わだちの会

髪
当幸
風
わ
だ
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〒271-8501
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25
船 橋市習志野 台 7-24-1
日本大学理 工学 部 社会交通 工 学 FH村
ホー ムペ ー ジ :http//w、 w wadachi olド
メールア ドレス :wadachiCt:pt st ilil〕 011 u acip
ち
川口
発行責任者
(わ だちの会会長)
編 集 長
編集 委員
金 子雄一郎 (32期 )
金山 拓郎 (37期 )
室井
古賀
平成 21年 3月 25日 発行
芳夫 (8期 )
寿明 (39期 )
浩樹 (40期 )
「わだち」の会の活性化 に雑言
川 口 芳 夫 (8期 )
(い アーバ ン トラフィ ックエンジエ ア リング 代表取締役 )
わだちの会会長
社会交通工学科 (私 のF■ 学中 は交通工学科 と称 した)の 卒業生を11し じ●こ構成 される同窓会すなわち「わ
たちJの 会 は今年 で46年 の歴史を持ち、会員数 も6000人 余 りとなり、押 しも押 され もせ ぬ大組織 とな って
い る。
私 も昨年 9月 、 一代 日木村氏 (1期 生 )、 二 代 日高 H氏 (2期 生 )の 偉大な先輩 の後を受 け微力 なが ら
■代目の大任を引 き受 けたわけです。引き受 けたか らには何か しら役に立ちたいと思 いつつこの半年 は福
田先生を始 め事務局 の方 々にお世話 になりっばな しで、何 も手をつけていないというのが偽 わ らぎる実情
である。
しか し幸 いに も私 は理工学部校友会 の交通部会 に身を置 いた10年 間 の中で、「わだち」 の会 の 九州支部、
関西支部、東北支部 (山 形県、宮城県)の 集 りに顔を│││す 機会 に恵 れ、また会長 にな ってか ら新潟支部 の
総会 にも顔を出 し、先輩や後輩 との親交 を深 め られた ことは有意義 な出来事 であ った。 また、各地域に存
在す る同窓生 の存在 は、有形、無形 の財産であると感 じた 事は私にと って嬉 しくもあり、驚 きに近 い もの
があった。
さて、 ここで本題 に触 れることとする。昨今我が国は、人 J減 少 と学力低 ドという俗 に 言 う国家 が滅び
る二大要素 に直面 している。 また100年 に一度 ?と いう不景気 に 見舞われてお りその影響 は一 般社会 のみ
ならず大学や学部、学科 にまで及んでいる感がある。
「わだちJの 会に身を置 く立場 として甚 だ無責任 な雑言になるか「わだ ち」 の会 =同 窓会 とい う認知 は
あるものの、 その内容、活動 は少数の学校関係者、校友関係者及 び代議員
(こ
れ も少数)に しかわか らず、
前記 で触れ た地方支部 において も、本部 との連絡や連携 は密 の関係 にないことが実情であろう。
社会交通工学科は創立以来 1ク ラス (140名 前後)で 構成 されてお り少数精鋭 で通 して いるが、近年交
通 の需要 は交通現象 の面か ら考えて も少子高齢化か ら温暖化現象 と多方面 においてその必要性 が増 してお
り、今 こそ卒業生 と学科が力を合わせ交通 の存在意義 を高 め、 より多 く社会 に貢献すべ きだと考える。
最後 になるが、来年、学科倉1立 50年 、「わだちJの 会46年 を迎えます。何 +卒 業′1の 方 々にお いて はよ
り多数 の参加をお願 いする次第であります。
副会長就任挨 拶
同窓 6′ 000余 の 力 と使命
首都高速道路閉
植
HI
和
彦 (11期 )
ご存知 のように社会交通工学科 は、昭和36年 7月 に設立され た交通工学科を母体とする学科 で、昭和40
年 3月 の 1期 生 の卒業 よ り平成21年 の本年 には45期 生が卒業する運ひとなりま した。学科設立 よ り50年 を
迎えようとしてお り、その輩出された同窓 は優 に6.000名 を超 えてお ります。
50年 、 6000名 の数字 が示す ものは偉大 な業 績 を行 ったこ との証明であり、 これまで熱心 に指導 して下
さ った教授陣始 めとする教字 関係者の努力 と輩出 した同窓 の活躍 に対する社会 での高 い評価 の賜物 だと感
じているところです。
私 も卒業 して30数 年 の これまで、官公庁、 コンサル タンツ、建設会社等 の数多 くの先輩諸氏 に、 お世話
になって まい りま した。同窓が各方面の分野 で しっか りと頑張 っている姿を垣間見た時 は、大変心強 くも
あり、また、私 も勇気づ けられま した。後 日、同窓であることを中 し出ると、一層、信頼感が高 ま ったこ
とを数多 く経験 しております。 この経験 は私だけではないで しょう。
この辺 の一体 感を味わえるのは、我 々6000名 の強 みと力であると言えます。
さて、大先輩 にあ っては70歳 に近 い方 も居 られ、還暦を過 ぎ現役を退かれた先輩 方 も数多 く居 られるよ
うな時代 になったことも事実 です。「わだちの会Jの 2割 は、 この年代 に当 たるのです。私 も直 ぐに この
2割 に入 りますが、「 わだちの会」 も、 いよいよ高齢イヒ時代 に突入と言うので しょうか。
しか し、年月か経 とうが、
「交通 L学 科J「 社会交通 工学科Jと いち早く時代 を先取 りして「交通Jの キ ー
ワー ドを取 り入れた学科 で学 んだ「若 きエンジエ ア魂 Jの 熱 さは冷 め ることな く、社会の発展 に貢献する
ことを決 して忘れることはありません。
第一線を退かれた同窓同 J:の みな らず現役諸氏 の参加 も含 めて、情報交換や社会貢献活動 の種 に利用 し
て下 さるの もこの「わ だちの会Jの 置かれて い る立場 ではないか と考 えてお ります。
我 々の「交通 Jを 通 して培 った経験 と知 識 を欲 して い る喫緊 の社会的課題 は、残念なか ら数多 く存在 じ
ます。先輩、同輩諸氏 のお考え ご協力を頂 きなが ら、「 わだちの会Jで あることを考慮 に入れ、健全で安
心 。安全 な社会 の醸成に向け、少 しで も社会に寄 与で きるよう活動を進めて行 きたいと思います。
今後 も、「わだちの会Jと 「社会交通 E学 科Jが 更なる発展を続 け、 100年・ 10,000名 と継続、拡大 され
るよう、川口芳大会長を補佐 し、微力なが ら努力 してまい ります ので、同窓生、在校生 のご支援 とご協力
をよろ しくお願 いいた します。
理事就任挨拶
資源 は有 限、創造 は無 限
三輪運輸工業い
播磨 工場
上円 武 (12期 )
学校を卒業 してはや33年 。本当 に月日の経 つの は早い もので ある。
卒業 に際 し、何 とか関西に帰 っての就職をと思 い、神戸製鋼所 の製鉄所構内 の物流をlu当 する会社 にお
世話 になった次第 である。
製鉄所 というと、真 っ赤 な鉄 のかた まりが行 った り来 た りす る圧延の姿 がよ くテ レビに映るが、重 々し
く、 しか も地味な姿に見えるのではなか ろうか。 その製鉄所構内の物流 も本当に地味なものであ り、また、
人の 目に付 くものでないため一 般 の方 にとってはなかなかな じみのないものである。
しか し、構内 には道路 があり、鉄道 があ り、従業 員用 のバ ス も定期運行 している。ljt設 面では、踏切が
あり、交通信号があ り、場所 によ っては海底 トンネルがあ り、「交通Jと い う観点でみるとさなか ら一般
社会 の縮小版 と言える所である。 ただ、一般社会 と違 うのは、構内 とい う私有地であるため、交通にかか
る法規制 には全 く東縛 されないということである。車両 の幅・ 長 さ 。高 さ・ 重量など法 とは関係なく、製
鉄所 の 自主規制 の中で、合理化、省力化 など コス トメ リッ ト追求 に向け自由に運 用 できるわけである。
こうい う製鉄所 の中で私は仕事をする こととなったが、入社 して しば らく経 った とき、上司か ら「資源
は有限、倉1造 は無限Jと い う言葉を教え られた。韓国 。浦項総合製鉄 (現・ ポス コ)の ス ロー ガンである
らしいが、「物事を考え るとき、 まずは既成概念にとらわれず自由奔放に考えろJと い うことである。 以
後、私は長年 にわた り物流企画を担当 し、 この言葉を念頭 に、国内 の車両 はもちろん海外の 車両 さらには
自社開発までもの 車両を使 った物流 システムの構築 に携わ ってきた。今、製鉄所 の中は、 コンテナ・ パ レ ソ
ト輸送 のオ ンパ レー ドとなっている。
この33年 間、製鉄所 という限 られた中 ではあるが、規制 にとらわれない 自由 な発想 の もと、「交通 。物
流Jに かかる仕事 をさせて もらってきたことは大変幸 せである。
現在、私 自身 も管理 の 立場 となり、なかなか 自由奔放 にというわけには行かな くな ったが、 これか らも、
せめて創造・ 夢 だけは常 に持 ち続けたい と思 っている。
さて、本年 より「 わだちの会J理 事 を務 め させて いただ くこととな りま した。会員 のみなさまとともに
伝統ある「わだちの会 │を 盛 り上げて い きた く思 い ます ので、 ご協力 のほどよろしくお願 い致 します。
「天 の 時、地 の 利、人の和」
立石・ 高砂・ 鉄道立体担当課長
葛飾区役所都市整備部
吉田
員 (24期 )
大学を卒業 してか ら早い もので20年 が過 ぎた。昨年 は24期 生 の卒業 20周 年を.L念 して、東京駅前 にある
八重洲富士屋 ホテルに於 いて同期会を開催 した。 この同期会 には当時お世話 になった先生方をお招 きし、
久 々の再会 に もかかわ らず人勢 の同窓 の参集を得 た。私事であるが昨年 は同窓会世話人 の当たり年で、 こ
の卒業 20周 年同期会 の世話人のほか、地元 自治体で課長を していることか ら、中学校同窓会 の世話人 も仰
せつかることになった。 これ も何かのご縁 と楽 しんでいる自分をみて、社会交通工学科 (旧 交通工学科、
交通十木工学科 )の 卒業生 の気質 とは、包容力 と団結力、そ して “
交通"の 分野 における老舗 としてプラ
イ ドにあるような気か している。
私 は、 これまで道路や公園 とい った一般土木 の分野を歩 んで きたが、縁あ って 3年 前 か らは鉄道立体化
と再開発 の担当 を拝命 して い る。 自治体 の中 で直接、鉄道関係者 と調整 する部署も早 々ないが、何 か ご縁
か同級生 と其 々課長同■として交渉 して い る。他にも JRや 警視庁 にも多 くの同窓生 の方 がいて、各方面
で活躍 されて い ることは何 とも頼 もしい限 りである。 まさに「 わだちの会」 ネ ットヮー クの強 さを実感す
る。お互い立場 は違 うものの “
交通・ の出身者 と聞 くと、初対面なが らまず相 手を理解 しようとい う思 考
か 働 き、 そ して何 か深 い絆 のよ うなものを感 じるの は私だけだろうか。やはり同 じ学 び舎で、交通分野を
代表す る学科 の卒業生 と して、伝統を引 き継 ぎ、 1司 じDNAを 持 つ仲間であるか らに違 いない。
私は、最近特 に思 うことがある。何 か大 きな仕事を成 し遂げる時 には、必ず と言 って良 いほど「 天 の時、
・ が一 番重要 であることは 言うまで もな いが、 そん
地 の利、人 の和Jが 捕1う もので ある。特に、 “
人 の和
な時 に同窓生や同 じ理工学部の先輩 に救われ た経験 は幾度 とな くある。何か縁を感 じてまさに感謝 しきり
である。 そんな気持 ちか ら、今回若輩者ではあるが理事を務めさせて頂 いた。意欲 に燃える在校生や後輩
のため、微力ではあるか貢献 していきたい。
1
卒業生か らの メッセ ージ
知 識 を得 て、 自分 な りに ア ウ トプ ッ トで きるよ う
に なる ことは近道 か も しれ ません。 その ために社
12年 ぶ りの東京 生 活
加
(株 式会社
藤
会交通 工学 科 の皆 様 は、 友人・ 知 人 を大 切 に して
直 也 (32期 )
ドーヨン東京支店
下 さい。
事業部 )
交通管理者 の 立場 か ら
昨年 6月 に札幌本社 よ り東京支店へ の転勤を命
ぜ られ、大学卒業以来 12年 ぶ りに “
東京"復 帰す
八 幡
ることになりました。学生時代、江戸川 区の学生
善
(警 視庁交通部
治 (40期 )
交通規制課 )
寮 に住 んでいたことか り、再 びな しみのある江戸
皆 さんは、警察 の仕事 といえば何をイ メー ジ じ
川区に住居を構えることに しました。適勤 は地下
鉄東西線を利用 してお り、・ 超 "満 員電車 に30分
ますか ?
交番のお巡 りさんか ら白バ イ隊員や刑事まで様 々
近 く押 し込 まれ出勤 してお ります (北 海道民 と し
ては15分 が限界です)。
だと思 い ますが、 この人たちは「警察官Jと して
p%年 の入社以来、私は橋梁の設計業務に携わ っ
採用された職員で、警視庁 4万 5千 人 の約 9割 を
てお り、最近では新設 される橋梁以外 に道路構造
占めます。残 りの 1割 は、警察署 で会計や遺失物
物 の維持管理や保全、また コンクリー ト構造物 の
を扱 う「 事務職員Jと 17職 種 に分類 される「技術
劣化診断・ 補修・ 補強等を行 っております。2005
年 には コンク リー ト診断十を取得 し、 日々業務に
職員」 で構成 されます。技術職員は、科学捜査研
究所 の鑑識職や外国人の取調 べ に立 ち会 う通訳職
励 んでお ります。
等が イメージ しやす いか も知れません。
東京支店 では、主 に新設路線 の橋梁設計を担当
する ことにな りま した。通常、 コンサルの 6月
私 は、交通技術職 として採用 された技術職員で、
警視庁 には現在32人 います。私た ちの職務は、交
7
月の業務量 はそれほど多 くはないのですが、赴任
通 E学 を熟知 した交通管理者として、現場 の警察
当初か ら超多忙で猫の手 も借 りたい状況 であ り、
官 とともに、重大交通事故 の防止 と安全で快適 な
初 日に して徹夜明けの始発で帰宅 しました。 しか
交通社会 の実現を日指 すことです。
l:な 担当業務 の ひとつ に、道路 の安全、円滑化
し、今思え ばそんなことは序 の口で、夏∼秋 にか
けては紙面で書 けないはど大変 で した。
東京支店 の一つ 日の業務を無事 ?に 終 えた現在
対策 を立案 して、道路管理者である国土交通省や
東京都 へ それ ら対策 の実施 を要請す る仕事 があり
は、圏央道 の新設橋梁 の設計を担当 しております。
ます。 これは、道路 の構造的 な問題 について改善
首都圏 の大規模な事業計画である路線 の橋梁を設
計す ることが 出来、 モチベ ーシ ョンも高 く充実 し
を要請 することで、交通事故 の防 │卜 や交通渋滞 の
解消 を図 るものです。
た日々を送 って お ります。
人庁 して最初に担当 した現場 は、右 左折車両 と
土木は経験工学 ということを聞 きます。何事 も
横断歩行者による章大 事故 や、右折 レーンに入 り
そうだと思いますが、何 か問題 なのか、 どのよう
きらない 車両 による後続 の追突事故や渋滞が頻発
に解決す るか ?と い う場面 で、経験上 の 多 くの
“
気 づ き"を アウ トプ ットで きる人は、技術 者 と
する幹線道路 の交差点 で した。 そこで、有芹折車
して優れて いる方が多いか らです。 そのためには、
両か ら見えやすい場所 に横断歩道を移設する対策
と、中央分離帯 を改良 して右折 レー ンを延伸す る
日々の経験を積 んで、地道 に進む しかありません。
対策を 立案 し、道路管I里 者 である東京都 へ要請 し
しか し、多 くの人 と交流することで 自分 にはない
ました。 この 立案か ら 1年 を経 た平成 19年 12月 に
)
改良 工事 は完成 し、重大事故 の防 11や 交通渋滞 の
更 な る景気対策 や平成21年 度補正 予算 の議論 も活
解消 に大きな成果を上げて い ます。
発 にな って い るか も しれ ません。 財政構造改 革、
交通 警察 の 活動 に は、 3つ の E(安 全教 育
Educa● On、 取 締 りEnforcement、
財政赤字 削減 の ための公共投 資 の大 幅縮 小 が 当然
工 学 的手法
視 され て いた数年 前 とは、大 きな隔 た りを感 じま
Enginecring)の 分野 があります。 このよ うに、
すが、景 気指 数や雇用情勢 の急激 な悪 化 を考 えれ
私 たち技術職員は、工学的手法によ って警察活動
ば、 当然 の ことか も しれ ませ ん。
また、 米国 の新 大統 領が提 唱 して い る グ リー ン
を 支えています。
お しまいに、学生 の皆 さんへ…、警察 には交通
ニ ューデ ィール とい う一 見 目新 しい政策 の 中 に も、
工学を活かせる場 があることを 一部紹介させて い
道路 や橋梁 の修緒 な ど、 社会基盤 へ の積極 的投 資
ただ きましたが、警察職員と して社会貢献するこ
が 盛 り込 まれ てお り、 わか国 の機運 を さ らに加速
とを将 来設計 の選択肢 にして くだされば幸 いです。
させ て い ます。
しか し、 このよ うな主張 に はいつ も注釈 が つ い
て い ます。 例 え ば 、
「 無 駄 で な い公 共投 資、 又 は
時流 に乗 らず に
馬
渡
(国 土交通省四国地方整備局
未来 につ なが る公共 投資 に限定 してJと い う内容
吾 (34期 )
の注釈 です。 全て の社 会基盤整備 は社会 の必 要性
地域道路課長)
が あ って行 われて い るはず です し、将 来世代 へ も
真
資産 と して残 るのが社 会基盤 で あ るはず です。 し
か し、 世間 的 に見 る と常 に「 無 駄J「 一過 lt」 の
現在、四国地方 の県・ 市町村 の道路整備 のお手
伝 いをさせて いただいております。 7Ч 国は全国的
に見て も自動 車へ の依存 の高 い地域ですが、高規
疑念 か つ きま と って い るよ うで す。
格道路か ら地域 の道路までその整備状況は遅れて
を ゼ ロに戻 し、 プ ラスに転 じるにために は、 一朝
お り、基幹産業である農林水産業 の振興、観光交
― 夕 には解 決 で きな いで しょうが、一 つ一 つ 、 社
流 の促進、救命救急 のための命 の道 といった観点
会 に 喜ばれ る基盤 整備 の実績 を積 む しか解 決策 は
か ら、道路 に対する期待や ニーズは械めて高 い も
あ りません。 そ して、昨 今 で あれば、 この 世界的
のが あ ります。
不況 や一 見 H新 しい米国 の政策 とい った時 流 に安
残念 で な らな い この よ うな状況。負 の イ メー ジ
さて、 100年 に一 度 といわれ る世界同時不況 の
易 に乗 して 見せ るので はな く、 本 当 に必 要 な投 資
中、景気回復の手段 としての公共事業の必要性が
につ いて平時 よ り目を養 い、 社会 に訴 え、共感 を
叫ばれています。 この会報が発行 される時期 には、
得 て い く姿勢 が必 要 で はな いか と思 って い ます。
6
わだちの会 の ネ ッ トワー ク
北海道わ だちの会
新潟わ だ ちの会
北海道わだちの会は、北海道在住 の卒業生約60
わだちの 会 の皆様 には、 100年 に一度 と言われ
名か らなるOB会 で、今年 で立 ち上 げ15年 目を迎
る未曾有の 大不況 の最中であ りますが、 それぞれ
えます。会長は 3期 生 の小林廣 さんが就任 してお
の分野 で、 お元気にご活躍 の事 と存 じます。
今般、「会報わ だちJの 編集委員長 か ら原稿依
ります。
当会では、1∼ 2年 に一度、懇親会を札幌で開
頼 があ りま したので、
「 新潟わた ちの会Jの 活動
催 して い ますが、学会等で先生方 が来札 されたと
状況 と、併 せて新潟 のホ ントな話題をお届けいた
き等に も集 ま った りしています。最近 では、昨年
します。
の 6月 に土木計画学会 の札幌大会 にあわせ懇親会
を開催 し、学校か ら天野先生、福田先生、轟先生、
当会は、平成 2年 の秋に、 1浦 先生 にお越 しい
ただいて、設立総会 を開催 し、 ス ター トを いた し
小早川先生、 そ して榛沢先生 が参加 して ください
ました。
ました。 また、榛沢先生が い らっ しゃるとい うこ
以来、毎年 の総会を重 ねる事、 19回 、 そ して今
とで (私 か ら見れば)大 先輩 の OBの 方 々 も駆 け
つ けて くださり、総勢約30名 の懇親会 となりま し
年 の秋 には嬉 しい「 20周 年記念総会J(H21H
28:万 代 シルバーホテル)を 開催するまでに至 り
た。懇親会では先生方 とOBが 音話 に花を咲かせ
ました。
るなど大 いに盛 り上 が り, とで も楽 しくも懐 か し
い一 時を過 ごす ことで きました。
現在、会員数 は 1期 生か ら40期 生
(ち
なみに40
期生 は、越後美人です。)ま での82名 とな ってい
さて,北 海道わだちの会では,随 時入会希望者
ます。年一回 の通常総会 (以 前 は、県内の温泉地
を募 ってお ります。人会 ご希望 の方がお られまし
で開催 して い ましたが、最近では、新潟市内での
た ら事務局 まで ご連絡 いただければ幸 いです。
一′
白コースに変 え ま した。)に は、30名 前後 の会
員が参加 し、来賓 の先生 か ら「大学 の近況」をお
聞 きした り、恒例 の全員 ス ピーチなどで盛 り上が
り、親子以 上の年齢差を超 えて、和気 あいあいの
会となります。
昨年 の第 19回 総会 には、「 わだちの会Jの 川口
芳夫会長 (8期 生)と 宮森先生 (当 会 の特別会員
で、 ほ ゞ毎年 ご参加 いただいて おります。 なお、
先生 には今年 めでた く「 古希Jを 迎 え られると言
う事で、誠 におめでとうございます。)に ご参加
いただ き、例年 どおり楽 しい時間 を過 ごし、次回
北海道わだちの会
い ドーコン 技術情報部
連絡先
本間省爾 (27期 )
の「20周 年記念総会」 での再会 を期 して散会 とな
りました。通常総会 の他 には、適官、幹事会 や ゴ
tel : 011-801-1590
ル フコンペを開 き、又、会報 の発行等 も行 って、
c mail:shl141@docon jp
会員相 互の情報交換 や近況報告 としています。
mド
ー コ ン 構 造部
中 1善 行 (31期 )
tel i 011-801-1540
e mail:yn1257@docon ip
話 は変わ りますが、今、新潟では、「朱鷺 の放
「直江兼続Jの 3つ が明 るい話
鳥 J「 2順 目国体」
題 とな って い ます。「 朱鷺 」 は、学 名 を「 ニ ソボ
ニ ア・ ニ ッポ ンJと 言 い、佐渡 島 に生息 して い ま
様、 どうぞ「 兼続 の
`る
さと・越後 の新潟 Jに 来
られる折 には、事務局 までご一報下 さい。
したが 、残念 なか ら絶 滅 して しま い ま した。 そ こ
色 々な機会 に交流を深 め、「わだちの会Jの 輪
で 、│]国 か らつか い を借 り受 け、繁殖 を重 ね 、今
か全国 に広か ってい く事を期待 し、併せて会員 の
て は 100羽 を超 え る朱 鷺 が 大 きな ゲ ー ジの 中 で 成
皆様の益 々のご活躍を ご祈念中 し上げま して、報
育 して い ます。 昨年 の秋 に は、 待望 の 自然 界 へ の
告を終 ります。
試験放 鳥に こぎつ け、 1011を 放 ちま した。現 在 は、
「新潟わだちの会J会 長
1羽 が 狸 に食 べ られ、 もう 1羽 が 行方不 明 とな っ
小野塚員― (5期 )
連絡先 :副 会長 &事 務局長
松浦光芳 (9期 )
て い ますが、残 る 8羽 は元女tに 飛 びまわ って お り、
lal新 潟県環境衛生研究所
その 日々の行動 か 明 るいニ ュース とな って い ます。
TEL:0256-93-5572
次 に「 21順 目国 体」 は省略 して、 3つ 日の 「直
Fax
江 兼続 Jで すか、 今年 の NHK大 河 ドラマ 「大・
E―
0256-94-0988
mail:Inatuura@ns kanken_net or jp
地・ 人 _を ご覧 の 方 は、 こ′
ス知 の とお り、
「義 と
愛 」 に生 きた主 人 公 の 直 ,I兼 続 は、越後・ 南魚 沼
市 の 出身 で あ ります。 ■誕 の地 や居城 の地 で は、
「 人・ 地 。人・ 博 Jや 「 兼続 展 Jな どで 、 大 変 な
盛 リ トが りで あ り、観 光客 も増 えて い るそ うで、
, ″´
′L
越 後・新 潟 に と って は大 変 に結構 な事 です。
′
所 で、兼続 の兜 の前 ′てか 「愛 Jの 一 字 で あ る
“
事 に、 何 か違和 感 を感 じるの は、私 だ けて しょう
か ? あの戦 国 の世 に
「 愛 J・ ¨ ラブ ?¨・は無 いだ
“
ろ うと。
しか し、最 近 、 あ る雑 誌 に、
「 愛 Jの 一 字
『 あの
わ だちの会 関西支部
は、 兼 続 が 信 奉 して い た「 愛 宕 明 神 Jも し くは
「愛 染明 王 Jの「 愛 Jの 一 字 で あ り、 前 者 の説 が 有
「 わ だ ちの会関西 支部 Jは 、関西 (滋 賀・ 京都・
力で あ る。Jと の記 事 を見 つ け、違 和 感 が 解 消 さ
奈良・ 大 阪・ 和 歌 山・ 兵 庫 )に お住 ま いの I司 窓 の
れて ス ッキ リしま した。
持様 と、相互 の情 報 交換・ 交流 の場 と して1985年
さて、兼続 は主君 L杉 景勝 の 会津 120万 石移封、
そ して関 が原 の 合戦 に敗 れ て米沢 30万 石 へ と主 君
に活動 を開始 し、現 在 に至 ってお ります。
と共 に越後 の地 を離 れて い く」(で すが、 気 にな る
毎年、交流懇親会 を開催 してお り、2008年度 は、
8月 30日 。大 阪・ 弥生 会館 にて実施 いた しま した。
の は ドラマの舞台 が いつ まで越 後 にあ るのか 、 で
'F校 よ り、峯岸先生 にお いて いただ き、現在 の学
す。 会津 そ して米沢 の皆 さん は、早 く舞台 が越 後
校 の状 況 につ いて スライ ドによ りお話 を賜 り、一
か らr//っ て来 て欲 しい と願 って る事 と思 い ますが、
同、学校 の変貌 ぶ りに驚 きを感 じるなか 、親睦 を
これ ば っか しは、 NHKに お願 いす る訳 に もい き
図 りま した。
ません。 せ めて 夏頃 まで は、越 後 を舞台 に、 と期
交流懇親 会 は年 に 111の 開催 ですか、皆 様か ら
待 を込 め なが ら、侮 週 々 々「 天 。地 。人 Jを 見続
の ご意 見 も伺 いつ つ、 色 々な企画 を持 も って進 め
ける 事 にな りそ うです。
て行 きます ので、 皆様 方 の 参加 をお待 ち して お り
ます。
最 後 にな りますが、全国 の「 わ だ ちの会 Jの 皆
なお、支部 と して の簡 単な ホー ムペ ー ジを開設
してお り、過去 の懇親 会 の状 況 も掲 載 してお りま
す の で 是 非 ご覧 くだ さ い。 (ア ドレス http://
www pOrtnet nejp/ wadachi/)
長
石黒
連絡先
_L田
E―
克磨
が参加 しま
'名
した。 また、大学 か ら中山先生 にご参加 いただ き
ました。今後、福島県庁 わだちの会 か ら福島県 わ
だちの会へ輪を広 げたい と考えて います。
わ た ちの会関西 支部
会
職員の学科 OBは 8名 で、当日は
名称 :福 島県庁 わだちの会
(4期 )
会 rt:8名
武 (12期 )
mail ueda@portnet ne巧 p
会長 :鹿 野
福島り
,tt本 部次長 (昭 和48年
誠
卒業)
幹事 (連 絡先):山 森善太郎
福島県土木部土木
企画i課 主査 (平 成 8年 修 F)
MAIL:yamamori zentaro 01@pref fukushima jp
〒9608668福 島市杉妻町 2番 16号
TEL:(024)521-7886. FAX:(024)521-7950
1福
島県庁 わだ ちの会発足
3月 14日 (土 曜 日)福 島県飯坂温泉 にて福島県
庁 わだちの会の発足会を開催 しました。現在県庁
「 わだちの会」 ネ ッ トワー ク
嘔 I
■ Jヒ 海 tBわ たちの会
代 表
小 林
連絡先
橘
い ドー コ ン交通計画 .│
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TEL:023-641-1212
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TEL:025-69J-55,2
E n,a,l : nEruur!@kalkdi ner.or.il,
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氏 (9期 )
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■新潟 わたちの会
代 表
小野塚 真
連絡
松 満 光
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新潟県環境衛生研究所
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Emarl : sll9aa4mb doc.n.ro.Il
形わだ ちの会
代 表
小 松
■ ノ丼
連絡先
1形 市剖 開発部
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彦 氏 (1期 )
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氏 (31期 )
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繁
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研究室紹介
■ 基 礎 力 学 研 究 室 (准 教 授
:下 辺
悟)
本研究室は、平成 13(2001)年 4月 より、私 こと、 卜辺が短期大学部建設科土木・環境 コー スよ り縁あ っ
て社会交通工学科に所属替 えとな り、「基礎力学研究室 Jと い う新規 の研究室 として設立 されて以来、本
年度で 8年 日を迎えました。小生 は交通工学科
(‖
1称 )の 第 10期
J和 49年
(0。
)卒 業生 です。この研究室 の名
称は、小生 の担当科 日 (主 に基礎力学・ 構造力学系科 日)や 専門分野 (土 質力学、地盤工学 )な どを考慮
して決 め られたと後 か ら聞き及びま したが 、 自分 の中 では社会交通工学 の重要 な礎 の一つである、「 エ ン
ジエア リング・ サイェ ンス (工 学基礎)Jの 研究字 と して位置づ けて います。
本研究 liは 、人惜1生 活を営む うえで最 も重要 な一 つである、「土Jを 主 な研究 の対象 としていることか
ら、次 の ような ■つのキ ャッチフ レーズを掲 げています。
◎地盤防災・ 地盤環境におけるモ ニ タ リング検知技術
◎環境 にやさしい多子L質 材料 の有効活用
0「 得体 の知れない土Jを 科学する
!
!
!
・ 研究室 の場所 ………船橋校舎 7号 館 1階 7110室
・ 研究室 の構成員…… ド辺
悟
准教授、大学院生 1名 、卒研生 10名 、 ゼ ミ生 7名 (合 計 19名 、平成
20年 度実績)
■主な研究テーマ
『 地盤防災』、
『 地盤環境』および『 モ ニ タリング」 の
1つ
のキーワー ドを念頭に、その主題は以下 の と
お りです。
◎地盤防災 のモニ クリング検知技術 の構築 (例 :斜 面崩壊、堤防 の漏水)
◎地盤環境における物質移動 モニ タ リング検知技術 の開発 (例 :水 分・ 汚染物質移動)
◎多イL質 材料の素材特性 と上木・ 環境分里rへ の有効活用 (例 :水 質・ 排出 ガス浄化)
◎緑化基盤 十の植栽機能 と環境緑化 シス テム (例 :屋 卜・ 道路緑化 )
◎上 の物性 とその 工学的性質 の関係 (例 :土 の物理化学的性質 と締固め、透水、lt縮 、強度特性 との関
係)
◎ 上の実用的分類 の構築 とその工学的利用 (例 :建 設発生 十の簡易 t性・ 強度判別法 )
■ ゼ ミナール・ テーマ
◎環境 にやさしい多孔質天然素材「珪
藻 11、 備長炭、竹炭、 ゼオ ライ ト、
麦飯石および ピーナッツの殻Jを 科
学する
・ 怖 い「地盤災害Jと その防災対策
ご■
・ 環境および Lの 基礎実験、建設現
場・ 研究所見学
最近 にな り、研究室発足当初 と比 べ、
大学院生 。卒研生・ ゼ ミ生 の人数 も毎年
ある程度そろうようになり、 ようや く研
究室 らしくな って きましたことを実感 じ
ています。
20089 2∼ 9 4
諏訪方面 )
1()
卒研・ ゼ ミ合 同合宿 (下 呂
白川郷・ 高 山・
■ 情 報 工 学 研 究 室 (専 任 講 師 :中 山
晴幸 )
に様 々な取 り組 みを しています。
し、
情報 J「 学研究室 では、交通 に関連す る情報処理 を し
今年度 の研究室構成 は、人学院M2が 1名 、学部卒研生 10名 および 3年 生 のゼ ミナール生 7名 の総勢 19名
です。
今年度卒業研究 として取 り組んだテーマ は、0ド ライバ ーの運転疲労 に関す る基礎 的研究、Cト ラック
ドライバーの運転疲労調査、C地 方鉄道向けの簡易軌道維持管理 システムについて、0携 帯電話を利用 し
たター ミナル駅 におけるバ スの りば案内 システ ム、6外 国人 の視点 による交通案内情報 の実態調査、0歩
きやす さを考慮 した地 ド鉄経路探索 システムについて、0歩 行者 と車椅子利用者が混在する歩道 の シミュ
レーシ ョン・ システムの基礎的研究、C携 帯電話 を使用 した公務員試験 自習 システ ム、C構 造力学 の補助
教材開発、以 上 9テ ーマです。
テーマCOに 関連する修十論文 として「 運転疲労 の個人特性 を考慮 した安全運行管理 の基礎的研究Jに
もIInり 組 みました。 この運転疲労 については、 ここ数年実施 している研究 で、 その基本的 な考え方につい
ては、特許を中請中です。運IA疲 労 の調査 は、運行形態 の異なる運輸会社 3社 にご協力 いただ き、運行中
の大型 トラ ックに調査用 の機器を設置 して、 のべ5000時 間 に及ぶ複数 の ドライバーの運転疲労デー タを収
集 しました。 一昨年 8月 には、 このテーマについて第 4回 PACME(ア ジア太平洋機械会議・ マニ ラ)
にて、大学院生 の矢野君が研究発表 しています。 また、昨年 11月 には第 15同 ITS世 界会議 (米 国 。ニ ュー
ヨーク)に て、中山か研究発表 してきました。
テ ーマ0に つ いては、今年度 か ら始めた研究です。富山県 の 高岡市 と射水市 を結 ぶ「万葉線 Jと い う
I´
RTを 対象 に した簡易的 な軌道維持管理 を実現す るための シス テム構築 です。全面的 に万葉線株式会社
の協力 を得 て、線路 の状況を モニ タリングしたデー タを無線 バ ケ ット通信で サ ーバ に送 り、 web上 で リア
ル タイ ムに保線担当者 が確認で きる システムを構築 しています。 このモニ クリング システ ムを万葉線 の新
型車両に装着 して実証実験 を行 っています。 また、 LRT運 行時 の運転席 か らの ライブ ビデオをweb上 で
リアル タイム配信する世界で初 めての試み も実施 しています。 この万葉線 については、 3年 生が ゼ ミナ ー
ルで 自由な発想か ら新路線 の検討を行 い、万葉線株式会社 の皆 さんの前 でその構想を発表す ることも行 い
ま した。高齢社会 における I.RTの あり方を考えて、今後 とも新 しい提言を行 ってい く予定 です。
テーマ _4か ら0に ついて は、案内手法に関する研究で、その成果は研究室 ホー ムペー ジか ら確認可能で
す。テ ーマ0は 、 これまでの歩行者 シミュレーション手法 を用 いて、歩行者 の中 に車椅子 が介在 した場合
の歩行者流 を シミュレー トするものです。歩行環境 の設定 か らシミュレーション結果のアニ メー ション表
示 まで可能とした非常に完成度の高 いシステムとなっ
ています。 テーマ0は 、公務 員を 目指す学生向 けの
携帯電話 を利用 した 自習 シス テムです。
テーマCは 、せん断力図 や曲げモーメン ト図を理
解 しやす くするための補助教材 を開発す ることを目
的 としています。作成 した曲げモーメン ト図 イメー
ジボー ドは、荷重条件 と曲げモーメン ト図 の関係を
非常 にうまく表現で きることか ら、来年度 か ら構造
ヒRT簡 易軌道維持管理 システムの実証実験 にご協力
いただいている万葉線車両 にて
力学 Iの 授業 で実際 に補助教材 として利用す る計画
です。平均点 が上 昇す ることを期待 しています。
11
■ 水 環 境 シ ス テ ム 研 究 室 (教 授
:吉 川
勝秀)
河川や流域 と都市・ 地域に関する研究を幅広 く行 っている。川 か らの都市再生、道路撤去・ 河川再牛、
水 と緑 の ネットヮー ク形成、さらには水循環・ 物質循環 の健全化等、水 と社会との関 わ りに関する幅広い
研究を行 ってい ます。
■主な研究 テーマ
・ 自然 と共生する流域圏・ 都市の再生 (形 成)
・ 川 のユニバ ーサル デザイン
・ 川で の福祉・ 医療・教育の融合
・ 水害等 の災害弱者対策
・ システム としての河川堤防 の整備 と管理
・ 水循環・物質循環 の シミュレーシ ョンによる解明
・ 都市 にお ける川 と道路の関係 の再構築 (道 路撤去 )に よる都市再生
・ 河川等 の内陸舟運 の再興
・ リバー・ ウォー クに関する分析・ 設計
・ 総合的な治水対策
・ 川 の動態 の変化 と管 lll
・ 水や河川 の もつ福祉 。医療・ 教育効果 の計パ」とその増進
ル
イ
物切
´ニ
ニ
(湖 畔の リバー・
‐
シンガポ ール川の夜景
ウ ォー ク 川沿 いは建築物の高 さ制限)
台湾の高雄市の愛河
(河 畔緑地 と リバー・ ウ ォーク)
12
日本大学理工学部校友会
岡
村
誠
学生表彰『桜工賞』受賞
大学院理工学研究科博士前期課 lT社 会交通 工学専攻 (平 成20年 3月 25日 表彰 )
君
表彰理由 :土 木学会関東支部 の支援で設立 した学生:H織
(ス
チューデ ントチ ャプター)の 設 立・ 運営 に
にクラスの取 りまとめに貢献 したため。
関 して、幹事 として貢献 し、大学院生を中,こ ヽ
延
島 啓
表彰理由
仁
君
理工学部社会交通工学科 (平 成 20年 3月 25日 表彰)
:体 D地 盤工学会関東支部主催 の第
2い ソイル タヮーコンテス トで、第 1位 (芸 術部門)の 成績
を収 めたため。
石
田 祐
介
君
理工学部社会交通工学科 (平 成20年 3月 25日 表彰)
表彰理由 :ク ラス幹事 として、学科 スポーツ大会など多 くの行事 の運営 に献身的 に取 り組み、 クラスの
取 りまとめに尽力 したため。
社会交通工学科教室教員が著 した書籍紹介
『舟運都市
水辺 か らの都市再生』
『 アジアの流域水問題』
技報堂出版
吉川勝秀/編 著 2008年 2月
鹿島出版会
CRESTア
ジア流域水政策 シナ リオ研究 チ ーム著
占川勝秀/共 著 2008年 2月
『 流域都市論 自然 と共生する流域圏・ 都市 の再生』
鹿島出版会
吉川勝秀/著 2008年 3月
『 河川堤防学 ―新 しい河川工学 ―』
技報堂出版
吉川勝秀/著 2008年 5月
『 交通調査実務 の手引』
0交 通工学研究会
高 EB邦 道 (監 修)
『 交通工学 バ ンドブ ック2008』
2008年
6月
41D交 通工学研究会
天野光一、高田邦道、福田敦 、安井一 彦、石坂哲宏、横 II公 一 ほか 2008年 7月
日交研 シ リー ズA-452 『 道路交通法改正による駐 車実態 の変化』
日本交通政策研究会
高日邦道・ 小早,「 層ほか 2008年 10月
『 都市 と河川 ll界 の「川か らの都市再生」』
技報堂 IL版
『 建設産業辞典』 鹿島出版会
『 現代用語 の基礎知識 2009』 「 交通運輸用語 の解説」
13
吉川勝秀/編 著 2008年 10月
佐田達典 ほか35名 2008年 11月
自由国民社
高 H邦 道 2009年 1月
平成20年 度『わだちの会』定例代議員会報告
◇平成20年 度 の定例代議員会が下記の 日程で開催 されま したので、 ここにご報告中 し上げます。
1 開催 日時 :平 成20年 7月 24日 (水 )18時 30分 よ り19時 30分
2 会場 :理 工学部駿河台校合 1号 館第 122会 議室
3 活動報告
(1)わ だちの会 (平 成 19年 度 の活動報告)
地方・ 職域支部、卒業生 との交流活動、在校生 へ の支援活動、会報「わ だちJの 発行、名簿 の管
・
理 更新、 ホームペ ージの再開等
0 理工学部校友会 報告 (平 成 19年 度 の活動報告)
学生表彰 (桜 I賞 岡村誠君、延島啓仁君、石 EE祐 介君 )、 学科同窓会名簿作成補助、奨学金補
助 などの活動
4 審議事項
(1)前 回議事録 (案 )の 確認
6)同
予算 (案 )
② 会長 の交代お よび新役員体制
17, 名誉会長
0 平成 19年 度収支決算 (案 )
18'
個人情報 の保護 に関 して
14)同 監査報告
o
本年度 の監査役 について
同 平成20年 度事業計画 (案 )
わだちの会の役員 と事務局
員 >会 長 (新 任 )
副会長
副会長 (新 任 )
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事 (新 任)
理 事
理 事 (新 任)
く事務局 >事 務局長
総務担当
く役
F ,日
財務担当
情報担当
会報わだち編集委員会
事業小委員会
く名誉職 >名 誉会長
名誉顧問
川
綾
植
津
森
勝
神
上
口
木
円
越
ド
田
谷
田
吉 田
福 田
峯 岸
小早川
斉 藤
江 守
藤 井
轟
石 坂
金 子
金 山
室 井
古 賀
中 山
下 辺
安 井
木 村
小 西
芳
修
和
由
庄
夫 (8期 )ア ーバ ン トラフ ィックエ ンジエ ア リング
二 (6期 )五 洋建設
彦 (11期 )首 都高速道路
康 (5期 )r.島 記念文化財団
三 (6期 )千 葉 ニ ュー タウ ンセ ンター
実 (8期 )JAち ば県北
昇 (9期 )Jヽ 回急電鉄
武 (12期 )二 輪運輸 工業
澄 雄 (18期 )国 上技術研究 セ ンター
員 (24期 )葛 飾区役所
敦 (18期 )日 本大学理工学部
邦 夫 (23期 )日 本大学理工学 .F.(代 表)
悟 (27期 )日 本大学理 工学部
準 平 (33期 )日 本大学理工学部
央 (33期 )日 本大学I電 工学部 (代 表)
敬 宏 (16期 )日 本大学理工学部 (代 表)
朝 幸 (24期 )日 本大学理 工学部 (名 簿編集)
哲 宏 (38期 )日 本人学 理工学部 (HP編 集)
雄一郎 (32期 )日 本人学理工学部 (編 集長)
拓 郎 (37期 )新 宿区役所
寿 明 (39期 )運 輸政策研究所
浩 樹 (40期 )首 都高速道路
晴 幸 (9期 )日 本大学理 工学部 (小 委員長)
悟 (10期 )日 本大学理工 学部 (職 場支部担当)
一 彦 (17期 )日 本大学理工学部 (地 域支部担当)
克 iF(1期 )、 高‖ 邦道 (2期 )
和 夫 (2期 )、 巻内 勝彦 (3期 )、 水間 雅昭 (3期 )
「わだちの会
就職応援 ミーテ ィング」報告
平成21年 2月 14日 (土 )14時 か ら日本大学理工学部駿河台校合 1号 館 4階 にて、
「 わだちの会
就職応
援 ミーテ ィ ングJが 開催 され、学部3年 生 と大学院 1年 生あわせて約 100名 か参加 させて いただ きま した。
学生 はまず、就職活動 に当た っての注意事項 を担任か ら聞きくとともに、履歴書を書 く練習を済ませて
か ら、 ご参加 いただいた各企業 ブースで、会社説明を聞 き質疑応答を行 う (30分 × 4回 )形 式 で行 われま
した。
昨年 とは世界的 な経済状況 が一変 し、厳 しい就職活動予想 される中、学生 は例年にも増 して真剣 に卒業
生 の方 の説明を聞 きいて い ま した。
またその後、卒業生 と先生方 による懇親会 に大学院生 も飛び人 り参加 させて いただ き、卒業生に説明会
では聞けなか った質問 をさせていただいた り、情報交換をさせていただき、 とて も有意義 な時間 を過 ごす
ことがで きました。
限 られた時間で したが、 ご多忙 の中、私 たちのためにこのような会を開催 して いただ き、ありがとうご
さいま した。
表
石
黒
坂
浩
奏
名
橋市
)│口 都市 ●生機構
(29期
)前 田建設工業巾
(15期
)1開 発売 ノP,コ ンサル ン ト│い
霞 (38期 )腰
本
佐久問
)い
)船
社
建 設工業 い
衣 (43期 )│千 葉県庁
& f,
鈴
木
孝
^frr+Jim
幸 (42期 )1東
京地下渓い
長 久保
成
男 (32期
t'r (1ist)
)
東洋技 研 コ ンサ ル タン トい
蜂須賀 甲子郎 (43期 )
樋 日 恵 ― (42期 )
東海旅客鉄道い
宮 脇 桂 二 (30期 )
川 崎 真 人 (44期 )
い復建 エ ンジニヤ リング
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仁 (41期 )
進学
東芝 物流¨
八千代 ,役
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く文責 大学院 1年 生
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4レ
今後 も、わ だ ちの会 で は学生 の就職 を支援 して い きた い と思 って お ります。 卒業生 の皆様 、 今後 と もご
協 力 の ほ ど、 よ ろ しくお願 いいた します。
くわだ ちの 会
事務 局 >
会報わだち編集委員会からのお知 らせ
会報わだちへ の記事 の投稿を ド記 のメールア ドレスにて随時受 け付 けてお ります。 また、職域および地
方わだちの会 の代表や連絡先を「わだちの会ネッ トワー クJに て.L載 してお ります。掲載を ご希望 の方 は、
以 ドのわだちの会事務局 までメールにてご連絡 ドさい。
また、会報が御実家 または帰省先 に届いた場合 は、 お手数 ですが御本人様 へ転送をよろ しくお願 い致 し
ます。 また転送後、御本人か ら会員情報 の変更 の手続 きも、 よろ しくお願 い致 します。会員情報 の変更 の
手続 き方法については、わだちの会 ホームページ
(URL:www wadachi org)を ご覧 下さい。
わ た ちの会事務 局 メ ール ア ドレス
[email protected]
編 集 後 記
今号 よ りll木 前編集長 の後 を受 けて、会報「わだちJの 編集長 を I./め させていただ くことにな り
ま した。 これまで 3年 間編集委員 と して、封木前編集長 の下、会報 の充実化 に取 り組 んでまい りま
した。多 くの OB・ OGの 皆様 の ご支援 とご協力 をいただ きま して、 バ ラエティ豊かな誌面 にな r,
てきているか と思 い ます。 この場 をお借 りしま して,己 ヽ
よ り御礼申 し上げます
今回新 たに若 い 2人 の OBの 方 に加わ っていただ きま して、新体制で この情報発信機能 を高 めて
いきたいと考 えてお ります。皆様 のお役 に立 つ会報 のために努 力 してまい ります ので、足非 ご意 見
や情報 をお寄 せいただければ幸 いです。
(日
金子 14f一 郎 32期 )
本大学 I中 工 学部
今号 よ り編集 委員 を拝 命 しま した。 これ まで も・ わだ ち'の 人lFcの 広 さ と、諸 先輩方 の第
線で
の ご活躍 を心 強 く感 じてお りま したが、編集委 員 を務 めて一 層 その思 い は大 き くな りま した。今 回、
快 く寄稿 を お引 き受 け いただ きま した皆様 に、 この場 をお借 り して厚 く御礼 申 し上 げ ます。
(運 輸 政策 研究所
定井
寿明
39期 )
編集委 員 を今号 よ り務 め させ て戴 くことにな りま した。 卒業生 の交 流 の場 と して会報「 わだ ちJ
が活 用 され るよ う… と思 って はみ た もの の。私 自身 も最近 は同窓 会 の数 が減少 して い るので、 これ
を機 に同窓会 をやれれば と思 い ま した。最 後 にな りま したが、執筆依 頼 をお弓 き受 け ドさ った皆様
に この場 を借 りてお礼 中 し上 げます。
(首 都 高速 道路
m
古賀
浩樹
40期 )