VNA(N5230A) manual ~基礎編~ VNA(N5230A)設定法基礎編 1 今回は上のようにS11(Smith Chart),S22(Smith Chart),S11(Magnitude),S11(Phase Shift)のデータを表示します 2 周波数を入力(Gを押すと GHzとなる) 取得するポイント数を選択 (多すぎるとIFバンドが被り 正確なデータが取れないが 少なすぎても正確なデータ が取れない) まず、測定する周波数範囲を決定する Channel → Start/Stop.. → Frequency Start/Stop Windowで周波数を決定する このとき、キーボードでG=GHz, M=MHz, K=KHz,と単位を決定することができる 次に帯域内での測定ポイントを決定する。 Sweep → Number of Points → 測定ポイント数 ポイント数が多い方が正確に測定できるが、校正が難しくなり、測定用のフィルタにおけ る帯域より狭いと逆に正しい値が取れなくなるため注意すること 3 測定する帯域を設定する ここは、基本的に50kHzで十分だと思ってもらってよい 4 グラフを4つ表示する方法 Window → Arrange → Quad 4 で4個表示できる。 それ以外の表示数は以下のようになっている。 Overlay=1 Stack 2 =2 Split 3=3 5 新しく出してきたグラフの領域に表示する方法 まず、新しくデータをトレースして、表示したいwindowを選択し Trace → New Trace … → New Measurement Windowで表示したいパラメータを選 択し、OKをクリック 6 間違えて表示したTraceは、削除したいパラメータを選択後 Trace → Delete Trace …で削除可能 7 初期設定ではLog Magでグラフが表示されるため、グラフの種類を変更する 変更したいパラメータを選択し Trace → Format .. → Format Windowで表示したい形式を選択後OKをクリック 8 グラフが見づらい場合はスケールを変更すると良い Scale → Scale → Scale Windowで変更可能 Per Division :一マスが何dBとする Position :0dB点をどこにするのか(一番下を0Div,一番上を10Devとする) 9 今までの設定を次回も再度行っても良いが、面倒なので状態を保存しておくことをお勧 めする。 File → Save As .. → Save as type:をState(*.sta)に変更し、ファイル名を打ち込み 保存をする 保存先は 粟井研究室:D:¥awailab¥username¥ 10 次回に状態を呼び出すには File → Recal.. → Files of typeをState(*.sta)に変更すれば、保存したデータが表示さ れるので、それを選択すればよい 11 State and Cal Set Data (*.csa):状態および校正データの保存 State and Cal Set Link(*.cst): unknown State (*.sta):状態の保存 Cal Set (*.cal):校正データの保存 Trace (*.prn): unknown Citifile Data Data (Real,Imag) (*.cti): unknown Citifile Formatted Data (*.cti): unknown Trace (*.s1p):SパラメータのS11またはS22のみの保存 Trace (*.s2p):Sパラメータ全ての保存(S11,S21,S12,S22) File Typeの一覧を示しておく 12 マーカーの表示はグラフのWindow右上に表示されるが、見づらい場合は View → Tables → Marker Tableで一覧を表示できる 13 測定結果を固定する場合は Sweep → Trigger → Singleで停止するようにすること 続けて測定を行う場合はContinuousを選択する。 14
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