広報誌REAL Vol.10 - 一般社団法人 二科会写真部

二科会写真部広報誌
NIKAKAI ASSOCIATION OF PHOTOGRAPHERS
2007.11
Vol.10
発行/有限責任中間法人 二科会写真部
発行人/大竹 省二
編集/有限責任中間法人 二科会写真部広報委員会
〒106-0031東京都港区西麻布1-11-6メンテルス六本木1204
TEL03(3470)8033 FAX03(3470)8034
URL ht
tp://www.n
i
ka.orj
. p/
広々とした写真部展会場には多数の人々が来場した。
写真部展会場の入口には受付が設置され、美術団体の展覧会に
相応しい品格が備わった。入口の壁面には第1回展から第54
回展までの「二科賞」作品のパネルも展示。
第新
55 会
回場
展の
を国
ス立
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ア館
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プ
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開
催
国
立
新
美
術
館
第92回二科展・第55回二科会写真部展
壁面いっぱいの4段掛け展示で不評だ
は9月5日
(水)
から17日
(月)
の会期(9月
った昨年までの展示に比べると、会場全
11日休館)で、新会場の国立新美術館に
体がゆったりとした明るい雰囲気で作品
絵画・彫刻・デザイン・写真の4部門作
のクオリティー効果も増して、よりスケ
品を展示した。昨年までは東京都美術館
ールアップした展覧会になった。写真部
と上野の森美術館の2会場に展示してい
展の全作品を見終わるには、かなりの時
たが、今年からは東京・六本木の国立新
間を費やさなければならないが、来場者
美術館に会場を移し、同美術館の全館を
が1点1点じっくり鑑賞していたのが強く
使用して4部門の作品を一堂に展示する
印象に残った。休日には貸し切りバスを
総合美術展として開催した。
利用し、写真部の会員・会友が支部員を
展覧会初日の9月5日
(水)
には、美術館
1階入口で二科会4部の代表、織田廣喜二
科会理事長、細井良雄彫刻部常務理事、
れまでにない盛り上がりを見せた。
入場者へのアンケートでも“会場が昨
今村招秀デザイン部代表、大竹省二写真
年より広くなって展示もゆったり余裕が
部理事長によるテープカットがおこなわ
あって見やすくなった”といった意見が
れ、二科展に新たな歴史が刻まれた。
多かった。来場者の傾向を見ると、圧倒
第55回写真部展は、応募総数15,915点
的に女性が多く約70パーセントを占め、
から選ばれた入選・入賞作品961点と会
年代では50歳代がもっとも多く、今回が
員・会友作品を合わせた1,325点を展示し
初来場という人が全体の約40パーセント
た。昨年より300点ほど多い展示になっ
にもなった。やはり六本木というブラン
たが、新会場になって展示スペースが全
ド人気と、話題性のある国立新美術館で
長611メートルと広くなったために、会
の開催、そしてアクセスのよさなどが相
員・会友作品と一般銀塩部門、一般デジ
まっての結果であるように思える。
タル部門の作品はパネルサイズを70セン
二科展の会期 12 日間の入場者数は
チ角に大きくし、全て2段掛けにしてア
106,721人で、1日平均約9,000人が入場し
イレベルで鑑賞できる展示にした。学生
たことになる。二科会4部門の会場のなか
部門だけは50センチ角パネルで3段掛け
でも、写真展会場の鑑賞者がもっとも多か
の展示になった。
ったように感じたのは決して身内のひいき
国立新美術館の第1回展を記念して、
二科会4部の代表によるテープカット。
引率して訪れた支部もいくつかあり、こ
目ではなく、いたって客観的な見解である
写真部創立会員4名の作品を特別展示し
はずである。今回から一般公募作品の展
た。また写真部展会場入り口には第1回
示数を大幅に増やしたことで作品内容も
からの歴代「二科賞」作品パネルを展示
充実し、それによって入場者数も増える
した。
といった相乗効果を得ることができた。
3
第55回二科会写真部展授賞式は
900名以上が参集して盛大に開催
はじめに理事長・大竹省二創立会員が
挨拶(別掲)
。つづいてご列席いただい
た来賓52名の紹介があり、来賓を代表し
て富士フイルムイメージング
(株)石原
慎治氏、
『アサヒカメラ』奥田明久編集
長、写真ジャーナリストの岡井耀毅氏、
そして(社)
二科会彫刻部会員・監事の
吉野毅氏からそれぞれご祝辞(別掲)を
いただいた。
公募部門および
会員・会友の表彰
いよいよ公募部門入賞者の表彰が始ま
り、
“これより第55回二科会写真部展各
賞の表彰に移らせていただきます。はじ
2007 年の第 55 回二科会写真部展は、
「第55回展は渾身の力
をこめた作品を展示」
今日は台風に見舞われまして、授賞式
めに第55回展「二科賞」
「全国知事会賞」
が開けないのではと心配しました。この
の表彰です。第55回展二科賞「化粧鏡」
授賞式は年に一度の大事な行事ですか
宮内勝廣さん(千葉県)、どうぞステー
ら、どんなことがあっても皆さんきっと
ジまでお進みください”のアナウンスで
お見えになると思ってはおりましたが、
受賞者の宮内さんが壇上まで進み、大竹
なんと900名以上の方々がこの会場にご
理事長より賞状と賞金が授与された。つ
参集いただきました。二科会写真部もま
づいて「全国知事会賞」の北脇英雄さん
だまだ見捨てたものじゃない、と大変う
に賞状と賞品が授与され、その栄誉を讃
れしく思っております。本日ご出席いた
えた。
だきました皆さんには心より感謝申し上
一般銀塩部門では「ペンタックス賞」
「二科賞」受賞の宮内勝廣さん
■大竹省二理事長挨拶
げます。
■来賓ご祝辞
「新しい写真表現の
追究に期待」
富士フイルムイメージング株式会社
石原 慎治 様
本日は第55回二科会写真部展おめでと
うございます。また受賞者の皆様、本当
神田義桂さんほか「協賛会社賞」22名と
二科会写真部展は毎年、この9月に開
におめでとうございます。本年から六本
同部門「奨励賞」の13名を表彰。一般デ
催してきました。昨年までの展覧会場は
木の新しい国立新美術館に会場が移され
ジタル部門は「キヤノン賞」大野三郎さ
上野の東京都美術館と上野の森美術館で
ました。大竹先生は日頃、二科会写真部
んほか「協賛会社賞」10名と同部門「奨
したが、今年から新たにオープンした国
の重要な使命として常に新しい表現、新
励賞」5名が表彰された。つづいて学生
立新美術館に移りました。新会場での第
しい挑戦で日本の写真界をリードする、
部門「学生二科賞」の志村祥隆さんに賞
1回展になります。すでに展覧会場に行
このようにおっしゃっております。まさ
状と賞金が授与され、同部門「協賛会社
かれた方もいらっしゃると思いますが、
にそれに相応しい新しい舞台だと感じま
賞」10名が表彰された。そして各部門の
明るく広く素晴らしい会場で、ゆったり
した。
ら 7 日にかけて関東地方を直撃した。
台風9 号は6 日の夜中に関東を通過し
入選者代表1名が表彰された。一般銀塩
とした作品展示になっております。作品
六本木といえば私ども富士フイルムも
9 月 5 日(水)から 17 日(月)の会期で国
このため 6 日から首都圏への航空便や
て 7 日の朝には徐々に天気も回復し、
部門入選者773名を代表して平野史子さ
1点1点を十分に堪能していただけるもの
今年、国立新美術館すぐそばの東京ミッ
立新美術館にて開催した。二科展はこ
新幹線が運休するなど交通機関に大き
台風一過の授賞式となった。午後 1 時
ん、一般デジタル部門入選者103名を代
と思います。
ドタウンに本社を移転しました。また皆
れまで毎年 9 月 1 日からの開催だった
な影響が出て、はたして予定どおり授
過ぎには全国からの入賞・入選者が会
表して松尾博知さん、学生部門入選者22
二科展は1年に1回ですから、会員・
様から50年間ご愛顧いただきました銀座
が、今年から会場が国立新美術館に移
賞式が開催できるかも危ぶまれる状況
場の東京プリンスホテルに続々と参
名を代表して姜賢秀さんに賞状が授与さ
会友、一般公募作品、学生諸君の渾身の
の富士フォトサロンも、東京ミッドタウ
って会期が変わったため、毎年9 月1 日
だった。実際、出席を予定していて残
集、2 時近くなると授賞式会場の席は
れ、第55回展公募部門の入賞・入選者の
力をこめた作品が展示されています。今
ンの本社ビルに移させていただきまし
だった二科会写真部展授賞式および懇
念ながら上京が叶わなかった方もい
ほぼ満杯となり、やや緊張感の漂う雰
表彰は全て終了した。
日の授賞式は、その努力に報いるための
た。六本木はまた新しい写真文化の発信
親会も、今年は9 月7 日(金)の開催とな
て、恨み辛みの台風来襲ではあった。
囲気のなかで開会を待った。
った。
8 月末に太平洋上に発生した台風9 号
が北上していて日本上陸が懸念されて
いたが、その予測が的中して9 月6 日か
台風一過の授賞式に
900名以上が参集
大事なおめでたい式典として開催させて
拠点になるものと思っています。新しい
いただきました。入賞・入選の皆さんは、
富士フイルムフォトサロンもぜひご覧い
開催していた2007 年度「(中)二科会写
角尾栄治、市川喜久雄の4会員に各賞が
本日ここに出席できたことを本当に自慢
ただければと思います。
真部定時会員会友総会」の時間が延び
大竹理事長より授与された。また「会員
に思っていただきたい。こうして皆さん
デジタルカメラの普及で写真の表現の
て 2 時までかかったため、授賞式は予
努力賞」は5名、
「会友努力賞」は8名が
のお顔を拝見できたことは大変喜ばしい
幅、表現方法が様々に変わってきている
定より 30 分遅れの 2 時 30 分に始まっ
受賞した。
かぎりです。
と思います。そうした中で二科会写真部
た。
今日は想い出に残る授賞式になること
に期待されているのは、やはりデジタル
を願っております。大いに楽しんでいた
を含めた新しい写真表現の追究であると
の入賞・入選者と同伴者、そして来賓
33名に大竹理事長より認定書が渡され
だけたらと思います。
思います。
の方々、会員・会友が出席。台風とい
た。時間の関係で、予定していた全国47
うアクシデントに見舞われたにもかか
都道府県支部長の紹介は割愛したが、第
銀塩写真のプリントで銀塩写真の魅力を
わらず、なんと過去最多の総勢 900 名
55回展の授賞式は滞りなく終了した。
再発見できたという文章もあり、私ども
以上の出席を得て広い会場も満席状
4
「学生二科賞」受賞の志村祥隆さん
以上で各賞の表彰は終わり、つづいて
今年の「会員推挙」18 名、「会友推挙」
授賞式には一般部門および学生部門
「全国知事会賞」受賞の北脇英雄さん
引きつづき会員・会友の表彰に移り、
まず「創立会員賞」の中山陽、須賀一、
授賞式の当日、午後 12 時 40 分から
態、盛大な授賞式となった。
授賞式の後、各部門別に入賞者の記念
撮影がおこなわれた。
今回ご案内いただいた案内状の中に、
大変うれしく思っているのですが、やは
り写真の原点である銀塩写真の維持、普
5
及、発展ということは継続して期待され
ていると思います。
富士フイルムはデジタルの新しい商品
のご提案をさせていただくと同時に、フ
ィルム生産も継続しておこないます。今
「新たな歴史を刻む
気迫を持って」
写真ジャーナリスト
岡井 耀毅 様
し続けていただきたい。こういう写真で
■懇親会レポート
やるんだという一つの迫力というか気概
懇親会の盛況ぶりに
気分も高揚
を示していただくと、より面白くなるの
ではと思います。二科会写真部としても
いろいろな工夫をされたり、決意を新た
後もフィルム生産は止めません。両面か
にされていると思いますが、さらなるご
ら写真界発展のお手伝いをさせていただ
発展を心から祈念します。
真文化を守り育ててゆきたいと思いま
「公募展は真剣勝負の場」
す。このことは富士フイルムとして皆様
社団法人二科会 彫刻部会員
にお約束させていただきます。
アサヒカメラ編集長
奥田 明久 様
授賞式会場の東京プリンスホテル・プ
ロビデンスホールから鳳凰の間に会場を
きます。二科会写真部ともども日本の写
「途方もない二科の
エネルギーを実感」
会員・会友の受賞者
吉野 毅 様
移して、午後4時15分から第55回二科会
写真部懇親会を開催した。今年の懇親会
社団法人二科会 織田廣喜理事長
には(社)
二科会の織田廣喜理事長、石
附進絵画部常務理事、吉野毅彫刻部監事、
生方純一事務長にご出席いただいた。
第55回というのは大変な回数だと私は
思っております。私は昭和51年に『アサ
はじめに川本貢功会員の開会挨拶につ
ヒカメラ』の編集長を辞めてからは、こ
づいて、織田廣喜理事長から「今回はじ
の授賞式に殆ど出席させていただいてい
めて写真部の授賞式懇親会に出席させて
ると思います。そうしますと今年で32回
いただきました。昔は絵画部も写真部も
目になると思います。その間、写真もず
一緒に上野精養軒で授賞式をおこなって
いぶん変遷を繰り返しましたし、二科会
おりました。現在も絵画・彫刻・デザイ
ペンタックスファミリー 田中茂樹事務局長
写真部も成長なさいました。二科会写真
本日は大変おめでとうございます。私
ン・写真が二科会のなかで交流を深めて
想像を超えた賑わいを見せ、いっそう参
部のエネルギーは、本日のような台風に
が展覧会会場を東京都美術館から国立新
います。今年は国立新美術館の広い会場
加者の気分も高揚して熱気に満ち、会場
もかかわらず全国から皆さんが馳せ参じ
美術館に移すための移転実行委員長をや
で盛大な展覧会を開催でき、誠に喜ばし
内では会話の声も聞き取れないほどの喧
る、その情熱にあるのだと実感しました。
っていたという経緯から、本日ここにご
いかぎりです」とご挨拶をいただいた。
噪に包まれた。
本当に素晴らしいことです。諏訪から5
招待していただいたものと解釈していま
ペンタックスファミリーの田中茂樹事
二科会写真部展に参加している人々の
先ほど会場の人数をざっと数えました
時間かけて来ましたとか、6時間かかり
す。数十年ぶりに二科会4部の合同会議
務局長にご挨拶と乾杯のご発声をお願い
写真へのエネルギーがいかに大きなもの
ら、今日は千人近くがここにお集まりに
ましたとかいう話を聞いてビックリしま
が開かれました。その中で展示面積、負
し、元気よく「皆様のますますのご健勝
であるかを誇示するような盛況ぶりであ
なっていらっしゃる。二科会写真部の途
したが、皆さんにとって二科展が掛け替
担金その他かなり厳しい議論があって、
ご発展を祈念して乾杯したいと思いま
った。昨今、二科会写真部の高齢化が言
方もないエネルギーを実感しました。日
えのないものであることを改めて強く感
9月5日に展覧会初日を迎えることができ
す。カンパイ」の声が響くと、会場は授
われていて将来を不安視する向きもある
本の写真界でこれほどの規模の授賞式は
じました。
ました。角尾事務局長をはじめ写真部の
賞式の緊張から解き放されて一気に盛り
が、こうした活気に満ちた光景を見ると、
皆さんは真摯にこの議論に参加していた
上りを見せた。例年、二科会写真部の懇
そうした懸念も危惧も払拭され、写真へ
だきました。
親会は盛況であるが、特に今回のように
の情熱が少しも衰えていないことを強く
900人以上が一堂に会したパーティーは
アピールする懇親会となった。
そうありません。とにかく台風一過の晴
第55回展を記念するかの如く、新しい
れやかな授賞式、大変おめでとうござい
国立新美術館で今までと違う素晴らしい
ます。
展覧会が始まっております。本日、展覧
私も東京都美術館、上野の森美術館の
私は1年半前に『アサヒカメラ』の編
会を拝見してきましたが、見て回るのに
展示をずっと見てきて、スペース的にか
ステージ上では恒例の各支部ごとの記
集長になりました。そしてその半年後に
1時間以上かかりました。昨年まで壁面
なり厳しい展示であるという認識はあり
念撮影が盛んに行われるなど、会場は和
『アサヒカメラ』が80周年を迎えるとい
いっぱいに数段掛けの展示で、何か雑多
ましたので、今回、写真部の展示を見ま
気藹々とした明るく楽しい雰囲気で終始
うことになりました。それで過去の雑誌
な感じで作品のよさがなかなか詳細に頭
して大変喜ばしく思いました。まだまだ
した。
を紐解くと、とにかく常に時代の最先端
に入ってこなかったのですが、あの広が
議論の余地はあると思いますが、二科会
宴たけなわの午後5時50分ごろ中締め
を走って来たわけです。ところが近年、
りの中で、あのサイズで見せていただく
4部が協力して新しい二科展を作ってい
となったが、別れを惜しむように会場の
急激に写真のデジタル化が進行し、余儀
と非常に分かりやすい。大変興味深く拝
かなければと思っております。
賑わいはしばらくつづいていた。また来
なくカメラ雑誌も銀塩からデジタルへの
見しました。
二科会写真部の展覧会におけるエネル
フィルムファンもまだまだ多く、雑誌づ
ギーは、ある意味で群を圧し、群を抜く
います。写真部さんと授賞式が一緒で、
来賓の方々と談笑する大竹理事長(右手前)
くりもなかなかむずかしい時代を迎えて
気迫があります。ある部分はマンネリの
彫刻部の賞は賞状1枚だったのに比べ、
懇親会場のステージでは各支部の記念撮影が次々におこなわれた。
います。
印象もありますが、面白い写真が多々あ
写真部さんは賞状と豪華な賞品が付いて
りました。そういう点では相当なものだ
いて、羨望の眼差しで見ていた記憶がご
なと思います。
ざいます。そういう写真部さんの授賞式
部会員・会友の方もいらっしゃいますの
初入選された方々は、この感激を噛み
からも雑誌を続けてゆくことに力を注ぎ
しめながら新しい写真をどんどんお撮り
たいと思っております。特に大竹先生に
になられることを希望します。いっぽう
これは私の考えですが、1年間の努力
は、長寿の連載でお世話になっておりま
無審査の会員・会友の方は、どうしても
の成果を披露する真剣勝負の場が公募展
す。二科会写真部の皆さんとともに日本
その情熱が少し停滞気味になるような感
の会場であると解釈しております。また
の写真文化を未来永劫守り続けてゆくと
じがいたしますので、第55回という素晴
来年、皆さんと同じ展示空間で会えるこ
いう強い意志を持ちまして、今日お集ま
らしい歴史に、さらに新たな歴史を刻む
とを楽しみにしております。
りの皆様へのお祝いの言葉とさせていた
ほどの気迫を持って臨まれることを期待
だきます。
します。常に新しいテーマと表現に挑戦
6
福 岡
東 京
東 京
愛 知
●会員努力賞
「夕陽の塔」
「飛び立つ」
「白い坂」
「朱い実」
「風韻」
臼井 薫
中北 満雄
薩川 高宏
渋谷吉之進
田邉 幸雄
愛 知
香 川
静 岡
東 京
栃 木
●会友努力賞
「晴れた日」
松下 裕美
「秘められた記憶」 吹野 晃
「母子」
伊藤 滋
「残照の丘」
宗岡 泰昭
「慈愛」
工 俊治
「女瞳私(ブルーホワイト)」 福田 幸子
「ピンク・レディー」 会津 正治
「母子」
本寺 一弘
宮 崎
京 都
愛 知
広 島
石 川
神奈川
長 野
鹿児島
●会員推挙
岩崎 充男
常藤美代子
向井 俊久
石川 照雄
龍 曠光
中原田鶴子
檀上 善一
前田 孝憲
鉄田 武範
群 馬
鳥 取
富 山
大 阪
長 崎
和歌山
福 岡
栃 木
広 島
早渕 英子
松下 裕美
佐藤ちえ子
吹野 晃
寺村 千秋
本田 洋子
斉藤 憲司
堀田 俊秀
工 俊治
宮 崎
宮 崎
山 梨
京 都
滋 賀
千 葉
北海道
山 口
石 川
●会友推挙
門間 至知
塚本 東明
矢尾板信孝
笹川 義信
内藤 建
中桐 敬二
野村 芳江
矢島富佐恵
下間 長平
新井 啓子
角田 行生
古谷野より子
堀内 三男
神田 義桂
鈴木 邦明
鈴木 義二
戸谷 英利
秋 田
山 形
山 形
宮 城
東 京
東 京
東 京
東 京
千 葉
埼 玉
群 馬
栃 木
山 梨
静 岡
静 岡
静 岡
長 野
大見 信
清原のりお
後藤 征二
河瀬 貴明
戸田 英義
朝倉 隆文
小野田章和
藤原
水谷 季子
中藤 章雅
和久田時子
豊田 慶尚
澄田 一郎
安成 恒昭
宇都宮幸種
みうら悦子
愛 知
愛 知
愛 知
岐 阜
三 重
富 山
和歌山
大 阪
大 阪
岡 山
岡 山
広 島
山 口
山 口
愛 媛
宮 崎
合って、名残惜しく帰路についた。
が二科展に初出品したのは1969年だと思
で、いろいろご意見を伺いながら、これ
中山 陽
須賀 一
角尾 栄治
市川喜久雄
年、この授賞式での再会をそれぞれ誓い
私個人のことでお話しをしますと、私
シフトを要求されているのですが、ただ
『アサヒカメラ』の読者に二科会写真
●創立会員賞(会員対象)
林忠彦賞
「噴煙」
秋山庄太郎賞
「遭遇」
早田雄二賞
「庭先」
大竹省二賞
「変貌」
にご招待いただいて大変うれしく思って
おります。
創立会員賞の賞品(革製クロック・トレイセット)
会員・会友の努力賞賞品
(ルーペ付き懐中時計)
7
審査員:中山陽、高橋扶臣男、川本貢功、
高間新治、沖守弘、小山保、西岡伸太、
朝日正、徳永善彦、蜂須賀秀紀、駒形隆
はじめ「協賛会社賞」などの入賞作品を
五十嵐敏紀、青山昌弘、横山芳明、花田
決める二次審査は、6月6日(水)午前10
英彦、照井四郎、流石匠、下牧穂積、六
時から国立新美術館の審査室にて大竹省
角宥子の会員23名
二創立会員および写真部会員44名が参加
進行:角尾栄治事務局長、天内紀元事務
しておこなった。
「一般デジタル部門」
「学生部門」一次審査
二次審査は展示用に大伸ばしてパネル
張りした作品で審査する。審査方法は一
審査委員長:大竹省二創立会員
タル部門の入選内定118点、学生部門の
審査員:工藤勝彦、立原日出男、五十嵐
入選内定33点をそれぞれ被写体ジャンル
敏紀、横山芳明、櫻井孝一、六角宥子、
4月15日午前10時から一般デジタル部
別に分類して入賞候補と入選確定に選
岡田淳、片岡順一、高橋扶臣男、大橋治
門の一次審査を開始。審査方法は一般銀
別。さらに入賞候補に残った作品を入賞
三、朝日正、田邉幸雄、大山荘一、飯島
塩部門と同様で、応募1,902点からまず1
確定、入賞候補、入選確定の3クラスに
志津夫、川口芳郎、畠山俊彦、丹羽正仁、
名1点で350点程度に絞った。
選び分けし、まず入賞確定になった作品
小池亨、長島幹生、高橋正行、土田貴夫、
から「二科賞」
「全国知事会賞」
「協賛会
米田利昭、木村晃造、西岡伸太、三澤和
社賞」
「奨励賞」の各賞を選定する。
子、川本武司、照井四郎、山本博之、岩
ジャンル分けし、ジャンル別の審査を開
始、入選内定作品を選んでゆく。2時30
審査台に並べられたパネルを端から順
下直行、川本貢功、花田英彦、赤塚弘光、
分ごろにデジタル部門の入選内定作品
に1点ずつ評価してクラス分けするが、
徳永善彦、宮原博美、中北満雄、荒井賢
118点が決定した。
審査員の評価が異なる場合は挙手による
治、入交貞悦、川本征紀、川畑雅弘、井
多数決で決める。
上俊正、宮崎圭介、中谷次郎、田崎力、
休息を挟んで2時45分から学生部門の
一次審査を始め、荒選りから徐々に絞り
入賞作品が絞られるほどに審査員の熱
込んでゆき、4時25分ごろ学生部門の入
気のこもった視線が作品に集中し、意見
進行:角尾栄治事務局長、天内紀元事務
選内定作品33点が決まった。
も活発になって挙手による決定が多くな
局長補佐
「一般デジタル部門」
「学生部門」
一次審査の審査員
第55回展一次審査始まる
倒的に多いが、銀塩作品は毎年減少傾向
名分の応募作品が順次並べられ、その中
にあり前年比で166名・105点の減少で
から入選候補となる作品1点を選んでゆ
第55回展の公募作品の一次審査は4月
あった。いっぽう部門を新設してから毎
く。候補作品がない場合は、ここで落選と
審査委員長:大竹省二創立会員
しながら優秀作品を絞り込んでゆき、最
初に「二科賞」が審査員の総意によって
決定した。ついで「全国知事会賞」が決
13日
(金)
から始まり、15日
(日)
までの3
年応募数が増加しているのが一般デジタ
なる。入選は1名1点に限られており、今
審査員:中山陽、高橋扶臣男、津嶋久仁
ル部門で、今年も前年比で33名・346点
年は応募数2,603名・12,669点から最終
香、山本博之、佐々木隆二、須賀一、川
門」
「学生部門」に分けてそれぞれおこ
増の応募があった。
的に入選予定数まで絞られることになる。
本征紀、嘉納義治、齋場ひさとし、八柳
一般銀塩部門の後、一般デジタル部門
一日目の審査は午後7時で終了し、一般銀
吉彦、織戸千尋、今井寿雄、森秀輔、近
と学生部門も同様に審査をおこない、午
塩部門の一次審査は翌日に引き継がれた。
藤誠宏、吉本睦子、徳永美奈子、村上則
前10時から始まった二次審査も午後4時
子、岡部さち子、若林繁の会員20名
を回ったところでようやく最終審査が終
了し、第55回展の各賞が決定した。
2007年度の応募状況は、応募者総数
3,365名で応募作品点数15,915点であっ
「一般銀塩部門」一次審査
4 月14日も午前 10 時から審査を開始。
た。ちなみに前年度に比べて、応募者数
一般銀塩部門の一次審査は、4月13日と
銀塩部門の前日のつづきをおこなった。つ
進行:角尾栄治事務局長、天内紀元事務
については201名の減少になったが、作
14日の2日間に渡って国立新美術館の地下
づいて銀塩とデジタル混合の応募作品を
局長補佐
品点数は105点増加して過去最高の応募
にある審査室でおこなった。審査委員長
審査した。
総数となった。
の大竹省二創立会員をはじめ全国から参
一般銀塩部門の応募は 2,603 名・
12,669点と応募数全体から見るとまだ圧
加した会員23名が審査に当たった。
審査は定刻の午前10時にスタート。は
をおこない、ジャンル分けが終わったとこ
ろで同じジャンルの作品を一挙に並べて
査に当たっての心構えなどについて話が
再審査に入った。ジャンル別の中から優
あった。つづいて進行の角尾栄治事務局
れた作品を選び出し、この段階で選ばれ
長が審査方法について説明。
た作品が事実上の入選内定となるので、
号順に1名ずつ応募作品を審査して、入選
審査員席はいっそう熱を帯びて活発な意
見が飛び交う。
候補の作品がある場合は1点を残す。さら
こうして2日間に渡って行った一般銀塩
に入選候補に残った作品を被写体別28ジ
部門の一次審査は、5時25分ごろに最終
ャンルに分け、ジャンル別に審査して入選
審査が終了し、第55回展一般銀塩部門の
と入選候補の作品を選ぶ方法でおこなう。
入選内定作品810点がようやく決定した。
審査室は階段状のベンチ席になってい
て審査員が着席、その対面に応募作品を
8
選候補作品をジャンル別に選別する作業
じめに大竹審査委員長が挨拶、今年の審
審査方法は例年どおりで、まず受付番
審査方法について説明する角尾事務局長
次に全応募作品から荒選りで残った入
並べる審査台を設置した。まず審査台に1
「一般銀塩部門」一次審査の審査員
審査委員長:大竹省二創立会員
中山陽の会員44名
った。何回も繰り返し作品を並べて審査
日間「一般銀塩部門」
「一般デジタル部
なった。
二次審査の審査員
般銀塩部門の入選内定810点、一般デジ
入選候補に残った全作品を被写体別に
応募総数15,915点から
入選・入賞作品961点が決まる
第55回二科会写真部展の「二科賞」を
夫、塚田富士夫、岩下直行、西村建子、
局長補佐
「第55回展」公募作品審査レポート
第55回展二次審査
まった。その後は「協賛会社賞」および
「奨励賞」が順次選ばれた。
この審査後、引き続き「第55回展」入
賞作品の講評会を同会場でおこなった。
審査室隣りの作品整理室で、ジャンル別にコンテナに乗せ
られ、二次審査を待つ作品パネル
ジャンル(参考)
A 一般銀塩部門
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
日本風景
日本山岳
富士山
花木・植物
花
動物
犬
猫
猿
鳥
昆虫
魚・水中・水族館
国内スナップ
国内祭り・行事
15 海外風景
16 海外動物
17 海外スナップ
18 海外祭り・カーニバル
19 アフリカ
20 インド・ネパール
21 ポートレート
22 ヌード
23 スポーツ
24 構成パターン
25 造形的風景
26 花火
27 オーロラ
28 その他
B 一般デジタル部門
1
2
3
4
5
6
7
8
風景
動物
鳥
スナップ
ポートレート
ヌード
スポーツ
構成パターン
9
10
11
12
13
14
15
ファンタジー/動物
ファンタジー/人物・スナップ
ファンタジー/植物
ファンタジー/風景
ファンタジー/女・ヌード
ファンタジー/CG
ファンタジー/モノクロ・カラー混在
9
第55 回展 一般部門・学生部門入賞者
二科賞
「化粧鏡」
宮内 勝廣
千 葉
二科賞は一般銀塩部門および一般デジタル部門の入選作品から選出
全国知事会賞
「視線」
北脇 英雄
福 岡
全国知事会賞は一般銀塩部門および一般デジタル部門の入選作品から選出
学生二科賞
「カメラマン」志村 祥隆
群 馬
学生二科賞は学生部門の入選作品から選出
A 一般銀塩部門
二科賞 「化粧鏡」宮内勝廣(千葉)
全国知事会賞 「視線」北脇英雄(福岡)
■協賛会社賞
ペンタックス賞
「ママとお話し」
田崎真珠賞
「いたずら犬」
マミヤ賞
「アフタヌーン」
FUJIFILM 賞
「凝視」
ラボネットワーク賞 「ポーズ」
ケイジェイイメージング賞「高速道路工事風景」
コダック賞
「葉姿」
シグマ賞
「富士に翔ぶ」
タムロン賞
「記念撮影」
LPL 賞
「哀愁」
ケンコー賞
「ひととき」
エイエムエス賞
「いつの日か」
オリエンタル賞
「ファミリー」
写真弘社賞
「海辺の母子」
日本発色賞
「ガンジス通り」
フェニックス賞
「花すだれ」
クリエイト賞
「月光」
フレームマン賞
「叫び」
堀内カラー賞
「軒下」
日本フォトコンテスト賞 「怒濤」
アサヒカメラ賞
「再生を待つ」
日本カメラ賞
「晩秋」
■奨励賞
「狙い」 吉澤 秀行
「光のライン」青木 和恵
「冬の日」 川島あつ子
「うねりの雪原」成塚 竹男
「寸刻」 飯沼 暉子
「赤い扉」 奥田 栄子
「学僧」 柴田 匡繁
北海道
山 形
神奈川
群 馬
長 野
愛 知
三 重
神田 義桂
松島眞知子
石川 羊男
中島 秀雄
利長 満夫
松永 忠郎
秋山 義夫
渡会 幸雄
吉塚 雄二
虫上 智
金子 勲夫
入江 弘
小野田章和
川端 利夫
山口 峰子
長岡 裕子
大須賀和夫
山脇 明
上島 勝幸
成瀬 英雄
門田 実
下河原美代子
静 岡
静 岡
兵 庫
長 崎
山 口
静 岡
山 梨
愛 知
福 岡
岡 山
千 葉
岡 山
和歌山
静 岡
愛 知
長 崎
山 梨
愛 媛
長 野
愛 知
広 島
広 島
「秋彩」 戸田 英義
「薄化粧」 高倉百合子
「川霧に舞う」 網永 保人
「引っ張る」 井生よし江
「赤トンボ」久田 重一
「ビーチ」 二又ふき子
三 重
広 島
山 口
山 口
長 崎
福 岡
B 一般デジタル部門
■協賛会社賞
キヤノン賞
オリンパスイメージング賞
ニコン賞
写真弘社賞
FUJIFILM 賞
ラボネットワーク賞
エプソン賞
日本フォトコンテスト賞
アサヒカメラ賞
日本カメラ賞
「いのち」
大野 三郎
「たわむれ」
有川 昌子
「ホリデー」
森山 徹
「華の園」
中桐 敬二
「ドライ・アレンジ」 東 正子
「孤独な時間」
兵頭 英雄
「波濤」
南 一敏
「ひと休み」
岩崎 和生
「キュートなセリーナ」 武田 操
「ワンルームマンション」岩谷 眞
静 岡
東 京
島 根
東 京
石 川
兵 庫
広 島
三 重
静 岡
岩 手
■奨励賞
山 形
「魅せられて」長沢 之江 千 葉
「遊ぶ」 赤塚 利夫 三 重
「オーロラ ダンス」大道寺市三郎
「夏の絵の中へ」 嶋岡 恭司 三 重
「国旗掲揚」大坪 享介 高 知
C 学生部門
■協賛会社賞
フォトピア アーツ賞
よしみカメラ賞
セコニック賞
日本発色賞
FUJIFILM 賞
フレームマン賞
ラボネットワーク賞
日本フォトコンテスト賞
アサヒカメラ賞
日本カメラ賞
「嫉妬の街」
前田 浩彰
「紫陽花の咲く頃に…」 鈴木 信慶
「突風」
新谷みゆき
「緑の宇宙」
樋口志津香
「全力を出しきった」 玉井 里美
「蝋光」
我如古清太
「青春の影」
塩野 康裕
「悲鳴」
大谷 遥
「輪になって」
朝日 美里
「ブレス トレーニング」 阿部はるか
滋 賀
群 馬
鳥 取
東 京
兵 庫
福 岡
福 岡
北海道
北海道
埼 玉
一般デジタル部門 入賞者
キヤノン賞(一般デジタル部門)
「いのち」大野三郎(静岡)
一般銀塩部門 入賞者
学生部門 入賞者
学生二科賞 「カメラマン」志村祥隆(群馬)
10
11
第55 回展 入選者
一般銀塩部門 入選者
■北海道
相澤 良一
石崎佳代子
大橋 英児
小林 正輔
斉藤 年子
立木 満
辻 義照
本村 正志
吉江 和幸
吉澤 秀行
■青森県
松島 久三
三浦 敏雄
■岩手県
眞舘 弘治
■秋田県
秋山 等
安彦 融
五十嵐邦彦
磯崎 正則
伊藤 幸子
戎屋 スヱ
上遠野栄之助
菊地喜二郎
小林 義男
佐藤 穎
塩谷 甲三
柴田 ミツ
菅原 一郎
杉本 昭一
杉山セツ子
田中 孝視
田村 勝康
武藤 和子
本川鐵太郎
門間 栄子
門間 至知
与斉 俊雄
吉岡 幸作
若松 清吉
■山形県
青木 和恵
安達 幹郎
阿部 武司
石澤 昭雄
猪俣 きぬ
小笠原 弘
黒田 忠美
斎藤幾太郎
酒匂 純孝
鈴木紀美子
塚本 東明
布川 貞雄
矢尾板信孝
■宮城県
小野寺教郎
■福島県
上原 久子
氏家 泰子
12
清野 欣子
黒岡 隆
小寺 礼子
笹木 正好
佐藤 由弘
善方 寛治
芳賀 郁夫
宗形 繁雄
■新潟県
市村 徳和
植木 元
内山 義昭
小驂 直人
佐藤容一郎
関 敏雄
土肥 正浩
村井 正幸
渡辺 勝男
■東京都
安部 俊雄
石井 万弼
石井 欣子
今井田 子
上田 政幸
占部 俊和
江口 智子
鏑木康之郎
小柳 敬子
佐藤 博
鈴木 宇一
鈴木 亘
高橋 政幸
千島 定吉
野村 芳江
原 浩二
Michael Hitoshi
松島 寛
松波きよみ
三原 利夫
矢島富佐恵
■神奈川県
池田 邦彦
市川 正
小澤 幸
小野 望
川島あつ子
河村 秀子
古塩 政由
三枝 昌弘
澤田 芳夫
高木太三郎
高橋 康資
原田 健兒
原田みさ子
真野大次郎
■千葉県
青山 勇
秋元 宏
池野 伸一
岩本 綾
大越 幸子
片岡 正伸
加藤ひろ子
金子 勲夫
河村 歌子
河村 久司
櫻井 伸雄
塩塚 邦夫
下間 長平
鈴木 文雄
関本 好
初芝 白道
水口美恵子
宮内 勝廣
森 公夫
■埼玉県
相澤 有香
新井 啓子
新井 治雄
大塚 峯夫
大戸 俊郎
金子 博昭
金子 義光
木村 健二
栗原 武臣
後藤 忠彦
高杉 順
高萩 政明
高橋 徹也
高橋二三子
巽 寿一
出野 一雄
戸部 義彦
中川 正一
中嶋 久夫
中村不二男
長谷川政男
丸山 智弘
村野 隆治
■群馬県
青木 和夫
荒木 利純
入澤 靖夫
内海 寿朗
片貝 元一
剣持 信夫
鈴木 忠一
鈴木 勝
関 章寿
関 文彦
染谷 進一
高橋 哲郎
角田 茂平
角田 行生
寺嶋 徳治
成塚 竹男
野口 貞夫
萩原 章利
原澤 徹也
藤井 稔栄
藤間 信行
細川 潤一
増田 毅
松井 千明
宮崎 倉明
森田 裕夫
山本利三郎
■栃木県
茨城 祐二
大類 好二
古谷野より子
寺尾 和子
舞坂 康一
和地 武夫
■茨城県
井上 譲
小野 榮重
小野 惠子
加倉井満雄
金谷 登
黒田 一郎
小林智枝子
小堀 陽三
境田 洋子
椎名 敏之
清野 和之
田村 久
冨田 節男
富田 洋子
額賀喜美子
長谷川正一
原信田建一
村松 義一
■山梨県
秋山 義夫
浅川 博
泉川 正彰
一瀬 岩保
井出 吾朗
井上 和夫
大須賀和夫
三枝 幸子
藤原 静男
堀内 三男
■静岡県
芥川 宏子
石原宇之助
石間 進
内山 一彦
大角 勝
大畑 静夫
大道 和子
大村 基惠
川端 利夫
神田 義桂
斉藤 治忠
佐藤 丈広
杉山 準一
鈴木 邦明
鈴木美喜夫
鈴木 義二
高林 定雄
塚本 久雄
中村 勝利
益田 昇
松島眞知子
松永 忠郎
水谷 サコ
三輪 教夫
望月 邦子
山下 澄峯
山本 敦美
山本 寛
和田千津子
和田 鐵男
■長野県
飯塚 英春
飯沼 暉子
伊藤 武
上野 満夫
大久保昭三
小田 武美
上島 勝幸
小池 淑美
小松 昭
小松 貞一
小松 令子
さい いん
高野 章
塚田 正子
徳嵩 正美
戸谷 英利
中島 丈夫
永田 光弘
中村 厚夫
中村 慶三
西村 允男
林部 正彦
東山 敬一
前田 信
松山 忠雄
三澤 洋志
水野 晃宏
■愛知県
相川 修
青木 裕
浅井 千恵
阿部千恵子
石島 恵子
磯村 文男
伊藤 五夫
伊藤 吾郎
伊藤 繁雄
伊藤 誠
稲垣 勝幸
犬塚 勝正
庵原 孝文
今枝 正志
岩田 文男
上野千代子
大竹志紀乃
大見 信
岡本 武志
荻本 昇吾
奥田 栄子
奥村 俊雄
小野田守蔵
小幡 哲資
加藤 正義
鎌塚 豊
神谷 博
河原 信子
清原のりお
熊谷 俊
纐纈 明美
河野 春徳
高村 昌利
後藤 征二
小森 篤子
佐藤 弘志
下谷 正之
田口 隆彦
坪根 高子
鶴見 紀美
道家 晴規
中尾喜代令
中口 雅弐
成瀬 幸吉
成瀬 英雄
平岩 丈夫
平川 菊雄
廣瀬美笑子
藤井 精二
藤城 享
八月朔日勇
細野 智枝
水野雄一郎
溝口比紗子
宮田 典彦
村上 紘一
森川 量平
山口 峰子
山田 勝朗
山田 耕三
山本 恭治
横田 孝司
米山 善子
若城 章良
若杉 昭夫
渡会 幸雄
■岐阜県
秋松 一也
遠藤久美子
小澤 重忠
尾関千江子
河瀬 貴明
近藤 光子
早瀬 信一
■三重県
磯部 要
今井 与八
牛場 和美
内田 泰子
加藤 洋子
鎌田美津子
小堀 正一
柴田 匡繁
清水 和雄
清水 佑紀
鈴木 久
瀬古 和子
田中 勝利
戸田 英義
中野 敏生
野崎 利雄
野々美南子
萩原 清春
長谷 公秀
平野 雅子
古橋 清子
前田栄一郎
三上 正久
森下喜美子
山田 善和
渡辺 充正
■福井県
井上百合子
金岡 珍九
坂口 隆仁
佐藤 絹子
清水 義久
月田 千秋
松本 壽雄
■石川県
大橋 京子
大橋 吉郎
闍浜 八郎
中井 敏雄
西村 信
福井 節江
福岡 成之
法邑 一男
森田 紘一
吉川 潔
吉田 淑子
■富山県
朝倉 隆文
上田 正雄
沖 光雄
近藤 顕子
長田 達明
中村 環
山口 裕美
■京都府
秋吉 千尋
芦田 英次
石黒 忠夫
岡本健一郎
奥野 雅一
川畑 雅嗣
鬼界 榮次
坂本 信次
阪本 康栄
菅原 修二
畑 葉
林 豊
堀部 素弘
■滋賀県
北中 實
木村 正司
倉崎 庄市
白木 孝尚
鈴木きみ子
田中 宏子
中嶋 輝明
八田 一徳
山本 璋子
■兵庫県
朝倉 玲子
石川 羊男
伊藤須美子
入江 祥宏
植田 宗宏
尾崎 誠一
筧 清美
川島美智子
河本美繪子
清瀬 弘子
倉田 道広
島田 勝
染田 和清
多田 孝好
田村 靖子
津田 智昭
鶴海 澄子
徳平 尚彦
中川 淑子
硲 勝博
長谷川邦子
濱本 泰司
春上 幾子
半澤 良樹
広瀬 直子
藤原 昭
細井 儀一
吉田 慶子
吉行 陸
■奈良県
米田 均
竹田 洋驢
出合 章泰
延原 都
■和歌山県
大浦 美保
小野田章和
柿本 順子
龍田 経子
土屋 耕一
常田 茂
中 泰一郎
中原 登
成川 延之
西原 弘志
■大阪府
浅田 広信
伊賀美代子
猪井 憲二
川上恵美子
川村登久子
合田 稔
里井 伸作
須崎 義晴
高橋 英子
高橋 良彰
辻川 弘
長谷 茂男
福井 一成
福田 健次
藤原
松島美智子
水谷 季子
峯松 唯昭
村田 和巳
山本久右衛門
吉川 正之
吉永 明美
渡部 孝男
■鳥取県
阿部 禎男
■島根県
井上 健治
岡 幸美
小笠原富子
佐藤 明
竹本 晴男
野村 愛子
本田 崇博
■岡山県
入江 弘
大枝 晟子
大枝 舜二
岡崎 豊
加門 美昭
粂谷 幸子
黒瀬 邦彦
小林百合惠
小割 順理
鷹取 教示
中藤 章雅
能一 昇
服部規久子
藤原 増幸
三宅 浩一
三宅 守
宮本 邦男
虫上 智
吉田 郁郎
和久田時子
■広島県
縣 巌
秋田 陽康
石橋 多一
石橋美弥子
伊勢屋 昇
市川 卓郎
上野美都江
内田 信也
宇都宮雅江
大西 晴一
岡村 満雄
奥土 治郎
小田 義生
親本 俊弥
片岡 佳子
片岡 澄子
片山 昌子
加藤 麗子
門田 実
河中 文雄
河南紀久子
木原 愛子
木村 弓子
倉本 喜義
栗栖 照雄
栗田 茂則
輿水那智江
児玉 清司
児玉 辨二
小西由紀子
小松 徹
坂田 泰子
崎浴 豊秋
佐藤 秀士
佐藤 修司
佐藤 武文
佐藤 俊博
嶋村 尚子
下河原美代子
若年 幸子
若年 弘人
杉森 義人
住吉 久由
瀬尾 清
田尾 朝登
高倉百合子
高田 洋子
竹下 寛人
竹本 勝呂
田中 克章
田中 秀司
谷岡 隆
谷本 悦雄
檀上 優
対木 寿子
塚定 孝徳
筒井 節男
寺野 博文
寺本 洋子
豊田 慶尚
中島 勝義
中西 愛子
中山 清文
西 伸一郎
西井 弘子
錦織 宏
西谷 昭洋
新田 洋子
野木原和子
饌元 晃
早川 和郎
林 五六
原田 一男
原田 保子
平櫛 賀章
廣瀬 良治
吹抜 洋美
福藤 雅之
福原 章
堀田 薫美
堀 司郎
堀内 正雄
眞壁 芳夫
政田 周次
升木智香子
増田 洋二
松井 正信
松尾 健
松岡 秀明
松岡 正明
松村 敏子
目見田 悟
森田 浩志
山上千絵子
山上 正子
横山 裕明
吉川 昭子
好永 憲司
脇本 敏治
■山口県
網永 保人
板垣まり子
井生よし江
金井 道子
河済 文夫
清原 雪江
坂井 譲
貞弘 文明
塩田 光義
重村 正一
澄田 一郎
澄田 光枝
田村 博
辻井 千種
鶴長 文夫
利長 満夫
友森 久子
中村 茂男
中本 祥三
浜崎 猛
原田 祺子
檜野皮 毅
平原 洋子
藤井 寿雄
藤岡 清子
藤岡 智宏
藤本眞由美
前田 孝暁
宮原 洋子
宮本 訓治
山出 和子
依田 一司
■香川県
石塚喜代司
佐藤 雅彦
杉本 郷
安野 文子
■徳島県
一宮 康人
内田 澄子
梅本 貞範
榎本 悟
川西 明雄
郡 訓子
四宮 清文
下山 久男
竹谷 マリ
棚橋 仁志
富岡佳代子
播 博文
平野 史子
福井 邦博
宮前 稔
宮本 文男
森内 昭男
森住 啓
柳川 信子
山口 正明
米塚 稔
渡邊 信二
■高知県
安野 茂子
亀田満喜代
栗山 靖夫
小松 辰男
田内喜美子
津野久美子
東富 晋幸
横山 幸代
■愛媛県
相原 利雄
宇都宮幸種
岡田 怜一
沖野 利文
越智 幸男
片岡 省造
高岡 芳男
高木 昭
内藤 節子
中岡 邦高
藤澤 榮子
松葉 幸子
水沼 容子
山脇 明
■熊本県
石井 陽子
市原 哲夫
遠藤千代子
大野 誓志
草野 政盛
佐藤 吉晴
田中 寛
松井 寛
本山 禮子
山川 勇
山田 尉雄
吉岡 留吉
■佐賀県
新籾 健
井上 学
江頭 友枝
清水 耕史
竹下 勝大
■長崎県
池知 和恭
蒲池 緑
黒岩 誠
辻 一弘
土谷 文子
長岡 裕子
中島 秀雄
原口 恭二
久田 重一
福田 久
藤本 彰
山口 勲
山崎満喜子
吉島 和泉
和田 哲臣
■大分県
安東 孝喜
清池 正澄
副 俊子
竹田 幸子
松本 忠義
峯 克之
八坂 俊明
■宮崎県
甲斐 直志
みうら悦子
米良とも子
盛田 稔
渡邊 賢
■鹿児島県
永徳 敦
尾上 博信
坂本 久義
田口 隆
樋高 年昭
松尾 洋子
吉本 勝子
■福岡県
石井 紀匡
井上 進
岩崎 平市
上野 守治
植松 佳春
内田 正教
笈木今朝生
大島 勝
岡 基隆
奥田 賢治
奥田 洋子
尾崎 浩史
勝木いくよ
川波 義和
神田 昭司
神田 洋子
北脇 英雄
木下久美子
河野 重雄
古賀 房光
近藤 幸子
坂田 信也
篠崎 義規
園田 逸子
武田 新一
タナカノボル
田中 昇
田中 文夫
田村 章一
長 冨幸
中尾 督
長岡東治郎
長田 敦子
長田 英輔
長田 淑子
永富 治子
永友 義範
中村 順一
中村 信榮
中村 宏
野北 泰司
信末 英雄
野村 弘美
早野 正也
姫野 善久
平澤 一
廣田 俊憲
福島 喜正
藤野圭一郎
二又ふき子
前原 治美
増田 哲子
松下 定代
松本 博
松本 睦子
宮闢 郁子
椋本 和範
村上 淳
望田 利雄
本村 弘年
百闢 礼治
森 匡子
森 長太郎
森 廣子
山闢 秀明
山中 良子
吉田 斉美
吉塚 雄二
吉村 雪江
吉本 統治
渡辺 和幸
渡辺 喜代
渡辺 隆司
■沖縄県
小渡 静男
■外国
呉 順良
一般デジタル部門 入選者
■北海道
大井 琢磨
大鹿 静彦
藤原 輝也
■青森県
泉山 元
■岩手県
岩谷 眞
丹野友二郎
■秋田県
高橋 恒雄
柳町 秀博
■山形県
佐藤 稔
大道寺市三郎
■宮城県
小出 一郎
笹川 義信
庄子 勇夫
庄子 和徳
■福島県
渡辺キヨ子
■新潟県
佐々木壽英
■東京都
荒木 章而
有川 昌子
伊東 芳江
小笠原正忠
酒井 雅子
内藤 建
中桐 敬二
西尾 澄江
両角 章司
■神奈川県
宇津木紀臣
山口 光子
米山 悦朗
■千葉県
恩田いつ子
柴崎 都
長沢 之江
■埼玉県
浅見 京子
臼井 正一
熊田 繁夫
佐々木 久
福井 憲男
■栃木県
石井 卓
神山 隆之
■茨城県
阿部 善一
■静岡県
大野 三郎
武田 操
寺田桂三郎
深澤 譲
■長野県
奥山 義夫
■愛知県
市川 享
伊藤 久幸
栗林 誠
高村 哲之
松尾 明子
■三重県
赤塚 利夫
岩崎 和生
金谷 克造
嶋岡 恭司
西井 寛一
森本洋次郎
■福井県
石田 紀英
松永恵美子
■石川県
東 正子
北川 順士
中島 治人
長田 桂一
林 和子
■富山県
星野黒輝昭
山闢 行孝
■京都府
小林 達也
佐々木滋泰
澤見 久
竹内 正男
藤田 多朗
藤本惠一郎
森田麻知子
■滋賀県
西岡 千春
廣田 良二
松永 泰弘
吉村仙二郎
■兵庫県
阿部 浩一
岡本 正史
兵頭 英雄
森 ひろし
山本 隆彦
若槻 龍児
■奈良県
上田恵美子
大上 豊
大西善和一
■和歌山県
楠本 富浩
西川 隆雄
薮本 哲秀
■大阪府
青木 一雄
尾原 正洋
加藤 丈士
吉野 光男
■島根県
佐野 弘義
森山 徹
■岡山県
吉田 秀昭
■広島県
齋藤 泰造
薄田 英夫
檀田 俊行
西畑 哲雄
槙本 正美
三谷 豊
南 一敏
米澤 弘
■山口県
安成 恒昭
■香川県
佐竹 博之
藤本 隆司
松村 朝晴
■高知県
大坪 享介
河野 彰子
春田 序典
■愛媛県
野村 峰正
■長崎県
松尾 博知
■大分県
芦刈 博美
加藤 隆司
吉野 孝義
■福岡県
木下 良男
高橋 光男
渡辺 一樹
■沖縄県
添石 幸安
学生部門 入選者
■北海道
朝日 美里
大谷 遥
白戸あゆみ
山田 美香
■東京都
竹本 夢華
樋口志津香
Robert K Hirsch
■神奈川県
小坂 祐基
佐々木正平
■埼玉県
阿部はるか
渋谷聡一朗
鈴木 香織
■群馬県
志村 祥隆
鈴木 信慶
■滋賀県
前田 浩彰
■兵庫県
岩見 翼
阪倉 祥平
玉井 里美
内藤 翠
■大阪府
寺東 榮爾
野村梨花子
■鳥取県
新谷みゆき
高塚 梨那
田中 菜月
原田 浩晃
■広島県
桑田 真帆
鳥越麻紗子
吉岡 吾朗
■高知県
姜 賢秀
岡本 梓
■愛媛県
平野一之介
■福岡県
我如古清太
塩野 康裕
13
第56 回二科会写真部展の公募規約の
概要が決まりました。募集部門など公募要
項が前回と大きく変わっていますので、会
員・会友の方々は変更になった内容をよく理
解されて支部員の皆さんに指導いただけま
すようお願いします。変更された要点は下記
の通りです。
①銀塩作品とデジタル作品の部門を統合。
応募作品は各部とも銀塩作品とデジタル
作品の区別をなくし、どちらの写真でも自
由に応募できるようにしました。
②組写真部門を新設し、新たに3枚以内の
組写真が応募できるようになり、応募作品
のバリエーションが広がっております。
③学生部門は応募者・応募数の拡大を図
るため応募料を無料にしました。
以下、規約の内容を解説します。
■「第56回展」公募規約の概要
●募集部門
A 一般部門
[銀塩作品/デジタル作品共通]
B 組写真部門
[銀塩作品/デジタル作品共通]
C 学生部門
[銀塩作品/デジタル作品共通]
●応募資格
A 一般部門=一般18 歳以上
(プロ・アマは
問わない)
B 組写真部門=一般18 歳以上
(プロ・アマ
は問わない)
C 学生部門=高校生、大学生、各種学校
生、専門学校生に限る
(学生証のコピー添
付のこと)
●作品テーマ
自由
(A ∼C 各部門ともに未発表作品に限
る。二重応募、類似作品は失格とする)
●応募点数
A一般部門=応募点数は制限なし、ただし
単写真に限る
B組写真部門=1組3枚以内で、
応募組数
は制限しない
C 学生部門=応募点数は制限しない。単
写真に限る
●応募形態
A∼C各部門ともにプリント
(カラー・モノクロ)
に限る
●応募サイズ
四ツ切サイズ
(25.4cm 30.5cm)
∼A4サイ
ズ
(21.0cm 29.7cm)
14
●応募締切日
2008 年3月1日
(土)
∼3月7日
(金)
《当日消
印有効》
●応募料
A一般部門=1点2,000円
B組写真部門=1組
(3枚以内)
5,000円
C学生部門=無料
●審査員 (中)
二科会写真部会員
●発表
6月末に応募者全員に直接通知
9月上旬にはHP上で発表
●応募プリントの返却
A一般部門・B組写真部門は希望者のみに
返却
(有料)
。学生部門は返却しない
返却時期は7月下旬
(入賞者・入選者は10
月中旬)
●返却手数料
A一般部門・B組写真部門とも個人宛て送
付2,000円、
支部員に限り支部長宛て送付
1,500円
■入選作品のパネル形態と展示料金
●パネル形態
A一般部門=パネル700mm 700mm、
マ
ット穴長辺580mm、
短辺成り行き
B組写真部門=パネル1 枚
(タテ140mm
ヨコ500mm)
に写真2 枚∼3 枚をレ
イアウト
する。レイアウトは自由。4 辺にそれぞれ
50mm幅のマト
ッを残す
C学生部門=パネル500mm 500mm、
マ
ット穴長辺400mm、
短辺成り行き
●展示料
A一般部門=1名10,000円
B組写真部門=1名20,000円
C学生部門=1名5,000円
■応募要項の詳細解説
●A一般部門
①銀塩部門とデジタル部門を統合した部門
で、銀塩写真あるいはデジタル写真のど
ちらでも応募可としました。
②カメラもプリントも区別することなく
「A一般
部門」
として自由に応募できます。
●B組写真部門
①3枚以内の組写真と
します。写真のタテ・
ヨコ、カラー・モノクロは自由です。
②銀塩写真とデジタル写真の区別はなく、ど
29.7cm
21.0cm
30.5cm
25.4cm
2008
2008第56回
二科会写真部展
公募規約の概要が決定
ちらでも応募できます。
③1 人がA 一般部門とB 組写真部門の両
部門に同時応募することができます。
●C学生部門
①前回通り銀塩写真とデジタル写真が自由
に応募できます。
●応募資格について
①A一般部門とB 組写真部門は18歳以上
に限り、それ以外に制限はありません。
②二科会写真部の支部員、一般アマチュア
写真家あるいはプロ写真家の応募を歓
迎します。
③学生部門は、学生証のコピーを添付。専
門学校として認知されている英会話スク
ールや日本語学校生も応募できます。
●作品テーマと応募作品について
①「作品テーマ」
は各部門ともに、今までと
同様に自由です。
②他人の真似とか、今まで見たことがある
ような写真ではなく、新鮮味のある作品、
個性を生かした作品が多く応募されるこ
とを期待します。
●応募点数について
①A一般部門
従来同様に単写真に限り、応募点数の
制限はありません
②B組写真部門
1 組写真は2 枚から3枚組に限り、
1 人が
何組でも応募できます。
③C学生部門
従来同様に単写真に限り、応募点数の
制限はありません。
●応募形態について
①各部門ともにプリントに限り、電子メディア
(CD/MOなど)
では応募できません。
②各部門ともにカラー写真およびモノクロ写
真のいずれでも応募できます。
③組写真の応募プリントは、
1 点ずつ応募カ
ードに順番を記載して写真を繋げあわせ、
1組ずつ封筒に入れて下さい。
●応募サイズとフチの着け方(図解参照)
①プリントサイズは四ツ切サイズ
(254mm
305mm)
∼A4サイズ
(210mm 297mm)
に限ります
(フチを含んだサイズ)
。
●応募方法と受付の日程
①応募受付は2008年3月1日
(土)
から3月7
日
(金)
までの7日間です。
②応募方法は、郵送か宅配便。直接の持
ち込みは受付けません。
③配達途中の事故を考えて、必ず手元に控
えが残る書留か宅配便などの発送方法
を勧めます。
④応募作品を受付後、内容を確認して作品
受領証を事務局より発送します。
●応募料
①組写真部門の応募料は、1 組2 枚でも3
枚でも1組5,000円です。
A4
0.4cm
0.4cm
25.4cm 30.5cm
A4
21.0cm 29.7cm
(b
応募カー
■オリジナル画像の管理について
(a
●フチは 0.4cm以上を目安に
四辺につける。
フチは天地左右が均等の
必要はありません。
応募カー
ヨ
コ
応募カー
●応募カードはタテ位置・ヨコ位置に関係
なく右上に、
②応募料は、必ず個人名で払い込んでくだ
さい。
③学生部門は、今回から応募料を無料にし
ました。点数に制限なく無料で応募でき
ますので、飛躍的な応募数の増加を期待
します。
●審査方法と結果発表について
①例年通り二科会写真部会員が、部門別
に審査を行います。
②各部とも入選は1名1作品と
します。
③二次審査は、大伸ばしパネルで改めて審
査し、入賞作品と入選作品を決定します。
④A 一般部門とB 組写真部門の両部門応
募の場合は、一般と組写真を同時に1人
ずつ審査して、どちらかの作品から1作品
選びます。
⑤審査結果は6月下旬に本人に直接通知
します。
●応募プリントの返却について
①A 一般銀塩部門とB 組写真部門は、返
却希望者に限り有料で返却します。
②支部員に限り支部長宛で返却もできます。
支部長宛は着払いで支部長に一括返送
をしますので、支部長の了解をお願いし
ます。
③応募プリントの返却時期は、選外者は7
月下旬、入賞・入選者は、選外プリントも
含め一括して10月の返却とな
ります。
④応募作品が他のコンテストに応募中でな
いか、本当に未発表のオリジナル作品か
をもう一度確認してください。
⑤公募を行わない二科会写真部の支部
展、有志などのグループ展、個展などの
展示作品は、展示期間と展示場所が限
られているため未発表とみなします。
⑥印刷物に載ったものは既発表となります。
⑦既発表作品と判明した場合、入賞・入選
を取り消します。
●類似作品について
①同一作者が同時期に同じ被写体を撮っ
たコマ違いは、類似作品になります。
②入選内定後でも審査員が類似作品と判
断した場合は入賞・入選を取り消します。
③二重応募や類似作品に対するモラルを高
め、指導される会員・会友は、特に公募
規約を熟読して指導されるよう願います。
④選外作品を個人的に早く返却してほしい
という要望には対応できません。
⑤C学生部門は、応募料が無料になったこ
とから、応募プリントの返却を廃止しまし
た。
■画像の加工について
●画像加工の有無を必ず記入
①画像加工は自由です。
②加工した作品は応募プリントの裏に貼る
応募カードに加工の有無、簡単な処理内
容を記入してください。
●他人の作品を加工しない
①加工に制約はありません。必ず応募者ご
自身で撮影した画像で制作してください。
②インターネットなどでダウンロードした著作
権フリーの画像などを使用したものは、未
発表のオリジナル作品ではありません。
■二重応募と類似作品について
●二重応募作品について
①応募作品は、あくまでも応募者本人が撮
影した未発表作品に限ります。
②二科会写真部各支部の公募展を含めて
他のコンテストに入選した作品、あるいは
既発表の作品は応募できません。
③著作権フリーの画像と自作をコラージュし
た作品も本人の作品と認めません。
応募作品のオリジナルフィルム、パソコンな
どで画像処理したオリジナルデータは、入選
内定時すぐに大伸ばし作業ができるよう必
ず保存し、各自で確実に管理されるようお
願いします。
■入選した場合の対応について
●二次審査への対応
①入選内定者には、大伸ばしパネル制作を
本人に直接通知します。
②入選内定者は期日までに大伸ばしパネル
を搬入し、展示料を納入する必要があり
ます。
●A一般部門のパネル仕様
①700mm角の木製パネルに当会指定のマ
ット押さえ、マット穴長辺580mm、
短辺成
り行き。
②プリントの ペーパーサイズは 大 全 紙
(610mm 508mm)
相当です。
●B組写真部門のパネル仕様
①タテ1400mm、
ヨコ500mmのパネルに指
定マット押さえ、4辺に50mmずつマト
ッ
を
残します。
②マット穴の寸法は、レイアウトによって変わ
ります。3 枚の作品が全部横位置なら長
辺400mmで短辺成り行き。横位置と縦
位置写真を混合、あるいは1 枚だけ大き
くして他の2 枚を小さく見せるなど、レイア
ウトは自由です。
③展示パネルはタテ1400mm、
ヨコ500mm
のタテ位置に限ります。
●C学生部門のパネル仕様
①500mm 角の木製パネルに指定マッ
ト押
さえ、マット穴長辺400mm、
短辺成り行
き。
②ペ ーパ ーサイズ は 半 切( 3 5 5 m m
431mm)
相当です。
(事務局長・角尾栄治会員)
※公募規約・応募カードは二科会写真部事務局までご請求ください。
15
地区制度
について
2007 年 9 月 7 日開催の夏期定時会員
会友総会において、次年度から全国に地
区制度を制定して二科会写真部の新たな
活動の拠点とすることが決まりました。
各地区の代表者となる地区委員をはじ
め人事の詳細は、2008 年 2 月 21 日開
催の春期定時会員会友総会で決定します
が、ここでは地区制度の骨子と、地区委
員の責務を説明します。
地区制度制定の目的
●組織の強化を図る
2008 年度 2 月の本部審議委員の改選
を控え、本部の運営と組織を見直すこと
になりました。新たに地域の支部を束ね
る地区制度を全国に設けて地区ごとの活
動を推進し、近隣支部のつながりを強め
ます。
また、当会の基本的な運営方針などを
決める唯一の意思決定機関である本部審
議委員を各地区から選出した地区委員が
務めることで、本部および支部組織の強
化を図ります。
●地域と本部の緊密な情報交換
①各地区から本部審議委員が出ることに
よって、それぞれの地区や支部が抱え
る事情や諸問題を地区委員から本部審
議委員会に上げて説明することができ
ます。
②地区や支部の状況を本部審議委員会の
全員が知ることで、地区内で解決すべ
き問題と全国に共通した問題が判別で
きます。
③全国的に共通する問題については、本
部審議委員会において具体的な解決策
を見いだすことが可能になります。ま
た、地区委員の責任で解決できる問題
は、本部審議委員会の採決を待たず、
タイムリーに処理できます。
④本部の意向や事業計画、長期ビジョン
などを地区委員を通して各支部の会
員・会友・支部員に直接的に伝えるこ
とができるため、より理解が得やすく
なります。
●地域と支部の活性化を図る
①今まで支部単位で行われていた様々な
催事(写真展・撮影会・勉強会など)
を地区でも行うことができ、支部間の
関係もより深まり、意思の疎通がスム
ーズになります。
②支部員の少ない支部で実現が難しかっ
た協賛会社の協力によるセミナーや撮
影会の開催、講師派遣などが可能にな
ります。
③地区委員のサポートで支部が情報交換
を積極的に推進し、会員・会友・支部
員が協力して地区組織の活性化を図る
ことができます。
④地区と支部の活性化によって親睦が深
まることで写真活動により傾注でき、
地域の写真文化の向上を推進します。
地区委員(本部審議委員)
◎選任=初年度(2008 年度から2 年間)
の地区委員(本部審議委員)は、本部審
議委員長の指名により選任し、会員会友
総会で承認して決定します。
◎資格=地区委員は、その地区の支部所
属の会員から選出され、(中)二科会写真
部の理事となります。
◎任期=地区委員の任期は、現在の本部
審議委員と同じ2 年間とします。
◎職務=地区内の支部の活動、会計、事
務その他一切の責任担当者とします。
地区委員の責務
●地区委員の役目と心構え
①地区委員は各地区の最高責任者として
地区の活動に関わり、支部または地区
内の様々な問題の解決に当たります。
②事業計画を推進し、それらを本部審議
委員会に報告します。
③地区委員として地域の潤滑油になろう、
会の発展のために尽力しようという意
識を持つことがもっとも重要です。
●地区委員への危惧と懸念
①地区委員は地区の責任者ですが、権力
者ではなく、権力を与えられたと思う
こと自体が大きな間違いです。
②地区委員は理事長に指名されて特別な
権限を得るといった、自意識過剰な考
えは決して持つことのないよう心して
いただきたい。
③地区委員の立場を誇示することなく、
支部長の領域を侵すようなことがあっ
てはなりません。
④地区運営において決して独裁的であっ
てはならず、副地区委員および支部長、
場合によっては副支部長を含めてよく
相談し、審議をつくした上で結論を導
くことが肝要であることを忘れないこ
と。
⑤地区委員は常に地区内の支部長と連携
して地区や支部の状況を把握し、会
員・会友・支部員が健全に明るく活動
できる組織づくりに配慮することを望
みます。
●地区委員の人選案について
2007 年 9 月 7 日開催の夏期定時会員
会友総会で地区委員の人選案を配布しま
したが、これはあくまでも提案であって、
実際には、2008 年 2 月 21 日開催の春
季定時会員会友総会で決定することにな
ります。
地区分けの概要
◎地区=全国を10 地区に分けます。
◎構成=地区は、現在の支部で構成。
◎役職=地区委員 1 名、副地区委員若干
名を置きます。地区委員は理事職のため
支部長と兼務はできません。副地区委員
は支部長と兼務することができます。
(本部審議委員会委員長・大竹省二)
2008年度からの組織図とそれぞれの組織を構成する役職名(2007年9月7日の会員会友総会で承認済)
■2007年度
会議開催記録
作を期待したい。
◆「春季展」の概要
・主催:社団法人二科会
・会場:東京都美術館 ●都道府県別応募者数および
入選者数一覧
(木)∼24日
(月)
の11日間
・会期:2008年3月13日
【参考】 応募者数(人) 入選者数(人)
(17日
(月)休館)
●本部審議委員会正副委員長等打合せ
(金)/大竹事務所
2007年1月12日
●第59回本部審議委員会
(金)/はあといん乃木坂
2007年1月26日
●第60 回本部審議委員会並びに2007 年
度春期定時会員会友総会
(土)/新横浜プリンスホテル
2007年2月24日
●本部審議委員会正副委員長等打合せ
(金)/大竹事務所
2007年5月25日
●第61回本部審議委員会
(木)/はあといん乃木坂
2007年6月28日
●本部審議委員会正副委員長等打合せ
(金)/大竹事務所
2007年7月27日
●第62回本部審議委員会
(金)/はあといん乃木坂
2007年8月3日
●本部審議委員会正副委員長等打合せ
(木)/大竹事務所
2007年8月30日
●第63 回本部審議委員会並びに2007 年
度夏期定時会員会友総会
・写真部展示:会員・会友作品約110点
都道府県
・展示サイズ:700×700mm(55回展同様仕
支部員数
(人) 県別合計
2007年
様で、各自プリント・パネル 仕上げ)
(a)
10月現在
・出品負担金:1名10,000円
(a)の内
支部員の
応募数
県別合計
(b)
(b)の内
支部員の
入選者数
・搬入日:2008年2月末日の予定
11 北海道
164
65
41
17
12
◆「春季展」出品要項
12 青森
33
17
8
3
2
・ 出品者:会員・会友1∼2名を各支部で
13 岩手
73
26
23
3
2
14 秋田
173
102
73
26
24
15 山形
127
71
58
15
14
16 宮城
48
52
34
5
4
17 福島
79
62
34
11
6
21 新潟
113
72
43
10
5
13
選定
・出品作品:四ツ切プリント2∼3点提出
・出品者には、出品要項と出品負担金の払
込用紙等を別途事務局から送付する。
(金)
まで
・出品期限:2007年12月7日
22 東京
・ 審査:創立会員および春季展開催実行
23 神奈川
委員長ほか
◆「春季展」開催実行委員会
高橋扶臣男実行委員長
(本部審議副委
員長)
、角尾栄治事務局長を中心に、本部
審議副委員長および東京近郊の本部審議
委員・会員・会友若干名で構成する。
61
178
41
33
269
118
50
19
12
24 千葉
35
99
25
22
11
25 埼玉
76
134
49
31
15
26 群馬
50
69
43
30
20
27 栃木
24
23
17
8
4
28 茨城
130
122
57
19
12
29 山梨
38
29
23
10
8
31 静岡
176
80
58
34
27
(金)/東京プリンスホテル
2007年9月7日
春季展開催実行委員会は、飾り付けなら
32 長野
100
67
55
28
27
●本部審議委員会正副委員長等打合せ
びに撤去をはじめ春季展に関する実行部隊
33 愛知
134
163
71
71
34
となる。
34 岐阜
36
73
35
7
6
35 三重
91
94
73
32
29
36 福井
14
25
12
9
5
37 石川
91
52
44
16
16
38 富山
63
49
28
9
9
44 京都
47
80
35
20
13
45 滋賀
34
48
24
14
10
52 兵庫
67
123
42
39
23
(金)/大竹事務所
2007年9月21日
●第64回本部審議委員会
(金)/東京プリンスホテ
2007年10月26日
ル
■二科会
「春季展」
開催について
二科会春季展は、社団法人二科会(絵
画部・彫刻部)
の一部の会員と絵画の前年
■2008年度
《第56回展 会員・
会友作品出品要項
(概要)
》決まる
53 奈良
25
35
17
7
3
54 和歌山
42
33
22
13
11
・テーマ 自由、単写真・未発表に限る
55 大阪
77
110
49
29
20
・提出プリントの点数 66 鳥取
56
39
30
5
1
67 島根
72
64
39
9
8
76 岡山
46
58
34
21
15
77 広島
180
242
116
110
68
78 山口
78
72
45
33
22
85 香川
28
36
22
7
6
86 徳島
67
59
57
22
21
87 高知
29
45
21
13
6
88 愛媛
60
60
43
15
13
92 熊本
20
46
16
12
5
93 佐賀
14
23
11
5
3
・提出プリントの返却
94 長崎
19
42
13
16
5
全員に10月に返却
95 大分
25
62
25
10
5
96 宮崎
22
28
20
5
5
97 鹿児島
22
33
16
7
3
98 沖縄
18
8
2
2
2
99 福岡
58
175
49
78
30
外 外国
――
2
0
1
0
合 計
3,304
3,365
1,743
961
615
会員1∼2点、会友2∼3点
度入賞者の選抜展として開催されていた。
・サイズ 四ツ切∼ A4
この春季展に二科会から招待があり、絵
・提出日 2008年3月10日
(月)∼11日
画・彫刻・デザイン・写真の4 部門が参加し
(火)
《当日消印有効》
て、2008年3月に東京都美術館にて開催す
・鑑査日 2008年3月中旬
ることが急遽決定した。
・鑑査料 無料
東京都美術館では他に複数の展覧会が
・鑑 査 (中)
二科会写真部鑑査委員会
開催されるため、二科会春季展への割り当
※鑑査結果は、鑑査後すぐに当人に文書で
ては1 階および 2 階部分の3 分の1となる。
デザイン部と写真部は各々1ブースで、壁面
にして30∼35メートルほどのスペースに展示
する。展示点数が制限されるため、写真部
では各支部1 ∼2名の会員・会友に限定し
て参加することとした。
出品者は年内に決定し、2008 年度二科
展の公募前に大伸ばしを終える予定。二科
展本展とはひと味違った会員・会友の意欲
16
第55回二科会写真部展
通知。
・展示パネルサイズ 銀塩/デジタル共通
700mm×700mm(55回展と同様)
・ 賞 会員対象:創立会員賞
[4賞]
、会員
努力賞、会友対象:会友努力賞
●案内書類等は、2008 年 1 月中に、
会員・会友に直接送付。
※
(a)
(b)
の支部員数は、応募受付時2007年3月現在
17
支部ニュース
より徒歩約7分
開館時間=10:30 ∼ 18:30(土曜日は
20:00)
※入館受付は閉館時間の30分前
休館日=毎週火曜日
(火曜日が祝日の場合は開
館)
年末年始、夏季、館内整備・展示替期間中
入館料=一般 700円、学生(高校生以上)
500円、小・中学生 500円、65歳以上
500円、障害者手帳をお持ちの方および付添
1名各300円 ※インターネット割引券あり
その他の二科会関連ホームページは
(中)
二科会写真部 http://www.nika.or.jp/
埼玉支部 http://www.saitama-nika.com/
(東京支部・吉本睦子会員)
写真展情報
●第1 回大分支部公募展
●第30 回福井支部展
●「秋田わか杉国体・
第 7 回全国障害者スポーツ大会」
写真撮影に秋田支部が全面協力
●「秋山庄太郎写真芸術館」が
オープン
東京・南青山の秋山庄太郎アトリエだった建
物を改築して「秋山庄太郎写真芸術館」が誕
生、2007年6月24日にオープンした。
館運営のコンセプトは「こころの休み時間」
で、来館者に心安らぐひと時を過ごしてもら
いたいという。秋山庄太郎創立会員は、40
歳のころに日本での仕事を離れて約4カ月パ
リで過ごした。滞在中、昼は美術館やギャラ
リーに通い、夜は芸術家たちと酒を酌み交わ
しながら…の自由気ままな日々。帰国後、新
たに「抽象」作品をテーマに加え、またライ
フワーク「花」写真にも取り組むようになっ
た。秋山創立会員は「パリでの4カ月が、今
までの人生で一番楽しかった」と語り、また
「パリで撮影した作品も南青山の美術館に展
示したい」との意向を示していた。
場所=東京都港区南青山4-18-9
TEL.03-3405-8578
アクセス=東京メトロ「表参道」駅A4出口
上・写真芸術館エントランス、下・内部展示室
18
「秋田わか杉国体・第7回全国障害者スポー
ツ大会」の写真集発行にあたって秋田県から
協力依頼があり、支部運営委員会で協議して
全面的に協力することを決めた。支部員の中
から撮影希望者37名を決定し、10月11
日から16日までの6日間にわたって、約半
世紀に一度の記念すべき競技大会の取材を行
った。不慣れな撮影であったが、支部員のボ
ランティア精神での協力に改めて感謝した
い。
(秋田支部長・五十嵐敏紀会員)
●東京支部がホームページ開設
インターネット、Eメールを活用しよう。
コンピューターの使用が多いこの頃、メール
でのやり取りが多くなっているが、どんどん
活用したいもの。
たとえばEメールは、夜中であっても時間を
気にせずに文面を発信でき、また、その返事
も好きなときに見られる。少し考えながら相
手に気持ちを伝えることができるし、メール
なお、表彰式は蜂須賀会員を迎え、全道から
45名が出席して行った。
展覧会には会員・会友・特別支部員の作品
63点と併せて半切作品152点を展示。
会期:2007年9月20日∼2008年7月
中旬まで巡回展を開催
会場:東川町文化ギャラリー、札幌市、根室
市、北見市、室蘭市など、全道各市町村を巡
回する。 (北海道支部・大井琢磨支部員)
第30回福井支部展は作品32点を展示。入
場者は558名を数えた。
会期:2007年8月18日
(土)
∼26日
(日)
会場:鯖江市資料館
(福井支部・戸塚就壱会員)
●第2 回滋賀支部展
2007年3月21日
(水)
大分県アイネス大会
議室(大分市)で、中山陽会員を審査員に迎
えて公開審査で行った。作品のプリントサイ
ズは全紙以上で、パネル貼りか額装出品とし、
大分県内の写真愛好者174名から242点
の応募があった。中山陽会員の適切な助言、
講評があり、緊張の中にも和やかな雰囲気で
審査が行われた。上位入賞者が確定するたび
に、会場は喜びの声で溢れた。
展覧会には174点の作品が展示され、817
名の入場者があった。同時に二科会写真部大
分支部員の支部員展も開催し、会員、会友、
支部員35名の作品展も併催した。
会期:2007年4月3日
(火)
∼8日
(日)
会場:大分県立芸術会館
(大分支部長・森秀輔会員)
第2回滋賀支部展を開催した。支部員全員参
加を目指し、今回も60点の作品を展示。各
人がそれぞれの個性を発揮した作品が並び、
本展に向けてのレクチャーも行い、意欲を感
じ取ることができた。開催中は大阪、京都の
近隣支部をはじめ、多くの方々に来場いただ
き、作品を前に親交を持つことができた。ま
た、入会を希望される方もいて、有意義な写
真展となった。今後も例会の場をしっかり持
ち、作品のレベル向上を目指し、来年の本展
に向けて励みたい。
会期:2007年10月3日
(水)
∼7日
(日)
会場:草津市立図書館3Fギャラリー
(滋賀支部長・寺村千秋会員)
●第16 回埼玉支部展
●第19 回山梨支部展
第19回山梨支部展を2007年6月3日
(日)
∼9日
(土)
の会期で、山梨県立美術館県民ギ
ャラリーCにて開催した。第54回二科会写
真部展に出品した会員・会友作品と支部員の
入賞・入選作品、および会員・会友・支部員
の作品(1名1点全紙サイズ、 テーマ部門2
名のみ半切で1人5点)計70点を展示。
(山梨支部・大森和仁会友)
で語り合える喜びもある。国内でも外国であ
っても、すぐに届いてとても便利。
もちろん、郵便で送るのが必要なとき、その
方がよいときもあるが、文章を書いてそれを
ポストに投函する手間は省け、様々な分野の
情報をこの中で見ることもできる。
コンピューターまたは通信のトラブルで、た
まに送信できないときがあるが、とにかく便
利なのでオススメしたい。
今や撮影した写真のデータRawの現像、そ
のほかプリントにもコンピューターは必需品
である。
東京支部ではホームページを開設しているの
で、ぜひ見ていただきたい。
http://web.mac.com/fantasy6/
●第12 回秋田支部展
第12回秋田支部展を開催、期間中は県内外
から沢山の入場者で賑わいをみせ、盛会裡に
終了した。八柳、五十嵐、奈良の会員3名に
よる審査の結果、秋田支部長賞に熊谷昇一氏
の「内緒話」が選ばれ、奨励賞には杉本昭一
氏ほか9名が選ばれた。
会期:2007年9月21日
(金)
∼24日
(月)
会場:秋田市アトリオン
(秋田支部長・五十嵐敏紀会員)
●京都支部展
●第2 回和歌山支部展
第2回和歌山支部展は、会員・会友・支部員
の作品を全紙で40∼50点展示の予定。
会期:2008年2月10日
(日)
∼14日
(木)
会場:ギャラリー花畑 和歌山市宇須2-3-13
(和歌山支部長・照井四郎会員)
●西原富久作品集「2 nd Life」
京都支部展を開催、半切43点を展示した。
期間中約1200名の入場者があった。京都
はもちろん神戸、大阪、滋賀からも来場いた
だいた。また
(社)
二科会の絵画・彫刻・デザ
インの方々にも鑑賞いただき、有意義な支部
展であった。
会期:2007年10月6日
(土)
∼11日
(木)
会場:株式会社エイエムエスA’BOX
(京都副支部長・井上良亮会友)
第44回山口支部公募展は、2007年10月
21日に下松市地域交流センター内やまもも
ホールにて、審査員に高橋扶臣男会員を招い
て厳正な公開審査を行った。応募サイズは全
紙パネル張りで、山口支部員と一般から115
名・235点の応募作品があり、山口支部展大
賞1点、推薦12点、奨励賞5点、支部員努力
賞7点、入選40点の合計65点が選ばれた。
第54回二科会写真部展に出品した会員・会
友作品と支部員の入賞・入選作品、また特別
出品として篠原忠義支部員の20点、支部員
の自由作品を含めた99点、そして今回初め
て行った公募展の入賞・入選80点を合わせ
た179点を展示した。
県内3カ所で巡回展を行った。第2会場の東
松山会場では支部員が作品を持ち寄り、会員
指導による勉強会を開催した。また入間会場
審査後に発表、講評および授賞式を行った。
最高賞の山口支部展大賞は、支部員の中本祥
三さんがネパールで撮影した「ビッグ・スカ
イ・ジャンプ」が受賞。懇親会は、高橋扶臣
男会員を囲んで楽しいひとときであった。
公募展は巡回展を下記の4カ所で行う。
2008年1月18日
(金)
∼20日
(日)
/宇部
市宇部文化会館1階
2008年1月25日
(金)
∼27日
(日)
/和木
町和木美術館(アートウイング)
2008年2月1日
(金)
∼3日(日)
/周南市
美術博物館
2008年2月29日
(金)
∼3月2日
(日)
/山
口市小郡文化資料館2階
(山口支部長・宮原博美会員)
出版情報
●第44 回山口支部公募写真展
●第32 回北海道支部展
第32回北海道支部展は、応募者数133名、
応募点数553点から入選89名が決定した。
審査員は蜂須賀秀紀会員、掛川源一郎会員、
工藤勝彦会員が務めた。
の最終日には公募展の表彰式が行われた。
[第1会場]
2007年7月9日
(月)
∼15日
(日)
/埼玉会館
[第2会場]
2007年7月31日
(火)
∼8月5日
(日)
/ギ
ャラリー東松山
[第3会場]
2007年8月7日
(火)
∼12日
(日)
/入間市
博物館アリット
(埼玉副支部長・槇島昇会友)
広島支部の西原富久会友が定年を迎え、その
記念と集大成の意味をこめて写真集を出版。
収録の写真は、二科会写真部展および広島支
部公募展の入賞・入選を中心に国際写真サロ
ン展、県美展の作品。
2007 年 4 月 1 日発行・サイズ 260 ×
260ミリ・オールカラー29頁・上製本
問合せ先:西原富久 TEL.0848-44-1793
●向井俊久写真集「丹頂鶴」
富山支部の向井俊久会員が、ライフワークの
丹頂鶴の写真集を出版。
2007年9月15日発行・サイズ247×256
ミリ・オールカラー84頁・上製本、4,500円
問合せ先:向井俊久TEL.0766-91-2667
19
I N F ORM AT I O N
■2008年度行事予定
2007年9月5日発行・サイズ297×225ミ
リ並製本・カラー344頁・本文76頁・頒布価
格13,000円。
会員・会友・支部員・第55回展
入選者は特別価格10,000円。
(いずれも送
料実費)
購入希望者は所定の申込書を事務局
にご請求ください。
●春期定時会員会友総会
2月21日
(木)東京プリンスホテル
※例年泊まりがけで行っていた全国大会は、
2007
年度の神奈川大会をもって終了しました。
2008年
度から、
2月に開催するのは会員会友対象の会議の
みとなります。
●第56回展一般公募の応募作品受付
3月1日
(土)
∼7日
(金)
の7日間
●第56回展会員・会友の作品受付
3月10日
(月)
∼11日
(火)
の2日間
●第93回二科展・写真部第56回展
9月3日
(水)
∼15日
(月)国立新美術館
●第56回展授賞式・懇親会
9月5日
(金)
東京プリンスホテル
作品集バックナンバー価格および在庫表
回度
1979年第27回展
■第92回二科展(=第55回写真部展)
地方巡回展スケジュール
名古屋展:2007年10月2日
(火)
∼14日
(日)
愛知県美術館 大阪展:2007年10月30日
(火)
∼
11月11日
(日) 大阪市立美術館 金沢展:2007年11月15日
(木)
∼25日
(日)
21世紀美術館 京都展:2007年12月2日
(日)
∼10日
(月)
京都市立美術館
広島展:2008年1月8日
(火)
∼13日
(日)
広島県立美術館 福岡展:2008年2月26日
(火)
∼3月2日
(日)
福岡市美術館 鹿児島展:2008年3月6日
(木)
∼16日
(日)
鹿児島県歴史資料センター 松山展:2008年4月1日
(火)
∼7日
(月)
愛媛県美術館
※会場によってはスペースの関係で全点展
示されない場合もあります。
■
「第55回展二科会写真部作品集」発刊
国立新美術館へ会場を移した記念すべき
2007年度の「第55回展作品集」は、デザイ
ン・判型ともに一新してモダンになりました。
内容は、第55回展の入賞・入選作品、創立会
員4名の作品および会員・会友作品の全展示
作品1,325点をオールカラーで収載、巻末
には審査員による入賞作品の講評、入賞者全
員の受賞感想、第1回展∼第55回展までの
入賞者・会員会友推挙者の一覧などを掲載し
ています。また、昨年まで別冊で作成してい
た会員・会友出品目録と入選者名簿も収載、
今年度の二科会写真部展の記録資料としても
充実したものになっています。
20
1980年第28回展 特
1981年第29回展 別
価
1982年第30回展 格
1983年第31回展 一
1985年第33回展 律
1986年第34回展 3
、
1987年第35回展 0
0
1988年第36回展 0
円
1989年第37回展
1990年第38回展
2002年第50回展
回度
特別価格
2002年
二科会写真部 一律3,000円
50年史
2003年
第51回展
10,000円
(一般12,000)
2004年
第52回展
10,000円
(一般13,000)
2005年
第53回展
10,000円
(一般13,000)
2006年
第54回展
10,000円
(一般13,000)
※20回展∼26回展、32回展、
39回展∼49回展は、完売。
■会員・会友情報
城戸申基会友
(兵庫)
1月8日逝去
阿部タモツ会友
(神奈川)
2月13日自主退会
吉田政行会員
(東京)
3月7日逝去
井上豪会友
(島根)
3月7日自然退会
鳥山泰一会員
(千葉)
5月9日逝去
中島正也会友
(愛知)
5月15日逝去
浅田康照会員
(兵庫)
7月7日自主退会
若山俊雄会友
(岐阜)
8月1日逝去
亀井庸之助会員
(鳥取)
10月21日逝去
香川良海会友
(大分)
10月29日自主退会
飯島志津夫会員
(山梨)
11月20日逝去
江藤大成会友
(福岡)
11月30日自主退会
■表紙のことば
「フォルム」角尾栄治
ボディフォルムを質感を伴った写真としてでは
なく、完全なフォルムとして捉えるために光を
回して陰影が出ないように撮影。
モデルは外人
だが、ポーズによっては日本人でもよいように
思いました。
技術的には、
内容によってデュープ
反転・リス反転・加色彩色・シルク・PC-CGと
いろいろな方法で制作した中の1カットです。
撮影データ:マミヤRZ・セコールZ 150mm
F3.5・絞りF11・コメット・スタジオ撮影
■広報誌「REAL」の原稿を
募集します
広報誌「REAL」掲載の原稿と情報を募集し
ています。広報誌 REALは、原則として5
月・10月年2回の発行とし、他に皆さんに
お知らせすべきことが発生した場合には、
必要に応じて号外を出す形式とします。
全国の支部および会員・会友・支部員の
様々な活動を紹介し相互の親睦を図る意味
でも、皆さんの積極的な参加が不可欠です。
発行時期の関係上、リアルタイムな情報提
供が出来ない場合もありますが、ぜひご協
力をお願いします。
●
「支部ニュース」 支部主催の撮影会、
支
部展、
支部公募展、
勉強会の案内、
開催報告
など支部活動に関する紹介記事。
●
「会員・会友・支部員短信」 写真展、
撮影
会、
写真集出版その他の個人情報の紹介。
※支部展や撮影会などは開催の様子や状況
をレポートして、
スナップを添えてください。
写真集出版情報は表紙写真か写真集を添付
してください。
●
「声」
欄に原稿をどしどしお寄せください
読者の皆さんのいろいろな意見や持論、
写
真活動の近況報告などを
「声」
として掲載し
ます。
文字数は500字前後でお願いします。
●
「REAL」
表紙写真募集 広報誌
「REAL」
の表紙を飾る写真を会員・会友・支部員から
募集します。
○テーマ:自由
(表紙に相応しいもの)
○サイズ:六ツ切プリント
(タテ画面の写真)
<各号原稿締切日
(予定)
>
Vol.11
(2008年5月発行)
=締切3月20日
Vol.12
(2008年10月発行)
=締切8月20日
原稿送付・資料請求・お問い合せ先
有限責任中間法人二科会写真部 事務局
〒106-0031東京都港区西麻布1-11-6-1204
TEL. 03-3470-8033 FAX. 03-3470-8034
E-MAIL [email protected]
■編集後記
今年も残りすくなく、慌ただしくなってきま
した。第55回展は新会場の国立新美術館
で開催、上野の美術館で慣れていた展示方
法も全部新しく編成され、パネルも大きくな
りました。飾り付けや搬出も、東京近郊の会
員、会友、支部員方のお力添えでやり遂げる
ことができました。有難うございました。
1300点余りの作品は、国立新美術館の第
1回展にふさわしい豪華なものでした。会
報も初夏と秋2回発行の予定が合併して1
回になり、このREAL10号が今年の二科会
写真部展の全てを網羅する内容になりまし
た。審査・展覧会・授賞式の報告や次期公募
規約の概要、地区制度の解説、支部ニュース
など盛り沢山です。来年度の二科展へ向け、
お互い良い作品づくりに頑張りましょう。
(広報委員長/大橋治三会員)