岡山を舞台にした“あいのり”ツアー 倉敷芸術科学大学 梶藤将司

岡山を舞台にした“あいのり”ツアー
~若い人に地域を知ってもらえ、思い出を作ってもらう・岡山の人口増加~
倉敷芸術科学大学
梶藤将司
1
アイデアの概要・コンセプト
・途中、参加者がやむ得ない事情でツアーから外
・コンセプト・・・岡山を巡り、各地域を舞台にした
町コン
れる場合、時期と期間、人数により補充
・ツアールート
・概要
四季により変化、主に地域産業の体験や、名所
ツアー参加者の男女でワゴン車に乗り、岡山の
様々な地域を巡る。様々な体験を通して、岡山
を巡る。
・宿
で思い出を作る。ツアー後、意中の相手が出来
基本はその地域の旅館か民宿、しかし連休や長
たら帰りの切符を渡し告白、するもよし。
期ツアーが出来る場合は一回キャンプをする。
・ツアー参加者の安全の確保
2
アイデアの着想点・提案理由・提案の背景
基本ツアー中のトラブルは自己責任、ワゴン車
・昔やっていた TV 番組がモデル
の事故は保障。
・最近、遊園地や町単位で大規模な合コンをする、
イベントがあることを知ったが、こういった大
4
人数でのイベントは全員と話が出来ず、本当の
法
出会いではないよう思えた。
・運営
アイデアの実施・運営方法、地域との連携方
しかし、この“あいのり”という企画は少数で
県の観光課と旅行会社が運営
一年を通して行える。
ドライバーは岡山に詳しい人物
・また最近、婚活ブームということもあり、注目
度と分かりやすさ“あいのり”を知る世代が 20
ワゴン車は県の物として用意。
・県の予算から県外参加者の交通費を出し、無料
~30 代と年齢層的にはぴったりなのだ。
・また、今は FaceBook やツイッターなどのSN
Sが普及しているため、継続した交流も期待で
にする。
・ワゴン車は参加人数次第で増やす。
・年中無休の企画だが、長期休暇シーズンや連休
きる
・学生は旅をしたり、知らない人と知らない地で
以外は土日の運用
・参加料は時期や期間によって変化。
出会い交流するといった事を、やりたいとは思
っているが、なかなか一人では踏み切れない、
5
この企画でそういった場を提供。
・全国から参加者が集い、岡山の知名度向上。
期待される効果
・婚約者が現れ、岡山に定住し、若い世代の人口
3
提案する具体的な事業内容
・広告、参加募集用の HP の作成
大手婚活サイトと若者向けの旅行サイトに掲示
婚活や町コン、旅行企画と2つのテーマで告知
期限までに募集人数の条件が満たされた場合、
運用。参加希望者の経歴を専門家が鑑定、最良
の組み合わせを判断する。
増加。
・県外同士の人とのつながりが増え、コミュニテ
ィーが広がる。
・婚活の街として注目される。
6
このアイデアにかける思い
・岡山は温暖で災害も少なく、最近震災の影響で有力な移住先として注目されてきている。
・さらに、この企画により定住者が増え、子供の人口が増えれば県全体にとって大きなメリットになる。
・今までの地域興しと違い、特別な土地柄や歴史的な建物、有名なサブカルチャーとコラボするという、
大きな予算を使う訳でもなくどこの地域でも運用できる。
7
アイデア作成にあたっての地域調査
・岡山の気候と、震災後の移住者の変化
・他県の行っているイベント類
●アドバイスとして
・単発系の祭りのようなイベントよりも、継続的なものをすべき
・ハードな面ではなく、ソフトな面でとらえた方が実効性がある。
◆あいのりバス写真