「展示会場が足りない!」 の声、噴出 - リード エグジビション ジャパン

日展協会長 石積から驚きの報告(No.116, 14/06/03)
展示会産業の懇親会で国会議員 13 人が熱弁!
日展協 2014年 総会懇親会
国会議員13名、行政40名が来賓
「展示会場が足りない!」 の声、噴出
2014 年 5 月 26 日(月)、日本展示会協会(略称:日展協、会長:石積 忠夫 リード社長)は、東京
ビッグサイトにて、設立以来 47 年目となる通常総会と、総会懇親会を開催した。
日展協は、展示会の開催に関わる企業・団体で構成される、日本最大の業界団体。会員は、
「主催者」
「展示会場」
「支援企業」の 3 つに大別される。
「主催者」は東京モーターショーを開催する日本自動車
工業会などの業界団体、日本経済新聞社などの新聞社、リードなど民間の主催会社だ。「展示会場」は
東京ビッグサイト、幕張メッセなどの巨大会場だけでなく、日本中の中小会場も会員である。「支援企
業」は装飾会社やホテルなど、さまざまなサービス企業だ。
今年の総会懇親会は、過去最多の 423 名が参加した。2009 年は 156 名だったが、2010 年には 254
名、さらに 2011 年は 298 名、2012 年は 331 名、2013 年は 344 名と続き、5 年連続で参加者数の新記
録を更新した。
参加者が増えた最大の要因は、何よりも会員数が、ここ 5 年間で 175 社から 301 社に激増したことだ。
(前列 左から)佐々木紀衆議院議員、左藤章衆議院議員、冨岡勉文部科学大臣政務官、秋元司衆議院議員、坂本剛二衆議院議員、篠原観光庁審議
官、富田経産省局長、石積会長、薗浦健太郎衆議院議員、笹川博義衆議院議員、原田憲治衆議院議員、秋本真利衆議院議員、三宅伸吾参議院議員
(後列 左から)田中事務局長、渡辺会員交流委員長(繊研新聞)、堀理事(トレードショーオーガナイザーズ)、野田理事(インクグロウ)、清水理事(日刊
工業新聞)、越野副会長(日本包装技術協会)、久代東京ドーム社長、荒井副会長(フジサンケイ)、梶原理事(メサゴメッセフランクフルト)、菅野理事
(日本自動車工業会)、浜田理事(マイナビ)、松井理事(ICSコンベンション)、山本監事(ケン&スタッフ)。
1
加えて、
「自由民主党 展示会産業 議員連盟(ニュースリリース No.113
参照)」のメンバーをはじめとする国会議員、経済産業省や観光庁のト
日展協 会員数推移
ップなど 60 名ものVIPが参加すると聞き、会員の参加意欲が高まっ
たことだ。
会長の石積は、約 10 年前から、
「資源のない日本が経済大国であるた
めには、『展示会立国 日本』になることが不可欠だ」と確信し、政治、
行政、産業界のリーダーに対し、展示会の重要性を精力的に訴えてきた。
また、自らもそれを推進するために、次々と見本市を立ち上げ、現在、
年間 110 本を開催するに至っている。この懇親会も、それらの活動が実
を結びつつある証拠だと言えるだろう。
その石積が懇親会の冒頭、次のように力強く挨拶した。
展示会産業の未来は明るい!
「35人による議連結成」 は発展の第一歩
「皆さん今晩は!今回もこんなに大勢の方に御出席頂き、ありが
とうございます。お一人お一人を心から歓迎申し上げます。
実は私が会長に任命されてからすでに 5 年がたちます。この間、
日展協の会員数は大幅に増えました。それだけでなく、新年会や本
日の総会などあらゆるイベントへの参加者も、全て例外なく増え続
けております。何故でしょうか?
それは日本中の展示会に関わっている方々が『展示会産業の重要
性と将来性』を今まで以上に強く認識するようになり、『発展させ
るためには、日展協のもとに集結し、もっと大きな声で訴えよう』
と考えてくださった結果だと確信しております。皆様のご尽力に感
謝申し上げます。
さて、この1年も日展協では、素晴らしいことが数多く起きまし
た。それらの中でも特筆すべきことは、日本の展示会産業 50 年の
「深刻な会場不足を解消するため全力で訴える。皆
さん、力を貸してほしい!」 と強く訴えた石積
歴史の中で、初めて国会の中に『展示会産業 議員連盟』が結成さ
れたことです。35 名もの議員が参加していることが、国が力を入
れ始めたことの何よりの証拠だと確信しています。
この 20 年間、日本は展示会産業において、欧米はもちろん、韓国や中国にも大きく遅れをとりまし
た。その原因の一つは、展示会産業が、国政の中で十分に重視されず、具体的に推進されてこなかった
ことです。そしてその責任は、我々がその重要性を十分に訴えてこなかったことにあります。
しかし、今後は違います。議員連盟ができ、韓国や中国と同様、展示会産業を推進するための法律も
できるようになり、最も深刻な会場不足の問題も解消されると信じております。
2020 年のオリンピックで、深刻な問題が起きる恐れ
皆さんと一緒に、必ず解決する!
最後に、今日御出席の皆さんが、今一番心配していることについて、私の意見を申し上げたい。
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それは 2020 年のオリンピックの年に、東京ビッグサイトがオリンピック会場に使われ、展示会がで
きなくなるのではないか、という心配です。
すでに一部、様々な噂が飛び交っておりますが、オリンピックの期間中だけでなく、準備のために、
仮に1年間、展示会が開催できなくなったら、大変深刻な問題になるのは火を見るよりも明らかです。
例えば・・・

東京ビッグサイトで開催される展示会には、販売網がほとんどなく、セールスを展示会だけに頼
っている 10 万社にのぼる中小企業がいます。彼らが展示会に出展できなくなれば、売上げが上
がらず、倒産する企業が続出する恐れがあります。

展示会によって売上げをあげている、装飾業者、電気工事、警備会社、通訳、マンパワーなど、
様々な関連業者の方々にとっても、売上げが無くなり、やはり倒産が続出します。

何よりも、展示会によって生まれる、交通、飲食、宿泊など、年間 何千億円に上る経済効果が
失われ、日本経済に大打撃を与える恐れがあります。
我が日本は今でさえ、会場不足が深刻で、巨大な機会損失を被っているだけでなく、展示会における
海外との競争に負けつつあります。それに追い打ちをかけるように、2020 年のオリンピックの年に、
今述べたようなことが起きたら、日本にとって壊滅的なことになります。
このような深刻な事態に対して、国も東京都も十分に認識し、事前に手を打っていると信じておりま
すが、一方、我々が強く訴えなければ、この問題が見過ごされてしまう可能性もゼロではありません。
したがって、この問題の深刻さと、2020 年に向かって、今すぐ会場の増設・新設を始めるべきだとい
うことを、業界を挙げて訴えましょう。
私は日展協の会長として、この危機感を東京都や国政の方々に、議員連盟のお力添えを得ながら、皆
様の先頭に立って訴えることを決意しております。
強く訴えれば、多少の摩擦が起きることも覚悟しております。しかし、会員の皆様や展示会産業に関
わる方々からの強い支持と応援があれば、何とか勇気をもって乗り越えていけると信じます。皆さん、
力を貸してください。ありがとうございました。」
議員連盟の薗浦 幹事長が決意を表明
議連の目的を、「展示会産業の発展」 に絞る!
会場建設の推進は、政権公約!
続いて「自由民主党 展示会産業 議員連盟」の幹事長を務める薗浦健
太郎 衆議院議員が次のように挨拶した。要旨を紹介する。
「私どもは政権公約において『展示会』を掲げ、総理自身も昨年の予算
委員会で、
『大規模展示会場の必要性』を明言されました。そして石積会
長をはじめとする日展協の方々の熱意を受け、
『本格的に展示会産業を育
成しよう』ということになり、議員連盟の立ち上げに至りました。
議員連盟の会長は総理補佐官の木村太郎衆議院議員。最高顧問に麻生
太郎財務大臣・副総理をお迎えしています。今日も坂本顧問をはじめ、
大勢の議連の仲間が参加させていただいております。
我が国の展示会産業の発展を妨げている問題は、まず展示会場の不足。 「議連の活動を強力に推進し、会場
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不足などの課題を早期解決する」 と
薗浦 衆議院議員
巨大な機会損失を招いている現状を、いかに早く解消させるか。そして誤解を恐れずに言えば、「MI
CE」という言葉で一括りにされてしまっている我が国の展示会産業を、いかに特化して伸ばしていく
か。こうした課題を議論し、解決するための議連です。
当然、財務大臣が議連の最高顧問に就いているということは、海外の出展社やバイヤーを誘致する上
で、皆様に大変なご負担をおかけしている関税の話にも、我々は聖域なく突っ込んでいく、ということ
です。海外から出展製品を持ち込む際に、「それは展示会用のものだ」と言えば、比較的簡単に持ち込
めるようにすることも、これから検討していきたい。短期間の中で機動的に検討し、皆様方の要望を吸
い上げながら、形にしていきたいと思っております。
展示会産業が、アベノミクス 3 本目の矢の核として位置づけられ、この国がもっと良くなるように、
我々議員連盟は活動していきます。
」と力強く述べた。
経産省 富田局長が祝辞
「展示会産業」が、日本の産業分類に初めて登録!
続いて、経済産業省 商務情報政策局長の富田健介氏が次のよう
に挨拶した。要旨を紹介する。
「石積会長をはじめ会員各位のご尽力で、展示会産業が大きく発
展を遂げ、今後も発展が期待されています。
その成果の一つだと思いますが、先月、
『日本標準産業分類』の
中に、『展示会の企画・運営業』という文言が初めて入りました。
これまで『その他サービス業』に一括りになっていた展示会産業
が、独立した産業として明確に位置づけられたのです。
経済産業省は今、成長戦略の重要な柱である『クールジャパン』
の推進に取り組んでいます。これは日本にある優れた商品・サー
「展示会産業の発展に全力を尽くす」 と
決意を述べた 経産省 富田局長。
ビスを世界に展開し、日本経済の活性化につなげる取り組みです
が、展示会はまさにクールジャパンを発信し、数多くの商談を生
み出す大変重要なインフラです。展示会なくしてクールジャパンの推進はありません。展示会産業議連
の先生方にもご指導をいただき、観光庁など関係省庁とも連携しながら、展示会産業をこれまで以上に
推進していきたいと思っております。
私どもは、これまでも、展示会産業の人材育成、あるいは来場者数など主催者が発表するデータを認
証する『展示会統計に係る第三者認証制度』を具体化してまいりました。今後も積極的に取り組んでま
いります。」
観光庁 篠原審議官が祝辞
展示会とオリンピックを、しっかりと両立させる!
続いて、観光庁審議官の篠原康弘氏が挨拶に立ち、「展示会産業は、我が国の中で確固たる地位を占
めるに至りました。それは石積会長をはじめ、展示会関係の皆様方、議連の先生方のお力の賜物だと思
います。本当に深く感謝申し上げます。と申しますのも、昨年、観光庁が取り組んできた訪日外国人 1
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千万人を史上初めて達成する事ができましたが、この 1 千万人達成に、
展示会産業が大変大きな貢献をしていただいたからです。
そしていよいよ次なる目標は、2020 年に 2 千万人を達成しようと
いう事です。石積会長から 2020 年に関して多くの人が『展示会がで
きなくなるのではないか』と心配しているという話がありました。
しかし、こんなことがあってはなりません。私どもは、展示会の開
催と 2020 年のオリンピックの開催は両方とも必ず実現させることが
必要だと信じています。また、展示会産業の発展と観光立国の実現は、
機を一にするものですので、全力で取り組んでいきたいと思います。」
と述べた。
「展示会とオリンピックは必ず両立さ
せるべきだ」 と篠原審議官。
議連の坂本顧問と国会議員 全員が乾杯の音頭、
日本のために、巨大な会場を建設する!
続いて、展示会産業を応援しようと駆けつけた 13 名の国会議員が
紹介され、国会議員を代表し、展示会産業 議員連盟で顧問を務める、
坂本剛二衆議院議員が乾杯のあいさつに立った。要旨を紹介する。
「今、日本はデフレ経済から脱却しつつあります。次はいかにして日
本経済を成長軌道に乗せるか。その中で大きなウェイトを占めるのが、
我が国の企業の海外進出です。
特に、ものづくり大国と言われている日本の中小企業が全世界にビ
ジネスを展開できる、そういう日を一刻も早く迎えないと、日本の経
済発展はおぼつかない。
ただ、日本と海外の情報、人、物を交換する肝心かなめの展示会場
が、我が国最大の東京ビッグサイトでも世界で 71 番目の大きさしか
「世界に誇れる大規模展示会場の
建設を」と訴えた坂本衆議院議員
ないのです。皆さん、このままで良いのでしょうか?
坂本剛二 議連顧問の音頭により、国会議員 全員と石積会長が壇上で乾杯。「展示会立国 日本」にむけた、決起集会のようだった。
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私は石積会長から招かれ、このビッグサイトで開催されていた展示会にお邪魔した時、日本の遅れを
知り、坂本さん、日本はこれでやって行けますか?と、強烈なお訴えをいただき、強く心を打たれまし
た。だから議連ができると聞き、勇んで参加させていただいたわけです。
ちょうど機は熟しておりますね。2020 年 東京オリンピックをプラスに活用しましょう。世界に誇る
展示会場を我が国に造り、たくさんの人を引っ張り込んで、様々な産業の PR の場にしようではありま
せんか。展示会産業を発展させる政策をいろいろ考え、日本を世界に羽ばたく経済特区として再生した
いと考えておりますので、皆さん、我々と一緒に頑張りましょう。日本展示会協会の益々のご発展と、
世界に誇れる展示会場の建設を夢見て、乾杯したいと思います。乾杯!」と乾杯の音頭をとった。
国会議員も驚いた、懇親会の迫力
この後は、恒例の歓談が始まった。興味深かったのは、国会議員の方々の反応だった。どの議員が発
言したかはあえて伏せさせていただくが、次のようなコメントが寄せられた。

参加者の多さに圧倒された。いろいろな業界団体のパーティーに出ているが、こんなに盛況なのは
見たことが無い

参加者が積極的に話しかけてくるので、驚いた。交流が活発で、展示会業界がこれからもどんどん
拡大していくと感じた

時間が足りなくてもったいなかった。次回はもっと遅くまで滞在できるように、スケジュール調整
したい

多くの参加者から、
「展示会場が取れなくて困っている」
「展示会場が拡大す
れば、展示会の数も増え、我々の事業ももっと拡大する。いや、それ以上に
巨大な経済効果が生まれ、日本経済が活性化する。ぜひ力を貸してほしい」
と言われた。議連への高い期待を感じたので、一層がんばりたい
なお、6 月 5 日(木)には早速、議員連盟の第 3 回会合が開かれることが決ま
った。動きが今まで以上に急を告げているようだ。
坂本 剛二 衆議院議員
自民党 展示会議連 顧問
薗浦 健太郎 衆議院議員
秋元 司 衆議院議員
原田 憲治 衆議院議員
笹川 博義 衆議院議員
自民党 展示会議連 幹事長
自民党 展示会議連 幹事
自民党 展示会議連 幹事
自民党 展示会議連 事務局長
冨岡 勉 衆議院議員
中山 泰秀 衆議院議員
左藤 章 衆議院議員
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秋本 真利 衆議院議員
大見 正 衆議院議員
佐々木 紀 衆議院議員
福田 達夫 衆議院議員
三宅 伸吾 参議院議員
多数の会員から
「会場建設を急いでほしい!」 の訴え
また、会員からも「また今年も記録を更新した。いったいどこまで増え続けるのか、驚いている」
「国
会議員がこんなにたくさん参加する業界団体のパーティーは、経験したことがない。展示会産業の重要
性が認知された証拠だ」
「展示会産業の可能性を実感し、元気をもらった」などと笑顔で話していた。
石積会長の元には例年通り多くの方が挨拶に来て、熱心に訴えていたが、そのうち、筆者である広報
部長の田中が聞いたコメントの一部を抜粋して紹介したい。

2020 年のことを何となく心配していたが、会長のスピーチを聞いて、このままでは日本の展示会
産業の危機が来ると思った。今すぐ会場の増設を始めなければ大変なことになる。私もできるだけ
大きな声を挙げたい。

今日の会長のスピーチに勇気づけられた。我々の不安をまさに代弁してくれたものであり、会長に
だけ頼るのではなく、日展協の全員が団結して訴えるべきだと思った。

初めて「展示会場の稼働率が高いことは、必ずしも誇れることではない」と思った。それはむしろ
展示会の創出や拡大の障害になり、日本経済にとって大きな打撃になる。すなわち、機会損失だ。

日本の会場面積を現在の 3 倍に拡張しても、需要が大きいので、すぐに埋まる。そうなれば、経済
効果も 3 倍になり、日本経済に大きな貢献ができる。
国会議員も驚いた、大交流会
今年も、5 年連続で参加人数の記録を更新したが、それ以上に会場の活気が年々、高まっていることが特徴だ。
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会場での光景一部抜粋
(この他に、何百枚もの写真があります。参加者は専用のサイトからダウンロードしてご覧ください)
(左から)山陽印刷 相田次長、秋山社長、日展協 石積会長、山陽印刷
高井氏、川島氏、秋山副社長
(左から)日展協 野田理事、
冨岡勉衆議院議員
(左から)東京ディスプレイ協同組合 田口理事長、
パラボックス於久田代表、ボックス・ワン豊田常務
(左から)東京ドーム久代社長、
ジェトロ浜野理事
(左から)レイ鈴木取締役、日本イベントプロデュース協会 白川事務局長、 (左から)観光庁 大崎氏、宇都宮高明 成田市議
会議員、観光庁 河村課長補佐
レイ岩田執行役員、日本イベントプロデュース協会関東本部 原田参事
(左から)マイナビ岡田課長、日野課長、山下部長、新宿エヌ・エスビル菅谷部長、
住友不動産ベルサール石川社長
(左から)ムラヤマ 森田シニアマネージャー、上野シニ
アマネージャー、飯田電機工業 臼井課長
(左から)東京ビッグサイト千喜良課長、日本コンベンショ
ン事業協会 坂井副会長、東京ビッグサイト山路部長
(左から)中山泰秀衆議院議員、ティ・ (左から)群馬県 小沼次長、鈴木主任
シィ・エス柿沼社長
(左)第一ホテル東京 香川マネージャー
(右)同 川村チーフ
(左)日本政府観光局 神保理事、ICS 宮師部長、
日本政府観光局 蜷川部長
(左から)インテックス大阪 野田専務理事、犬山部長、 (左から)MGM Resorts International 池田相談役、
幕張メッセ伊藤課長
日本ディスプレイ業団体連合会 荒川専務理事
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(左から)夢メッセみやぎ大山次長、ハイブ長岡
高橋課長代理、MICE ジャパン森口社長
(左から)大阪市 高瀬係長、川越課長代理、
日展協 堀理事
(左から)ICS 阿部氏、宮師部長、松井取締役、小島部長、眞境名氏、吉沢氏、
グラルキ主任
(左から)日本旅行業協会 池田事務局次長、日展協
浜田理事、日本旅行業協会 越智理事
(左から)シーアイ・ショッピング・サービス池内社長、小田求千
葉市議会議員、シーアイ・ショッピング・サービス本所部長
(左から)成田市 根本部長、藤田副市長、関根副市長、日展協 菅野理事、
幕張メッセ伊藤課長
(左から)エディスグローヴ吉村氏、フジヤ泉取締役、 (左から)日展協 梶原理事、左藤章衆議院議員
三原取締役
東京ドーム 久代社長 が 中締め
官民で力をあわせ、展示会産業を発展させよう!
開会から約 1 時間半。ついに終了の時刻となり、東京ドーム社長の
久代信次氏が登壇し、次のように中締めの挨拶を述べた。
「私自身はこの総会懇親会に出席するのは初めてでしたが、非常に
熱気を感じ、大変驚きました。それだけに、皆さんの展示会産業、ま
た日展協に対する期待が、大きいという事をひしひしと感じました。
私ども東京ドームグループは、皆様よくご存じの野球場や遊園地な
どのレジャー施設や飲食施設の経営だけではなく、近年はこれらを武
器に、東京ドームを展示会場として活用したり、専用の展示ホールも
建設するなどして、そこに展示会を積極的に誘致しています。
正直、私は最初、展示会の意義をよく理解しておりませんでした。 「官民で力をあわせ、展示会産業を
しかし、自社でも「東京キルト展」
「テーブルウェアフェスティバル」、
それから日本のお祭りとふるさとの味をテーマにした「ふるさと祭
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発展させていこう」 と挨拶した東京ド
ーム 久代社長。
り」などを開催することを通し、世界中から毎年たくさんの出展社、来場者がお見えになるのを拝見し、
展示会の意義を強く認識しました。
6 年後の 2020 年、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まっております。これは日本、東
京が飛躍するまたとないチャンス到来という事です。そのような中、日本経済の成長を支える施策とし
て忘れてならないのは、展示会・見本市です。
しかも、いつまでも同じ状態に留まっているのではなく、もっと規模を拡大し、進化させていかねば
なりません。それには大きな展示会場の建設などが必要となりますが、民間の事業会社だけではなかな
か手に負えない。建設を促進する仕組み作りも含めて、国なり公共団体の支援がいろいろと必要になる
と思います。官民一体となって、取り組んでいきましょう。」
その後、一本締めが景気よく行われ、懇親会は終了した。5 年連続、最多参加者数を記録した日展協
の総会懇親会。2014 年、展示会産業の更なる拡大に、今、大きな期待が集まっている。
ご意見、ご感想を 下記までお寄せください
Email: [email protected]
FAX: 03-3349-8599
お問い合わせ: リード エグジビション ジャパン(株) 広報部 部長
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田中 嘉一
TEL: 03-3349-8501