施術料金1回4000円で1か月の売り上げ8万円 で借金まみれという崖っぷちの状況から、 長期的にお付き合いできるお客様だけを集客 していく方法を実践し、 高額のオーダーメイド施術プランを提供して 日給200万円稼ぐまでの物語 はじめまして、向後(こうご)です。 あまり見かけない名前だと思いますが、 千葉県の旭市という地域では、たくさんある名前です。 ぼくは整体師として独立して10年になりますが、 ビジネスの勉強など全くせずに独立したので、 整体院独立当初は、お客様が増えずにとても苦労しました。 経営を立て直そうと、いろいろな方法を模索しました。 集客に関する本を読んだり、セミナーに出席してみたり、 インターネットで売られているビジネスの教材を買ったり・・・ これまでに新築の家が 1 軒は買えるくらいのお金を投資してきました。 その中には、まるで役に立たないものもあったり、 背伸びし過ぎて申し込んでみたら、難し過ぎて全く理解できないこともあったり、 妻には今も内緒にしている失敗談は10や20で は済まないです(笑) ぼくは今でこそプロの整体師やヒーラー、治療家の方などに、 コンサルティングやセミナーをしたり、スクールなどで、 整体の技術や集客方法を教えるなんてことをやっていますが、 ぼくほどノープランで独立開業した整体師は、 日本中探してもいないのではないかと思っています。 独立前に勤めていた整体院は、 地域ナンバー1と誰もが認めるような整体院でした。 ぼくは、その支店の店長を任されていましたが、 半分喧嘩分かれみたいな形で辞めることになり、 急きょ独立を決意したものの、貯金もゼロでお金がないので 自分の店舗も持てない、広告も出すお金がない。 おまけに、 ビジネスや集客、セールスなどの専門的な知識も全くない という状態で独立開業してしまいました。 当時は、独立したことで、 時間的、経済的な自由への一歩を踏み出したというか、 もう実現しちゃったくらいの気になっていました。 仕事をする日、休む日も自由に決められる。 稼いだお金も給料じゃないから全部自分のもの。 「おし、これで平日の人が少ない時にサーフィンできるぞ!」 「海外のサーフトリップも好きなだけ行けるし!」 「稼いだお金は全部自分の収入!イエーイ!!毎月サーフボード買 おう。」 お客さん? 「独立したら、自然にお客さんって来るもんだよね」 「大丈夫、大丈夫、上手くいくから!」 今考えると、よくもまあこのような状態で独立したものです。 そもそもなぜぼくが整体の道に入ったかと言えば、 ぼくは、若年性リウマチで脚の骨に歪みがあり、 小学校の低学年頃は病弱で、ほとんど学校に行けないし、 登校しても早退ばかりの生活をしていました。 でも、そんなひ弱な身体も、親に強制的に通わされた スイミングスクールによって、次第に改善されてきました。 社会人になると、サーフィンと出会い、 その面白さに大ハマりして、 働いてお金を貯めては、海外に旅行に行ったり、 1年以上留学したりする放浪生活を繰り返しながら、 毎日のようにサーフィンをしていた時期もあります。 オーストラリアに6回 カルフォルニアは4回 バリも4回 あとはハワイやマレーシアとかいろいろ行きました。 当時は本気で、 「プロサーファーになって、サーフィンで飯が食えるようになるんだ!」 って思って夢中になっていました。 そして、24歳の頃にワーキングホリデーでオーストラリアで生活しながら、 サーフィン修行をしていたある日、膝に大けがをしてしまったんですね。 自分の身体に無知だった私は、膝に痛み止めの注射を打ちながら サーフィンをすることをやめずに続けていたら、 歩くことができないくらいひどくなってしまい、 それからはどんな治療をしても結局治らずにサーフィン生活断念。 そして、日本に帰国しました。 帰国してから数年経っても、膝は痛くてまともにサーフィンはできないし、 その頃は、膝だけではなく、腰にも痛みが出ていたので、 いろいろな治療を試していたのですが、全然治りません。 若年性リウマチのことも常に頭の中にありましたので、 将来は、「マジで人工関節でも入れないと歩けなくなる?」 という心配もあり、 とても不安でした。 「手術するには、病院はどこがいいか?」 と、毎日ようにパソコンで調べては、 まだ20代なのに、老後に怯えるという、 かなり先走って勝手に落ち込む毎日を送っていました。 そんな時に、友人から紹介されたのが、 地元にある整体院だったのです。 「すげー整体の先生がいるよ!マジで神の手!」 「オレの腰痛も治ったから向後も行ってみなよ!!」 と友人に誘われ、 「そういえば、整体ってまだ行ったことないな・・」 と思った私は、神の手かどうかは別として、 病院以外の治療の手段を知らなかったので、 恐る恐る、その整体院に電話して予約を入れ、 整体を受けに行ってみることにしました。 そして整体を受けて20分後・・ もう今までに感じたことがないくらい身体が軽くて、 どこにも痛みがないんです。 「なんじゃこりゃ !!!」 と驚いたし、もう絶対に治らないと思っていた膝の痛みが、 ウソのようになくなったので嬉しくて仕方ありませんでした。 自分の身体とは思えないくらいに身体が軽くなり、 痛みなんかどこにもないんです。 「またこれでサーフィンが思いきり出来る!」 大好きなことを諦めずに済んだ喜びとワクワク。 そして、不思議すぎる整体という技術に、 「整体ってすげえ 」 素直にそう思いました。 で、1ヶ月後には、 その整体の先生に弟子入り(笑) 半ば強引に弟子入りをお願いし、採用してもらいました。 自分の身体の痛みを劇的に改善してくれた「整体」に 「ぼくもこんな仕事したい!」と ひと目ぼれしてしまったのです。 その時に夢であったサーフィンで飯を食うことは諦めました。 年齢的にもさすがにこれ以上はサーフィンをしながら 放浪生活はできないという考えもありましたので。 もうこれからは、整体師としてやっていこうとその時に決めました。 弟子入りなんで、もちろん給料は出ませんでしたが、 朝から夜中まで、その先生に付きっきりで 施術のやり方から、夜遊びまで徹底的に学ばせてもらいました。 毎日たくさん来るお客様を整体しているところを、 一日中ずっと見学し続けたり、 先生の夜遊び中は、 車の運転手をやらされて朝まで連れまわされたり、 当時は一日中、付き人のようにくっついていました。 その先生に急用が入った時などは、 まだ整体を教えてもらっていないのに 「オレ、今日行けないから向後君かわりにやっといて」 とか言われて、いきなり20人くらいのお客様を整体させられたり、 無茶振りする先生でしたが、そのおかげで鍛えられました。 ぼくが弟子入りした整体院は、 その地域では一番お客様が集まる整体院だったので、 毎日毎日たくさんのお客様が来ていました。 芸能人とか、有名なプロスポーツ選手とかも、 よく整体を受けに来ていましたね。 そういう整体院で働けて、しかも先生の施術を一番間近で 全て見ることができたのは、本当に勉強になりましたし、 そこで働く自分自身も、何だか誇らしげでした。 しかし、ある日、 ふと疑問が湧いてきたんです。 「あれ?確かに人はたくさん来ているけど、毎回同じ痛みで来てる じゃん」 「痛みはその場では取れるけど、これで健康になるの?」 「整体に来た時は喜んで帰るけど、また同じ痛みが出るのはなん で??」 そういう疑問が湧いてきたのです。 でも、整体を習った先生も整体院も有名でしたし、 ぼくもその整体が最高だと思っていたので、 その疑問は深く追求することはしなかったんです。 ですが、その先生のところに、 女性の整体師が関西から勉強しに来た時、 ぼくもその女性と一緒に練習をすることになったのですが、 練習の休憩時間に、その女性がコソッと私に言ったんです。 「あんたの先生のやってる整体、古いわ」 いきなりそんなこと言われたので、ぼくは唖然としました。 「え!? 何?古いって?」 最高の整体だと思っていたのに、いきなり「古い」と言われて、 最初は、何を言っているのかよくわかりませんでした。 その女性がまた言いました。 「こういう本があるから読んでみたら」 と、ある本の名前を教えてもらったんです。 その本は家に帰って、すぐに注文して読んでみました。 その本には、今まで自分が最高だと思ってやってきた整体が、 全否定されるような内容がこれでもかとギッシリ書かれていたんです。 整体の理論なども、全くの真逆すぎて、 初めてその内容を知った時は、すぐには信じられませんでした。 あなたもこれまでの人生の中で、 今まで一生懸命信じてきたことがウソだった。 あるいは、間違っていたということに気がついて、 今まで生きてきたのは何だったの?? こんなに頑張ってきたのに全部無駄になってしまった・・ と頭を抱えたくなるような経験をしたことありませんか? ぼくも、いきなりそんな現実を突きつけられて、 とても頭が混乱し、パニックになりました。 でも、ひとつだけぼくの中でハッキリしたのです。 「やっぱり毎回同じ痛みで来ている人達は、健康になんかなってい ない」って。 それが自分の中でハッキリして初めて気がついたのですが、 当時勤めていた整体院の方針が、そもそも 「お客様を健康にしよう」なんて考えがなかったんです。 ちょっと信じられないかもしれませんが、 「全部治したら、お客が来なくなるじゃん」 「脅して、不安を って次の予約を取れ」 そういう整体のやり方だったんです。 ぼくは、ずっとその先生の近くにいたのに、 全然気がつくことができませんでした。 ぼくの場合は、初めて整体を勉強したのが、その整体院という 関係もあるかもしれませんが、完全に盲信状態だったと思います。 環境がその人間を作るって言葉もあるじゃないですか? 人間って恐いもんで、そういう環境が当たり前の中で仕事をしていると、 疑問に思ったり、「何かおかしい」って気がつけないことがありますね。 その女性の整体師に言われた一言がきっかけで、 初めて自分が働いた整体院や、尊敬して憧れていた先生の 本当のやり方を知った時はショックでした。 ぼくは、そういう状況を知ってしまった途端に、 もうこれ以上は、この整体院で仕事はできないと判断し、 すぐにその整体院を辞めることにしました。 その時に、独立しようと決めたのですが、 そのための計画は何も決まっていませんでした。 「とにかく、あの整体院では働きたくない」 と思って、何にも考えずに独立しちゃったんです。 しかも、7年間、遠距離で交際していた妻と婚約したばかりなのに。 最初にぼくが独立開業した整体院は、聞くとみなさんびっくりされるのですが、 居酒屋の店舗の一部屋を、開店前の時間だけ間借りするという形でした。 独立したけど店はない。 「これからどーしよー」という状態を見かねた、 知り合いの居酒屋のオーナーが、 「昼間なら使っていいよ」 「ウチで整体院やんなよ」 と無料で貸してくれたんです。 それはとてもうれしかったのですが、 これが超ぼろい、怪しい雰囲気の居酒屋で、 普通の人は、まず入るのを敬遠するようなお店。 今度会ったらお見せします。 100% 引くと思います(笑) 当時は、「整体の技術さえあれば、お客様は勝手に来るだろう」という 甘ちゃんな考えでしたので、居酒屋で開業しようがどこでやろうが、 お客様は来ると思っていました。 お店の看板は、ベニヤ板に「整体」とペンキで手書き。 チラシを適当に居酒屋の近所に撒いて、電話が来るのを待っていたんです。 そしたら、見事にお客が来ないんです。電話もかかってきやしません。 独立前に勤めていた時のお客様が数人だけ、たまーに来てくれる程度。 そんな状態ですから、経済的にも厳しくて、生活費も足らないので、 整体院をしながら、毎朝新聞配達のバイト、 夜はその居酒屋でバイトをしていました。 今流行りのダブルワークの上を行く、トリプルワークです。 休みは月に一度だけ。毎朝3時起き。 朝6時頃帰ってきて、整体院がある居酒屋へ出勤。 そのまま夜中の2時過ぎまで居酒屋でバイト・・・ いつ寝てるんだ?という生活。 仕事の合間に仮眠するしかなかったです。 そういう生活を 2 年くらい続けました。 1 日の中で使えるほとんどの時間は、 お金を稼ぐために働いてしましたが、 それでも毎月支払うお金も満足に払える収入にはならず、 電気やガスが止められるなんてことは何度もありました。 家に帰ると、電気がつかないとか、 水道止められて、トイレが使えないとか、 風呂入ろうと思ったら、水しか出ないとか、 しょっちゅうありました。 今考えても、妻には本当に苦労をかけたと思います。 当時は月末の支払い時期になると、全然お金が足りない状況に、 妻はいつも不機嫌になり、ストレスで体中に蕁麻疹が出ていました。 「この先不安でしょうがない」 「将来がどうなるのか全然見えない」 と大泣きされるし、喧嘩は絶えないし。 妻とは、サーフィン修行で行っていたオーストラリアで知り合って、 帰国後も千葉県と大阪で 7 年間も遠距離して、やっと結婚。 「これから毎日一緒に暮らせるね!」と とても喜んでくれて、 故郷の大阪を離れて千葉に来てくれたのに、 ぼくのせいで一気に不幸のどん底に落としてしまったのです・・・ 実は、結婚前に、妻の義父の建築会社が 数十億の負債を抱えて倒産することになり、 夜逃げを手伝ったことがあります。 ぼく自身、夜逃げは初めての経験だったのですが、 凄まじいですよ。 新築の高層マンションの最上階で、 優雅に暮らしていたのに、ある日、突然夜逃げです。 高級なテーブル、数十万円するカーテン、 ドでかいテレビ、などなど、 そっくりそのまま置いて、ドロンです。 テレビだけでの話かと思っていましたが、本当でした。 実際に夜逃げしてみて感じたのは、 夜逃げって、これまで生きてきて、 大事で大事でしょうがない、ずっと形見離さず持っていたい。 そういうものすら持っていけないんですね。 妻の父は、妻が17歳の時に他界したので、 娘からすれば、父の記念になるもの、写真などは、 ずっと大事に持っておきたいじゃないですか? そういったものすら、持っていく余裕がないんです。 バックひとつ分くらいしか持っていけません。 夜逃げしてからは、妻の家族はバラバラになり、 住む家も行くあても当然ありませんので、 ぼくも2週間くらい仕事を休んで、大阪や神戸の安宿を 妻と 2 人で一緒に転々としていました。 汚くて薄暗いホテルで、コソコソ暮らす毎日。 その時に、 お互いに、もうこのような思いは2度としたくない。と思ったし、 「ぼくはこんな惨めな思いは絶対妻にはさせない」 と決意もしたの に、 結局は、結婚してもお金の不安から逃れられない状況に、 妻は余計にショックが大きかったと思います。 ぼくも妻に「今これだけ頑張っているし、絶対この先変わるから」 なんてことは言うものの、何カ月経ってもお金が増えない状況は 変わる気配もなく、内心では、 「こんな生活がいつまで続くんだ・・」 「社員としてあの整体院に勤めていたほうが楽じゃないか」 「頭下げて、雇い直してもらったほうがいいのか?」 と不安で、いつも胸のあたりが苦しくて、モヤモヤして、 イライラしていて、妻としょっちゅう喧嘩していました。 恥ずかしいから、あまり言いたくないのですが、 お金の問題で、妻に家出されたこともあります。 (石垣島への家出未遂も一度あり) もうここまで来ると、男として完全に終わってますよね。 いつまでたっても、整体院は繁盛しないし、 借金ばかりが増えていく生活に、とうとう妻に働いて 助けてもらうしかない状態になっていました。 ずっと遠距離で交際していたので、結婚したら、 共働きなどせず、悠々自適な生活を送ってもらおうと考えていたのに。 妻は、いきなり大阪から千葉に来て友達も親もいなければ、 右も左もわからない慣れない土地で働きに出て、 生活費を稼いでもらうという、何とも情けない結果です。 私もこんな生活がいつまで続くのか?と毎日不安だし、 結婚して30才を過ぎれば老後のことも考えるので、余計に不安。 それでもお客様が来るか来ないかわからないお店は とりあえず開店しなければいけない。 そして営業してもお客様は増えず、予約も入らず、 暇な時間は落ち込むだけ。 3つの仕事を掛け持ちして働いても働いても、 一瞬でお金が ATM に吸い込まれて手元に残らず、 稼いだ給料がすぐになくなる生活。 もし今ぼくや妻が怪我したり病気になったりしたら・・・ お金はどうするんだという恐怖と不安。 マジで苦しい毎日でした。 今思い出してもあの頃に戻るのは絶対に嫌です。 それでもなんとか整体院を続けてこれたのは、 開業した以上は自分の整体院を潰せないという思いと、 ぼくの整体を気に入ってくれたお客様が、 少数ですが通ってくれていたからです。 でも、気に入ってくれるお客様はいても、 経営的にはヨロヨロでしたので、 うれしい反面、不安な毎日は変わりませんでした。 それでもぼくの整体を受けに来てくれるお客様に、 「このお客様をもっと満足させたい!」 「もっと楽にしてあげたい!」 「もっとお客様が変わる方法はないか?」 「もっと簡単に痛みを取れる方法はないか?」 そういう気持ちだけは何故だかぼくの心からなくなることはなかったんですね。 「お客様のために」という思いと、 「まだまだお客様を満足させていない」という、 期待に答えられない自分自身への悔しい気持ち、 信頼して通ってくださるお客様を裏切れない気持ち。 それだけが貧乏整体院を続けられる理由でした。 だから、整体院で稼いだお金や、新聞配達のバイト代なんかは、 月末の支払いができなくても、ガンガン整体の勉強と ビジネスの勉強に投資していました。 整体の技術を学ぶことはもちろん、セールスや集客のやり方、 コミュニケーションの取り方、インターネットの活用の方法、 お客様のために必要なことはなんでも学びました。 新聞配達して、整体院の営業をして、夜遅くまで居酒屋でバイトをして 空いている時間は勉強して学んだことを、お客様にどうやって伝えよう? 整体にどうやって生かそう?それを1日中考えていました。 頭がパンクしそうになるくらい考えていました。 以前の整体院に勤めていた時の苦い思い出から、 ぼくのところに来た以上は、絶対に健康になって欲しいという思いもあったし、 同じ痛みで何度も通わせないという決意がありました。 以前の整体院のやり方をすれば、お客様が整体を受ける回数は簡単に増えて、 売り上げが増えるのはわかっていましたが、それは絶対にやりませんでした。 今思えば、以前勤めていた整体院への反骨心みたいなものが あったのだと思います。 辞める時、「お前は独立したってやっていけない」って言われましたから。 あなたも知っていると思いますが、身体の痛みって原因は様々ですが、 ほとんどが、その人自身の生活の中にありますよね? ですので、整体をすることで治る痛みは、 自分自身で治すことが可能だし、その方法をお客様が知るべきだと思ってます。 ぼくが整体する目的は、その場で痛みを取ることはもちろんですが、 ■自分で自分を治せるということを実感してもらうため。 ■自分は自分にしか変えられないことを実感してもらうため。 それが一番の目的です。 だからぼくの整体の全ての技術は、お客様が自己整体として、 できるようにしてあるので、その方法を全部教えるんですね。 このやり方で整体院を経営していることを他の人が聞くと、 「それじゃあ、お客様が来なくなるじゃん」とか、 「だからお客さんが増えないんだよ」 「言ってることはもっともだけど、現実は違うよ」なんて言われます。 お客様にも「ここまで教えて、商売になるんですか?」と、 びっくりするようなことを言われたこともあります。 教えようとしても、覚える気のない人もいます。 確かに、全ての人が自分で健康管理なんてしないですよ。 でも、ぼくの整体を受けて目が覚める方もいるんです。 「今まで自分の身体をほったらかしにしていたのがわかった」とか、 80歳を過ぎてから、 「私、自分で猫背治したい!」という人とか。 「自分で自分を治す方法を教えて、何が悪い!?」 「このやり方で絶対にやり通す!」 「もっと多くの人に痛みは自分で治せることを知ってもらう!」 田舎の貧乏整体の意地です。 その時、新たに勉強していた整体の技術を教えてくれた先生に、 徹底的に教え込まれたことがあります。 「治療家は、治して治して、治しまくれ!」 「それで自分の患者がいなくなれば、喜んで店を閉めろ」 「でも、たくさん稼げなければ、整体なんか辞めたほうがいい!」 当時は「完全に言っていることが矛盾してるじゃん」 と思いましたが、よく考えてもわからないので、 ある意味開き直りに近い感じで言われた通りにやっていました。 でも、この治療と けの矛盾点を考えながら ビジネスの勉強をして、 自分の整体院ですぐに試すことができたのは、 ぼくにとって、とても貴重な経験となりました。 痛みで困っている人を、しっかり治さずに、 無理やり何度も通わせたり、 身体の悪い所を過剰に指摘して不安がらせて、 来なくなるまでリピートさせたり。 そういう事は一切やらずに、やる気のあるお客様や、 本気で治したいという気持ちのあるお客様、 自分を変えることに熱心なお客様に利用してもらって、 しっかりとお金を稼ぐ整体院ができるのではないか? 「お客様に自ら生活習慣を変えてもらえるような自立を促し、 それでも整体を利用してもらうには、どうしたらいいのか?」 「治して痛みがなくなっても、お客様の意思で、 何度も整体院を利用してもらうにはどうしたらいいのか?」 「痛みや不調以外にも整体を受けるメリットを認識してもらい お客様に整体を受け続けてもらうにはどうしたらいいのか?」 こういった試行錯誤の連続が、 整体院の売り上げを増やすための仕組みを作る 考え方の土台となったのです。 仕組みを作る過程では、失敗もたくさんしましたよ。 ぼくの話し方や対応がヘタクソだったせいで、 不機嫌になって2度と来なくなったお客様もいたし。 整体しても全然痛みが取れなくて、 不満顔されて2度と来なくなったり。 生活改善の考え方を巡って、 お客様と喧嘩になったと事もありました。 でも、何度失敗をして、 そのお客様が2度と来ないようになっても、 同じ失敗をしなければいい。 今日より明日、もっと質の良い整体を 提供すればいいと思いながらやっていました。 そういったことの繰り返しを続けるうちに、 次第にお客様が増えてきました。 ぼくが目指していた通り、 お客様に自分自身の痛みの治し方をどんどん教えても、 ぼくの整体を受けに来てくれます。 痛みがなくなれば、整体に来る必要はないですし、 痛みが出ても、自分で対処する方法を知っている お客様が、わざわざぼくの整体を受けてくれるのです。 なぜそういう整体院になったのか、その理由ですが、 ぼくの整体が「気持ちが良い」とか「すっきりする」 といったリラクゼーションにも使えるという理由もありますが、 一番の理由は、お客様の 「もっと自分を良くしたい・知りたい・変えたい」 という強い思いです。 ぼくのお客様は、前向きな方が多いのです。 悩みや疲れはあっても、すごくみなさん前向きで明るいんです。 ぼくの整体院へ来る方の多くは、 こういう自分の意思で通ってくるお客様なのです。 もちろん痛みがなくなることで通うことを止める方もいます。 これはこれで「卒業」なんで嬉しいことです。 自分で痛みを治す方法も、ぼくが教えている方法は、 お客様達が毎日の生活の忙しい中で試してくれて、 「うーん、やったけど痛みは取れなかったよ」とダメだしされたり、 「この間、痛みが出た時に教えてもらった通りにやったら、痛み取れたよ!」 とうれしそうに教えてくれたり。 いろいろな感想をくれたり、評価をしてくれるのです。 今あるぼくの整体は、お客様が作ってくれたようなものなんですね。 このような形で、ぼくの持つ技術や知識をお客様に提供して、 お客様もぼくに意見や感想を返してくれる。 その循環を大きくすればするほど、お金もしっかり入ってきます。 そして、頂いたお金を使って、ぼくがさらに学び進化することで お客様にさらに良いサービスを提供していくことができます。 お客様がたくさん来てくれる限り、 ぼくの施術は進化し続けると思いますし、 そこで得た経験やノウハウを、 プロの整体師や治療家の方へ提供しています。 整体は、お客様の痛みや不調を解決するだけが仕事ではないです。 使い方や提供の仕方によっては、お客様の生活のあらゆる場面に 役に立つことができる知識と技術だと思います。 痛みで困っている人をロクに治さず、 ワケもわからない理由で何度も通わせたり、 ワザと不安になるようなことを言って囲い込んだり・・・ そんなことをしなくても、 たくさんお客様が来る整体院や治療院は作ることができます。 一生懸命、お客様のために技術を勉強しながら、 「治したら来なくなってしまう・・」 「施術でお金 けなんてできない・・でも生活が苦しい」 なんてことで悩まなくても、成功することはできるのです。 ぼくも今は新規の集客が必要ないくらいになり、 紹介で来る方がほとんどです。 妻も仕事を辞めて、毎日一緒に過ごすことができるようになりました。 大事な人と一緒にいる時間を大事にしながら仕事ができるし、 もっと勉強して人の役に立つために、ステージの高い人に会って 学んだり、行ったことのない所へ新たな経験を積みに行くことが できるようになりました。 普通は整体やヒーリングの仕事などは、施術をしないと稼げないし、 仕事を休めば、その分の収入が減ってしまうので、時間や経済的な 自由が手に入りにくい仕事と言われます。 忙しくなりすぎても、家族や自分の時間がなくなってしまいます。 でも、例えば施術は肉体労働という視点で自分の仕事を考えた時、 単発での施術をせずに長期的な関わり方ができないか? 施術をする以外にインターネットを使って、整体やヒーリングを受けるのと 同じくらいの効果を出せるやり方はないか? そういうことを考えなら試行錯誤を繰り返して、 「収入が増える程、自由な時間も増える」 そういう仕事のやり方ができるようになっています。 このように、ぼくも時間的に経済的にも自由な生き方を どんどん実現していっている最中です。 ぼくがより自由に、自分の人生を生きることが お客様のより良い成長のために繋がると思って仕事をしています。 あなたにも、自分が目指す経営の形があるはずです。 それは、いつも頭の中にハッキリとイメージできているでしょうか? もし今すぐに思い出せないのなら、 独立した時のことを思い出してみてください。 ぼくはこの不況の中、独立開業して仕事を続けているだけでも、 凄いことだと思いますし、素晴らしいことだと思います。 独立して、ひとりでやって行く。 それは大変な事ですよね。 会社員や、雇われ店長などとは全く違います。 独立したら、お客様が来なくても、 急に減ってしまっても、売り上げがガタ落ちしても、 全て自分ひとりの責任です。 そして、明日の生活に見通しが立たなくなってしまったとしても、 誰のせいでもありませんし、誰も助けてはくれません。 独立した以上は、そういうビジネスの世界で 戦っているということであると思います。 あなたは、なぜ、あえて 独立して自分で仕事をやる道を選んだのでしょうか? 何があっても、あなたの仕事を通じて、 世の中の人々に伝えたいことがあったからではないでしょうか? やりたいことを通して、何か人のため、社会が良くなるような 貢献がしたいから、 独立開業の道を選択したのではないでしょうか? あなたが持っている技術や知識って 自分で凄いものだと思いませんか?? その技術を初めて受けた時の衝撃、覚えていませんか?? 整体やヒーリングなら薬も器具も使わずに、 身体の痛みや不調で悩む人達を救うこともできるし、 生活の質を上げるための役に立つこともできるのです。 他にこのような仕事があるでしょうか? ぼくは、整体やヒーリングという世の中の人々に役立つ技術を、 もっと当たり前のものになるように認知させていきます。 また、同じような仕事をされている方が、もっと活躍できるような 活動も同時にやっていきます。 あなたも、ご自分の仕事で、 何としてもやり遂げたい目標があるはずです。 その目標の達成のためには、 もっともっとたくさんのお客様に来てもらう必要があるはずです。 2011年の震災を思い出してみてください。 夢や希望を持って、一生懸命に毎日を生きていたとしても、 一瞬で人生が終わってしまうこともあるのです。 明日どうなるかは本当にわからないのです。 世の中の役に立つ、とても素晴らしい目標を持っていたとしても、 それを達成できるかどうかは、誰にもわかりません。 目標を持てば、必ず達成できる訳ではないのです。 おそらく、やりたいことをやり、 目標を達成できて、人生を終えることができるのは、 ほんの一握りの人だけだと思います。 多くの人達が、何も達成できずに時間だけが過ぎ、 あきらめるしかない、そういう人生を送るのです。 これから先のことは、どのようになるのかわかりませんが、 今、確実に予測ができて、行動できることは、 今できることを全力でやること以外にはないと、ぼくは思います。 なんとしてもやり遂げたい目標があるのなら、 独立したのなら、仕事としてきちんと成り立たせたいのなら 最後まであきらめずに、全力で突っ走りませんか? 今の時代は、いくら良い整体の技術があっても売れない時代です。 心を込めて施術するなんてのも特別なことではなく、 当然のことで、 それさえしていればお客様が集まるなんてことはありません。 自分の仕事は自分で生み出さないといけないんですよね。 自分の技術や知識が役に立つ相手は、自分が見つけないといけないんです。 このために必要なのが自分はビジネスをしているという覚悟と、 集客する力、セールスする力だと思います。 しかし、このあたりまえの事実に気がついている整体師やヒーラー は、 まだまだ少ないのが現状です。 気がついていても実際には どうしたらいいのかわからない人も多いです。 素晴らしい技術や知識は、それを提供したい人へ的確に伝えて集客する技術と、 繰り返し利用してもらうためのセールスの技術を身につける。 ぼくは、このことを本気で頑張っているけれど なかなか結果が出ない整体師やヒーラーの方に伝えたいです。 自分の仕事は自分で生み出せる力をしっかりと身につけて、 ひとりでも多く、目標を達成できる方を増やしたいです。 多くのお客様の役に立ち、日本や世界に貢献する整体師が、 ひとりでも多く増えることのお手伝いをするのがぼくの役目です。 ぼくには独立してからの10年間で不況と関係なく、 しかも経費をできるだけ抑えながら、 1万人以上のお客様を集客してきた独自のノウハウがあります。 そして、ぼくがコンサルなどで関わってきた方も、 ・知名度がなくても自分の整体技術を教えるスクールを立ち上げ、 受講料100万円で生徒を集客 ・3万人以上の臨床経験がありながら8年間独立する勇気がなかっ た 鍼 師がたったの2か月で独立開業 ・派遣社員をしながら整体師として独立して初月から20万円の売り上げ確定 ・高額メニューのキャンペーンを行い2週間で50万 80万円の売り上げを確定 ・ブログやメルマガを使ってセールスを自動化させている女性整体師 などなど、シェアできる具体的な事例もたくさんあります。 「ぼくの持っている技術や集客方法を本気で学びたい人には、全て提供する」 これがぼくのスタンスで、今まではマンツーマンで教えることが多かったのですが、 その活動も5年目に入り、 シェアできる具体的な成功事例も増えてきたし、 より多くの人に提供しようということで、 「癒し人リピーター集客法勉強会」 という無料のオンラインスクールを運営しています。 癒し人リピーター集客法勉強会の詳細はこちら http://innerbreathbodyworks.com/rip/ibbwrip.pdf ここまで読んでみて、興味のある方は ぼくのメールマガジンにも登録してみてください。 メールマガジン登録はこちら https://innerbreath505.jp/p/r/4H9b99Fg メルマガでは整体師やヒーラー、治療家、セラピストといった方達に 役に立つ集客やセールスの方法をお伝えしています。 過去評判の良かったセミナーの動画や音声なども配信しています。 ぼくのお伝えした方法を実践している方から 「新規のお客様が予約してくれました!」とか、 「継続して施術を受けてくれる事になりました!」とか、 「高額のメニューの申し込みがありました!」とか そういった報告を受けた時は、本当にうれしいです。 「おっしゃあーーー!」とガッツポーズして喜んでます。 今、ぼくが一番嬉しいのは、自分自身の技術や知識の活かし方を 知らなかった方達が、多くのお客様の役に立つことができ、 それを喜んで報告してくれることです。 あなたからも、そういう報告がもらえるよう頑張ります。 最後に、この手紙が何か少しでも役に立ち、 これから大事な仲間として切磋琢磨できる。 そういう出会いになれば嬉しいです。 それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。 向後雅通 フェイスブック個人ページ https://www.facebook.com/masamichi.kogo アメブロ http://ameblo.jp/ibworks/ 癒し人リピーター集客法フェイスブックページ https://www.facebook.com/ibworks 癒し人リピーター集客法勉強会 http://innerbreathbodyworks.com/rip/ibbwrip.pdf
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