診療サービス 概略 内視鏡センター 初期段階で疾病を発見し、疾患傾向 初期段階で疾病を発見し、疾患傾向 の変化を 変化を常に見つめ、 つめ、 的確で 的確で迅速 な対応に 対応に努めています。 めています。 案内 当院の内視鏡センターでは、正確な検査、的確な 診断、そして治療を進めるなか、内視鏡による各種 の手術にも対応するなど、急性期病院の内視鏡セ ンターとして高度な医療技術の提供に努めていま す。 内視鏡検査の適応 基礎知識 胃癌の基礎知識 胃癌とは日本人にとって胃癌はとても身近な癌で、 年間に約5万人が亡くなっています。癌による死亡 原因として男性では肺癌に次いで2位、女性では1 位となっています。しかし、胃癌は比較的生存率が 高く、初期症状のうちなら十分に治るがんです。 問題は、発見が遅れる事により症状が進行してし まうことです。末期になれば、治療を行っても予後 は悪くなります。大切なのは、そうなる前に検診に よって自覚症状のない段階で発見できれば、手術 や内視鏡的治療によって完治できる可能性が高い 傾向にあります。自覚症状が出てくる頃には進行し ていることが多く、すでに初期症状とは呼べないこ とが大半です。したがって、検診により早期発見で きることが理想です。 大腸癌の基礎知識 胃内視鏡検査適応 定期検診(スクリーニング)､便潜血反応陽性､胃痛､ 嘔気､腹痛､胃不快感､腹部不快感､胸焼け､心窩 部痛､食欲不振､体重減少､食道のつっかえ感､吐 血､貧血､タール便(便が黒い)胃潰瘍の既往あり､ 十二指腸潰瘍の既往あり､ＣＥＡ高値､胃ポリープ 切除の既往あり、食道静脈瘤の既往あり､胃癌手 術後，ヘリコバクター・ピロリ菌精査，入院時スクリ ーニング 大腸内視鏡検査適応 定期検診(スクリーニング)､便潜血反応陽性､下血 (鮮血)､貧血､腹痛､下痢持続､便秘大腸癌手術後､ ＣＥＡ高値､大腸ポリープ切除の既往あり､潰瘍性 大腸炎の既往あり,虚血性腸炎の既往あり､大腸 憩室症の既往あり アドバイス 年間約4万人の方が亡くなっています。食生活の 欧米化に伴い、患者数は年々増加傾向にあります。 大腸癌は大腸に発生する癌のことで、日本では肺 癌、胃癌、についで3番目に多い癌になります。大 主に大腸ポリープなどの良性の腫瘍からゆっくりと 時間をかけて大腸癌へと変化していくことが多いよ うです。大腸癌は喫煙や肉食、野菜や食物繊維を 摂取が不足することで、大腸癌になる危険性高まる が知られています。特に肉食との関係性は高く、食 生活が肉中心になる事により､日本では大腸癌にな る確率は年々増加傾向で、近い将来には日本人の 最もかかりやすい癌は大腸癌になると予測されてい ます。発症する年齢は50歳ごろから増え始め、年を とるにつれて確率が上がっていきます。遺伝的に大 腸癌になりやすい家系の人は、若くして大腸癌にな る場合もあります。そういった家系の人は頻繁に大 腸の内視鏡検査を受ける必要があります。自覚症 状が出てくる頃には進行していることが多く、すでに 初期症状とは呼べないことが大半です。したがって、 検診により早期発見できることが理想です。 当院で可能な内視鏡検査･処置･ 手術 ･上部（食道･胃･十二指腸）消化管内視鏡検査 ･下部（大腸）消化管内視鏡検査 ･ヘリコバクター･ピロリー（生検法） ･内視鏡的粘膜切開･剥離法(胃ESD) ･内視鏡的粘膜切除術(EMR) ･内視鏡的ポリープ切除術 ･内視鏡的粘膜切除術(EMR) ･内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL) ･内視鏡的胃瘻造設術(PEG) ･内視鏡的消化管止血術 ･内視鏡的食道・胃内異物除去 ･内視鏡的総胆管結石除去術 ･内視鏡的乳頭括約筋切開術 ･内視鏡的逆行性膵胆管造影法(ERCP) ･内視鏡的消化管ステント留置術 ･内視鏡的逆行性胆汁ドレナージ ･内視鏡的乳頭バルーン拡張術 内視鏡センター ハード 当院採用の 当院採用の電子内視鏡（ＮＢＩ 電子内視鏡（ＮＢＩシステム （ＮＢＩシステム 導入） 導入） ②通常経口胃内視鏡検査（咽頭麻酔し口から内視 鏡を挿入） メリット ①経鼻内視鏡より観察範囲が広く、病変の観察に優れ、 当院ではＮＢＩという特殊な光を粘膜にあて、粘膜の ている 血管状態を観察することで早期癌の発見率を上げる ②処置をしなければ、検査所要時間は、１０分前後です 事が出来る最新のオリンパス社製ＥＶＩＳ-260ＮＢＩシ ③潰瘍などから出血している時は、止血処置出来る ステムを採用しています。経鼻内視鏡には、フジノン 社製ＦＴ4400を採用しています。 デメリット ①嘔吐反射がおこりやすい（苦痛を多少伴います） ③苦痛を伴わない経口胃内視鏡検査（静脈麻酔を 使用し、口から内視鏡を挿入） メリット ①苦痛を伴わず、知らないうちに検査が済んでしまう オリンパス社製ＥＶＩＳ-260 （上部・下部消化管内視鏡検査用） フジノン社製ＦＴ4400 （経鼻内視鏡検査用） デメリット ①検査終了後、2時間程度リカバリールームで休んで いただきます （時間には個人差があります） ②検査当日の車・バイク・自転車等乗り物の運転は不可 ③ご家族の付き添いが必要 です ④血圧低下や呼吸抑制などが起こる可能性がある ④大腸内視鏡検査（肛門から内視鏡を挿入） ＊静脈麻酔を使用するかしないかは患者様が選択して 頂けます アドバイス 当院では 当院では患者様 では患者様のニーズにあった 患者様のニーズにあった方 のニーズにあった方 法で検査を 検査を受ける事 ける事が出来ます 出来ます ①経鼻胃内視鏡検査（鼻の穴から内視鏡を挿 入） メリット ①嘔吐反射がおきにくい（苦痛軽減） ②医師と会話をしながら検査を受けられる ③自分の胃の映像を見ながら検査を受けられる デメリット ①まれに鼻出血をおこす事があります ②鼻孔、鼻道が非常に狭く鼻から入らない方は不可 ③潰瘍などから出血している時は、止血処置出来ない ＊②、③の時は口からの内視鏡検査に切り替えさせて 頂きます アクセス 阪急川西能勢口駅 (阪急梅田より約23分) 下車北へ徒歩5分 病院向い側(第1、第2)駐車場あり ＊静脈麻酔を使用し胃内視鏡検査された場合、当院では安全に帰宅して 頂く為にリカバリールームにて看護師が全身状態を観察しサポートさせ て頂きます。 予約・検査方法・検査日について 当院消化器内科に受診して頂き、患者様にあった検査 方法・検査日をお選び下さい。 医療法人協和会 協立病院 Kyoritsu Hospital 〒666-0016 兵庫県川西市中央町16番5号 ℡072-758-1131(代表) URL http://www.kyowakai.com/
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