平成 27 年度 社会福祉法人島田市社会福祉協議会事業報告 平成 27 年度は、島田市社会福祉協議会(以下「市社協」という。 )にとって大きな節目(転機) となった1年でした。 ここ数年、事務所移転について島田市と何度か協議をしてきましたが、平成 27 年度は島田市か ら移転候補地が具体的に示されました。市社協内で検討委員会を設置、検討し、市社協理事会にお いて移転に向けて協議、承認がされました。その後、市社協では新しい事務所のコンセプトである 「相談機能の充実」のもと、設計を進めました。平成 28 年度には、事務所が建設され、移転をす る予定です。 また、平成 27 年4月には、社会福祉に関する法律の施行、改正があり、市社協として対応をし ました。 従来から福祉総合相談事業として生活に困りごとや不安を抱えている人の相談対応をしていま したが、「生活困窮者自立支援法」の施行により、新たに島田市から「自立相談支援事業」を受託 しました。経済的な問題を基に様々な課題を抱える方々を広く受け止め、その人と共に自立に向け たプランを作成し、関係機関と連携しながら伴走型の支援を行いました。 高齢者人口の増加、特に 2025 年に団塊の世代が 75 歳以上になることを見据えて、介護保険法が 改正されました。改正の1つには、地域包括ケアシステムの構築に向けて、予防給付(介護予防訪 問介護、介護予防通所介護)が地域支援事業に移行され、既存の介護サービスに加え、NPOやボ ランティアなどの多様な主体を活用して高齢者を支えることを目的とした「介護予防・日常生活支 援総合事業」として島田市では、平成 27 年4月から始まりました。この中で、市社協としては、 地域の中のサービス開発やネットワーク構築の役割を担う「生活支援コーディネーター」について 検討し、平成 28 年4月から島田市の委託を受けることとしました。 在宅介護サービスの提供では、介護報酬改定に伴い、特に通所介護事業において報酬減の影響を 大きく受けました。こうした状況でも採算だけにとらわれず、地域で生活課題を抱える方を支援する という市社協としての使命を果たすべく、地域包括支援センターや日常生活自立支援事業などとの連携 を意識し、在宅介護サービスの提供を行いました。 5年計画の最終年を迎えた島田市地域福祉活動計画については、次期計画に向けて策定をしまし た。策定にあたっては、島田市地域福祉計画との関連が強いため、前計画に引き続き、島田市と一 体的に策定することとし、自治会長や民生委員児童委員等による策定委員会で協議等をしました。 そして、平成 26 年度に実施した「市民福祉意識調査」の結果や、地区福祉懇談会や地域福祉活動 団体懇談会での意見、職員による前計画の評価等から、島田市の主要な地域課題として「地域にお ける交流機会の減少」「複雑化・潜在化する地域課題への対応」等をまとめました。これらの課題 に対応するため、前計画の基本理念を継続し「きづきあい みとめあい 共に生きるまち島田」を 基本理念とし、実現に向けて4つの基本目標及び「地域における課題解決力の向上」のための重点 プロジェクトを設定し、更なる地域福祉の推進を図ることとしました。 平成 27 年度は、市社協の将来像を描きつつ、相談機能の充実、小地域福祉活動の推進、介護サ ービスの提供等を推進しました。 Ⅰ 1 法人運営事業 社会福祉協議会の基盤強化 (1)社協会費 市民の方々をはじめ、民生委員児童委員及び福祉団体やボランティア団体など多くの方々に会員 として御協力をいただきました。また、一般会費の納入にあたっては、自治会・町内会の御協力を いただきました。 この会費は、小学校区を単位とする住民主体の活動の母体として組織化されている「地区社会福 祉協議会」(以下「地区社協」という)の活動費や、ボランティア団体の支援、生活困窮者への支 援の事業費として活用させていただきました。 会 費 の 種 類 一 般 会 費 ( 加 入 率 ) 平成 27 年度 加入数 平成 26 年度 金額 26,866 世帯 加入数 8,075,361 円 (73.6 %) 26,838 世帯 (74.2 %) 金額 8,071,760 円 賛 助 会 費 859 人 994,500 円 868 人 1,048,000 円 施 設 会 費 45 施設 225,000 円 47 施設 235,000 円 団 体 会 費 113 団体 237,000 円 112 団体 235,000 円 特 別 会 費 196 社 835,000 円 195 社 833,000 円 合 計 10,366,861 円 10,422,760 円 前年度比 28 世帯 3,601 円 △9 人 △53,500 円 △2 施設 △10,000 円 1 団体 2,000 円 1社 2,000 円 △55,899 円 (2)市社協への寄附による支援 市社協の事業推進のため篤志家や団体・企業などから寄附が寄せられました。 寄附金は、総合相談やボランティア活動、居場所づくりの推進のために活用をさせていただき ました。また、物品による寄附は、市内の社会福祉施設や障害者団体等へ配布させていただきま した。 ①寄附金 区 分 平成 27 年度 件数 金 平成 26 年度 額 件数 金 額 前年度比 個 人 4件 1,110,923 円 4件 33,248 円 1,077,675 円 団 体 17 件 325,774 円 12 件 276,843 円 48,931 円 企 業 等 12 件 793,712 円 8件 486,002 円 307,710 円 そ の 他 10 件 23,894 円 8件 56,899 円 △33,005 円 合 43 件 2,254,303 円 32 件 852,992 円 1,401,311 円 計 ②寄附物品 区 分 日常品 介護用品 個 人 3件 2件 団 体 13 件 0件 企 業 等 8件 0件 そ の 他 3件 2件 合 27 件 4件 計 (3)組織運営 社会福祉法人としての組織・事業運営を行うため、理事会及び評議員会を定期的に開催し、予 算・決算及び事業計画・事業報告、評議員の選任、定款変更、諸規程の改正などの審議や重要事 項の経過報告などを行いました。また、評議員会においても同様の事項について審議を受けまし た。 ①理事会の開催 区 分 第1回 第2回 開 催 日 5 月 28 日(木) 審 議 事 項 認定第1号 平成 26 年度事業報告 認定第2号 平成 26 年度一般会計及び特別会計資金収支決算 議案第1号 評議員の委嘱 議案第2号 会長及び副会長の選任 6 月 1 日(月) 職務代理者の指名 常務理事の指名 第3回 第4回 第5回 8 月 27 日(木) 10 月 27 日(火) 3 月 25 日(金) 議案第3号 事務所移転 議案第4号 事務局規程の一部改正 報告第1号 事務所建設に係る経過 議案第5号 資金貸付金の欠損処分 議案第6号 平成 27 年度資金収支補正予算(第1号) 議案第7号 定款変更 議案第8号 特定個人情報取扱規程の制定 議案第9号 就業規程の一部改正 議案第 10 号 契約職員の雇用に関する就業規程の一部改正 議案第 11 号 個人情報保護規程の一部改正 報告第2号 平成 27 年度指導監査結果 報告第3号 事務所建設に係る経過 議案第 12 号 職員給与規程の一部改正 議案第 13 号 評議員選任規程の一部改正 議案第 14 号 契約職員の雇用に関する就業規程の一部改正 議案第 15 号 平成 28 年度事業計画 議案第 16 号 平成 28 年度資金収支予算 ②評議員会の開催 区 分 第1回 開 催 日 5 月 28 日(木) 審 議 事 項 議案第1号 平成 26 年度事業報告 議案第2号 平成 26 年度一般会計及び特別会計資金収支決算 議案第3号 理事の選任 議案第4号 監事の選任 第2回 10 月 27 日(火) 第3回 3 月 25 日(金) 報告第 1 号 事務所建設に係る経過 議案第5号 平成 27 年度資金収支補正予算(第1号) 議案第6号 定款の変更 報告第2号 事務所建設に係る経過 議案第7号 平成 28 年度事業計画 議案第8号 平成 28 年度資金収支予算 ③監査の実施 区 分 開 催 日 審 議 事 項 平成 26 年度事業報告 決算監査 5 月 20 日(水) (定款第 13 条) 平成 26 年度一般会計及び特別会計資金収支決算書 平成 26 年度貸借対照表 平成 26 年度財産目録 平成 27 年度上半期事業報告 中間監査 10 月 28 日(水) 平成 27 年度上半期収支計算書 平成 27 年度上半期貸借対照表 平成 27 年度上半期財産目録 指導監査 2 月 24 日(水) (社会福祉法第 56 条) 組織・法人運営関係 会計・経理関係 (4)福祉サービス苦情解決制度の充実(社会福祉法第 82 条) 利用者の福祉サービスに関する苦情への適切な対応をすることにより、利用者の満足度を高め、 利用者が福祉サービスを適切なサービス提供ができるよう、苦情解決第三者委員を選任すると共 に、苦情解決第三者委員会を開催しました。 □苦情解決第三者委員会 回 開 催 日 第1回 11 月 25 日(水) 第2回 3 月 14 日(月) 内 容 苦情解決事業と第三者委員の役割に関する説明 北部デイサービスセンター、川根デイサービスセンターの見学 平成 27 年4月からの苦情対応状況に関する報告 意見交換 (5)職員研修 公共性の高い市社協の職員として求められる、基本的な知識や理念及び専門的能力育成のため 外部研修への積極的な参加及び職員による内部研修を実施しました。また、介護事業におけるケ ース検討会を定例化しサービス向上に努めました。 ①内部研修 (ア)職員全体研修 □期 日 平成 27 年9月 11 日(金) □テーマ 個人情報の保護と漏えい防止策/マイナンバー制度について □講 師 赤堀社会保険労務士事務所 代表 (イ)職場内部研修 赤堀久士 氏 □テーマ1 生活困窮者自立支援事業について □テーマ2 市民福祉意識調査結果について □テーマ3 介護保険法改正と地域包括ケアシステムについて □テーマ4 個人情報の保護の心構えと漏えい防止策について (ウ)ケース検討会 □しまだ事業所 居宅介護支援事業所ケース検討会 年 52 回 訪問介護事業所ケース検討会 年 12 回 訪問入浴介護事業所ケース検討会 年 12 回 □かわね事業所 居宅介護支援事業所ケース検討会 年 24 回 訪問介護事業所ケース検討会 年 12 回 訪問入浴介護事業所ケース検討会 年 12 回 調理職員ミーティング 年 12 回 ②外部研修 事 業 主な研修名 参加研修数 法人運営 社会福祉施設運営管理研修会 など 地域福祉 生活支援コーディネーター研修会 生活支援 自立相談支援事業従事者養成研修 地域包括支援センター 地域ケア会議活用研修会 介護(しまだ) 地域包括ケアにおける事業所のあり方 介護(かわね) ウイルス感染予防のための研修 参加人数 6研修 延 16 人 など 6研修 延9人 など 10 研修 延 13 人 13 研修 延 24 人 54 研修 延 110 人 43 研修 延 65 人 など など など ③資格取得 (ア)介護福祉士 3人 (イ)介護支援専門員 1人 (6)実習生の受け入れ ①ソーシャルワーク実習(社会福祉士実習) 社会福祉士養成課程における相談援助実習を行う機関として、個々に合わせた実習プログラ ムを作成し、現場実践を踏まえたソーシャルワークの価値や知識技術習得のために社会福祉士 資格の取得を目指す学生の受け入れを行いました。 学校名 受入人数 静岡県立大学短期大学部 1人 静岡福祉大学 3人 受入期間 ・8 月 17 日(月)~9 月 11 日(金) ・8 月 17 日(月)~9 月7日(月) ※2人 ・2 月 15 日(月)~3 月 18 日(金) ②産業現場実習(就職につなげる職場での実習) 障害者の雇用を検討する中で、実習生に何ができるかを職員で話し合い雇用が可能かを実習 を通して判断しました。 学校名 静岡県立中央特別支援学校 受入人数 1人 受入期間 ・6 月 15 日(月)~26 日(金) ・10 月 13 日(火)~23 日(金) (7)自主財源の確保 ①駐車場貸出管理事業 市道横井向島線高架下を島田市から道路占有許可を受け、月極駐車場として貸し出し、利用 料収入を社会福祉事業に活用をしました。 □駐車場所在地及び区画数 島田市向島町 4649 番地の2外 18 区画 島田市横井二丁目 4654 番地の3外 29 区画 □契約数及び利用料収入額 区 分 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 契 約 区 画 数 25 区画 32 区画 △7 区画 契 約 件 数 18 件 25 件 △7 件 利 用 料 収 入 974,055 円 1,042,120 円 △68,065 円 ②自動販売機管理事業 市内公共施設3箇所へ自動販売機を設置し販売手数料を社会福祉事業に活用しました。 設置場所 台数 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 北部ふれあいセンター 1台 21,242 円 39,192 円 △17,950 円 金谷体育センター 1台 130,287 円 110,067 円 20,220 円 川根健康プラザ 1台 109,914 円 113,884 円 △3,970 円 保健福祉センターはなみずき 0台 0円 8,808 円 △8,808 円 3台 261,443 円 271,951 円 △10,508 円 合 計 (保健福祉センターは平成 26 年4月撤去) 2 事務所建設 (1)事務所移転協議 島田市から「移転候補地」 「移転組織」の各案が示されたことから、市社協内で視察を含む5 回協議をしました。 〔協議結果〕 □事務所移転:可能 □場 所:大津通(仮設店舗併用住宅地跡地) □組 織:管理部門としまだ事業所の一体 (2)事務所建設委員会 事務所移転協議、市との協議、社会福祉協議会理事会を経て、事務所建設設計等の具体的な内 容を市社協内で 17 回協議、設計業者との協議を 11 回しました。 設計業務委託 仲山設計(島田市金谷栄町) 指名競争入札により決定 〔協議結果〕 □建 物 □駐車場 事務所棟 鉄骨造3階 述べ床面積 719.73 ㎡(建設面積 280.08 ㎡) 物置棟 鉄骨造1階 述べ床面積 28.27 ㎡ 駐輪場 鉄骨造1階 述べ床面積 11.20 ㎡ 3台(うち1台障害者用) 3 島田市からの指定管理事業 (1)島田市川根介護予防拠点施設「ふれあい健康プラザ」 □指定期間 平成 24 年4月1日~平成 29 年3月 31 日(5年間) □施設利用状況 区 開 分 前年度比 334 日 333 日 1日 者 1,228 人 3,301 人 △2,073 人 会 議室 等利用 者 2,718 人 3,052 人 △334 人 1 日平 均利用 者 11.8 人 19.1 人 △7.3 人 浴 日 平成 26 年度 数 入 所 平成 27 年度 利 用 □自主事業の実施内容 事 4 業 内 容 開催日 参加者 明るく笑顔で健康体操 5月 28 日(木) 20 人 正しい食事で元気ハツラツ 6月 18 日(木) 21 人 今日から始める口腔ケア 7月 23 日(木) 18 人 介護保険制度について 9月 24 日(木) 12 人 いきいき健康体操 10 月 22 日(木) 18 人 皆で歌いまショー 12 月 20 日(日) 10 人 団体事務、その他 (1)島田市共同募金委員会 静岡県共同募金会から共同募金委員会業務の依頼を受け、業務に関する申し合わせ事項により 業務を行いました。 ①共同募金委員会の運営業務 ②共同募金運動の推進業務 ③広報・啓発業務 ④配分調整業務 ⑤会計 (2)島田市静霊奉賛会 戦没者、戦災死者の慰霊及び遺族の援護を目的として、次の事業を行いました。 ①戦没者の慰霊 ②慰霊施設の維持管理 (3)家山霊園無縁仏の移設 旧川根町時代家山霊園内の無縁仏の墓地を旧川根町社協が管理を行なっていました。遺骨の管 理は島田市で行っているため、供養を行い、島田市伊太の斎場内にある無縁仏供養塔に移設を行 いました。その後、墓地の取壊しを行い、土地の権利は島田市に返還しました。 Ⅱ 1 地域福祉推進事業 福祉を身近に感じる風土づくり ( ・・赤い羽根募金助成対象事業) (1)広報啓発活動の推進 ①広報紙の発行(みんなのふくしだより発行) 市社協事業や市内福祉活動の情報発信のため、広報紙「みんなのふくしだより」を発行しま した。 □発行月 4月、6月、9月、1月 □発行部数 1回 33,800 部 □配布方法 市内全戸配布 □掲載内容 事業計画・報告、各種事業や講座の紹介、参加者募集等 ②社協パンフレットの作成 市社協事業全体を紹介する概要版冊子(パンフレット)を作成し、市内各世帯に周知を図り ました。 □発行月 6月 □発行部数 1,000 部 □配布先 施設・団体・特別会員、各種会議、地区ふれあいまつり等 □掲載内容 介護事業、市受託事業を含む社協事業 ③ホームページ作成事業 市社協独自のホームページに、市社協活動を随時掲載し、PRに努めました。また、Facebook を公開し、随時情報提供をしました。 □アクセス数 12,298 件(月平均 1,025 件) □Facebook 更新回数 76 回 ④社会福祉大会事業 多くの市民の参加のもと、福祉功労者の表彰や福祉活動に関する発表や展示を行いました。 □開催日 平成 28 年2月6日(土) □開催場所 プラザおおるり ホール □参加者数 507 人 □開催内容 福祉功労者表彰(社協会長表彰 41 人 2団体) 福祉活動発表(加賀敦 氏) 福祉活動展示(市内学校の福祉学習の取組、生きデイ作品等) 福祉作業所製品販売 ⑤ふれあい広場事業 障がいのある人、子どもから高齢者まで、多くの人々の交流と福祉関係団体の活動発表の機 会として開催しました。 □開催日 平成 27 年 10 月 10 日(土) □開催場所 プラザおおるり ホール、展示ホール他 □参加団体 30 団体(ボランティア団体、福祉団体、福祉施設等) □参加者数 約 1,000 人 □開催内容 福祉体験、ステージ発表、模擬店等 ⑥地区イベントへの参加 市社協事業のPRや共同募金運動のため、各地区のイベントに参加しました。 □参加地区 10 月 18 日(日)初倉まつり 11 月1日(日)大津ふれあいまつり 北部ふれあいまつり 11 月3日(祝)金谷文化産業祭 11 月7日(土)~8日(日)島田産業まつり 11 月 29 日(日)川根ふるさとふれあいまつり ⑦福祉講演会事業 市民の福祉への理解促進のため、講師を招いて講演会を開催しました。 (ア)全体講演会 □開催日 平成 28 年2月6日(土) ※社会福祉大会に引き続き開催 □開催場所 プラザおおるり ホール □参加者数 507 人 □講師 堀尾正明 氏(フリーキャスター) □演題 「地域活性化の決め手はこれだ! ご近所の底力・取材活動から」 (イ)定期セミナー 開催日 6 月 26 日(金) 内容 避難所運営の実際と災害ボランティ ア支援本部 参加者数 42 名 8 月 29 日(土) ひきこもりってなんだろう 32 名 1 月 14 日(木) ボランティアの役割と意義について 22 名 講師 ADRA JAPAN 渡辺日出夫 氏 (一社)SCS カウンセリング 研究所 枡田宏子 静岡福祉大学 氏 清水将一 氏 (2)ふくしにふれる機会の充実 ①福祉教育推進事業 学校等への相談支援をはじめ、連絡会を開催し、連携強化を図りました。 (ア)福祉教育の手引き書「福祉のススメ」の作成 □作成時期 5月 □内容 福祉教育事業紹介、福祉教育プログラム等 (イ)学校、企業、地域への相談支援 学校や企業等が福祉について学ぶ際に、社協職員、ボランティア、障がいのある人を派遣し て、講話や体験学習を実施しました。 □実施回数 79 件(小学校 66 件/15 校、中学校 9 件/3 校、高校 2 件/2 校 企業 1 件/1 社 地域 1 件/1 団体) □主な内容 福祉学習の導入、視覚・聴覚障がい者や肢体不自由者からの講話、アイマ スク・アイガイド体験、車いす体験、高齢者疑似体験等 (ウ)福祉教育推進連絡会 開催日 内容 参加者数 6 月 19 日(金) 福祉教育推進事業、実際の出前講座の内容について/意見交換 24 人 2 月 19 日(金) 福祉教育推進事業の報告、副読本の活用について/意見交換 22 人 (エ)福祉教育実践校事業 福祉教育に取り組む学校を実践校として指定し、福祉教育に取り組むために必要な経費を助 成しました。 □指定校 2校(附属中、金谷高) □助成金額 1校 50,000 円(総額 100,000 円) ②福祉体験学習事業 体験学習や研修会を通じて、福祉への理解と関心を高めました。 (ア)夏休み「ふくし」体験学習事業 小学4年生から中学生、その保護者を対象に、福祉について学び、障がいのある人との交流 を行い、福祉への理解を深めました。 □参加者数 児童・生徒:延べ 29 人 保護者:延べ6人 □開催内容 開催日 内容 担当・講師 7 月 30 日(木) 導入学習(車いすの使い方) 8 月 4 日(火) 車いす体験 社協職員 車いす生活者 8 月 17 日(月) 車いす生活者からの講話 (イ)福祉のつどい事業 児童、生徒、その保護者等を対象に、子育てや障がいをテーマに当事者から思いなどをうか がい、理解と関心を高める機会としました。 □開催日 平成 27 年8月 29 日(土) □参加者数 児童・生徒:7人 □内容 講演:障がい児を育てるということ 保護者等:26 人 座談会 □講師 大村映子 氏(島田市こども発達支援センターふわり) 岩堀美名子 氏 田中愛子 氏(スマイルの会) 伏見麻由美 氏 河村真理子 氏(島田市肢体不自由児(者)親の会~ リアンの会~) 2 住民参加による地域づくり (1)防災・防犯活動の促進 ①災害ボランティアセンター立ち上げ訓練 災害時のボランティア活動に備えるため、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を実施し ました。今年度は、中溝町自治会と連携し、情報伝達訓練も実施しました。 □開催日 平成 28 年1月 17 日(日) □開催場所 プラザおおるり □参加者数 災害ボランティアコーディネーター 5人 ②災害ボランティアコーディネータースキルアップ講座(新規) 災害ボランティアセンターで活動するボランティアコーディネーターのための講座を開催 しました。 □参加者数 13 人 □開催内容 開催日 7 月 18 日(土) 内 容 担当・講師 講義:災害ボランティアセンターの実際 ~西伊豆町水害から~ 西伊豆町社協 山本浩司氏 ③災害ボランティア連絡会 災害ボランティアコーディネーターを対象に、災害ボランティアセンターに関する意見・情 報交換を実施しました。 開催日 内 容 参加者数 9 月 15 日(火) 避難所運営ゲーム「HUG」 1 月 13 日(水) 3 月 23 日(水) 10 人 災害ボランティアセンター立ち上げ訓練について 12 人 災害対応シミュレーションゲーム「クロスロード」 災害ボランティアセンター立ち上げ訓練のふりかえり 9人 防災クイズ (2)地域で自立した生活への支援の充実 ①島田市重度障害者移動支援車両貸出事業の受託(島田市からの受託事業) 公共交通機関の利用が困難な人を対象に、福祉車両の貸し出しをしました。また、運転者が 確保できない利用者には、運転ボランティアを調整しました。 □貸出車両 □貸出回数 2台(軽自動車1台、普通自動車1台) 222 回 □ボランティア運行 57 回 ②島田市家族介護教室事業の受託(島田市からの受託事業) (ア)介護者のつどい 介護に関する学習の機会とともに、介護者のリフレッシュと情報交換の機会としました。 □開催内容 開催日 内容 参加者数 講師 4 月 23 日(木) 懇談 10 人 5 月 21 日(木) 介護者の健康に関する学習 18 人 社協職員(生きデイ) 6 月 18 日(木) 口腔衛生に関する学習 13 人 歯科衛生士 8 月 20 日(木) 外出企画(静岡県庁他) 16 人 9 月 17 日(木) 交流レクリエーション 17 人 社協職員(生きデイ) 10 月 22 日(木) 交流レクリエーション 11 人 レクリエーション指導者 11 月 12 日(木) 懇談 12 月 17 日(木) ミニ門松づくり 16 人 阿知ヶ谷地区社協 1 月 28 日(木) 異文化交流 10 人 島田商業高校 ALT 3 月 24 日(木) 交流レクリエーション 11 人 レクリエーション指導者 8人 (イ)介護教室 在宅介護者を対象に、介護に関する学習の機会として開催しました。 □開催内容(第1回) 開催日 7 月 7 日(火) 7 月 21 日(火) 内 容 参加者数 講義・実技:介護機器の紹介と活用 方法 講義・実習:食事と栄養について 講師 11 人 福祉用具専門相談員 13 人 管理栄養士 □開催内容(第2回) 開催日 内 容 参加者数 講師 2 月 9 日(火) 講義:認知症家族のケアについて 12 人 認知症家族会 2 月 23 日(火) 講義・実習:食事と栄養について 16 人 管理栄養士 (ウ)リフレッシュバス旅行 在宅介護者を対象に、日帰りバス旅行を実施しました。 □開催日 平成 27 年 11 月 27 日(金) □行き先 韮山反射炉と伊豆長岡温泉 □参加者数 61 人 ③子どもの遊び場整備事業 市内公園(自治会管理分)に設置してある遊具で、修繕や撤去が必要な場合に、費用の一部 を助成しました。 □助成対象 4自治会(向谷元町自治会、本通六丁目自治会、岸町自治会、東町自治会) □助成金額 総額 576,000 円 ※平成 27 年度で終了 ④居場所づくり推進事業 高齢者や障がいのある人に関わらず、誰もが利用できる「居場所づくり」を実施しました。 また、金谷地区でも居場所づくりを実施しました。 (ア)はーとちゃん家 □開催期間 平成 27 年4月~平成 28 年3月 毎週木曜日 □実施回数 46 回 □参加者数 延べ 1,172 人 □参加者 地域福祉サポーター、高齢者、障がいのある人、一般市民 (イ)居場所づくり in 金谷 □開催時期 平成 27 年5月~平成 28 年3月 第3水曜日 □実施回数 11 回 □参加者数 延べ 92 人 □参加者 地域福祉サポーター、高齢者、一般市民 ⑤居場所づくり研修会 地域での居場所づくりを広めるため、また、運営に関わる人材育成のために研修会(連絡会) を開催しました。 (ア)研修会 □開催日 平成 27 年7月 16 日(木) □参加者数 48 人(地域福祉サポーター、地区社協関係者、民生委員児童委員等) □講師 岡部真智子 □演題 「居場所の効果と課題 ~長続きする居場所を作るには~」 氏(静岡英和学院大学) (イ)連絡会 □開催日 平成 28 年2月 25 日(木) □参加者数 7人(地域福祉サポーター、地区社協関係者) □助言者 木村綾 氏(静岡県社会福祉協議会) ⑥福祉団体等補助金 民生委員児童委員協議会、身体障害者福祉会、老人クラブ連合会等の福祉団体の活動費とし て、補助金を交付しました。 □交付状況 19 団体 総額 3,376,000 円 ⑦地域ふれあい活動等補助金 高齢者ふれあいサロン、子育てサロン、地区福祉の会の事業費を補助しました。 (ア)高齢者ふれあいサロン □交付状況 24 団体 総額 760,000 円 (イ) 子育てサロン □交付状況 1団体 総額 30,000 円 (ウ)地区福祉の会 □交付状況 5団体 総額 829,000 円 ⑧島田市生きがい活動支援通所事業の受託(島田市からの受託事業) 介護保険の対象とならない概ね 60 歳以上で家に閉じこもりがちな方を対象に、余暇生活、 日常動作訓練、レクリエーションなどを提供して自立生活を支え、要介護状態になることを予 防するための事業を実施しました。 (ア)伊久身デイサービスセンター(月・水・金曜日開所) 項 目 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 開 所 日 数 142 日 141 日 1日 利 用 者 数 875 人 836 人 39 人 1 日 平 均 利 用 者 数 6.2 人 5.9 人 0.3 人 (イ)生きがい対応型デイサービスセンターふれあい(月~金曜日開所) 項 目 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 開 所 日 数 242 日 238 日 4日 利 用 者 数 2,795 人 2,638 人 157 人 1 日 平 均 利 用 者 数 11.5 人 11.1 人 0.4 人 (ウ)生きいきサロンさくら(月・火・水・金曜日開所) 項 目 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 開 所 日 数 190 日 188 日 2日 利 用 者 数 2,246 人 2,147 人 99 人 1 日 平 均 利 用 者 数 11.8 人 11.4 人 0.4 人 (エ)生きいきサロンいなり(月・火・木曜日開所) 項 目 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 開 所 日 数 136 日 141 日 △5 日 利 用 者 数 1,167 人 1,232 人 △65 人 1 日 平 均 利 用 者 数 8.6 人 8.7 人 △0.1 人 ※生きいきサロンいなりは、平成 27 年度で終了。 ⑨島田市げんき教室事業の受託(島田市からの受託事業) 高齢者が要介護状態になることを予防するため、介護保険の給付対象とならない65歳以上 で、生活機能が低下した方々を対象に、運動機能の向上、脳の活性化のための歌や体操、ゲー ムなどや栄養改善・口腔機能向上プログラムを実施しました。 (ア)げんき教室さくら(木曜日:5月~3月開所) 項 目 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 開 所 日 数 42 日 50 日 △8 日 利 用 者 数 153 人 331 人 △178 人 1 日 平 均 利 用 者 数 3.6 人 6.3 人 △3.0 人 (3)ボランティア活動等市民活動の推進 ①ボランティア活動の啓発・人材育成 (ア)ボランティア入門講座 地域で活動するボランティアを養成するための講座を開催しました。 □開催内容 開催日 5 月 23 日(土) 内容 参加者数 講義:ボランティア活動とは 15 人 講師 社協職員 参加者が各自で市内施設や団体でボランティア活動を実施(体験) 8 月 22 日(土) 10 月 10 日(土) 活動のふりかえり 10 人 演習:ふれあい広場でミルク餅作 8人 りと配布 (イ)ボランティア相談事業 ボランティアに関する相談、活動紹介をしました。 □相談件数 66 件(個人 28 件 団体 4 件 施設 34 件) (ウ)ボランティア活動の手引きの作成 □作成時期 5月 □内容 ボランティア活動の心構え、ボランティア受入施設・団体の情報等 ②各種ボランティア活動 (ア)福祉レクリエーション講座 高齢者ふれあいサロン等を開催しているボランティアや福祉施設職員を対象に、介護予防に つながるレクリエーションを学習するために開催しました。 □開催内容①(ボランティア対象) 開催日 内 容 参加者数 6 月 26 日(金) レクリエーション入門 35 人 7 月 22 日(水) 歌遊び・手遊び 33 人 8 月 26 日(水) 介護予防体操・歌遊び 36 人 9 月 25 日(金) クラフト 34 人 10 月 20 日(火) レクリエーション・エクササイズ 35 人 講 師 島田市レクリエーション協会 社協職員(生きデイ職員) 島田市レクリエーション協会 □開催内容②(福祉施設職員対象) 開催日 内 容 参加者数 8 月 5 日(水) 言葉遊び・クラフト 28 人 11 月 4 日(水) 歌遊び・手遊び・クラフト 22 人 講 師 島田市レクリエーション協会 (イ)傾聴ボランティア養成講座 施設や在宅での高齢者の話し相手ボランティアを育成するため、開催しました。 □開催内容 開催日 7 月 28 日(火) 内 容 参加者数 講義:傾聴入門 16 人 演習:傾聴体験 講 師 社協職員(包括職員) (ウ)収集ボランティア活動事業 市民がボランティア活動に気軽に参加できるために、各種収集活動を呼びかけました。 □収集状況 項 目 実 績 使用済み切手 項 目 実 績 19.5kg 書き損じはがき 入れ歯 22 個 エコキャップ 1,670 枚 979,540 個 活動の収益は地域福祉事業での活用や、日本盲導犬協会へ寄附(21,688 円)をしました。 (エ)地域福祉サポーター事業 市民がサポーターとして社協事業に参加することで、ボランティア活動を学び、地域で活動 する人材を育成しました。 □登録者数 23 人 □会議 平成 27 年5月 11 日(月) □活動 居場所づくり「はーとちゃん家」、ふれあい広場等への参加等 ③ボランティア活動の支援 (ア)ボランティア団体等補助金 ボランティア団体の事業費を補助しました。 □交付状況 14 団体 総額 645,000 円 (イ)ボランティア活動保険助成事業 ボランティア活動保険の保険加入にあたり、保険料の一部を助成しました。 □加入者数 2,605 人 □助成対象者数 2,048 人 □助成額 1人 50 円 (ウ)ボランティア活動室貸出事業 ボランティア団体の活動場所として、ボランティア活動室を貸し出しました。 □利用回数 延べ 299 回 □利用者数 延べ 2,663 人 (エ)ボランティア・地域福祉活動資機材購入費助成事業 ボランティア団体や小地域福祉活動団体が、活動に必要な資機材を購入する経費の一部とし て補助金を交付しました。 □補助基準 上限 150,000 円(購入費の1割以上を団体の自己負担とする。 ) □交付状況 4団体 総額 187,000 円 (オ)マイクロバス貸出事業 ボランティア団体や福祉団体を対象にマイクロバスを貸し出しました。 □利用回数 88 回 (カ)活動資機材貸出事業 地域や学校での活動に福祉教育資機材等を、通院や一時的に歩行困難な人に車いすの貸し出 しをしました。 □備品等 39 回(福祉教育資機材、レクリエーション用品等) □車いす貸出回数 256 回(保有 58 台) ④ボランティア団体のネットワークづくり (ア)地域福祉ネットワーク強化事業(ボランティア団体分) 福祉団体やボランティア団体、地区社協の情報交換や連携強化のため、ネットワーク会議を 開催しました。 □開催状況 ボランティア団体・地区社協等合同 開催日 5 月 13 日(水) 内 容 参加者数 社協事業についての説明、意見交換(グループワーク) 24 団体 27 人 ボランティア団体・福祉団体 開催日 2 月 23 日(火) 内 容 参加者数 社協からの報告、グループワーク 16 団体 16 人 (イ)ボランティア受入施設連絡会の開催 市内福祉施設を対象に、ボランティアに関する情報交換、研修の機会として連絡会を開催し ました。 □開催内容 開催日 内 容 参加者数 講 師 講義:ボランティアとは何か。 2 月 18 日(木) 施設に求められるボラン ティア受入方法 グループワーク 17 人 静岡福祉大学 清水将一 氏 3 地域福祉を推進する仕組みづくり (1)小地域福祉活動を推進する体制の構築 ①福祉でまちづくり講座の開催 小地域福祉活動を地域で推進するための人材育成として、地区社協等で活動する人を対象に 開催しました。 □開催状況 開催日 内容 参加者数 講師等 6 月 29 日(月) 地域福祉に関する講義 17 人 地域福祉研究所 8 月 28 日(金) 先進地視察研修 24 人 磐田市長野地区社協 2 月 15 日(月) 講義及び演習 9人 さわやか福祉財団 山本伸晴 氏 稲葉ゆり子 氏 (2)小地域福祉活動の充実 ①地区社協への支援 地区社協の設立に向けた相談、地区社協設立後の対応をしました。 (ア)設立に向けた相談 □実施回数 2地区4回 (イ)設立後の対応 項 目 実 績 項 目 総会への出席 7回 役員会等への出席 視察研修 1回 生活支援サービスの検討 実 績 7回 1 地区 10 回 ②地区社協補助金 地区社協を設立する予定の地区への育成補助、地区社協を設立した地区への運営補助として、 補助金を交付しました。 交付状況 □育成補助 なし □運営補助 9地区 総額 3,422,000 円 ③地域福祉ネットワーク強化事業(小地域福祉活動団体分) 地区社協等、小地域福祉活動団体の情報交換や連携強化のため、ネットワーク会議を開催し ました。 □開催状況 開催日 2 月 15 日(月) 内 容 参加者数 社協事業についての説明、意見交換(グループワーク) 14 団体 14 人 (3)地域福祉活動計画(平成 28 年度~平成 32 年度)の策定 ①策定委員会の開催 自治会や民生委員児童委員等で策定委員会(委員長:静岡福祉大学 清水将一 し、次期計画に向けた協議をしました。 開催日 6 月 26 日(金) 内 容 ・市民福祉意識調査の結果報告 ・地区福祉懇談会、地域福祉活動団体懇談会の開催 氏)を構成 ・地区福祉懇談会、地域福祉活動団体懇談会の報告 9 月 16 日(水) ・前計画の評価の報告 ・計画の構成、内容の検討 ・計画の構成、体系の検討 12 月 24 日(木) ・基本目標及び地区別の方向性の検討 ・重点プロジェクトの検討 ・パブリックコメントの報告 3 月 15 日(火) ・計画全体の確認 ・概要版の確認 ・計画書及び概要版の配布、周知の確認 ②策定に向けた調査等 計画の策定に向け、市民の意見を伺う懇談会や市社協内の作業部会等を実施しました。 (ア)地区福祉懇談会の開催 市民から地域福祉に関する意見を伺うため実施しました。 開催単位 参加者数 中学校区(各 1 回) 176 人 計7回 内容 ・現在の地域の福祉課題について ・今後5年間の方向性について (イ)地域福祉活動団体懇談会の開催 地区社協やボランティア団体等から、地域福祉活動に関する意見を伺うため実施しました。 開催単位 参加者数 1回 34 人 内容 ・団体活動をしている中での課題について ・今後5年間の方向性について (ウ)中学生のえがく「ふくしのまち」の募集 市内7中学校へ依頼し、中学生から「ふくしのまち」について意見を募集しました。 (エ)作業部会の開催 基本目標や具体的な取り組みの方向性、重点プロジェクトの検討のため、市社協内で作業部 会(9回)を開催しました。 (オ)パブリックコメントの実施(実施主体:島田市) 計画に対する意見を市民から広く募集するため実施しました。(意見等なし) Ⅲ 1 生活支援事業 福祉サービスが適切に受けられる仕組みづくり (1)相談支援・情報提供の仕組みづくり 生活困窮者や高齢者、障がいのある人等、生活のしづらさを抱えた方々の相談に応じ、関係機 関と連携を図りながら問題解決に向けた取り組みを行いました。 ①福祉総合相談事業 専任職員による福祉総合相談を常時開設し、市民の相談に応じました。 また、法的な問題に対する解決の糸口となるよう、月1回弁護士による無料法律相談を実施 しました。 □専任職員 2人(相談員) □相談日 月曜日~金曜日 午前8時 30 分~午後5時 □弁護士相談 毎月1回(土日祝祭日を除き毎月 25 日) □実 績 区 分 平成 27 年度 相談件数合計 (貸付に係る相談) 前年度比 1,316 件 519 件 797 件 404 件 232 件 172 件 34 件 26 件 8件 878 件 261 件 617 件 (弁護士相談) (その他) 平成 26 年度 ②歳末たすけあい支援事業の実施 市民の皆様の善意から成り立つ歳末たすけあい募金を有効に活用し、新たな年を迎える時期 に支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らすことができるよう、年越し支援金贈呈事業 を実施しました。 □支援金額 一世帯 10,000 円 小学校新入学1年生のいる世帯には 10,000 円を加算 □申請方法 自己申請(担当地区民生委員を通しての申請も受付) □実 績 内 容 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 支援決定件数 466 件 474 件 △8 件 支援決定金額 4,830,000 円 4,840,000 円 △10,000 円 (2)権利を守るための仕組みづくり 福祉サービスを必要とする人が、自らの意思と判断で適切なサービスが受けられるよう利用者 の権利擁護を推進すると共に制度や事業の情報提供に努めました。 ①福祉サービス利用援助事業【日常生活自立支援事業】(県社協からの受託事業) 認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等の判断能力が不十分な方が、安心して地域生活が 送れるよう、利用者との契約に基づき、利用者宅等へ生活支援員を派遣して利用者の意思を尊 重した支援を行いました。 □業務内容 相談受付・対応、訪問調査、支援計画作成、家族・関係機関との調整、契 約締結審査会への出席、契約締結、利用者支援、定期的な支援計画の見直 し等 □支援内容 福祉サービスの利用に関する相談対応や手続き支援 計画的な出金や公共料金等の支払いを含む日常的な金銭管理 通帳や年金証書等の大切な書類等の預かり 見守りなど □従事者 専門員3人、生活支援員 23 人 □相談及び契約件数 平成 27 年度 区 分 認知症 知的 精神 障害者 障害者 平成 26 年度 その他 合計 合 計 前年度比 相談件数 121 件 1,518 件 2,492 件 397 件 4,528 件 2,598 件 1,930 件 契約件数 0件 2件 1件 4件 7件 17 件 △10 件 解約件数 2件 2件 0件 4件 8件 6件 2件 実働件数 1件 16 件 13 件 9件 39 件 40 件 △1 件 ②生活支援セミナー 障がいのある人や高齢者についての理解を深め、地域において一人で生活をしていくことが 困難な人や生活上の問題を抱えている人に寄り添い、支える人材を育成するため、生活支援セ ミナーを実施しました。 □対象者 地域において高齢者や障がいのある人の見守り活動を行っている人や見守 り活動に関心のある人 □日 時 平成 28 年2月 23 日(火)午前 10 時~午前 11 時 30 分 □場 所 プラザおおるり視聴覚室 □内 容 ・講話「知的障害のある人の暮らし方と接し方」 講師:駿遠学園管理組合 主任児童指導員 藁科知行 氏 ・生活支援員実践報告 ・座談会 □参加者 17 人 ③島田市権利擁護推進検討会(平成 24 年度から島田市と合同実施) 権利擁護について、島田市長寿介護課及び福祉課と合同で研修と検討を行いました。 区 分 開催日 内 容 第 1 回検討会 5 月 8 日(金) 今年度の取り組みについて(協議) 第 2 回検討会 7 月 8 日(水) 講演会の準備等について 講演会 8 月 25 日(火) 成年後見制度について (講師:ふるい後見事務所 社会福祉士 古井慶治 氏) 講演会の振り返り 第 3 回検討会 9 月 29 日(火) 静岡県社協 成年後見制度に関する実態把握調査につい て(説明・意見交換) 第 4 回検討会 11 月 5 日(木) 志太 3 市意見交換会の振り返り 今後の取り組みについて(意見交換) ④社協の広域における法人後見等検討会(県社協主催の検討会) 焼津市、藤枝市、島田市の三市における広域的な成年後見制度の推進を目指し、市社協とし て取組む意義や具体的な方法等について専門職を交えて協議を進めました。 区 分 開催日 内 容 社協が運営する「権利擁護センター等」について(説明) 検討会 5 月 12 日(火) 進捗状況等の確認 法人後見実施要綱・運営委員会設置要綱 3市行政・社協、 県・県社協意見交換 10 月 30 日(金) 会 成年後見制度の推進にかかる意見交換 ・志太地域における広域連携のあり方について (3)生活困窮者支援 ①生活困窮者自立相談支援事業(島田市からの受託事業)(新規) 多様で複合的な課題を抱える生活困窮者に対し広く相談を受け止め、個々の状況に応じてプ ランを作成し、関係機関との連携のもと、個別的かつ継続的に相談支援を行いました。 □対象者 生活保護に至っていない生活困窮者 □職員配置 主任相談支援員/相談支援員/就労支援員 □実績 区 分 相談内容 平成 27 年度 相談件数 (本人特定) (本人未特定) 36 件 地域との関係 1件 115 件 住まい 29 件 家族との関係 20 件 収入・生活費 98 件 子育て 6件 家賃・ローン支払い 30 件 介護 7件 税金・公共料金等支払い 32 件 ひきこもり・不登校 3件 債務 17 件 DV・虐待 4件 仕事探し・就職 63 件 食べる物がない 仕事上のトラブル 11 件 その他 15 件 プラン策定件数 24 件 プラン策定前終了件数 終結・中断件数 件数 病気・健康 60 件 (再プラン) 相談内容 130 件 利用申込件数 (初回プラン) 件数 22 件 2件 55 件 3件 20 件 1件 ※複数回答あり ②生活支援事業 生活費や医療費の支払い等に困窮している世帯に対し、当面の生活の安定と福祉の増進を図 ることを目的に、資金貸付や食糧等支援、ライフラインの復旧支援等を行いました。 (ア)小口資金貸付事業 低所得世帯を対象とし、緊急かつ一時的に必要とする生活費等の資金を貸し付けるとともに、 世帯の安定に向けた援助や助言を行いました。 □対象者 市内に3ヶ月以上引き続き居住する低所得世帯 □限度額 一世帯 100,000 円以内 □貸付内容 緊急かつ一時的に必要となった生活費等 □実 績 区 分 件数 過年度 平成 27 年度実績 前年度末 欠損処分 貸付残高 貸付金 償還金 件数 金額 48 件 3,484,010 円 - 358,000 円 7件 555,000 円 平成 27 年度 9件 - 860,000 円 96,000 円 - - 合 計 57 件 3,484,010 円 860,000 円 454,000 円 7件 555,000 円 残 額 償還率 2,571,010 円 10.3% 764,000 円 11.2% 3,335,010 円 10.5% (イ)卒業・進級支援金貸付事業 保護者等の経済的事情により授業料が納められず、卒業及び進級に影響が出る生徒等に対し て貸付の相談に応じていましたが、他制度での対応が可能であることや近年貸付相談及び申請 がなかったことから、本年度廃止をし、償還事務のみ実施をしていきます。 □実 績 区 分 件 過 年 度 平成 27 年度実績 前年度末 数 貸付残高 1件 貸付金 81,000 円 残 償還金 - 1,000 円 額 償還率 80,000 円 1.2% (ウ)高額療養費貸付事業 医療費の支払いに困窮する者を対象とし、申請により後日支給される高額療養費相当額の資 金貸付を行いました。 □対象者 市内在住の国民健康保険加入者(原則として、国民健康保険税を滞納してい る者は貸付対象外。ただし、分納について市役所担当課と誓約書を交わして いる場合は貸付対象として取り扱う。) □限度額 1回あたり 1,000,000 円以内 □貸付内容 高額療養費に該当し得る保険適用分9割の資金貸付 □実 績 区 分 件 平成 27 年度実績 前年度末 数 貸付残高 貸付金 - 過 年 度 10 件 1,704,464 円 平成 27 年度 19 件 - 29 件 1,704,464 円 合 計 残 償還金 額 償還率 1,430,532 円 273,932 円 83.9% 2,116,808 円 1,960,727 円 156,081 円 92.6% 2,116,808 円 3,391,259 円 430,013 円 88.7% (エ)生活援護費貸付事業 小口資金と同様に低所得世帯を対象として、一時的に必要とする資金の貸付を行いました。 □対象者 市内在住の低所得世帯 □限度額 一世帯 30,000 円以内 □貸付内容 一時的に必要となった生活費等 □実 績 区 分 前年度末 件数 平成 27 年度実績 貸付残高 貸付金 欠損処分 償還金 件数 金額 過 年 度 54 件 2,500,482 円 - 380,500 円 11 件 288,000 円 平成 27 年度 59 件 - 1,585,000 円 786,000 円 - - 合 計 113 件 2,500,482 円 1,585,000 円 1,166,500 円 11 件 288,000 円 残 額 償還 率 1,831,982 円 15.2% 799,000 円 49.6% 2,630,982 円 28.6% (オ)奨学資金貸付事業 低所得世帯を対象に、旧島田市社協事業として高校や大学等の就学に必要な資金を貸し付け ていましたが、平成 17 年の合併を機に廃止をし、現在は償還事務のみ実施しています。 □実績 区 分 件 過 年 度 数 5件 前年度末 平成 27 年度 貸付残高 償還額 1,029,950 円 残 2,000 円 額 償還率 1,027,950 円 0.2% (カ)生活福祉資金貸付事業(県社協事業) 県社協から一部事務委託を受け、各種生活福祉資金の貸付相談を行い、3件の貸付申込を受 けました。このうち3件が貸付決定(貸付金額 2,714,856 円)となりました。 (キ)食糧等支援事業 生活困窮世帯を対象に、当面の生活を維持するため商品券の支給を行いました。 □対象者 市内在住の低所得世帯 □支援内容 商品券(1枚 500 円)10 枚以内 □支援条件 原則1回限り □実 績 内 容 平成 27 年度 商品券 33 件 平成 26 年度 310 枚 8件 前年度比 80 枚 25 件 230 枚 (ク)ライフライン復旧支援金支給事業 ライフライン(電気、ガス、水道)が停止等している世帯に対し、その復旧に係る資金を本 人に代わって支払い、当面の生活の安定を図るための支援を行いました。 □対象者 市内在住の低所得世帯で電気、ガス、水道のいずれかが停止等している世帯 □限度額 一世帯 30,000 円以内 □支援内容 ライフラインに係る督促状や催告書に基づく請求金額支払いの代行 □支援条件 原則1回限り □実 績 区 分 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 支援件数 26 件 10 件 16 件 支援金額 567,838 円 221,615 円 346,223 円 (ケ)旅費欠者援助事業 旅費のない行路者に対し、東方面は焼津駅、西方面は菊川駅までの乗車券を支給しました。 □実 績 乗車券の種類 平成 27 年度 平成 26 年度 前年度比 島 田 → 焼 津 72 件 64 件 8件 島 田 → 菊 川 34 件 54 件 △20 件 106 件 118 件 △12 件 合 計 Ⅳ 1 在宅介護サービス事業 介護保険事業 (1)介護サービスに係るアンケートの実施 社会福祉協議会の在宅介護サービスを利用されている本人や家族の方に、サービスの質の向 上等を目的としたアンケート調査を実施しました。 □実施時期 平成 28 年 2 月 19 日~3 月 25 日 □対象事業 居宅介護支援事業(ケアマネ)/ヘルパー訪問/入浴サービス/ デイサービス □アンケート内容 サービス内容に関する満足度、言葉遣いなどの接遇、サービスに対する 要望など □アンケート配布枚数/回答数 事業所 配布枚数 しまだ事業所 居宅介護支援 しまだ事業所 ヘルパー/入浴 回答数 回収率 151 132 87.4% 72 68 94.4% 北部デイサービス 28 21 75.0% かわね事業所 居宅介護支援 79 59 74.6% かわね事業所 ヘルパー/入浴 82 78 95.1% 412 358 86.8% 川根デイサービス 合 計 (2)居宅介護支援事業<ケアプラン作成> 介護認定を受けた本人及びその家族等からの相談に、介護支援専門員(ケアマネジャー)が 応じ、本人及び家族等の希望や心身の状態を考慮し、適切なサービスが利用できるように市、 事業所、各施設との連絡調整を行いながら、ケアプランの作成をしました。なお、要支援1・ 2及び総合事業の対象者と認定された方へのケアプランは、地域包括支援センター(高齢者あん しんセンター)から委託を受けて作成をしました。 □職員体制(H28.3.31 職員数) ※他の介護事業と兼務する職員を含む。 区 分 しまだ事業所 かわね事業所 管理者兼介護支援専門員 1人 1人 介 5人 3人 6人 4人 護 支 援 専 門 員 計 ①介護給付 <要介護1以上と認定された方のケアプラン作成> しまだ事業所 年 度 実人数 作成件数 介護保険収入 かわね事業所 実人数 作成件数 介護保険収入 平成 25 年度 271 人 2,285 件 34,429,392 円 157 人 1,156 件 15,450,191 円 平成 26 年度 229 人 1,905 件 28,136,632 円 142 人 1,239 件 16,459,622 円 平成 27 年度 205 人 1,693 件 20,327,944 円 121 人 1,057 件 14,286,435 円 前年度比 △24 人 △212 件 △7,808,688 円 △21 人 △182 件 △2,173,187 円 ②介護予防給付 <要支援1・2と認定された方のケアプラン作成> しまだ事業所 年 度 実人数 作成件数 介護保険収入 平成 25 年度 18 人 144 件 560,355 円 平成 26 年度 27 人 198 件 802,002 円 平成 27 年度 31 人 230 件 935,409 円 前年度比 4人 32 件 133,407 円 ※かわね事業所では、平成 25 年度から平成 27 年度まで作成実績なし。 ③介護予防ケアマネジメント<要支援1・2/事業対象者と認定された方のケアプラン作成> しまだ事業所 年 度 実人数 平成 27 年度 作成件数 16 人 83 件 介護保険収入 366,285 円 ※かわね事業所では、平成 27 年度の作成実績なし。 (3)訪問介護事業・介護予防訪問介護事業<ヘルパーによる訪問> 訪問介護員(ホームヘルパー)が家庭を訪問し、身体介護(食事や排せつの介助等)、生活 援助(調理や掃除、洗濯等)を提供し、併せて利用者や家族の相談等を行いました。介護予防 訪問介護・総合事業訪問介護では、自立支援を目的とするため、利用者の有する能力を最大限 活用したサービス提供を行いました。 □職員体制(H28.3.31 職員数) ※他の介護事業と兼務する職員を含む。 区 分 しまだ事業所 管理者兼サービス提供責任者 1人 サ ー ビ ス 提 供 責 任 者 1人 介 護 職 員 計 かわね事業所 1人 ― 12 人 5人 14 人 6人 ①訪問介護 <要介護1以上と認定された方> しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 かわね事業所 年間 介護保険収入 延人数 実人数 提供 回数 介護保険収入 平成 25 年度 517 人 78 人 10,846 回 32,456,776 円 131 人 23 人 2,570 回 8,491,056 円 平成 26 年度 485 人 60 人 10,521 回 31,203,632 円 208 人 30 人 3,396 回 11,559,543 円 平成 27 年度 409 人 64 人 7,328 回 23,488,822 円 186 人 25 人 2,966 回 10,095,384 円 前年度比 △76 人 4人 △3,193 回 △7,714,810 円 △22 人 △5 人 △430 回 △1,464,159 円 ②介護予防訪問介護 <要支援1・2と認定された方> しまだ事業所 年 年間 度 実人数 延人数 提供 回数 かわね事業所 介護保険収入 年間 実人数 延人数 提供 回数 介護保険収入 平成 25 年度 132 人 15 人 912 回 2,913,674 円 46 人 6人 308 回 1,159,744 円 平成 26 年度 93 人 12 人 795 回 2,618,476 円 72 人 9人 366 回 1,442,226 円 平成 27 年度 46 人 8人 358 回 1,154,546 円 22 人 4人 145 回 550,782 円 前年度比 △47 人 △4 人 △437 回 △1,463,930 円 △50 人 △5 人 △221 回 △891,444 円 ③総合事業訪問介護 <要支援1・2/事業対象者と認定された方> しまだ事業所 年 年間 度 実人数 延人数 平成 27 年度 74 人 17 人 提供 回数 478 回 かわね事業所 介護保険収入 1,565,834 円 年間 実人数 延人数 13 人 4人 提供 回数 58 回 介護保険収入 208,627 円 (4)訪問入浴介護事業・介護予防訪問入浴介護事業<入浴サービス> 看護職員1人・介護職員2人の計3人が一組となり、入浴設備を備えた専用車(入浴車)で 家庭を訪問し、身体の清潔保持、心身機能の維持等を行いました。 □職員体制(H28.3.31 職員数) ※他の介護事業と兼務する職員を含む。 区 分 しまだ事業所 かわね事業所 管 理 者 兼 介 護 職 員 1人 1人 看 護 職 員 2人 2人 介 護 職 員 8人 4人 11 人 7人 計 ①訪問入浴介護 <要介護1以上と認定された方> しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 かわね事業所 介護保険収入 年間 延人数 実人数 提供 回数 介護保険収入 平成 25 年度 218 人 37 人 934 回 12,129,866 円 92 人 15 人 548 回 8,169,332 円 平成 26 年度 221 人 29 人 1,124 回 14,618,012 円 122 人 20 人 690 回 10,296,072 円 平成 27 年度 154 人 19 人 750 回 9,727,845 円 99 人 13 人 539 回 8,039,074 円 前年度比 △67 人 △10 人 △374 回 △4,890,167円 ②介護予防訪問入浴介護 △23 人 △7 人 <要支援1・2と認定された方> かわね事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 介護保険収入 平成 25 年度 5人 1人 19 回 193,935 円 平成 26 年度 2人 2人 4回 41,124 円 平成 27 年度 0人 0人 0回 0円 △2 人 △2 人 △4 回 △41,124 円 前年度比 ※しまだ事業所では、平成 25 年度から平成 27 年度まで提供実績なし。 △151 回 △2,256,998 円 (5)通所介護事業・介護予防通所介護事業 日帰りで、入浴や食事の提供、日常生活上の支援や機能訓練を提供し、介護予防通所介護・ 総合事業通所介護では、利用者の有する能力を最大限活用してのサービス提供を行いました。 □職員体制 (H28.3.31 職員数) 区 分 ※他の介護事業と兼務する職員を含む。 北部デイサービスセンター 管 理 者 兼 看 護 職 員 川根デイサービスセンター 1人 兼 機 能 訓 練 指 導 員 管 理 者 兼 生 活 相 談 員 ― ― 1人 看護職員兼機能訓練指導員 2人 3人 生活相談員兼介護職員 3人 2人 介 員 4人 13 人 護 職 運 転 手 2人 7人 調 理 員 4人 5人 16 人 31 人 計 ①通所介護 <要介護1以上と認定された方> 北部デイサービスセンター 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 川根デイサービスセンター 介護保険収入 年間 延人数 提供 実人数 回数 介護保険収入 平成 25 年度 273 人 35 人 2,811 回 29,571,702 円 816 人 83 人 8,156 回 78,084,816 円 平成 26 年度 302 人 31 人 2,897 回 31,925,853 円 756 人 87 人 7,777 回 74,750,128 円 平成 27 年度 290 人 31 人 2,857 回 28,537,974 円 695 人 82 人 7,657 回 71,772,114 円 前年度比 △12 人 0人 △40 回 △3,387,879 円 △61 人 △5 人 △120 回 △2,978,014 円 ②介護予防通所介護 <要支援1・2と認定された方> 北部デイサービスセンター 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 川根デイサービスセンター 介護保険収入 年間 延人数 実人数 提供 回数 介護保険収入 平成 25 年度 61 人 9人 365 回 2,186,452 円 105 人 15 人 669 回 4,478,724 円 平成 26 年度 75 人 7人 372 回 2,080,425 円 117 人 15 人 721 回 4,505,119 円 平成 27 年度 30 人 6人 155 回 750,056 円 65 人 14 人 280 回 1,702,551 円 △45 人 △1 人 △217 回 △1,330,369 円 △52 人 △1 人 △441 回 △2,802,568 円 前年度比 ③総合事業通所介護 <要支援1・2/事業対象者と認定された方> 北部デイサービスセンター 年 度 年間 延人数 平成 27 年度 62 人 実人数 8人 提供 回数 241 回 介護保険収入 1,313,895 円 川根デイサービスセンター 年間 延人数 69 人 実人数 10 人 提供 回数 409 回 介護保険収入 2,153,933 円 2 障害福祉サービス事業 (1)居宅介護事業<障がいのある方へのヘルパー訪問> 障がいのある方の家庭をホームヘルパーが訪問し、身体介護(入浴、排せつ、体位交換等) や家事援助(調理、掃除、洗濯等) 、生活等に関する相談や支援などを行いました。 しまだ事業所 年 度 年間 実人数 延人数 かわね事業所 提供 自立支援費等 年間 回数 収入 延人数 実人数 提供 自立支援費等 回数 収入 平成 25 年度 209 人 20 人 2,289 回 5,839,018 円 56 人 7人 283 回 1,288,535 円 平成 26 年度 186 人 21 人 2,131 回 5,625,605 円 64 人 6人 437 回 1,624,107 円 平成 27 年度 182 人 18 人 1,667 回 4,719,362 円 62 人 7人 560 回 1,554,022 円 前年度比 △4 人 △3 人 △464 回 △906,243 円 △2 人 1人 123 回 △70,085 円 (2)移動支援事業(島田市からの受託事業) 屋外での移動が困難な障がいのある方に、社会生活上必要な外出の支援をしました。 しまだ事業所 年 度 年間 実人数 延人数 かわね事業所 提供 受託事業等 年間 回数 収入 延人数 実人数 提供 受託事業等 回数 収入 平成 25 年度 55 人 5人 134 回 394,417 円 0人 0人 0回 0円 平成 26 年度 38 人 5人 82 回 285,887 円 0人 0人 0回 0円 平成 27 年度 22 人 7人 56 回 291,218 円 12 人 1人 22 回 124,520 円 △16 人 2人 △26 回 5,331 円 12 人 1人 22 回 124,520 円 前年度比 ※かわね事業所では、平成 25 年度から平成 26 年度まで提供実績なし。 3 指定特定相談支援事業 障がいのある方が障害福祉サービス等を利用する際に必要となる「サービス等利用計画書」を 作成し、生活上の課題などが解決できるよう支援をしました。 □職員体制(H28.3.31 職員数) 区 分 職員数 管 理 者 ( 介 護 事 業 課 長 ) 1人 相 員 1人 事 務 補 助 ( 他 事 業 兼 務 ) 3人 計 5人 談 支 援 専 門 □作成件数 年 度 実人数 作成件数 自立支援費等 収入 平成 26 年度 54 人 146 件 2,138,826 円 平成 27 年度 98 人 299 件 4,326,730 円 前年比 44 人 153 件 2,187,904 円 4 在宅支援事業 (1)障害者(訪問)入浴サービス事業(島田市からの受託事業) 「身体障害者手帳」又は「療育手帳」の交付を受けた市内在住の方で、医師が入浴を認め、自 力又は家族の介助による入浴が困難な方に、看護職員1人・介護職員2人の計3人が一組となり、 入浴設備を備えた専用車(入浴車)で訪問し、身体の清潔保持、心身機能の維持等を行いました。 しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 かわね事業所 受託事業収入 年間 延人数 実人数 提供 回数 受託事業収入 平成 25 年度 64 人 6人 258 回 3,330,882 円 13 人 2人 56 回 701,910 円 平成 26 年度 63 人 6人 291 回 3,708,379 円 24 人 2人 101 回 1,285,400 円 平成 27 年度 60 人 5人 214 回 2,664,686 円 24 人 2人 129 回 1,618,971 円 前年度比 △3 人 △1 人 △77 回 △1,043,693 円 0人 0人 28 回 333,571 円 (2)障害者(施設)入浴サービス事業(島田市からの受託事業) 「身体障害者手帳」又は「療育手帳」の交付を受けた市内在住の方で、医師が入浴を認め、 自力又は家族の介助による入浴が困難な方に、北部デイサービスセンター内の特殊浴槽を使用 して、入浴サービスの提供を行いました。 しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 受託事業収入 平成 25 年度 30 人 4人 81 回 1,377,000 円 平成 26 年度 12 人 1人 48 回 992,160 円 平成 27 年度 12 人 1人 51 回 1,046,622 円 前年度比 0人 0人 3回 54,462 円 ※かわね事業所では、平成 25 年度から平成 27 年度まで提供実績なし。 (3)生活支援員派遣事業(島田市からの受託事業) 要支援1・2及び事業対象者の認定を受けた方に、ホームヘルパーが訪問し、買い物、調理、 掃除、洗濯、布団干し等を利用者とともに行うサービスを提供しました。 しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 かわね事業所 受託事業収入 年間 延人数 実人数 提供 回数 受託事業収入 平成 25 年度 3人 1人 9回 34,290 円 8人 2人 27 回 102,870 円 平成 26 年度 19 人 5人 70 回 266,700 円 2人 2人 5回 19,050 円 平成 27 年度 73 人 13 人 340 回 746,000 円 9人 2人 63 回 126,000 円 前年度比 54 人 8人 270 回 479,300 円 7人 0人 58 回 106,950 円 ※平成 25 年度・平成 26 年度は、生活管理指導員派遣事業(市受託事業)の実績 (4)介護保険対象外生活支援事業(市社協独自事業) 介護保険法の訪問介護では認められていない通院時の病院内での待ち時間の付き添いなど、利 用者からの要望や心身の状況に応じて、介護保険対象訪問介護サービスと併用する場合に、通院 介助などのサービスを独自サービスとして提供しました。 料 金:30分未満750円、30分以上1時間未満1,500円 以後30分増すごとに500円 しまだ事業所 年 度 年間 延人数 実人数 提供 回数 利用料収入 平成 25 年度 12 人 5人 15 回 33,000 円 平成 26 年度 17 人 4人 22 回 34,750 円 平成 27 年度 6人 3人 7回 9,250 円 △1 人 △15 回 △25,500 円 前年度比 △11 人 ※かわね事業所では、平成 25 年度から平成 27 年度まで提供実績なし。 Ⅴ 島田市地域包括支援センター事業(島田市からの受託事業) 平成 27 年度から新たに第二中学校区包括支援センターを受託し、市内3中学校区で事業を 行いました。高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう、包括的および継続的 な支援のため総合相談や虐待防止などの権利擁護事業の実施や介護予防プランの作成を行うと 共に、平成 27 年度から総合事業の介護予防ケアマネジメントの業務を行いました。 (1)受託施設及び職員体制 受託施設 所 在 地 職 員 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 (平成 22 年4月から) (平成 21 年4月から) (平成 27 年4月から) 金谷北地域交流センター 島田市役所川根支所 島田市保健福祉センター 島田市金谷竹下 470-2 島田市川根町家山 4153-6 島田市中河町 283-1 主任介護支援専門員 1 人 保健師(看護師) 1人 主任介護支援専門員 1 人 保健師 1人 社会福祉士 1人 保健師 1人 社会福祉士 1人 介護支援専門員 1人 社会福祉士 1人 介護支援専門員 1人 介護支援専門員 1人 看護師 1人 (2)業務実績 ①総合相談支援業務 相談分類 金谷中学校区 川根中学校区 27 年度 26 年度 前年度比 27 年度 26 年度 介護方法 サービス利用 1,513 件 1,050 件 463 件 377 件 449 件 健康・医療 390 件 186 件 204 件 31 件 98 件 生活費・ 金銭管理 42 件 37 件 5件 8件 家 族 に 関すること 12 件 69 件 △57 件 サービス 等の苦情 4件 9件 住 居 に 関すること 4件 権利擁護 第二中学校区 26 年度 前年度比 807 件 ― ― △67 件 215 件 ― ― 12 件 △4 件 104 件 ― ― 3件 13 件 △10 件 30 件 ― ― △5 件 0件 3件 △3 件 12 件 ― ― 9件 △5 件 3件 24 件 △21 件 78 件 ― ― 15 件 11 件 4件 7件 26 件 △19 件 63 件 ― ― 高齢者虐待 35 件 9件 26 件 3件 15 件 △12 件 41 件 ― ― そ の 他 54 件 32 件 22 件 96 件 63 件 △33 件 105 件 ― ― 2,069 件 1,412 件 657 件 528 件 703 件 △175 件 1,455 件 ― ― 合 計 前年度比 △72 件 27 年度 ②高齢者虐待対応件数 金谷中学校区 27 年度 26 年度 川根中学校区 前年度比 27 年度 26 年度 第二中学校区 前年度比 27 年度 4 ケース 0ケース 4 ケース 2 ケース 2 ケース 0 ケース 4 ケース 58 件 0件 58 件 4件 5件 △1 件 41 件 26 年度 前年度比 ― ― ③地域や関係機関とのネットワークづくり (ア)地域ネットワーク会議 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 ・菊川地区の高齢者サロンの ・川根地区の居場所づくりに ・千葉地区での介護予防支援 開催について協議(1回) 内容 ・中町町内会において見守り ネットワーク構築について の話し合い(5 回) ついて(2 回) と交流機会の協議 ・川根地区介護サービス事業 所連絡会(2 回) について ・川根中学校福祉学習の取り 組みについて 回数 6回 ・公的機関と地域団体の連携 ・第三地区における生活支援 サービスの必要性 5回 3回 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 老人クラブや生きデイ、地区 老人クラブや生きデイ、介護 地区老人クラブや町内会、自 サロン等で介護予防、消費者 予防拠点施設等で介護予防、 主団体等で介護予防促進の為 被害防止の講座を実施 介護保険等の講座を実施 の講座を実施 ・いきいきクラブ(31 回) ・いきいきクラブ ・サロン、居場所(18 回) ・生きいきサロンさくら (イ)介護予防普及啓発講座 内容 実施先 ・生きがい対応型デイサービス センター「ふれあい」(10 回) (8 回) ・いきいきクラブ(4 回) (4 回) ・健康プラザ ・いきいきサロンいなり(3 回) ・町内会(1回) (1 回) ・趣味の会等(3 回) ・地区社協(1 回) 回数 59 回 13 回 12 回 (ウ)認知症サポーター養成講座 金谷中学校区 実施先 川根中学校区 第二中学校区 夏休み小中学生親子(1 回) すこやか学級(1 回) 高齢者学級(1 回) 介護施設(2 回) いきいきクラブ(1 回) 小中高学校(3 回) 新聞店(1 回) 小中学校(2回) 町内会(4 回) 小学校、高校(2 回) 介護施設(2回) 企業(2 回) その他の団体(1 回) 民生委員児童委員(1 回) 郵便局(1 回) 高齢者サロン(1 回) その他の団体(1 回) 回数 7回 9回 11 回 (エ)個別地域ケア会議 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 ①若年性認知症の方の行方不 ①げんき教室修了者の介護予 ①ローンの滞納による生活困 明防止対策について 実施 内容 防・居場所について ②生活困窮世帯の支援方法 の検討 難者の支援 ②高齢者夫婦と障害のある子 世帯の生活環境改善 ③認知症高齢者の支援につい て(見守り等) 回数 支援 ③認知症高齢者の行方不明防 止対策について 5回 ②精神疾患を有する方の在宅 ③高次脳機能障害による生活 困難者の権利擁護 3回 等 12 回 (オ)ケアマネジャー相談 担当区域のケアマネジャーが抱える相談等への対応を行いました。 金谷中学校区 相談 内容 川根中学校区 第二中学校区 27 年度 26 年度 前年度比 27 年度 26 年度 前年度比 27 年度 16 件 19 件 △3 件 3件 7件 △4 件 166 件 152 件 14 件 46 件 106 件 その他 0件 0件 0件 25 件 合計 182 件 171 件 11 件 74 件 プラン ・制度 個 別 ケース 26 年度 前年度比 58 件 ― ― △60 件 227 件 ― ― 14 件 11 件 152 件 ― ― 127 件 △53 件 437 件 ― ― (カ)各包括の地域への具体的な取組み(独自の取組み内容) 金谷中学校区 ①金谷南支所での出張 相談会 ※6 月で終了 【月 2 回 計 6 回】 ②居場所づく in 金谷の開催 ※5 月から地域福祉係と協働 実施 【月 1 回 実施 内容 計 16 回】 ③シニア世代に向けた 防災講座 【1 回 3 月 11 日】 ④若い世代に認知症高齢者へ の理解を深めてもらうた め、子育てサロンでの講話 や夏休みに小中学生とのふ れあい交流会等を実施 【計 3 回】 川根中学校区 第二中学校区 ①川根中学校生徒の夏休み高 ①二中美術部への包括ポスタ 齢者宅問・交流事業 ーの作成と地区への掲示 【3 日間(8 月 3 日~5 日) 】 【1 回 管内 13 か所掲示】 ②居場所づくり ②地区防災訓練で地域住民向 ※平成 28 年 4 月家山西向地 けに避難所での生活につい 区をモデル地区として開所 て に向けた協議 【2 回(11 月) 】 【1 回 8 月 30 日】 ④介護予防支援事業 指定予防介護支援事業所として、 「要支援」 「事業対象者」の認定を受けた方のプラン作成を 行いました。 (ア)介護予防事業 プラン作成 内 訳 金谷中学校区 27 年度 26 年度 包括での プ ラ ン 作成件数 516 件 794 件 居宅介護支 援事業所へ の委託件数 463 件 432 件 979 件 1,226 件 合 計 川根中学校区 前年度比 第二中学校区 27 年度 26 年度 △278 件 257 件 422 件 △165 件 31 件 0件 0件 257 件 422 件 △247 件 前年度比 27 年度 26 年度 前年度比 331 件 ― ― 0件 995 件 ― ― △165 件 1326 件 ― ― (イ)総合事業(介護予防ケアマネジメント) 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 内訳 27 年度 包括での プ ラ ン 作成件数 居宅介護支 援事業所へ の委託件数 合 計 26 年度 前年度比 27 年度 26 年度 前年度比 27 年度 26 年度 前年度比 450 件 ― 450 件 195 件 ― ― 406 件 ― ― 199 件 ― 199 件 0件 ― ― 465 件 ― ― ― ― ― ― 649 件 ― 649 件 195 件 871 件 (ウ)介護予防事業と総合事業の合計(ア+イ) 金谷中学校区 川根中学校区 第二中学校区 内訳 包括での プ ラ ン 作 成 数 居宅介護支 援事業所へ の委託件数 合 計 27 年度 26 年度 966 件 794 件 662 件 1,628 件 前年度比 27 年度 26 年度 前年度比 172 件 452 件 422 件 30 件 432 件 230 件 0件 0件 1,226 件 402 件 452 件 422 件 27 年度 26 年度 前年度比 737 件 ― ― 0件 1460 件 ― ― 30 件 2197 件 ― ―
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