高校生の体型意識が健康や食生活に及ぼす影響～共学の女子高生に着目して～山口結衣（生涯スポーツ学科指導教員キーワード：ダイエット体型意識健康学校スポーツコース）谷川尚己食育体型願望 1．緒言現代の若者は外見に対する関心が高く，子生徒の方が異性を意識するため強くなっ常に自分の「理想の体型」を追求している．たものと考えられる．健康問題に関しては特に女性はよりスリムな体型を追い求める月経不順・貧血・便秘などの症状も多く疲傾向にあると報告されている．ダイエットれやすいと回答している生徒も多かった．行動の習慣化により多くのマスメディアがまた朝食・夕食の欠食が多くダイエット経ダイエット・美容などの関連商品を取り上験のある生徒はほとんどが食事制限をしてげている．それらは，若い女性に広く浸透ダイエットを行っていると回答していたこしており，誰でも簡単にダイエットができとから，間違った体型意識の認識から痩身るという印象や痩せている女性は魅力的で願望が強くなり，食生活や健康に影響を及美しいというイメージを若者に与えている．ぼしていると考えられる．また、食・健康・最近ではそれらが低年齢化し，成長期であダイエットに関しての十分な知識がないまる中学生や高校生にも関心が高まっている．まダイエットを行っていることが明らかとこれにより，食事制限や欠食など食生活のなった．乱れ、摂食障害など多くの健康問題を引き 4．まとめ起こしている．共学の女子高校生は男子高校生と生活す本研究は現代の高校生の体型意識が健康る中で異性を意識するため、女子高の女子や食生活にどのような影響を与えているか高校生より不必要な痩身願望を抱く生徒がを調査し，学校現場での食育の重要性を検多く，「理想の体型」を追求することで，食討するものである．事制限を行い食生活の乱れが生じている． 2．研究方法また，これらは健康問題を引き起こす原因滋賀県内の共学の女子高生を対象に生活となり，食を自分で選び決定していく時期習慣・体型意識・食生活・食育についてのにある高校生に対して食の重要性，食・健アンケート調査を行い，女子高の女子高生康・ダイエットに関する知識を十分に理解を対象に行われた健康・食生活・体型意識させる必要がある．そのため学校現場では調査と比較検討する．早い時期から自分の体型・適正体重を認識 3．結果・考察させ，望ましい食生活や健康な体で生活を対象者の BMI 判定は，痩せ群 30.5％、送るための食育・健康指導を継続的にして普通群 62.3％、肥満群 7．3%であり女子高いくことが重要である．での研究より痩せ群が 2 倍以上多い結果で 5．引用・参考文献あった。また，自己の適正体重についての小田光子,田中愛子(2011):女子高校生認識も低く不必要な痩せ願望を抱いている．の体型意識が健康や食生活に及ぼす影響これらは女子高の女子生徒より，共学の女について(46):39-51