MRガイド下集束超音波脳神経治療装置 (厚生省薬事未承認機器。当院が日本での最初の導入施設です) 現在局所性手ジストニア臨床試験被験者募集中 次世代の脳神経外科治療法 集束超音波装置は、MRIと強力な超音波技術を融合させた医療機器で、放射線 や外科的手術を用いていない為、頭蓋骨を傷つけることなく、目的の場所に高 温病変(55°以上)を作成し、低侵襲な脳神経治療を行うことができます。 開頭する必要がなく、脳組織を貫通する針も必要としない治療を行うため、術 後回復も1日から2日とごく短く済みます。 適応疾患は現在は本態性振せん、ふるえの強いパーキンソン病などの機能的脳 疾患が世界で臨床試験中です。当院でも2013年5月に日本での最初の例に 施行して、現在19症例の本態性振せんに臨床試験を施行しました(日本では 最多数の経験です)。現在本態性振せんの臨床試験の募集は終了して、薬事申 請中のために、実際の治療は休止しています。また再開時に広報いたしますの で、いましばらくお待ちください。しかし、下記のごとく局所性手ジストニア の患者さんの臨床試験を開始しました。 ジストニアの本治療装置による臨床試験のリクルートが開始されました。 当院ならびに東京女子医大の共同臨床試験として、両病院の倫理委員会 で承認されました。(添付1,2) ついては適応のある患者さんの参加を募集しています。 患者さんの診察の流れは下記です。 まずは東京女子医大病院の機能脳神経外科平孝臣教授の診察が必要です。 お問い合わせはこちらまでください。 電話 東京女子医大病院 脳神経外科 予約専用電話 03-3353-8138 新百合ヶ丘総合病院 集束超音波治療担当 044-322-9477 (中野) ジストニア臨床試験の流れ 東京女子医大脳神経外 科 新百合ヶ丘総合病 院放射線診断科の 平孝臣教授の診察 CT撮影 適応があれば (水、木曜日の午後) 頭蓋骨を超音波が通過しやすければ 新百合ヶ丘総合病院脳外科 (土曜日午後施行月曜日朝退 院。2泊3日入院)、 MRガイド下超音波治療 (臨床試験) 東京女子医大脳神経 外科 平先生再診察 最終的に適応決定 退院後 東京女子医大脳神 経外科で経過観察 現在薬事未承認のため、対応できない疾患、患者 がおられることをご承知おきください。
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