番号 ご意見の要旨 対応

総合戦略
該当施策
番号
(農産物の販路開拓)
海外の展示会への出店。進出地
域を特定。広告宣伝。インバウン
ドにつながるストーリー性。
海外輸出については、基本目標1「新たな雇用を生
みだす」の施策1「次代へつなぐ農林業の振興」の具体
施策(2)「農産物輸出に向けた取り組み」の中に位置
付けて進めてまいります。具体的には、東南アジア地
域をターゲットにリンゴを始めとする果実の輸出事業 原案のとおり
へ取り組むこととしております。広告宣伝やインバウン
ド等のご意見につきましては今後の事業推進の参考と
させていただきます。
田園風景と先端技術の融合。農
産物のブランド化。農業の6次産
業化。農産加工品の販売促進。荒
廃農地をブドウ畑、リンゴ畑への
転用。リンゴを使ったカルバドス、
シードルの醸造・ブランド化。
農産物のブランド力強化、農産物加工品の開発によ
る高付加価値化といった取組は、基本目標1「新たな
雇用を生みだす」の施策1「次代へつなぐ農林業の振
興」の具体施策(1)「ブランド力の強化と都市農村交流
の取組み」の中に位置付けて進めてまいります。
荒廃農地の解消について、当初「リンゴ畑」に限定し
て「りんご栽培チャレンジ事業」の実施を計画しており
ましたが、「ブドウ畑への転用」とのご意見を踏まえて
見直しをし、次のように修正いたします。
1
3
規格外農産物(B級品)の活用を 現在各農産物の裾物(規格外品)を有効利用する活
すすめる。公民館を主体として主 動を進めております。公民館の活動に対するご意見に
婦層が働くことを支援するプログラ ついては、今後の参考とさせていただきます。
原案のとおり
ムをすすめる。
農産物の販路の拡大のために
は、安曇野市の特色ある農産物
の広報が重要
4
5
6
次のとおり修
正
(修正内容)
(P11 具体的
な事業名)
「りんご栽培
(修正内容)(P11 具体的な事業名)
「りんご栽培チャレンジ支援事業」を「果樹栽培支援事 チャレンジ支
援事業」を「果
業」に修正
樹栽培支援事
その他いただいたご意見については、今後の事業推 業」に修正
進の参考とさせていただきます。
2
次代へつ
なぐ農林
業の振興
対応
ご意見の要旨
販路拡大については、基本目標1「新たな雇用を生
みだす」の施策1「次代へつなぐ農林業の振興」の具体
施策(1)「農産物等販路拡大事業」の中に位置付けて
進めてまいります。具体的には、農産物ブランド化の
取り組みも含め、首都圏等で開催される「国産農産物
展示商談会」へ農家自身が出店を行い、積極的に自ら 原案のとおり
生産した特色ある農産物の宣伝をしていただいており
ます。また、この事業を継続する中で需要の拡大のビ
ジネスチャンスとして取り組むこととしております。
林業の高付加価値化,水源地と 市では、森林整備の重要性を捉えて「里山再生計
して森を育てる施策、産品のブラ 画」を策定して「里山資源の活用」、「里山での活動推
ンド化。
進」「松枯れ・鳥獣被害の減少」に取り組んでいます。
いただきましたご意見は今後の参考とさせていただき 原案のとおり
ます。
「新規林業従事者支援事業」は、 ご指摘のとおり、新規林業従事者支援事業は重要な
適正な森林管理のために重要。 事業と位置付けて推進致します。また、当市では適正
大町市の事例は報道されるが安 な森林管理業務の遂行に努めております。
原案のとおり
曇野市の事例は聞かない。
1
フォーカスする領域をいくつか絞
り込む。ヒト型ロボット、ウエアラブ
ル端末、ドライフーズ。これらの産
業集積のために、コンベンション
活動を展開し、世界的な専門性の
高い学会や国際会議を誘致する。
昨年度の工業振興ビジョン見直しの中で、安曇野市
の成長産業について検討委員会で協議しました。5年
前の策定時に大手情報通信機械機器メーカーの一部
の事業の本社機能が移転してきたものの、既に事業
が売却されるなど、成長産業を定義しても数年後には
不透明という状況であり、絞り込むことはできないとい
う意見がありました。そこで、商工会や安曇野工業会
などと情報共有し、安曇野市工業振興連携推進協議
会において地域の実情を踏まえて調査・分析をしなが
ら、9割以上が下請けを中心とした中小零細企業であ 原案のとおり
る市内企業が参入しやすい農商工等連携型、農業生
産の機械化、食品加工の装置、健康・医療分野など新
たな産業の創出、誘致を図ることとしています。
世界的な専門性の高い学会や国際会議の誘致につ
いては、市内には開催できる規模の施設はない状況
にあります。
いただきましたご意見は参考とさせていただきます。
自ら企業を立ち上げて新しい価
値に挑む企業家を多数輩出する
地域にする。
バックアップで女性の起業化日
本一を目指す。
基本目標2 「若者や女性が活躍できるまちをつくる」
の施策3 「若者・女性が活躍する社会の実現」の具体
施策(4) 「若者及び女性の起業支援」の中で「市内で
起業しようとする若者・女性を支援します。」としてお
り、この中で計画的に進めたいと考えています。また、 原案のとおり
具体的な事業としまして「若者及び女性の起業支援事
業」を本年度から新規に始めています。いただきました
ご意見は参考とさせていただきます。
若者の流出をマイナスと捉える
のではなく、若者が外から安曇野
市をみる機会と捉え、雇用の場の
確保や起業環境の整備により若
者を戻すようにする。
若者の移住定住のため、雇用の場の確保や起業環
境の整備等について、「基本目標1 新たな雇用を生み
だす」の「施策2 活力ある商工業の振興」の中で推進
原案のとおり
していきたいと考えます。
市役所エントランスホールでの
企業紹介はよい取組。技術・製品
等展示会出展事業についても課
題は広報にある。
市役所での企業紹介は、常設展示ではないが、今後
も開設を検討していきます。技術・製品等展示会出展
事業として、市では補助制度を構築しているので、企
業においては積極的に活用し、企業の広報に繋げて
ほしいと考えます。ご意見を参考とさせていただきま 原案のとおり
す。
「クリエーターのまち安曇野」とあ
るが、「安曇野スタイル」は松本市
の「工芸の5月」ほど知られていな
い。
安曇野市には、工芸作家らの工房が進出しており、
創造的な仕事に適していると見られます。そこで、具体
的な施策のとおり「クリエーターのまち安曇野」としてP
Rし、ものづくりという観点から、誘致を図っていきま
原案のとおり
す。
7
8
活力ある
商工業の
振興
9
10
11
2
12
13
「山岳観光振興事業」「スマート
フォンのアプリによる観光情報発
信」「外国人誘客事業」とあるが、
登山コース、安曇野市内ともに案
内表示が充分とはいえない。せめ
て英語表記だけでも必要。
今年度の事業で、市内の観光案内看板の見直し作
業を進めることになっています。看板のデザインの統
一や設置場所の再検討を行い、来年度から順次付け
替えを行っていく予定です。これにともない、必要な個
原案のとおり
所には外国語表記も行っていきます。
国際空港から市内への導線、起
点からの周遊ルート、SNSによる
情報発信、ITを使ったプレゼン
テーション、ミステリーブームを起
こして安曇族の謎を解く、山岳、ト
レイルラン、グレートトラバースな
どの山岳スポーツの聖地、雄大な
自然を見渡せるスポットに下駄ば
きで登れるエリア・乗り物の設定、
高齢者観光。これらを観光協会と
民間業者、広告代理店が協議会
を作り、戦略的なストーリーを作り
上げる。市内観光の点と点を結び
つける動き。
ご提案のような安曇野市の観光プラットホームとなる
協議会については、総合戦略には掲げてありません
が、「安曇野市観光振興ビジョン」の中で計画されてい
ます。また、同ビジョンの中では「水」「農」「歴史・文
化、芸術」をテーマに戦略プロジェクトが設定されてお
り、現在その取組みを進めています。安曇野市観光協
会では、旅行会社としてのコーディネ―ト機能を発揮
し、安曇野市の観光資源の掘り起こしと旅行商品の造
成・販売に取り組んでおり、今後もご提案のような商品
原案のとおり
づくりも対応可能な状況です。
外国人観光客の安曇野市まで
のアクセス、導線は?国際空港か
らどう誘導するか、新幹線ルート
が正解ではないか。明科駅に外
国人向けインフォメーション、各市
サインの外国語表記、外国人に手
厚いと評判が立つサービス。明科
駅から市内各所への誘導は?周
遊バス、レンタカー、タクシー、レン
タサイクルなどの整備。
外国人観光客の導線としては、松本から大糸線を利
用し穂高駅へ、或いは、あずさで直接穂高駅へお越し
になるケースが多いのが現状です。明科駅についは、
あまり情報発信されていないこともあり、駅にお聞きし
ましたところ外国人観光客は月数人の利用ではないか
とのことです。基本目標1 施策3の観光産業振興の
項目では、外国人及び国内旅行者の受入体制を整備
することとしています。これらの施策により、全市に於
いて外国人旅行者への情報提供等のサービス向上を
図ってまいります。これら市の取組みにあわせ、レンタ
カー、タクシー、レンタサイクル等の事業につきまして 原案のとおり
は、民間レベルでの整備を期待するものです。
なお、外国語標記の市内の案内サインは平成28年度
から順次着手する予定です。また、、周遊バスについ
ては昨年度から運行を開始しています。
観光産業
の振興
14
3
自動車を停めて市内各所に向か
える導線の整備。小布施パーキン
グのように、そのまま町中に出て
いける工夫。
15
安曇野イ
ンター周辺
の開発
16
新規追加
特色ある
学校教育
の推進
17
安曇野インター周辺地域につきましては、昨年度、土
地利用の分野ごとに開発の可能性の調査をしました。
評価項目は、上位計画との整合性、手法の実現性、
当該敷地での計画の妥当性などです。その結果、農
業分野の開発の可能性が高いとされたところですが、
市の振興ビジョンなどの上位計画に土地利用の方針
を盛り込むことによって、目指すべき分野の開発の可
能性が高まることとなります。
現在計画しています安曇野市まち・ひと・しごと創生
総合戦略の施策の中に、「新たな雇用を生み出す」こ
とを基本目標に掲げ、その具体施策として「安曇野イ
原案のとおり
ンター周辺地域の開発」があります。
今後、土地利用の方向性や開発手法の検討を関係
部局で協議していくこととなりますので、いただきました
ご意見は参考にさせていただきます。
安曇野インター周辺開発を担当 安曇野インター周辺開発については、都市計画、農
する部署の明記がない。
政、産業振興、観光など今後の事業展開によって、そ
れぞれ担当する部署が異なります。現段階では担当
部署を特定することが困難なため部署を明記してあり 原案のとおり
ません。
市の基本計画には、自然エネル
ギーの活用の推進とある。安曇野
市には活用できる再生可能エネ
ルギーが豊富に存在する。「再生
可能エネルギーを活用した雇用機
会の創出」を総合戦略に盛り込み
取り組むことで、雇用の創出とエ
ネルギー自給率の向上が期待で
きる。
ご指摘のとおり、本市に豊富に存在する再生可能エ
ネルギーを活用した事業が展開されることで「雇用創
出効果」及び「エネルギー自給率の向上」を図ることが
できるものと認識しております。ご意見を踏まえて見直
しをし、次のように修正いたします。
(修正内容)(P17 新規に施策を追加)
施策6として「再生可能エネルギーを活用した雇用機
会の創出」を追加
「安曇野の環境を活かした教育
環境の整備(芸術系大学の分校
の誘致)」が有効。若者の流入や
移住・定住につながる。
2018年以降に18歳人口の急速な減少が始まり、公
私立大学の競争が一段と厳しさを増すことが予想され
ることから、慎重な検討が必要となりますので、ご意見
としてお聞き致します。
18
次のとおり修
正(修正内容)
(P17 新規追
加)
施策6再生可
能エネルギー
を活用した雇
用機会の創出
原案のとおり
4
「将来の安曇野市を担う若い世
代が今以上に郷土に誇りと愛着を
もてるよう取り組む」とあるが、小
中学校の教育のなかで実地に郷
土の事物に触れる機会が多くな
い。
小中学生が郷土に誇りと愛着が持てるよう、独自の
工夫をしながら地域に根差した学習を展開していま
す。
例えば、小学校3年生の社会科の、「のこしたいも
の、つたえたいもの」の単元では、実際に拾ヶ堰に出
かけたり、地元研究家の方からお話を聞いたりして、
郷土の歴史や先人の苦労について体験的に学んでい
ます。
安曇野市では中学校において地域の人材を活用し
た「立志塾事業」を実施したり、スクールサポート事業
などにより、総合的な時間などの地域学習への支援を
したりしています。
さらに、地域学習を充実する方策として、市内に9館
ある美術館等の入館を小中学生は無料にして利用し 原案のとおり
やすくしたり、安曇野検定を実施することにより、地域
に関心が持てるよう取り組んでいます。安曇野検定に
関しては、読みやすいテキストを各校に配布したり、準
備のために講義のみではなく、現地学習等も行う内容
も加え、1回から自由に参加できるよう講座を開設し、
学ぶ機会を設けています。
引き続き学校での学習に加え、地域の教育力を生か
した取り組みを進めていくと共に、これらについて、一
層の周知を図る努力を続けたいと思います。
信州教育の神髄を体現する。各
分野で時代に流されない教育の
実践。一流の人材の輩出。そこに
投資。教育を産業としてとらえ、地
域全体を学校にする施策。産業の
下支えと同時に教育産業を集積
する。
信州教育と呼ばれてきたものは、学習の主体者であ
る児童生徒を中心に置いた全人的な教育を求めてき
たところに、その本質があると理解しています。
歴史的には、明治初期から豊科の藤森寿平が実践
社を起こし、穂高の井口喜源治が研成義塾を立てるな
ど、信州のみならず、日本の教育の源流がここ安曇野
の地にあると認識しています。
近年、社会が複雑化し、児童・生徒が多様化してい
る中、地域の関わりが改めて求められています。児童
生徒に生きる力を育み、本来持っている力を伸ばすに
は、地域との信頼関係を深め、連携し協力することが
必要であり、学校づくりに、地域の人々や保護者が積
極的に関わり、地域と共に歩む学校であることが必要
であると考えています。
現在長野県では「信州型コミュニティスクール」の構 原案のとおり
築を各校に求めておりますが、それに先立ち、本市に
おいては独自に「スクールサポート事業」を推進してお
ります。
この事業では、学校運営の理解・学校支援・学校評
価を主な事業としており、学校支援では、多くのボラン
ティアの皆様に専門的な面からのお力添えをいただい
たり、講師を招いての「立志塾」での講演などで生き方
を考える機会としております。今後、地域がこれまで以
上に「おらが学校」の意識を高め、学校と地域が一体
になって、地域の中の学校づくりを進めていけるよう
に、計画を推進していきます。ご意見の主旨は、今あ
る施策に生かしていくことができると考えますので、今
回の戦略として新たに採用はいたしません。
19
特色ある
学校教育
の推進
20
5
都会で暮らしやすくする「安曇野
寮」のような安曇野市在住の子弟
の都会での共同生活を支援し、郷
土愛や同郷の仲間作り、大学卒
業後に戻ってくる土壌作りを行う。
現在、奨学金制度につきましては、内容を検討中で
ありますが、具体的な施策としまして、経済的な理由に
より、能力があっても進学を諦めている方や、進学を
機に県外へ流出してしまった若い世代がUターン等に
より地元に戻るなど、人口の定着が図れる制度を考え
ております。
したがいまして、ご提案の「安曇野寮」のような共同 原案のとおり
生活をはかれるような環境を整備することは、奨学金
制度の中では考えておりません。
具体的な事業に「国営アルプス
安曇野公園」、「烏川渓谷緑地」、
「日本アウトワード・バウンド協会」
との連携を挙げたらどうか。
また、安曇野市は転入者が多く、
芸術面などにおいても優れ、さま
ざまな特徴をもった人が集まる市
としても見ることができるので、こ
のさまざまな特徴をもった人々を
さらに発掘し、教育現場と結びつ
けることで、これも一つの安曇野
市の特徴として打ち出せるのでは
ないか。
国営アルプスあづみの公園等を活用した子どもたち
の生涯学習講座を支所の公民館事業として実施して
いるため、今後もその講座をさらに充実させていきた
いと考えています。
また、安曇野市に転入した様々な分野で活躍する方
に生涯学習講座等の講師を現在もお願いしているの
で、今後も積極的に人材を活用していきたいと考えて 原案のとおり
います。
「特色ある学校教育の推進」の
具体的な事業が弱いので、「国営
アルプス安曇野公園の活用」を盛
り込んだらどうか。よい施設が市
内にあるのに、その場に行くことす
らできないので、「バス利用の財
源」を確保することで、実現可能と
考える。
地域の「ひと・もの・こと」を学ぶことは、地域に生きる
子供たちにとって欠かすことのできない学習です。そ
の中で安曇野の自然・歴史・文化を学び、郷土を愛す
る心を培うことを大切と考え、各校の特色を生かした学
習を進めると共に、中学校では立志塾の事業を行って
おります。
校外活動におけるバス利用については、1学年につ
き1行事(小学校のみ)、特別支援関連で1校2行事(小
中学校)に関して市バスの利用ができるように予算計
上をしています。
利用するバスの用途は各学校が計画に基づき選択 原案のとおり
するものであるため、国営公園を訪れる計画があれば
市バスを選択することも可能です。
校外活動については、学校の方針に基づき実施され
るものであり、学校間の公平性を維持するためにも、
市としては一定の基準内でバスを利用していただくこと
が望ましく、基準を超える分についての利用者負担
(私費)はやむを得ないと考えます。
このようなことから、現状で計上している予算の範囲
内で十分対応は可能であると考えております。
21
22
特色ある
学校教育
の推進
23
6
24
子どもを自然の中で育てたいと
いう需要は全国にアピールする中
で必ず存在するものと考える。
「信州型自然保育」だけでなく、
「信州型自然教育」あるいは「安曇
野型自然教育」として、義務教育
期間まで制度の幅を広げること
で、安曇野市独自のアピールが展
開できるのではないか。
「信州型自然保育」は、本年度に長野県が創設した
制度です。「普及型」は、週に5時間以上、自然環境の
中での保育を通じて、子どもたちが心身ともに健康的
に成長してくれることを願ったものです。安曇野市の豊
かな自然環境の中での保育スタイルは、まさに県の求
めている自然保育に合致しており、市県外にアピール
できる強みを持っております。併せて、この自然保育
が、子育て世代の移住にとても効果的であることもご
意見のとおりです。
また、ご承知のとおり、市内の各小学校では、農業活 原案のとおり
動など自然活動に積極的に取り組んでいますが、移住
につながるような制度の実現には相応の検討を要しま
す。いただいたご意見については、今後の施策推進の
参考とさせていただきます。
信州型自
然保育の
推進
25
健康長寿
のまちづく
り
26
27
安心して
生活でき
るまちの
実現
28
自然と触れ合うことと、社会性を 「信州型自然保育」は、本年度に長野県が創設した
身につける保育の融合が必要で 制度です。「普及型」は、週に5時間以上、自然環境の
はないか。
中での保育を通じて、子どもたちが心身ともに健康的
に成長してくれることを願い創設されました。ご意見の
「社会性云々」については、日頃より,、思いやりの気持
ちの醸成や協調性を育むことなどを目標に掲げて保育
を実施してきております。
原案のとおり
また、「信州型自然保育」は県のメニューに沿いながら
推進していくものであるため、特に、「社会性云々」に
ついては触れる予定はありません。
医療ツーリズムを通じて、病気に
なる一歩手前の人がオーバー
ホールのために集まる地域とし
て、医療・介護・観光地・農業6次
産業・インフラ整備などを総合的
にネットワークする。
医療観光については、経済産業省や観光庁がその
実態等について調査を開始した段階にあります。現段
階では市としては情報が少なく判断が難しいことから、
これに取り組むことは難しいと考えます。いただきまし
たご意見は参考とさせていただきます。
原案のとおり
「交通安全思想の普及浸透に努
める」とある。自動車の交通事故
には道路環境の不備も関係して
いるという意見もある。園児,小中
学校,高齢者交通安全教室だけ
でいいとは思えない。運転者への
注意喚起とあわせて危険箇所の
情報提供があればよい。
基本目標4 「いきいきと暮らせるまちをつくる」の施
策2 「安心して生活できるまちの実現」の「具体施策
(1)交通安全・防犯体制の強化」において、『総合的な
交通安全対策に取り組む活動の充実を図る』と明記し
ており、現在も、運転者への注意喚起を含めた啓発活
動についても、総合的な交通安全対策のひとつとして
積極的に展開しているところです。
原案のとおり
総合戦略には記載しないものの、今後拡充する取り
組みとして、通学路の危険個所等について合同点検を
実施し、関係部局が連携して横断的な交通安全対策
を実施するとともに、点検結果や対策内容についても
市ホームページに掲載してまいります。
「地域住民参加による避難マッ
プ作成や避難訓練」は重要。過去
にあった自然災害の情報提供が
あれば防災意識の向上につなが
る。
避難マップ作成の初期の段階で、「過去の自然災害
の洗出し」作業を行い、地域の皆様に地域特性(歴
史、地質等)を再認識して頂いた上で、避難マップを作
成いたします。ご意見の内容はすでにマップ作成手順
に反映させていただいております。情報提供について
は、大変重要なことと捉えており、今後の施策推進の 原案のとおり
参考とさせていただきます。
7
29
利便性の
高いまち
の実現
30
図書館に関する施策として、子
ども向け、郷土資料、農業資料な
どの専門図書館を整備し、本格的
な図書サービスは松本市図書館
のサテライトを設置して、検索やテ
レビ電話によるレファレンスサービ
ス、電子化した書籍の閲覧などで
対応するといった方法もある。
ある特定分野に限定した図書館整備は困難です。ご
提案の分野の図書は積極的に収集を行っており、市
内の図書館の蔵書状況については図書館ホームペー
ジから検索することができ、予約貸し出しが可能です。
現在行っておりますサービスでは、安曇野市に蔵書が
無い図書につきまして、松本市の図書館に限らず、全
国の図書館から相互貸借により、無償で借り受けるこ 原案のとおり
とが可能となっております。
いただきましたご意見については今後の参考とさせ
ていただきます。
車で気軽に訪れることができ、
歩いて楽しい街になるようハード
的な整備(構造デザイン)が必要。
各市民団体に加え、Iターン者や
若者による新しいコミュニケーショ
ンを通じ様々な企画アイディアが
生まれるようなワークショップなど
の仕掛けをしたらどうか
豊科市街地では、平成26年2月から4月にかけて、国
道147号の管理者である長野県の主催により「まちづく
りワークショップ」が計4回開催されています。
ワークショップでは道路整備ありきではなく、安曇野
市の顔となるべく豊科市街地のまちづくりのあり方に
ついて、市内外から集まった参加者に市職員も加わり
議論し、様々なアイディアが集められました。
このアイディアを実現すべく、地元商店街の有志で結
成された「豊科まちづくりグループ」にこの取り組みが
継承され、現在、飲食店マップの作成・配布など徐々
にまちづくりの機運が高まりつつあります。
一方、この取り組みを継続する上で多くの参加者の
意見を聴くため、今後は、地元商店主をはじめ、市や
県も含めたより多くの参加を図るとともに、具体的なま
ちづくりの夢を描き、実践していくことが求められます。 原案のとおり
市としては、この取り組みの中で、将来的には歩道
の拡幅など道路整備の必要性や、整備のあり方の方
向性も出てくることが重要と認識しており、総合戦略の
中では、基本目標4の施策3の具体施策(3)の中で示
すように、「地域資源を有機的に結び付け、商業施設
との回遊性を高める基盤整備」の計画の具体化を目
指してまいりたいと考えております。いただきましたご
意見は今後の参考とさせていただきます。
8
(明科駅前まちづくり整備事業)
・長野新幹線やリニア新幹線、国
際空港とのアクセスとしての明科
駅。
・明科駅舎を木造として巨大ウッド
デッキの建設。
・木のぬくもりと緑、風、水などをコ
ンセプトにした街並みの形成。
31
利便性の
高いまち
の実現
明科駅前につきましては、平成26年度から国の直
轄事業である「国道19号明科駅前歩道整備」が事業化
されました。これに並行して、安曇野市の「東の玄関
口」として駅前広場を中心に基盤整備を進め、地域活
性化や商店街の再生につなげ、また、駅前通りの空間
整備を行うことで、地元住民及び観光客が立ち寄りや
すい環境を整え、活力あるまちづくりにつなげたいと考
えております。
そこで、これらの実現に向けて、明科駅前まちづくり
整備事業を計画しております。
具体的には、住民皆様等のご意見を反映した「まち
づくり基本構想」を策定し、交付金事業の「都市再生整 原案のとおり
備計画事業」を活用し、駅前広場や周辺整備を実施す
るものです。
駅舎の改築のご提案でありますが、JRの所有である
ことから協議が必要になりますし、事業の対象となるも
のが限られておりますことから、いただきましたご意見
は今後の参考とさせていただきます。
また、街並みなどの駅周辺整備につきましては、「ま
ちづくり基本構想」策定に向けて住民懇談会等を開催
してご意見をお聞きする予定です。
32
新幹線上田駅とのアクセス改善 広報等でデマンド交通「あづみん」をはじめ、現在運
に関して、現在運行している乗り 行中のバス等を紹介しておりますが、さらに利用の促
合いタクシーの広報が十分とはい 進を図るためPRを強化してまいります。
えない。
原案のとおり
33
松本糸魚川道路高規格道路の
整備にあわせて公共交通の整備
に取り組む必要がある。大糸線の
大町以北の増便により、北陸から
のアクセスが改善する。
大糸線については、沿線の自治体及び商工観光関
係団体で構成する大糸線利用促進輸送強化期成同盟
会において、毎年JRに対して利用促進並びに輸送力
の強化が図られるよう要望しているところです。今後も
原案のとおり
引き続き粘り強くJRに対して要望してまいります。
9
34
35
上記に分
類されな
いもの(一
部人口ビ
ジョンに対
すご意見
を含みま
す)
36
37
(水の利用)
水道事業で製造した、オリジナルペットボトル「北ア
・安曇野の水を大都市圏で販売し ルプスに育まれた 安曇野の水」は、地下水を使用し
て経済的な循環に乗せる。
ている水道水を非加熱処理し、おいしさをそのままに、
5年間の長期保存が可能なペットボトルになっていま
す。
水道事業では、市内すべてで地下水を利用してお
り、安曇野市を訪れる県外の方へ水道水のおいしさを
知っていただき、安曇野市へ定住を考えるときの憧れ 原案のとおり
の1つになってほしいと考えています。このため、県内
外のイベントでの配布と災害時の緊急用備蓄水として
の活用を考えており、製造コストや販売ルートなどを考
慮すると、ペットボトルの販売に取り組むことは難しい
と考えます。いただきましたご意見は今後の参考とさ
せていただきます。
基軸となるメインの施策があって 総合戦略(案)の構成については、「新たな雇用を生
それを支えるサブの施策に再構 みだす」、「若者や女性が活躍できるまちをつくる」、
成してはどうか。
「安心して出産し子育てできるまちをつくる」及び「いき
いきと暮らせるまちをつくる」の4つの基本目標を掲げ、
各基本目標を達成するための”施策”、”具体施策”及
び”具体的な事業”を記載するものとさせていただきま
した。従来から取り組んでいる事業と新たに取り組む 原案のとおり
事業の内容と位置付けを明確にし、基本目標の達成
を図ることを目指すものです。ご意見は今後の参考と
させていただきます。
郵便会社・運搬会社・タクシー/ 対象となる事業者が広範であり、かつ調整が必要な
バス会社等を小型のマイクロに一 法令等もあり取り組むには詳細な研究が必要なので、
本化し、荷物と人の流れを集約し ご意見としてお聞きします。
原案のとおり
た市独自のサービス提供
・人口ビジョンの作成において、安 ご意見としてお聞きします
曇野市固有の変動要因を検討し
推計していないし目標人口の妥当
性を検討していない。
・実際に生み育てる子どもの数
2.08が25年後の2040年まで続くと
考える根拠が不明。
・社会増の傾向が今後25年間も継
続する根拠が不明。子育て中の
15世帯の移住者の根拠が不明。
・将来都市像を実現した際の適正
人口をまず設定すべきではない
か。
・日本全体あるいは安曇野地域、
中信地域で考えれば、移住による
解決は全体の解決にはならない。
・活気ある社会にしたければ、進
学・就職という積極的な理由の転
出はむしろ奨励し、転出の抑制で
なく転入で均衡を図るべき。
・業務・事業を、安曇野に相応しい
かという視点で設計・施行していく
べき。安曇野インター付近への工
場誘致やコンパクト化といった発
想は出てこない。
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原案のとおり