日本画概論

太 田 圭
程 塚 敏 明
日本画概論
専門科目
科 目 番 号
Y 24 0101 1 単位 1 年次 1 学期 木 2 教室 5C406
備考:
芸術専門学群学生に限る。
授 業 概 要
絵画の中でジャンル分けされる「日本画」とは何か。その基本的意味及び
特徴等について日本絵画史をたどりながら,技法・材料・概念の変遷を考
察し,現代の日本画に対する理解を深める。
参 考 図 書
必要に応じ指示する
評
レポート提出及び授業への出席状況による。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
太 田 圭
2
〃
装飾古墳壁画の色とかたち
3
〃
高松塚古墳壁画とキトラ古墳壁画
4
〃
法隆寺金堂壁画
5
〃
日本絵画史に見る受容と展開
6
程 塚 敏 明
7
〃
明治から近代における日本画の流れ
8
〃
日本画と洋画(さまざまな交流史)
9
〃
日本画の制作現場(現代日本画作家の画室から)
10
〃
現代日本画の状況と今後の展望
「日本画」へのアプローチ(日本画と日本絵画)
日本絵画の表現形式の数々(屛風絵,絵巻物,扇面画等)
181
日本画技法論
科 目 番 号
藤 田 志 朗
専門科目
Y 24 0201 1 単位 2 年次 1 学期 金 1 教室 アート & デザイン実習室 1
備考:
授 業 概 要
日本画制作における諸技法と材料について解説する。日本画コース必修。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
教科内容の理解と応用力についてテストし,授業への出席状況と総合して
評価する。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
藤 田 志 朗
2
〃
〃
3
〃
日本画における筆,刷毛等(描画材)の役割,種類,およびその製造過程
4
〃
〃
5
〃
日本画における絵具の役割,種類およびその製造過程
6
〃
〃
7
〃
日本画における絵具の扱い方およびその表現方法
8
〃
〃
9
〃
日本画における箔の役割と扱い方およびその表現方法
10
〃
〃 (小テスト)
日本画における紙等(基底材)の役割,種類およびその製造過程
日本画鑑賞研究
科 目 番 号
藤 田 志 朗
専門科目
Y 24 0312 0.5 単位 3 年次 1 ~ 3 学期 集中
備考:
授 業 概 要
日本画における鑑賞の重要性を説き,古典から現代までの作品を鑑賞・分
析する。
182
日本画技法演習
科 目 番 号
備考:
専門科目
Y 24 0402 4 単位 3 年次 1・3 学期 金 2・3 教室 アート & デザイン実習室 1
「日本画基礎実習」を履修済みであること。
授 業 概 要
参 考 図 書
評
藤 田 志 朗 程 塚 敏 明
( )
価
法
日本画は古来より,漆芸等の工芸分野で用いられる箔や砂子等と共通した
技法を用いている。本授業では箔の平押しや砂子,各種截金技法(野毛等),
裏打ち技法,絹染技法等の演習を通して,日本画で使用する絵具をはじめ
とした各素材と技法の理解を深めるとともに,諸技法についての習熟を図
る。この授業を履修するにあたっては,日本画基礎実習を履修済である事
が望ましい。
『紅白芙蓉図』(李迪筆)並びにその都度指示したもの。
模写作品の提出及び授業への出席状況。
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
藤 田 志 朗
2
〃
箔技法Ⅱ:砂子と各種截金技法を行う。
3
〃
古典模写:『紅白芙蓉図』(李迪筆)を鑑賞し,その内容を分析する。
4
〃
上げ写し:薄美濃紙を使用し,模本より上げ写しを行う。(形の把握)
5
〃
〃 〃 (線の把握)
6
〃
〃 〃 (墨の濃淡の把握)
7
〃
〃 〃 (画面全体の把握)
8
〃
絹染技法:絵絹をヤシャの実によって染色し,古色をつける。
9
〃
絹張り:絹枠に絹を張り,ドーサ引きを行う。
10
〃
絹への写し:上げ写ししたものを絹へ透かし写しする。
11
程 塚 敏 明
絹への写し:上げ写ししたものを絹へ透かし写しする。
12
〃
〃 〃
13
〃
地塗り:透かし写しした画面へ地塗りを行う。(画面全体の色調の把握)
14
〃
〃 〃
15
〃
彩色作業:部分的に模本との比較の中で彩色する。
16
〃
〃 〃 (彩色した色と古色との調和への工夫)
17
〃
〃 〃
18
〃
線の描き起こし:彩色で潰れた線の描き起こしを行う。
19
〃
仕上げ:画面全体の調整。裏打ち技法を学ぶ。
20
〃
テーマのチェック:出来上がった模写の講評を各自の作品との関わりで行う。
箔技法Ⅰ:箔の平押しを行う。
183
日本画実習基礎Ⅰ
科 目 番 号
山 本 浩 之
程 塚 敏 明
太 田 圭
専門科目
Y 24 0513 3 単位 1 年次 1 ~ 3 学期 金 2・6 教室 5C303・5C109
備考:
授 業 概 要
種々のモチーフの写生をとおして,日本画の基本となる,物の見方や材料
の扱い方を学習する。この授業は日本画実習基礎Ⅱと密接に係わっており,
造形技法実習Bとも関連しているので,併せて履修する事が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
山
本
浩
之
11
程 塚 敏 明
12
13
14
15
16
17
18
19
20
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
内 容
花制作:花を水彩絵具で写生する。
〃 〃
〃 〃
〃 花写生をもとに日本画絵具にて制作を行う。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
講評会
日本画制作:夏季休業中に行った写生をもとに,自由なテーマで日本画絵具によ
る表現を試みる。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
鉛筆写生:樹木のある風景を鉛筆で写生する。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
講評会
日本画制作:2学期の鉛筆写生をもとに日本画絵具による制作を行う。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
講評会
184
日本画実習基礎Ⅱ
科 目 番 号
備考:
太 田 圭
程 塚 敏 明
山 本 浩 之
専門科目
Y 24 0523 1.5 単位 2 年次 1 ~ 3 学期 水 3 教室 6A311・5C109
「日本画実習基礎Ⅰ」を履修済みであること。
授 業 概 要
種々のモチーフを写生する事により,物の見方を追求すると共に,日本画
の基礎となる色彩表現力を養う。各テーマ終了後,全教員によりテーマの
チェックをし,講評を行う。この授業は日本画基礎実習とあわせて履修す
る事が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
程
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
山
塚
員
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
花写生:花をモチーフに鉛筆写生する。
(観察と写生,構図と意図)
〃 : 〃 (細部の把握)
〃 :水彩絵具で着色する。
(作品をイメージしながら)
花制作:小下図を作りながら画面構成を考える。大下図の作り方を学ぶ。
(30 号前後)
:大下図を画面に写し取り,墨によって線描きする。
(骨描き)
〃 :水干絵具等により地塗りをする。
(用具,材料の扱い方)
〃 :岩絵具等により作品化して行く。
〃 : 〃
〃 : 〃
テーマのチェック:講評会でチェックし,次回制作への指針を与える。
敏
明
風景制作:夏季休業中の写生作品を基に大下図を作成する。
(イメージ確認・構図の把握)
〃 :水干絵具等により地塗りする。
(色彩の工夫)下図を画面に写し取る。
(形態の確認)
〃 :骨描きを行い,水干絵具等で描きおこす。
(線の工夫) 〃 (質感,細部と全体のバランスの検討)
〃 :岩絵具等により作品化する。
〃 : 〃
〃 : 〃
動物制作:岩絵具等を使って作品化する。動物の写生を基に大下図を作成。
(生態の観察及びポーズの選定)
〃 : 〃 (骨格の把握及び量感の把握)
〃 : 〃 (皮膚の質感及び毛の流れ等の観察)
〃 : 〃 (生命感あふれる画面への工夫)
浩
之
彩色写生:大きく組んだ静物を彩色写生する。
〃 〃 (画面へのトリミングと構図)
〃 〃 (全体の構造と各モチーフの美しさ)
〃 〃 (位置関係の把握)
〃 〃 (質感,量感の表現と工夫)
〃 〃 (対象の観察と構図の検討)
〃 〃 (生命感の表現,全体と部分)
〃 〃 (質感の描き分け)
〃 〃 (完成度の高い画面)
講評会:写生のチェックと作品化への指針を与える。
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
本
内 容
185
日本画実習Ⅰ-A
科 目 番 号
備考:
程 塚 敏 明
専門科目
Y 24 0613 3 単位 3 年次 1~ 3 学期 月 2・3 教室 6B403
「日本画基礎実習」を履修済みであること。
授 業 概 要
実習を通して,日本画における形態の追求を行い描写力を養う。各テーマ
終了後,テーマのチェックをし講評を行う。この授業は日本画基礎実習を
履修済の者を対象に開設し,日本画実習Ⅰ-B・C・Dと密接な関連を持
ちながら行うので,それらと合わせて履修する事が望ましい。
参 考 図 書
必要に応じ指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
程
塚
11
12
13
14
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17
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程
21
22
23
24
25
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29
30
程
教
員
敏
明
花のクロッキー:農林技術センターにて種々の花を写生する。
〃 〃 (植生等についての研究・観察)
花の細密写生:写生した花から二種類を選び,鉛筆で細密写生する。
〃 〃 (形態等の追求を重ねる)
〃 〃 〃
〃 〃 〃
花の彩色写生:二種類の細密写生した花を水彩絵具にて彩色写生する。
〃 〃
〃 〃
講評会:各々のテーマをチェックし,制作への指針を探る。
敏
明
花制作(20 号前後):画面構成を考える。(小下図の作成)
〃 作品としての構図及び形態の追求。(大下図の作成)
〃 〃 (念紙の作成)
〃 下図を本画面に写し取り,墨によって線描する。
〃 水干絵具等によって地塗りを行う。(絵具の溶き方の確認)
〃 岩絵具等によって作品化して行く。(絵具の付き方の確認)
〃 〃 (絵具の発色の確認)
〃 〃 〃 〃 (画面全体のバランスの確認)
講評会:各々の作品をチェックし,次回制作への指針を与える。
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
塚
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
塚
敏 明
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
内 容
花制作(30 ~ 40 号)
:前制作との関わりの中で画面構成等を考える。(小下図の作成)
〃 大下図を作成しながら水干絵具等により地塗りを行う。
〃 〃 (各自の感性に基づく形態の追求)
〃 地塗りした画面への形態の組み入れを行う。
〃 岩絵具等によって作品化して行く。(イメージの確認)
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃 (画面全体のバランスの確認)
講評会:日本画コース全教員によって講評を行う。
186
日本画実習Ⅰ-B
科 目 番 号
備考:
太 田 圭
専門科目
Y 24 0623 3 単位 3 年次 1 ~ 3 学期 火 4・5 教室 6B403
「日本画基礎実習」を履修済みであること。
授 業 概 要
実習を通して日本画における空間表現ならびに構図の追求を行い,画面構
成力を養う。各テーマ終了後にチェックの講評を行う。この授業は日本画
基礎実習を履習済みの者を対象に開設し,日本画実習Ⅰ-A・C・Dと密
接な関連を持ちながら進行するので,それらの授業と合わせて履習する事
が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
静物の写生:セットされた種々のモチーフを彩色写生する。(トリミング)
〃 〃 (制作する画面をイメージした構図の工夫)
〃 〃 (制作を前提とした各モチーフの描き込み)
〃 モチーフの部分的な彩色写生をする。(変化しやすい物を先に)
静物制作(50 ~ 80 号):写生をもとに小下図を作成する。
〃 写生をもとに大下図を作成する。(作品の構図及び空間の追求)
〃 大下図を画面に写し取り線描をする。(作品としての形態確認)
〃 水干絵具等により地塗りをする。(マチエールの工夫)
〃 岩絵具等により作品化して行く。(定着と発色の工夫)
〃 〃 (岩絵具の粒子と表現)
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
静物制作(50 ~ 80 号):岩絵具等により作品化して行く。(イメージの再確認)
〃 〃 (表現の工夫)
〃 〃 (部分と全体)
〃 〃 (画面全体のバランスの確認)
テーマのチェック:コース全教員により作品のチェック及び講評を行う。
動物のクロッキー:農林技術センターにて様々な動物をクロッキーする。(観察力)
〃 各々が制作する動物を決め鉛筆写生する。(ポーズの工夫)
〃 〃 (部分の把握)
〃 〃 (全体の把握)
〃 〃 (生命感の把握)
21
22
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25
26
27
28
29
30
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
動物の彩色写生:彩色写生をする事によりイメージを記録化しておく。
〃 〃
動物制作(80 号):水干絵具等による地塗りを行うと同時に小下図を作成。
〃 小下図で序盤の着色計画をたてる。
〃 地塗りの上に形態を入れ込む。(構図及び形態への工夫)
〃 〃 (画面空間としての表現の工夫)
〃 岩絵具を使用して作品化して行く。
〃 〃
〃 作品の完成度について
講評会:コース全教員により作品のチェック及び講評を行う。
187
日本画実習Ⅰ-C
科 目 番 号
備考:
山 本 浩 之
専門科目
Y 24 0633 3 単位 3 年次 1 ~ 3 学期 木 4・5 教室 6B403
「日本画基礎実習」を履修済みであること。
授 業 概 要
人体モデルのデッサンにより人体美の把握・プロポーション・動き・質量
感の表現力を養う。またポーズの組合せによる構成力や自己の内部表現の
訓練を 50 号より大作に徐々に移行させて行く。この授業は日本画基礎実
習を履修済の者を対象に開設し,日本画実習Ⅰ-A・B・Dと密接な関係
を持ちながら行うので,合わせて履修する事が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
山
本
11
12
13
14
15
16
17
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山
21
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23
24
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26
27
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29
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山
教
員
浩
之
モデルのポーズを 20 分クロッキーをする。(人体のバランスの把握)
〃 (モデルの動きを表現)
〃 (質感量感の表現)
モデルのポーズを 5 分クロッキーをする。(リズム・流れ)
ヌードモデルを固定ポーズとして写生する。(人体美の把握)
〃 ( 〃 )
〃 ( 〃 )
ポーズを変えて固定し写生する。(形態のバランス)
〃 (形態の質感・量感)
〃 ( 〃 )
浩
之
一学期に行ったデッサンをもとに小下図をつくる。(イメージの確認)
写生をもとに大下図を作成する。(構成の工夫)
〃 ( 〃 )
大下図を画面へ写しとり線描する。(線の理解を深める)
〃 (構図・デッサンの確認)
岩絵具等による制作。(絵具等材料の知識)
〃 (表現技法の習得)
〃 ( 〃 )
〃 ( 〃 )
講評会にて作品をチェックし,次の制作への指針を与える。
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
本
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
本
浩 之
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
内 容
ヌードモデルの 20 分ポーズを鉛筆写生する。
〃
〃 (画面を大きくする為デッサンをしっかり描く)
〃
人物制作に入る,まず前回と同じ様に小下図より入る。色彩も考慮。
地塗り・構図・組合せ。(画面全体のバランス・リズム)
岩絵具による制作。 ( 〃 )
〃 ( 〃 )
〃
作品の講評会を日本画コースの全教員によって行う。
188
日本画実習Ⅰ-D
科 目 番 号
備考:
藤 田 志 朗
専門科目
Y 24 0643 3 単位 3 年次 1 ~ 3 学期 金 4・5 教室 6B403
「日本画基礎実習」を履修済みであること。
授 業 概 要
実習を通して,個々の表現意図に沿って用いる手段について学習し,各課
題終了後,テーマのチェックをし講評を行う。この授業は日本画基礎実習
を履修済の者を対象に開設し,日本画実習Ⅰ-A・B・Cと密接な関連を
持ちながら行うので,それらと合わせて履修する事が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示する。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
藤 田 志 朗
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
鉛筆写生:各自がモチーフを選び鉛筆写生を行う。(制作との関連を考慮する)
〃 〃 (モチーフに沿った表現の工夫)
〃 〃 (写生を通して個性の確認)
彩色写生:各自がモチーフを選び彩色写生を行う。(制作との関連を考慮する)
〃 〃 (モチーフに沿った色彩の工夫)
〃 〃 (写生を通して個性の認識)
人物写生:モデルの様々ポーズをクロッキーする。
〃 モデルの 20 分ポーズを 15 回繰り返し,自由な素材で写生を行う。
〃 〃
〃 〃
11
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13
14
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藤 田 志 朗
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
自由制作(50 号前後):1学期に行った写生を基に,個々に作品を制作する。
〃 個々のテーマを活かす表現方法について考えながら小下図を作成する。
〃 個々の表現方法に沿って作品化して行く。(画面構成の工夫)
〃 〃 (画面空間の工夫)
〃 〃 (形態の工夫)
〃 〃 (色彩の工夫)
〃 〃 (表現方法の必然性の確認)
〃 〃 (個性の確認)
〃 〃 (画面としての完成度の追求)
講評会:日本画コース全教員によって作品をチェックし,講評を行う。
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藤 田 志 朗
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
自由制作(100 号):1学期に行った写生を基に,個々に制作する。
〃 個々の表現方々を工夫しながら,下図を作成する。(テーマ設定)
〃 個々の表現力に沿って作品化して行く。(表現素材の確認)
〃 〃 (画面構成の工夫)
〃 〃 (画面空間の工夫)
〃 〃 (テーマを活かす形態の追求)
〃 〃 (テーマを活かす色彩の追求)
〃 〃 (テーマと表現方法の必然性の確認)
〃 〃 (自己の作品としての完成度の追求)
日本画コース全教員により作品をチェックし,講評を行う。
189
日本画実習Ⅱ-A
科 目 番 号
山 本 浩 之
専門科目
Y 24 0713 3 単位 4 年次 1 ~ 3 学期 月 4・5 教室 6B401・6B402
備考:
授 業 概 要
実習を通して風景画を学習し,専門的技術の高度化を図る。各テーマ終了
後,テーマのチェックをし講評を行う。この授業は日本画実習Ⅱ-B・C・
Dと密接な関連を持ちながら進行するので,それらと合わせて履修する事
が望ましい。
参 考 図 書
その都度指示をする。
評
作品の提出及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
1
2
3
4
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6
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10
山
本
11
12
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山
21
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24
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30
山
教
員
浩
之
風景写生:風景制作のための取材を行う。(場所の設定)
〃 〃 (鉛筆写生)
〃 〃 ( 〃 )
〃 〃 (彩色写生) 〃 〃 ( 〃 )
〃 〃 (時間経過と風景の変化)
〃 〃 (天気の変化と風景の変化)
〃 〃 (季節による風景の変化)
〃 〃 (風景の生命感)
〃 〃 (風景を肌で感じ取る)
浩
之
風景制作:取材した写生をもとに作品化するための構想を練る。(テーマ設定)
〃 小下図作成。(個々の表現方法の確認及び制作計画を練る)
〃 大下図作成。(表現意図に合った構図の工夫)
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 個々の作業計画をチェックし,テーマの再確認を行い制作する。
浩
之
風景制作:個性の認識及びそれに基づく表現素材の工夫を計る。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 素材に適合した表現方法の工夫を計る。
〃 〃
〃 〃
〃 〃
〃 〃
テーマのチェック:作品のチェック及び講評を行う。
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
本
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
本
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
内 容
190
日本画実習Ⅱ-B
科 目 番 号
程 塚 敏 明
専門科目
Y 24 0723 2 単位 4 年次 2・3 学期 火 2・3 教室 6B401・6B402
備考:
授 業 概 要
実習を通して専門的技術の高度化を図り,人物画について学習する。各テ
ーマ終了後にチェックの講評を行う。この授業は日本画実習Ⅱ-A・C・
Dと密接な関連を持ちながら進行するので,それらの授業と合わせて履習
することが望ましい。
参 考 図 書
必要に応じ指示する。
評
提出作品及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
程 塚 敏 明
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
程 塚 敏 明
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
内 容
人物写生:人物制作の為の取材を行う。(鉛筆写生)
〃 :鉛筆以外の単色材料でクロッキーを行う。(骨格と動き)
〃 :筆を用いてクロッキーを行う。(墨使用)
〃 :固有色としての肌色を考える。(彩色写生)
〃 :固有色以外の肌色を考える。
〃 :肌色について考える。
〃 :取材した写生をもとに作品化するための構想を練る。
人物制作:大下図の作成。(個々の表現方法の確認及び制作計画を練る)
(100 号) 〃
〃 〃
〃 テーマの確認をしながら個々の制作計画に沿って作品化する。
〃 〃
〃 発色の為の下塗りの技術的工夫を行う。
〃 〃
〃 〃
〃 個性に基づく表現方法の工夫を図り制作を進める。 ( フォルムの再確認 )
〃 〃
〃 〃
〃 〃
テーマのチェック:コース全教員による講評会で作品のチェックを行う。
191
日本画実習Ⅱ-C
科 目 番 号
太 田 圭
専門科目
Y 24 0733 2 単位 4 年次 2・3 学期 木 2・3 教室 6B401・6B402
備考:
授 業 概 要
実習を通して専門的技術の高度化を図り,花鳥画について学習する。各テ
ーマ終了後にチェックの講評を行う。この授業は日本画実習Ⅱ-A・B・
Dと密接な関連を持ちながら進行するので,それらの授業と合わせて履習
することが望ましい。
参 考 図 書
必要に応じ指示する。
評
提出作品及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
太 田 圭
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
コース全教員
内 容
花鳥の写生:花鳥画制作の為の取材を行う。(鉛筆写生)
〃 構造を観察した写生を行う。
〃 生命感のある写生をめざす。
〃 彩色を施し印象を把握する。(彩色写生)
〃 質感・固有色・形態を写生する。
〃 作品化のイメージを含めた形態・表情を把握する。
〃 取材した写生から作品化する為の構想を練る。(テーマの設定)
〃 小下図の作成。
〃 大下図の作成。
〃 〃 (個々の表現方法の確認及び制作計画を練る)
花鳥画制作:個々の制作計画に沿って作品化する。(下地作りの工夫)
(50 号) 〃
〃 〃
〃 個性に基づく表現方法の工夫を図り制作を進める
〃 〃
〃 〃
〃 完成に近づく為の画面作り(完成度を高める工夫)
〃 〃
〃 〃
テーマのチェック:コース全教員による講評会で作品のチェックを行う。
192
日本画実習Ⅱ-D
科 目 番 号
藤 田 志 朗
専門科目
Y 24 0743 2 単位 4 年次 2・3 学期 金 2・3 教室 6B401・6B402
備考:
授 業 概 要
人体モデルのデッサンを通し自己内部の表現技法の習熟を図り,又日本画
材料に対処し得る技術・知識の収得・大画面の制作方法等の指導を目的と
する。この授業は日本画実習Ⅱ-A・B・Cと密接な関連を持ちながら進
行するので,それらも合わせて履修する事が望ましい。
参 考 図 書
①日本美術全集(小学館)
②水墨画全集
③絵巻物全集(角川書店)
評
提出作品及び授業への出席状況。
価
法
授 業 計 画
回
担
当
教
員
内 容
1
藤 田 志 朗
2
〃
〃
3
〃
〃
4
〃
〃
5
〃
〃
6
〃
モデルを 3 × 6 判に鉛筆にて写生する。
7
〃
〃
8
〃
〃
9
〃
〃
10
〃
〃
11
藤 田 志 朗
自画像制作(10 号)の為の写生をする。(鉛筆にて)
12
〃
〃 ( 〃 )
13
〃
〃 (彩色写生)
14
〃
〃 ( 〃 )
15
〃
写生をもとに構想を練る。
16
〃
小下図の作成,彩色もする。
17
〃
大下図の作成。
18
〃
個々の表現技法の工夫による制作。
19
〃
〃
20
コース全教員
ヌードモデルの写生。個々の表現に合ったポーズを互いに決める。
コース全教員による講評会で作品のチェックを行う。
193
野外風景実習Ⅰ(日本画)
科 目 番 号
藤 田 志 朗 太 田 圭
程 塚 敏 明 山 本 浩 之
専門科目
Y 24 0813 1 単位 2 年次 1 学期 集中 教室 学外
備考:
授 業 概 要
学外実習として,約 1 週間,特定の写生地に宿泊し,風景制作のための鉛
筆写生を行なう。
野外風景実習Ⅱ(日本画)
科 目 番 号
備考:
授 業 概 要
藤 田 志 朗 太 田 圭
程 塚 敏 明 山 本 浩 之
専門科目
Y 24 0823 1 単位 3 年次 1 学期 集中 教室 学外
「野外風景実習Ⅰ」を履修済みであること。
学外実習として,約 1 週間,特定の写生地に宿泊し,風景表現のための写
生を行なう。
卒業研究
科 目 番 号
藤 田 志 朗 太 田 圭
程 塚 敏 明 山 本 浩 之
Y 24 9908 6 単位 4 年次 1 ~ 3 学期 集中 教室
備考:
授 業 概 要
194
専門科目