NO 22号 - 伊奈いきがいネットクラブ

伊奈
ボランティア ニュース
I N A V O I C E へようこそ
平成 22 年 4 月
NO.22
いきがい大学伊奈学園ボランティア情報センター(inavoice)
〒362-0801 伊奈町小針内宿 1600 伊奈学園内 Tel 048-728-2299 Fax 048-728-2123
URL http://www.olff.net./inavoice
Email : [email protected]
新年度代表交代挨拶
21年度を担当した17期生8名は、各人固有のスキルや個性をうまく組み合わせて活動、在校
■
生へイナ・ヴォイス活動の授業や、イナ・ヴォイス委員への委嘱を通し、ボランティア活動の意義
と実践の学習に努めました。学園と共催で、「第1回ボランティア活動発表会」を開催することが
できました。取材活動にも力点をおき、「登録団体・個人の活動紹介」冊子を作成し、社協等関係
団体へPR訪問・配布しました。結果、仲介件数も前年を上回る成果をあげることができました。
ご支援に感謝いたしますとともに、今後は、全員顧問として側面からイナ・ヴォイスを応援して
ゆきますので、引き続きイナ・ヴォイスへのご声援を賜わりますようお願い申し上げます。
17期イナ・ヴォイス委員一同(代表 地域創造科
鈴木
進)
この度イナ・ヴォイス代表を 4 月より務めさせていただきます18期・小山信頼です。
■
17期イナ・ヴォイス委員の方々2年間の任期お疲れさまでした。
この間、情報ニュース、ホームページの充実化、PR 活動、第 1 回ボランティア発表会の開催など
精力的に活動なされました。先輩諸氏が築かれてきましたイナ・ヴォイスを継承しますことは、大変
光栄ではありますが、一方では責任の重さをひしひし感じ、身の引き締まる思いがしております。
今までのご指導にたいし心からのお礼と今後のご協力をお願い申し上げ私のご挨拶とさせていた
だきます。
イナ・ヴォイス登録団体・個人数一覧
活動内容
(2O1O 年 2 月 5 日現在)
分類
団体登録
個人登録
1
「パソコン」を中心とした活動
6
2
民俗、歴史、史跡、観光活動
5
3
絵画、墨彩、工芸、陶芸、学習影絵、絵手紙活動
9
2
4
ダンス、音楽による活動
11
1
5
健康、介護介助、癒し活動
6
3
6
語学による活動
7
民話、朗読、人形劇、紙芝居、エンターテイメント活動
8
施設、環境活動
3
9
個人技量による活動
1
伊奈学園 OB 在住地域グループ活動
6
10
1
計
10
57
1
2
4
13
特 集
日ごろの活動・練習の成果を発表
第1回
ボランティア活動発表会
第1回
開催報告
ボランティア活動発表会が平成22年2月5日(金)に開催されました。発表会には、
イナ・ヴォイス登録9団体出場者をはじめ会場への来場者を含めると220名が参加した。
1.開催の目的●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
国の事業組織である(財)長寿社会開発センターの提唱する「高齢者の生きがいと健康づく
り、将来的には高齢者の豊かな経験や知識・技術を生かし、積極的に社会を展開していくこと
ができる社会-長寿社会の実現」に呼応し、イナ・ヴォイス登録団体相互の連携、情報共有の組
織づくりの強化を契機とすることを目的とします。
2.発表会の概要●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
(1)名称
彩の国いきがい大学伊奈学園「イナ・ヴォイス」
第1回
ボランティア活動発表会
(2)共催
伊奈・ボランティア情報センター、彩の国いきがい大学伊奈学園
(3)開催日
平成 22 年 2 月 5 日(金)
(4)会場
埼玉県県民活動総合センター「小ホール」
(5)参加予定人員
250 名
3.発表会実施状況●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
(1)準備委員会の設置
平成 21 年 10 月
イナ・ヴォイス委員 38 名で構成する「準備委員会」を設置3つの専門
委員会(企画調整部会、渉外部会、総務部会)にて具体的な検討を重ねました。
(2)運営体制
平成 21 年 12 月発表会当日に向けて「実行委員会」を設置し、委員の役割分担(企画調整、
事務局、司会進行、受付・案内、用具・舞台、記録管理)を決定、学園の協力を得て発表
会の運営を行いました、
(3) 発表会の内容●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
開会式
総合司会
実行委員
①
開会宣言
実行副委員長
岩上
馨一
②
歓迎の辞
イナ・ヴォイス代表
鈴木
進
③
来賓挨拶
財団法人
いきいき埼玉理事長
澤口
憲司
様
彩の国いきがい大学県連会会長
小瀬
功
様
伊奈学園校友会連絡協議会会長
桑原
文夫
様
④
祝電披露
財団法人
平井 保
長寿社会開発センター
2
企画振興部長
⑤
発表
[1]地区 OB 団体活動紹介発表
いきがい愛の会
(上尾・伊奈を活動拠点)
会員数
130 名
彩央会
(桶川以北を活動拠点)
会員数
102 名
伊奈さいたま会
(さいたま市を活動拠点)
会員数
81 名
[2]在校生演技発表
20 期ふるさと伝承科
(演目)
影絵の世界
[3]登録団体演技発表
ハーモニカ愛好会
(演目)
ハーモニカ演奏
けやきの会
(演目)
民話
健康しばてん会
(演目)
しばてん音頭
オカリナ同好会
(演目)
オカリナ演奏
フラダンス同好会
(演目)
フラダンス
他
他
閉会式
閉会の辞
イナ・ヴォイス副代表
小山
信頼
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ボランティア活動発表会盛況のうちに終了
去る 2 月 5 日(金)「第 1 回ボランティア活動発表会」は、
盛況のうち終了しました。
先輩、諸氏のサークル活動をはじめ、福祉関係者、地域の方、
ボランティアの方のご協力に感謝します。
▲小ホール
▲開会式
発表会案内板
短時間ですが、
意義ある開会式となりました。
▲いきがい愛の会
プレゼンテーション
3
▲彩央会
プレゼンテーション
▲発表会本部は舞台下手袖に
▲影絵の世界
設置
▲しばてん音頭
在校生 20 期代表
▲マジシャン
16 期の演技
▲
民話「屁たれ嫁」
堀江氏
▲ハーモニカ愛好会
全員合唱で盛会!
16 期
▲
出場者のカーテンコール
▲太極拳「扇子功」
林氏
民話「あと隠しの雪」
けやきの会
▲オカリナ演奏
17 期
▲影絵の世界
小林氏他
各登録団体の演技・演奏模様
4
16 期
▲
林氏他
舞「都都逸くずし」
けやきの会
▲フラダンス
15 期
健福会
来場者の声
○ボランティア活動発表会は自分でよい事だ、
○とても感動的でした。
誰かの役に立つことだと思うところから
○親睦を図る意味でも発表会を続けてもらい
はじめたいと思っています。
たい。
○それぞれの活動で十分と考えている。
○ぜひ継続してほしい。期としての活動発表も
わざわざ一堂に??
よいのでは。
他のグループを知る
には良いのかも。
○発表団体の選出はどのように決めたのでし
○観客の年齢も考慮してプロジェクターで拡
ょうか。自分もボランティア活動団体に所属
大する文字、遠くからでもはっきり、くっ
しているが発表するか否かの声がなかった。
○発表時間が少ない。
きり読めるようにしていただきたい。
○OB 会員です。今回発表を事前協議の場所と
技巧的にするのではなく停止して、はっき
と見えることを望みます。
時間を余裕を持ってもらいたい。
○良い企画だ。これからも続けてもらいたい。
○ホームページで各会の活動を見ていたが、そ
の一部であれ、実際に紹介され、改めて理解
できた。来年も継続していただきたい。
※その他多数のご意見をいただきました。
○
○
○
参加者の年代
70代
60代
40代
20代
23%
74%
1.5%
1.5%
伊奈学園在校生
伊奈学園校友会
その他
無回答
51%
40%
3%
6%
参加者の所属
参加者の地域
上尾市
蓮田市
白岡町
桶川市
杉戸町
18%
3%
1.5%
3%
1.5%
幸手市
春日部市
北本市
伊奈町
久喜市
3%
6%
1.5%
6%
1.5%
さいたま市
鴻巣市
その他
無回答
35.5%
3%
15%
1.5%
※来場者の皆さまにご協力感謝します。
○啓和会(知的障害者更正施設)製造【味噌】購入のご協力に感謝します。
○アンケート、募金に感謝します。募金は、イナ・ヴォイス運営資金に利用させていただきます。
第 2 回ボランティア活動発表会
2010 年 10 月 22 日(金)開催決定
5
トピックス
シルバー世代のボランティア
結成 15 年 150 回公演
【影絵劇団あすなろ】
歓声にいきがい感じ
高齢者施設や幼稚園などで影絵
劇を披露するシルバー世代の
ボランティア劇団【あすなろ】の
公演回数が 150 回に達した。
結成 15 年。との記事が読売
新聞(埼玉・県南 10 年 1 月 23 日)
朝刊に、紹介されました。
影絵「あすなろ」は、イナ・ヴォイス
登録団体です。(5 期校友会)
活
動
紹
介
イナ・ヴォイス登録団体はこんな活動をしています。
学び舎を後にした 18 期卒業生は、社会貢献活動をすべく各々が団体に所属、新たに立ち上げたグル
ープ、個人で活動を始めています。
イナ・ヴォイスへ登録活動している 18 期卒業生は、4団体・1個人です。
今回イナ・ヴォイスに登録されています「癒し」系アート&ミュージックで、ボランティア活動を
行っている【アート 18 クラブ
代表
美術工芸科・代表
澤田精吾】、【オスカーバンド ふるさと伝承科・
大森節子】2グループを紹介します。
「アートでボランティア」の挑戦
「皆さんの作品に、癒されていますよ。
」、「次回
喜んでいただけたと安心し励まされる。
の入れ替えは、何時ですか。」、「楽しみにしてい
私たち 18 期美術工芸科は、在学中に「アートを
ますよ。」、
「頑張って続けて下さいね。
」など、病
用いてどの様に、ボランティア活動ができるか。
」
院ギヤラリーに展示する絵の入れ替え時に、患者
を話し合い課題学習のテーマとし「絵画を通したボ
さん、来院の方々、職員の皆さまからお声がかか
ランティア」
、
「皆で共に楽しみ、喜びあえる共同作
ります。つたないこんな絵でも観てくれると安堵し、
品づくり」、
「卒業後も継続できる活動」を目的に、
“アート 18 クラブ”を科員全員で立ち上げた。
輪荘・創作作品展(2009 年 9 月 12 日~20 日
)」に
絵画を通してのボランティア活動の始めは、
も是非との申し出があり、展示させていただきまし
「埼玉県立がんセンター」
、「伊奈町・のぞみ病院」
に、病院ギャラリーを開設、展示させていただき、
絵の入れ替えを年 4 回行っております。
た。
今後「アート 18 クラブ」は、いろいろな人に喜
ばれる作品づくり活動を続けていきます。
共同作品づくりとして、在学中に、
「桜」屏風(4
曲1双)
、学園祭寸劇「お宝鑑定団」用に大形の絵
3 枚制作し、課題学習や学園祭で使用した。
この作品は卒業後、初めての慰問先(2009 年 7
月 31 日)
【老人福祉施設・さいたま市年輪荘(緑区
中尾)】で活用した。
「お宝鑑定団の寸劇」や「踊りと歌」で熱演、入
所者の人たちと交流した。また、以外にも職員、入
所者の方々が「桜」屏風に見とれ、興味をもたれ「年
心地良い安らぎ「オスカーバンド」取材記
2009 年 11 月 3 日午後 2 時より「デイサービス・
ふきのとう」で、「オスカーバンド」の演奏会があり
▲【年輪荘・お宝鑑定団寸劇披露】
さようなら」を皆さんで歌って下さいました。30
分の演奏予定を10分も延長されて楽しい演奏会
でした。
「オスカーバンド」の皆さんは総勢7名で構成さ
ましたので取材をさせていただきました。
れ、発足5年で、練習場所は公民館とのこと。それ
私が「ふきのとう」を訪ねたときは、「ふきのとう」
ぞれが他の活動もしていているので、全員が揃って
の皆さん(デイサービスを受ける8人と職員6人)
の活動が難しそうですが、一人で練習するよりは仲
は、午後の散歩を終えて、演奏会の始まりを心待ち
間達と支え合うことで長続きできるし上達も出来
にしているところでした。
るとのことです。
今回は、マンドリン、ピアノ、ギター、アルトサ
ックス、ギターの皆さんによる演奏会です。第1部
またボランティア活動をすることで大変喜ばれ
ているので励みになっているそうです。
は「もののけ姫・夜霧のしのび逢い・シバの女王・
最後に「オスカーバンド」のオスカー名称の由来
ひまわり・コンドルは飛んでゆく・マンチエスター
をお聞きしたところ、
「オスカー」とは、バンドの
とリバプール」の演奏でした。
設立者が伊奈町で招聘された、オーストラリア出身
第2部は、演奏に合わせて唱歌や童謡を皆で歌い
ましたが、始めは口をつぐんでいる人や、職員が差
し出す歌集を振り払って外へ行こうとする人もい
ましたが、仲間たちが楽しく歌っている姿を見て、
徐々に歌うことが出来ましたので、指導員の皆さま
はじめ、オスカーバンドの皆さん、取材する私もホ
ットして、全員が大きな声で歌うことができました。
第3部は、「ふきのとう」の代表者、大野様より私
たち取材者を気遣ってか、デイサービス関係者が集
う時の歌ですと説明され、「ひまわり・今日の日は
の英語の教師のお子さんの名前だそうです。
▼【ふきのとう・演奏披露】
“校友会連絡協議会の皆さまのご支援を”
伊奈学園所長
氏家
健也
一年制課程・専科コースを併設した大変革1年目の平成21年度「伊奈学園」は新たなステージ
の幕を開けました。その中で、イナ・ヴォイスも従来卒業後の2年間の委員により活動していたが、
現役生も新たに加え、委員も38名構成となり、
「協力」という大きなパワーを得、去る2月5日の
地域で活動する5団体の発表を核とした「イナ・ヴォイス
フェステバル」の成功に結びつけまし
た。
平成22年度は「イナ・ヴォイス運営会議」のみならず「校友会連絡協議会」と連携し、10月
20日、21日の現役生の学園祭に引き続き、翌22日にイナ・ヴォイス登録団体と伊奈学園OB
による合同発表会として実施したい、とイナ・ヴォイス運営会議の新代表(18期)から提案があり、
校友会連絡協議会との協議が整えば、学園としても協力する、とお答えしました。ぜひとも連協会
員の皆さまのご支援のもと、必ず実現したいと考えております。
伊奈学園ボランティア情報センターからのお知らせ
●
平成 22 年度 4 月より熊谷市妻沼行政センターに二年制課程の熊谷学園が新設されました。
●
平成 22 年度伊奈学園入学者は、次の通りです。
2 年制課程(21 期) 福祉・環境科 35 人、ふるさと伝承科 35 人、美術工芸科 25 人
地域創造科 35 人
1 年制課程【専科コース】
(計)130 人の予定です。
健康づくり 40 人、郷土を知る 40 人、まちづくり 40 人
(計)120 人の予定です。
入学式は、さいたま市文化センターにて 4 月 16 日(金)に挙行されます。
●
イナ・ヴォイス「登録団体・個人」
(2010 年 2 月 5 日以降)の内容変更がありましたらお手数で
すが当センターまでご連絡お願いいたします。
●
皆さまの声をお寄せください。ご協力お願いいたします。
編集後記
「伊奈・ボランティアニュース」は、本紙で 22 号となりました。毎号掲載記事をみていますと先輩
諸氏の社会貢献活動に敬服されます。
本号は、
「第 1 回ボランティア活動発表会」を特集記事としてとりあげました。皆さまの感想、ご
意見をお寄せいただけると幸いです。
本年度も引き続きニュースの充実化、情報発信の場をめざし新編集委員一同心を引き締め頑張っ
てまいります。どうぞご支援ください。
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