学校の様子(6月①) 「橘北小学校だより」より ◇◇「学校の先生になりたい!」~教師としての喜び~◇◇ ある日のこと、放課後、近くまで用事があって歩いて出かけました。そのとちゅう、下校して いる4人の女の子に出合いました。「校長先生だ。」と、私を見つけてくれました。立ち止まって話 をしている中で 、「学校の先生になりたい。」ということを言ってくれた子がいました。この女の 子たちに関わってくれた先生は、すてきな先生たちです。自分たちの教わったすてきな担任の先生 の姿を見て、「学校の先生になりたい。」と言ってくれる子どもたちが増えることは、先生にとって、 「教師をやっていてよかった。」と思える言葉だと思います。橘北小の先生たちが、子どもたちのあ こがれの姿となるように、みんなでがんばっていきたいと思います。 心根のよい、本校の子どもたちが先生になってくれると、本当にうれしいです。一人の子が、 「な れるかなあ。」と言うと、「夢はかなえるんだよ。」と、別の女の子が言ってくれました。その通り。 自分の将来の姿は、人から与えられるものではありません。まずは、○○になった自分を思い描い て、自分がそれに近づけるよう、努力をしていくのです。もし、そこに到達しなくても、努力した 後は、それに近いところまでは、成長しているはずです。 4人の女の子たちは、そろばん塾に行くとちゅうでした。わたしも、小さい頃、そろばんを習っ ていましたが、2級でやめてしまいました。先日、子どもたちの名前を、新聞の珠算検定1級の欄 で見つけました。初段をもっている子もいるとか。私は、とちゅうでやめてしまったのですから、 本校の子どもたちに負けています。何事も、続けているということがすばらしいと思います。「そ ろばんを(学び)続けると、どんどん頭がよくなるから、続けてね。一生懸命がんばっていらっし ゃい。」と言って別れました。 ◇◇水道の蛇口、サンダルを整えてくれた1年生◇◇ 学校の中を回っていると、1 階の水道の蛇口を下向きに直してくれている1年生がいました。わた しは、水道の蛇口が上向きになったままになっていることが気になっていて、「水を飲んだ後、(蛇口 を)元にもどせるようになるといいなあ。」と思っていたところです。その1年生に「だれに教えて もらったの?」と聞くと、「先生。」と、答えました。 先生、 先生が、そういった、小さな決 まり事(マナー)を教えてくれているのです。学校の水道は、手を洗ったり、ぞうきんを洗ったり、 水を飲んだりするところです。蛇口を下向きに戻すということは、後の人が手を洗う時のことを考え ての行動ができるということです。また、何人かの1年生がトイレに向かったので、「サンダルをそ ろえてくれるとうれしいな。」と言うと、しっかりきれいにそろえて出てきました。すばらしいです ね。家庭でも学校でも、小さな決まり事(マナー)を一つ一つ、様々な場面で学びながら、どこへ出 ても恥ずかしくないふるまいを身に付けていくのだと思います。 ◇◇米づくり~田んぼの草刈り、肥料まき~◇◇ 5月24日(土)、PTA本部役員、5年学年委員の皆様にお世話にな り、田んぼの肥料まき、草刈りを行いました。一年間、地域の皆様や保 護者の皆様のお力をお借りし、5年生の子どもたちが、米づくりの体験 をさせていただくことができます。過日も、地域の 博先生、 先 生、塩谷進様に、田のくろぬりをしていただきました。農業委員の 様には、この後、代かきをしていただきます。田植えの体験をさせてい ただいた後も、地域の皆様に管理をしていただきながら、収穫までの体験をさせていただきます。あ りがたいことと思っております。皆様のお力をお借りしなければできないことです。今年もどうぞよ ろしくお願いいたします。 ◇◇すばらしい活躍!陸上大会・渋川地区予選会◇◇ 5月25日(日)、渋川市総合公園陸上競技場で、小学生陸上競技交流大会渋川地区予選会が行わ れ、多くの児童が参加しました。保護者の皆様には、朝早くから会場に応援にいらしていただき、あ りがとうございました。 子どもたちは、先生たちと心を一つにして、きびきびとした練習態度で、日に日にあいさつや返事 もしっかりしてきました。その練習の結果が本大会で発揮され、大活躍でした。6位以内入賞が11 名、県大会出場権(2 位まで)を3つもいただきました。走る競技では、6人による決勝が行われる のですが、ほとんどの種目で、「橘北小○○さん」という名前が呼ばれました。5年女子100m決 勝では、6人中3人を橘北小が占めました。練習した結果を本番の大会で出せたということは、すば らしいことです。 今年は、学校名入りのテントを買いましたので、 先生、 先生は、朝6時50分に会場に到 着し、スタンドの、応援の声が選手によく届く場所にテントを立ててくれました。子どもたちも、他 の子どもたちからの声援にずいぶん助けられたことでしょう。応援では、中心となりリードする子ど もがいて、みんなは、いっしょに大きな声で精一杯応援しました。他の学校の先生方から、「応援の 声もよく出ていましたね。」と、ほめていただきました。 また、朝から、先生方が、きめ細かく子どもたちに指示を出し、子どもたちがよく動いていました。 先生たちは、子どもたちと気持ちのよいあいさつを交わし、一人ずつ名前を呼び、しっかりと返事を させ、出場種目と時間を確認していました。そのため、子どもたちは、自分の頭で考えて行動し、落 ち着いて競技に出場できたのだと思います。あいさつ、返事がよくできるということは、先生たちの 話をよく聞く態度につながり、先生達の指示の通りにしっかり行動できるようになるのです。ですか ら、結果として「あいさつ、返事のできるチームは強くなる」ということが多くなるのでしょう。 今回、結果を出せた人、今一歩だった人、それぞれで振り返って、秋の大会につなげ、秋の大会で も活躍できるといいですね。 ◇◇学校の風景◇◇ 3年生 理科「太陽の動き」 図書委員の仕事ぶり 体育集会・体力づくり
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