ち よ だ と しょかん がっこう し えん 千代田図書館 幼児版 ０～５歳 学校支援 なつ 夏のおたより ２０１3．７ さい ０歳（あかちゃん）から さい ５歳までの ０～２歳 みなさんに ほん えら おすすめの本を 選びました。 『おはようからおやすみまでの 12 のわらべうたえほん』 のイチオシ！ まいにち こ そだ ほんとう たいへん 毎日の子育てって本当に大変！ とき じょう ず かつよう そんな時「わらべうた」を 上 手に活用して こ たの うた みてください。お子 さんと楽 しく歌 ってい せいかつ う るうちに、生活にリズムが生まれます。 とき こ ばやし え ねん み こ つか おはようからおやすみまで「こんな時 に使 じつれい へん え 小 林 衛己子／編 おおいじゅんこ／絵 しゃ えます」という実例つきです。 「わらべうた」 こ そだ すけ と って子育ての助っ人だったんですね。 （ハッピーオウル社） ３～４歳 のイチオシ！ 『ぷかぷか』 てん き き も ひ とても天 気 がよく、気 持 ちのよい日 。タコ なみ そら と は波にゆられながら、「もし空を飛べたら、 と おも どうやって飛 ぼう？」とぼんやり思 いまし そら と いろ いろ ほう ほう た。そして、空 を飛 ぶための色 々 な方 法 を かんが そら と 考 えますが…。さて、タコは空を飛べるの そら うみ みずいろ よ でしょうか。空と海の水色がさわやかで、読 いし い きよたけ さく 石井聖岳／作 しょぼう （ゴブリン書房） き も んでいるとぷかぷかとのんびりした気持ち になれます。 ４～５歳 のイチオシ！ 『だんごむし そらを とぶ』 そら と むし おも 空飛ぶ虫たちをうらやましく思っていた はね お はね つか だんごむしのところに、トンボの羽 が落 ち てきました。だんごむしは、その羽 を使 い 「そらとぶマシン」をつくってみたのです。 のぞ だんごむしの望 みはかなったのでしょう か？ まつおかたつひで さく 松岡達英／作 しょうがくかん （小 学 館 ） おはなしはもちろんのこと、まるで ずかん しょう さい い もの え たの 図鑑 のような 詳 細 な生 き物 たちの絵 も楽 ほん しめる本です。 1 さ い ０～２歳 『あかちゃんとおはなし なまえなあに どうぶつ』 だい す あかちゃんが大好きなどうぶつのイラスト え ほん いろづか え 絵本です。やさしい色使いとシンプルな絵 か で、たくさんのどうぶつが描かれていま な ごえ とくちょう ここ ち す。鳴き声や特 徴 も心地のよいリズムで か うた うた よ 書かれているので、歌を歌うように読めま あたら し す。あかちゃんが 新 しくどうぶつを知っ え あらかわしずえ／絵 ぶん La ZOO／文・デザイン おぼ いっさつ たり、覚えたりするのにぴったりの一冊で がくしゅうけんきゅうしゃ （ 学 習 研 究 社） す。 『かにこちゃん』 き せつ うみ べ ぶ たい この季 節 にぴったりの海 辺 が舞 台 のこのお はなし 話 は、おはようからさようならまで、かに いち にち えが かた こちゃんの一 日 を描 いています。語 りかけ はなし るようなお 話 は、リズミカルで、やさしく、 おだやかです。かにこちゃんは「すこすこ」 ある きしだえりこ／さく ほりうちせいいち／え しゅっぱん （くもん 出 版 ） すな うえ ある あらわ と歩きます。砂の上を歩くかにをよく 表 し あさひ なみ ゆうひ あざ ていますね。朝日、波 、夕日などの鮮 やか いろづか え たの な色使いの絵も楽しんでください。 『あがりめさがりめ』 あーがりめ、さーがりめ、ぐるりとまわっ むかし うた つ てねーこのめ…。 昔 から歌い継がれる「あ がりめさがりめ」と「いないいないばあ」 こ を、ふたりの子 どもがやってみせてくれま しょうたい す。ふたりの“ 正 体 ”にきっとびっくりす いろ るはずですよ。はっきりとした色づかいで、 いまきみち／さく ふくいんかんしょてん （福音館書店） たの え ほん いっ しょ あかちゃんから楽 しめる絵 本 です。一 緒 に うた よ 歌いながら読んでみてください。 『くだものぱっくん』 ねずみがいちごをぱっくん、さるがバナナ いろいろ をぱっくん、とりがぶどうをぱっくん。色々 どうぶつ な動物が、「あー おいしい！」とくだもの た を食べます。 「しゃりしゃり」 「じゅわーっ」 こと ば みみ ここ ち じぶん という言 葉 も耳 に心 地 よく、まるで自分 が た よ 食 べているみたい。読 んでもらっているお ま き ふみ え 真木文絵／さく いしくら 石倉ヒロユキ／え いわさきしょてん （岩崎書店） こ ぶぶん 子さんは、 「あーおいしい！」の部分できっ ほんとう かお と本当においしそうな顔になりますよ。 2 こ た ろうたびにっ き 『くろずみ小太郎旅日記 その 1 さ い ３～４歳 たい じ まき おろち退治の巻』 こ た ろ う たいじ くろずみ小太郎はおろち退治 にやってきま おお の こ したが、大 きなおろちにペロッと飲 み込 ま なか なか たび れてしまいます。しかもお腹 の中 には旅 の おやこ 親子がぐったりしていて…？ はくりょく え 迫 力 のある絵と「ぴゅるーっ」や「じゅー たの ぎ おん ご こ っ」といった楽 しい擬 音 語 に子 どもたちは いい の かずよし おおよろこ さく げんざい かん はつばい だい さく め にんき 大 喜 び。現在７巻まで発売されている人気 飯野和好／作 （クレヨンハウス） シリーズの第１作目。 『ぐるんぱのようちえん』 おお ひとりぼっちの大きなぞう、ぐるんぱ。なか はたら で まにみおくられて、 働 きに出ます。でも、 はたら おお つく どこで 働 いても大きすぎるものを作ってし とき こ かあ まいます。そんな時、子だくさんのお母さん たの こ あそ に頼まれて、子どもたちと遊びました。ピア ひ にしうち うた こ おおよろこ ノを弾いて歌うと子どもたちは 大 喜 び…。 西内ミナミ／さく ぶんしょう ほりうちせいいち え だれ ひつよう 文 章 も絵もあたたかく、誰でも必要とされ 堀内誠一／え ふくいんかんしょてん ばしょ （福音館書店） かん えほん る場所があると感じられる絵本です。 『おさらをあらわなかったおじさん』 りょう り つく た だいす おいしい 料 理を作って食べるのが大好きなお た お あとかた づ じさん。でも食べ終わるとくたびれて、後片付 けをするのがいやになってしまいます。あした あら お つぎ ひ 洗えばいいやと置いておきますが、次の日にな なが なか よご いえ なか るとまたくたびれて…。だんだん流しの中は汚 さら れたお皿でいっぱいになり、しまいには家の中 ぶん フィリス・クラジラフスキー／ 文 え バーバラ・クーニー／絵 みつよしなつ や やく いわなみしょてん 光 吉 夏 弥／ 訳（ 岩 波 書 店 ） さら ひとり ぐ がお皿であふれていきます。一人暮らしのおじ さんはさてどうしたでしょう… 『おふろやさん』 か ぞく せんとう い おお 家族で銭湯に行 ったことはありますか？ 大 き よ きいおふろはやっぱり気持ちが良いし、おふ あ の ぎゅうにゅう ぎゅう ろ上がりに飲 むコーヒー 牛 乳 やいちご 牛 にゅう かく べつ ぶん しょう さい しょ いち ぶん 乳 は格 別 ！ 文 章 は最 初 の一 文 だけです ごと じかん すす が、ページをめくる毎におふろの時間が進ん だつ い じょ ともだち あ ゆ ぶね さわ でいきます。脱衣所で友達に会い、湯船で騒 おこ にしむら し げ お さく 西村繁男／作 ふくいんかんしょてん （福音館書店） たの なつ いで怒られる。楽しくてどこか懐かしいおふ こ たの ろやさんを、お子さんとお楽しみください。 3 さ い ４～５歳 幼児版 ０～５歳 き 『木はいいなあ』 き こ かげ つく やす 木 は、木 陰 を作 って休 ませてくれます。ブ き のぼ あそ こと いえ ランコや木 登 りをして遊 ぶ事 もできて、家 なつ すず き した のそばにあれば、夏 でも涼 しい…木 の下 で す すがた よ ひと のんびりと過ごす 姿 は、読んでいる人もゆ き ぶん え なが ったりとした気 分 にしてくれます。絵 を眺 やさ ジャニス・メイ・ユードリイ／さく き も き めているだけでも優しい気持ちになり、 「木 マーク・シーモント／え さいおんじさちこ／やく かいせいしゃ あらた おも ほん はいいなあ」と 改 めて思わせてくれる本。 （偕 成 社） 『こねこのチョコレート』 あ ]』 す おとうと ジェニーは４才。明日は 弟 のクリストフ たんじょう び ァーの 誕 生 日なので、プレゼントにチョコ か かたち こ はい レートを買いました。こねこの 形 で８個入 よ っています。その夜 ジェニーは、チョコレ き ねむ ートが気 になって眠 れません。とうとう がまん た ぜん 我慢できずにひとつまたひとつと食 べ、全 さく やく B・K・ウイルソン／作 おおこそれい こ 小林いづみ／訳 え ぶ 部 なくなってしまいました。プレゼントは しゃ 大社玲子／絵（こぐま社） どうなったでしょう？ 『アイスクリーム』 しんし だいす ふとっちょの紳士 はアイスクリームが大好 つぎつぎ き！ 次々とアイスクリームをたいらげて、 や アイスクリーム屋 のアイスはとうとうなく しんし ま なってしまいます。そのうち紳士のくびは真 さお っ青に、はなからはつららが…それでもアイ た ぶん え マルシャーク／文 レーベデフ／絵 やく いわなみしょてん て しんし スを食べる手はとまりません。さぁ紳士はど ほか ぺん うなってしまうのでしょう…他１篇。 うちだりさこ／訳（岩波書店） 『きつね、きつね、きつねがとおる』 み いいなあ、おとなは、なんでも見 ることが せ の ちい できて…。いくら背伸びしてみても、まだ小 おんな こ はな よめ ぎょうれつ まつ さな 女 の子 には花 嫁 行 列 もお祭 りも、レ み ストランのコックさんも見 えませんでし かえ みち かわ む なに ひか た。でもその帰り道、川の向こうで何かが光 み こ っているのを見 つけます。それは子 どもに い とうゆう さく み 伊藤遊／作 おかもとじゅん え げん そう てき しか見 えない、幻 想 的 でどこかゆかいなき しゃ 岡本 順 ／絵（ポプラ社） ぎょうれつ つねたちの 行 列 だったのです… 4
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