20 画像情報システム研究室 http://tech.nagaokaut.ac.jp/ 電気電子情報工学 准教授 岩橋 政宏 地域社会・福祉への貢献 研究室行事を通じた学生間の交流 近年、地上デジタル放送や Blu-ray 等、ハイビジョン対応装置が普及し始め、 高精細な映像コンテンツが楽しめる時代になってきました。その反面、画像 の解像度(空間解像度)、フレームレート(時間解像度)、ビット深度(階調 解像度)の増加が生じ、映像のデータ量は加速的に増加しています。 そこで必要となるのが、私たちの得意とする画像圧縮技術です。その課題 は「いかに高画質を保ったまま、データ量を削減するか?」です。世界中の研究者達が、この問題 の解決に取り組んでいる中、私たちも切磋琢磨して、新しいアルゴリズムの提案や評価を行ってい ます。 また、画像認識技術にも力を入れています。最近では、画像を用いた有害鳥獣監視システム、視 線検出によるコミュニケーションシステム、ロボット通信システムなど、地域社会・福祉への貢献 を目指し、日々活動を行っています。 課程・専攻 研究 内容 機械創造 研究室 の一日 電気電子情報 朝、研究室に来たら、まずメールチェックを行い連絡事項の確認をします。 その後は、各自の研究テーマに沿って論文調査や実験、論文の執筆等を行っ ています。また毎週行われる全体ゼミでは、各自得られた研究結果や進捗報告、 今後の活動計画について話し合ったりしています。 研究は、基本的にプロジェクトチームを組んで行われていますので、毎日、 先輩・後輩間で自主的にディスカッションを行い、今後の方向性や計画につ いて論じ合っています。コアタイム等はありませんが、その分、自分自身で 活動計画を立て、成果を挙げていかなければなりません。 また、研究以外でも、研究室内の仲間同士でスキーに行ったり、テニスを したり、あるいは旅行(昨年は海外旅行に行ったりしました)に行ったりと、 レジャー活動にも力を入れている研究室です。 ゼミの風景 材料開発 修論・卒論テーマ 建 設 (修)順序置換と符号置換による可逆 KLT の特異点回避に関する研究 (修)視線検出を用いたユーザーインターフェースに関する研究 (修)有害鳥獣監視システムのための認識システムに関する研究 (修)ロボットビジョンネットワークのための自己位置推定手法の精度向上 (修)ロボットビジョンネットワークのための DCT 係数正負符号を用いた通信量削減 (卒)Improving the Performance of Iris Detection by Introducing a Filtering Algorithms 環境システム こんな企業に就職しました ・旭化成 ・ユニ · チャーム ・セイコーエプソン ・能美防災 ・日本電設工業 48 電気電子情報工学専攻 M2 大竹亘(長岡高専出身)
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