船員法第89条第2項とは

船員法第89条第2項とは
船員が雇入契約存続中職務外で負傷し、又は疾病にかかつたときは、船舶所有者は、
3箇月の範囲内において、その費用で療養を施し、又は療養に必要な費用を負担しなけ
ればならない。但し、その負傷又は疾病につき船員に故意又は重大な過失のあつたとき
は、この限りでない。
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「雇入契約存続中」とは
船員として乗船し、その職務に服している状態にあること、すなわち「乗船中」
に限るものです。ただし、下船時から乗船時までの間に、船員としての職務遂行性
が認められるものについては、例外として「乗船中」と同様の扱いとなります。