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平成 18-19 年度「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
「シミュレーション科学を支える高度人材育成」
—シミュレーションを科学し,シミュレーションで科学する—
シミュレーション科学セミナー
水曜 5 時間目
(2006 年後期予定表: 12 月 15 日版)
16:30-18:00 総合校舎 213 講義室
(スーパーコンピュータ実習は総合校舎 2 階数理工学コース計算機室で行います)
担当教員等(所属)
10 月
4日
11 日
18 日
25 日
講義1:
高速計算のための
計算機アーキテク
チャ
講義2:
数値計算・数値ライ
ブラリの高速化
講義3:
並列プログラミン
グ
実習1:
1CPU での高速化
11 月
1日
実習2:
並列プログラミン
グ
8日
事例研究1:
新しい高速・高精度
な特異値分解/固
有値分解アルゴリ
ズムの開発とその
並列化
15 日
学外アドバイザ
(予定)
内容の概略
金澤正憲(学術情報メデ
ィアセンター・教授)
高速化技法(クロック,演算,命令の
pipeline 制御,ベクトル演算,並列演
算器)
岩下武史(学術情報メデ
ィアセンター・助教授)
並列アルゴリズム,連立一次方程式の解
法,並列ライブラリ
金澤正憲(学術情報メデ
ィアセンター・教授)
金澤正憲(学術情報メデ
ィアセンター・教授)+
木村欣司(数理・助手),
TA, RA
義久智樹(学術情報メデ
ィアセンター・助手)+
木村欣司(数理・助手),
TA, RA
誉田太朗(数理・D1)
中村佳正(数理・教授)
守屋氏
(F 社)
自動並列,OpenMP,並列プログラミング
改善法(false sharing を含む)
実習の説明,演習問題を高速化する実習
(演算,キャッシュヒット率の向上)
並列プログラムによる実習.各種技法に
よる並列化・キャッシュヒット率の向上
山本有作氏(名古屋
大学・工学研究科
計算理工学専攻・助
教授)
特異値分解,固有値分解の応用事例,そ
れらにおける高速化・並列化の必要性を
背景に,新しい特異値計算アルゴリズム
:dLV や特異値分解アルゴリズム:ダブ
ル分割統治法の開発とその並列化に関
する研究成果を紹介する.
事例研究2:
線形連立代数方程
式の数式処理によ
る解法とその周辺
事例研究3:
粒子フィルタとそ
の応用・統計的信号
処理
事例研究4:
ハミルトン系の時
間発展
木村欣司(数理・助手) 野呂正行氏(神戸大
学・教授)
非線形連立代数方程式を数式処理で扱
うための基本的な計算手法を紹介する.
また, それぞれの計算手法の高速な実装
のための数理も紹介する.
粒子フィルタの基礎概念の説明.無線通
信路推定への応用例の紹介
11 月
30 日
特別講義:
Reminescences of
Developments in
Applied Linear
Algebra
Richard S. Varga 氏
(Kent State
University)
12 月
6日
事例研究5:
イベント駆動型シ
ミュレーションに
よる大規模情報ネ
ットワークの通信
品質評価
高橋 豊(システム・教
授)
笠原正治(システム・助
教授)
22 日
29 日
林 和則(システム・助
手)
吉田悠来(システム・D1)
樋口知之氏(統計数
理研究所・教授,副
所長)
山口義幸(数理・助手) 土井祐介氏(大阪大
学・工学研究科・助
手)
山田博司氏( NTT
サービスインテグ
レーション基盤研
究所・主幹研究員)
ハミルトン系はエネルギーの他にシン
プレクティック性も保存しながら時間
発展する.本セミナーではシンプレクテ
ィック性を保存するためのアルゴリズ
ムを紹介する.
モンテカルロタイプの離散事象シミュ
レーションの解説,および大規模インタ
ーネット上での通信品質評価に関する
事例研究を紹介する.また学外アドバイ
ザより,最先端のネットワークシミュレ
ーション技術やモデル化手法について
の解説を行う.
13 日
事例研究6:
エージェントシミ
ュレーションとモ
デリング
12 月
19,20
日
12 月
19 日
第 4 回計算数学研究
会
20 日
1月
10 日
17 日
18 日
24 日
次年
度
佐藤彰洋(数理・助手) 生天目章氏(防衛大
学校・教授)
エージェントシミュレーション手法と
モデリング方法について,計算事例を紹
介する. また、エージェントシミュレー
ションで使用するアルゴリズムや, エ
ージェントモデルによる並列計算,並列
コンピューティングについて述べる.
特別講義:
正しいBLASの
使い方
後藤和茂氏(テキサス大
学・助手)
BLASの機能・最適化手法の解説及び
限界、プロファイラを使用したチューニ
ングの指針
事例研究7:
高速多重極法とそ
の計算力学への応
用
実習3:
大谷佳広(複雑系・D2)
西村直志(複雑系・教授)
福井卓雄氏(福井大 高速多重極法のコンピューティング的
学・工学研究科・原 な側面について述べ,工学における種々
子力・エネルギー安 の応用を概説する.
全工学専攻・教授)
詳細は、web を参照
事例研究8:
離散最適化アルゴ
リズム
永持 仁(数理・教授)
品野勇治氏(東京農
工大学大学院共生
科学技術研究院・助
教授)
特別講義:
Theory and
Practice of Graph
Drawing,
Visualisation and
Analysis of Large
and Complex
Networks
講義4:
多倍長計算の構築,
利用と課題
Seok-Hee Hong 氏
(University of Sydney
and NICTA, Australia)
藤原宏志(複雑系・助手)
浮動小数点演算における丸め誤差の問
題と多倍長計算による解決例を述べる。
また、スーパーコンピュータ HPC2005
において FORTRAN, C++ 言語で利用可
能な多倍長計算ライブラリの設計と実
装紹介する。これら計算ライブラリの整
備に加え、スペクトル法にもとづく高精
度離散化手法についてもふれ、数値的に
不安定な問題に対する高精度数値計算
の実現と課題について述べる。
事例研究:
連続最適化におけ
る並列計算
山下信雄(数理・助教授)
山川栄樹氏(関西大
学・工学部システム
マネジメント工学
科・助教授)
太田快人(数理・教授) 井村順一氏(東京工
業大学・教授)
連続最適化における代表的な並列計算
手法の講義.制約なし最小化問題,2 次
計画問題,多品種輸送問題に適用した事
例の報告
シミュレーションに基づく故障診断機
構を有するスーパバイザを用いた切替
制御系の構築方法を研究する.
事例研究:
固体、液体における
分子運動のシミュ
レーション
金子豊(複雑系・助手) (未定)
固体、液体中の原子、分子の振舞いを調
べるシミュレーション法として、分子動
力学法とモンテカルロ法の基礎と応用
について解説する。
「情報学展望」
シミュレーション
科学展望
船越満明(複雑系・教授)
中村佳正(数理・教授)
他未定
事例研究:
スーパバイザを用
いた故障診断と制
御
次年
度
複数の矩形を最小サイズの矩形容器に
パッキングする仕方を厳密に計算する
アルゴリズムを分枝限定法に基づいて
設計する.
イニシアティブ助手
木村欣司(数理・助手)
イニシアティブ事務
岩間陽子(学術・管理掛)
イニシアティブ RA
イニシアティブ TA
遠藤慶一(システム・D2) 後藤佑介(システム・M2)
日下部忠繁(学術・管理掛)
今道貴司(数理・D1)
酒井 洋(数理・M1)