優しさとかしこさをもち たくましく生きる子

今年は創立140周年
優しさとかしこさをもち たくましく生きる子
=目標をたてて
積み重ねを大事にし
意欲的に取り組む子=
マナーキッズプロジェクト開催
11月6日(木)に,マナーキッズプロジェクトを開催しました。
東京から公益財団法人マナーキッズプロジェクトの理事長田中日出男さん,事務局
長の齊藤俊二さん,日本女子テニス連盟新潟県支部長の湯本潤子さんはじめ,十日町
市テニス協会,長岡市テニス協会から合わせて10名の方から指導者として来校いた
だきました。
マナーキッズプロジェクトは,スポーツ・文化活動を通じ,日本の伝統的な礼法を
体験し,<体・徳・知>バランスのよい子供を育てる公益社団法人です。
ショートテニスを指導してもらいながら,併せて「礼」の指導もしていただく活動
です。「礼」は,日本に600年前から続いている小笠原流礼法を基に,指導してい
ただき,実際の活動の中では一人数十回の礼の機会をもつことができました。
礼には,「ありがとうございました」や「お願いします」,「おはようございます」
や「さようなら」などがあります。特に意識しなければ,これらの言葉を発しながら
お辞儀をすることが普通だと思います。
礼法の指導では,この,言葉とお辞儀が同時になっている礼を修正するところから
始まりました。言葉とお辞儀を別々にすると言うことです。
指導していただいた礼は次の方法です。
① 相手の目を見ながら「お願いします」などの言葉を言います。
② 言い終わった後,背筋を伸ばしたまま,腰を折り,お辞儀をします。
③ 腰を伸ばした後,改めて相手の目を見ます。
相手も同様に(活動のときは,相手は指導者でしたので,子どもたちが最初に礼を
します。次に,相手=指導者=が礼を返します。)礼をします。相手が礼をするとき,
礼が終わったときも目を見ます。目を見て,言葉はないけれども,心で,相手の礼に
感謝したり自分の思いを込めた礼を相手に伝えようとしたりします。武道や芸道で
「残心」ということが言われますが,礼法でも残心が大切だと強調しています。(今
回の活動,指導の中ではこの言葉は使われませんでしたが,「相手の目を見る」こと
が大切であることは繰り返し指導されました。)
子どもたちは,「相手の目を見る」ことが余りうまくできていませんでした。あい
さつのとき,人前で話をするとき,自分の思いを伝えるべき相手を見ないであいさつ
したり用件を話したりすることが多いのです。恥ずかしかったりあるいは謙虚な思い
からだったりするのかも知れませんが,基本として,「残心」をこれからは大事にし
て,意識して,行動に表せるようになってほしいと思います。
なお,この活動は午前中3,4限の時間帯に行われました。給食のとき,5限の授
業の始まり,終わりの礼が前日とは打って変わった上質のものになっていました。
この活動で学んだことを一過性のものにしたくはありません。残心のある礼が継続
でき,定着していくよう学校でも心掛けていきたいと考えています。
つきましては,家庭でもこの活動の事後の取組にご協力いただきたいと思います。
子どもたちは,「マナーキッズ調べ」というA3判の調査用紙の質問項目に対して
自己採点して現在の結果を出します。これについて,家庭で話し合っていただきたい
と思います。子どもの自己採点の確認と共に,現状の子どものマナーのどこを改善し
ていくかとか,どこを伸ばしていくかなど家庭で共通の目当てをもっていただければ
と思います。
学校では,感想文を書いて,礼やマナーについて自分の考えがどのように変わった
かとか,テニスについて考えたことやおもしろかったこと,難しかったことなどを振
り返っていきます。そして,子どもたちの感想文を事務局へ送付します。(全国から
集まった感想文から優秀なものが何点か選ばれ,その筆者はマナーキッズ大使として
アメリカやイギリスへ派遣されるそうです。)
なお,「マナーキッズ調べ」は来年2月に第2回目を実施する予定です。子どもた
ちの成長を願い,「礼」の意識の継続を図りたいものです。
活動後,マナーキッズプロジェクトよりテニスラケット8本,ネット2張,ボール
16個を寄贈していただきました。これにより,子どもたちの遊びの機会が広くなる
と思います。
活動の中で指導者とマンツーマンでラリーをする場面もありました。おそらく,子
どもたちはテニスの経験はないのではないかと思いますが,20回以上ラリーが続い
たという子も中にはいました。(テニスはショートテニスで,ラケットはグリップか
らすぐにガット・フレームが広がっている小振りなものです。ボールはスポンジボー
ルでした。)ネットを挟んでのゲームは体育でもなかなか行う機会がないので,子ど
もたちの関心が高まることを期待しています。
マナーキッズプロジェクトの詳細は,インターネットで見ることができます。
「マナーキッズプロジェクト」で検索していただくと,ホームページを開くことが
できます。
今回の活動は中里商工会様の大きな支援により実現しました。感謝すると共に,皆
様にお知らせいたします。
貝野小学校140年の沿革
№36
昭和36年(1961 年) 9月 13 日 教科書販売
昭和36年(1961 年) 9月 16 日 北陸学徒競書大会参加
昭和36年(1961 年) 9月 20 日 小中学校合同大運動会
昭和36年(1961 年) 9月 29 日 百日咳,ジフテリア予防接種
昭和36年(1961 年) 9月 30 日 敬老試食会
昭和36年(1961 年) 10 月6日
映画教室
昭和36年(1961 年) 10 月 18 日 全校遠足実施
1~3年城山方面
4~6年阿寺方面
昭和36年(1961 年) 10 月 19 日 映画教室
昭和36年(1961 年) 10 月 25 日 校内球技大会 26 日も
昭和36年(1961 年) 11 月 6,7 日 映画教室
昭和36年(1961 年) 12 月1日
6年新1年種痘
昭和36年(1961 年) 12 月9日
映画教室(低学年)
冬季分校開校
寄宿舎開設
種痘検診
昭和36年(1961 年) 12 月 11 日映画教室(高学年)
昭和36年(1961 年) 12 月 12 日 卒業記念写真撮影
昭和36年(1961 年) 12 月 19 日 インフルエンザ予防接種
昭和36年(1961 年) 12 月 25 日 終業式
昭和36年(1961 年) 12 月 30 日 校舎除雪
昭和37年(1962 年) 1月8日
第3学期始業式
校内書き初め大会
昭和37年(1962 年) 1月 12 日 映画教室
昭和37年(1962 年) 1月 23 日 校舎除雪
昭和37年(1962 年) 1月 29 日 校庭の積雪2m70cmに及ぶ
昭和37年(1962 年) 1月 31 日 校舎除雪
昭和37年(1962 年) 2月6日
映画教室
昭和37年(1962 年) 2月 8,9 日 母親教室
横山先生講師
かなづかい
ローマ字
音楽
昭和37年(1962 年) 2月 28 日 新入児童の身体検査
昭和37年(1962 年) 3月6日
新入学児童知能検査
昭和37年(1962 年) 3月7日
教科書販売
昭和37年(1962 年) 3月9日
映画教室
10 日も
昭和37年(1962 年) 3月 17 日 屋体 床油塗り
昭和37年(1962 年) 3月 23 日 第3学期昭和36年度終業式 卒業生を送る会開催
昭和37年(1962 年) 3月 24 日 第15回卒業式
昭和37年(1962 年) 4月
昭和37年度から教科書が無償となる。
1961 年(昭和 36)から始まる高知・長浜の〈長浜・教科書をタダにする会〉の憲法 26
★
条に〈すべて国民は,法律の定めるところにより,その保護する子女に普通教育を受けさせ
る義務を負う。義務教育は,これを無償とする〉あることをもとにした運動が多くの指示を
受け,
「義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律」
(昭和 37 年 3 月 31 日公布,同年
4 月 1 日施行)ができた。
昭和37年(1962 年) 4月4日
始業式
昭和37年(1962 年) 4月5日
入学式
31名
記念写真
昭和37年(1962 年) 4月 21 日 PTA総会 正副会長決定
貝野小学校140年の沿革
昭和37年(1962 年) 5月
№37
PTA作業による中庭整備
昭和37年(1962 年) 5月1日
足洗い場,低鉄棒設置,花壇造成
この頃麻疹流行して低学年では時に 10 名欠席の学級もあっ
た。
昭和37年(1962 年) 5月 6,7 日 6学年新潟一泊旅行
バスで弥彦
内野を経
米山旅館に一
泊
昭和37年(1962 年) 5月 18 日 4,5学年 長野修学旅行
昭和37年(1962 年) 5月 21 日 小児麻痺生ワクチン服用
昭和37年(1962 年) 6月 4~7 日 産業農繁休業3学年以上
但し6,7日は全児童休業
昭和37年(1962 年) 6月 27 日 1,2学年大割野遠足
昭和37年(1962 年) 7月9日
日本脳炎予防接種
昭和37年(1962 年) 7月 11 日 文部省学力テスト(国算)参加(5,6年)
★
このときの学力テストは昭和36年に中学2年生3年生を対象に始まったものですが,3
7年度のこの記載は,学力テストが小学校でも行われていたことを示すものだと思います。
このときの学力テストは学校間の競争の激化を招いたり政治的な対立があったりしたと言
われています。昭和41年には調査が打ち切られました。
昭和37年(1962 年) 7月 17 日 3学年修学旅行兼海水浴 バスで柏崎迄
昭和37年(1962 年) 7月 28,29 日 林間教育
全職員付添
学校合宿(5,6学年)
昭和37年(1962 年) 9月 13 日 秋季大運動会(小中合同)
昭和37年(1962 年) 9月 26 日 児童の朝会形式を更新して児童のための児童の朝会形式とし
た
農繁期放課始まる(晴天午後より4日間実施)
昭和37年(1962 年) 10 月9日
秋季全校遠足(城山)
昭和37年(1962 年) 10 月 31 日 校内球技大会
昭和37年(1962 年) 11 月6日
避難演習 消火器操作実演
昭和37年(1962 年) 11 月 15 日 校門移築工事,中庭植樹(PTA作業)
昭和37年(1962 年) 11 月 22,23 日 展覧会及び中学と合同学芸会
昭和37年(1962 年) 11 月 26 日 流感予防接種
昭和37年(1962 年) 12 月1日
阿寺冬季分校開設(移転は 13 日より
積雪 50cm)11 名
従来の慈眼寺(冬季阿寺児童寄宿舎)が申請により第二校舎と
して認可され,日宿直料の給付を受けることになった。この一部
をそれぞれ施設及び補助に充てる。
(小学校3名)
昭和37年(1962 年) 12 月 26 日 第2学期終業式
昭和38年(1963 年) 1月8日
本年学校健康優良児表彰
3学期始業式
昭和38年(1963 年) 2月 19 日 南原繁元東京大学総長自詠自筆の書を南雲喜作氏の寄贈によ
り屋内体育館正面左よりに校歌額と対にして掲額
昭和38年(1963 年) 2月 22 日 計算珠算校内競技会
昭和38年(1963 年) 3月2日
新入生一日入学
昭和38年(1963 年) 3月6日
校内スキー大会(大万田倉にて)
昭和38年(1963 年) 3月 22 日 卒業生を送る会
昭和38年(1963 年) 3月 23 日 終業式
(移行学級)