光触媒防汚コーティング材 サンフラッシュ 汚れがつきにくく、落ちやすい メンテナンスを大幅に削減 建物を長く使う上では、美観の維持も重要です。 光触媒防汚コーティング材を外壁面に施工するこ とで、汚れがつきにくくなり、付着した汚れも降 雨などで自然に落とすことが可能となります。 メンテナンスを大幅に減らすことができるため、 ランニングコストの低減に貢献します。 特 徴 建物の外壁面は、風雨や大気汚染によって汚れやすい環境にあります。これまで、建物の美観を維持す るためには定期的な清掃が必要でした。光触媒防汚コーティング材は、メンテナンスを大幅に減らし、 ランニングコストを抑えます。 メカニズム OH 光触媒防汚コーティング材を建材に塗布することで、 表面に親水性の層を形成し、空気中の水分を引き寄 せて、建材の表面が極薄の水膜で覆われた状態を作 ります。この水膜によって、汚れの付着が起きにく くなります。また一旦汚れが付着しても、汚れと建 材との間には水膜があるので、降雨によって簡単に 洗い流すことができます。 OH 雨 OH 汚れ 外壁面など OH OH 汚れ OH 親水性の層 OH 雨 空気中の水分(水酸基) メリット ● 環境にやさしい ● 工期が短い コーティングの塗布は1回のため、 溶剤を使用していないので、 環境にやさしい材料です。 短い施工工期となります。 ※ 下地の状態によっては、前処 理が必要な場合もあります。 事前にご相談ください。 評価方法 防汚性能の評価方法を紹介します。防汚性の指標として親水性を測定します。 <接触角の測定> 親水性が高いほど接触角が小さく、親水 性が低いほど接触角が大きくなります。 ただし、特殊な測定器を用いるため、 現場での測定はできません。 <表面抵抗の測定> 絶縁抵抗計を用いて、塗膜の表面抵 抗を測定する方法です。 親水性が高ければ表面抵抗は小さく、 親水性が小さい場合は表面抵抗が大 きくなります。 水 絶縁抵抗計は持ち運びが可能なため、 現場での測定も可能です。 測定対象の材料 表面抵抗による防汚性の評価技術は、 独自の方法です。 接触角 SUNFLASH TECHNOLOGY 光触媒防汚コーティング材 性能試験 接触角の測定 100 80 接触角(°) ISO 27448(JIS R 1703-1)に準じて、光触媒 のセルフクリーニング性能試験を行いました。 これは、オレイン酸を塗布した材料の水接触角を測 定することで親水性を評価するものです。 光触媒がオレイン酸を分解していくことで、時間の 経過とともに接触角は小さくなっていくため、建物 表面に油等の汚れが付着しても、分解して除去する ことが確認できました。 本製品は、試験開始からわずか1時間程度でJISの 判断基準ラインをクリアし、極めて高い親水性と分 解性能を示しました。 60 ↓標準試料 40 JIS判断基準 ライン 20° ↓ ↓他社品 20 ↓本製品 0 0 6 12 18 経過時間(h) 24 30 36 促進劣化試験 表面抵抗(Ω) 1012 ↑コーティングなし (測定可能範囲外) 1010 防汚性能なし 108 ↑コーティングあり 106 防汚性能あり 104 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 サイクル数 外壁面は、太陽からの紫外線や降雨な どに曝されています。 長い期間、紫外線や降雨を受けること で、防汚性能が低下する可能性がある ため、紫外線や降雨を模擬した装置を 用いて促進劣化試験を行いました。 表面抵抗を測定したところ、3000サ イクル後(10年相当)もほとんど変 化がなく、優れた防汚性能を維持して いることが確認できました。 試験施工 大手建設会社研究所内の建物にて、試験施工を実施しました。光触媒が効きにくいとされる北側の外壁に光触媒 防汚コーティング材を塗布し、経過を観察しました。それぞれ下地の条件が異なりますが、いずれも汚れは少な く、優れた防汚性能を発揮していることが確認できました。 未施工部 未施工部 施工部 未施工部 施工部 施工部 下地:吹付けタイル http://www.czk-sj.co.jp 連絡先 011-820-8015 下地:レンガ 下地:パネル+塗装 http://www.sunflash.co.jp 連絡先 03-3820-6466
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