!! 活動です な ん こ 御田の里キッズ学園は、様々な活動をとおして 家庭教育の支援を行っています。 活動区分 宮崎県美郷町 御田の里キッズ学園 関係する学校 田代小学校 基本データ 活 動 名 ※H25年度の実績 (補助の有無についてはH26年度の状況) 土曜日の 教育活動 コーディネーター数 子供の平均参加人数 開始年度 補助の有無 学校支援 地域本部 コーディネーター数 ボランティア登録数 開始年度 補助の有無 コーディネーター数 子供の平均参加人数 年間開催日数 補助の有無 1人 35人 194日 放課後 子供教室 実施場所 田代小学校余裕教室 体育館 運動場 家庭科室 指定日 委員数 コミュニティ・ スクール 開始年度 19年度 児童生徒数 有 放課後児童 クラブとの連携 無 学級数 活動の概要 平成18年1月1日に南郷村・西郷村・北郷村が合併し美郷町となり、町内は従来の旧村ごとに、3つの区に分けられ、文化 面に関しては、「美郷町三大祭」として南郷区の「師走祭り」、西郷区の「御田祭」、そして、北郷区の「宇納間地蔵尊大 祭」を継承することを中心に、そして、また、新たな文化の創造を目指す「新しい町」である。人口は、約5,700人で、合併 時の人口7,250人に比べると、すでに1,500人以上が減少しており、年々減少傾向をたどる中、少子・高齢化も同時に進んで いる現状にある。放課後子供教室に関わる小学校の状況については、南郷区1校、西郷区1校、北郷区2校の合計4校で総児童 数が199名となっている。これらの中で、試験的に本事業を開始したのが、御田の里キッズ学園で、西郷は山間部であるため、 祖父・祖母が自宅にいるから事業の必要性はそう高くないことを予想していたが、祖父祖母では友達とするような遊びが出来 ないこと、最低の安全は守られても、ゲームやテレビを見ることぐらいしかできない。ということが事業をとおしてわかり ニーズの高さが感じられた。これにより、現在、本事業をさらに拡大し、各学校への設置を行ったところである。活動の概要 は、地域のボランティアの協力による活動が主で、月1回の読み聞かせボランティアによるお話会、地域高齢者サークルによ る昔遊び、その他、学期2回のヘルスメイト(食改善グループ)による料理・おやつ教室等を開催し、子供たちはもとより保護 者からも好評を得ている。その他、学校グラウンドや体育館における、全学年での外遊びやレクリェーションをとおして異年 齢集団との関わりを学びながら、事業の趣旨とされる安全で安心な学校放課後を楽しんでいる。 ● 特 徴 【特徴的な活動内容】 ①サポーターを中心に、運動会前に陸上教室、町民文化祭前には出品する作品づくりを行うなど、常に先進的な事業展開を図っている。さらに、 学期終了前にはお楽しみ会を開催し、クイズや出し物、ワクワク抽選会などにより異学年間の交流を深めている。 ② 「食育」 をテーマとした料理教室を開催し、保護者にも喜ばれている。 ③毎日の時間を活用し、卵の殻に色を付けた貼り絵に挑戦するなど教室作品を作成している。 ④教室内外の清掃活動を行うことで、教室を利用させていただくことへの感謝の心を育てている。 ⑤毎月、 「キッズだより」 を発行することで、保護者へ家庭教育の重要性を説いている。 【実施に当たっての工夫】 ○町の広報誌を活用し、活動の様子を報告することで、新たなボランティアや協力機関が増 えている。 ○放課後子供教室の活動日誌を学校に回覧することで、全ての先生方に放課後子供教室の課 題や児童の様子が共有されている。また、サポーターの方々の意見も記されていることか ら、細やかな部分も把握することができる。 ○現在、教育委員会とサポーターの定期的な連絡会議を開催し、読み聞かせ会や昔遊びなど の月予定やシフト、その他注意事項の打ち合わせを行っている。今後は学校の連絡会議へ の参加を依頼し、施設面や児童の様子などに関する課題の共有に努め、その解決を図るこ ととしている。 ● 事業を実施して 「ととろ」 をつくったよ! 事業を実施し、下記の成果がある。 (1) 異年齢集団での遊びが楽しめるようになった。 (2) 地域の協力が得られるようになった。(個人・読み聞かせボランティア・ヘルスメイト他) (3) 清掃活動をとおして、教室利用に対する感謝の意識が芽生え始めた。 (4) 毎日、帰りの会を開催することで、その日の活動の振り返りが行えるようになった。 以上の成果があげられるが、今後については、保護者の連携と積極的な参画が期待される。 また、総合型地域スポーツクラブとの連動について検討していきたい。 ● その他 今後、先生方に放課後の子供たちの様子や計画をさらに積極的に情報提供し、関心を高め ながら理解と協力を得ていきたいと考えている。また、御田の里キッズ学園に入っていない 児童についても積極的に受け入れを行い、本取組の充実と事業の趣旨の浸透を図っていきた い。 144 巡回おはなし会が来てくれたよ!
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