地域志向型研修の現状 (1) 研修センター発 初期研修医の声 地域医療研修センター初期研修医アンケート調査 (2006年夏期) から 地域医療振興協会 地域医療研究所 地域医療研修センター 福士元春,船越 樹,八森 淳,名郷直樹 はじめに 供し,初期研修と合わせて5年間で地域医療を専 門とする医師を目指す「地域志向型」研修となっ ている(現在19名の後期研修医が在籍) .これら研 社団法人地域医療振興協会では,横須賀市立う 修プログラム全体を地域医療研修センターがコー わまち病院・市立伊東市民病院・東京北社会保 ディネートしている.地域医療の現場での研修で 険病院・市立奈良病院の4つの管理型研修病院 は,各研修施設のプログラムに委ねながらも,研 を中心に,へき地をはじめとする地域医療を専門 修調整や支援,教育資源の提供,フィードバック とする医師を育成する「地域志向型」初期研修プロ や評価など,研修全体にかかわる部分を地域医療 グラム(2年間)を提供している. 研修センターで管理している. 2003年,地域医療研修センターが設立されてか ら,年々初期研修医の在籍数も増加している.こ れまで17名の研修医が修了し,現在,初期研修医 目的 は4管理型研修病院で1年目20名,2年目16名の 総勢36名が在籍している. 2006年8月,地域医療研修センターでは,地域 地域医療の研修には現場での研修は不可欠で 医療振興協会での研修についての評価を行うこ あると考え,協会内外21の研修協力施設(横須賀 ととした.この評価は,今後の研修医の研修方針 市立うわまち病院の場合)を利用し,厚生労働省 やプログラム全体の改善の基礎情報とするため, の新医師臨床研修制度上で研修可能な最大限で 「地域志向型」研修のプログラム評価をすること ある3ヵ月間の研修期間を充て,多彩な「地域保 と,研修修了後の進路について現状のイメージを 健・医療」研修を行っている.管理型研修病院研 把握することを目的とした. 修中にも,常に地域医療の視点が取り入れられる よう,ハーフデイバック(どの科をローテートし ていても研修センターに戻って行う,地域医療に 方法 ついての参加型off the job training) ,外来研修,週 間ふりかえり,地域医療ワークショップ(島嶼・ 調査は,①地域医療研修センター所属初期研修 山間地域) , 「地域保健・医療」研修報告会,症例検 医,②地域医療研修センター所属後期研修医,③ 討会,UB point!やTV会議システムを用いた勉強 地域医療振興協会研修施設(指導医) ,を対象とし 会,などを行っている. た横断的調査を行った.本稿ではそのうち①初期 また,2006年から新たなシニアプログラムを提 1010(52) 研修医に対する調査について報告する. 月刊地域医学 Vol.20 No.11 2006 研修センター発 地域志向型研修の現状(1)初期研修医の声 地域医療研修センター初期研修医アンケート調査(2006年夏期) から (人数) 14 12 10 8 6 4 2 0 0- 10- 20- 30- 40- 50- 60- 70- 80- 90-(点) 図1 全般満足度 調査は自記式(記名方式)による質問紙を用い て行った.質問紙は地域医療研修センターにて作 成し,地域医療振興協会本部事務局より,現在在 未定 3 (6%) その他 9(18%) 籍中の初期研修医36名に電子メールにて送信し, 回答を依頼した.調査結果(情報)の扱いについて は,研修状況の把握と対策の検討のため地域医療 研修センターのみで使用すること,研修施設の指 導医と共有すること,結果により進路・待遇を決 定しないこと,個人情報を除いた集計結果を公表 診療所 6 (12%) 病院 23 (48%) 大学・三次医療施設 8 (16%) 図2 研修・勤務を希望する施設・規模 (複数回答あり) すること,調査協力の有無について研修条件を決 定しないこと,また,この調査の回答をもって調 軟性,出会い,同僚,地域医療に必要な視点,地域 査概要に同意したことを確認することを質問紙 保健・医療研修,成長,コミュニケーション,研修 の表紙に明記した.質問紙はweb appendix 1 センター,研修内容,指導などのカテゴリーが挙げ (http://www.jadecom.or.jp/kenshucenter/pdf/ られた(web appendix 2,http://www.jadecom.or. web.appendix1.pdf)に示す. jp/kenshucenter/ pdf/web.appendix2.pdf) . 回答は電子メールまたはFAXにて地域医療振 研修開始前の期待通りでなかったところは,忙 興協会本部事務局にて受け付けた.得られた回答 しい・時間がない,体調管理,臨床能力,実践・参 は本部事務局にて個人情報を除いて集計した.ほ 加・経験・症例数,専門医のニーズを求められ とんどの質問が自由記載項目のため,データは質 た,研修の質,効率が悪い,指導医,先輩,研修セン 的調査の手法を利用してグルーピングによるカ ターと病院,研修センター,地域保健・医療研修, テゴリー化を行い,分析した.なお,結果から個人 相談相手,協会,レポート・報告,勉強会,同志,人 が特定される情報は省いた. 間関係,進路などのカテゴリーが挙げられた (web appendix 3,http://www.jadecom.or.jp/ 結果 kenshucenter/pdf/web.appendix3.pdf) . 現在の研修全般の問題点については,時間管 理・体調管理,相談相手・メンタルサポート・同 調査票は30名(83.3%)から回答が得られ,その 志,研修内容,病院・研修科,ローテート,研修セ うち無効回答はなかった.なお,自由記載部分な ンターと病院,協会,将来,研修センタープログラ ど結果の詳細はweb appendixに示した. ム,指導医・スタッフなどのカテゴリーについて挙 初期研修の全般的満足度は100点満点で平均 76.3点であった(図1) . 初期研修全般について,研修開始前の期待より 良かったところは,実践・研修の機会,多様性・柔 月刊地域医学 Vol.20 No.11 2006 げられ,それぞれに対する具体的な対応策が挙げ られた(web appendix 4,http://www.jadecom.or. jp/kenshucenter/ pdf/web.appendix4.pdf) . 医師の臨床研修としての「地域保健・医療」研 1011(53) その他 1 (2%) 検討中 4(8%) 協会外 7 (23%) 協会内 4 (13%) その他 4(13%) 臓器別専門医 (サブスペシャリティ) 21 (40%) 家庭医 (ジェネラリスト) 26(50%) 検討中・ 未定 11 (38%) どちらでも 4(13%) 図3 専門とする領域(複数回答あり) 図4 協会関連施設・協会外施設 修の意義については,初心・目標設定・将来,基 査票であること,個別の評価として使用する可能 本的臨床能力・研修内容・症例,多様な経験・病 性があること,そして十分な回答期間がなかった 院とは違う視点,期間,医療の全体像,地域医療に (約2週間)ことなどから,結果の解釈に限界はあ 興味,実践の場,取り組み,患者ニーズ・医師の役 るものの,これまで地域医療研修センターでは同 割,フィードバック,指導医の負担,人間関係,研 様の全体調査を実施したことはなく,探索的にで 修先,研修医の負担,検討が必要,その他のカテゴ も得られる情報の価値は大きいと考えられた. リーが挙げられた(web appendix 5,http://www. 全般的満足度は比較的高く, 研修・教育の機会, jadecom.or.jp/kenshucenter/pdf/web.appendix5. 多様性・柔軟性,地域医療の視点など,プログラム pdf) . の特長である部分に対して研修医から一定の評価 初期研修プログラム修了後の進路について,調 は得られていることがうかがえた. 一方で研修時間, 査時点でのイメージを尋ねたところ,以下のよう 実践・参加の度合い,地域医療研修センターと病院 な結果が得られた(複数回答のため,回答者数と異 との関係など,これまで研修管理委員会などで指摘 なる) (図2) .研修・勤務を希望する施設・規模で されてきた問題点が,研修医の視点からも浮き彫り は病院が48%と多く,なかでも中規模病院が最多 にされた.具体的な対応策についても提案されて であった.その他では専門研修施設,家庭医療研 いるが, 今後も十分議論すべき課題と考えられる. 修施設,救急対応が研修できる施設,研修・診療 プログラム修了後の進路については,多様な 方針が全体に浸透している施設,などが挙げられ ニーズがあることが示された.特に,大学病院や ていた.研修・勤務を希望する地域では,関東が 比較的規模の大きな病院,首都圏を含む関東地方 22%で最も多く,北海道・東北6%,北陸・信越 の希望が多い傾向となった.また,将来地域医療 6%となっており,へき地の回答は3%であった. に携わりたいが,臓器別専門や何らかのサブスペ 専門とする領域としては家庭医療(ジェネラリ シャリティを持つための専門研修を協会外施設 スト)が50%(図3) ,協会関連施設か協会外施設 かについては,検討中・未定が38%と最も多かっ た(図4) . で行いたいというニーズも大きくなっている. これら初期研修医のニーズから,研修医の採用 要件,女性医師の待遇,協会関連施設での専門研 修のあり方,研修後に地域へ戻る窓口となる再研 考察 修プログラムの整備,など協会には多くの議論す べき課題があることが示唆された.さらに,同時 に実施した②地域医療研修センター所属後期研 本調査は,これまでの研修をふりかえり,今後 修医,③地域医療振興協会研修施設(指導医)に対 の研修医の研修方針やプログラム全体の改善の する調査結果もあわせ,今後の地域医療研修セン 基礎情報とするため, 「地域志向型」研修のプログ ターの事業を検討すべきと考えられた. ラム評価を主な目的として行った.記名方式の調 1012(54) 月刊地域医学 Vol.20 No.11 2006 Web appendix 1 研修医アンケート(ジュニア・2006 年夏期) 研修お疲れさまです。さて、このたび(社)地域医療振興協会およびその関連研修施設での研修 について、評価の一環として現状を把握するための調査を実施することにいたしました。調査概要 を以下にお示しします。 調査の目的 地域医療研修センターでの研修医を対象として、 研修プログラムを中間評価し、今後の研修方針に生かす。 研修修了後の進路について、現状のイメージを把握する。 調査の方法 自記・記名方式にて行います。 記入にかかる時間 10 分程度 調査結果(情報)の取り扱い 個人情報については、研修状況の把握と対策の検討のため、地域医療研修センターのみで 使用させていただきます。また情報を研修施設の指導医と共有させていただきます。 この結果に基づき進路・待遇を決定することはございません。 個人情報を除いた全体集計については、以下の使用を予定しています。 ¾ (社)地域医療振興協会が主催する地域医療研修関連行事(地域医療学術集会、指導 医講習会、研修施設説明会など)にて、参考資料として参加者に情報提供させていただ きます。 ¾ 日本プライマリ・ケア学会誌に掲載予定の特集「初期臨床研修の必修研修項目『地域保 健・医療』における診療所プログラムと研修状況」に参考資料として情報提供させていた だきます。 上記用途以外で情報を使用する場合は、別途承諾をいただきます。 期限 2006 年 8 月 17 日必着とさせていただきます。 以上の調査概要に同意いただける場合は、次頁以降の調査にご協力ください。 尚、調査協力の可否によって今後の研修条件を決定するものではありませんが、研修評価の一 環として行う重要な調査ですので、ぜひご協力をお願い申し上げます。 ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。 福士元春 [email protected] (社)地域医療振興協会 地域医療研究所 地域医療研修センター 〒238-8567 神奈川県横須賀市上町 2-36 横須賀市立うわまち病院臨床研修センター TEL/FAX 046-824-7535 研修施設名: 回答者名: 初期研修全般についてお伺いします。 ① 全般的満足度は 100 点満点でどのくらいですか。 点 ② 研修開始前の期待より良かったところはどんなところですか。 ③ 研修開始前の期待通りでなかったところはどんなところですか。 ④ 現在の研修全般について、問題点を挙げてください。また、それぞれの具体的な対応策につ いて、お書きください。 問題点 対応策 地域医療についてお伺いします。 ⑤ 医師の臨床研修としての「地域保健・医療」研修(1 週間の短期研修を含む)の意義について、 どのように思われますか。あなたの現時点でのお考えをお聞かせください。 ⑥ へき地医療に従事する医師を増やすためには何が必要だと思いますか。あなたのアイディア をお聞かせください。 初期研修プログラム修了後の進路について、現時点でのイメージをお聞かせください。 ⑦ 研修・勤務を希望する施設やその規模はどのくらいですか。 ⑧ 研修・勤務を希望する地域はどんなところですか。 ⑨ 専門とする領域は何ですか。臓器別専門医ですか。家庭医(ジェネラリスト)ですか。 ⑩ 協会関連施設ですか。協会外施設ですか。 アンケートはこれで終わりです。ご協力ありがとうございました。 ②研修開始前の期待より良かったところはどんなところですか。 カテゴリー 実践の機会が豊富・研修医自身で考える機会がある 居心地がよい(責任ある仕事を任せてもらえる、研修医として守ってもらえる、のバランスが 実践・研修の機会 自主的に研修させてもらえる 体調が悪い時に休める 多様な症例を学べる 関連施設数が多く、多様なアレンジが可能 多様性・柔軟性 柔軟性 多様な考え方に触れることができる 良い仲間と出会えた 同志が多い 出会い ロールモデルとなる指導医に出会える 他施設の人と知り合える 2年目研修医に教えてもらえる・相談に乗ってくれる 同僚 研修医が優秀で刺激になる 5,6年目の先生がいてくれる 医師人生を送る上で大切なこと(問診・身体診察・EBMの実践・問題解決能力)を学べる 地域医療に必要な視点 ハーフデイバックで、地域医療に必要な視点を繰り返し学ぶ プライマリ・ケアに役立つ研修を行おうとしている 地域研修が充実している 地域保健・医療研修 1週間の地域研修で地域の実情、求められているものの違いを感じられる 地域で患者・医療関係者の生の声を聞くことができた 人間的に素敵な方が多く、医療だけでなく人間として成長させてもらえる 成長 日々の成長が実感できる 多科医師・他職種との距離が近い・コミュニケーションがとりやすい 近寄りにくい先生がいない・指導医が接しやすい 研修医の要望を研修センター・指導医がよく聞いてくれる コミュニケーション 研修医同士のコミュニケーションがよくとれている 職員が研修医をかわいがってくれる コメディカルが優秀で研修を助けてくれる 研修センターの雰囲気 研修センターの教育をうけることができる 研修センタースタッフが優秀で刺激になる 研修センター 相談できる研修センタースタッフの存在 クーラーの効いた研修センター 研修センターに本がたくさんある 外科系研修が充実していた ACLS, PTLS 研修内容 画像診断について学べる 外来診療を研修できる 指導 研修センタースタッフ・指導医が熱心に指導してくれる 質の高い機械が揃っている その他 余り思い当たらない ③研修開始前の期待通りでなかったところはどんなところですか。 カテゴリー 忙しすぎる 家で過ごす時間がほとんどない 自分の時間がもてず、仕事でもプライベートでも消化不良が多い ハーフデイバックの時間が自分の体にとって負担になってしまうこともある 忙しい・時間がない 当直が忙しく、眠い もっと暇な病院かと思っていた 振り返りを毎日やっている余裕がない 忙し過ぎて勉強する時間がない、中途半端になっている 内科の勉強が出来ない位、余裕のなさすぎる生活 なぜか帰りが遅くなる 体調管理 体調管理が難しい Washingtonマニュアルに記載のある基本的臨床能力が身に付かない 臨床能力 基本的な診察技法・手技についてもっと系統的・継続的に学びたかった 実践を重視していない科もあり、あまりやらせてもらえなかったことが重荷になった もう少しGFを握れるかと思った 実践・参加・経験・症例 研修内容に自分たちが関わる要素が少ない 手技を学ぶ件数が少ない 数 季節的なことなので仕方ないですが、お盆で患者数が少なかった 重症が少ない 症例の偏りを施設間で補えないものがあること 専門医のニーズを求め 地域で働ける医者を育てるといいながらも、○○の先生達は専門医であり、専門医のニーズを強く求めら れたところ。 られた 各科のローテートの指導医が地域医療に対する理解が少ない 研修の質 統一されたプログラムが無い為、病院、科毎で研修の質にムラがある 効率が悪い 朝の勉強会や振り返りなど時間がかかる割りに期待通りのものがなかなか身につかない ○○先生が夏休みで不在な事 ローテート先の指導医の中に研修医を教育しようとする意識が足りないものがいる(そのような人には、初 指導医 めから期待していないが) 意外と先生方の出身が偏っていること 屋根瓦方式が確立されていない(一緒に回るという意味で) 先輩 シニアが激減、見学に来たときにシニアがたくさんいる環境にすごく魅力を感じていたのに 上の先生のバックアップが少なく、不安 研修センターと臨床との連携がとれていない(とくに○○) 研修センターと臨床の先生達の仲がいまいちで風通しが悪かった 病棟が忙しいとセンター業務の両立が大変。 思ったより勉強イベントの拘束力がない 病棟との連携の難しさ たまにバランスが取れずに自分なりに悩む事が多く、その調整があったらよかった 研修センターと病院 自分は研修センターの研修医であると同時に、○○病院の研修医でもある 研修センターと病院の思惑がずれているために、その二面性を両立しなくてはならない状況がままある 一方にいやな顔をされるのが少しつらい 研修センターと病棟で板ばさみになることがある 研修センターと各病院との関係性 現場での医療と研修センターでのレクチャーの乖離があること(鬱積がたまります) 教育専任スタッフが病棟研修とほとんど関わっていない ジャーナルクラブをきちんと時間をとってやりたい 研修センター 意外に週末の全体行事が多く、研修が途絶えること(もしくはそのように感じること) 病棟の仕事が終わった後にダラダラ続くハーフデイバック 地域保健・医療研修 地域短期研修(1週間)がなくなった 先輩が少なく、悩んだ時に相談しにくい 相談相手 メンター制度はあるが実際誰に相談していいかわからない センター研修医(4病院あわせ)の募集数をそんなに急激にふやしていかなくてもいいのでは 協会 研修医は協会の人身御供であるということ 報告資料が多いこと。報告のための研修になっている(現場の先生方が「まずやれ!」と言って下さるので 中和されているようにも思いますが) レポート・報告 レポートを書く時間が惜しい レポートを書く余力がない 勉強会が少ない 勉強会 スタート時は勉強会・ハーフデイバックが低調だった時があった 同期生から刺激を受ける時間が非常に少ないこと 同志 同志の者が回りに少ない 人間関係 さまざまな人間関係 進路 初期研修後の進路に対する寛容さが欲しい 人の全身を診ることはなんて難しいのだろうと気づいた その他 自分が今後どこまでできるか自信が段々なくなってきた 特にありません カテゴリー 時間管理・体 調管理 相談相手・メ ンタルサポー ト・同志 研修内容 病院・研修科 ローテート ④現在の研修全般について、問題点を挙げてください。また、それぞれの具体的な対応策について、お書きください。 問題点 対応策 忙しい 病院全体の医師の人数不足にもかかわらず、患者数が多い プライベートが全くない。病院に住んでいる感じ。 時間を決めて、一日にやれることを明確にし、 できない課題はたてないようにする。 がんばる 当直明けつらい。 上の先生との交渉術を学ぶ 生活面での自己管理が甘いこと。 食、睡眠は確保する。 倦怠感がひどい。 休めるところではしっかり休む。 土日に催し物が多く、落ち着いて勉強する機会が奪われている感じがする。 実はそんなに催し物は多くないはず、と考え直す。 合同のPTLS等に予習する余裕がない。 研修の切れ目を合わせて、数日余裕を持たせたり。 なぜか帰りが遅くなる 仕事を手際よく終わらせる。だがそれが難しい。 個人のやる気の問題? レポートを書く余力がない。 回る科で仕事ぶりも異なるので対応困難。 結局暇なローテーのときに書くしかない。 ぎすぎすしている気もする 1人に1人くらい専属の何でも相談できる先輩を割り当ててくれたらなあと思います。 研修医のメンタルな面でのサポート体制 メンターを付ける(ただメンターと仲が悪くなってしまった場合は最悪であるが・・・) 診療の疑問を相談する相手が少ないこと。 センター内外に相談相手を見つける。 シニアレジデントによってジュニアレジデントが精神病に侵された。 シニア・ジュニアそれぞれへの面談。無論、協会が早期に対応すべきことでは。 同期が4人しか居ない。 欠員補充すべき。アンマッチ学生にも優秀な学生は居る。 Washingtonマニュアルに記載のある基本的臨床能力が身に付かない 研修センターで、最低限のXpの読影、血ガスの解釈、電解質異常の管理等の演習を行う。 研修センターが期待する課題をこなせていない。(症例レポートなど) 時間をみつけて一つずつやるしかない。 EBMの知識、情報検索技術が身につかない。 どこかでまとめて総復習。 4月に習ったことをほとんど忘れている。 地域実習のときには特に意識しながら研修する。 朝の勉強会などが惰性になっている。 忙しさにめげず、自分でももっとよりよくする方向を考える 勉強は出来ていない。 そのままにしがち 具体的にフォーカスをしぼって出来るように。 記録をつけること、知識をストックすることが充分に出来ていないこと。 余裕が出てくるまで焦らない。 研修内容に研修医があまり関わっていない。 月一回でも研修内容について話し合う時間を作る 提出すべきレポートの書き方がわからない。 とにかく書いて、指導医に批評してもらう。 勉強会が少ない。 専門の先生がはいるレクチャーをふやす 院内での下血患者の取り扱い 心筋梗塞疑いの患者の取り扱いについて共通のマニュアルをつくる。 各病院、各科の研修にムラがある。 各病院、科毎に達成すべき(最低)基準を作る。 外科などで、○○病院と外の病院とで、あまりに研修内容が異なる。(片方は処置外来中心、片方は内視鏡な 自分は処置中心にやりたい、自分は内視鏡などニーズにあわせて選べればよいが、人によっては選べなくて不 ど) 満に思い不公平感がうまれるので、全員うわまちをまわるか、まわらないかにしたほうがよいかもしれない。 GFなどの検査が時期的なものもあり少ない。 GFを技術として獲得するにはどのくらい症例が必要かを提示時期的なものや技術に必要な研修期間も含めて 提示する 各自専門の先生に希望を伝える。 プレゼンの機会が少ない。 重症がない。 他の病院で研修。 当直回数及び内容。月曜朝の採血。 研修医は協会の病院への便宜供与をするための存在ではないことを病院側に認知させる。 当直 内科ローテート中は、当直時に入院患者さんがいた場合、当直で一緒になった先生と患者さんを持つ様になっ ていたため、当直での患者さんばかり増えてしまい、指導医の先生がいる意味がない時期があった。 症例の偏りがあること、存在しても指導医がいないことで見過ごされてしまっていること(例えば○○病院では 1中核病院に医師を雇う? 2関連病院にいらっしゃる専門の先生を研修医に強めに紹介する。 腎・泌尿器については皆無ですし、神経・呼吸器は先生が忙しすぎて指導を受ける余裕がない。) 救急研修が○○病院以外は厳しいときいています。 救急専門医の確保 管理型病院の人数が減りすぎる事がある。 各クールor月毎の人数調節を徹呈 できたら同時期に研修医1人の方がよい。(1、2年目)経験が2分の1に。 スケジュール調整。 メジャーな科は2ヶ月だと短い。慣れた頃に終わってしまう。 呼吸器内科は2ヶ月と3ヶ月では経験できる内容に差ができてしまうと思う。季節による症例の偏りもある。 ○○を2週とか1週に短期化する 2年目で1ヶ月○○、1ヶ月○○とわかれているところ。(内視鏡など教わるせっかくの機会が失われる。) 知らない間に研修期間や研修予定が変わっている 他の研修医との関係で変わる場合は、必ず本人の了承をとって欲しい。 1週間の地域研修があることをアピールポイントとしてやってきた以上、いまの1年生にその機会がないのはか 期間や費用の問題があるのなら、研修期間中に回数を決めて行かせるのはどうでしょうか?例えば2回などと。 わいそうに思う。だましているといわれても仕方がないと思う。施設間で差が生じているのも、端から見ていて 地域に行かすなら病院より診療所のほうが得るものが大きいと思います。 納得できない。もし、はじめからこうなることが決まっているなら、見学にきた学生にそのことは話さないようにな 病院の実態と地域医療の現状は、2年目くらいになってタフになってからのほうが、よいと思うし、正直○○病院 とやること変わらない。 ど緘口令を敷いたほうがよかったと思う。 自分は○○にいって地域医療の現状を見ることができて非常に勉強になったが、失望していやになるものもお おいと思う。 一貫性がない。 将来を見据えて、自分でローテーションを組んでいく。 選択が少ない。 選択を多くする。 カリキュラムが変更できない。(3ヶ月、1週間行く先など) 協会が考えるべきことであろう。 研修センターの先生達の活動を臨床の先生達が知らなく、理解していない点 臨床の先生の研修センターへの偏見 病棟とセンターとの距離が難しい。 どんな活動をしているのか知ってもらうこと アンケートをとるなり、直接話し合いの場をもつなりして対応(結構研修管理委員会で議論になったりもしていま したが、相手の意見を尊重しないとせっかくの意見も今後出してもらえなくなってしまうと思います。拾い上げも 大切なのではないでしょうか) 研修している科に対して、HDBや外来時に抜ける事を周知させて欲しい。 また、各科の指導医が自分の科に勧誘するのはすじがちがうのではないだろうか?特に小児科など。わかって ここの卒業生がもっと大きくなり、社団のなかで重要な役割を占めるようになればいいのだろうな。 研修センター いる研修医はわかっているから問題はないか。 と病院 各科の指導医はできることなら、地域で働いたことのある人がいいと思う。つまり、大学医局派遣の医師はあま 解決策は、自治医大の医局から人員派遣をねがうか、地域より医師をぼしゅうする。でもそれって地域医療を だめにするし・・・。 り好ましくないような気がする。例をあげるなら、○○先生などは非常に理解があり、やりやすかった。 強引な手段としては、だめな科は外の病院を回すのがひとつの手か。余計関係がこじれるが。 研修センターと病棟の板ばさみ(特にエクスターンとか) 日程の調整から研修医に任せる 協会と病院の関係 実際働いている時に指導してくれるのは病院の先生で、勉強会・JC・HDBなど協会の行事を担当しているの は協会の先生で、やっていることがチグハグ過ぎて、忙しい時は消化不良を起こす。もう少し上の先生同士の 接点があると良い。 地域医療に必ずしも興味をもたねばならないとは言わないが、少なくとも社団の研修施設は域医療の研修医を 病院長がいまいち理解が少ないためにむりとは思うが、理事長ないし病院長から、社団の施設で働く人に、研 作るための存在であるということを病院が認識していない点。労働力の担い手としての自分たちの立場もわ 修施設としての役割を認識してもらうように話があれば、少し変わるか? かっているが、観念も大事にしたい。 地域志向が今の研修医にたりないとは思わないが、5年間の研修をもっと望むものはいるはずである。採用試 験の際の人選を考慮してもいいのではないでしょうか?今いる研修医はみな好きですが、研修センターの未来 協会 を考えると今は研修医を少数しかとれずにある程度社団に残るoutcomeを作らねばならない。そのためにはは じめは少数ながらももっと確実な人選が必要なのではないかと思います。いっぽうでそれをやると意見がひとつ の方向に偏りすぎてしまい、危険かも知れませんが。近寄りがたい集団になるのもいやなのですが。 協会行事があるときに当直でいけない。 そのときは当直免除を病院側に掛け合って欲しい。 3年目以降、地域医療を続けるべきか、何らかの専門科に進むべきか悩む。 2年たっても進歩が無く、きちんとした医師になっているか不安。 ハーフデイバックの時間延長 HDBがあること、とてもありがたく思っています。そんなHDBも科によっては受け入れてくれにくいところもあるよ うです。 研修センター ハーフデイになかなか抜け出せない プログラム HDB 将来 研修センターに帰ると待ち構えてましたとばかりに行われるHDBなどの行事。 指導医・ス タッフ 上級医からの指導が少ない。 経験豊富なstaffが少ない。 中堅層の不足 地域の施設への移動が大変であった。 その他 新しい病院なのでマニュアルがない 災害拠点病院になっているのに一度も訓練をしたことがなく、マニュアルもない どのみちに進んでも、患者さんのために一生懸命やればよいと考え直す。その上で、自分の適性を静かに考え 外部の研修達成度評価基準を使ってみる。ログブックを参考に、自らを振り返る。 できれば時間内にHDBが終わるとありがたいです。科の先生によっては研修医を待ってくださることもあり、 せっかく快く送り出してくれても申し訳ないことがあります。HDBを途中で抜けてしまうのも心残りなので。もちろ ん私たち研修医側の要因が大きいとは思いますし、センターの先生方が短い時間の中で指導してくださってい 時間帯を午後丸々としてしまう 朝に行なう やるならやるで、時間を決めて欲しい。だらだら続いて、いつ病棟に戻っていいのかわからない。まだ仕事いっ ぱい残ってるのに・・・・って事が多々ある。 学ばせて頂いているという意識はありますが、少しはこちらの疲労具合も考えて欲しい。もう少しこちらの様子 も伺って欲しい。 もっとスタッフ(科の)を増やすかシニアとの屋根瓦式での指導を行う。 自主的に身に付ける。 特にないと思われる。 十分な準備時間を用意する事が労働への保証だと思う 移動に時間を要するのは労働の一環としての投資なので2日以上の移動日から足が出る場合は有給を使うと いうシステムは変更が必要である。 ○○先生に言ってみました。 ➄医師の臨床研修としての「地域保健・医療」研修(1週間の短期研修を含む)の意義について、 どのように思 われますか。あなたの現時点でのお考えをお聞かせください。 カテゴリー 病院では、日々専門領域を学んでおり、忙殺の日々のあまり、時折、専門性ばかり意識し、患者さんのあらゆる 問題に対応する、という意識を忘れてしまう。しかし、3ヵ月ごとの1週間の研修で、診療所での診察をみて、初心 将来、診療所で働くにあたり、自分に何が足りないのか、初期研修で何を取得しなくてはいけなおのかの目標を 設定するよい場である。 地域医療に興味がでてきた時期が遅かった自分にとって、地域にでることは常に新鮮であり、また自分を見つ めなおす機会である。必ず自分が何かしら変わるきっかけになる。 自分の将来像を具体的にイメージする場。とても重要。 自分の将来の働く場として地域を考えていたので、3ヶ月の地域研修は現場を知る上で大切な事、そして貴重な 初心・目標設定・将 経験であったと思う。 メリットは地域の顔のつながりができ、将来の働くための縁ができる。 来 地域医療を志す自分にとっては、将来の進路を決定する重要な機会であった。 1週間刺激をうけて、また勉強の意欲がわく 日々の業務に終われる毎日の中でも、家庭医になりたいという気持ちを忘れずに持ち続けられる、とても貴重な 機会だと思います。 ずっと病棟研修で地域での役割について忘れてしまいそうになるが、それを思い出させる、地域で医療を行うこ との良さに気づくことができると思う。 将来的に、診療所や開業を可能性として考えている人にとってはある程度プラスになると思われます。 診療所や開業を目指していない人にとっては何だかよくわからないものになると思います。 地域で医療を行う上での、イメージができる。今後何が自分に必要か考えられるよい時間。 「地域保健・医療」は、すべての医師がある程度修得すべき基本的臨床能力の一つであると考えるので、その研 修の意義は大きいと思います。 ○○病院で学べない慢性疾患の外来や、検査。(1年目では腹部エコー、2年目ではGIF)が経験できる。これは かなり貴重な体験だと思う。 ○○の様な各科の敷居が高い病院よりも、内科は内科で1まとめになっている○○のような規模の病院のほう 基本的臨床能力・ がが色々な症例を触れる。手技のチャンスも症例の数と比較しても意図的に研修医にまわしてくれるので良い 研修内容・症例 研修を受けている部分もある。 急性期のバリバリの疾患に触れる事が少ない。 当直では小児科などの風邪、大人の風邪が多くウォークイン中心の外来を始めて経験した。初めて尽くしの当 直で楽しかった。 普段所属している病院以外ならではの技術や症例を見る事が可能であり、 基幹病院ではできない外来診療や、在宅がある 多様な医療状況、現場を見ることができ、かなり大きな経験となっている。 病院では学べないことが学べていると思っています。それは具体的に言うと、病院のその後の患者さんの生活 についてのフォローが出来るとか、より生活に密着した医療が診られるとか、往診が出来るところが良さだと思 違う視点に気づかされる。 地域で求められるもの、という視点をもつと病院にいるのとはまったく違った視点から患者さんとかかわることが でき、自分たち医療者だけが絶対の正義となりがちな医療業界において、そういった偏りをなくすことができるの ではないかと思います。病院にいるとどうしても地域での多様な視点を忘れがちになる(のは私だけ??)ので 視点のリフレッシュの意味をこめて。 病院側だけの視点と違い、「患者さんをとりまく医療」として、自分を再定義できる 技術の習得よりも患者・家族・地域を考える視点を持つという意味で意義のある研修だったと思う。 多様な経験・病院と 地域医療の医師を育てる研修プログラムとして、いろいろな地域に行って研修できるのはよいと思います。地域 は違う視点 の患者さんへのアプローチの仕方、医療関係者の意見などを学ぶことができます。 将来どのような職場を選ぶにせよ、患者さんとそのバックグラウンドに触れるような視点を身につける機会を持 つのは重要なことであると思う。 とても重要であると考えます。大きな病院での医療しか知らないで、数年医師としてやってしまうのはどうしても 医師として偏りが出てしまう感じがします。 色々なことについて施設ごとの差異を見ることができる。医者の診療スタイル、グループ診療のあり方、往診の スタイル、内科疾患をどこ(どれくらい重症)まで見るのか?、スタッフの差による医者の役割の違い、どこを収入 源とするか?、施設間で差が少ない面について考察できる 外部の刺激を受けることが出来る。 色々な考えを持った色々な方と接することができる貴重な機会。 1週間は正直短い。1ヶ月×3、2ヶ月+1ヶ月等がよい 地域医療研修が長いのは充分魅力的な研修になるのではないかと私は考えます。 社団で長期間地域にいける制度はやはりつづけていただきたいと思っています。じっくり腰をすえて長期にわた り同じ患者さんとかかわる経験は一般科のローテート研修ではできないことですから。 ローテーションの合間の息抜きに使われるきらいがあるために、1週間については検討の余地ありと思う。1週間 期間 しか知らないころでは、非常に学んだと思ったが、終えた今では、1週間では正直あまりわからない、さらっと見 学にいっただけの感触しか得られていない感じがある。しかし、それが目的なのだからしかたがないとは思う が。今のような感想を抱けるだけでも地域研修1週間は有意義なのかもしれない。 どこにいっても地域の案内役を担っているのは看護師さん。しかし、1週間だとその観察はどうしても浅くなりま 1週間ずつの地域研修には期待している。○○や○○の人たちよりかは恵まれた環境にあると思う。 地域医療を志す研修医はもちろん、そうでない研修医にとっても、医療の全体像を知るうえで「地域保健・医療 医療の全体像 研修」は重要と思います。 「地域保健・医療研修」は地域医療に興味をもつ研修医を生み出すことにも寄与していると思います。○○病院 小児科で一緒だった内科志望の○○大学研修医は、診療所研修後、地域医療に興味をもち、総合医もひとつ 地域医療に興味 の選択肢として考えたい、と言っていました。また、大学で同期だった心臓外科志望の研修医が、地域研修後、 地域医療に惹かれ、進路に悩みだしたという話も聞きました。 実践の場 ○○病院で学んだことを実践する場が地域だと思っている。(勿論地域にでて初めて学ぶこともかなり多いと思 地域では先生がたがそれぞれのユニークな取り組みを行っており、そういったものを知るだけでもぜんぜん違っ 取り組み てくるのではないでしょうか。 患者ニーズ・医師 絶対に必要だと考えます。地域によって患者さんのニーズも違えば、医者の役割も違う。それが短期の研修で よくわかりました。また の役割 病院のもつ役割の違いで医師の仕事が変わってくることも理解できるという点ではいい研修だと思う。 フィードバック 研修病院に戻ってからフィードバックを受け、足りなかった点を指摘していただけたので、勉強になりました。 指導医の負担 滞在先の先生方の負担は大きいと思う 人間関係 1週間で人間関係を作るトレーニングになると思う 見学であるといみがないが、参加型であると非常に有意義となる。 研修先 地域保健といっても、地域に面白さを見出している先生の下で研修を行なわないと実を伴わないかもしれませ 入職時に3か月地域に行く場所が決まっていたので、以前に比べたらあまり有意義だとは思えない。 研修医の負担 移動が頻繁になるという意味で研修のリズムが途絶えたり、疲労を招くことは変わりないと思います。 デメリットはただでさえ少ない各科ローテをさらに削ってしまい、基本ローテがおろそかになる。病院内の勉強 会、同期との時間が減る。 一般の研修医(大多数の研修医)にとっては無駄と思う。不要なのでやめるべきと思う。 検討が必要 大多数の初期研修医が専門志向である現在、期間・内容について本人の意向を最大限尊重する形で実施され るのがいいのではないか。 意義深いものになるかは、本人・受け入れ施設の担当医師のモチベーションにかなり左右されるので、一律に 全員参加させる性質のものではないのではないか。 病院にいると、関わる人も多いことも原因と考えられるが、研修医である自分の位置の確立に1ヶ月くらいかか り、やっとペースがつかめたころには研修が終了してしまう。地域だと、早く溶け込め、研修に集中しやすい。 長期3ヶ月の研修先を選ぶためにとても役立った。 多くの病院が研修で行なっているような、保健所研修も、趣旨とは微妙にズレているような感じがします。 より臨床経験をつんだ段階で研修すると、また学ぶところが多くなるように思います。 3ヶ月の研修を終えて、今はここにきて本当に良かったと思う。 その他 貴重な体験であり、非常に意義深いと思います。 四月に一回行かせて頂いただけなので、実際のところは良く分からない。 私個人としては現時点ではメリットとデメリットがどちらが上回るか、結論つけられません。 医療・福祉資源について知識の幅が広がるというメリットがあるが、そのほかにはあまり意義は感じられない。 心のオアシス(何を勉強しに来ているのかと言われかねないが・・・)。 地域医療がどのようなものか体感したい。 地域医療振興協会なのだから行った方がいいと思う。
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