「ノノエ のはじめてのおねつ」2年 髙橋愛結 作

【学校教育目標】
心豊かに
自立・貢献・感謝
する児童の育成
福山市立東村小学校
No.46
-主体的に学び,地域を愛する子どもの育成-
H27.11.30
よく考える子 やさしい子 たくましい子
校長 大村 良人
これは2年生の国語学習の成果です。これまで2年生は,
【はじめ】
【中】
【おわり】
という物語の構成について知り,“読む”学習をしてきました。そこで,立場を一転
し,物語を“作る”側にまわった子どもたち。どんな作品を完成させたのでしょうか。
の
夏休みに校舎内の階段に貼った「ことわざ50選・慣用句50選」です。子どもた
ちのみならず,多くの皆様に好評を得てうれしく思います。10月に第1回の検定を
行いました。“心残り”との声の中,11月に第2回の検定を行いました。低学年の
子どもたちも本当によく覚えました。その地道な努力とすばらしい結果を称え,11
月27日(金)に表彰式を行いました。受賞者は次のとおりです。
【ことわざ・慣用句大賞】3名
☞「ことわざ」「慣用句」両部門において,常に満点を獲得した者に贈る最高賞
受賞者 髙橋寿成(3年),福田友紀(3年),杉原美名瀬(5年)
の
え
「ノノエのはじめてのおねつ」2年 髙橋愛結 作
【はじめ】
名前はノノエ。女の子で,やさしいし,えがおで,足
がはやくて,こわがりで,とてもかわいい。そして,た
のしい。友だちのことを気にする子で,クッキーを作っ
て友だちにわたしてみんなえがお,そう,ノノエはみん
ながえがおになればそれでいいのです。だって,ノノエ
はやさしんだもん。みんなノノエがだいすきでした。
【中】
【達人賞】4名+1名
※【大賞】受賞者を除く
☞各部門において,第1回及び第2回で連続満点を獲得した者に贈る賞
「ことわざ」部門 和田奈穂(3年)
,亀田凌雅(4年)
,石井幹永(6年)
,髙橋来幸(6年)
「 慣 用 句 」 部 門 福田結香(3年)
【名人賞】11名+7名
※【大賞】及び【達人賞】受賞者を除く
☞各部門において,第1回または第2回で満点を獲得した者に贈る賞
「ことわざ」部門 麻生承甫(2年),福本大貴(2年),石井理咲子(2年),小松
愛海(3年),福田結香(3年),小川颯大(4年),亀田 翼(5年),西田晴菜(5
年),福田美咲(5年),池原七穂(6年),今井佳乃(6年)
「 慣 用 句 」 部 門 石井理咲子(2年),小松愛海(3年),福田 凛(3年),和田
奈穂(3年),西田晴菜(5年),石井幹永(6年),髙橋来幸(6年)
【1級,2級】1級…90%以上の正解者,2級…80%以上の正解者に贈る賞
ある日,友だちとあそぶやくそくをしていました。な
のに,きのうたのしみすぎておねつになってしまいまし
た。みんなが,「ノノエちゃん,こないね。」とノノエの
家にいきました。
すると,ノノエはねころんでいました。
「だいじょうぶ?」と,友だちがいったら,
ノノエは,
「まなちゃん,あたま,ひやして。」とたのみました。まなちゃんは,おお
いそぎでひやしはじめました。一時間もひやすとノノエはげんきいっぱいになってあ
そびにいきました。そしたら,みんなが,
「あした,あそぼう。」といいました。ノノ
エは,「なんで?」といいました。みんなは,「ノノエがおねつだしたから。」といい
ました。でもノノエは,
「わたしのことはきにしないで。」といって,みんなでたのし
くあそびました。ノノエはてかげんしてあそびました。
【おわり】
「あしたもあそぼう。」とみんなでやくそくしました。
「みんなもげんきでね。あしたは,わたしんちでパーティーね。」
とノノエがいいました。
「うん。」
みんなは,パーティーをたのしみにかえっていきました。ノノエは,みんなのクッ
キーを作りました。