支笏湖からみた恵庭岳 【編集方針】 本環境報告書は、札幌トヨタ自動車株式会社の「環境」に関する取り組み実績について、ステークホルダーの 皆様にわかりやすく開示し、ご理解いただくことを目的として編集しています。 アンケート用紙をご用意していますので、忌憚のないご意見、ご感想をお寄せいただきたくお願い申し上げます。 【報告期間】 2014年4月1日から2015年3月31日までの活動実績を中心に報告します。 【報告範囲】 札幌トヨタ全事業所(環境目標と結果についてはISO認証取得店舗のみ) 。 【参考ガイドライン】 環境省の『環境報告書ガイドライン(2007年度版) 』を参考にしています。 ・環境方針・・・・・・・・・・・・P2 ・環境マネジメント推進体制・・・・P3 ・2014 年度環境目標と結果・・・P4 ・廃棄物の適正処理への取り組み・・P5 ・リサイクルへの取り組み・・・・・P6 ・省エネルギー活動の推進・・・・・P7 ○会社概要 ・各店舗の環境保全活動・・・・・・P11 商 号 札幌トヨタ自動車株式会社 設 立 1946年(昭和21年)9月15日 資本金 2億4,000万円 従業員 771名 ・その他の活動・・・・・・・・・・P12 従業員数は2015年3月末現在 ○営業状況(2015年3月末実績) 総 売 上 高 375億円 新 車 販 売 台 数 7,150台 U−Car販売 台数 6,737台 車 両総 整備 台数 377,195台 -1- -2- 環境マネジメント推進体制 経営者 代表取締役社長 中島 好美 内部監査責任者 EMS推進委員会 常勤監査役 藤原 誠 環境管理責任者 専務取締役 小野 博樹 環境管理副責任者 専務取締役 興村 耕二 <本社プログラム対応責任者> 車両販売対応責任者 車両企画部次長 小祝 一洋 テクノショップ対応責任者 ISO推進事務局 サービス企画部次長 鎌田 雅士 総合企画室課長 北島 亮一 一般環境対応責任者 取締役総務部部長 宮坂 武志 教育対応責任者 総合企画室課長 北島 亮一 各事業所長 本社に環境マネジメント推進委員会(EMS推進委員会)を設置し、会社の環境施策の推進、目的・目標の設定、 実績のチェック&レビューを行なっています。 ※2015年7月1日現在 -3- ■2014 年度環境目標と結果 当社では、基本理念及び基本方針を環境目的として「廃棄物対策」・「地域環境対策」・「地球環境対策」におけ る具体的な環境目標及び取り組みを設定して責任ある活動を推進しています。 環境目的 環境目標 2014 年度活動内容 廃棄物対策 廃バンパーの回収率 廃部品の リサイクル推進 (80%以上) 廃バッテリーの回収率 (80%以上) ・外注業者に対してリサイクルの要請 ・リサイクル率(実績)の把握 ○ ・リサイクル率(実績)の把握 ○ 電気消費の削減 (前年実績比2%削減) 省エネルギーの 推進 暖房用燃料(灯油)消費の削減 (前年実績比100%以下) 評価 ○ ・ 『省エネマニュアル』の実践 ・当年使用量÷前年使用量実績の把握 ・ 『電気の消費管理手順書』に基づき実施 社用車・借上車等の台当り燃料消費の削減 ○ ○ (前年実績比2%削減) 地球環境対策 水消費の削減 ・ 『省エネマニュアル』の実践 (前年実績比100%以下) ・当年使用量÷前年使用量実績の把握 ○ ハイブリッドカーの積極的な販売活動 ・商談時の積極的な提案 (販売構成比:35%以上) ・ハイブリッドカー販売台数÷新車販売台数 ○ 残価型割賦の積極的な販売 ・商談時の積極的な提案 (残価型割賦比率:10%以上) ・残価型割賦件数÷新車販売台数 ○ CPC・ガードコスメの積極的な販売 ・商談時の積極的な提案 (新車施工率:40%以上) ・新車施工台数÷新車販売台数 ● ・車検整備の入庫促進 ・当月実績÷当月目標 ・当月実績÷前年実績 資源の有効利用 ・環境保全活動 の推進 法定点検の積極的な入庫誘致活動 ・12ヶ月法定点検の入庫促進 (整備台数:整備目標95%以上 ・当月実績÷当月目標 もしくは前年実績100%以上) ・当月実績÷前年実績 ● ○ ・プロケア10+6ヶ月法定点検の入庫促進 ・当月実積÷当月目標 ・当月実績÷前年実績 省燃費オイルの積極的な販売 ・省燃費オイルの推販 (構成比:50%以上) ・省燃費(L)÷全ガソリン(L) ※ 評価内容 〇:達成 ●:未達成 -4- ○ ○ ■廃棄物の適正処理への取り組み ≪廃棄物分別回収状況≫ 工場内の分別(廃プラ・鉄・ゴム類等) 廃棄物置場の分別収集 一般ゴミは、市の条例にしたがって分別収集しています 廃蛍光管は指定業者に回収依頼します 廃油の油量は常に管理しています -5- ■リサイクルへの取り組み 廃バンパー 廃バッテリー 廃バランスウェイト&廃発煙筒 リサイクル部品表示板 ※上記の廃バンパー・廃バッテリー・廃バランスウェイト・廃発煙筒の4品目については、リサイクル部品として トヨタ部品共販に回収依頼しています。札幌トヨタとしては100%回収を目標としています。 ISO14001認証取得状況 2002年12月 審査登録店舗 千歳店(千歳市) 特販部・中央店(札幌市) 2004年12月 審査登録店舗 札幌支店(札幌市) 藻岩支店(札幌市) 北光支店(札幌市) 室蘭支店(室蘭市) -6- ■省エネルギー活動の推進(CO2排出量の抑制) 主要資源の数量推移 2009年度 (千kwh) 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 (kℓ) (千kℓ) 1,200 7,000 46 1,000 6,000 44 5,000 800 42 4,000 600 40 3,000 2,000 1,000 0 38 400 36 200 0 34 電気 2009年度 2010年度 2011年度 消費量 前年差 消費量 前年差 消費量 -558 6,195 ガソリン 水道 2012年度 前年差 -45 5,886 消費量 2013年度 前年差 -308 5,667 灯油 消費量 2014年度 前年差 -219 5,604 消費量 前年差 -63 5,400 -204 電気 6,240 千kwh 千kwh 千kwh 千kwh 千kwh 千kw 千kwh 千kw 千kwh 千kw 千kwh 千kw 水道 45 -5 42 -3 39 -3 38 -1 38 0 40 2 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 千kl 877 -141 799 -78 714 -85 711 -3 720 9 689 -31 kl kl kl kl kl kl kl kl kl kl kl 55 1,041 36 964 -77 1,021 57 999 -22 909 -90 kl kl kl kl kl kl kl ガソリン kl 1,005 灯油 kl kl kl kl kl ※ 2014年度の水道消費量増加の主な要因は、入庫整備車両の増加に伴う洗車台数の増加です。 ■紙の消費削減(資源の有効活用) 紙の使用枚数とコピー枚数 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 単位:枚 2013年度 2014年度 単位:枚 2,000,000 6,000,000 1,800,000 5,000,000 1,600,000 1,400,000 4,000,000 1,200,000 1,000,000 3,000,000 800,000 2,000,000 600,000 400,000 1,000,000 200,000 0 0 紙の使用枚数 2009年度 2010年度 2011年度 うちコピー枚数 2012年度 2013年度 2014年度 紙の使用枚数 4,993,655枚 4,919,257枚 4,791,933枚 5,035,347枚 5,410,910枚 5,485,575枚 前年比 − 98.5% 97.4% 105.1% 107.5% 101.4% うちコピー枚数 1,969,285枚 1,713,527枚 1,650,268枚 1,638,678枚 1,642,365枚 1,715,992枚 前年比 − 87.0% 96.3% 99.3% 100.2% 104.5% ※ 2014年度の紙の使用枚数は、営業活動に伴う分析資料や提案資料の作成量増加が、前年より増加した主な要因です。 -7- ■環境保全活動の推進(排気ガスの浄化促進) 車検・12ヶ月法定点検整備の推移 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 単位:台 36,160 40,000 34,814 34,513 33,621 33,546 33,375 35,000 25,756 26,802 23,072 30,000 19,521 25,000 24,277 20,866 20,000 15,000 10,000 5,000 0 車検 12ヶ月法定点検 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 車検 36,160台 34,814台 34,513台 33,621台 33,546台 33,375台 12ヶ月法定点検 19,521台 20,866台 23,072台 24,277台 25,756台 26,802台 ■ グリーン商品の拡販①「ボディーコーティング(CPC ペイントシーラント&ガードコスメ)」 (水の削減・洗車用洗剤の削減) 対象台数 施工台数 施工率 台 6,000 40% 5,524 5,140 4,998 5,000 4,607 4,591 31% 4,000 39% 39% 37% 35% 4,760 34% 30% 30% 25% 20% 3,000 2,180 2,000 1,897 1,562 1,368 2,077 15% 1,563 10% 1,000 5% 0% 0 2009年度 対象台数 施工台数 施工率 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 4,998台 4,591台 4,607台 5,140台 5,524台 4,760台 1,562台 1,368台 1,563台 1,897台 2,180台 2,077台 31% 30% 34% 37% 39% 39% -8- ■グリーン商品の拡販②「STアンダーコート」(下廻りを保護し部品交換を削減) 2009年度 2010年度 2011年度 3,790 4,000 2012年度 2013年度 2013年度 3,577 3,382 3,500 2,921 2,865 3,000 2,597 2,500 1,736 2,000 1,585 1,473 1,245 1,250 1,500 837 1,000 500 0 新車 サービス 新車 サービス 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2,865台 2,597台 2,921台 3,382台 3,790台 3,577台 1,585台 1,245台 837台 1,250台 1,736台 1,473台 -9- ■主要車種の燃費 アリオン アクア プリウス クラウン クラウン ハイブリッド 単位:km/l エスティマ エスティマ ハイブリッド 単位:km/l 単位:km/l 37.0 32.6 40.0 40.0 35.0 40.0 35.0 30.0 35.0 23.2 30.0 25.0 14.8 30.0 25.0 20.0 15.0 15.0 15.0 10.0 10.0 10.0 5.0 5.0 5.0 0.0 0.0 アリオン・プリウス・アクア 車名 アリオン プリウス アクア *1 燃費 14.8km/l 32.6km/l 37.0km/l 18.0 25.0 10.2 20.0 0.0 クラウン グレード 11.2 20.0 *2 2,500cc 4WD ハイブリッド 燃費 エスティマ グレード 燃費 10.2km/l 2,400cc 4WD 11.2km/l 23.2km/l ハイブリッド 18.0km/l ※ 各車カタログの主要諸元表の燃料消費率の数値を記載。燃費測定方法は JC08 モード。 *1 アリオン1,800cc・4WDで比較。 *2 クラウンロイヤルで比較。 ■ハイブリッドカーの販売推移 単位:台 3,500 3,064 2,645 3,000 2,323 2,605 2,235 2,500 1,848 2,000 1,500 1,000 500 0 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 販売台数 2,323台 1,848台 2,235台 - 10 - 2,645台 2,605台 3,064台 ■各店舗の環境保全活動 ①油水分離槽の保守管理 水質汚濁防止法及び下水道法で定められている各基準値をクリアする為、各店舗で管理担当者を決め週1回 点検しています。また、第三者水質検査機関に依頼し、年1回水質検査を実施しています。 必要に応じ吸着マットを使用して、オイルを吸着しています。 ②省エネへの取り組み 各店舗にて貼り紙をし意識付けをして節電・節水に取り組んでいます。 ③アイドリングストップ運動の実施 カーエレベーターやテクノショップ等では、余計なアイドリングをしないように常に心掛けています。 - 11 - ■ その他の活動 ①環境報告書展への出展 札幌市で、2015年1月22日から26日にかけ地下歩行空間にて開催されました『環境報告書展』に 出展いたしました。 ②ecoキャップ運動の展開 2009年1月よりポリオワクチン購入のため、ペットボトルのキャップ回収を行っています。 5月29日現在、7,636人分のワクチン購入が可能な5,542,374個のキャップが集まりました。 また、キャップをゴミとして処理せず再利用する事によりワクチン1人分(キャップ860 個)あたり6.3kg のCO2が削減されています。 ③緑の募金活動への参加 全店舗で「緑の募金」(主催:社団法人 て地球温暖化防止に協力しています。 北海道森と緑の会)に積極的に参加し、森林整備や緑化活動を通し ※平成17年4月から始めました札幌トヨタの募金総額は、6月現在1,158,674円となりました。 - 12 - ④クールビズ 6月1日から9月30日までの間、冷房温度を28℃以上に設定し、夏季の軽装を実施するクールビズに取 り組むとともに、エアコンによる電気使用量を削減し、CO2排出量削減に努めました。2015年も引き続き 実施しています。 ⑤G―Station 電気で走る自動車の充電スタンド「G―Station」を、ISO認証取得9店舗で実施中です。 「PHV Drive Support」(プリウス PHV のサービス)会員であれば、1回1時間無料で 利用できます。 G―Station設置店 (合計9店) 札幌支店 * 東札幌店 千歳店 * 琴似支店 手稲店 北光支店 * 藻岩支店 * 室蘭支店 * 苫小牧支店 * ISO認証取得店舗 ⑥さっぽろキャンドルナイトへの参加 『1 年中で一番昼が長い夏至の日、夜 8 時から 10 時の 2 時間、みんなで一斉に電気を消して、スローな 夜を過ごそう。 』との札幌市の呼びかけに賛同し、 『照明のライトダウン』 、『ノー残業デーの実施』 、などの取り 組みを2009年より毎年実施しています。 - 13 - 支笏湖からみた恵庭岳 ≪お問い合わせ先≫ 札幌トヨタ自動車株式会社 総合企画室(ISO推進事務局) 住所:札幌市中央区北1条西7丁目3−8 TEL:011−231−3114 FAX:011−231−1650 ホームページアドレス http://sapporotoyota.jp 2015年7月1日発行 (次回は2016年7月の発行を予定しています)
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