8月号 (ぶんか社 2016年7月8日発売) 掲載記事

ドイツ車のプロはどう評価するのか!?
株式会社 ヤナセオートシステムズ
武田敏温氏
「これまで使っていたショックは交換した
後の実感があまり得られず、古いクルマだ
からこんなもんかな、という気持ちで乗っ
ていました。でも、
モンローに換えてみると、
今まで気になっていた低速時の不快感が
なくなり、
快適に走れるようになりました」
ドイツの自動車メーカーに純正品を供給するサプライ
ヤーであるモンロー。そこで得たノウハウをアフター
向け製品にもフィードバックしている。ドイツ車用の
ラインナップも豊富にある。
Produced by TENNECO JAPAN
MONROE Reflex
テネコジャパン株式会社
TEL.045-285-5221
補修用ショックアブソーバとして、テネコ
ジャパンからリリースされているモンロ
ー・リフレックス。他メーカーにはない、
メ
カニズムのポイントになっているのが多
彩なリーフバルブである。これはショッ
クの減衰力を左右する重要な部品であり、
動き出しや伸び縮みの折り返しなど微低
速域であってもショックの抜けを作らな
いためのもの。さらに100年の歴史で培
った技術とノウハウによって、絶妙なセッ
ティングを実現している。
オリジナルのバランスを
崩さすに性能アップ
がある。だが、消耗は確実に進んで
足回りが劣化したまま乗り続ける
と、それに慣れてしまうという傾向
おり、とくにショックアブソーバは代
換が必要になる部品であり、劣化を
表的な消耗品のひとつ。定期的な交
放置しておくと乗り心地が悪くなる
だけではなく、走行安定性にも支障
をきたし、安全性も損なってしまう
のだ。そのクルマが持つ本来の走行
とっても、まず手始めにメンテナンス
フィーリングを求めるクルマ好きに
しておくべきなのがショックアブソ
ーバなのである。
補修用のショックアブソーバとし
て、テネコジャパンからリリースされ
ズムについては上のカコミを確認し
ているモンロー・リフレックス。メカニ
ままに、
モンローが誇る最新技術によ
てほしいが、オリジナルの良さをその
って足回りをレストアできる。純正
能アップできることも、
モンロー・リフ
● 住所:神奈川県横浜市都筑区川向町1117
● URL:http://www.yanase-autosystems.co.jp/
株式会社 ヤナセオートシステムズ
http://www.monroejp.com/
モンロー・リフレックス
のバランスを崩さずにトータルで性
レックスの強みと言える部分だ。
そうなると気になってくるのが、
実際に装 着した印 象。今回はヤナ
セオートシステムズに協力してもら
い、モンロー・リフレックスのインプレ
サンプルカーは 年式メルセデス・ベ
ッションをしてもらうことになった。
ンツE320で、
走行距離は 万㎞を
とも、その技術の裏 付けと言える。
供給しているサプライヤーであるこ
ックス。自動車メーカーに純正品を
ドイツ車のプロも納得のフィーリ
ングを実現しているモンロー・リフレ
ているのだと思います﹂
にもモンローの最新技術が生かされ
るのが分かります。こういった部分
しっかりとボディを支えてくれてい
ンチェンジの時の揺り返しが少なく、
高速道路も走ってみると、
例えばレー
モンローの技術を体感できましたね。
時でも減衰に抜けを作らないという
ソフトになってとても快適に。低速
モンローに交換した後は乗り心地が
があまり感じられなかったのですが、
りました。私としても交換後の効果
心地が悪いと話してくれたことがあ
街中など低速で走っている時に乗り
が、
これまで装着していたショックは、
﹁このクルマは妻も使っているのです
した後の印象について聞いてみた。
ナーである武田氏にモンローに交換
超えた多走行車である。早速、オー
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がモンローを選ぶ理由になっている。
ヤナセが誇るネットワークを駆使しな
がら事業を展開。輸入車用の部品やメ
ーカー認定のボディショップ、
リビルト
パーツの販売などを手掛けている。
足回りの基本メンテナンスであるショックアブソーバの交換。
モンローのショックはオリジナルの良さをそのままに、
現代の最新技術を採用したものだ。
ここではドイツ車のプロにその実力を試してもらった。
ヤナセオートシステムズの長瀬氏とショック
について話し込む武田氏。長瀬氏もモンロー
のショックを高く評価している。
首都圏BP営業部 BPセンター横浜 所長
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こういった安心感の高さもユーザー
取材
協力
多走行車の足回りを
モンローで復活させる
N
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S
E
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街中&高速道路で交換後の違いをインプレッション
大切な愛車の足回りを最新技術でレストア!
MECHANISM
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