の流れ
ょう,両側部表皮の内面対向位置に,押圧したと
きに互いに首長合するファスナが設けられていると
を造成 しながら消波の役割を 果たすようにした乙
とを特徴とする浮消波堤。
。
とを特徴とする開閉式フェアリン グ
16)水底で使用できる強制排気方式の超電導磁力
計
2)ウインチ
1
出願日
出願日
1月 5日
57年 1
2日
58年 8月 1
i連なりケーフソレを巻き取るための内ド
駆動部ζ
ラムと同軸上にあり,ケ ーフツレをさらに巻き 取り,
超伝導磁力計を用いた海底磁気計測システムに
乙不可避な冷却槽内の液体
おいて,超伝導磁力計 l
この内ドラムを包んでいる外ドラムとケーブルの
, 2つのドラムを互い
通過する通索口が穿設さ れ
にケーフソレ長さが所定値の長短により応答して接
ヘリウムが蒸発 して生じるヘリウムガスを強制的
に水中に排気し,構成上本体には,超伝導磁力計
のセン サと 冷却槽および産体の傾斜および方位計
乙は磁力計の駆動回路および計測
を配置し,イ寸体 l
記録装置ならびにノイズ顕となる排気装置および
続また は分離するクラッ チより成る乙とを特徴と
するウインチ 。
電源を配設 し,乙れら 本体と付体聞は排気ホ ース
とより 連接 し,計測記録装置 は一
レl
と電気ケーフソ
3)電磁誘導方式による水中データ伝送装置
1
1月 22日
7年 1
5
出願日
乙張設され,かつ閉ルー プを形成す
一部が水中 l
定間隔のサンプリング周期による低消費電流駆動
し,排気装置は,設置深度上の圧力 を制御し水中
るよ うに両端を接地された絶縁被覆導体(信号線)
と,乙の信号線を通流する呼び出し信号の受信,
とより作動する
と外部信号 l
i
l
ζ排出し,これら僅体
とを
ことにより回収する乙
切離浮上装置を付ける
送信を行う信号送受信装置および この信号線の水
中張設部に取り付けられ,水中データの探測を行
う探測器(セン サ)とから成り ,乙のセ ンサは信
特徴とする超伝導磁力計を用いた海底磁気計測シ
号線の任意の位置ご外周 を抱持す るように容易に
着脱可能な一対の磁性体であることを特徴とする
17) 防波堤用共鳴室型空気タービン方式波力発電
ステム 。
装置
出願日
。
電磁誘導方式による水中データ伝送装置
4)深層水人工湧昇装置
1
出願 日
0日
1月 3
58年 1
防波堤用の空気タービン方式波力発電 において,
防波堤内に空気室とその波入射方向前方に共鳴室
を設け る乙と,共鳴室の先端の両側方は在来の防
波堤壁 とす る乙と ,全体装置が防波堤に 一定間隔
2月 7日
7年 1
5
入口 円すい管と出口円すい 管 とを円筒状のスロ
に存在する乙とを特徴とする防波堤用共鳴室型空
ート部を介 し一体 に接続 してなる水平ベン チュリ
ー管のスロー卜部 K,垂直パイプの上端を閉口さ
気 タービ ン方式波力発電装置。
せてないベンチュリー管の内壁が流れに沿って緩
和曲線で構成された乙とを特徴とする深層水 人工
)
8
1
2体連結式水底計測器
2日
2月 1
58年 1
出願日
掠からセン
高精度計測のためには ,各種ノイス、
サーを隔離する必要がある。乙のために海底計測
湧昇装置。
5)開閉式フェアリング
1
1日
58年 8月 1
出願 日
l
器のセンサ部と 付体部の 2体を海底ζ必要距離は
なして設置できる装置 で,水中ケーフソレ等で1連接
された 2体を自重により海面より投下 して海底 に
乙被せてその流体抵抗を減少させるための
線材 i
流線形断面のおおいであ って, 主体 となる 表皮は
i
後縁に沿って合わせ 目があり,両部表皮が前縁ζ
沿って折り曲げ可能なように前縁部が可撰性材料
で形成されており,両側部表皮が後縁で合わさる
-10ラ
設置する時, 2体の沈下速度が異なるような水中
抵抗および重量 に構成し,沈下速度の速い本体は,
沈下速度の遅い付体を水中ケーブ lレにより引張 っ
て沈降させる。先行する本体が着底し,付体のケ
定しようとする水中深度の異なる複数の物体に応
ーブル張力がなくなると,付体下部に取り付けた
じてそれぞれの音響反射強度に基づいて複数個設
抵抗板は開放され有効となり,付体の沈下方向を
定し,受信信号を複数個のスレッショノレドレベル
変え,有効ケーフソレ長の範囲内の離れた位置に付
で順次比較して複数のそれぞれの物体までの距離
体を着底させることを特徴とする水底計測器。
を測定する乙とを特徴とする超音波距離測定装置。
19)減圧情報表示機能付携帯装置
2
2)水中使用機器の漏水警報回路
出願日
58年 12月 19日
出願日
ダイパーが水中で減圧するに必要な情報(水深,
59年 4月 3日
水中で、使用する電気機器に水上から電力を供給
滞底時間計測,減圧表の記憶,表示,アラームな
する電力供給導体の絶縁被覆の外側を別の導体で
)腕時計程
ど)を装備したダイノ tー携帯装置で,( 1
被覆し,乙の導体の一端を水中電気機器のケース
度の大きさ,重量である。( 2)水深計を備え,水深
に接続し,他端を,水上部の給電側において高イ
を表示するほか,最大水深を設定すると,その深
ンピーダンスで電力ラインの中点電位部に接続す
度でアラームが鳴り,危険水深をダイノイーに知ら
るとともに.その導体の電位を絶体値増幅する絶
せる。( 3)滞底時聞を計測して表示する。( 4)減圧表
対値増幅回路と,その増幅出力が一定の値以上に
を記憶し,水深と滞底時聞によって,該当減圧表
なったとき警報する警報回路とを設けたことを特
欄の一部を表示し,減圧時間は減算して残り時間
徴とする水中使用機器の漏水警報回路。
を知らせる。これらを特徴とする減圧情報表示機
能付携帯装置。
23)水中成生物の層厚測定装置
出願日
20)
水中カメラに使用されるフィルムカートリ
ッジの改良
出願日
5
9年 4月 3日
水中の距離を測定するための超音波送受波器を
水中で直線状に移動させる走査機構と,超音波送
5
9年 2月 8日
受波器から超音波信号を発射させる送信部と,発
フィルムカートリッジをワンタッチで撮影装置
本体に装填するための装置であり,( 1)フィルム駆
射超音波の反射信号を受信する受信部と,送受信
部のデータを記憶し,記憶データから距離を算出
動機構,駆動用モータおよび電気的コネクターを
l,
するようにした演算部とからなり.その演算部ζ
組み込んだフィノレムカートリッジを使用した。撮
超音波送受波器の送信ノカレスと受信ノ −.: )レスとの時
影装置本体にフィルムカートリッジを装填する際,
間間隔によって測定した距離と成生物の付着した
(
2)フィルムの巻きぐせを凹状にする乙とにより,
とより成生物の層厚を算出
基盤からの距離との差 l
撮影装置のアパーチュアマスクにフィルムが引掛
する演算装置と,送信ノ −.: )レスと受信ノマノレスとの時
かることを防ぐためのフィノレム巻きぐせ解除方式。
間間隔によって距離を算出し.乙の算出距離中の
(
3)装置本体に取り付けられた圧板および、パネによ
最長の距離二つを取り,乙の 2点を結ぶ直線を基
り,フィルムをアパーチュアマスクに自動的に押
準として成生物の層厚を計算し直す補正演算部と
えるようにした。( 4)遮光扉が自動的に解除される
を設けたことを特徴とする水中成生物の層厚測定
装置。
遮光扉自動解除方式である。乙れらを特徴とする
水中カメラに使用するフィルムカートリッジ。
24)海洋成生物の層厚測定装置
21 超音波距離測定装置
出願日
出願臼
5
9年 4月 3日
5
9年 4月 3日
所要長さの複数本の支脚を有する枠体ζ
l固定し
超音波ノ −.: )レスを繰り返し送出して被測定物体か
たガイドパーに,超音波送受波器を取り付けた走
らの受信信号を所定のスレッショルドレベノレで比
i設けたス
査体を摺動自在 l
乙支持し,枠体の両側ζ
較するととにより水中の物体までの距離を測定す
と掛架したチェーンに走査体を結合し,
フ。
ロケット l
る装置において,前記スレッショルドレベ Jレを測
一方のスプロケットを枠体側面に固定した防水駆
-106-
動函 l
乙収容の電動機によって駆動し.超音波送受
波器の送受波信号を防水ケーブ・;レ l
とより接続した
水面上の演算装置により算出する乙とを特徴とす
る海洋成生物の層厚測定装置。
25)沿岸固定式波力発電用安全兼騒音防止装置
出願日
59年 5月 1
5日
沿岸固定式波力発電装置の技術的問題点を解決
するために発明されたもので,沿岸に固定され下
面を波に開放した空気室が逃気弁をもち.乙れを
2
9)深海用光ファイ パ複合ケーブル
出願日
5
9年 8月 22日
深海で動力.通信用ケーフザルとして使用するた
め,( 1
)水密ケープ・・;レで、シースが 2重であり,水が
ケーブ Jレ内に侵入せず,侵入しでも内部まで伝わ
らず,しかも圧縮に強く軽量である。( 2)テンショ
ンメンバがアラミッド繊維に合成樹脂を含浸させ
た強化プラスチッ クからなるので. 引張,圧縮 l
と
対して変形が少ない。を特徴とする深海用光フ
イノ〈ケーフソレ。
7
発電機の回転速度 で制御する。一方 空気流路が U
字管となり,空気溜の効果により.高潮にも安全
30)深海用光ファイ パ入り複合ケーブ ル
で.かっ,これら空気流路に吸音板をはる乙とに
59年 8月 22日
深海で動力.通信 用ケーブ Jレとして使用するた
出願日
より,高速のタービンより発する高周波音を吸収
消音する乙とを特徴とする装置。
め,( 1
)光ファイパが合成樹脂性ノ fイフ。の中 l
乙収容
26)波力発電装置始動用電動機
されており,光ファイパに水圧や側圧が加わらな
い。( 2
)光ファイパ収容パイプ及びそれと同じ外径
5
9年 7月 2
0日
の動力線心 3本がよりあわしであるのでケーブ、ノレ
出願日
発電機を始動させ る始動用電動機を 備えた発電
装置において.発 電機の回転子軸を 突出させ,突
出した回転子軸 l
乙始動用電動機の 回転子を設け.
回転子を包囲する 固定子を始動用電 動機の外枠 l
乙
保持させる乙とを持徴とする発電装置。
構造が中心軸のまわりに対称になり,ケーフソレの
乱れを防止できる 。
(3)線心の外方ζ合成樹脂のシ
l
ースを設けて水密構造 としている。を特 徴とする
深海用光ファイパケーフル。
3
1)沿岸固定式波力 発電設備用の空気 室
27)波力変換装置の圧力制限装置
出願日
出願日
5
9年 7月 2
0日
沿岸固定式波力発 電設備用の空気室 であり,沿
岸域における波浪 は浅水変形し,波 の峰の高さに
波動 i
とよ り変動する空気室内の空気圧から エネ
ルギーを得る波力変換装置において ,空気室と大
気を連通すると共に貯留部を有する連通路を設け.
貯留部ζ
l液体を貯留させておく乙とを特徴とする
装置。
28)海水中の有用成分の吸着ユニット
出願日
5
9年 8月 7日
比べ波の谷は小さ く,乙のような平 均水位より下
方の波形に対しで も波エネルギーを 有効に回収す
るために,平均水 位より下方の空気 室の水平方向
断面積を拡大していることを特徴とする。
3
2)沿岸固定式波力 発電用空気室にお ける前端壁
の水没漂さ調節装置
j
皮力を効率よく利用して.海水中の 有用成分を
吸着するためのユニットであり.両底面ζ
l網目開
口部を有し,側壁部が非通水性構造になっている
容器と,乙の容器内ζ
l充填された粒状吸着剤とか
5
9年 8月 30日
出願日
5
9年 9月 26日
沿岸固定式波力発 電装置の技術的問 題点を解決
するために発明さ れたもので,浮力 により一定の
水没深さを有する 扉体を沿岸固定式 波力発電用空
ら 成 仏 前 記 容 器 内 に は,容器内 i
乙浸入する海水
気室の前端壁ζ対して,対海水
i
潤滑材を持った無
の上下動の平均両振幅以上の高さの空間部が形成
給油潤滑方式で、水気密を保持しながら.スライド
自在に配設した ζ とを特徴とする装置。
されている乙とを特徴とする海水中の有用成分の
吸着ユニット。
-1
0
7-
33)フェアリング
出願日
方式は,水銀液中を電極が回転するため,
5
9年 1
2
月2
4日
ドラム
回転体と固定側とのズレを吸収でき,光ロータリ
全体が半硬質材料で形成された流線形断面の帯
コネクタの光軸がズレないように考案した乙とを
状体であって,線材を受入れるための通索口が縦
特徴とする。
通している略 U字状断面の前縁部と,乙れから後
37) 浮消波堤
方に延びる略 V字状断面の後縁部からなり,乙の
出願日
後縁部は前記前縁部より軟らかな材料で中空に形
60年 6月 21日
乙公知の型式
水平安定板付ポンツーン型は,既 i
成されている乙とを特徴とするフェアリング。
であるが,乙の優れた特長を活かすとともに性能
を飛躍的に改善するため,原型のポンツーンの底
34)海洋深層水利用による植物プランクトン培養
板を取り除き,その代わりの浮力室を小型化し.
方法
出願日
かっ,水線面積を小さくした乙とが大きな相異で,
60年 2月 1
9日
無機栄養塩類 l
乙富み.病原菌や人工汚染物が少
外型は原型とほとんど変わらないが浮体としての
ないという特性を有する海洋深層水に水溶性キレ
基本的性質は全く異なったものとなり高い消波性
ート剤,または海洋表層水を添加したものを植物
能ぐ成長仇)/堤体幅B)の比が 7∼ 8で透過率( k
t
)
プランクトンの培養液とし,かつ連続培養手法を
が 0.5以下というような高い性能)を発揮しさら
用い,連続培養の培養液の希釈速度と無機栄養塩
に外面に適用することを特徴とする新型浮消波堤。
類濃度を操作する乙とにより,植物プランクトン
38)水中通話機
60年 9月 12日
出願臼
送受波ビームを尖鋭にする乙とによって,海底,
海面の反射や,船体などから放射される雑音が除
の収量と細胞粒径を制御することを特徴とする植
物プランクトンの培養方法。
3
5)浮遊式海洋構造物の動揺軽減システム
60年 3月 1
6日
比較的幅広浅喫水の浮遊式海洋構造物に対する
動揺軽減システムに関するものであり,従来の B-
去できるために,信号付雑音比が改善され,送信
出願日
電力を増大させるのと等価の効果があり,従来の
e
l
l型減揺タンクに上部舷側張り出し,多孔壁を組
合せる乙とにより,減揺効果,復原性能の増大,
ワイドビーム指向性の送受波器を用いた水中通話
機に対して,尖鋭な送受波ビームを自動または手
動により,通話相手方向に向ける乙とによって,
他船舶の接舷,接岸という操船上の改良及び安全
より良好な通話を可能にする乙とに特徴がある水
性の向上,空気ダクト内のパノレブ取付けによる長
中通話機。
周期域における動揺性能向上と緊急時における安
39)船上指令型採水装置
l対してタンク
全性の確保, 3次元性の強い浮体ζ
出願日
分割法及びダクト配管法により.減揺装置内の空
60年 10月 17日
両端が開放された容器の両端に弾性材で連結さ
気流出防止及び性能維持を特徴とする。
乙取付けられた索の双方を
れた蓋を有し,乙の蓋 l
結合して蓋を外したままとし,前記索を外す乙と
36)光電複合ロータリーコネクタ
60年 3月 20日
出願日
電線によって電力供給を行う無人システムにお
いて,ケーフソレを繰り出し.巻き上げるために.
により容器の両端を蓋で閉塞するものにおいて,
容器の外側に移動可能に取付けられたスライダと
該スライダを所定の位置で停止させる停止手段と,
前記索をスライダの前記移動によって保持し,ス
ドラム等回転体から光信号線,電力線を取り出さ
ドラム回転軸と光ロ
ライダの戻りによって保持を解く索の保持手段と
ータリコネクタ光軸を合致させ,乙の光ロータリ
を具備し前記スライダの操作を船上からの電磁誘
なければならない。そ乙で,
コネクタの外側同心円上に水銀接点方式の電力用
導方式による指令によって行う乙とを特徴とする
ロータリスリップリングを配したものである。本
採水装置。
-108
り,駆動力を伝達する。耐圧ケースを貫通する間
40)水密回転伝達装置
出願目 、 60年 12月 10日
隔がないため,完全な水密構造となっている。乙
耐圧ケース内の回転軸ζ
l取りつけられた永久磁
のためメカニカ Jレシールで発生する漏水事故を防
石と,耐圧ケースの壁を隔てケース外部の回転軸
ぐ乙とが出来る乙とを特徴とする水密回転伝達装
置
。
に取りつけた永久磁石と磁石結合させる乙とによ
工業所有権登録等状況
区
分
特
許
実用新案
交
主
:
正
,
_
録
出願中
8
2
-109-
2
7
(
2
)
1
3
備
考
()は外国出願数
海洋科学技術センタ一
年
報 ( 昭 和 60事業年度)
昭和 61年 10月
発行
編集・発行海洋科学技術センター総務部・広報室
圏 直 回 口口 神 奈 川 県 横 須 賀 市 夏 島 町 2番 地 1
5
電 話 (0468)66-3811 C代 表 )
東京連絡所
回 固 園 口口 東 京 都 港 区 新 橋 2丁 目 6番 l 号
電 話 (03)591-5151 (代 表 )
製作・印刷
治[
仮令討、つばさ昨刺殺析