表面加飾技術/撥液性の発現

表面加飾技術/撥液性の発現 技術提案
二次加工後でも撥液性を発現するシート
技術の特徴
蓮の葉の表面 (ロータス効果)
をコンセプトに実現
○熱インプリント法
液体
押出成形法により凹凸形状転写を実現。
○撥液性
凹凸形状により高撥水性を発現。
○二次加工後でも撥液性を維持
・ 液体との接触面積を
小さくする。
・ 空気層を設けて液体を
浮かす。
撥液性について
■弾く液体:水, 油, 日本酒、液体洗剤(一部)・・・など
〇性能評価:サラダ油
〇長期性能評価:日本酒
加熱成形前 加熱成形後
シート
成形品 底部
接触角
151°
144°
転落角
8°
10°
【パウチ形態での評価の様子】
パウチ開封時
※着色した日本酒
■二次加工後(成形など):撥液性能を維持
〇成形方法:ラミネート成形、真空圧空成形、TOM成形・・・など
印刷したシートに撥液シートをラミネート成形
二次加工後でも撥液性を維持
<TOM成形品>
※着色した水
水
撥水の様子
撥液シートをラミネート成形しても、ある程度の
透明性(視認性)を発現
※「TOM成形」は布施真空社の3次元表面加修成形技術です
※ 本書記載のデータ等記載内容は代表的な実験値や調査に基づくもので、その記載内容について、いかなる保証をなすものではありません。
《お問い合わせ先》電気化学工業株式会社 http://www.denka.co.jp/
電子・先端プロダクツ部門 機能フィルム部
〒103-8338 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号(日本橋三井タワー)
TEL:03-5290-5302