11月行事 足立区立第十中学校 学校だより な で し こ 組 織 で 勝 つ 「学ぶことは変わること」 前期終業式より 平成27年度 11月号 10月30日発行 足立区立第十中学校 校長 早乙女 雄一郎 今日は前期が終わるという節目の日です。その節目の日に当たり、4 月から今日までの取 り組みが、通知表に記載されています。今日、渡される通知表の各教科の評価や評定を楽し こんにちは、第十中学校長の早乙女と申します。小林前校長の後を継ぎまして、千寿青葉中学校 みにしている人も多いことでしょう。また、学習への取り組みが不足していて十分な力を発 より昇任いたしました。何とぞ、宜しくお願い申し上げます。 揮できなかった人もいるかと思います。通知表から「自分の取り組みの結果を反省すること は、自分の生き方を改めるチャンスです」ぜひ、どこをどのように改善してどのような成果 さて、本校は4月8日の入学式で162名の新入生を迎え、全校生徒493名(なでしこ学級4 につなげていくか考えてみてください。 0名含む)、でスタートいたしました。子どもたちも希望をもち、新しい気持ちで新年度を迎えた さて、今日は、2010年の春と夏の甲子園(全国高校野球大会)で優勝した沖縄・興南高校野球部 我喜屋 優 ことと思います。 さて、今日は、2010年の春と夏の甲子園(全国高校野球大会)で優勝した沖縄・興 監督の話をします。 南高校野球部 我喜屋 優監督の話をします。 監督が初めて野球部の寮に行ったとき、整理整頓ができていないし、食事の残飯は山のようになっていて、まず、 昨年度まで、さまざまなことにチャレンジし、特に、学校行事の運動会や文化祭では、大変大き 野球部員の生活から変えなければならないと思ったそうです。 監督が初めて寮に行ったとき、整理整頓ができていないし、食事の残飯は山のようになっ な成果をあげてきました。そこで、今年度は「組織で勝て」をスローガンに、さらなる向上を目指 実際にしたことは、起床時間を守るとか、食事を残さないなどの約束事を守らせることから始めました。約束事を ていて、まず、野球部員の生活から変えなければならないと思ったそうです。 し、学校、家庭、地域が一体となり、生徒に本当の「学力」や「生きる力」を身につけることに取 守れる選手はグランドでも手を抜かないからです。 (みなさんも、自分は約束を守るかどうか、勉強や仕事に対し手を 実際にしたことは、起床時間を守るとか、食事を残さないなどの約束事を守らせることか ぬくかどうか自分のことに置き換えて考えてみてください。 り組めるよう努めて参りたいと考えています。 ) ら始めました。約束事を守れる選手はグランドでも手を抜かないからです。 次に、毎朝6時に起きて15分間散歩をさせ、この散歩に意味をもたせました。散歩しながらゴミが落ちていたら 自分は約束を守るかどうか、勉強や仕事に対し手をぬくかどうかみなさんも自分のことに 保護者の皆様には授業を初め、行事や部活動などで子どもたちと多くかかわる先生方との連携・ 拾ってくる。ゴミが落ちているのは捨てた人の心のミスかもしれないし、間違って落としたかもしれない。しかし、 置き換えて考えてみてください。 協働を是非お願い申し上げます。本校の先生方は、きめ細やかに粘り強い指導をします。時には、 現実的にゴミが落ちていることは、誰かが犯したミスを見つけてしまったわけだから、それをカバーするのが見つけ 次に、毎朝6時に起きて15分間散歩をさせ、この散歩に意味を持たせました。散歩しな た人の責任であり、見て見ぬふりをすると、今度は後ろの人に迷惑をかける。野球も一緒だからと考えたそうです。 子どもたちや保護者の皆様にとって、厳しい指導と思われることもあるかもしれませんが、「いけ がらゴミが落ちていたら拾ってくる。ゴミが落ちているのは捨てた人の心のミスかもしれな 散歩が終わると感じたことを1分間でスピーチさせました。視覚、聴覚、触覚、臭覚の四感を活性化させ、朝食で ないことはいけない」としっかり要求します。若手教員も使命感をもって指導に当たります。私た いし、間違って落としたかもしれない。しかし、現実的にゴミが落ちていることは、誰かが 味覚を感じさせると、五感が活性化し集中力も高まり、授業にも練習にも集中できる効果があるそうです。選手は初 犯したミスを見つけてしまったわけだから、 それをカバーするのが見つけた人の責任であり、 ち自身も様々な研修や授業研究により教師としての力を磨いて参りたいと考えております。教職員 めのうちは起きる時間や就寝時間を守ることができず、好きな食べ物だけ食べて嫌いなものは残していたようです。 約束事が守れず、全員を集めて何度も注意したり、嫌いな物でも食べることが、野球の不得意の克服につながること 見て見ぬふりをすると、今度は後ろの人に迷惑をかける。野球も一緒だからです。 一同、課題を真摯に受け止め、積極的に取り組んで参りたいと存じます。本年度も、保護者の皆様、 などを繰り返し指導した結果、全員が完璧にこなせるようになるのに、3カ月かかったそうです。 散歩が終わると感じたことを1分間でスピーチさせたそうです。視覚、聴覚、触覚、味覚、 地域の皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。 毎朝起きられるようになったし、散歩して今まで気づかないことに気づき、ゴミを無意識のうちに拾うようになっ 臭覚の四感を活性化させ、朝食で味覚を感じさせると、五感が活性化し、集中力も高まるか た。1分間スピーチもできるようになった。いやなことが克服できてこれが成功体験につながり、それが野球にもあ ら授業にも練習にも集中できる効果があるそうです。 らわれ「早くカバーリングをしないといけない」など第六感が働き無意識に野球ができるようになったようです。 始業式・入学式・離任式が,厳粛な雰囲気の中で行われました。「始業式」「入学式」の校長式 選手ははじめのうちは起きる時間や就寝時間を守ることができず、好きな食べ物だけ食べ 我喜屋監督は、その他にも自分のことは人に任せないで自分ですることの大切さを選手に伝えています。 て嫌いなものは残していたようです。約束事が守れず、全員を集めて何度も注意したり、嫌 辞で話したことを紹介します。 皆さんはこの話をどのように受け止めてくれるのでしょうか。 いな物でも食べることが、 野球の不得意の克服につながることなどを繰り返し指導した結果、 野球の上達には、自分の生活習慣や気持ちを変えることが重要であることを我喜屋監督は言っています。勉強や運 全員が完璧にこなせるようになるのに、3カ月かかったそうです。 動も同様です。 「学ぶことは変わること」でなければなりません。 「始業式」(抜粋) 毎朝起きられるようになったし、散歩して今まで気づかないことに気づき、ゴミを無意識 黒人初の大リーガー・ジャッキーロビンソンは「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ。 」と言っています。第十 進級することは、今までの自分を反省し、自らを向上させる節目の時です。「人として人間のあ のうちに拾うようになった。1分間スピーチもできるようになった。いやなことが克服でき 中学校の生徒は、前進と挑戦を目指す生徒になってほしいと願っています。不可能を可能にするためにも、あらゆる ことに全力で努力してください。期待しています。 てこれが成功体験につながり、それが野球にもあらわれ「早くカバーリングをしないといけ り方、生き方を考えるチャンスだ。」ととらえ、心がけてほしい3点について話をします。 ない」など第六感が働き無意識に野球ができるようになったようです。 一つ、『自分のことは自分でする』ということ。 我喜屋監督は、その他にも自分のことは人に任せないで自分ですることの大切さを選手に 二つ、『自分の行いの中に、他を思いやる』ということ。 「ONE FOR ALL ALL FOR ONE 」 後期始業式より 伝えています。 三つ、『善悪の判断を持つ』ということ。 皆さんはこの話をどのように受け止めたでしょうか。 おはようございます。今日から後期が始まります。 野球の上達には、自分の生活習慣や気持ちを変えることが重要であることを我喜屋監督は 学年始めに際して、自ら目標を持ち、挑戦することを期待します。 後期を迎え、3年生にとって進路選択が間近に迫り、学習にも拍車がかかっていますね。授業を見回ってもほとんど 言っています。勉強や運動も同様です。「学ぶことは変わること」でなければなりません。 の人が真剣に授業を受けています。残念ながら、寝ている人、学習以外のことをしている人がまだいます。うるさくし 黒人初の大リーガー・ジャッキーロビンソンは「不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ。」 ていないから、人の迷惑にならないといいわけをする人もいるかもしれません。しかし、3年生にとってこの時期は進 「入学式」(抜粋) と言っています。第十中学校生徒は、前進と挑戦を目指す生徒になってほしいと願っていま 路に向けた大切な時期です。学級全体が学習に向け一丸となって取り組み成果を上げなければなりません。寝ていたり、 第一は、勉強にしっかりと取り組み、全力をあげて、努力してください。そのためには、自 す。不可能を可能にするためにも、あらゆることに全力で努力してください。期待していま 他のことをしていては、学習環境が良いものにはなりません。すくなくとも、しっかりと学習に取り組めない人を推薦 す。 分から積極的に、学ぼうとする姿勢が大切です。単に、学習だけでなく、生徒会活動も、部 に値する人物とは認めたくありません。 話は変わりますが、ラグビーのワールドカップがイギリスで行われました。日本チームはワールドカップでは199 活動も全力をあげて、頑張ってください。 1年大会以来1勝も挙げられていませんでした。しかし、今回の大会では初戦の南アフリカに劇的な逆転トライで世紀 第二は、友達を大切にする人間になってください。自分にはない良さを持っている友達を、 の大番狂わせを演じ、世界中のラグビーファンを魅了しました。最終戦で米国に勝利して、3勝1敗で1次リーグを終 理解するように努力をしてください。 えました。残念ながら目標にしてきたベスト8には惜しくも届きませんでしたが見ている人にとても感動を与えてくれ ました。 第三は、人に迷惑をかけない生活をしてください。中学生として、人間として、ルールを守 ラグビーに代表する有名な言葉がありますね。 って、お互いに、人に迷惑をかけない生活を心がけてください。 ONE FOR ALL ALL FOR ONE 一人はみんなのために、みんなは一人のために 自分を犠牲にしてまでもボールをつなげるのがラグビーです。 ボールを受け取った者はその犠牲の上に成り立っていることをよく理解しています。だからこそ、その犠牲を無駄に 皆さんはこのラグビーの精神をどう思いますか。私はかっこいいと思います。 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 曜 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 行 ▲部活動なし 事 給食 振替休業日 文化の日 三者面談(3)1日目、②カット3年三者面談、小中連携、PTA運営委員会 19:00~ ○ 連合演劇発表会(十中出演)、三者面談(3)2日目 ○ 連合演劇発表会、三者面談(3)3日目 ○ ▲ ▲ 連合駅伝大会、三者面談(3)4日目 ▲ ○ 連合音楽(十中出演)、三者面談(3)5日目 ▲ ○ 小中連携、⑤カット、連合音楽 ▲ ○ 連合区展(始)、連合駅伝(予備日)、三者面談(3)6日目 ▲ ○ ▲ ○ ▲ × 土曜授業、後期中間考査1日目、地域美化ボランティア ○ 後期中間考査2日目 後期中間考査3日目(3)、職場体験(2)、*2年生部活動なし ○2 ナシ 職場体験(2)、*2 年生部活動なし ○2 ナシ 職場体験(2)、*2年生部活動なし ○2 ナシ 生徒会交流会、全年到達度調査 各種委員会 ○ 勤労感謝の日 生徒朝礼 ○ 職員会議 ○ 生徒総会リハ(体育館) ○ 小中連携研究授業(1年、2-1,2-2)、部活動再登校 ○ ①②生徒総会、②⑥カット ○ しないよう必死に走ります。これほど「自己犠牲」という言葉が似合うスポーツはありません。 皆さんはこのラグビーの精神をどう思いますか。私はかっこいいと思います。 再び話は変わります。先週、2 人の日本人がノーベル賞を受賞しました。寄生虫による感染症の治療法に関 する発見でノーベル医学生理学賞に輝いた大村智北里大特別栄誉教授と素粒子ニュートリノの研究でノーベル 物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所長 梶田隆章教授です。お二人の偉業は国際貢献として世界の人々 からたたえられるものです。印象的だったのは「人のためになることをしたい」という大村教授です。山梨大 を卒業後、東京都立墨田工業高校の定時制の教師になり、定時制で学ぶ生徒の姿に胸を打たれ、東京理科大大 学院で化学を学び直し、研究者をめざしました。受賞後のインタビューでは「ノーベル賞をもらうために仕事 をしていたわけじゃないけど、人のため、世のためとやってきた。それを認めてもらえた喜びはある」と話を しています。 さて、皆さんの学校生活を振り返ってみてください。集団の中での自分の存在について考えてください。し っかりと学校生活に取り組むこと、教室の中に落ちているゴミを拾うこと、学習に真剣に取り組むこと、困っ ている人を助けてあげることそのほかいろいろなこと。そんなことが、と思うかもしれませんが、みんなのた めになる一人のちからだと思います。皆さんひとりひとりが大村教授のように「人 の た め に な る こ と を し たい」と、いろいろなことに取り組んでいけば、この第十中学校は充実し、豊かな学舎となるで し ょ う 。 今 月 末 に あ る 学 芸 発 表 会 、 特 に 合 唱 コ ン ク ー ル は 学 級 の ま と ま り が 示 さ れ る 機 会 で す。ぜひ「一人 はみんなのために、みんなは一人のために」を実践してください。 足立区立中学校連合陸上競技大会 9 月 28 日(月)陸上部顧問 岩井洋平 9月28日(月)舎人陸上競技場にて、連合陸上大会が実施されました。 本校では男子が11種目で入賞し、総合4位。女子は10種目で入賞し、総合6位と活躍し、素晴らしい結果を 残してくれました。この連合陸上大会に向けて、夏休みから自分の種目に合わせた練習を積んできました。その中 で、厳しい練習からも逃げずに懸命に向かってくる生徒達の姿がとても印象に残っています。また、その厳しい練 習を乗り越えた仲間の中でも当日、大会に出場できなかった生徒もいました。そのような生徒の気持ちの分まで、 当日出場した生徒は頑張ってくれたと思います。ここで、学んだ仲間の大切さや、周りの人のサポートがあること を忘れずに今後の学校生活を過ごしてほしいと思います。この連合陸上大会に向けて、日頃のお弁当作りや当日の 大会の応援を含め、保護者の方々に本当に感謝を申し上げます。 最後に、大会に関わった生徒のみなさん、たくさんの感動をありがとうございました。 入賞者 【男子】・1年 100m 小泉翼(4位)・共通 800M 形部旭(6位)佐藤裕太(7位)・1 年 1500M 布施吉基(3位)・2年 1500M 阿久津優太郎(3位)・1 年 100mH 石井健太郎(2位)神山元(8位)・ 2年 110mH 細井優希(4位)大西亜門(5位)・1・2 年走高跳杉島尚弥(6位)1 年 4×100mR(3位) 石井健太郎・神山元・小泉翼・二平祐介【女子】3 年 100m 和田有紗(2位)・共通 200m 中澤咲香(5位)・ 1・2 年 800m 関奈々子(4位)籠谷希良(6位)・共通 1500m 三浦優里佳(8位)・2 年 100mH 佐藤美 咲(2位)・増子夏生(7位)・1年 4×100mR(6位)籠谷希良・関奈々子・小野田光紗・神田怜七・共通 4×100mR(2位)和田有紗・中澤咲香・佐藤美咲・神山陽菜・1・2 年走高跳神山陽菜(7位) 英語スピーチコンテスト参加 10 月 10 日(土)・17 日(土) 3 年英語科担当 泉 昌史 10 月 10 日(土)に開かれた第 67 回高円宮英語スピーチコンテストに、山岸 和さん(3-1)が出場しま した。山岸さんは、発展途上国における教育の重要性について自らの経験を交えながら発表しました。「現在取り 組んでいる募金活動をもとに、今後、発展途上国の教育向上に貢献し続けていきたい」という主張は、聞いている 人たちに大きなインパクトを与えました。また 10 月 17 日(土)には北豊島中学高等学校でもう一つの英語スピ ーチコンテストが行われ、樋原 楓さん(3-3)と針谷 真央さん(3-1)の二人が出場しました。樋原さん はお祭りに参加した自らの体験をもとに日本文化を通して世界の人々と接することの大切さについて、針谷さんは 世の中で見られる差別に対しいかに取り組んでいくべきかについて、自分の言葉でしっかりと主張しました。 3 人とも 7 月に第一原稿を仕上げた後、夏休み明けに最終原稿を完成させ、毎週一回の発表練習を繰り返しなが ら準備してきました。発表時間や表現方法にも気を配りながら練習を続けてきた結果、本番ではとても素晴らしい 発表ができました。ぜひここで培ってきた力を今後の生活の中で生かしてほしいと願っています。 スタントマンを活用した交通安全教室 10 月 21 日(水) 安全担当 道下 翼 10月21日(水)、全学年対象でスタントマンを活用した交通安全教室を実施しました。西新井警察署、スタ ントマン(オフィス ワイルド)、足立区都市建設部交通対策課の方々の協力の下、自転車を利用する機会の多い 中学生に対し、「参加・体験型」の交通安全教室とすることを目的としました。 当日は交通安全講話に始まり、スタントマンによる交通事故再現、危険な自転車の乗り方体験を行いました。講 話では、自転車安全利用五則をもとに西新井警察署から足立区の実情に基づいてお話をいただきました。交通事故 再現では、様々な場面を想定し、車と自転車の衝突や、自転車同士の衝突などを実際に生徒達の目の前で再現して いただきました。事故再現のあまりの臨場感に、驚きを隠せず目を覆ったり、思わず声を上げてしまう生徒もいて、 事故の危険性を肌で感じることができました。危険な自転車の乗り方体験では代表生徒が実際に二人乗りをし、波 状路や、一本橋を通ったり、二人乗りの危険性について学びました。 交通安全教室実施後の生徒アンケートの中で、「言葉で聞くより、実際に見たほうが危ないとわかり、自分も気 をつけようと思うことができた。」「事故の怖さを改めて知ることができた」という声がありました。今回の交通 安全教室で生徒の交通安全意識が、いっそう高まったのではないでしょうか。今後も、生徒の安全を第一に、安全 に対する意識の向上を図っていきます。 英語劇 3 位入賞! 10 月 22 日(木) 英語科主任 泉 昌史 10 月 22 日(木)西新井文化ホールで行われた第 65 回足立区立連合英語大会にお いて、本校の第 3 学年による英語劇が 3 位に入賞しました。他校と異なり、十中には「英 語部」が存在しないため、あくまで「英語の授業の一環」として同大会に参加したこと を考えると、今回の入賞は大いに称賛に値すると思われます。 今年の演目は「Jimmy Valentine」でした。金庫破りの常習犯 Jimmy を中心に「真の正義とは何か」につい て考えさせる、かなり難しい作品でした。こうした難解な内容を、主役の を演じた豊田啓斗君(3 年 4 今年の演目は「Jimmy Valentine」でした。金庫破りの常習犯 Jimmy Jimmy を中心に「真 組)を始め、全キャストが全力で表現し続け、上手に観客にアピールすることができました。中でも、Jimmy の正義とは何か」について考えさせる、かなり難しい作品でした。こうした難解な内容 が犯人だとわかっていながら、それを見逃す、刑事 Ben Price 役を演じた針谷真央さん(3 年 1 組)と豊田君 を、主役の Jimmy を演じた豊田啓斗君(3 年 4 組)を始め、全キャストが全力で表現 のシーンは「素晴らしかった」と大好評でした。 し続け、上手に観客にアピールすることができました。中でも、Jimmy が犯人だとわか 振り返ってみると、今回の作品を完成させるまでには長い道のりがありました。最初の活動は、4 月当初の英 っていながら、それを見逃す、刑事 Ben Price 役を演じた針谷真央さん(3 年 1 組)と 語の授業内で行われた「参加者募集」でした。何人くらい希望してくれるか、正直心配ではありましたが、ふた 豊田君のシーンは「素晴らしかった」と大好評でした。 を開けてみると、たくさんの 3 年生が名乗りを上げてくれました。6 月には台本の作成作業を始め、7 月からは 総監督の髙橋紗彩さん(3 年 4 組)を中心とした本格的な舞台練習が始まりました。9 月に入ると音響・舞台背 振り返ってみると、今回の作品を完成させるまでには長い道のりがありました。最初 景・映像効果・衣装がそれぞれの場所に分かれて急ピッチで作業を進め、すべてが完成したのは大会直前わずか の活動は、4 月当初の英語の授業内で行われた「参加者募集」でした。何人くらい希望 5 日前でした。今回、「Jimmy Valentine」という作品を完成させるために 53 か月間という長い時間を費やし してくれるか、正直心配ではありましたが、ふたを開けてみると、たくさんの 年生が ましたが、誰一人文句も言わず、常に最良の作品を求めて頑張れたことは「素晴らしい」の一言に尽きます。放 名乗りを上げてくれました。6 月には台本の作成作業を始め、7 月からは総監督の高橋 課後練習は、人数がそろわないことが多かったため、土日に朝 6 時半に集合して練習するなど Hard Work にも 紗彩さん(3 年 4 組)を中心とした本格的な舞台練習が始まりました。9 月に入ると音 耐えてもらいました。キャストの人たちには、自分たちの演技練習が終わってからも、裏方の作業を手伝っても 響・舞台背景・映像効果・衣装がそれぞれの場所に分かれて急ピッチで作業を進め、す らうこともありました。こうした活動の中からお互いに友情が芽生え、劇をよりよくするための前向きな意見が 出やすくなったのも、今年のチームの特徴でした。今回の入賞は、まさに舞台で演じたキャストと裏方で頑張っ べてが完成したのは大会直前わずか 5 日前でした。今回、「Jimmy Valentine」という てくれたプロジェクトチームメンバー、総勢 48 人全員の頑張りの結晶だったと言えるでしょう。みなさん、本 作品を完成させるために 5 か月間という長い時間を費やしましたが、誰一人文句も言わ 当によく頑張りました。 ここでの頑張りをぜひそれぞれの受験勉強に向けてもらいたいと願っています。 最後に、 ず、常に最良の作品を求めて頑張れたことは「素晴らしい」の一言に尽きます。放課後 たくさんの感動を本当にありがとう! 練習は、人数がそろわないことが多かったため、土日に朝 6 時半に集合して練習するな ど Hard Work にも耐えてもらいました。キャストの人たちには、自分たちの演技練習 2 学年マナー教室 10 月 23 日(金)2 学年主任 松森由美子 が終わってからも、裏方の作業を手伝ってもらうこともありました。こうした活動の中 からお互いに友情が芽生え、劇をよりよくするための前向きな意見が出やすくなったの 学芸発表会が終ると 11 月、いよいよ職場体験が近付いてきました。その事前、指導の一つ も、今年のチームの特徴でした。今回の入賞は、まさに舞台で演じたキャストと裏方で として 10 月 23 日、三菱東京 UFJ 銀行千住支店の副支店長渡辺様をお招きして、「マナー 頑張ってくれたプロジェクトチームメンバー、総勢 48 人全員の頑張りの結晶だったと 教室」を行ないました。銀行の業務の説明に続いて挨拶や態度、姿勢の大切さをお話ししてく ださいました。「感じ方は人それぞれ」であり、こちらが良かれと思ってしたことでも時には 言えるでしょう。みなさん、本当によく頑張りました。ここでの頑張りをぜひそれぞれ お客様を怒らせてしまったりした経験談など具体的な例も伺いました。「相手が気持ちよく感 の受験勉強に向けてもらいたいと願っています。最後に、たくさんの感動を本当にあり じる」マナーに心がけたいというお話に、普段の自分を省みることが出来たのではないかと思 がとう! います。最後に、傾き 30 度のお辞儀の練習をして終わりました。生徒ひとり一人にテキスト 文責 第 3 学年 英語科主任 泉 昌 まで用意してくださり、わかりやすいお話をいただき有意義なひとときになりました。 史本校教員7、8人が指導にあたり、児童は一生懸命に静かに取り組んでいました。プ リント3枚全ては時間の関係でやり切れませんでしたが児童の学習態度は大変立派でし た。小中連携事業・中1ギャップ(学習面・生活面)解消の一環として本校では勉共会 なでしこ学級校外学習 10 月 23 日(金)なでしこ学級 担任山本優里 の取り組みを推進してきました。取り組みも3年目になり教材の準備等、教員の動きも なでしこ学級では 10 月 23 日に校外学習として、飯ごう炊さんを行いました。生徒 22 スムーズに進むことができました。梅島第一小学校の先生方のご協力ありがとうござい 名が参加し、舎人公園キャンプ場に行きました。 ました。 メニューはカレー、焼きそば、サラダ、棒パン、焼き芋、フルーツポンチでした。生徒は 6つのグループに分かれ、グループごとに1品を担当して調理を行いました。自分たちで作 り方を考えたり、買い出しに行ったりと、準備も時間をかけて行った分、どの料理もとても 料理もとてもおいしく完成させることができました。 おいしく完成させることができました。 作業中は、手が空いた生徒が自主的に他のグループの手伝いに行ったり、 作業中は、手が空いた生徒が自主的に他のグループの手伝いに行ったり、お互いの頑張り お互いの頑張りや作った料理を褒めあったりする姿が多く見られ、生徒の や作った料理を褒めあったりする姿が多く見られ、生徒の優しさや心の成長を感じることが 優しさや心の成長を感じることができました。学校に帰ってくる頃にはみ できました。学校に帰ってくる頃にはみんな疲れた様子でしたが、自然の中で協力し合って んな疲れた様子でしたが、自然の中で協力し合って調理をすることで、生 調理をすることで、生徒たちも大きく成長できたのではと思います。 徒たちも大きく成長できたのではと思います。 PTA成人委員会手芸講習会 10 月 23 日(金) 10月23日(金)に成人委員会による手芸講習会が行われました。 今回は講師に中嶋歩先生をお招きして、ハワイで人気のリボンレイの編 み方を教えていただきました。多数の保護者の皆様が参加し、講師の先 生の説明に真剣に耳を傾け、熱心に製作に取り組んでいました。 小中連携合同研修会 9 月 30 日(水) 西新井南ブロック PTA ビーチボールバレー大会 10 月 17 日(土)
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