米エドワーズライフサイエンス、新しい僧帽弁用人工弁輪を発表 非対称な

【ニュースリリース】
2003 年 10 月 9 日
エドワーズライフサイエンス株式会社
米エドワーズライフサイエンス、新しい僧帽弁用人工弁輪を発表
非対称な僧帽弁にも対応するデザイン
2003 年 10 月 9 日―人工心臓弁分野のグローバルリーダーであるエドワーズライフサイエンス
社(NYSE:EW)は本日、
Cleveland Clinic Foundation(米国:オハイオ州)および Mount Sinai Medical Center(ニューヨーク
州)にて、虚血性僧帽弁疾患治療用人工弁輪「Carpentier-McCarthy-Adams IMR ETlogix」の初の
インプラントを行ったと発表しました。
心筋梗塞は米国では最も多い心疾患の一つで、そのうちの約半分が弁の閉鎖不全による僧帽弁
逆流を患っています。治療を施さなければ、僧帽弁逆流は、うっ血性心不全を起こしたり時には死
に至ることもあります。造影技術の発展で、心筋梗塞や冠動脈疾患が心臓を非対称に変形させ、
弁が閉鎖しにくくなるということが分かっています。エドワーズの IMR ETlogix 人工弁輪は、これら
の症状を持つ患者さん向けにデザインされました。
「エドワーズの IMR ETlogix 人工弁輪は、継続的な医療技術の発展への取り組みから生まれたも
ので、重症の心疾患分野でまだ満たされていないニーズに対応します。」と、グローバル・フランチ
ャイズ・マネージメント担当バイスプレジデント、アニタ・べスラー(Anita Bessler)は述べました。
「著名なドクターと共同開発したことで、絶え間なく変化する顧客と患者さんのニーズに応えること
ができます。」
エドワーズの IMR ETlogix は、Hospital Europeen Georges Pompidou(フランス)のアラン・カーペ
ンター教授(Professor Alain Carpentier)、Cleveland Clinic Foundation の Dr.パトリック・マッカーシ
ー(Dr. Patrick McCarthy)、そして Mount Sinai Medical Center の Dr.デビッド・アダムス(Dr. David
Adams)とのコラボレーションにより完成しました。
「弁膜症をより深く理解することで、我々は特定の患者さんのニーズに合った独特の製品を開発
することが出来ました。」と Dr.マッカーシーは語っています。「エドワーズの IMR ETlogix 人工弁輪
は、僧帽弁が非対称の患者さんにとって革新的なオプションとなるでしょう。」
米国では毎年約 20,000 人が僧帽弁形成術を受けています。弁膜症治療分野において、弁形成
術は成長率が毎年約 15%以上の最も成長している分野です。エドワーズライフサイエンスは弁形
成術製品の世界的リーダーとして、様々な製品を提供しています。製品開発、トレーニングやプロ
モーション活動を通して弁形成術を推進しています。
エドワーズはこの IMR ETlogix 人工弁輪を、10 月 12 日からウィーンで開かれる EACTS
(European Association of Cardio-Thoracic Surgery)および ESTS(European Society of Thoracic
Surgeons ) に て 発 表 す る 予 定 で す 。 ま た 、 10 月 14 日 に は EACTS で 「 Ischemic Mitral
Regurgitation: Leading Toward Solution」と題し、シンポジウムを開催します。エドワーズの展示ブ
ースはオーストリア・センター(Austria Centre)の Hall 1, Stand 9 に設置する予定です。
日本での発売は未定です。
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 6 丁目 10 番 1 号
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※本資料は、米国エドワーズ社で発表された報道資料の抄訳です。記載されている内容は米国
もしくは欧州に関するものであり、日本の事情とは異なりますのでご了承下さい。原文は米国本社
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