9年生の1年間とは 卒業生のプロフィール 西町の卒業生は松方種子先生が望まれ たインターナショナル教育の成果を しっかり身に付けている若い人たちで す。グローバルな視点と経験を持った リーダーとして学校生活を送った西町 の卒業生たちは、学習への意欲や学問 を深めるチャレンジ精神があり、人を 大切にし、リーダーとしての能力を しっかりと備えていると、高い評価を 得ています。卒業間近な生徒たちに、 スキルと知識を与え、成果ある高校生 活が過ごせる心と習慣を教え、そして さらには大学でも十分にその資質を発 揮できる指導を行うのが西町の中等部 です。 西町の卒業生は… 10年生からの厳しい勉強にしっか りと対応ができる 英語と日本語がきちんとできる 協力的でありながら独立した学習者 深い思考力を持つ 思いやりがあり奉仕の精神がある 明瞭なコミュニケーター 独自に研究できるスキルがある 経験豊かなリーダー 9年生になって私たちはより大人になり自 信もつきました。 先生と緊密な関係を築い ているので、いつも適切な注意を得ること ができます。 私たちは自分たちの可能性の 実現を目指し始めたところで、友人たちと も固い友情で結ばれています。 集大成の一年 西町の9年生は、こじんまりとしたクラス構成だからこそ可能な、とても ユニークな一年間を経験します。教師たちは一人ひとりの生徒に気を配 り、それぞれに適したサポートを心がけますので、生徒は教師と密接な関 係を築くことができます。また西町での最終学年として次のステップに移 る儀式的な意味合いを持つ時間を過ごす間も、十分な時間とサポートが与 えられますので、さらに成熟した学習者に成長する期間でもあるのです。 西町の卒業生たちは自信に満ちた立派な学習者として10年生に進学して いきます。 9年生のカリキュラムは全人格的なアプローチをとっています。生徒たち は各科目の演習、高い期待に応える努力、9年生のチャレンジ、日本語の 論文作成、そして卒業式でのスピーチなどを通じて、学習上のチャレンジ の数々が与えられます。また、9年生は学校の最上級生として友達どうし 絆を深め、社会性を育んでいきます。一生を通じて大切な宝物となる友情 はこの時期により深く形成されていくのです。また、彼らは自発的にリー ダーとしての自覚があり、奉仕活動、生徒会、各種スポーツ、舞台公演、 そして学校の行事で、重要な役割を果たします。9年生の特権としては、 様々な体験学習と修学旅行、9年生だけが利用できる社交の場所の確保、 ラップトップコンピュータの使用権、卒業記念のパーティなどが用意され ています。 9年生は大きい責任を持たされています。 高校の最下級生で一年を過ごすよりも年下 の生徒達の面倒をみる方が良いと思いませ んか。僕たちは良きリーダーとなりロール モデルの役目を果たします。 ハイスクールと同じプログラムなんで す。 それで、私たちは難しいカリキュラ ムでも批判的に考えることができます。 それに学校のリーダーであることを経験 できる課外活動もあります。 一年の早見表 個別のガイダンスと進学支援 年間継続する進路指導 高校同程度の授業内容 ポートフォリオの作成と模 擬インタビュー 学校紹介の機会: ASIJ,YIS, ISAK, など 校外学習:富士登山、千 葉、スキートリップ、奈良 /京都/広島旅行 リーダーシップ:生徒会、 学校行事、中等部集会、ス 志望先の高校が西町の卒業生を迎え入れた ポーツチーム いと積極的なのは、私たちの行う教育の質 が高いからです 奉仕活動:キリボン(カン ボジアにある姉妹校)、 フードフェア、 初等部と の交流、クラス単位のプロ ジェクト 9年生 豆知識 西町では、大学ガイダンス・カウンセリングを手本にした 進路指導支援サービスを9年生に提供しています。生徒た ちが日本や海外にあるさまざまなタイプの学校の中から、 それぞれに適した進学先を選択することができるように支 援するサービスです。同窓生や日本や海外にあるアド 進学先は? ミッション担当者と交流する機会もあります。 9年生たちはアドバイザリーの時間を通じて、自 分がどのような学習者であるかを考え、進学先の 教育の方針やキャリアのゴールを踏まえ、それぞ 卒業生の進学先 れのニーズにあった学校はどのようなところであ 2003-2013 るのかを探っていきます。また、個人個人の優れ 1966年以降の卒業生の数 702 現在の生徒と教師の割合 海外の高校 17% ために、保護者の中から専門家をお願いして模擬 1:2 インタビューも開催します。時間の管理、組織力 全寮制高校 12% 志望校に合格した比率 の開発、学校選択について最終的な決定をする方 YIS 10% た面をハイライトする履歴書、推薦状、その他の ASIJ 38% ISSH 7% 日本の高校 6% 補足となる資料を集めてポートフォリオを作成し ます。それに加えて、学校インタビューに備える 法なども、9年生の期間を通して学んでいく課題 です。最終的に教師たちが与える個別のサポート、 助力、励ましの量と質は膨大で、生徒たちは全力で 支えられていると言えるでしょう。 99%
© Copyright 2024 Paperzz