オーストラリア研修 (3) 充実の10日間 海外派遣研修

門真第三中学校 「学校だより」
第16号
平成28年(2016年) 9月29日(木)
発行者
川原 康史
電話 06(6908)9314
FAX 06(6908)9326
ホームページ【 http://cms-p01.teacher.ne.jp/kadoma3 】
(ホームページにカラー版および行事予定を掲載しています。是非ご覧下さい。)
体育祭 !!
◆◇いよいよ本番◇◆
いよいよ明日は体育祭。台風や秋霖(しゅうりん=秋の長雨)の合間を縫
って練習に取り組んできました。天気予報では明日は回復し、
晴れのち曇りとのことです。本日は、1限目から各学年で本番
に向けての最後の追い込みに取り組んでいました。また、3年
生では、先日お伝えしましたように「組み立て」を行います。ここまでは集中力を発揮
し、大きなけがもなく取り組んで来ました。しかし、「これくらいは」という気持ちが
大きなけがに直結します。最後まで気持ちを切らさず、全員が心を一つにしてやり遂げ
てください。三中生の意地と底力で、全学年とも感動の演技・競技を期待しています。
日中は気温が上昇が予想されますので、熱中症の心配もしています。今年は、サント
リーフード(株)の提供で、昼食時に「やさしい麦茶」のペットボトル(65oml)を全員に
配布できることになりました。しかし、これでも十分な量ではありませんので、各自で
お茶の持参する等の熱中症対策もお願いします。
※明日は雨天でもお弁当持参です!!
3年生 大学体験 に行ってきました
8日(木)
本校ではキャリア教育の一環として、3年生で大学を見学
することにしました。今回は大東市の大阪産業大学にお世話
になりました。運悪く朝の大雨の中、班ごとに野崎駅から徒
歩で大学に向かいました。大学では全員で全体的な説明を受
けた後、各グループに分かれて大学の講座を体験した後、そ
して大学のご厚意で提供していただいた学食をごちそうにな
りました。今回の体験で、自分で時間割が組めることやキャ
ンパスライフの楽しさや充実した施設などを実際に自分で見
ることで、大学進学を考えていなかった生徒にも行ってみよ
うかと思わせるなど、将来を考える良い機会になりました。
まずは高校受験ですが、高校入試を目標とするのではなく、
将来のことを見据えて進路を選択し、目標を持って高校生活
を送ってほしいと考えています。今回の経験が進路選択に役に立てばと思います。
2年生 着衣泳 を行いました
9日(金)
2年生が保健体育の授業の時間を利用して着衣泳を行いまし
た。体操服や体育館シューズを履いたままプールに入りました。
授業は、池に落ちたことを想定して行い、緊急の際の泳ぎ方や、
ペットボトルやカバン一つでからだが浮くということ、誰かが
おぼれている場合には周りにある浮くものを投げる、周囲の人
に伝える助けを呼ぶなど、日常の生活の中で不意に池や川に落ちた時にどのように対処
すればいいのか、また、そういった場面に遭遇した場合の対処方法などを学びました。
1年生 ビブリオバトルに取り組みました
23日(金)
1年生ではビブリオバトル(知的書評合戦)に取り組みました。各自で選んだ本の
紹介を各班で発表し、班の代表(チャンプ本)を選出し、次に、各学級で班の代表者が
紹介する本の紹介を聞いて学級代表を選出しました。
23日は各学級の代表者がそれぞれ選んだ本を持
ち寄り、体育館で1年生全員の前で紹介しました。
さすがに各学級の代表として選ばれた人たちばかり、
どの本も読んでみたくなるような紹介でした。
【学級代表者および紹介書】
1組:深田 歌月(サマーウォーズ)
2組:中納 歩香(てんからどどん)
3組:稲葉佳那美(山田商店街)
4組:清原 一真(クマのプーさん 世界一有名なテディ・ベアのおはなし)
5組:西山 未華(いつでも会える)
オーストラリア研修 (3)
充実の10日間 海外派遣研修
夏休みに本校からオーストラリアのアデレード市での第5回門真市海外派遣研修に
参加した6名の皆さんの感想を順に掲載しています。今回はその3回目です。
「大切なこと、変わらないもの」
棗田桃帆(2年1組)
私が今回、海外派遣研修生としてオーストラリアに行かせ
ていただくことができたなかで、気づいたことや思ったこと、
感じたことがたくさんあります。
出発する前。何度も研修に行き、学習しなければならない
ことが、たくさんありました。そのときには、まだ、本当に
自分がオーストラリアに行くということに実感がわいていま
せんでした。でも、少しずつ出発の日が近づくにつれて、楽
しみという気持ちより、不安の気持ちの方がとても大きかっ
たです。そして、出発の日は、なぜかすごく楽しみで早く着
きたいなと思っていました。でも、いざオーストラリアの空
港に着くと、ドキドキしてすごく不安だったし、緊張していました。学校にホストマザーが迎えに
来てくれた時、ここからホームステイが始まるんだなと、複雑な気持ちでいっぱいでした。そして
家に着くとても優しそうなホストファザーといないと言われていたはずのお兄ちゃんまでいて、と
にかく驚きました。
一日目の夜、お風呂に入ると早速シャワーが冷たくて凍りそうになりました。勇気を出して、お
父さんに、
「つめたいみずしかでないんだけどどうすればいい?」と聞くと、
「ついてきて!」と言
われてついてついて行くと、「出してから少しの時間待たないと、温かいお湯が出てこないときが
ある。でも、心配しなくて大丈夫!」と言われてとても安心しました。そして、二日目にはバディ
とあって、一緒に授業を受けました。バディはすごく優しくて学校がとても楽しかったです。でも、
その日の夜、ご飯を食べていると、なぜかすごく悲しくなって涙が出てきました。涙は全く止まら
ずに、ずっとあふれていました。ホストファミリーとご飯の時に話さないといけない。でも、英語
がわからない。笑顔で話そうと思えば思うほど涙が出てきました。毎日当たり前に話している家族
がいないと思うと。早く日本に帰りたいと思ってしまいました。自分が情けなくて、悔しかった。
だから、次に日から分からないことがあればすぐに調べて、分からないと相手に伝えてたくさん会
話するようになりました。そうすると、自然と笑顔になってホームステイが楽しくなりました。き
っと国は違っても、会話をするというのはとても大切なことなんだなと思いました。そして、たく
さん会話をすれば誰とでも仲良くなれる。そんなことに気づくことができました。
このオーストラリアでの十日間は、たくさんの人に支えられて、とても楽しく過ごすことができ
ました。支えてくださったたくさんの人への感謝の気持ちを忘れずに、オーストラリアで学んだこ
とを周りの人に伝えていき、これからに役立てていこうと思います。